シャルア移行期政権寄りの各種プラットフォーム上で、「法と尊厳の座り込み」への呼びかけを誹謗中傷するキャンペーンが拡大

シリア人権監視団は、アフマド・シャルア移行期政権寄りの各種プラットフォーム上で、「法と尊厳の座り込み」への呼びかけを誹謗中傷するキャンペーンが拡大していると発表した。

これらのキャンペーンのなかには、座り込みの阻止や参加者に対する実力行使を呼びかける扇動的なもの、デモを呼び掛ける活動家らが外部勢力や「前政権の残党」とつながりがあると断じるものがあるという。

**

これに関して、4月9日にフェイスブックに立ち上げられた「法と尊厳の座り込み」の公式アカウントは、4月17日午後2時に首都ダマスカスのユースフ・アズマ広場で座り込みを呼びかけて以来、呼びかけに対して賛否を含む広範な社会的動きと健全な議論が生まれていることを、「国民的成果」、「初期的成功」としつつ、本運動の目的を歪めようとして、デモ主催者・参加者を裏切り者扱いしたり、中傷したりする組織的キャンペーンがあることに懸念を表明し、以下のことを確認した。

1. この呼びかけを発したのは国内に住み、日々の現実と苦悩を共有するシリアの若者たちである。国内外のシリア人がこの呼びかけを支持していることを評価しつつも、本運動は国外のいかなる組織や個人によっても運営されていない。運動は「法と尊厳」という理念のもと、「私たちは生きたい」を基本スローガンとする自発的な国民的合意から生まれたものである。
2. 呼びかけは政治的立場や個人的信条に関係なく、すべてのシリア人に開かれている。さらに、最近の経済政策、とりわけ電力料金の引き上げを不当と考える移行期政権支持層も対象としている。
3. 「旧体制の残党」であるとの非難について、運動の要求を公正に解釈しようとする自由なシリア人であれば、前政権の退陣を求めるだけでなく、長年にわたるその政策や慣行の根絶を求めるものであることを理解し得るがゆえに、反論を差し控える。
4. 公式アカウント以外のページやそこでのスローガンについて、一切責任を負わない。

**

なお、「法と尊厳の座り込み」の公式アカウントは14日に、20項目からなる要求事項を明らかにしている。

その内容は以下の通り:

1. 賃金の是正前に新たな価格・手数料・料金の引き上げを行わないこと。また、給与および年金をインフレおよび物価上昇指数に直ちに連動させること。
2. 電力・水・燃料・交通・通信料金を、徴収ありきではなく、市民の購買力を考慮する形で速やかに見直すこと。
3. 独占の抑制、市場の統制を行い、価格の無秩序と過度な利益追求から市民を保護すること。
4. 電力、水、保健、教育、パンといった基礎的公共サービスを商品ではなく権利として保障し、十分な検討と透明な説明責任なしに民営化や売却を行わないこと。
5. 公的医療部門への支援および無償の医薬品提供を通じて健康への権利を守ること。また、教育費の軽減と国内生産、自由業、ならびに中小零細産業の支援を行うこと。
6. 任用および昇進においては能力と誠実性を基準とし、縁故主義や権限を逸脱した決定を排除すること。
7. 低所得者、年金受給者、高齢者、脆弱な世帯のための公正な社会保障網を構築すること。
8. 個人および公共の自由、ならびに憲法上の権利を侵害しないこと。
9. 宗派主義的な根拠に基づき特定の集団に不利益を与える不公正・差別的な決定を撤回すること。
10. 責任ある職務への任命は、忠誠や血縁ではなく、実質的な能力に基づいて行うこと。
11. 市民の利益を代表する地方議会を選挙を通じて設置し、その権限を拡大するとともに、県知事の権限を縮小すること。
12. ハサカ県知事は、同地出身であり、誠実性と能力で知られる人物でなければならない。
13. 公共部門職員の不当解雇を再検討し、旧体制の犯罪に関与していない者を職務に復帰させること。
14. マナーヒーヤ地区(旧市街の市場)などにおける店舗の立ち退き決定、および商人や職人に損害を与える諸決定を撤回すること。
15. 不動産の不当な占拠を取り締まること。
16. 移行期政府は、移行期正義のプロセスを活性化し、政治的移行に向けた準備を行うこと。
17. 意思決定における透明性と明確性を確保すること。
18. 労働組合および経済団体における自由な選挙を実施すること。
19. 独立し、公正で透明な司法を構築すること。
20. 国内生産およびシリアの職人・商人を支援すること。

(C)青山弘之 All rights reserved.

内務治安局部隊は総合情報機関と連携し、アレッポ県東部のサフィーラ郡で精密治安作戦を実施、逃亡していたイスラーム国のセルのメンバー全員を摘発

内務省(テレグラム)によると、内務治安局部隊は総合情報機関と連携し、アレッポ県東部のサフィーラ郡で精密治安作戦を実施、逃亡していたイスラーム国のセルのメンバー全員を急襲し、これを摘発、武器、弾薬、戦闘装備を押収した。

**

内務省(テレグラム)によると、摘発したセルの構成員はマフムード・アブドゥッラーおよびジュムア・アフマドの2名。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア・イスラーム抵抗戦線ウーリー・バアス:「抵抗こそが解決である」

シリア・イスラーム抵抗戦線ウーリー・バアスはテレグラムを通じて声明を発表し、アフマド・シャルア移行期政権に対して、イスラエルの侵略からシリアを守ることは、外部(トルコ)に身を委ねることでも、屈辱的な「正常化」取引を探すことでもないとしたうえで、「抵抗こそが解決である」と強調、シリア国民に対してシリアの防衛に参加するよう呼びかけた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア暫定大統領、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は首都ダマスカスでシリア民主軍のアブディー総司令官、北・東シリア地域民主自治局のアフマド渉外関係委員会共同委員長と会談

ハサカ県広報局(フェイスブック)によると、シリア民主軍諸派との包括停戦合意の履行を担当する大統領府チームのアフマド・ヒラ―リー報道官は、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣、アレッポ県のアッザーム・ガリーブ知事、同県内務司令官のムハンマド・アブドゥルガニー大佐、ズィヤード・アーイシュ大統領特使(准将)が会合を行い、難民・国内避難民の帰還を人道上の優先課題と位置づけるとともに、安定回復と国家機関の強化に向けた統合プロセスの行程と実施メカニズムについて協議した。

また、アフマド・シャルア暫定大統領が、シャイバーニー外務在外居住者大臣、アーイシュ大統領特使とともに、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官および北・東シリア地域民主自治局のイルハーム・アフマド渉外関係委員会共同委員長と会談したことを明らかにした。

**

SANAは16日、シャルア暫定大統領、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣、アーイシュ大統領特使がアブディー総司令官およびアフマド共同委員長と会談した際の映像を公開した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県ラアス・アイン市でイーサー知事がスィリー・カーニヤ避難民委員会のメンバーらと会談

ハサカ県では、ANHAによると、ラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市でヌールッディーン・アフマド・イーサー知事がスィリー・カーニヤ避難民委員会のメンバーらと会談し、避難民帰還の仕組みについて協議した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県で内務治安局の部隊がイスラーム国メンバーだと見られる1人を逮捕

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務治安局の部隊が県西部のムハイミーダ村で治安作戦を実施し、イスラーム国メンバーだと見られる1人を逮捕した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国民防衛部隊はダルアー県から飛来した麻薬密輸用のバルーンを撃墜、シャルア移行期政権の関与を断じる

国民防衛部隊はフェイスブックを通じて声明を発表し、14日22時頃、同部隊がアフマド・シャルア移行期政権の支配下にあるダルアー県東部の農村地帯からドゥルーズ山北東部および東部砂漠に向けて複数の風船が放たれたのを確認、これを迎撃・撃墜したと発表した。

声明によると、これらの風船はヘリウムガスで満たされており、麻薬錠剤の輸送に使用され、設定された経路から逸脱した場合に爆発するよう爆発物が仕掛けられていたという。

風船は、県北部のアムラ村とハイヤート村の間の農地に落下、工兵部隊が爆発物を解体、カプタゴン錠剤15キログラムを含むバッグを押収した。

国民防衛部隊は声明のなかで、この事案がシャルア移行期政権が麻薬取引・密輸に関与していることを示すものだと非難した。

**

スワイダー県では、ANHAによると、県西部の農村からの避難した住民数十人がシャルア移行期政権側によって拘束されるなどして失踪した人々の行方の解明を求める連帯集会を実施した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は創設メンバーによる解散宣言とはまったく無関係な声明を発表

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)はフェイスブックを通じて声明を発表し、アフマド・シャルア移行期政権当局による解雇、給与停止、生計手段の断絶といった生活面での圧力によって銀行からの融資が必要となっている人々に対して、債務不履行となった場合でも法律によって財産は保護されると説明した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市で武装グループが技師のムニール・ナジーブ・バフリー氏を銃で撃ち殺害

スワイダー県では、スワイダー24によると、スワイダー市内で武装グループが技師のムニール・ナジーブ・バフリー氏を銃で撃ち殺害した。

**

スワイダー24は、ムワッヒド・ドゥルーズ精神部の長でシリアのドゥルーズ派の最高宗教指導者であるヒクマト・ヒジュリー師がシャフバー町の住民との対話のなかで行った発言のビデオ映像を公開した。

映像のなかで、ヒジュリー師は以下の通り述べている。

国家の正しい構築においては、その枠組みは国際的なものであれ、あるいは国内法に基づくものであれ、いずれにしても支配的な法が存在し、誰一人としてその権利を奪われないことが必要である。同時に、これまで行われてきた教育や制度についても考慮されるべきである。
いかなる者であっても逸脱した場合には、忠告として社会から退くべきである。しかし今日、我々が直面している状況の中で、国家や名誉を守るという問題が存在している。
また、我々は歴史的な問題にも直面しており、それが見過ごされてきた。我々は歴史的な局面に立ち返っており、国家という概念についても改めて認識する必要がある。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリアの活動家や市民らは独立記念日にあたる4月17日に首都ダマスカスで「法と尊厳の座り込み」への参加を呼びかける

本サイトが現地の独自筋から得た情報によると、シリアの活動家や市民らは独立記念日にあたる4月17日に首都ダマスカスの県庁前(ユーズフ・アズマ広場)で「法と尊厳の座り込み」への参加を呼びかけた。

この呼びかけは、「#私たちは生きたい」というハッシュタグのもとでSNS上に広く拡散されており、生活状況の悪化に焦点を当て、抜本的改革を求めるよう訴えている。

発起人らは、座り込みデモの主要な目的として以下3点を強調している。

      1. 法治国家:法の支配と社会正義を求め、腐敗と縁故主義を拒否すること。
      2. 生活状況:法外な物価高と基礎的サービスの悪化に抗議し、市民が「尊厳をもって生きる」権利を求めること。
      3. 平和的性格:この運動がきわめて市民的かつ平和的なもので、国家建設と、正当な権利の枠内での意見表明を目的としていることを強調すること。

これに関連して、「Justice For All」(すべての人に正義を)は、座り込みデモに人権監視員として立ち会い、デモの進行を見守るとともに、参加者の安全と、表現に関する法的権利が尊重されることを確保する意向を明らかにした。

シリア人権監視団も「法と尊厳の座り込み」を呼び掛ける動きが首都ダマスカスで活発化していると発表した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アンダーン市の住民数十人が、市議会庁舎前で抗議行動を実施し、過去の軍事作戦によって破壊された自宅の再建事業の開始を求めたと伝えた。
「再建は施しではなく権利である」として、アンダーン市の住民が地方評議会前で座り込みを行い、破壊された住宅の修復を求めた。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サブーラ町で住民、町の大部分の土地を対象とした収用問題に抗議し、再検討を求めた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アフマド北・東シリア地域民主自治局渉外関係委員会共同議長とアブディー・シリア民主軍総司令官がシャルア移行期政権の関係者との会談を行うため首都ダマスカスに向かう

ANHAによると、イルハーム・アフマド北・東シリア地域民主自治局渉外関係委員会共同議長とマズルーム・アブディー・シリア民主軍総司令官が、アフマド・シャルア移行期政権の関係者との会談を行うため首都ダマスカスへ向かった。

**

ジャズィーラ地区内務治安部隊(アサーイシュ)はフェイスブックを通じて、ヤズィード派の新年である「赤い水曜日」の到来に際し、同派の州都に祝意と祝福を表明した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)の創設メンバーが声明を発表し、内部対立の激化および評議会議長との衝突を背景に組織の解散を発表

ANHAによると、中・西部シリア政治評議会(PCCWS)の複数の創設メンバーが声明を発表、内部対立の激化および評議会議長との衝突を背景に、評議会の解散を決定したと発表した。

声明全文は以下の通り。

昨年7月末、我々は中・西部のシリア住民、とりわけアラウィー派や地域の他の構成集団を代表することを目的とした初の政治的試みを立ち上げるために集まった。これは事実上の支配体制の下で続く苦難の中での試みであった。
この試みは多くの挑戦と困難に満ちたものであり、これはあらゆる新たな運動の立ち上げ段階において自然なことである。我々は、隊列の結束を維持し、言説が愛国的かつ代表的人物への攻撃へと堕するのを防ぎ、見解の相違を内部議論の枠内に留めるために不断の努力を重ねてきた。しかし本日、我々は、我々の地域においてシリアの民衆を代表する象徴的人物を標的とした無責任な行為と衝突する事態に至った。
我々は評議会の政治的・民衆的構造を維持するために尽力してきたが、現在、執行部には創設メンバーが6名しか残っておらず、その多くの離脱は、議長との衝突、さらには個人的対立にまで至ったことによるものである。この状況の中で、我々はこの試みが専門的な軌道から逸脱し始めたと判断した。すなわち、堅実な政治活動に集中する代わりに、議長は、ソーシャルメディア上での論争や口論に傾倒し、組織の真剣性に損害を与えたのである。さらに事態は、アラウィー派の精神的権威であるガザール・ガザール師の人格に対する言及にまで及び、これは共同体全体への侮辱であり、断じて容認できない。
以上を踏まえ、我々は会合を開き、議長に辞任を求め、副議長に暫定的に議長職を委ねることを提案した。しかし、彼はこれを拒否し、評議会の正統性は自らおよび自身が管理する公式ページに由来すると主張し、その引き渡しを拒んだ。
これを受けて、我々は各部門の長および執行部の創設メンバーとして、かつ圧倒的多数を構成する立場から、以下を宣言する:
現在の形態における中・西部シリア政治評議会の解散、および本声明の発出日をもってその議長職がいかなる法的・代表的正統性も失ったこと。
これまでの成果を基盤としつつ、本決定に至った組織的および行動上の過誤を克服する新たな政治組織の設立作業の開始。これにより、我々の人々に対する真のかつ責任ある代表性を確保する。
我々は、この措置が路線修正であり、民衆から託された信任に対する責任の履行であることを強調する。そして、人々の期待が個人的な論争の道具へと転化することを断じて許さない。
声明署名者:
ナウワール・アリー氏:評議会副議長
ムスタファー・ルストゥム弁護士:政治局長
アウス・ダルウィーシュ博士:評議会事務局長
ライーフ・サラーマ記者:創設メンバー

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県で避難生活を送っていたアレッポ県アフリーン郡の住民が包括停戦合意に基づき帰還

ANHAによると、ハサカ県で避難生活を送っていたアレッポ県アフリーン郡の住民が包括停戦合意に基づき帰還した。

アフリーン郡の避難民の帰還はこれが3回目。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハマー県ミスヤーフ市近郊でイスラーム国のセルとみられるグループの要撃を受けて負傷していた内務治安局部隊の隊員2人のうちの1人が死亡

ハマー県では、シリア人権監視団によると、1週間前にミスヤーフ市近郊のウンム・トゥユール村でイスラーム国のセルとみられるグループの要撃を受けて負傷していた内務治安局部隊の隊員2人のうちの1人が死亡した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー県で国民防衛部隊とシャルア移行期政権の部隊が断続的に交戦

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、県西部のマジュダル村とマズラア町を結ぶ戦線で、国民防衛部隊とアフマド・シャルア移行期政権の部隊およびその支援部隊が重機関銃と迫撃砲による激しい戦闘を行った。

また、シリア人権監視団によると、スワイダー市西のタッル・ハディード村と工場地区を結ぶ戦線でも断続的な戦闘が発生した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カーミシュリー市とフール町でシリア民主軍とシャルア移行期政権の収容施設に収容されている自らの家族の釈放を求めるデモ

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市とフール町でシリア民主軍の収容施設とアフマド・シャルア移行期政権の収容施設にそれぞれ収容されている自らの家族の釈放と、その消息の開示を求めてデモを行った。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ大学医学部の学生たちが大学本部庁舎前で座り込み抗議を行い、臨床実習などの実地研修が不十分であることに不満を表明した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー県サンマイン市の住民が女子学校の壁に何者が落書きしたイスラーム国を支持するスローガンを発見

ダルアー県では、ANHAシリア人権監視団によると、サンマイン市の住民が、女子学校の壁に何者が落書きしたイスラーム国を支持するスローガンを発見した。

**

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、県北部でパトロールを行っていた内務治安局部隊が穀物倉庫分岐点でイスラーム国のテロとみられる正体不明の武装グループの襲撃を受け、2人が負傷した。

シリア人権監視団が13日に発表したところによると、これに関して、イスラーム国は関与を認めた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市で「血の権利を有する者たちのデモ」と銘打った大規模デモ

スワイダー県では、スワイダー24シリア人権監視団によると、スワイダー市中心部の尊厳広場で、「血の権利を有する者たちのデモ」と銘打って大規模なデモが発生し、住民数百人が参加した。

デモ参加者たちは、自決権、独立、アフマド・シャルア移行期政権によって「占領」されている村々の奪還、さらに避難民の帰還を要求した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア移行期政権とシリア民主軍は3度目となる捕虜交換を実施

ジャズィーラ地区内務治安部隊(アサーイシュ)フェイスブックによると、アフマド・シャルア移行期政権によって1月に拘束されていたクルド人捕虜約400人が釈放され、ハサカ市に移送された。

捕虜(被拘束者)の解放は今回が3回目。

これに関して、包括停戦合意の履行を統括するズィヤード・アーイシュ大統領特使(准将)はイフバーリーヤ(フェイスブック)に対して、これまで釈放された被拘束者の数が約1,500人に達したと述べた。

ANHAが12日に伝えたところによると、第1回は2026年3月10日に実施され、移行期政権側は100人を、シリア民主軍側は100人を、第2回は2026年3月19日に実施され、移行期政権側は300人、シリア民主軍側は300人を、第3回となる今回は移行期政権から400人、シリア民主軍側は91人を解放した。

**

ハサカ県では、ANHAによると、県内の各都市で被拘束者の家族らが、アフマド・シャルア移行期政権によって拘束されている親族らの即時釈放を要求してデモを行った。

アレッポ県でも、ANHAによると、アイン・アラブ(コバネ)市で同様のデモが行われた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県フール町で住民らが抗議デモを行い、シリア民主軍の刑務所に拘束されている子どもたちの行方を解明するよう求める

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、フール町で住民らが抗議デモを行い、シリア民主軍の刑務所に拘束されている子どもたちの行方を解明するよう求めた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ジャズィーラ地区内務治安部隊(アサーイシュ)は11日にクルド人捕虜400人が解放されると発表

ジャズィーラ地区内務治安部隊(アサーイシュ)はフェイスブックを通じて声明を発表し、包括停戦合意を受けて、11日にアフマド・シャルア移行期政権によって拘束されていたクルド人捕虜400人が解放される予定であると発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエルとの内通者やシリア民族社会党の民兵の指揮官からなる武装グループがスワイダー県で歯科医院を襲撃

スワイダー24によると、イスラエル軍とつながりがあるとされるバッサーム・ハムザ、シリア民族社会党の民兵である「颶風の鷹」の指揮官だったアナス・ハムザ、そしてアンマール・ハティーブ、ナウラス・ハムザ、ハーニー・ハムザ、ウマル・ハムザらが率いる「アイン・ナスル」を名乗る武装グループが9日夕方、ターリク・アドワーン医師(県北部農村地域管理責任者)とジュブラーン・ハムザ医師(県西部農村地域管理責任者)が勤務する歯科医院を襲撃した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア・イスラーム抵抗戦線ウーリー・バアスはイスラエルによるレバノンへの攻撃を非難し、報復を示唆

シリア・イスラーム抵抗戦線ウーリー・バアスはテレグラムを通じて声明を発表し、レバノンに対するイスラエル軍の攻撃を非難したうえで、「我々は単なる非難にとどまらず、その先に備えている。次なる奇襲は、お前たちの予期しないところから現れ、シリア戦線がこれまでも、そして今もなお屈しないことを示すであろう」とイスラエルへの報復を示唆した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合の防空システムがハサカ県西部の上空でイラン製とみられる無人航空機1機を迎撃

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の防空システムが県西部の上空でイラン製とみられる無人航空機1機を迎撃し、同機の残骸はサウダー村・アブド村間のマフルーム街道沿線に落下した。

**

一方、シリア人権監視団によると、米主導の国際有志連合軍に属する軍用輸送機がカスラク村の基地に着陸した。

同基地への輸送機の着陸は、米国・イスラエルとイランの武力衝突以降初めてで、
弾薬、兵站物資、防空システムが搬入された。

(C)青山弘之 All rights reserved.

民主統一党(PYD)、スィタール総会のメンバーであるアルマーズ・ルーミー氏がアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市の市長に任命される

ANHAによると、アルマーズ・ルーミー氏がアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市の市長に任命された。

任命は4月7日にアイン・アラブ市の行政担当者らがアレッポ市を訪れ、アッザーム・ガリーブ県自治を訪れた際に行われた。

これを受けて、ルーミー市長は、アイン・アラブ市執行評議会(5名)が設置されるとともに、ムスリム・アブドゥルガニー・ムスリム氏が副市長に任命され、市の自治体庁舎で就任・業務引き継ぎ式が行われた。
民に最善のサービスを提供できるようにするためである。」
最後に市長は、「私たちはより良く、より美しい姿を示し、常に私たちの人民に奉仕し、そのあらゆる必要に応えていく」と述べた。

ANHAによると、ルーミー市長は、1989年生まれ、アレッポ県アイン・アラブ市近郊の村出身で、スィタール総会、民主統一党(PYD)のメンバー。

**

ANHAによると、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、アイン・アラブ市で開催されたクルド諸政党と会合にオンラインで出席し、アフマド・シャルア移行期政権との包括停戦合意の履行に関する最新動向、およびその履行過程における主な課題と展開について協議した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国民防衛部隊に属する武装グループの指導者がスワイダー市西のタッル・ハディード村方面を迫撃砲や重機関銃で攻撃

スワイダー県では、スワイダー24によると、国民防衛部隊に属する武装グループの指導者の一人であるハイサム・マズハル氏が、スワイダー市西のタッル・ハディード村方面を迫撃砲や重機関銃で攻撃した。

**

シリア人権監視団によると、サバーヤー・サナドとバイティー・アナー・バイトカとともに、シャフバー町で連帯集会を開催、アフマド・シャルア移行期政権によって逮捕・拉致された住民の解放が訴えられた。

**

一方、SANA(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア移行期政権によって価格設定された小麦粉を積載したトラックの車列がスワイダー県に到着した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア・イスラーム抵抗戦線ウーリー・バアスは米国・イランの停戦を「米国のテロ計画に対する死亡証明書」と評す

シリア・イスラーム抵抗戦線ウーリー・バアスは、米国とイランが2週間の停戦に応じたことを受けてテレグラムを通じて声明を発表し、停戦が「米国のテロ計画に対する死亡証明書」であると評したうえで、最高度の戦闘準備と即応態勢を維持すると発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル市でイスラーム国のセルに所属するとみられる武装グループが内務治安局の要員1人を銃撃

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市北部の工場地区、イスラーム国のセルに所属するとみられる武装グループがアフマド・シャルア移行期政権の内務治安局の要員1人を銃撃し、負傷させた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県カスラク村にある米主導の有志連合の基地を標的と下無人航空機6機が撃墜される

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、7日深夜から8日未明にかけて、米主導の有志連合が駐留するカスラク村の基地を標的としたとみられる無人航空機5機が撃墜された。

また、シリア人権監視団によると、県南部のサブア・スクール村上空で有志連合が無人航空機1機を撃墜した。

一方、シリア人権監視団によると、米軍の装甲車からなる部隊が、マーリキーヤ(ダイリーク)市近郊のルーバール村に設置されている基地を出発、カーミシュリー市、カスラク村の基地を巡回した。

また、これに先立って、10台以上のトラックからなる車列が、カーミシュリー市を経由して、カスラク村の基地に向かった。

(C)青山弘之 All rights reserved.