シリア軍がヨルダン国境のナスィーブ国境通行所を爆撃(2016年6月11日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(6月12日付)によると、シリア軍戦闘機がヨルダン国境に位置するナスィーブ国境通行所一帯を空爆した。

シリア軍がヨルダン国境を空爆するのは、ナスィーブ国境通行所が反体制武装集団に掌握された2015年4月以降初めて。

AFP, June 12, 2016、AP, June 12, 2016、ARA News, June 12, 2016、Champress, June 12, 2016、al-Hayat, June 13, 2016、Iraqi News, June 12, 2016、Kull-na Shuraka’, June 12, 2016、al-Mada Press, June 12, 2016、Naharnet, June 12, 2016、NNA, June 12, 2016、Reuters, June 12, 2016、SANA, June 12, 2016、UPI, June 12, 2016などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動が主導するファトフ軍はダマスカス郊外県、イドリブ県での停戦継続を発表(2016年6月11日)

シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍のシューラー評議会は、イドリブ県のフーア市、カファルヤー町、ダマスカス郊外県ザバダーニー市、マダーヤー町の4都市などでの停戦を継続することを決定したと発表した。

同地での停戦は、2015年9月にイランの仲介のもと、トルコのイスタンブールで交わされた停戦合意に基づいており、停戦継続の対象は、この4都市のほか、ダマスカス郊外県ブカイン市、スィルガーヤー町、ダマスカス県一帯、レバノン国境地帯、イドリブ県のビンニシュ市、タフタナーズ市、トゥウーム村、マアッラトミスリーン市、イドリブ市、ラーム・ハムダーン村、ザルダナー村、シャッラフ村も含むという。

AFP, June 12, 2016、AP, June 12, 2016、ARA News, June 12, 2016、Champress, June 12, 2016、al-Hayat, June 13, 2016、Iraqi News, June 12, 2016、Kull-na Shuraka’, June 12, 2016、al-Mada Press, June 12, 2016、Naharnet, June 12, 2016、NNA, June 12, 2016、Reuters, June 12, 2016、SANA, June 12, 2016、UPI, June 12, 2016などをもとに作成。

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ダーライヤー市(ダマスカス郊外県)に続いて、ハウラ地方(ヒムス県)にも人道支援物資搬入(2016年6月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、国連、シリア赤新月社、赤十字国際委員会のチームが10日に続き、ハウラ地方に人道支援物資の搬入作業を行った。

搬入作業はトレーラー31台によって行われ、住民14万2,000人分の食糧が搬入された。

しかし、シリア人権監視団によると、シリア軍はハウラ地方に対して砲撃した。

AFP, June 11, 2016、AP, June 11, 2016、ARA News, June 11, 2016、Champress, June 11, 2016、al-Hayat, June 12, 2016、Iraqi News, June 11, 2016、Kull-na Shuraka’, June 11, 2016、al-Mada Press, June 11, 2016、Naharnet, June 11, 2016、NNA, June 11, 2016、Reuters, June 11, 2016、SANA, June 11, 2016、UPI, June 11, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はラッカ県西部のダーイシュ拠点を制圧(2016年6月11日)

ラッカ県では、SANA(6月11日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団の支援を受け、県西部で進軍を続け、ハルビーヤート村、アンバージュ村内のダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所を制圧した。

またシリア軍は、県東部砂漠地帯に向かって進軍を続ける地上部隊を偵察しようとしていたダーイシュの無人偵察機を撃墜した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル航空基地一帯で戦闘を続けた。

一方、SANA(6月11日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、サルダ山一帯、アイヤーシュ裏でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)がアーラーク油田と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ドゥーディヤーン村で爆弾が仕掛けられた車が爆発した。

ドゥーディヤーン村は10日に反体制武装集団がダーイシュから奪還に成功している。


AFP, June 11, 2016、AP, June 11, 2016、ARA News, June 11, 2016、Champress, June 11, 2016、al-Hayat, June 12, 2016、Iraqi News, June 11, 2016、Kull-na Shuraka’, June 11, 2016、al-Mada Press, June 11, 2016、Naharnet, June 11, 2016、NNA, June 11, 2016、Reuters, June 11, 2016、SANA, June 11, 2016、UPI, June 11, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県アウラム・クブラー村、アンジャーラ村などでの爆撃で10人が死亡(2016年6月11日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(6月11日付)によると、ロシア軍戦闘機がアウラム・クブラー町、アンジャーラ村を空爆し、10人が死亡した。

ARA News(6月11日付)によると、空爆を実施したのはシリア軍。

また、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアレッポ市郊外のジャンドゥール交差点一帯、シャッアール地区、マイサル地区、スッカリー地区、マイサル地区、カーティルジー地区、カフルハムラ村、アナダーン市を空爆し、2人が死亡した。

戦闘機はまた、アレッポ市南部郊外のズィルバ村、タッル・マンムー村、ハーン・トゥーマーン村、マアッラータ村、ハミーラ村、カラースィー村一帯に対しても空爆を実施した。

これに対して、反体制武装集団はアレッポ市北部のハンダラート・キャンプ一帯でシリア軍の車輌を攻撃、ファトフ軍がアレッポ市南部郊外一帯でシリア軍、シリア人・外国人民兵と交戦した。

一方、SANA(6月11日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市ハムダーニーヤ地区、シャイフ・マクスード地区、サラーフッディーン地区、シャイハーン地区を砲撃し、1人が死亡、5人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダーイル町で爆弾が仕掛けられた車が爆発した。

一方、SANA(6月11日付)によると、シリア軍がダルアー市ダルアー・バラド地区、カラク交差点南部、マンシヤ地区南部でシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(6月11日付)によると、タルマーニーン村でシャームの民のヌスラ戦線の司令官の一人ウマル・アフマド・ハッジー氏(アブー・ハッターブ)が乗った車の近くで爆弾が爆発し、ハッジー氏が死亡した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、6月10日に4件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県郊外県のイスラーム軍による砲撃だったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は650件を越える。

AFP, June 11, 2016、AP, June 11, 2016、ARA News, June 11, 2016、Champress, June 11, 2016、al-Hayat, June 12, 2016、Iraqi News, June 11, 2016、Kull-na Shuraka’, June 11, 2016、al-Mada Press, June 11, 2016、Naharnet, June 11, 2016、NNA, June 11, 2016、Reuters, June 11, 2016、SANA, June 11, 2016、UPI, June 11, 2016などをもとに作成。

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サイイダ・ザイナブ市での自爆テロに関して、ダーイシュ広報部門は3度の自爆攻撃を行ったと報じる一方、ダーイシュ・ダマスカス州は1度の自爆攻撃を行ったと発表(2016年6月11日)

ダーイシュ(イスラーム国)の広報部門アアマーク通信は、ダマスカス郊外県サイイダ・ザイナブ町で発生した2件の自爆テロに関して、「爆破ベルトによる作戦2回と、爆弾車輌による作戦1回の3回の作戦」を実行したと発表した。
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しかし、ダーイシュ・ダマスカス州はその後声明を出し、アブー・アブドゥッラフマーン・アンサーリーを名乗る戦闘員が爆弾を仕掛けた車を爆発させ、背教者48人以上を殺害した、と主張した。

ダーイシュ・ダマスカス州の声明では自爆ベルトによる攻撃については言及されていない。image014

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シリア軍の爆撃・砲撃が続くなか、ダーライヤー市(ダマスカス郊外県)に初の人道支援物資搬入(2016年6月10日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が包囲を続けるダーライヤー市に国連とシリア赤新月社のチームが初となる人道支援物資の搬入を行われた。

搬入されたのは、食糧物資480パック、穀物、文具など。

OCHAによると、ダーライヤー市内には約4,000人が反体制武装集団の籠城下で暮らしており、またダーライヤー市地元評議会によると住民の数は8,300人に及ぶと誇張するが、今回シリア政府が搬入を許可したのは2,500人分。

また地元の活動家らによると、人道支援物資の配給は、シリア軍が「樽爆弾」30発以上を投下するなどの妨害を受けたという(シリア人権監視団によると、シリア軍が、ダーライヤー市各所に対して「樽爆弾」を投下、その数は68発にのぼったという)

一方、クッルナー・シュラカー(6月10日付)によると、ドゥーマー市、サクバー市、ハムーリーヤ市をはじめとする東グータ地方各所で、金曜礼拝後に住民らがデモを行い、反体制武装集団の統合を呼びかけた。

AFP, June 10, 2016、AP, June 10, 2016、ARA News, June 10, 2016、Champress, June 10, 2016、al-Hayat, June 11, 2016、June 12, 2016、Iraqi News, June 10, 2016、Kull-na Shuraka’, June 10, 2016、al-Mada Press, June 10, 2016、Naharnet, June 10, 2016、NNA, June 10, 2016、Reuters, June 10, 2016、SANA, June 10, 2016、UPI, June 10, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県で活動する反体制武装集団がシリア軍からロシアの最新鋭戦車T-90を捕獲したと発表(2016年6月10日)

アレッポ県で活動する「穏健な反体制派」のヌールッディーン・ザンキー運動の広報局は、アレッポ市北部アルド・マッラーフ地区一帯でのシリア軍との戦闘で、ロシア軍の最新鋭戦車T-90を捕獲したと発表、その写真を公開した。

シリア軍との戦闘には、ヌールッディーン・ザンキー運動のほか、「命じられるまま正しく進め」連合が参加し、シリア軍兵士40人以上を殲滅し、戦車などの武器を捕獲したという。

クッルナー・シュラカー(6月10日付)によると、反体制武装集団がT-90を入手したのはこれが初めて。

また、ARA News(6月10日付)によると、アレッポ市南部のズィーターン村、ハルサ村一帯で、シリア軍とファトフ軍が交戦した。

一方、SANA(6月10日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市マイサルーン地区、ジュマイリーヤ地区、アシュラフィーヤ地区、マイダーン地区、サラーフッディーン地区、ザフラー地区を砲撃し4人が死亡、21人が負傷した。

またラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターによると、シャームの民のヌスラ戦線がアレッポ市シャイフ・マクスード地区、ハンダラート・キャンプ一帯、を砲撃し、子供1人が死亡、8人が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(6月10日付)によると、シリア軍がアイン・フサイン村近郊でシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

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YPG主体のシリア民主軍はダーイシュの拠点都市マンビジュ市(アレッポ県)を完全包囲、シリア軍も同じくダーイシュの拠点タブカ軍事基地(ラッカ県)15キロの距離まで進軍(2016年6月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市マンビジュ市北西部に位置するガンドゥーラ村を制圧し、トルコと同市を結ぶ最後の高速道路を掌握、マンビジュ市を完全包囲した。

シリア人権監視団によると、この完全包囲により、マンビジュ市の住民数千人が孤立状態に置かれたという。

なお、SANA(6月10日付)は、ダーイシュがガンドゥーラ村退去時に住民40人近くを「虐殺」したと伝えた。

シリア民主軍はまた、ガンドゥーラ村に加えてマンビジュ市北西部の4カ村も制圧し、マンビジュ市2キロの距離まで接近した。

5月31日以降、シリア民主軍が制圧した村・農場は93にのぼり、戦闘でのダーイシュ側の死者数は160人、対するシリア民主軍は22人だという。

他方、ARA News(6月11日付)によると、反体制武装集団が県北西部のドゥーディヤーン村をダーイシュ(イスラーム国)から奪還した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、砂漠の鷹旅団などからなる民兵がタブカ南部郊外一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、シリア軍がタブカ航空基地から15キロの地点にまで進軍した。

一方、SANA(6月10日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団の支援を受け、県西部のラサーファ村交差点、戦略トライアングル地帯、石油採掘機ステーション、タブカ電力発電所一帯を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダイル・ザウル航空基地に隣接するジャフラ村、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、ムーハサン市を空爆した。

一方、SANA(6月10日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、アイヤーシュ村、サルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を攻撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダーイシュ(イスラーム国)支配下のスフナ市を空爆した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機が、ドゥマイル市入口でダーイシュ(イスラーム国)戦闘員を空爆し、多数が死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がヤルムーク区の第15通り一帯に掘られた地下トンネルを爆破、破壊した。

ヌスラ戦線が掘削したとされるが、ダーイシュが掘削したトンネルを反体制武装集団が爆破したとの情報も流れている。

AFP, June 10, 2016、AP, June 10, 2016、ARA News, June 10, 2016、June 11, 2016、Champress, June 10, 2016、al-Hayat, June 11, 2016、June 12, 2016、Iraqi News, June 10, 2016、Kull-na Shuraka’, June 10, 2016、al-Mada Press, June 10, 2016、Naharnet, June 10, 2016、NNA, June 10, 2016、Reuters, June 10, 2016、SANA, June 10, 2016、UPI, June 10, 2016などをもとに作成。

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米国防省がテロ組織に指定したばかりのヤルムーク殉教者旅団が連携する武装集団と統合し、ハーリド・ブン・ワリード軍に改称(2016年6月10日)

ダーイシュ(イスラーム国)の広報部門アアマーク通信は、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団、イスラーム・ムサンナー運動、ムジャーヒディーン団が統合し、「ハーリド・ブン・ワリード軍」を結成したと発表した。

ヤルムーク殉教者旅団は9日、米国務省が米大統領命令第13224号が定める「特別指定国際テロリスト」(Specially Designated
Global Terrorists、SDGT)に指定したと発表したばかり。

なお、シリア人権監視団によると、ダルアー県サフム・ジャウラーン・ダム一帯では、反体制武装集団がこのハーリド・ブン・ワリード軍の拠点を攻撃した。

AFP, June 10, 2016、AP, June 10, 2016、ARA News, June 10, 2016、Champress, June 10, 2016、al-Hayat, June 11, 2016、Iraqi News, June 10, 2016、Kull-na Shuraka’, June 10, 2016、al-Mada Press, June 10, 2016、Naharnet, June 10, 2016、NNA, June 10, 2016、Reuters, June 10, 2016、SANA, June 10, 2016、UPI, June 10, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は9日にマンビジュ市などに対して9回の爆撃を実施したと発表(2016年6月10日)

米中央軍(CENTCOM)は、6月9日のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

発表によると、有志連合はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して19回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は9回で、ブーカマール市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(8回)に対して攻撃が行われた。

AFP, June 10, 2016、AP, June 10, 2016、ARA News, June 10, 2016、Champress, June 10, 2016、al-Hayat, June 11, 2016、Iraqi News, June 10, 2016、Kull-na Shuraka’, June 10, 2016、al-Mada Press, June 10, 2016、Naharnet, June 10, 2016、NNA, June 10, 2016、Reuters, June 10, 2016、SANA, June 10, 2016、UPI, June 10, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュ・マンビジュ市司令官のチュニジア人が家族と逃走中にシリア民主軍の攻撃を受けて死亡(2016年6月9日)

ARA News(6月10日付)は、複数の地元筋の話として、ダーイシュのマンビジュ市司令官(アミール)を務めるチュニジア人のウサーマ・トゥーニスィー氏が9日、家族とマンビジュ市からバーブ市に向けて逃走中にシリア民主軍の攻撃を受けて死亡したと伝えた。

AFP, June 10, 2016、AP, June 10, 2016、ARA News, June 10, 2016、Champress, June 10, 2016、al-Hayat, June 11, 2016、Iraqi News, June 10, 2016、Kull-na Shuraka’, June 10, 2016、al-Mada Press, June 10, 2016、Naharnet, June 10, 2016、NNA, June 10, 2016、Reuters, June 10, 2016、SANA, June 10, 2016、UPI, June 10, 2016などをもとに作成。

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西側の諜報機関と連携し、ダーイシュと戦う反体制武装集団「殉教者アフマド・アブドゥー軍団」の司令官らが暗殺(2016年6月9日)

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(6月11日付)によると、殉教者アフマド・アブドゥー軍団団の司令官バックール・サリーム大佐(離反士官)、フィラース・ジブル・ナジュア大尉、ムハンマド・アフマド・シャッラール大尉ら軍団戦闘員多数が何者かによって暗殺された。

シリア人権監視団によると、サリーム大佐の親戚の一人がダーイシュに参加しており、この人物が暗殺に関与している可能性が高いという。

なお、サリーム大佐は、欧州の諜報機関と連携してダマスカス郊外県東部およびヒムス県東部の砂漠地帯(イラク、ヨルダン国境地帯)でダーイシュと戦っており、新シリア軍によるタンフ国境通行所制圧(3月)を支援していたという。

シリア人権監視団によると、9日にはまた、カラムーン地方の無人地帯でシャーム自由人イスラーム運動の幹部1人が何者かに暗殺されたという。

AFP, June 10, 2016、AP, June 10, 2016、ARA News, June 10, 2016、Champress, June 10, 2016、al-Hayat, June 11, 2016、Iraqi News, June 10, 2016、Kull-na Shuraka’, June 10, 2016、al-Mada Press, June 10, 2016、Naharnet, June 10, 2016、NNA, June 10, 2016、Reuters, June 10, 2016、SANA, June 10, 2016、UPI, June 10, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市郊外でのダーイシュとの戦闘で支配地域拡大(2016年6月9日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、サルダ山一帯でシリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、シリア軍が同地の広範囲を奪還した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ジャズル油田一帯、ジュッブ・ジャッラーフ村一帯でシリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(6月9日付)によると、シリア軍、人民防衛諸組織が県東部のアブー・ハワーディード村南東部、ジャズル油田北東部でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、県東部のイスリヤー村・サッブーラ村回廊一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、ARA News(6月9日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がカラムーン山地南東部で殉教者アフマド・アブドゥー軍団と交戦、司令官のバックール・サリーム大佐(離反士官)を殺害した。

AFP, June 9, 2016、AP, June 9, 2016、ARA News, June 9, 2016、Champress, June 9, 2016、al-Hayat, June 10, 2016、Iraqi News, June 9, 2016、Kull-na Shuraka’, June 9, 2016、al-Mada Press, June 9, 2016、Naharnet, June 9, 2016、NNA, June 9, 2016、Reuters, June 9, 2016、SANA, June 9, 2016、UPI, June 9, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市でヌスラ戦線などの攻撃による54人が死亡、93人が負傷するなか、ファトフ軍、「穏健な反体制派」はアレッポ市一帯でシリア軍に反転攻勢(2016年6月9日)

アレッポ県では、SANA(6月9日付)がラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センター発表として伝えたところによると、シャームの民のヌスラ戦線がアレッポ市シャイフ・マクスード地区、マイダーン地区、ハンダラート・キャンプを砲撃し、54人が死亡、93人が負傷した。

これに関して、シリア人権監視団は、アレッポ市で活動を続ける反体制武装集団がアレッポ市フルカーン地区、ハムダーニーヤ地区、アクラミーヤ地区、シャフバー地区、ハラブ・ジャディーダ地区を砲撃したと発表した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(6月9日付)によると、ファトフ軍がアレッポ市南部郊外でシリア軍、シリア人・外国人民兵と戦闘の末、カラースィー村を制圧した。

シリア人権監視団によると、両者はハミール村とカラースィー村を結ぶ回廊地帯で戦闘を続けているという。

また、ARA News(6月9日付)によると、ヌールッディーン・ザンキー旅団、シャーム自由人イスラーム運動などからなる武装集団がシリア軍との戦闘の末、アルド・マッラーフ地区を奪還した。

これに対して、シリア軍はアレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区を砲撃し、1人が死亡、また戦闘機(所属不明)が、ハイヤーン町、マアーッラト・アルティーク村を空爆した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、バイト・サワー村に迫撃砲弾複数発が着弾、またシリア軍がハーン・シャイフ・キャンプ一帯を砲撃、ハサヌー村一帯に「樽爆弾」を投下した。

またドゥラル・シャーミーヤ(6月9日付)によると、イスラーム殉教者師団がダーライヤー市に進攻しようとしたシリア軍と交戦、これを撃退した。

AFP, June 9, 2016、AP, June 9, 2016、ARA News, June 9, 2016、Champress, June 9, 2016、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2016、al-Hayat, June 10, 2016、Iraqi News, June 9, 2016、Kull-na Shuraka’, June 9, 2016、al-Mada Press, June 9, 2016、Naharnet, June 9, 2016、NNA, June 9, 2016、Reuters, June 9, 2016、SANA, June 9, 2016、UPI, June 9, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がマンビジュ市一帯でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年6月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が有志連合の空爆支援を受けて2日に開始されたマンビジュ解放作戦でのダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員死者数が合計で130人を越え、132人を記録した。

132人のほとんどは有志連合の空爆で死亡したという。

シリア人権監視団によると、有志連合の空爆ではまた子供11人を含む30人が死亡しており、2014年9月に開始された有志連合のシリア空爆開始での民間人死者総数は447人にのぼっているという。

一方、ダーイシュとの戦闘でのシリア民主軍での死者は21人にのぼるという。

マンビジュ解放作戦でシリア民主軍は現在、マンビジュ市一帯の75カ村・農場を制圧し、ラッカ市を東部、北部、南部の三方から包囲、ラッカ市とマンビジュ市、マンビジュ市とジャラーブルス市を結ぶ兵站路を遮断したという。

ARA News(6月9日付)によると、シリア民主軍は9日、マンビジュ市西部郊外のマシュラファ村、ウンム・マイヤール村、シュワイハ村を新たに制圧したという。

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同じくアレッポ県では、ARA News(6月9日付)によると、タッル・リフアト市南東部のハルバル村一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

AFP, June 9, 2016、AP, June 9, 2016、ARA News, June 9, 2016、Champress, June 9, 2016、al-Hayat, June 10, 2016、Iraqi News, June 9, 2016、Kull-na Shuraka’, June 9, 2016、al-Mada Press, June 9, 2016、Naharnet, June 9, 2016、NNA, June 9, 2016、Reuters, June 9, 2016、SANA, June 9, 2016、UPI, June 9, 2016などをもとに作成。

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「穏健な反体制派」はダーイシュ支配下にあるアレッポ県北西部のラーイー村を包囲(2016年6月9日)

アレッポ県では、ARA News(6月9日付)によると、マーリア市に対する包囲を解いたダーイシュ(イスラーム国)部隊がマンビジュ市方面に撤退するなか、ダーイシュが依然として掌握しているトルコ国境に近いラーイー村を反体制武装集団が包囲した。

ラーイー村のダーイシュを包囲したのは、ハムザ旅団、ムウタスィム・ビッラー旅団、ヌールッディーン・ザンキー旅団、スルターン・ムラード旅団など。

AFP, June 9, 2016、AP, June 9, 2016、ARA News, June 9, 2016、Champress, June 9, 2016、al-Hayat, June 10, 2016、Iraqi News, June 9, 2016、Kull-na Shuraka’, June 9, 2016、al-Mada Press, June 9, 2016、Naharnet, June 9, 2016、NNA, June 9, 2016、Reuters, June 9, 2016、SANA, June 9, 2016、UPI, June 9, 2016などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表「当事者が移行期の基準を合意しない限り、ジュネーブ3会議は再開しない」(2016年6月9日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、スイスの首都ジュネーブでISSG(国際シリア支援グループ)代表とシリアでの人道支援活動への対応について協議、その後の記者会見で、紛争当事者が移行期の基準を合意しない限り、シリア政府と反体制派の協議(第4ラウンド)を再開しないとの意向を表明した。

デミストゥラ氏はまた、シリアの当事者に対して国連と技術的折衝を行うよう呼びかける一方、人道面での対応に関して、シリア政府が最近多数の拘置者を釈放したとの情報をロシアから得たが、詳細は確認していないと述べた。

加えて、シリア政府が今月末に包囲下の19地域への人道支援物資の搬入に同意したと付言した。

AFP, June 9, 2016、AP, June 9, 2016、ARA News, June 9, 2016、Champress, June 9, 2016、al-Hayat, June 10, 2016、Iraqi News, June 9, 2016、Kull-na Shuraka’, June 9, 2016、al-Mada Press, June 9, 2016、Naharnet, June 9, 2016、NNA, June 9, 2016、Reuters, June 9, 2016、SANA, June 9, 2016、UPI, June 9, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は8日にシリア領内で16回の爆撃を実施、うち11回はマーリア市近郊のダーイシュが標的(2016年6月9日)

米中央軍(CENTCOM)は、6月8日のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

発表によると、有志連合はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して34回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は16回で、ラッカ市近郊(4回)、マンビジュ市近郊(11回)、マーリア市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, June 9, 2016、AP, June 9, 2016、ARA News, June 9, 2016、Champress, June 9, 2016、al-Hayat, June 10, 2016、Iraqi News, June 9, 2016、Kull-na Shuraka’, June 9, 2016、al-Mada Press, June 9, 2016、Naharnet, June 9, 2016、NNA, June 9, 2016、Reuters, June 9, 2016、SANA, June 9, 2016、UPI, June 9, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍がアレッポ市の反体制派支配地域を激しく攻撃、市内のバヤーン病院一帯が標的となり20人以上が死亡(2016年6月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市シャッアール地区、マルジャ地区、サーフール地区、マサーキン・ハナーヌー地区にヘリコプターで「樽爆弾」を投下し、子供複数を含む23人が死亡、数十人が負傷した。

空爆による標的にはシャッアール地区のバヤーン病院一帯も含まれており、同地での死者は15人にのぼるという。

Kull-na Shuraka', June 8, 2016
Kull-na Shuraka’, June 8, 2016

また戦闘機(所属明示せず)がアレッポ市スッカリー地区、サーリヒーン地区、ブスターン・バーシャー地区、シャイフ・ナッジャール市、ブライジュ村を空爆した。

さらにシリア軍は、アレッポ市北部のカースティールー地区一帯を砲撃した

一方、アレッポ市南部郊外一帯では、シリア軍がファトフ軍との戦闘を続け、兵士3人が戦死した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がマアッラト・ヌウマーン市各所を空爆し、女性1人が死亡した。

空爆はまたザーウィヤ山のバーラ村各所に対しても行われた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がザーラ村一帯、ヒルブナフサ村を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ハビーヤ村農村地帯を砲撃、またハーン・シャイフ・キャンプに近いサラーム交差点一帯を「樽爆弾」で空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(6月8日付)によると、シリア軍がダーライヤー市への突入を試み、反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(6月8日付)によると、シリア軍がハラスター市近郊の軍事拠点に向けて反体制武装集団が掘削した地下トンネルを発見し、これを破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がアティーラ村一帯でシリア軍の車輌を攻撃、大佐1人を含む兵士6人が死亡した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、6月7日に7件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県、ダマスカス郊外県、アレッポ県でのイスラーム軍などによる砲撃だったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は650件。

AFP, June 8, 2016、AP, June 8, 2016、ARA News, June 8, 2016、Champress, June 8, 2016、al-Hayat, June 9, 2016、Iraqi News, June 8, 2016、Kull-na Shuraka’, June 8, 2016、al-Mada Press, June 8, 2016、Naharnet, June 8, 2016、NNA, June 8, 2016、Reuters, June 8, 2016、SANA, June 8, 2016、UPI, June 8, 2016などをもとに作成。

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米国、トルコ、サウジアラビアが支援するイスラーム過激派と「穏健な反体制派」の連合体シャーム戦線が「ロシアと共謀」しようとしたナスル旅団の幹部を逮捕(2016年6月8日)

アレッポ県では、ARA News(6月8日付)によると、アレッポ県北部およびアレッポ市一帯で活動するシャーム戦線は、ナスル旅団のアフマド・マフムード・ファットゥーフ氏を含む同旅団メンバー多数をアレッポ市北部郊外で拘束した。

シャーム戦線の声明によると、拘束はナスル旅団が「ロシアおよびシリア政府と共謀し、連絡をとっていた」ことが理由だという。

シャーム戦線はまた、「米国とロシアは信用できない。この二国を反体制派の戦略的同盟者とみなすことは間違っている。有志連合への接近やロシアとの連携は大きな間違えだ」と強調した。

シャーム戦線は、トルコ、サウジアラビア、米国が支援するイスラーム過激派と「穏健な反体制派」の連合組織で、「命じられるままに進め」連合、ムジャーヒディーン軍、イスラーム戦線、シャーム自由人イスラーム運動、ヌールッディーン・ザンキー運動、アサーラ・ワ・タンミヤ運動、ハズム運動からなっている。

AFP, June 8, 2016、AP, June 8, 2016、ARA News, June 8, 2016、Champress, June 8, 2016、al-Hayat, June 9, 2016、Iraqi News, June 8, 2016、Kull-na Shuraka’, June 8, 2016、al-Mada Press, June 8, 2016、Naharnet, June 8, 2016、NNA, June 8, 2016、Reuters, June 8, 2016、SANA, June 8, 2016、UPI, June 8, 2016などをもとに作成。

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米国とトルコの支援を受けるムウタスィム・ビッラー旅団の司令官が失踪、同旅団はヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構の関与を疑う(2016年6月8日)

ARA News(6月8日付)は、米国、トルコの支援を受ける「穏健な反体制派」のムウタスィム・ビッラー旅団の司令官ムハンマド・ハサン・ハリール中佐が数日前にダーラト・イッザ市を訪問後、マーリア市への帰路で失踪したと伝えた。

これに関して、ムウタスィム・ビッラー旅団政治局のムスタファー・ムスタファー氏は、ダーラト・イッザ市の法務委員会から、ハリール中佐を一時身柄を拘束したが、3時間後に釈放したとの連絡を受けていたと述べた。

そのうえで、「我々はトルコ、米国から支援を受けているため…、彼らは我々を「覚醒評議会」だとみなしている。我々は、ダーラト・イッザ市を含むアレッポ県西部の大部分を掌握するシャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構といったイスラーム過激派の攻撃を受けている」と述べ、ファトフ軍による拉致の可能性を示唆した。

AFP, June 8, 2016、AP, June 8, 2016、ARA News, June 8, 2016、Champress, June 8, 2016、al-Hayat, June 9, 2016、Iraqi News, June 8, 2016、Kull-na Shuraka’, June 8, 2016、al-Mada Press, June 8, 2016、Naharnet, June 8, 2016、NNA, June 8, 2016、Reuters, June 8, 2016、SANA, June 8, 2016、UPI, June 8, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県北西部のトルコ国境一帯からダーイシュが突如撤退し、米国とトルコの支援を受けるムウタスィム・ビッラー旅団が同地に展開、トルコ領と反体制派の拠点都市アアザーズ市、マーリア市を結ぶ兵站路が再開(2016年6月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県北西部の反体制武装集団の戦略拠点マーリア市近郊に位置するサンダフ村、カフルカルビーン村、カフジャブリーン村から突如撤退、2週間にわたるマーリア市への包囲を解除した。

これにより、マーリア市と、シャームの民のヌスラ戦線を含む反体制武装集団の県北西部における最大拠点都市のアアザーズ市、バーブ・サラーマ国境通行所を結ぶ街道が再開した。

シリア人権監視団によると、ダーイシュはまたスーラーン町、タラーリーン村、カッラ・クーバリー村、ヤーン・ヤバーン村、ドゥーディヤーン村、ブライシャ村、ガザル村などトルコ国境沿いの複数の村々からも撤退した。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月8日付)によると、ダーイシュはさらにジャーリズ村、ヤフムール村からも撤退した。

クッルナー・シュラカー(6月8日付)によると、撤退した村々にはムウタスィム・ビッラー旅団が展開したという。

ムウタスィム・ビッラー旅団は米国とトルコから支援を受けていることを公言する組織で、7日、マーリア市で籠城していた反体制武装集団を糾合したとするビデオ声明(https://youtu.be/qCS_55GW8dI)を発表していた。

Youtube, June 7, 2016
Youtube, June 7, 2016



撤退したダーイシュの部隊は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が進軍する県東部のマンビジュ市方面に移動したという。

そのマンビジュ市一帯では、米主導の有志連合の航空支援を受けるシリア民主軍がダーイシュと交戦し、2カ村を新たに制圧、また有志連合がカルサーン村のダーイシュ拠点を空爆し、戦闘員16人が死亡した。

なお、マンビジュ軍事評議会のシャルファーン・ダルウィーシュ報道官は、ロイター通信(6月7日付)に対して、「シリア民主軍はマンビジュ市の間近にいるが、民間人が市内にいるため、同市への突入を躊躇している。ただ、我々は自分たちが望む時に突入できる」と述べた。

一方、アアザーズ市西部に位置する西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市に、ヌスラ戦線と共闘する反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が撃ち込まれ、人民防衛隊隊員3人が死亡した。

AFP, June 8, 2016、AP, June 8, 2016、ARA News, June 8, 2016、Champress, June 8, 2016、al-Durar al-Shamiya, June 8, 2016、al-Hayat, June 9, 2016、Iraqi News, June 8, 2016、Kull-na Shuraka’, June 8, 2016、al-Mada Press, June 8, 2016、Naharnet, June 8, 2016、NNA, June 8, 2016、Reuters, June 8, 2016、SANA, June 8, 2016、UPI, June 8, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がラッカ県の南西部のダーイシュ拠点を爆撃(2016年6月8日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が砂漠の鷹旅団などの民兵とともにユーフラテス川右岸のダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市タブカ市に向けて進軍を続け、ダーイシュと交戦、また戦闘機(所属明示せず)がラサーファ村一帯を空爆した。

また、SANA(6月8日付)によると、シリア軍がラサーファ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, June 8, 2016、AP, June 8, 2016、ARA News, June 8, 2016、Champress, June 8, 2016、al-Hayat, June 9, 2016、Iraqi News, June 8, 2016、Kull-na Shuraka’, June 8, 2016、al-Mada Press, June 8, 2016、Naharnet, June 8, 2016、NNA, June 8, 2016、Reuters, June 8, 2016、SANA, June 8, 2016、UPI, June 8, 2016などをもとに作成。

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南部戦線がイスラエルとの合意に基づき、クナイトラ県に人道支援物資を搬入、住民は受け取りを拒否(2016年6月8日)

ARA News(6月8日付)は、南部戦線に属するシリア革命家戦線が、イスラエル領とイッシャ村を隔てる検問所を経由して、人道支援物資を搬入したと伝えた。

人道支援物資には、砂糖、米、乳児用のミルクなどの食糧物資が含まれているという。

人道支援物資搬入は、イッシャ村一帯の地域で強い影響力を持っているシリア革命家戦線が、検問所通過はイスラエルとの合意のもとに行われたという。

なお、クナイトラ県の人権活動家を名乗るアーミル・アーミル氏はARA Newsの取材に対して、「クナイトラ県のほとんどの住民は、物資にヘブライ語の標記を見つけ、これらの物資がどこから来たのかを知って、受け取りを拒否し、一部の住民にいたっては物資を焼却し、「ユダヤの飯を食べる暗いなら死んだほうがましだ」と述べていた」と答えた。

ARA News, June 8, 2016
ARA News, June 8, 2016

なお、これに関連して、SANA(6月7日付)は、クナイトラ県の複数の地元消息筋の話として、イスラエルからヌスラ戦線支配地域への人道支援物資の配給は定期的に行われている、と伝えた。

AFP, June 8, 2016、AP, June 8, 2016、ARA News, June 8, 2016、Champress, June 8, 2016、al-Hayat, June 9, 2016、Iraqi News, June 8, 2016、Kull-na Shuraka’, June 8, 2016、al-Mada Press, June 8, 2016、Naharnet, June 8, 2016、NNA, June 8, 2016、Reuters, June 8, 2016、SANA, June 8, 2016、UPI, June 8, 2016などをもとに作成。

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西側諸国はリヤド最高交渉委員会に対し、代表団メンバーを変更し「モスクワ・リスト」などと協議するよう圧力(2016年6月8日)

『ハヤート』(6月8日付)は、リヤド最高交渉委員会が和平協議に参加する代表団メンバーを変更するよう西側諸国から圧力を受けていると伝えた。

同紙によると、西側諸国は、シリア革命反体制勢力国民連立のハーディー・バフラ前代表やリヤード・フサイン氏といった「穏健派」を代表団に加え、ジュネーブ3会合での間接協議に参加していたいわゆる「モスクワ・リスト」や「カイロ合意グループ」と協議を重ねるよう求めている、という。

リヤド最高交渉委員会は、シャーム自由人イスラーム運動が脱会し、シャームの民のヌスラ戦線との連携を強め、各地で戦闘を激化させている。

またイスラーム軍も、米・ロシアによる敵対行為停止合意を破棄し、戦闘を再開、ムハンマド・アッルーシュ氏はリヤド最高交渉委員会の交渉責任者を辞任している。

AFP, June 7, 2016、AP, June 7, 2016、ARA News, June 7, 2016、Champress, June 7, 2016、al-Hayat, June 8, 2016、Iraqi News, June 7, 2016、Kull-na Shuraka’, June 7, 2016、al-Mada Press, June 7, 2016、Naharnet, June 7, 2016、NNA, June 7, 2016、Reuters, June 7, 2016、SANA, June 7, 2016、UPI, June 7, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍がアレッポ市およびその周辺一帯を45回以上にわたり爆撃(2016年6月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機・ヘリコプター(所属明示せず)がアレッポ市南部郊外のハーン・トゥーマーン村一帯、アレッポ市北部のカースティールー街道一帯、アレッポ市ハイダリーヤ地区、サーフール地区、サーリヒーン地区、バーブ街道地区、マイサル地区、カーティルジー地区、ライラムーン地区、カーディ・アスカル地区を45回以上にわたり空爆した。

アレッポ市南部のアイス村、ハーン・トゥーマーン村、マアッラータ村、ハミーラ村を砲撃した。

これに対して、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍は米国製のTOW対戦車ミサイルでシリア軍戦車1輌を破壊した。

一方、SANA(6月7日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市ハムダーニーヤ地区を砲撃し、1人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアトシャーン村一帯、サラミーヤ市近郊のハニーファ村一帯を砲撃した。

一方、SANA(6月7日付)によると、シリア軍がアトシャーン村一帯でシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などの武装集団の拠点を攻撃し、戦闘員18人を殲滅した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、クルーム丘一帯でシリア軍がシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(6月7日付)によると、シリア軍がハミーディーヤ村・フッリーヤ村間の街道でシャームの民のヌスラ戦線の車輌2台を攻撃、これを破壊した。

これに対して、ヌスラ戦線はバアス市を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ナシャービーヤ町一帯でシリア軍がジハード主義武装集団と交戦した。

またダーライヤー市一帯でのシリア軍との戦闘でイスラーム殉教者旅団の広報活動家が死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジャウバル区を6回にわたり空爆した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアリーハー市を空爆した。

またタフタナーズ市で大きな爆発が発生した。

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ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターは、トルコ領内から武器弾薬を積んだ車輌多数とシャームの民のヌスラ戦線戦闘員200人がアレッポ県北部に潜入したことを確認したと発表した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、6月6日に3件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はアレッポ市(マイダーン地区、シャイフ・マクスード地区)でのイスラーム軍による砲撃だったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は643件。

AFP, June 7, 2016、AP, June 7, 2016、ARA News, June 7, 2016、Champress, June 7, 2016、al-Hayat, June 8, 2016、Iraqi News, June 7, 2016、Kull-na Shuraka’, June 7, 2016、al-Mada Press, June 7, 2016、Naharnet, June 7, 2016、NNA, June 7, 2016、Reuters, June 7, 2016、SANA, June 7, 2016、UPI, June 7, 2016などをもとに作成。

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ラッカ県南西部、ハマー県東部でシリア軍、砂漠の鷹旅団がダーイシュとの戦闘を続ける(2016年6月7日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍、シリア軍の空爆支援を受けたシリア軍および砂漠の鷹旅団などからなる民兵は、タブカ航空基地30キロの距離まで進軍した。

一方、SANA(6月7日付)によると、シリア軍が県南西部ラサーファ村(ハマー県)交差点西方のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

他方、ダーイシュの広報部門アアマーク通信によると、ダーイシュはイスリヤー村・サラミーヤ市間の街道でシリア軍と交戦し、シリア軍兵士34人を殺害したという。

ARA News, June 7, 2016
ARA News, June 7, 2016

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラッカ県との県境に近いイスリヤー村・シャイフ・ハラール村回廊一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

両者はまた県東部のサッブーラ村一帯でも交戦した。

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ヒムス県では、ARA News(6月7日付)によると、シリア軍はタドムル市近郊の穀物サイロ地区を、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に完全制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(6月7日付)によると、シリア軍がシューラー村、ダイル・ザウル航空基地南部、ブガイリーヤ村、アイヤーシュ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点、車輌を空爆した。

AFP, June 7, 2016、AP, June 7, 2016、ARA News, June 7, 2016、Champress, June 7, 2016、al-Hayat, June 8, 2016、Iraqi News, June 7, 2016、Kull-na Shuraka’, June 7, 2016、al-Mada Press, June 7, 2016、Naharnet, June 7, 2016、NNA, June 7, 2016、Reuters, June 7, 2016、SANA, June 7, 2016、UPI, June 7, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー県でダーイシュと「自由シリア軍」が交戦(2016年6月7日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(6月7日付)によると、スワイダー県との県境に位置するラジャート高原のフーシュ・ハマード地区でダーイシュ(イスラーム国)を名乗る武装集団と「自由シリア軍」(南部部族自由人連合)が交戦し、後者の戦闘員8人が死亡した。

AFP, June 7, 2016、AP, June 7, 2016、ARA News, June 7, 2016、Champress, June 7, 2016、al-Hayat, June 8, 2016、Iraqi News, June 7, 2016、Kull-na Shuraka’, June 7, 2016、al-Mada Press, June 7, 2016、Naharnet, June 7, 2016、NNA, June 7, 2016、Reuters, June 7, 2016、SANA, June 7, 2016、UPI, June 7, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はアレッポ県のダーイシュの拠点都市マンビジュ市内への突入を開始か(2016年6月7日)

アレッポ県では、『ハヤート』(6月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、有志連合の空爆支援を受け、マンビジュ市一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、同市南部2キロ、東部7キロの地点まで進軍した。

ARA News(6月8日付)によると、シリア民主軍は、マンビジュ市に隣接するマンクーバ村を制圧し市北東部に、またカナート・シャフ・タッバーシュ村を制圧し同市東部に到達、7日晩から8日深夜にかけて、ダーイシュが撤退したマンビジュ市郊外の複数の地区への進軍を開始したという。

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、シリア民主軍に三方を包囲されたマンビジュ市で、ダーイシュが住民に、西方の支配地域(バーブ市方面)への避難を認め、数千人が市外に退去した。

ダーイシュは当初は、マンビジュ市民の市外への退去を禁じていたという。

なお、シリア人権監視団によると、シリア民主軍は現在、58カ村・農場を制圧、モロッコ人司令官を含むダーイシュ戦闘員30人以上を殺害、またダーイシュとの戦闘でシリア民主軍隊員12人が戦死、民間人25人が死亡している。

『ハヤート』(6月8日付)によると、マンビジュ市は2011年以前は人口12万人を擁したが、シリア民主軍によるマンビジュ解放作戦開始時には2万人に減少していたという。

AFP, June 7, 2016、AP, June 7, 2016、ARA News, June 7, 2016、June 8, 2016、Champress, June 7, 2016、al-Hayat, June 8, 2016、Iraqi News, June 7, 2016、Kull-na Shuraka’, June 7, 2016、al-Mada Press, June 7, 2016、Naharnet, June 7, 2016、NNA, June 7, 2016、Reuters, June 7, 2016、SANA, June 7, 2016、UPI, June 7, 2016などをもとに作成。

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