過去3ヶ月で256世帯がより良い生活を求めてトルコ占領下の「平和の泉」地域から北・東シリア自治局の支配地に脱出(2023年6月26日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「平和の泉」地域の拠点都市の一つタッル・アブヤド市一帯地域の住民が、より良い生活・経済環境を求めて、北・東シリア自治局の支配地に脱出した。

同監視団によると、過去3ヶ月で、256世帯が「平和の泉」地域から北・東シリア自治局の支配地に脱出しているという。

AFP, June 26, 2023、ANHA, June 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2023、Reuters, June 26, 2023、SANA, June 26, 2023、SOHR, June 26, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県アブリーハ村でダーイシュのスリーパーセルと見られる武装グループがシリア民主軍の部隊を襲撃し、兵士1人死亡、1人負傷(2023年6月26日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるアブリーハ村で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られるオートバイに乗った武装グループが人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊を襲撃し、兵士1人を殺害、1人を負傷させた。

AFP, June 26, 2023、ANHA, June 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2023、Reuters, June 26, 2023、SANA, June 26, 2023、SOHR, June 26, 2023などをもとに作成。

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シリア国民軍がアレッポ県北東部のシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地への潜入を試み、シリア軍と交戦(2023年6月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍の装甲車4輛からなる部隊がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市西のガリーブ村一帯の国境地帯で単独パトロールを実施した。

トルコ軍部隊はイスラーム教の犠牲祭(イード・アル=アドハー、6月28日~)の休暇を控えた休暇で参加しなかった。

一方、マンビジュ市東のウンム・アダサ村一帯では、シリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地への潜入を試み、シリア軍と交戦した。

シリア軍はシリア国民軍を撃退することに成功したが、戦闘でシリア軍兵士1人が死亡、4人が負傷した。

AFP, June 26, 2023、ANHA, June 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2023、Reuters, June 26, 2023、SANA, June 26, 2023、SOHR, June 26, 2023などをもとに作成。

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反体制武装集団のドローンがシリア政府の支配下にあるハマー県サルハブ市を再び爆撃(2023年6月26日)

ハマー県では、ハマー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団(組織名は明示せず)の無人航空機(ドローン)がシリア政府の支配下にあるサルハブ市の複数ヶ所を爆撃し、若い男性1人が負傷した。

ドローンは高空に飛来し、無差別の爆弾を投下したという。

シャーム解放機構はまた、シリア政府の支配下にあるガーブ平原のジューリーン村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡した。

また「決戦」作戦司令室も、ジューリーン村一帯、ナーウール・ジューリーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、SANA(6月26日付)は、同県で活動する「複数のテロ組織」がシリア政府の支配下にあるジューリーン村を砲撃したとしたうえで、砲撃による被害は物的被害に限定されたと伝えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ヤードゥーダ村で、誘拐、強盗、麻薬取引に関与しているとされる武装グループがシリア軍の検問所近くで何者かによって撃たれ、1人が死亡、1人が負傷した。

AFP, June 26, 2023、ANHA, June 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2023、Reuters, June 26, 2023、SANA, June 26, 2023、SOHR, June 26, 2023などをもとに作成。

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トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県アアザース市で、シリア国民軍に所属する武装グループが、シャーム大学の学長や教職員を襲撃(2023年6月26日)

アレッポ県では、イナブ・バラディー(6月26日付)によると、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内のアアザース市で、シリア国民軍に所属する武装グループが、シャーム大学の学長や教職員を襲撃した。

襲撃したのは、シャーム大学の学生が指導するグループ。

事件を受けて大学は、追って通知があるまで試験と校務を一時停止すると発表した。

https://www.facebook.com/SHAM.UNIV/posts/pfbid02FZNJgs4HcidsNQTQT5q9ZrLEdTWiXao28eAfNY4gLtkEz1ymakKXD7y682pNpVfQl

また、大学では、暴行事件に抗議し、被害者と連帯するデモが行われた。

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ラッカ県では、ANHA(6月26日付)によると、トルコの占領下にある「平和の泉」地域の拠点都市の一つタッル・アブヤド市東の農村地帯で、シリア国民軍に所属する北の鷹旅団とハッターブ大隊のメンバーどうしが交戦、民間人2人が巻き添えとなって負傷した。

AFP, June 26, 2023、ANHA, June 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2023、‘Inab Baladi, June 26, 2023、Reuters, June 26, 2023、SANA, June 26, 2023、SOHR, June 26, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領地、シャーム解放機構支配地での抗議デモで参加者らはシャーム解放機構を非難、シリア・ロシア軍によるイドリブ県爆撃の責任を追及(2023年6月25日)

シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県アアザーズ市、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のカッリー町、アティマ村、ダイル・ハッサーン村で、住民数十人が、シャーム解放機構の活動、とりわけ、住民の恣意的逮捕や住居への侵入に抗議するデモが行われた。

デモ参加者は、「神聖なるものを犯す者ども…和解を唱道する者ども」などとシュプレヒコールを繰り返す一方、シリア・ロシア軍によるジスル・シュグール市への爆撃について、「ジスル・シュグールでの虐殺で、私の血は枯れた。アッラーはお怒りだ。奴らは革命家たちに亀裂と不正をもたらした」などと連呼し、シャーム解放機構を追及した。

AFP, June 25, 2023、ANHA, June 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 25, 2023、Reuters, June 25, 2023、SANA, June 25, 2023、SOHR, June 25, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍の政治部門であるシリア民主評議会はシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県ジスル・シュグール市の大衆市場に対する爆撃を厳しく非難(2023年6月25日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治部門であるシリア民主評議会は声明を出し、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県ジスル・シュグール市の大衆市場に対する爆撃を厳しく非難し、拒否すると表明、シリア問題担当国連特別代表や国際社会に対して、こうした行為を非難し、民間人を保護するために取り組み、シリアでの虐殺の解消に向けてこれまで以上に関与するよう呼びかけた。

声明では、爆撃を行ったシリア軍とロシア軍を名指しで批判していないが、シャーム解放機構の支配地に対する両軍の攻撃への異議を表明するのは異例。

ANHA(6月25日付)が伝えた。

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この声明に関連して、 トルコを拠点とする反体制系メディアの シリア・テレビ(6月26日付)は、数カ月前からシャーム解放機構は人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との連絡強化を目指し、4月には、双方の治安関係者が、治安・経済面での協力関係構築に向けた会合を複数回にわたって開催し、シリア民主軍の支配地域やイラクで使用されている武器や装備を入手することも遠くないと見られていたと伝えた。

AFP, June 25, 2023、ANHA, June 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 25, 2023、Reuters, June 25, 2023、SANA, June 25, 2023、SOHR, June 25, 2023、Syria TV, June 26, 2023などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍はイドリブ県を爆撃し、トルクマン・イスラーム党の戦闘員や民間人を殺傷(2023年6月25日)

国防省は声明を出し、「武装テロ集団」が最近数日間にハマー県、ラタキア県に対して行った攻撃により、多数の民間人が犠牲となり、住民の財産に甚大な損害がもたらされたことへの報復として、シリア軍武装部隊がロシア軍と協力して、イドリブ県内にあるテロリストの拠点複数ヶ所、貯蔵施設複数ヶ所、無人航空機(ドローン)の発着所複数ヶ所に対して、複数の特殊作戦を実施し、これらの施設、武器、装備、ドローンを破壊、テロリスト数十人を殺傷した、と発表した。

殺害したテロリストのなかには、アブドゥルカリーム・アブー・ダーウード・トゥルキスターニー、サイフッラー・アブー・アブドゥルハック・トゥルキスターニー、ムスタファー・シャイフ・スィット、アブドゥッラフマーン・サアドゥーン、アブー・カッラール、ムハンマド・サイード・ヌスーフ、ラドワーン・マアタルマーウィー、マフムード・シャイフ・ハーッラといった指導者も含まれているという。

https://youtu.be/zp0llxN-tF4


https://www.facebook.com/watch/?v=655143116085117

SANA(6月25日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が爆撃を加えたのは、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のジスル・シュグール市とイドリブ市西部郊外、ラタキア県のクルド山地方のカッバーナ村一帯(クバイナ丘一帯)。

ジスル・シュグール市に対する爆撃では、民間人6人とトルキスタン・イスラーム党の戦闘員3人が死亡、30人あまりが負傷し、イドリブ市西部に対する爆撃では、民間人3人(うち2人はトルキスタン・イスラーム党のメンバーの家族の子供)とトルキスタン・イスラーム党の戦闘員2人が死亡した。

ホワイト・ヘルメットによると、ジスル・シュグール市に対する爆撃で、民間人9人が死亡、30人以上が負傷、イドリブ市西部郊外に対する爆撃で、民間人3人が死亡、複数が負傷した。

シリア人権監視団によると、その後7月6日に負傷していた若い男性1人が死亡した。

https://www.facebook.com/watch/?v=1248160029015459

https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/posts/pfbid0c3uKDijiVqyWXQFPkkfhfpSUj9nwsNeK62EFDTVSi44Xx4JvzL4v5oY3yt54iiaMl

ドゥラル・シャーミーヤ(6月25日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、イドリブ市一帯に対するロシア軍の爆撃は3回、カッバーナ村一帯に対しては4回にわたって行われた。

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/pfbid02FGL9Y1gLx8MMRr9ndcNHbVzpAGGHih71KGTyqNzAi4fHgMGiQHVaV72HnsvitKjVl

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/pfbid0314fexGZwktFVFhY7c4qLU7xhnGFNjXXv9Anv5CcSnTbzKPEZw1boGEHypjpPvQjfl

https://www.facebook.com/watch/?v=1248464285860439

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/pfbid02XWAAqpWjDJeQ7pqmox6mDCTRTjNgXWjDBomtcB24gfUBYYrvV6eWczTqEP4GBnPol

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/pfbid02PFvnyaAjinrCdQFWbzCKjcUTw2cE6m2K3wkYRAArQ22bRVpnEzLuVZfaP4637Hywl

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/pfbid0b938VaVUbegYpn8LAVCTb39ExhViSD49TkyPMrbnRyYoxUQCAiRCBjgvj2TVgYil

一方、イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるナイラブ村を砲撃し、住民1人が負傷した。

シリア軍はまた、シャーム解放機構の支配下にあるジスル・シュグール市一帯、カフルヤディーン村一帯、イシュタブリク村一帯、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村一帯、バーラ村一帯、マアッルバリート村を砲撃した。

これに対して、イナブ・バラディー(6月25日付)によると、シャーム解放機構はシリア政府の支配下にあるサラーキブ市の軍事複合施設を砲撃したと発表した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、イスリヤー村近郊の砂漠地帯の街道で「イランの民兵」の一つバーキル・ハキーム旅団の車輛が地雷に触れて爆発、民兵3人が死亡、5人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構に所属するムアーウィヤ・ブン・アビー・サフヤーン旅団がシリア政府の支配下にあるバイダー村一帯、アブー・アリー山一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフルタアール村を砲撃した。

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なお、シリア人権監視団によると、21日以降の一連の攻撃による死者は以下の通り:

  • シリア軍の砲撃による民間人死者4人
  • ロシア軍の爆撃による民間人死者11人
  • 反体制武装集団のドローンの爆撃による民間人死者4人
  • 反体制武装集団の砲撃による民間人死者2人
  • ロシア軍の爆撃による戦闘員死者4人

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で若い男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

また、タファス市では、正体不明の武装集団が車を襲撃し、乗っていた警察官4人を殺害、1人を負傷させた。

AFP, June 25, 2023、ANHA, June 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 25, 2023、‘Inab Baladi, June 25, 2023、Reuters, June 25, 2023、SANA, June 25, 2023、SOHR, June 25, 2023、July 6, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊のアキーバ村を砲撃(2023年6月25日)

アレッポ県では、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアキーバ村を砲撃した。

ANHA(6月25日付)が伝えた。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍の装甲車4輌からなる部隊がダルバースイーヤ市東西の国境地帯で単独でパトロールを実施した。

AFP, June 25, 2023、ANHA, June 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 25, 2023、Reuters, June 25, 2023、SANA, June 25, 2023、SOHR, June 25, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍の政治部門であるシリア民主評議会と国民調整委員会が「合意文書」と題した共同声明を発表、分離主義的計画に拒否を表明(2023年6月24日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治部門であるシリア民主評議会と(民主的変革)国民調整委員会は「合意文書」と題した共同声明を発表した。

「合意文書」の発表は、ハサカ県カーミシュリー市で開催された共同記者会見で行われた。

会見には、シリア民主評議会アミーナ・ウマル共同議長、ジャーンダー・ムハンマド共同議長局メンバーが出席、シリア民主評議会のリヤード・ダッラール共同議長がオーストリアの首都ウィーンから、国民法制委員会のハサン・アブドゥルアズィーム総合調整役、アブドゥルカッハール・スウード執行局メンバー、イッザト・ムハイスィン執行局メンバー、ヌール・アワーキー執行局メンバーがそれぞれオンラインで参加した。

「合意文書」は、シリアの領土の統一、中央集権から多元主義への移行、愛国的憲法起草の必要、分離主義・分割計画の拒否、シリアの愛国的な諸勢力による危機解決策の案出の必要、シリアの財産のシリア人による所有を強調している。

ANHA(6月24日付)が伝えた。

AFP, June 24, 2023、ANHA, June 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 24, 2023、Reuters, June 24, 2023、SANA, June 24, 2023、SOHR, June 24, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2023年6月24日)

ラッカ県では、ANHA(6月24日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、M4高速道路沿線、アイン・イーサー・キャンプを砲撃した。

AFP, June 24, 2023、ANHA, June 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 24, 2023、Reuters, June 24, 2023、SANA, June 24, 2023、SOHR, June 24, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局がダーイシュのデンマーク人メンバーの妻子を同国公式使節団に引き渡す(2023年6月24日)

北・東シリア自治局渉外関係局のハーリド・イブラーヒーム局員がハサカ県ハサカ市の局舎でデンマークの公式使節団と会談し、同自治局が拘束しているダーイシュ(イスラーム国)のデンマーク人メンバーの妻1人と子供2人の身柄を引き渡した。

ANHA(6月24日付)が伝えた。

AFP, June 24, 2023、ANHA, June 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 24, 2023、Reuters, June 24, 2023、SANA, June 24, 2023、SOHR, June 24, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県アブー・ハマーム市で住民が生活状況の改善、シリア民主軍が米主導の有志連合との合同治安作戦で拘束した逮捕者の釈放を求めて抗議デモ(2023年6月24日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるアブー・ハマーム市のカハーウィー市場で住民数十人が生活状況の改善、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合との合同治安作戦で拘束した逮捕者の釈放を求めて抗議デモを行った。

AFP, June 24, 2023、ANHA, June 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 24, 2023、Reuters, June 24, 2023、SANA, June 24, 2023、SOHR, June 24, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県タルマーニーン村、トルコ占領下のアレッポ県各所で、女性らがシャーム解放機構に対する抗議デモ(2023年6月24日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のタルマーニーン村、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県スーラーン・アアザーズ町、カフラ村で、女性らがシャーム解放機構、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者に抗議するデモを行い、逮捕された住民の釈放などを求めた。

AFP, June 24, 2023、ANHA, June 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 24, 2023、Reuters, June 24, 2023、SANA, June 24, 2023、SOHR, June 24, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がイドリブ県、ラタキア県を爆撃し、若い男性2人死亡、反体制武装集団もラタキア県のカルダーハ市一帯などを砲撃(2023年6月24日)

イドリブ県では、ホワイト・ヘルメットによると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構の支配下にあるジスル・シュグール市近郊のバスバト村に対して複数回の爆撃を行い、若い男性2人(兄弟)が死亡、農地で火災が発生し、農業機械が炎上した。

https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/posts/pfbid0GQ5N21HjRWEG82zhi33VC5oDsRwsjT9t41Ti5AAvYwhqdz4kwmBVe2VFu913TCVyl

https://www.facebook.com/watch/?v=953727805679967

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/pfbid0pf4ffM3k6DiyircxBWwmnHvZXm7VieutrWh1JcrkJWtYrDLfByUfSRpVRrWDttEnl

ロシア軍はまた、同市近郊のブカフラー村に対しても爆撃を行った。

シリア人権監視団によると、ロシア軍はこの他にも、ジスル・シュグール市近郊のガッサーニーヤ村やカムアーヤー村、さらにはバザーブール村一帯を爆撃した。

また、シリア軍は、シャーム解放機構の支配下にあるアルバイーン山地方のバザーブール村一帯、ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村を砲撃した。

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ラタキア県では、イナブ・バラディー(6月24日付)などによると、ロシア軍戦闘機は、シャーム解放機構の支配下にあるトルコマン山地方、クルド山地方に対して複数回の爆撃を実施した。

シリア人権監視団によると、ロシア軍が爆撃を行ったのは、フドル丘一帯。

一方、シリア人権監視団によると、反体制武装集団(名称は明示せず)がシリア政府の支配下にある県北東部を砲撃、砲弾1発がスルンファ町近郊、1発がカルダーハ市近郊に着弾した。

このほかにも、シリア軍と「決戦」作戦司令室は、クルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構に所属するアンサール・イスラームがガーブ平原のサルマーニーヤ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し殺害した。

シリア軍と「決戦」作戦司令室はまた、ガーブ平原の灌漑計画地区で砲撃戦を行った。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し殺害した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムザイリーブ町で麻薬密売人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

AFP, June 24, 2023、ANHA, June 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 24, 2023、‘Inab Baladi, June 24, 2023、Reuters, June 24, 2023、SANA, June 24, 2023、SOHR, June 24, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはヌスラ戦線(シャーム解放機構)とトルキスタン・イスラーム党が23日にラタキア県とハマー県をドローンで攻撃し、地元住民1人が死亡、子供1人が負傷したと発表(2023年6月24日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)とトルキスタン・イスラーム党が23日、無人航空機(ドローン)を使用して、ラタキア県のカルダーハ市、ハマー県のダイル・シャミール村、サルハブ丘に爆弾6発を投下、地元住民1人が死亡、子供1人が負傷したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(6月24日付)が伝えた。

RIA Novosti, June 24, 2023をもとに作成。

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シャーム解放機構の支配地とトルコ占領地各所で女性がシャーム解放機構に抗議するデモ(2023年6月23日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県アティマ村の国内避難民(IDPs)キャンプ(アティマ・キャンプ)、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県のバーブ市、アアザース市、カフラ村、バービカ村、スーラーン・アアザーズ町で、「暴君を引きずり下ろすまで声を大きくせよ」と銘打ったデモが行われ、参加した女性らはシャーム解放機構による住民の恣意的逮捕、住居への侵入に抗議した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関が同機構の支配下にあるイドリブ市でエジプト人ジハード主義者とその妻を逮捕した。

このエジプト人ジハード主義者は2年前にも逮捕され、その後釈放されていた。

AFP, June 23, 2023、ANHA, June 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 23, 2023、Reuters, June 23, 2023、SANA, June 23, 2023、SOHR, June 23, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国連OCHAは地震発生後初めて境界経由(クロスライン)で政府支配地からシャーム解放支配下のシリア北西部に支援物資を輸送(2023年6月23日)

国連人道問題調整事務所(OCHA)のシリア事務所は、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/OCHA_Syria/)を通じて、シリア政府の支配下にあるアレッポ県から、シャーム解放機構の支配下にあるシリア北西部に人道支援物資を輸送したと発表した。

物資の輸送は、国連安保理決議第2672号に沿った越境(クロスボーダー)および境界経由(クロスライン)による支援の一環。

シリア北西部で支援活動にあたっている反体制組織のシリア対応調整者はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/humanitarianresponse1/)で、物資は貨物車輛10輛に積まれ、M4高速道路沿線のサラーキブ市(シリア政府支配下)とタルナバ村(シャーム解放機構支配下)を隔てる通行所を経由して、シリア北西部に入ったことを明らかにした。

同組織によると、サラーキブ市・タルナバ村の通行所を経由した今回の境界経由での物資の輸送は、国連安保理決議第2672号採択(2023年)後初めてとなる輸送で、境界経由での支援を定めた国連安保理決議第2585号採択(2021年)以降では11回目、車輛総数は163輛となる。

なお、国連安保理決議第2585号採択を受けて、シリア北西部に物資を輸送した貨物車輛は71輛、同決議の失効に伴って2022年に国連安保理決議第2642号が採択されて以降、物資を輸送した貨物車輛は82輛。

2月6日にトルコ・シリア大地震が発生して以降は、サラーキブ市・タルナバ村の通行所を経由した支援は行われこなかった。

その一方で、トルコからの越境支援では、これまでに3,045輛が支援物資を輸送したが、うち2,556輛がトルコとシャーム解放機構の支配地を結ぶイドリブ県バーブ・ハワー国境通行所を経由してシリア領内に物資を輸送しているという。


一方、イナブ・バラディー(6月23日付)によると、トルコ・シリア大地震発生以降にバーブ・ハワー国境通行所を越境した貨物車輛は2,591輛、トルコ占領地とを結ぶアレッポ県バーブ・サラーマ国境通行所を越境したのは428輛、ラーイー村北の通行所を越境したのは79輛。

AFP, June 23, 2023、ANHA, June 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 23, 2023、‘Inab Baladi, June 23, 2023、Reuters, June 23, 2023、SANA, June 23, 2023、SOHR, June 23, 2023などをもとに作成。

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トルコのMİTがハサカ県カーミシュリー市でPKK幹部を無力化(2023年6月23日)

アナトリア通信(6月23日付)は、トルコの国家諜報機構(MİT)が22日、ハサカ県カーミシュリー市で、インタポールによって指名手配されていたクルディスタン労働者党(PKK)執行評議会メンバーのアブドゥッラフマン・チャドルジュ容疑者を無力化したと伝えた。

AFP, June 23, 2023、Anadolu Ajansı, June 23, 2023、ANHA, June 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 23, 2023、Reuters, June 23, 2023、SANA, June 23, 2023、SOHR, June 23, 2023などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプにタンフ国境通行所の基地から農産物や文房具などの人道物資が輸送される(2023年6月23日)

イナブ・バラディー(6月23日付)は、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで活動するハーリド・アリーなる活動家らの話として、タンフ国境通行所の基地から農産物や文房具などの人道物資が輸送されたと伝えた。

物資を提供したのは、シリア緊急タスク・フォース(SETF)なる在米反体制組織。

AFP, June 23, 2023、ANHA, June 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 23, 2023、Reuters, June 23, 2023、SANA, June 23, 2023、SETF, June 20, 2023、SOHR, June 23, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2023年6月23日)

ラッカ県では、ANHA(6月23日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊の国内避難民(IDPs)キャンプ(アイン・イーサー・キャンプ)、M4高速道路沿線のナヒール休憩所を砲撃した。

AFP, June 23, 2023、ANHA, June 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 23, 2023、Reuters, June 23, 2023、SANA, June 23, 2023、SOHR, June 23, 2023などをもとに作成。

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反体制武装集団がラタキア県とハマー県をドローンで爆撃し住民2人が死傷、ロシア軍が対抗措置としてラタキア県、イドリブ県を爆撃(2023年6月23日)

ラタキア県では、SANA(6月23日付)によると、同県およびイドリブ県の農村地帯に展開する「テロ組織」が無人航空機(ドローン)でカルダーハ市一帯を爆撃した。

ドローンは2発の爆弾を投下、うち1発はカルダーハ総合病院脇の農地に着弾、エンジニアのムハンマド・ハーニー・スルターナさん(25歳)が死亡、住民1人が負傷、建物1棟が軽い損傷を受けた。

シリア人権監視団によると、ラタキア県とハマー県での反体制武装集団によるドローン攻撃を受け、ロシア軍戦闘機1機がシャーム解放機構の支配下にあるトルコマン山地方のシャフルーラ村一帯を2回にわたって爆撃した。

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ハマー県では、SANA(6月23日付)によると、ラタキア県およびイドリブ県の農村地帯に展開する「テロ組織」が無人航空機(ドローン)でダイル・シャミール村一帯を爆撃した。

ドローンは砲弾多数を放ち、女性1人が負傷、物的被害が生じた( シリア人権監視団によると、この女性は25日に死亡した)。

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村一帯を砲撃し、同機構に所属するタルハト・ブン・ウバイドッラー旅団の戦闘員1人が死亡した。

トルコを拠点とする反体制系メディアのシリア・テレビ(6月26日付)が、複数の匿名兵器製造専門家の話として伝えたところによると、SANAが写真を公開したドローンの機種は、中国が所有するオーストリアのダイヤモンド・エアクラフト・インダストリーズ社製の有人航空機ダイヤモンドDA42Tで、2021年からシリア駐留ロシア軍の司令部が設置されているラタキア県のフマイミーム航空基地で運用されている機種だという。

同専門家らによると、航空機は、自爆攻撃を行わずに済むように設計されており、軽量の爆弾複数発を装填し、ラタキア県やハマー県を爆撃したという。

また、イドリブ県の複数の軍事筋の話によると、一部の「ジハード主義」グループは数年前から、ウズベク人をはじめ、さまざまな国籍のドローン製造の専門家を呼び寄せ、ドローン製造の技術を発展させてきたという。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ラタキア県とハマー県での反体制武装集団によるドローン攻撃を受け、ロシア軍戦闘機1機がシャーム解放機構の支配下にあるジスル・シュグール市近郊のガッサーニーヤ村一帯を爆撃した。

また、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村、ダール・カビーラ村を砲撃した。

一方、シャーム解放機構に所属するアブー・バクル・スィッディーク旅団は、県南部のカフルナブル市近郊でシリア軍を狙撃、2人を負傷させた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県西部のバスラトゥーン村一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるタカード村、バフフィース村を砲撃した。

AFP, June 23, 2023、ANHA, June 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 23, 2023、Reuters, June 23, 2023、SANA, June 23, 2023、SOHR, June 23, 2023、June 25, 2023、Syria TV, June 26, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるハマー県サルハブ市をドローンで爆撃し、女性と子供が死傷(2023年6月22日)

ハマー県では、SANA(6月22日付)によると、イドリブ県北部および北西部に展開する「テロ組織」がサルハブ市を無人航空機(ドローン)で爆撃、住宅街に爆弾2発を投下した。

この爆撃で、子供1人と女性1人が死亡、市民3人が負傷した。

スカイラビーヤ国立病院のジョルジュ・ワキール医師によると、死亡した子供を含む5人が病院に搬送され、女性1人が病院で亡くなったという。

スプートニク・アラビア語版(6月22日付)によると、ドローンはシャーム解放機構の保有機で、サルハブ市の住宅街に、高性能爆弾多数を投下し、子供2人と女性1人が死亡、民間人4人が負傷した。

シリア人権監視団によると、子供2人と女性1人が死亡、男性1人と女性1人が負傷した。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=149796684778198&id=100092436003117&ref=embed_post

シリア人権監視団によると、反体制武装集団はまた、シャトハ町を砲撃した。

 

また、シャーム解放機構は、シリア政府の支配下にあるガーブ平原のアイン・ハマーム村を砲撃した。

これに対して、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町、アンカーウィー村、サルマーニーヤ村、タッル・ワースィト村、カストゥーン村、マシーク村を砲撃した。

 

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるサルミーン市を砲撃し、女性2人と子供1人が負傷した(シリア人権監視団によると、サルミーン市に対するシリア軍の砲撃で負傷していた女性は27日に死亡した)。

シリア軍はまた、ナイラブ村、マアッルバリート村に対しても砲撃を行った。

 

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の砲撃に対して、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるバスラトゥーン村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、マハッジャ町で正体不明の武装集団が女性1人を銃で撃ち殺害した。

AFP, June 22, 2023、ANHA, June 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2023、Reuters, June 22, 2023、SANA, June 22, 2023、SOHR, June 22, 2023、June 27, 2023、Sputnik Arabic, June 22, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ブサイラ市でシリア民主軍による住民の逮捕に抗議するデモ(2023年6月22日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による住民の逮捕に抗議するデモが行われ、参加者はタイヤを燃やすなどして道路を封鎖、逮捕者の釈放を求めた。

AFP, June 22, 2023、ANHA, June 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2023、Reuters, June 22, 2023、SANA, June 22, 2023、SOHR, June 22, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県アリーハー市とダイル・ハッサーン村で、女性らが同機構とアブ・ムハンマド・ジャウラーニー指導者に抗議するデモ(2023年6月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアリーハー市とダイル・ハッサーン村で、女性らが同機構とアブ・ムハンマド・ジャウラーニー指導者に抗議するデモを行った。

AFP, June 22, 2023、ANHA, June 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2023、Reuters, June 22, 2023、SANA, June 22, 2023、SOHR, June 22, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2023年6月22日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村一帯、ハーリディーヤ村一帯、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, June 22, 2023、ANHA, June 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2023、Reuters, June 22, 2023、SANA, June 22, 2023、SOHR, June 22, 2023などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2世帯が、シリア政府の支配地に脱出(2023年6月22日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2世帯12人が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、シリア政府の支配地(カルヤタイン市方面)に脱出した。

AFP, June 22, 2023、ANHA, June 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2023、Reuters, June 22, 2023、SANA, June 22, 2023、SOHR, June 22, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県とアレッポ県の各所で女性がシャーム解放機構やアブ・ムハンマド・ジャウラーニー指導者に抗議するデモ(2023年6月21日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のタルマーニーン村、アティマ村の国内避難民(IDPs)キャンプ(アティマ・キャンプ)、カラーマ・キャンプ群、アレッポ県のカフラ村で、女性らがシャーム解放機構やアブ・ムハンマド・ジャウラーニー指導者に抗議するデモを行った。

AFP, June 21, 2023、ANHA, June 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 21, 2023、Reuters, June 21, 2023、SANA, June 21, 2023、SOHR, June 21, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県やアレッポ県でのシリア軍と「決戦」作戦司令室の戦闘で、シリア軍兵士1人、住民3人が死亡(2023年6月21日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がアーフィス村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シリア軍は、シャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村、キトヤーン村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村を砲撃し、子供1人を含む住民3人が死亡、反体制武装集団(組織名は不明)の戦闘員6人と住民1人が負傷した。

シリア軍はまた、カフル・アンマ村に対しても砲撃を行った。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるカフル・ハラブ村、ミーズナーズ村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるナーウール・ジューリーン村、バフサ村、バラカ村、アイン・ハマーム村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムサイフラ町で、正体不明の武装集団がスワイダー県ジュビーブ村の村長の息子を銃で撃ち、殺害した。

また、シャジャラ町とサフム・ジャウラーン村を結ぶ街道を移動中のうるまが何者かの発砲を受け、乗っていた若い男性1人が死亡、1人が負傷した。

さらに、ジャースィム市では、オートバイに乗った正体不明の武装集団が12歳の少年に手りゅう弾を投げつけ、殺害した。

AFP, June 21, 2023、ANHA, June 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 21, 2023、Reuters, June 21, 2023、SANA, June 21, 2023、SOHR, June 21, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルと見られる武装集団がアレッポ県マンビジュ市東でシリア民主軍の兵士1人を殺害(2023年6月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる武装集団がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市東のカーバルジャー村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人を銃で撃ち、殺害した。

AFP, June 21, 2023、ANHA, June 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 21, 2023、Reuters, June 21, 2023、SANA, June 21, 2023、SOHR, June 21, 2023などをもとに作成。

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