ダーイシュがダイル・ザウル県で親政権民兵の軍用車1輌を襲撃し、乗っていた4人を殺害(2024年6月14日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシリア政府の支配下にあるマイーズィーラ村方面からドゥワイル村に向かっていた親政権民兵の軍用車1輌を襲撃し、乗っていた4人を殺害した。

一方、シリア軍は13日夜から14日未明にかけて、ブーカマール市近郊の砂漠地帯にあるダーイシュのスリーパーセルのものと見られる拠点複数ヵ所を砲撃した。

AFP, June 14, 2024、ANHA, June 14, 2024、‘Inab Baladi, June 14, 2024、Reuters, June 14, 2024、SANA, June 14, 2024、SOHR, June 14, 2024などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるラタキア県ナフシャッバー村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡、複数が負傷(2024年6月14日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるナフシャッバー村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡、複数が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・タアール村一致を砲撃した。

AFP, June 14, 2024、ANHA, June 14, 2024、‘Inab Baladi, June 14, 2024、Reuters, June 14, 2024、SANA, June 14, 2024、SOHR, June 14, 2024などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がイドリブ県を砲撃し、シリア軍兵士4人負傷(2024年6月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジャウバース村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、ルワイハ村一帯を砲撃し、シリア軍兵士4人が負傷した。

これに対して、シリア軍はマジュダリヤー村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、ワースィタ村、カスル村一帯を砲撃した。

AFP, June 13, 2024、ANHA, June 13, 2024、‘Inab Baladi, June 13, 2024、Reuters, June 13, 2024、SANA, June 13, 2024、SOHR, June 13, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県マシュハド・ルーヒーン村、フーア市、ビンニシュ市、ハルブヌーシュ村で、ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年6月13日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるマシュハド・ルーヒーン村、フーア市、ビンニシュ市、ハルブヌーシュ村で、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。




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シャーム解放機構は、7年前に逮捕した親ダーイシュ(イスラーム国)のアル=カーイダ系組織のジュンド・アクサーのメンバー1人を処刑した。

AFP, June 13, 2024、ANHA, June 13, 2024、‘Inab Baladi, June 13, 2024、Reuters, June 13, 2024、SANA, June 13, 2024、SOHR, June 13, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊の村々を砲撃しシリア民主軍の兵士1人が死亡(2024年6月13日)

ハサカ県では、ANHA(6月13日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町西のウンム・カイフ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マンナグ村を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が死亡した。

AFP, June 13, 2024、ANHA, June 13, 2024、‘Inab Baladi, June 13, 2024、Reuters, June 13, 2024、SANA, June 13, 2024、SOHR, June 13, 2024などをもとに作成。

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イドリブ県で「決戦」作戦司令室がシリア軍兵士2人を狙撃し、殺害(2024年6月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミラージャ村、カフルナブル市の森林地帯でシリア軍兵士2人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は、シャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のルワイハ村、ファッティーラ村、バーラ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるワサータ村、カフル・アンマ村、カスル村、バフフィース村、カフル・タアール村、アターリブ市一帯を砲撃した。

AFP, June 12, 2024、ANHA, June 12, 2024、‘Inab Baladi, June 12, 2024、Reuters, June 12, 2024、SANA, June 12, 2024、SOHR, June 12, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構は自由将校旅団創設者のフサイン・ハルムーシュ中佐離反記念の行事への活動家、メディア関係者、詩人らの参加を阻止(2024年6月12日)

シャーム解放機構は、イドリブ県ザーウィヤ地方のイブリーン村で開催が予定されていたフサイン・ハルムーシュ中佐離反記念の行事への活動家、メディア関係者、詩人らの参加を阻止した。

ジャズィーラ・チャンネルの特派員で詩人でもあるスハイブ・ハラフ氏らはフェイスブックなどのSNSを通じて明らかにしたところによると、シャーム解放機構は検問所を設置し、参加を予定していた彼らに対して、行事は中止となったと通達、ハルムーシュ中佐の生地であるイブリーン村に入ることを禁じた。

 

イナブ・バラディー(6月12日付)が伝えた。

ハルムーシュ中尉は、2011年6月9日に離反を宣言、自由将校旅団を結成、「アラブの春」がシリアに波及後初めてとなるシリア軍への武装抵抗をイドリブ県のジスル・シュグール市一帯で行ったものの、8月にトルコに逃れた。

その後8月29日、トルコ領内で拉致され、その身柄はシリア当局に引き渡され、9月10日にシリア国内で逮捕が報じられた。

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イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるアティマ村、タッル・カラーマ村の国内避難民(IDPs)キャンプ(ザイトゥーン・キャンプ)で、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。


AFP, June 12, 2024、ANHA, June 12, 2024、‘Inab Baladi, June 12, 2024、Reuters, June 12, 2024、SANA, June 12, 2024、SOHR, June 12, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴える(2024年6月12日)

スワイダー県では、スワイダー24(6月12日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市で50代の男性とその妻が正体不明の武装集団によって銃で撃たれ、男性は死亡、女性も重傷を負った。

AFP, June 12, 2024、ANHA, June 12, 2024、‘Inab Baladi, June 12, 2024、Reuters, June 12, 2024、SANA, June 12, 2024、SOHR, June 12, 2024、Suwayda 24, June 12, 2024などをもとに作成。

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ヒムス県でダーイシュ掃討作戦中のシリア軍兵士ら19人が死亡(2024年6月12日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がジュッブ・ジャッラーフ町東のジャバーブ・ハマド村近郊のシリア軍陣地1ヵ所を襲撃し、士官(中尉)1人を含む兵士3人を殺害した。

また、准将1人が負傷した。

また、シリア軍部隊がスフナ市近郊の砂漠地帯での掃討作戦中にダーイシュ(イスラーム国)が敷設した地雷原に入り、士官1人を含む兵士16人が死亡した。

 

AFP, June 12, 2024、ANHA, June 12, 2024、‘Inab Baladi, June 12, 2024、Reuters, June 12, 2024、SANA, June 12, 2024、SOHR, June 12, 2024、June 13, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍はレバノンのベカーア県フーシュ・サイイド・アリー地区とシリアのヒムス県クサイル市一帯を爆撃し、6人を殺害(2024年6月11日)

マナール・チャンネル(6月11日付)は、レバノンのベカーア県ヘルメル郡フーシュ・サイイド・アリー地区が少なくとも9発のミサイルの攻撃を受けて、物的・人的被害が生じたと伝えた。

これに関して、スプートニク・アラビア語(6月11日付)は、同地区に隣接するヒムス県クサイル市一帯地域でイスラエル軍のミサイル攻撃による爆発音が複数回確認されたと伝えた。



一方、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がクサイル市一帯に対して航空攻撃を行った。

攻撃は、レバノンとの国境から数百メートルの地点の地点で、シリアからレバノンに向かう貨物車輛の車列を狙って行われた。

イスラエル軍の攻撃に対して、シリア軍防空部隊が迎撃を行ったものの、レバノンのヒズブッラーのメンバー(レバノン人)3人、ヒズブッラーとともに活動するシリア人3人を含む5人が死亡、複数人が負傷、貨物車輛複数輌が炎上したという。

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レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、6月11日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

6月11日深夜、レバノン領空を侵犯したイスラエル軍機1機を地対空ミサイルで迎撃、これを撃退。

午後1時6分、前日のアイタルーン村に対する攻撃への報復として、イスラエル軍がメトゥラ町で使用する建物1棟を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)同じく報復として、イスラエル軍が使用するミスガブ・アム(キブツ)の建物複数棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午後7時45分、占領下カフルシューバー丘陵地帯のラムサー陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)カフラー村への攻撃で民間人に負傷者が出たことへの報復として、クファー・ブルム(キブツ)をカチューシャ砲数十発で攻撃。

西部地区

午前9時00分、ベカーア地方に対する攻撃への報復として、ネトゥア(キブツ)陣地一帯に集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、兵士らを殺傷。

(時刻明示せず)占領下ゴラン高原のヤルディン兵舎の第210ゴラン師団の砲兵中隊と機構旅団の司令部をカチューシャ砲数十発で攻撃。

午後4時00分、バルアム(キブツ)の灌木地帯に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)ナークーラ村などに対する攻撃で民間人が死亡したことへの報復として、「ガシュル・ハーズィーフ」入植地をカチューシャ砲数十発で攻撃

(時刻明示せず)ベカーア地方に対する攻撃への報復として、リーシャー池陣地に集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員3人が死亡したと発表した。



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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前6時29分、ジェット戦闘機複数機が夜間、ベカーア地方にあるヒズブッラーの第4400部隊の軍事複合施設内の2ヵ所を攻撃。同部隊は武器の密輸入を担当。また、アイタルーン村地域のテロ標的複数ヵ所(ヒズブッラーの軍事施設2ヵ所を含む)を攻撃。攻撃は前日にレバノン領内でUAVが撃墜されたことへの報復。

午前10時59分、レバノンからゴラン高原中部に約50の飛翔体が侵入するのを確認。多連装ミサイルが飛翔体多数を撃破。残りの飛翔体は空地に墜落。

午後2時37分、多連装ミサイルがレバノンから上ガリラヤ地方に飛来したUAV1機を撃墜。アラブ・アル・アラムシェ村地域に飛翔体の破片が落下する危険があったため、警戒警報発令。

午後8時59分、レバノンからガリラヤ地方への約15の飛翔体の飛来を確認。多連装ミサイルがその一部を撃墜、残りは空地に着弾。ジェット戦闘機複数機が先ほど、アイタルーン村、マイス・ジャバル村地域のヒズブッラーの軍事施設やテロ・インフラを攻撃。また、ダイル・アーミス村地域のヒズブッラーのロケット砲発射台1基を攻撃。

午後10時15分、レバノン南部からゴラン高原中部への約50回の砲撃を確認、ヒズブッラーの集中砲火により住宅地で火災が発生した。

AFP, June 11, 2024、ANHA, June 11, 2024、‘Inab Baladi, June 11, 2024、Reuters, June 11, 2024、SANA, June 11, 2024、SOHR, June 11, 2024などをもとに作成。

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タンフ国境通行所に違法に基地を設置し、駐留する米軍(有志連合)が基地を攻撃しようとして接近した「イランの民兵」所属の無人航空機2機を防空システムで撃破(2024年6月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タンフ国境通行所に違法に基地を設置し、駐留する米軍(有志連合)部隊が、基地を攻撃しようとして接近した「イランの民兵」所属の無人航空機2機を防空システムで撃破した。

AFP, June 11, 2024、ANHA, June 11, 2024、‘Inab Baladi, June 11, 2024、Reuters, June 11, 2024、SANA, June 11, 2024、SOHR, June 11, 2024などをもとに作成。

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イラクの国民安全保障機構はラッカ県ブサイラ地区で「アブー・ザイナブ」として知られるSh.Sh.なるダーイシュを殺害したと発表(2024年6月11日)

イラクの国民安全保障機構は声明を出し、同機構所属のテロ撲滅部隊が、米主導の有志連合の支援を受けて、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるラッカ県ブサイラ地区で、「アブー・ザイナブ」として知られるSh.Sh.なるダーイシュ(イスラーム国)の司令官を包囲、戦闘の末に殺害したと発表した。

INA(6月11日付)が伝えた。

シリア人権監視団などによると、作戦は5月16日深夜から17日未明にかけて実施されていた。

AFP, June 11, 2024、ANHA, June 11, 2024、INA, June 11, 2024、‘Inab Baladi, June 11, 2024、Reuters, June 11, 2024、SANA, June 11, 2024、SOHR, June 11, 2024などをもとに作成。

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アレッポ県、ハマー県、ラタキア県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2024年6月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・タアール村、カフル・ヌーラーン村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるドゥワイル・アクラード村、アンカーウィー村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるマリク丘でシリア軍の重機を攻撃し、破壊した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, June 11, 2024、ANHA, June 11, 2024、‘Inab Baladi, June 11, 2024、Reuters, June 11, 2024、SANA, June 11, 2024、SOHR, June 11, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がヒムス県、ラッカ県、ダイル・ザウル県でダーイシュを爆撃、シリア軍とダーイシュも激しく交戦(2024年6月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第25特殊任務師団などからなる部隊とダーイシュ(イスラーム国)がタドムル市西のアムール山で激しく交戦、シリア軍側は、ロシア軍偵察機の航空支援を受け、多連装ミサイルや重火器で攻撃を加えた。

また、これと合わせて、ロシア軍戦闘機複数機がタンフ渓谷、タドムル渓谷、スフナ渓谷の砂漠地帯を激しく爆撃した。

ロシア軍はまた、ラッカ県ラサーファ市一帯とダイル・ザウル県東部の砂漠地帯を爆撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、アレッポ県のハナースィル市とイスリヤー村を結ぶ街道で、ダーイシュ(イスラーム国)が仕掛けていた爆弾が爆発し、国防隊のメンバー2人が死亡、3人が負傷した。

AFP, June 11, 2024、ANHA, June 11, 2024、‘Inab Baladi, June 11, 2024、Reuters, June 11, 2024、SANA, June 11, 2024、SOHR, June 11, 2024などをもとに作成。

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軍事情報局に協力する男性らが乗った車がダルアー県ナースィリーヤ村で何者かが仕掛けた爆弾の爆発に巻き込まれ、アブー・ダルウィーシュと護衛2人が死亡(2024年6月11日)

スワイダー県では、スワイダー24(6月11日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、軍事情報局に協力するアブー・ダルウィーシュを名乗る男性らが乗った車がナースィリーヤ村で何者かが仕掛けた爆弾の爆発に巻き込まれ、アブー・ダルウィーシュと護衛2人が死亡、乗っていた複数人が負傷した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、東サムダーニーヤ村/西サムダーニーヤ村でレバノンのヒズブッラーに協力する軍事情報局のメンバーらが正体不明の武装集団の襲撃を受け、1人が死亡、1人が負傷した。

AFP, June 11, 2024、ANHA, June 11, 2024、‘Inab Baladi, June 11, 2024、Reuters, June 11, 2024、SANA, June 11, 2024、SOHR, June 11, 2024、June 12, 2024、Suwayda 24, June 11, 2024などをもとに作成。

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シリア軍第25特殊任務師団と国防隊がラッカ県ラサーファ市近郊の砂漠地帯でダーイシュのスリーパーセルの襲撃を受け、士官1人が死亡(2024年6月9日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第25特殊任務師団と国防隊がラサーファ市近郊の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの捜索・掃討作戦中に、ダーイシュのスリーパーセルの襲撃を受け、士官(少尉)1人が死亡した。

これと前後して、ロシア軍戦闘機複数機が同地一帯を爆撃した。

AFP, June 9, 2024、ANHA, June 9, 2024、‘Inab Baladi, June 9, 2024、Reuters, June 9, 2024、SANA, June 9, 2024、SOHR, June 9, 2024などをもとに作成。

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ラタキア県、イドリブ県などで「決戦」作戦司令室がシリア軍兵士2人を殺害(2024年6月10日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるナフシャッバー村一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミラージャ村一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるアーフィス村一帯、マジャーリズ村のトルコ軍拠点一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村一帯、カフル・タアール村一帯を砲撃した。

AFP, June 10, 2024、ANHA, June 10, 2024、‘Inab Baladi, June 10, 2024、Reuters, June 10, 2024、SANA, June 10, 2024、SOHR, June 10, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がラッカ県ラサーファ市一帯の砂漠地帯、ヒムス県タドムル市およびスフナ市一帯の砂漠地帯を爆撃する一方、ヒムス県、ダイル・ザウル県でダーイシュの襲撃でシリア軍兵士2人死亡(2024年6月10日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがタドムル市近郊の砂漠地帯で掃討作戦中のシリア軍部隊を襲撃し、士官(大尉)1人を含む3人を殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがティブニー町近郊の砂漠地帯で、シリア軍の士官(少尉)1人を殺害した。

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一方、ロシア軍戦闘機複数機は、ラッカ県ラサーファ市一帯の砂漠地帯、ヒムス県タドムル市およびスフナ市一帯の砂漠地帯の複数ヵ所に対して爆撃を実施した。

AFP, June 10, 2024、ANHA, June 10, 2024、‘Inab Baladi, June 10, 2024、Reuters, June 10, 2024、SANA, June 10, 2024、SOHR, June 10, 2024などをもとに作成。

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正体不明の武装集団がダイル・ザウル県シュマイティーヤ町にあるシリア軍第4師団の陣地複数ヵ所を襲撃し、兵士4人を死亡(2024年6月10日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がシュマイティーヤ町にあるシリア軍第4師団の陣地複数ヵ所を襲撃し、激しい戦闘の末、兵士4人が死亡、また四輪駆動車1台が破壊された。

AFP, June 10, 2024、ANHA, June 10, 2024、‘Inab Baladi, June 10, 2024、Reuters, June 10, 2024、SANA, June 10, 2024、SOHR, June 10, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアレッポ県北部各所を砲撃(2024年6月10日)

アレッポ県では、ANHA(6月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のタアーナ村を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、マンビジュ市北および西のアラブ・ハサン村、ダンダニーヤ村、サイヤーダ村、クルト・ワイラーン村、カーウカリー村、ジャームースィーヤ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配地からクルト・ワイラーン村一帯に砲撃が行われ、女児1人が負傷した。

AFP, June 10, 2024、ANHA, June 10, 2024、‘Inab Baladi, June 10, 2024、Reuters, June 10, 2024、SANA, June 10, 2024、SOHR, June 10, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍の治安部隊と米主導の有志連合がダイル・ザウル県ダルナジュ村の民家を強襲し、中にいた若い男性1人を射殺したことへの抗議デモ(2024年6月9日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の治安部隊と米主導の有志連合が8日、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にるダルナジュ村の民家を強襲し、中にいた若い男性1人を射殺した。

これを受けて、同村では、住民らが強襲に抗議するデモを行った。

AFP, June 9, 2024、ANHA, June 9, 2024、‘Inab Baladi, June 9, 2024、Reuters, June 9, 2024、SANA, June 9, 2024、SOHR, June 9, 2024などをもとに作成。

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アレッポ県西部の第46中隊基地一帯での戦闘でシリア軍兵士2人とシャーム革命家大隊のメンバー1人が死亡(2024年6月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県西部の第46中隊基地一帯を砲撃し、シャーム解放機構とともに「決戦」作戦司令室を主導する国民解放戦線(シリア国民軍)のシャーム革命家大隊の戦闘員1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して「決戦」作戦司令室も同地一帯を砲撃し、シリア軍の特殊部隊の兵士2人を殺害した。

AFP, June 9, 2024、ANHA, June 9, 2024、‘Inab Baladi, June 9, 2024、Reuters, June 9, 2024、SANA, June 9, 2024、SOHR, June 9, 2024などをもとに作成。

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ダルアー県カルファー村でシリア軍第5軍団第8旅団と人民諸委員会のメンバーが激しく交戦、第8旅団の司令官1人と兵士1人が負傷(2024年6月9日)

スワイダー県では、スワイダー24(6月9日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、カルファー村でシリア軍第5軍団第8旅団と人民諸委員会のメンバーが激しく交戦、第8旅団の司令官1人(アフマド・ガザーリー氏)と兵士1人が負傷した。

その後、第8旅団は村内で人民諸委員会のメンバー4人を捜索し、拘束した。

AFP, June 9, 2024、ANHA, June 9, 2024、‘Inab Baladi, June 9, 2024、Reuters, June 9, 2024、SANA, June 9, 2024、SOHR, June 9, 2024、、Suwayda 24, June 9, 2024などをもとに作成。

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シリア軍部隊がシリア砂漠でのダーイシュに対する追跡・掃討作戦の一貫として、ダーイシュのテロ・グループと交戦、多数のテロリストを殺傷したと発表(2024年6月9日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、シリア軍部隊がシリア砂漠でのダーイシュ(イスラーム国)に対する追跡・掃討作戦の一貫として、ダーイシュのテロ・グループと交戦、多数のテロリストを殺傷したと発表した。

また、国境警備隊が国境地帯でヨルダンから密輸入されようとしていた大量の麻薬を押収したと付言した。




さらに、アレッポ県とラタキア県の農村地帯では、シリア軍部隊がテロ組織がシリア軍の陣地や民間人を攻撃するために発進させた無人航空機7機を撃破したと発表した。




SANA(6月9日付)が伝えた。

AFP, June 9, 2024、ANHA, June 9, 2024、‘Inab Baladi, June 9, 2024、Reuters, June 9, 2024、SANA, June 9, 2024、SOHR, June 9, 2024などをもとに作成。

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ヒムス県、ダイル・ザウル県でダーイシュが掃討作戦中の親政権民兵、クドス旅団を攻撃するなどして、5人殺害(2024年6月8日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがアムール山で、ロシア軍とシリア軍の航空支援を受けて、捜索・掃討作戦を実施中の親政権民兵とパレスチナ人からなる民兵組織のクドス旅団を襲撃、親政権民兵2人とクドス旅団メンバー3人を殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがブーカマール市近郊の砂漠地帯でシリア軍の陣地複数ヵ所を襲撃、兵士2人を殺害した。

また、ブワイブ油田近くでは、シリア軍兵士のオートバイが、ダーイシュが仕掛けた地雷に降れて爆発、兵士2人が死亡した。

AFP, June 8, 2024、ANHA, June 8, 2024、‘Inab Baladi, June 8, 2024、Reuters, June 8, 2024、SANA, June 8, 2024、SOHR, June 8, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがハサカ市でアサーイシュのメンバー1人を銃で殺害(2024年6月8日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるハサカ市で内務治安部隊(アサーイシュ)のメンバー1人を銃で撃ち、殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるシュハイル村でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと地元武装集団のメンバー7人を逮捕した。

AFP, June 8, 2024、ANHA, June 8, 2024、‘Inab Baladi, June 8, 2024、Reuters, June 8, 2024、SANA, June 8, 2024、SOHR, June 8, 2024などをもとに作成。

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ハマー県、アレッポ県での戦闘でシリア軍兵士2人とシャーム解放機構のタルハト・ブン・ウバイドッラー旅団のメンバー1人が死亡(2024年6月8日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードがシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃し、シリア軍の士官1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は県西部の農村地帯を砲撃、シャーム解放機構のタルハト・ブン・ウバイドッラー旅団のメンバー1人が死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカンスフラ村一帯を砲撃した。

AFP, June 8, 2024、ANHA, June 8, 2024、‘Inab Baladi, June 8, 2024、Reuters, June 8, 2024、SANA, June 8, 2024、SOHR, June 8, 2024などをもとに作成。

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米軍(有志連合)が実質占領するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内のルクバーン・キャンプで、東部獅子軍の副司令官らがキャンプの住民1人に激しい暴行を加える(2024年6月8日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米軍(有志連合)が実質占領するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内のルクバーン・キャンプで、東部獅子軍の副司令官がメンバー多数とともにキャンプの住民1人に激しい暴行を加えた。

AFP, June 8, 2024、ANHA, June 8, 2024、‘Inab Baladi, June 8, 2024、Reuters, June 8, 2024、SANA, June 8, 2024、SOHR, June 8, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴える(2024年6月8日)

スワイダー県では、スワイダー24(6月8日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と反体制派の和解を仲介する中央委員会(元反体制武装集団メンバーを代表する組織)の責任者がタッル・シハーブ町で正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, June 8, 2024、ANHA, June 8, 2024、‘Inab Baladi, June 8, 2024、Reuters, June 8, 2024、SANA, June 8, 2024、SOHR, June 8, 2024、Suwayda 24, June 8, 2024などをもとに作成。

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シリア政府支配下にあるダイル・ザウル市内のモスク近くでシリア軍の予備部隊「東部獅子」の車輛1台が爆発、民兵2人が死亡、4人が負傷(2024年6月8日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団、イナブ・バラディー(6月8日付)などによると、シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市の中心街(クスール地区)にあるファトフ・モスク近くで、シュアイタート部族の男性らによって構成されるシリア軍の予備部隊「東部獅子」の車輛1台が爆発、民兵2人が死亡、4人が負傷、また現場近くにいた民間人複数が爆発に巻き込まれて負傷した。

シリア人権監視団によると、軍事情報局は現場を撮影していた住民1人に暴行を加え、逮捕・連行した。

AFP, June 8, 2024、ANHA, June 8, 2024、‘Inab Baladi, June 8, 2024、Reuters, June 8, 2024、SANA, June 8, 2024、SOHR, June 8, 2024などをもとに作成。

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