前英海軍提督「アサド大統領は嫌な男だが、ダーイシュ(イスラーム国)と戦い、打ち負かすことを優先させるべきだ」(2015年6月29日)

前英国海軍提督のアラン・ウェスト卿は、地元ラジオ局のインタビューで、ダーイシュ(イスラーム国)を壊滅するためにシリアのアサド政権と協力すべきだと述べた。

ウェスト卿は「彼(アサド大統領)は嫌な男だが、ISIL(ダーイシュ)はシリアに安全な避難場所を得てしまっている…。このテロ組織と戦い、打ち負かすことを優先させるべきだ」と述べた。

ARA News(6月29日付)などが伝えた。

AFP, June 29, 2015、AP, June 29, 2015、ARA News, June 29, 2015、Champress, June 29, 2015、al-Hayat, June 30, 2015、Iraqi News, June 29, 2015、Kull-na Shuraka’, June 29, 2015、al-Mada Press, June 29, 2015、Naharnet, June 29, 2015、NNA, June 29, 2015、Reuters, June 29, 2015、SANA, June 29, 2015、UPI, June 29, 2015などをもとに作成。

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ダルアー市でシリア軍とヌスラ戦線、自由シリア軍からなる「南部の嵐の戦い」作戦司令室の攻防続く(2015年6月29日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市の制圧をめざすシャームの民のヌスラ戦線、自由シリア軍南部戦線など「南部の嵐の戦い」作戦司令室が、同市マンシヤ地区などで、シリア軍と交戦した。

この戦闘で、ナワー殉教者旅団の司令官が負傷し、死亡した。

「南部の嵐の戦い」作戦司令室に所属する武装集団はまた、アトマーン村郊外のシリア軍拠点を砲撃、これに対してシリア軍はタファス市、ブスル・ハリール市を「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(6月29日付)によると、ダルアー市ウマリー・モスク一帯、ヨルダン通り、トゥッラービーヤ広場一帯、ビイル・シヤーフ地区、マンシヤ地区、ヌアイマ村、西ガーリヤ村、タファス市、ヤードゥーダ村、ガラズ刑務所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ハウラーン殉教者大隊、ムウタッズ・ビッラー旅団、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月29日付)によると、反体制武装集団がフッス山にあるSyriatelを拠点としていたシリア軍を襲撃し、士官1人を含む兵士10人を殺害した。

またアレッポ市西部のハラブ・ジャディーダ地区一帯、旧市街(アレッポ城)一帯で、シリア軍、国防隊(バアス大隊など)、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団(パレスチナ人)が、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(6月29日付)によると、アレッ市ジュッブ・クッバ地区、ブアイディーン地区、フィルドゥース地区、マルジャ地区、カースィティールー地区、ハージブ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区をシリア軍が砲撃した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県との県境一帯で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

またシャームの民のヌスラ戦線はタルジャナ村のシリア軍拠点を砲撃、シリア軍と交戦した。

一方、SANA(6月29日付)によると、西サムダーニーヤ村、ハムル丘、タルジャナ村北部、カブア丘で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハラスター市一帯などを空爆する一方、ジュダイダト・アルトゥーズ町郊外の住宅街を強制捜査し、住民数十人を逮捕した。

一方、SANA(6月29日付)によると、バイト・ジン村、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯、ザブディーン村、バハーリーヤ村、ドゥーマー市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区各所をシリア軍が空爆、国防隊、ヒズブッラー戦闘員とともに、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(6月29日付)によると、ジャウバル区をシリア軍が空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月29日付)によると、ブサンクール村、カンスフラ村、ハーン・シャイフーン市、タマーニア町をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 29, 2015、AP, June 29, 2015、ARA News, June 29, 2015、Champress, June 29, 2015、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2015、al-Hayat, June 30, 2015、Iraqi News, June 29, 2015、Kull-na Shuraka’, June 29, 2015、al-Mada Press, June 29, 2015、Naharnet, June 29, 2015、NNA, June 29, 2015、Reuters, June 29, 2015、SANA, June 29, 2015、UPI, June 29, 2015などをもとに作成。

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ハサカ市でシリア軍、YPGがダーイシュ(イスラーム国)放逐を進める(2015年6月29日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市ヌシューワ地区(南部)、グワイラーン地区(南東部)で、ダーイシュ(イスラーム国)が3台の車を自爆させ、シリア軍兵士、国防隊隊員少なくとも12人が死亡した。

SANA(6月29日付)によると、ダーイシュは東グワイラーン地区で2度にわたり自爆攻撃を行い、2人が死亡、多数が負傷したが、3度目の自爆攻撃はシリア軍によって阻止されたという。

しかし、シリア軍、国防隊は市内での戦闘でダーイシュ戦闘員9人を殺害、またシリア軍戦闘機がマディーナ・リヤーディーヤ一帯、ヌシューワ地区を空爆した。

シリア人権監視団によると、シリア軍はダーイシュが侵攻した南部、南東部の主要な住宅街を奪還することには成功したが、同市からダーイシュを完全に放逐するには至っていないという。

一方、ARA News(6月29日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊は、ダーイシュとの戦闘の末にアズィーズィーヤ地区、タラーイア地区、サーリヒーヤ地区を制圧し、アブー・アムシャ地区に進軍し戦闘を続けた。

このほか、SANA(6月29日付)によると、ハサカ市マンシヤ地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた県内各所でダーイシュの拠点に対して空爆を行った。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が米国による空爆の援護を受けて、タッル・アブヤド市南部郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダーイシュ・メンバー9人を殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマヤーディーン市で男性1人を斬首、その後、1日間にわたって張り付けにして放置した。

またダーイシュはこの男性以外にも、道路閉鎖、麻薬密売などの罪で男性4人を処刑したという。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)ハイル州(ダイル・ザウル県のこと)広報局は声明を出し、マリーイーヤ村を空爆していたシリア軍戦闘機をダイル・ザウル航空基地上空で撃墜したと主張した。

他方、SANA(6月29日付)によると、マリーイーヤ村、ジャフラ村をシリア軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル・ガス採掘所一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯でシリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(6月29日付)によると、ウンク・ハワー村、アイン・フサイン村、カフルラーハー市、バルグースィーヤ村、ムシャイリファ村、東サラーム村、アブー・アラーヤー村、ラジャム・カスル村、ラジュム・アーリー村、アブー・ジャリース村、ラスム・ハミーダ村、ウンム・サフリージュ村、ウンム・リーシュ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、ジャズル・ガス採掘所一帯、バルアース村、タドムル市一帯、ファースィダ村、ジバーブ・ハマド村、ザアフラーナ村を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(6月29日付)によると、ウカイリバート町、ジャニー・アルバーウィー村をシリア軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、6月29日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は9回におよび、ラッカ市近郊(1回)、ハサカ市近郊(7回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, June 29, 2015、AP, June 29, 2015、ARA News, June 29, 2015、Champress, June 29, 2015、al-Hayat, June 30, 2015、Iraqi News, June 29, 2015、Kull-na Shuraka’, June 29, 2015、al-Mada Press, June 29, 2015、Naharnet, June 29, 2015、NNA, June 29, 2015、Reuters, June 29, 2015、SANA, June 29, 2015、UPI, June 29, 2015などをもとに作成。

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ハサカ市でシリア軍、YPGがダーイシュ(イスラーム国)への反転攻勢を続ける(2015年6月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団、ARA News(6月28日付)によると、シリア軍、国防隊が、ハサカ市内のヌシューワ地区(スーク・ガナム(羊市場)一帯)、ハサカ中央刑務所一帯(グワイラーン地区)に進軍し、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同地を砲撃する一方、ハサカ市東部一帯では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュと交戦し、アズィーズィーヤ地区、ガズル地区を制圧した。

人民防衛隊はまた、タッル・ブラーク町郊外でダーイシュと交戦し、3カ村を制圧した。

一方、ARA News(6月28日付)によると、ラアス・アイン市内にある人民防衛隊の事務所前で爆弾を積んだオートバイが自爆し、隊員3人が負傷した。

さらに、ハサカ市ガズル地区でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の追撃を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

これに対して、ダーイシュはグワイラーン地区で爆弾を積んだ車で自爆攻撃を行い、2人が死亡したという。

他方、人民防衛隊のライドゥール・ハリール報道官は、人民防衛隊の戦闘参加に関して『ハヤート』(6月29日付)に対し、シリア政府との間で共闘の合意がなされたとの一部情報を否定、こうした情報が「コバニ(アイン・アラブ)市、タッル・アブヤド市、第93旅団基地での人民防衛隊の勝利に乗じようとする噂」と批判した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がハマー市・アスリヤー間の街道に位置するシャイフ・ヒラール村のシリア軍の検問所3カ所を相次いで襲撃し、シリア軍兵士、国防隊隊員74人を殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ガザル村一帯で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

また有志連合はトルコ国境に位置するジャラーブルス市に近いアマールナ村、マクラア村一帯、そしてアイン・アラブ市西部郊外のシュユーフ・ファウカーニー町一帯のダーイシュ拠点を空爆し、ダーイシュ戦闘員16人が死亡した。

またシュユーフ・ファウカーニー町一帯では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュと交戦し、ダーイシュ戦闘員8人が死亡した。

クッルナー・シュラカー(6月29日付)によると、ダーイシュはこの攻撃を受け、シュユーフ・ファウカーニー町から撤退した。

一方、SANA(6月28日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合と思われる戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるラッカ市北部のハズィーマ交差点地区一帯を空爆した。

またタッル・アブヤド市南部郊外では、有志連合の航空支援を受けた西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュと交戦し、ダーイシュ戦闘員6人が死亡した。

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スワイダー県では、SANA(6月28日付)によると、シリア軍はサアド遺跡方面からブサイナ丘に潜入しようとしたダーイシュ(イスラーム国)を撃退する一方、カスル村一帯でダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月28日付)によると、ラジャム・カスル村、ラジャム・アーリー村、アブー・ジャリース村、ワーディー・マースィク、ジバーブ・ハマド村、ムシャイリファ村、ラスム・ハミーダ村、ウンム・サフリージュ村、ウンム・リーシュ村、ジャズル・ガス採掘所一帯、ウンム・ジャーミア村、マクサル・ヒサーン村、ジュッブ・ジャッラーフ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、6月28日午前8時から29日午前8時までの24時間にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して23回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は6回におよび、ラッカ市近郊(1回)、ハサカ市近郊(1回)、アイン・アラブ市近郊(4回)、タッル・アブヤド市近郊(2回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, June 28, 2015、AP, June 28, 2015、ARA News, June 28, 2015、June 29, 2015、Champress, June 28, 2015、al-Hayat, June 29, 2015、Iraqi News, June 28, 2015、Kull-na Shuraka’, June 28, 2015、al-Mada Press, June 28, 2015、Naharnet, June 28, 2015、NNA, June 28, 2015、Reuters, June 28, 2015、SANA, June 28, 2015、UPI, June 28, 2015などをもとに作成。

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ダルアー市攻略をめざすヌスラ戦線、自由シリア軍など「南部の嵐の戦い」の作戦司令室をタフリール旅団が襲撃、ダマスカス市街地に迫撃砲弾が着弾(2015年6月28日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動、自由シリア軍南部戦線などがダルアー市に設置した「南部の嵐の戦い」作戦司令室本部をジハード主義武装集団が攻撃し、本部にいた複数名が負傷、また本部の外に駐車されていた車複数台が破壊された。

クッルナー・シュラカー(6月28日付)によると、作戦司令室を攻撃したのは、タフリール旅団を名乗る武装集団で、「司令官らの殺害が目的ではなく、司令官らを脅迫し、行動を促し、作戦司令室から戦場に彼らを駆り立てようとした」のだという。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(6月28日付)によると、ダルアー市攻略に向け「南部の嵐の戦い」作戦を継続する「革命家」(自由シリア軍南部戦線、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団)が、ダルアー市郊外のマディーナ・リヤーディーヤ地区に対してロケット弾攻撃を行い、パノラマ兵舎に設置されていたシリア軍作戦司令室を破壊、司令官の1人ニダール・スライマーン准将らを殺害した。

クッルナー・シュラカー(6月28日付)によると、シリア軍はこれに対して、ハウラーン法務局が刑務所として利用していた建物を「樽爆弾」などで空爆し、シリア政府に協力したとして拘置されていた収監者、窃盗犯、殺人犯ら多数が脱走、またシリア人権監視団によると、シリア軍はブスル・ハリール市一帯に対しても砲撃を行った。

なお、シリア人権監視団によると、25日に本格化したダルアー市での攻防戦では、ヌスラ戦線側の戦闘員70人、シリア軍側の兵士・戦闘員34人が死亡しているという。

他方、SANA(6月28日付)によると、シリア軍がダルアー市北東部郊外のシャイフ・フサイン丘でシャームの民のヌスラ戦線の戦闘員ら数十人を殲滅し、同地を制圧した。

またダルアー市内の電力会社一帯でハウラーン殉教者旅団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県東グータ地方から反体制武装集団(イスラーム軍)が撃ったと思われる迫撃砲弾1発がアマーラ地区に着弾し、住民4人が死亡、13人以上が負傷した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ハドル村の南西部一帯で、シリア軍、国防隊が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(6月28日付)によると、ジャバーター・ハシャブ村、タルジャナ村、アフマル丘一帯、クナイトラ市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、サアラ航空基地に近いシャイフ・フサイン丘一帯で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦、またシリア軍はカスル村一帯を砲撃した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がキスワ市郊外農園地帯を砲撃する一方、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

またシリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員は、ザブディーン村・ダイル・アサーフィール市回廊で交戦した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、フーシュ・ハッジュー村、マシュラファ村一帯で、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、シリア軍が同地一帯を砲撃した。

一方、SANA(6月28日付)によると、ザアフラーナ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ヒムス軍団、ファールーク大隊の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハージブ村、マギーラート・シブリー村を「樽爆弾」で空爆する一方、ワディーヒー村近郊のマフルーカート丘一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団(パレスチナ人)がジハード主義武装集団と戦闘を続けた。

またアレッポ市内では、シリア軍、バアス大隊が、ハーリディーヤ地区、ライラムーン・シャイハーン回廊、サラーフッディーン地区でジハード主義武装集団と交戦した。

このほか、アレッポ市ハラク地区をシリア軍が「樽爆弾」で空爆し、子供4人と女性1人を含む7人が死亡した。

一方、SANA(6月28日付)によると、アアザーズ市、ウワイジャ地区、タームーラ村、シャワーヤー丘、ファーフィーン村、ナイラブ航空基地西部、アレッポ市ザバディーヤ地区、ハナーヌー地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(6月28日付)によると、ジャンナト・クラー村、アイン・ハンムラー村、カストゥーン村、フワイジャ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月28日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、マジャース村、タッル・サラムー村、ウンム・ジャリーン村をシリア軍が空爆し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、ARA News(6月28日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線がインターネットを通じて声明を出し、ダーナー市などの支配地域の裕福な住民に対して、ザカートを支払うよう通達し、資金面での支援を求めた。

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ラタキア県では、SANA(6月28日付)によると、ザーヒヤ山一帯、カトフ・ルンマーン村、サルマー町、カスブ村、ダルーシャーン村、ラウダ村、キンサッバー町一帯をシリア軍が攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 28, 2015、AP, June 28, 2015、ARA News, June 28, 2015、Champress, June 28, 2015、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2015、al-Hayat, June 29, 2015、Iraqi News, June 28, 2015、Kull-na Shuraka’, June 28, 2015、al-Mada Press, June 28, 2015、Naharnet, June 28, 2015、NNA, June 28, 2015、Reuters, June 28, 2015、SANA, June 28, 2015、UPI, June 28, 2015などをもとに作成。

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YPGが声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)によるアイン・アラブ市奇襲の詳細を公表(2015年6月28日)

西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊は声明を出し、25日のダーイシュ(イスラーム国)によるアイン・アラブ市奇襲・侵入の詳細を公表した。

同声明によると、「傭兵」(外国人)からなるダーイシュ戦闘員が25日早朝、「自由シリア軍」の軍服を着て、「革命旗」(委任統治領シリアの旗)を掲げてスィッリーン町方面からアイン・アラブ市南部から市内中心部に侵入する一方、トルコ国境(ミュルシトプナル国境通行所)からも別働隊が市内北部に侵入したという。

アイン・アラブ市に潜入したダーイシュ戦闘員の数は80~100人におよび、市内中心部に着くや、女性、子供、老人、そして男性数十人を殺害し、民間人数十人を人質にとったという。

これを受け、人民防衛隊、女性防衛部隊、そしてアサーイシュが大規模な掃討作戦を開始し、3日間の戦闘でダーイシュ戦闘員のほとんどを殲滅、1人を逮捕、7人がトルコ領内に、8人がアイン・アラブ市南部に敗走したという。

アイン・アラブ市南部に敗走したダーイシュ戦闘員8人はその後、人民防衛隊により全員殺害されたという。

3日間に及ぶ戦闘では、民間人233人が死亡(うちアイン・アラブ市での死者は210人、バルフ・ブーターン村での死者は23人)、273人が負傷したという。

AFP, June 28, 2015、AP, June 28, 2015、ARA News, June 28, 2015、Champress, June 28, 2015、al-Hayat, June 29, 2015、Iraqi News, June 28, 2015、Kull-na Shuraka’, June 28, 2015、al-Mada Press, June 28, 2015、Naharnet, June 28, 2015、NNA, June 28, 2015、Reuters, June 28, 2015、SANA, June 28, 2015、UPI, June 28, 2015などをもとに作成。

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トルコ軍参謀長はダウトオール首相によるシリアへの軍事侵攻計画を拒否(2015年6月27日)

『ヒュッリイェト』(6月27日付)などは、トルコ軍の複数の消息筋の話として、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、ダーイシュ(イスラーム国)の主要拠点の一つでトルコ国境に位置するタッル・アブヤド市(ラッカ県)を制圧したことを受けて、18日にアンカラで開かれたトルコの安全保障会議で、アフメト・ダウトオール首相が、シリアのクルド人勢力の勢力拡大を阻止するためジャラーブルス市(アレッポ県)一帯、マーリア市一帯へのトルコ軍の介入を主張、これに対してネジュデト・オゼル参謀長が拒否していたことを明らかにした。

『ハヤート』(6月28日付)が伝えた。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、シリア北部での西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と有志連合の連携に関して「いかなる代償を払おうと、クルド国家の樹立を認めることはない。こうした話をとくに西側諸国に向けて行いたい」と述べた。

AFP, June 27, 2015、AP, June 27, 2015、ARA News, June 27, 2015、Champress, June 27, 2015、al-Hayat, June 28, 2015、Iraqi News, June 27, 2015、Kull-na Shuraka’, June 27, 2015、al-Mada Press, June 27, 2015、Naharnet, June 27, 2015、NNA, June 27, 2015、Reuters, June 27, 2015、SANA, June 27, 2015、UPI, June 27, 2015などをもとに作成。

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ダルアー市でシリア軍がヌスラ戦線、自由シリア軍などからなる「南部の嵐の戦い」武装集団と交戦(2015年6月27日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市で、シリア軍、国防隊が、「南部の嵐の戦い」作戦を進める自由シリア軍南部戦線、シャームの民のヌスラ戦線などとの戦闘を継続した。

25日に本格化したこの戦いでの死者数は91人(反体制武装集団60人、シリア軍18人、民間人11人)にのぼるという。

シリア軍はまた、タファス市、ヌアイマ村、ジーザ町、アルマー町一帯、ヤードゥーダ村、ナスィーブ村を空爆・砲撃、ナスィーブ村では子供4人、女性6人を含む11人が死亡したという。

一方、SANA(6月27日付)によると、ダルアー市各所、ヤードゥーダ村、ナスィーブ村、イブタア町、ヌアイマ村、タッル・シハーブ町、ガラズ刑務所一帯、タファス市・アトマーン村街道、アルマーで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ワディーヒー村近郊のマフルーカート丘一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団(パレスチナ人)が、ジハード主義武装集団と交戦した。

クッルナー・シュラカー(6月27日付)によると、この戦闘でジハード主義武装集団はマフルーカート丘を制圧したという。

一方、SANA(6月27日付)によると、バンーン・フッス村、マギーラート・シブリー村、ハーン・トゥーマーン村、ハーン・アサル村、マンスーラ村、ダイル・ハーフィル市、ヒルバト・マアースィル村、スヌーバル丘、ファーフィーン村、アアザーズ市、アレッポ市ライラムーン地区、アンサーリー地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がカラムーン地方無人地帯でシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦、シリア軍が同地を砲撃した。

一方、SANA(6月27日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、カラムーン地方北部(ジャルジール村)無人地帯、ザバダーニー市一帯、ドゥーマー市、アイン・タルマー村、ザマルカー町を空爆し、ヌスラ戦線、イスラーム軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月27日付)によると、アイン・フサイン村、カフルラーハー市、カワースィヤ村、ラスタン市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(6月27日付)によると、カスタル村、ハマーディー・ウマル村、ハッダージュ村、ラスム・アドゥール村、アイドゥーン村などをシリア軍が空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月27日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、マジャース村、タッル・サラムー村、ラアフィーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(6月27日付)によると、サラヤー村、フルワ村、バイト・イブリク村、ラウダ村、カスブ村、ダルーシャーン村、サルマー町一帯をシリア軍が空爆し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 27, 2015、AP, June 27, 2015、ARA News, June 27, 2015、Champress, June 27, 2015、al-Hayat, June 28, 2015、Iraqi News, June 27, 2015、Kull-na Shuraka’, June 27, 2015、al-Mada Press, June 27, 2015、Naharnet, June 27, 2015、NNA, June 27, 2015、Reuters, June 27, 2015、SANA, June 27, 2015、UPI, June 27, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPGがアイン・アラブ市からダーイシュ(イスラーム国)を再び放逐(2015年6月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市でトルコ領内から25日に潜入したとされるダーイシュ(イスラーム国)を西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が撃破、アイン・アラブ市全土を再び完全制圧した。

人民防衛隊のライドゥール・ハリール報道官によると、アイン・アラブ市で撃破されたダーイシュ戦闘員のうち8人ほどが、トルコ領内に敗走したという。

人民防衛隊はアイン・アラブ市南部および南西部でダーイシュ戦闘員と交戦、有志連合もアイン・アラブ市南部郊外のスィッリーン町交差点一帯のダーイシュ拠点を空爆、人民防衛隊を援護した。

このほかにも、アイン・アラブ市西部のシュユーフ・ファウカーニー町近郊のユーフラテス川東岸一帯で人民防衛隊とダーイシュが交戦、有志連合が援護空爆を行った。

有志連合の空爆などでダーイシュ戦闘員18人が死亡した。

アイン・アラブ市一帯での3日間におよぶ戦闘では、民間人約200人、人民防衛隊・アサーイシュ隊員16人、ダーイシュ戦闘員54人が死亡した。

死亡した民間人のほとんどが、ダーイシュによって「虐殺」されたという。

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米中央軍(CENTCOM)は、6月27日午前8時から28日午前8時までの24時間にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して27回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は17回におよび、アレッポ市近郊(5回)、アイン・アラブ市近郊(9回)、タッル・アブヤド市近郊(3回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, June 27, 2015、AP, June 27, 2015、ARA News, June 27, 2015、Champress, June 27, 2015、al-Hayat, June 28, 2015、Iraqi News, June 27, 2015、Kull-na Shuraka’, June 27, 2015、al-Mada Press, June 27, 2015、Naharnet, June 27, 2015、NNA, June 27, 2015、Reuters, June 27, 2015、SANA, June 27, 2015、UPI, June 27, 2015などをもとに作成。

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ハサカ市でのシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)の戦闘にYPGが参戦(2015年6月27日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、25日にハサカ市内に侵攻したダーイシュ(イスラーム国)に対し、シリア軍、国防隊が反転攻勢を開始した。

クッルナー・シュラカー(6月27日付)、ARA News(6月27日付)によると、シリア軍、国防隊はこれにより、グワイラーン地区、ハムル・ヴィーラート地区の複数カ所を奪還し、ダーイシュは東ヌシューワ地区から撤退する一方、シリア軍は西ヌシューワ地区、ハムル・ヴィーラート地区、サカン・シャバービー地区、グワイラーン地区一帯を空爆・砲撃した。

また、クッルナー・シュラカー(6月27日付)によると、26日晩、東部地区(ダイル・ザウル県一帯)でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の指揮をとっているイサーム・ザフルッディーン准将とムハンマド・ハドゥール准将が、ハサカ市でのダーイシュ掃討を支援するために同市南部戦線のシリア軍、国防隊の拠点を視察した。

しかし、ドゥラル・シャーミーヤ(6月27、28日付)によると、ダーイシュはハサカ市内で進軍を続け、シリア軍が撤退したアズィーズィーヤ地区、ガズル地区に侵攻、またグワイラーン地区、市内中心部に続く橋に面したグワイラーン丘、さらには国防隊が拠点として使用していたハサカ市内のマディーナ・リヤーディーヤを制圧した。

これを受け、シリア政府とハサカ市を分割統治する西クルディスタン移行期民政局の人民防衛隊が戦闘に参加、アズィーズィーヤ地区一帯でダーイシュと交戦した。

なお、クッルナー・シュラカー(6月27日付)は、人民防衛隊は、ハサカ市での参戦の条件として、第123連隊基地の受け渡しなどを骨子とする条件をシリア軍側に提示したと報じた。

同報道によると、人民防衛隊が提示した条件とは以下の通り:①カウカブ山の第123連隊基地を明け渡す、②シリア軍はハサカ市内の政府関連庁舎のみに駐留する、③人民防衛隊のみが同地域に展開し、指揮権を掌握する、④シリア軍、サナーディード軍、ムハンマド・ファーリス氏らが率いる国防隊のすべての重火器を人民防衛隊に引き渡す。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合がダーイシュ(イスラーム国)の軍事拠点の一つ第17師団基地一帯、フルースィーヤ検問所一帯(ラッカ市北部)を空爆、ダーイシュ戦闘員6人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県北部(アアザーズ市一帯)のジハード主義武装集団支配地域に燃料の搬入を許可した。

一方、SANA(6月27日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラーン村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団とシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団が交戦した。

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スワイダー県では、SANA(6月27日付)によると、ラジャム・ダウラ村一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月27日付)によると、ワーディー・マースィク一帯、アブー・ジャリース村、ジバーブ・ハマド村、ムシャイリファ村、ラスム・ハミーダ村、ウンム・サフリージュ村、ウンム・リーシュ村、タドムル市一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(6月27日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、25万米ドル相当を横領したシリア軍離反士官でダーイシュ内の戦闘部隊(軍事評議会)の司令官を務めるムニール・マタル・ハンムード・アフマド大佐およびその部下多数を戦闘員を逮捕した。

AFP, June 27, 2015、AP, June 27, 2015、ARA News, June 27, 2015、Champress, June 27, 2015、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2015、al-Hayat, June 28, 2015、Iraqi News, June 27, 2015、Kull-na Shuraka’, June 27, 2015、June 28, 2015、al-Mada Press, June 27, 2015、Naharnet, June 27, 2015、NNA, June 27, 2015、Reuters, June 27, 2015、SANA, June 27, 2015、UPI, June 27, 2015などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領は、アイン・アラブ市に対するダーイシュ(イスラーム国)の攻撃への関与を強く否定(2015年6月26日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は25日晩、ダーイシュ(イスラーム国)がトルコ領から行ったとされるアイン・アラブ市への奇襲に関して、「コバネ(アイン・アラブ市)の無垢の民間人を狙ってダーイシュが行った不名誉な攻撃を非難する」と述べた。

エルドアン大統領は、ダーイシュ戦闘員がトルコ領のミュルシトプナル国境通行所を経由してシリア領のアイン・アラブ市に潜入したとする情報に関して「トルコとテロ路士気を結びつける資格がある者など誰もいない」と反論した。

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しかし、国民民主主義党(HDP)のフィゲン・ユクセクダー共同党首は「こうしたことは新しいことではない。ダーイシュは以前から、トルコ領を利用してシリアに出入りしていた。証拠はたくさんある…。トルコ政府は何年もダーイシュを支援してきた。今日起きた殺戮は、こうした支援の一環だ」と述べた。

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一方、トルコ外務省は、メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣がジョン・ケリー米国務長官と電話会談を行い、アイン・アラブ市へのダーイシュ(イスラーム国)の奇襲への対応について意見を交わしたと発表した。

AFP, June 26, 2015、AP, June 26, 2015、ARA News, June 26, 2015、Champress, June 26, 2015、al-Hayat, June 27, 2015、Iraqi News, June 26, 2015、Kull-na Shuraka’, June 26, 2015、al-Mada Press, June 26, 2015、Naharnet, June 26, 2015、NNA, June 26, 2015、Reuters, June 26, 2015、SANA, June 26, 2015、UPI, June 26, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合がダーイシュ(イスラーム国)とシリア政府の戦火にさらされる住民との連帯を表明(2015年6月26日)

シリア国民反体制勢力国民連立のムハンマド・ヤフヤー・マクタビー事務局長は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)によるアイン・アラブ市への奇襲やダーイシュによるラッカ市のクルド人の強制移住を厳しく非難し、「民間人を人間の盾として利用すること、そしてシリア国民に対するダーイシュとアサド政権の犯罪を非難する…テロ体制とテロ組織の間で包囲される…ハサカ住民とアイン・アラブ住民とともにある」と表明した。

AFP, June 26, 2015、AP, June 26, 2015、ARA News, June 26, 2015、Champress, June 26, 2015、al-Hayat, June 27, 2015、Iraqi News, June 26, 2015、Kull-na Shuraka’, June 26, 2015、al-Mada Press, June 26, 2015、Naharnet, June 26, 2015、NNA, June 26, 2015、Reuters, June 26, 2015、SANA, June 26, 2015、UPI, June 26, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県カラムーン地方東部でダーイシュ(イスラーム国)とアル=カーイダ系組織のヌスラ戦線、イスラーム軍の対立激化(2015年6月26日)

ダマスカス郊外県では、ダーイシュ(イスラーム国)が、イスラーム軍との戦闘の末、アファーイー山一帯を奪還した。

同地は約2週間前にイスラーム軍によって制圧されていた。

また、ダーイシュ・ダマスカス州の広報局は、東カラムーン地方で捕捉したとされるイスラーム軍とシャームの民のヌスラ戦線の戦闘員12人を斬首処刑する映像を配信した。

Kull-na Shuraka', June 26, 2015
Kull-na Shuraka’, June 26, 2015
Kull-na Shuraka', June 26, 2015
Kull-na Shuraka’, June 26, 2015

 

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アレッポ県では、アレッポ・ファトフ作戦司令室のヤースィル・アブドゥッラヒーム司令官がクッルナー・シュラカー(6月26日付)に、ダーイシュ(イスラーム国)に対して48時間以内に反体制派支配地域への街道封鎖を解除し、同地への燃料搬入を認めるよう最後通告を出したことを明らかにした。


AFP, June 26, 2015、AP, June 26, 2015、ARA News, June 26, 2015、Champress, June 26, 2015、al-Hayat, June 27, 2015、Iraqi News, June 26, 2015、Kull-na Shuraka’, June 26, 2015、al-Mada Press, June 26, 2015、Naharnet, June 26, 2015、NNA, June 26, 2015、Reuters, June 26, 2015、SANA, June 26, 2015、UPI, June 26, 2015などをもとに作成。

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ダルアー市をめぐるシリア軍とヌスラ戦線、自由シリア軍との攻防戦続く(2015年6月26日)

ダルアー県では、『ハヤート』(6月26日付)によると、25日に「南部の嵐の戦い」開始を宣言したシャームの民のヌスラ戦線や自由シリア軍南部戦線(ヤルムーク軍など)が、ダルアー市内でシリア軍、国防隊との戦闘を続けた。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月26日付)は、ヌスラ戦線や自由シリア軍南部戦線は、市内のラスラーン・ビルを制圧し、国立病院に向けて進軍を続ける一方、シリア軍ダルアー市住民を「人間の盾」として利用し、「革命家」の進軍を阻止しようとしていると伝えた。

また、シリア人権監視団は、ヌスラ戦線や自由シリア軍南部戦線が市内マンシヤ地区にあるシリア軍の拠点に向かって砲撃を行うなどして攻撃を続け、シリア軍兵士・国防隊隊員複数人が死亡したと発表した。

しかし、同監視団によると、過去24時間での戦闘やシリア軍による砲撃で、ジハード主義武装集団戦闘員側34人(司令官を含む)が死亡、またシリア軍はヌアイマ村、イブタア町などに対しても空爆・砲撃を行ったという。

一方、SANA(6月26日付)によると、シリア軍がダルアー市北西部のビータール農場北部を空爆、反体制武装集団の拠点を制圧した。

シリア軍はまた、イブタア町、タファス市を空爆する一方、カフルシャムス町北部のアンタル丘、アルマー町、マハッジャ町、カフル・ナースィジュ村、アトマーン村、ダルアー市国立病院東部、ゼノビヤー学校北部で反体制武装集団と交戦、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はさらに、ダルアー市マンシヤ地区に潜入しようとした反体制武装集団を撃退した。

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クナイトラ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月25日付)によると、ハラムーン軍がハムル丘一帯でシリア軍の攻撃を撃退、またジャバーター・ハシャブ村の「革命家」らが、ハラムーン軍とともにシリア軍の拠点などを砲撃し、ハドル村のドゥルーズ派宗徒からなる民兵、シリア軍と交戦した。

またシリア人権監視団によると、ハムル丘一帯で、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団とシリア軍・国防隊が交戦し、国防隊隊員3人が死亡した。

一方、SANA(6月26日付)によると、ハムル丘一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ハラムーン軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(6月26日付)によると、バイト・ジン村一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、クッルナー・シュラカー(6月27日付)によると、東グータ地方各所でデモが発生し、シャームの民のヌスラ戦線の主導のもとにファトフ軍を結成し、シリア軍による包囲を解除するよう求めた。

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ヒムス県では、SANA(6月26日付)によると、ヒムス市ワアル地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月26日付)によると、ジャンナト・クラー村、サフン丘、タッル・サラムー村、ハーン・シャイフーン市、マジャース村などをシリア軍が空爆し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(6月26日付)によると、イスリヤー村東部、イッズッディーン村、クライブ・サウル村、ジャニー・アルバーウィー村、中カスタル村、サルバー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(6月26日付)によると、ダルーシャーン村、サルマー町をシリア軍が空爆・攻撃し、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(6月26日付)によると、ハーン・アサル村、マンスーラ村、ダイル・ハーフィル市、アレッポ市ラーシディーン地区、ヒルバト・マアースィル村、バンーン・フッス村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 26, 2015、AP, June 26, 2015、ARA News, June 26, 2015、Champress, June 26, 2015、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2015、al-Hayat, June 27, 2015、Iraqi News, June 26, 2015、Kull-na Shuraka’, June 26, 2015、June 27, 2015、al-Mada Press, June 26, 2015、Naharnet, June 26, 2015、NNA, June 26, 2015、Reuters, June 26, 2015、SANA, June 26, 2015、UPI, June 26, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)のカリフ軍がハサカ市完全制圧に向けて自爆戦闘員100人を増強(2015年6月26日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、25日ハサカ市南西部に侵攻したダーイシュ(イスラーム国)が、市内南部の変電所交差点一帯で、シリア軍、国防隊と交戦、シリア軍が同地を空爆・砲撃した。

この戦闘で、ダーイシュはハサカ市南部のペトロール検問所を制圧し、市内と第123連隊基地を結ぶシリア軍の兵站路を遮断、また市内南西部のヴィーラート・フムル地区、アズィーズィーヤ地区マアルーフ学校、そして東部のグワイラーン地区の西側一帯へと制圧地域を徐々に拡大しているという。

また国連シリア事務所によると、ハサカ市(人口約30万)に対するダーイシュの侵攻により、5万人が自宅から市内の別の場所に避難、1万人がトルコ国境に近いアームーダー市方面に避難し、約20万人がアームーダー市やカーミシュリー市方面に避難しようとしているという。

一方、SANA(6月26日付)によると、シリア軍がハサカ市南部郊外のサフル村、サラヤー村、サブア村、ダーウディーヤ村、ハサカ市ヴィーラート・フムル地区のダーイシュ(イスラーム国)拠点などを空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またウムラーン・ズウビー情報大臣は、シリア・アラブ・テレビ(6月26日付)で「武器をとって、ハサカ市の防衛にあたることができる住民はダーイシュに対峙している」と述べた。

他方、クッルナー・シュラカー(6月27日付)によると、グワイラーン地区に侵攻したダーイシュは、同地区にあるハサカ中央刑務所の収監者を解放し、ハサカ県内のダーイシュの主要拠点であるシャッダーディー市に移送したという。

ARA News, June 26, 2015
ARA News, June 26, 2015

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クッルナー・シュラカー(6月26日付)は、チェチェン人など外国人戦闘員からなるダーイシュの精鋭部隊「カリフ軍」が、これまでハサカ市一帯で戦闘を行ってきた「ウィラーヤ軍」に代わって戦闘を指揮し、約100人の自爆戦闘員などからなる増援部隊を派遣し、ハサカ市の完全制圧に向けて準備を進めていると伝えた。

Kull-na Shuraka', June 26, 2015
Kull-na Shuraka’, June 26, 2015

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ヒムス県では、SANA(6月26日付)によると、タドムル市一帯、ワーディー・マースィク村、ジャズル・ガス採掘所一帯、ダール・カビーラ村などをシリア軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、6月26日午前8時から27日午前8時までの24時間にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して21回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は14回におよび、ハサカ市近郊(2回)、アレッポ市近郊(1回)、ラッカ市近郊(5回)、アイン・アラブ市近郊(4回)、タッル・アブヤド市近郊(2回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, June 26, 2015、AP, June 26, 2015、ARA News, June 26, 2015、Champress, June 26, 2015、al-Hayat, June 27, 2015、Iraqi News, June 26, 2015、Kull-na Shuraka’, June 26, 2015、June 27, 2015、al-Mada Press, June 26, 2015、Naharnet, June 26, 2015、NNA, June 26, 2015、Reuters, June 26, 2015、SANA, June 26, 2015、UPI, June 26, 2015などをもとに作成。

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アイン・アラブ市でのダーイシュ(イスラーム国)とYPGの戦闘で民間人120人を含む146人が死亡(2015年6月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、25日にトルコ領内からアイン・アラブ市に侵入したとされるダーイシュ(イスラーム国)と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が同市およびその周辺で交戦し、住民120人を含む146人が死亡した。

アイン・アラブ市の地元医療筋や住民によると、住民120人のなかには、自宅でダーイシュによって処刑された者、ダーイシュの砲撃に巻き込まれた者、そして射殺された者が含まれているという。

ダーイシュは25日にもアイン・アラブ市内で住民26人を処刑している。

ダーイシュは、アイン・アラブ市南東部と南西部の入り口のビル群一帯に展開し、四方に発砲、攻撃を行っているという。

また、有志連合は、ダーイシュの奇襲を受けるかたちで、シュユーフ(・タフターニー)町など、ユーフラテス川左岸(東部)一帯でダーイシュと戦う人民防衛隊を援護するため、空爆を行った。

AFP, June 26, 2015、AP, June 26, 2015、ARA News, June 26, 2015、Champress, June 26, 2015、al-Hayat, June 27, 2015、Iraqi News, June 26, 2015、Kull-na Shuraka’, June 26, 2015、al-Mada Press, June 26, 2015、Naharnet, June 26, 2015、NNA, June 26, 2015、Reuters, June 26, 2015、SANA, June 26, 2015、UPI, June 26, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合のマクタビー事務局長は過去の訪米実績を根拠に米国によるメンバーらの「潜在的テロリスト」指定を否定(2015年6月25日)

シリア革命反体制勢力国民連立のムハンマド・ヤフヤー・マクタビー事務局長は、ARA News(6月25日付)の取材に応え、連立メンバーが米国の「潜在的テロリスト」に指定されたとするElaph(6月24日付)の報道に関して、「まったくの事実無根」と否定し、「米国側とは常に連絡を取り合っており、最近も、ハーリド・ハウジャ議長が米国を訪問し、ジョン・ケリー国務長官ら高官と会談した」との過去の実績を強調した。

AFP, June 25, 2015、AP, June 25, 2015、ARA News, June 25, 2015、Champress, June 25, 2015、al-Hayat, June 26, 2015、Iraqi News, June 25, 2015、Kull-na Shuraka’, June 25, 2015、al-Mada Press, June 25, 2015、Naharnet, June 25, 2015、NNA, June 25, 2015、Reuters, June 25, 2015、SANA, June 25, 2015、UPI, June 25, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル当局が、ゴラン高原でのシリア反体制武装集団戦闘員負傷者襲撃の容疑者3人をさらに逮捕(2015年6月25日)

イスラエル警察報道官は、占領下のゴラン高原にあるハラフィーシュ村で、ドゥルーズ派住民が、シリアの反体制武装集団戦闘員の負傷者を搬送しているイスラエル軍救急車両を襲撃した事件に関与したとされる3人を新たに逮捕した、と発表した。

AFP(6月25日付)が伝えた。

AFP, June 25, 2015、AP, June 25, 2015、ARA News, June 25, 2015、Champress, June 25, 2015、al-Hayat, June 26, 2015、Iraqi News, June 25, 2015、Kull-na Shuraka’, June 25, 2015、al-Mada Press, June 25, 2015、Naharnet, June 25, 2015、NNA, June 25, 2015、Reuters, June 25, 2015、SANA, June 25, 2015、UPI, June 25, 2015などをもとに作成。

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ダルアー県でのシリア軍と反体制派の戦闘の迫撃砲の流れ弾がヨルダン領内に着弾し、1人が死亡(2015年6月25日)

『ハヤート』(6月26日付)は、ヨルダンの治安筋の話として、シリア南部での戦闘で発射された迫撃砲弾の流れ弾がラムサー市の市場に着弾し、ヨルダン人1人が死亡、複数人が負傷した。


AFP, June 25, 2015、AP, June 25, 2015、ARA News, June 25, 2015、Champress, June 25, 2015、al-Hayat, June 26, 2015、Iraqi News, June 25, 2015、Kull-na Shuraka’, June 25, 2015、al-Mada Press, June 25, 2015、Naharnet, June 25, 2015、NNA, June 25, 2015、Reuters, June 25, 2015、SANA, June 25, 2015、UPI, June 25, 2015などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織のヌスラ戦線、自由シリア軍がダルアー市解放に向けた「南部の嵐の戦い」を開始、シリア軍が撃退(2015年6月25日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義者らからなる反体制武装集団が、ダルアー市およびその周辺地域の制圧を目的とした「南部の嵐の戦い」作戦を開始し、市内などでシリア軍との交戦を本格化させた。

戦闘には、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動、シャーム自由人イスラーム運動、自由シリア軍南部戦線第1軍など、51の武装集団が参加、またクッルナー・シュラカー(6月25日付)によると、これらの武装集団は、ダルアー市の難民キャンプ回廊地区、ダム街道地区など7方面で開始され、兵站路の遮断が試みられた。

これに対して、シリア軍、国防隊はヤードゥーダー村一帯でジハード主義武装集団の侵攻を迫撃、空爆などによって撃退、戦闘員14人を殺害したが、シリア軍側もシャーヒーン・サーフィー・アフマド准将(特殊部隊司令官)ら20人が戦死した。

シリア軍はまた、タファス市・ムザイリーブ町間の街道を「樽爆弾」で空爆したという。

一方、SANA(6月25日付)によると、ダルアー市、ヌアイマ村、ヤードゥーダ村、アトマーン村でシリア軍が反体制武装集団を撃破し、空爆などでシャームの民のヌスラ戦線戦闘員ら数百人を死傷させ、装備を破壊した。

Kull-na Shuraka', June 25, 2015
Kull-na Shuraka’, June 25, 2015

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ハーリディーヤ地区、ライラムーン地区などでシリア軍と反体制武装集団が交戦、反体制武装集団がライラムーン地区内のライラムーン交差点一帯の工場地区を制圧した。

一方、SANA(6月25日付)によると、ムスリミーヤ村、ウンム・クラー村、ハージブ町、タッル・スースィーン村、タッル・カッラーフ村、アレッポ市旧市街、バニー・ザイド地区、ハナーヌー地区、カッラーサ地区、ブスターン・カスル地区、ジスル・ハッジ地区、ライラムーン地区、バーブ・ハディード地区、マイサル地区、サラーフッディーン地区、シャッアール地区、アシュラフィーヤ地区、アンサーリー地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月25日付)によると、ラジャム・アーリー村、マスアダ村、タイバ村、タッル・ザハブ町、ジャッブーリーン村、タルビーサ市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 25, 2015、AP, June 25, 2015、ARA News, June 25, 2015、Champress, June 25, 2015、al-Hayat, June 26, 2015、Iraqi News, June 25, 2015、Kull-na Shuraka’, June 25, 2015、al-Mada Press, June 25, 2015、Naharnet, June 25, 2015、NNA, June 25, 2015、Reuters, June 25, 2015、SANA, June 25, 2015、UPI, June 25, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がハサカ県南西部(シリア政府支配地域)に侵攻し占拠(2015年6月25日)

ハサカ県では、ダーイシュ(イスラーム国)バラカ州が声明を出し、ハサカ市内南西部に位置するヌシューワ地区、西ヌシューワ地区、サカン・シャバービー地区など市内のシリア政府支配地域に侵攻、同地を制圧したと発表した。

クッルナー・シュラカー(6月25日付)によると、ダーイシュは早朝、西ヌシューワ地区にあるシリア軍の検問所を爆弾を積んだ自動車で攻撃し、同地区に突入、迫撃砲で攻撃し、ヌシューワ地区、西ヌシューワ地区(刑事保安局一帯など)、サカン・シャバービー地区を制圧したという。

一方、ARA News(6月25日付)は、ダーイシュが東ヌシューワ地区内のユーフラテス大学教育学部、文学部、小児病院を制圧した、と伝えた。

クッルナー・シュラカーによると、この侵攻を受け、これらの地区に住むアラブ系住民数百人が避難する一方、クルド人地区の住民数十世帯も攻撃を恐れて、避難したという。

またこれを受け、同地に駐留していたシリア軍、国防隊は同地から撤退する一方、シリア軍戦闘機がダーイシュによって支配された地域を空爆した。

しかし、SANA(6月25日付)は、イスラーム国が深夜にハサカ市西ヌシューワ地区に潜入、シリア軍と国防隊がこれと激しく交戦しているとしたうえで、ダーイシュが同地区を制圧したとの報道は「事実無根」だと伝えた。

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ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(6月26日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)ダマスカス州が、対立するジハード主義武装集団の捕虜戦闘員12人を斬首処刑する映像をインターネット上にアップした。

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アレッポ県では、SANA(6月25日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またクッルナー・シュラカー(6月26日付)によると、シリア軍戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)支配下のハサージャク村内のトラックや燃料輸送車輌を」空爆、運転手ら民間人15人が死亡した。

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ラッカ県では、SANA(6月25日付)によると、シリア軍がラッカ市内のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、数十人を殺傷した。

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米中央軍(CENTCOM)は、6月25日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して28回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は14回におよび、ラッカ市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、アイン・アラブ市近郊(10回)、タッル・アブヤド市近郊(2回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, June 25, 2015、AP, June 25, 2015、ARA News, June 25, 2015、Champress, June 25, 2015、al-Hayat, June 26, 2015、Iraqi News, June 25, 2015、Kull-na Shuraka’, June 25, 2015、June 26, 2015、al-Mada Press, June 25, 2015、Naharnet, June 25, 2015、NNA, June 25, 2015、Reuters, June 25, 2015、SANA, June 25, 2015、UPI, June 25, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がトルコ領内から「自由シリア軍」を装ってアイン・アラブ市を奇襲(2015年6月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市内北部の国境通行所近くなどで車を自爆させ、市内を奇襲、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦の末、市内中心部のビル複数棟を制圧した。

クッルナー・シュラカー(6月25日付)によると、ダーイシュの戦闘員の乗った車複数台のうち、先頭を走る1台がトルコ側のミュルシトプナル国境通行所で自爆し、また2台目の車がアイン・アラブ国境通行所で自爆して、残りの車輌の通路を確保し、市内に侵入、その後市内での戦闘で少なくとも3台が自爆したという。

シリア人権監視団、人民防衛隊のダイドゥール・ハリール報道官によると、ダーイシュ戦闘員は「自由シリア軍」が使用する「シリア革命」の旗(フランス委任統治時代の旗)を掲げ、人民防衛隊の軍服などを着て、5台の車で市内に入り、またロイター通信(6月25日付)によると、武装集団は無差別に発砲を行ったという。

これに関して、BBC(6月25日付)やシリア・アラブ・テレビ(6月25日付)も、ダーイシュ戦闘員はトルコ領内からアイン・アラブ市に侵入したと伝えたが、トルコ外務省報道官はこれを否定、またトルコのシャンウルファ県知事事務所は、彼らがトルコ領からではなく、シリア領内のジャラーブルス市方面から侵入したと主張した。

この戦闘で、35人が死亡(ルダウ・チャンネル(6月25日付)によると、住民45人が死亡)、クッルナー・シュラカー(6月25日付)などによると、そのほとんどが民間人でダーイシュによって処刑されたという。

一方、人民防衛隊広報局によると、人民防衛隊はこの戦闘でダーイシュ戦闘員30人を殲滅したという。

また、アイン・アラブ市の医師によると、ダーイシュの侵攻により15人が死亡、70人以上が負傷、また複数の目撃者によると、住民約50人がトルコ領内に避難したという。

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クッルナー・シュラカー(6月25日付)によると、ダーイシュはまた、アイン・アラブ市南部のバルヒブターン村も襲撃した。

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シリア人権監視団によると、ダーイシュはさらに、アイン・アラブ市南部のバルフ・ブーターン村でダーイシュは子供、女性、老人を含む23人を処刑した。

シリア人権監視団によると、ダーイシュは早朝にバルフ・ブーターン村への攻撃を開始し、抵抗した住民を処刑したのだという。

ダーイシュの侵攻を受け、有志連合はバルフ・ブーターン村一帯のダーイシュ拠点を空爆した。

AFP, June 25, 2015、AP, June 25, 2015、ARA News, June 25, 2015、BBC, June 25, 2015、Champress, June 25, 2015、al-Hayat, June 26, 2015、Iraqi News, June 25, 2015、Kull-na Shuraka’, June 25, 2015、al-Mada Press, June 25, 2015、Naharnet, June 25, 2015、NNA, June 25, 2015、Reuters, June 25, 2015、Rudau, June 25, 2015、SANA, June 25, 2015、UPI, June 25, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)のアドナーニー報道官が音声声明で、イラク政府に協力していたすべてのスンナ派宗徒を恩赦すると発表(2015年6月24日)

ダーイシュ(イスラーム国)のフルカーン広報制作機構は、アブー・ムハンマド・アドナーニー報道官と思われる人物の音声声明(https://www.youtube.com/watch?v=484gfZ2Yodw)をインターネット上で配信した。

「我らが民よ、アッラーの呼びかけに応えよ」と題された声明において、アドナーニー報道官と思われる人物は、ラマダーン月を「背教者に痛手を与える月」と位置づけ、戦闘の継続を呼びかける一方、イラク政府と協力していたすべてのスンナ派信徒を恩赦し、免罪とすると発表した。

AFP, June 24, 2015、AP, June 24, 2015、ARA News, June 24, 2015、Champress, June 24, 2015、al-Hayat, June 25, 2015、Iraqi News, June 24, 2015、Kull-na Shuraka’, June 24, 2015、al-Mada Press, June 24, 2015、Naharnet, June 24, 2015、NNA, June 24, 2015、Reuters, June 24, 2015、SANA, June 24, 2015、UPI, June 24, 2015などをもとに作成。

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西クルディスタン移行期民政局を主導するムスリム民主統一党党首「シリアの安定回復には中央集権的な独裁体制の廃止と分権制が不可欠」(2015年6月24日)

西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首は『ハヤート』(6月25日付)の電話取材に応え、シリアの安定回復には「中央集権的な独裁体制を廃し、民主的で分権的な体制を樹立」する必要があると述べる一方、シリアの分割(クルドの独立)について強く反対した。

ムスリム共同党首は「我々の戦略は、クルド人の民主的な権利を要求することに力点を置いている。我々は民主的で多元的なシリアを望んでおり、分権主義と民主主義を主唱している。シリアは中央集権的な独裁体制を変革することなくして、安定を回復しないだろう。シリアにはマイノリティ、すなわちイスマーイーリー派、アラウィー派、ドゥルーズ派、シーア派、スンナ派がおり、クルド人、アラブ人、トルクメン人がいる。それゆえ、国に安定をもたらす解決策は、分権主義に基づいていなければならない。クルド人に権利を与え、その権利を承認することなくして、シリアに安定はもたらされない。分権主義は、我々が依拠すべき不可欠な解決策であり、シリア全体に広めねばならない。我々の目的は分権的、民主的、多元的な体制に基づくシリア民主共和国の実現である」と述べた。

またトルコのシリア北部への直接介入可能性については「国際情勢、地域情勢にその準備ができていない」と述べる一方、トルコ政府などが主張する西クルディスタン移行期民政局支配地域での住民の強制移住についても否定した。

AFP, June 24, 2015、AP, June 24, 2015、ARA News, June 24, 2015、Champress, June 24, 2015、al-Hayat, June 25, 2015、Iraqi News, June 24, 2015、Kull-na Shuraka’, June 24, 2015、al-Mada Press, June 24, 2015、Naharnet, June 24, 2015、NNA, June 24, 2015、Reuters, June 24, 2015、SANA, June 24, 2015、UPI, June 24, 2015などをもとに作成。

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イスラエル当局が、ゴラン高原でのシリア反体制武装集団戦闘員負傷者襲撃の容疑者9人を逮捕(2015年6月24日)

ロイター通信(6月24日付)は、イスラエルの複数の治安筋の話として、占領下のゴラン高原にあるハラフィーシュ村で、ドゥルーズ派住民が、シリアの反体制武装集団戦闘員の負傷者を搬送しているイスラエル軍救急車両を襲撃した事件に関与したとされる9人を警察当局が逮捕したと伝えた。

AFP, June 24, 2015、AP, June 24, 2015、ARA News, June 24, 2015、Champress, June 24, 2015、al-Hayat, June 25, 2015、Iraqi News, June 24, 2015、Kull-na Shuraka’, June 24, 2015、al-Mada Press, June 24, 2015、Naharnet, June 24, 2015、NNA, June 24, 2015、Reuters, June 24, 2015、SANA, June 24, 2015、UPI, June 24, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県のタッル市のモスクで爆弾テロ発生(2015年6月24日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(6月24日付)によると、タッル市のバイダル・スルターニー・モスク近くで23日深夜、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、ARA News(6月24日付)によると、13人が死亡、数十人が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍がザマルカー町一帯を空爆した。

一方、反体制武装集団が閉鎖・止水していたアイン・フィージャ町の水門が開門された。

他方、SANA(6月23日付)によると、ザマルカー町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市カーティルジー地区を空爆、またハンダラート・キャンプ一帯、バーシュカウィー村一帯、ブライジュ村で反体制武装集団と交戦した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦、シリア軍が同地を空爆した。

また、SANA(6月23日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月23日付)によると、ジャッブーリーン村北部で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(6月23日付)によると、ハムル丘一帯、ハミーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(6月23日付)によると、アイドゥー村、キンサッバー町、シャラフ村、ワーディー・バースール村、ワーディー・サルマーをシリア軍が空爆し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 24, 2015、AP, June 24, 2015、ARA News, June 24, 2015、Champress, June 24, 2015、al-Hayat, June 25, 2015、Iraqi News, June 24, 2015、Kull-na Shuraka’, June 24, 2015、al-Mada Press, June 24, 2015、Naharnet, June 24, 2015、NNA, June 24, 2015、Reuters, June 24, 2015、SANA, June 24, 2015、UPI, June 24, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がYPGの進軍に備えラッカ市から第17師団基地に増援部隊を派遣(2015年6月24日)

ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のライドゥール・ハリール報道官によるアイン・イーサー市制圧を受け、ダーイシュ(イスラーム国)がラッカ市から第17師団基地に増援部隊を派遣する一方、同市近郊に塹壕を整備するなどして防衛態勢強化を開始した。

ロイター通信(6月24日付)が伝えた。

これに関して、シリア人権監視団は、軍用車両など約100台からなるダーイシュの車列がラッカ市内で目撃され、第17師団基地方面に向かった模様だ、と発表した。

またダーイシュはラッカ市内のクルド系住民に市外への移動を控えるよう通達したという。

一方、アレッポ県東部一帯で活動するという反体制武装集団がラッカ県タッル・アブヤド市で共同声明を出し、「イスラーム軍」の名で統合したと発表した。

「イスラーム軍」に参加した武装集団は、アッラーのためのジハード旅団、ウマナー・ラッカ旅団、タバカ自由人旅団、ハールーン・ラシード旅団、ジュンド・ハラマイン旅団、タッル・アブヤド革命家戦線、タフリール旅団など、いずれも「自由シリア軍」所属組織だという。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がジャズル・ガス採掘所一帯、ジュッブ・ジャッラーフ町、ワルド化、マクサル・ヒサーン村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダーイシュ戦闘員20人あまりが死亡した。

また、SANA(6月23日付)によると、シリア軍とレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)が、ジャラージール町無人地帯のカルナ、ワーディー・マガーラで、ダーイシュ(イスラーム国)の最後の拠点を破壊、同地を制圧した。

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ヒムス県では、SANA(6月23日付)によると、シリア軍と国防隊はジャズル・ガス採掘所一帯でダーイシュ(イスラーム国)への反転攻勢を続け、同地の一部を制圧した。

シリア軍と国防隊はまた、ジュッブ・ジャッラーフ町、マクサル・ヒサーン村、ハワー丘一帯でダーイシュを撃退した。

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ハサカ県では、SANA(6月23日付)によると、フール町郊外のダーイシュ(イスラーム国)の教練キャンプなどをシリア軍が攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(6月23日付)によると、カスル村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(6月23日付)によると、ハッラーブ・シャフム村、タッル・シハーブ町、ヤードゥーダ村、ムザイリーブ町、ヌアイマ村、アトマーン村、フルバト・ガザーラ郊外、イズラア市、ダルアー市各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(6月23日付)によると、マリーイーヤ村をシリア軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、6月24日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して16回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回におよび、ハサカ市近郊(1回)、アレッポ市近郊(1回)、タッル・アブヤド市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, June 24, 2015、AP, June 24, 2015、ARA News, June 24, 2015、Champress, June 24, 2015、al-Hayat, June 25, 2015、Iraqi News, June 24, 2015、Kull-na Shuraka’, June 24, 2015、al-Mada Press, June 24, 2015、Naharnet, June 24, 2015、NNA, June 24, 2015、Reuters, June 24, 2015、SANA, June 24, 2015、UPI, June 24, 2015などをもとに作成。

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米国は「シリア国民の唯一の正統な代表」と認定してきたシリア国民連合メンバーらを「潜在的テロリスト」に指定(2015年6月24日)

Elaph(6月24日付)は、米国が、シリア革命反体制勢力国民連立(いわゆる「シリア国民連合」)のメンバーらを、「テロ活動に関与している」として「潜在的テロリスト」(potential
terrorist)に指定された、と伝えた。

シリア革命反体制勢力国民連立は、欧米諸国が「シリア国民の唯一の正統な代表」と位置づけ、トルコのイスタンブールで活動する組織。

シリア革命反体制勢力国民連立消息筋によると、シリア革命反体制勢力国民連立のすべてのメンバーとその家族、そして一部の反体制活動家が、「テロ活動に関与している」として「入国禁止リスト」に追加されたという。

連立メンバーが米国大使館で米国の査証を取得しようとしたが、米大使館から「移民法212条に基づき米国への入国を禁止されており、入国には内務省の特例措置が必要になる」と告げられたという。

Elaph, June 24, 2015
Elaph, June 24, 2015

Elaph, June 24, 2015をもとに作成。

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米ホワイトハウス報道官が、YPGと多国籍軍の連携をダーイシュ(イスラーム国)壊滅に向けた現地勢力との関係の「モデル」と高く評価(2015年6月23日)

米ホワイトハウスのジョシュ・アーネスト報道官は、ラッカ県タッル・アブヤド市一帯での西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の攻勢と有志連合との連携に関して、「米国が現地でISIL(ダーイシュ(イスラーム国)と戦うにあたって、実力と意志を持ったパートナーを持つことがきわめて重要であることを示していると思う」と述べた。

ロイター通信(6月23日付)などが伝えた。

AFP, June 24, 2015、AP, June 24, 2015、ARA News, June 24, 2015、Champress, June 24, 2015、al-Hayat, June 25, 2015、Iraqi News, June 24, 2015、Kull-na Shuraka’, June 24, 2015、al-Mada Press, June 24, 2015、Naharnet, June 24, 2015、NNA, June 24, 2015、Reuters, June 24, 2015、SANA, June 24, 2015、UPI, June 24, 2015などをもとに作成。

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YPGがタッル・アブヤド市郊外の村でトルクメン人に強制退去を求める(2015年6月23日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(6月23日付)は、タッル・アブヤド市近郊のトルクメン村の複数の住民が22日、村から出て行くよう西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊からモスクの拡声器を通じて告げられた、と報じた。

トルクメン村には、4,000人の村人が住んでおり、彼らはいずれもトルクメン人だという。

同村は1週間前に、人民防衛隊主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室がダーイシュ(イスラーム国)から奪還していた。

なおトルクメン村以外にも、人工3,000人フッリーヤ村でも、住民が人民防衛隊から帰宅を阻止されているという。

 

AFP, June 23, 2015、AP, June 23, 2015、ARA News, June 23, 2015、Champress, June 23, 2015、al-Hayat, June 24, 2015、Iraqi News, June 23, 2015、Kull-na Shuraka’, June 23, 2015、al-Mada Press, June 23, 2015、Naharnet, June 23, 2015、NNA, June 23, 2015、Reuters, June 23, 2015、SANA, June 23, 2015、UPI, June 23, 2015などをもとに作成。

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