オースティン米中央軍司令官「オバマ政権に「穏健な反体制派」への軍事教練再開許可を求めた」(2016年3月8日)

米中央軍のロイド・オースティン司令官(陸軍大将)は、米上院の公聴会で、バラク・オバマ政権に対して、「穏健な反体制派」への軍事教練の再開許可を求めたと証言した。

オースティン司令官は「我々が戦線を退いた者たちを再動員すれば、彼らはより大規模なグループの一部をなすことができるようになろう」と述べたうえで、「さまざまなアプローチを通じて(「穏健な反体制派」教練の)取り組みを再開する許可を求めた」ことを明らかにした。

『ハヤート』(3月9日付)が伝えた。

AFP, March 8, 2016、AP, March 8, 2016、ARA News, March 8, 2016、Champress, March 8, 2016、al-Hayat, March 9, 2016、Iraqi News, March 8, 2016、Kull-na Shuraka’, March 8, 2016、al-Mada Press, March 8, 2016、Naharnet, March 8, 2016、NNA, March 8, 2016、Reuters, March 8, 2016、SANA, March 8, 2016、UPI, March 8, 2016などをもとに作成。

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ムスリムPYD共同党首「リヤドの反体制派がジュネーブ3会議を妨害している」(2016年3月8日)

西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首はロイター通信(3月8日付)に対して、リヤド最高交渉委員会がジュネーブ3会議の再開を妨害していると批判した。

ムスリム共同党首は、「世界中が彼ら(リヤド最高交渉委員会)の発言に注目している。彼らは妨害している…。多くの障害が途上にある…。これらの障害はリヤドの反体制派によるものだ…。彼らは様々な手段で政治解決路線を頓挫させようとしている」と批判した。

なお、『ハヤート』(3月9日付)によると、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、シリア政府、リヤド最高交渉委員会などの反体制派に会議への招聘状を送付しているが、このなかにムスリム共同党首をはじめとする民主統一党は含まれていないという。

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表による会議再開に向けた取り組みが「多くの障害」に直面しているとしたうえで、


AFP, March 8, 2016、AP, March 8, 2016、ARA News, March 8, 2016、Champress, March 8, 2016、al-Hayat, March 9, 2016、Iraqi News, March 8, 2016、Kull-na Shuraka’, March 8, 2016、al-Mada Press, March 8, 2016、Naharnet, March 8, 2016、NNA, March 8, 2016、Reuters, March 8, 2016、SANA, March 8, 2016、UPI, March 8, 2016などをもとに作成。

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東部獅子軍がタンフ国境通行所に近いワアル中隊基地をダーイシュから奪取したと発表(2016年3月8日)

ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月8日付)によると、東部獅子軍が対イラク国境のタンフ国境通行所に近いワアル中隊基地を、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧したと発表した。

東部獅子軍は、ダイル・ザウル県でのダーイシュとの戦闘で敗走した反体制武装集団が2014年8月に結成した武装組織で、アサーラ・ワ・タンミヤ戦線、ファトフ旅団、アフワーズ旅団、シュアイタートの旗、イブン・カイイム旅団、ウンマの盾旅団、ウマル・ムフタール旅団、カーディスィーヤ旅団、ハムザ大隊、アーイシャ末裔大隊、アブドゥッラー・ブン・ズバイル連合、アブー・ウバイダ・ブン・ジャッラーフ大隊から構成される。

米軍の軍事教練を受けた「新シリア軍」が3月4日に敢行したタンフ国境通行所攻略戦にも参加していたとされる。

AFP, March 8, 2016、AP, March 8, 2016、ARA News, March 8, 2016、Champress, March 8, 2016、al-Hayat, March 9, 2016、Iraqi News, March 8, 2016、Kull-na Shuraka’, March 8, 2016、al-Mada Press, March 8, 2016、Naharnet, March 8, 2016、NNA, March 8, 2016、Reuters, March 8, 2016、SANA, March 8, 2016、UPI, March 8, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ県北西部からトルコのキリス市を越境砲撃する一方、「穏健な反体制派」はトルコ国境に近い2カ村を制圧(2016年3月8日)

『ハヤート』(3月9日付)は、トルコのキリス市がアレッポ県北西部のダーイシュ(イスラーム国)支配地域から砲撃を受け、2人が死亡、2人が負傷したと伝えた。

トルコの複数のメディアが、キリス市長の話として伝えたところによると、8発のカチューシャ砲弾がキリス市に撃ち込まれ、そのほとんどは空き地に着弾したが、1発は住民らを直撃し、女性1人、子供1人の合わせて2人が死亡したという。

トルコの複数の治安筋によると、シリア領内からの砲撃を受け、トルコ軍は「交戦規定」に従い、シリア領内に対して越境砲撃を行ったという。

これに関連して、クッルナー・シュラカー(3月8日付)は、アレッポ県北西部のトルコ国境に近いドゥーディヤーン村、タクリー村一帯で、ダーイシュと「穏健な反体制派」と目されるムウタスィム・ビッラー旅団、ハムザ旅団、スルターン・ムラード旅団、山地の鷹旅団、シャーム軍団などが交戦し、同2カ村を制圧した、と伝えた。

AFP, March 8, 2016、AP, March 8, 2016、ARA News, March 8, 2016、Champress, March 8, 2016、al-Hayat, March 9, 2016、Iraqi News, March 8, 2016、Kull-na Shuraka’, March 8, 2016、al-Mada Press, March 8, 2016、Naharnet, March 8, 2016、NNA, March 8, 2016、Reuters, March 8, 2016、SANA, March 8, 2016、UPI, March 8, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市南部のアイス村近郊の丘からヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構を撃退(2016年3月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市バニー・ザイド地区一帯で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦する一方、シャイフ・マクスード地区、アイン・タッル地区、ハラク地区では、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と人民防衛隊が砲撃戦を行った。

また戦闘機(所属明示せず)がアレッポ市のジャンドゥール交差点一帯、シュカイイフ地区を空爆した。

このほか、アレッポ市南部のアイス村一帯では、7日にヌスラ戦線とジュンド・アクサー機構が制圧した丘(アイス丘、Syriatel丘)に対して、ロシア軍の航空支援を受けたシリア軍とシーア派民兵が攻撃を加えて奪還した。

これに関して、SANA(3月8日付)は、国連安保理決議第2268号に違反するかたちでアレッポ市南部のアイス村近郊の丘に潜入した「タクフィール主義テロ組織」をシリア軍守備隊が撃退したと伝えた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カッバーナ村一帯で、シリア軍、シリア人・アラブ系・アジア系民兵がロシア軍士官の指揮のもと、第1沿岸師団、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・シャーム、第2沿岸師団、トルキスターン・イスラーム党などと交戦し、シリア軍側が同地を空爆・砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がザーウィヤ山のアイン・ラールーズ村、アルバナ村、ジスル・シュグール市郊外のブダーマー村を砲撃、戦闘機(所属明示せず)がナージヤ村を空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がガーブ平原のカストゥーン村を砲撃する一方、戦闘機(所属明示せず)がハッダージュ村を空爆した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがハーン・シャイフ・キャンプ一帯に「樽爆弾」29発を投下する一方、ドゥーマー市に迫撃砲弾複数発が着弾した。

またマルジュ・スルターン村一帯では、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

AFP, March 8, 2016、AP, March 8, 2016、ARA News, March 8, 2016、Champress, March 8, 2016、al-Hayat, March 9, 2016、Iraqi News, March 8, 2016、Kull-na Shuraka’, March 8, 2016、al-Mada Press, March 8, 2016、Naharnet, March 8, 2016、NNA, March 8, 2016、Reuters, March 8, 2016、SANA, March 8, 2016、UPI, March 8, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県、ダイル・ザウル県でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年3月8日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジャズル・ガス採掘所一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(3月8日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにマハッサ地区、南西部でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同地(シリア・ガス社(SGC)のガス・パイプラインなど)を制圧した。

シリア軍はまた、タドムル市郊外採石場一帯、ジャズル・ガス採掘所、サワーナ町、カルヤタイン市郊外一帯でダーイシュ拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月8日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ジュバイラ地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員40人を殲滅、拠点・武器弾薬庫を破壊した。


AFP, March 8, 2016、AP, March 8, 2016、ARA News, March 8, 2016、Champress, March 8, 2016、al-Hayat, March 9, 2016、Iraqi News, March 8, 2016、Kull-na Shuraka’, March 8, 2016、al-Mada Press, March 8, 2016、Naharnet, March 8, 2016、NNA, March 8, 2016、Reuters, March 8, 2016、SANA, March 8, 2016、UPI, March 8, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省は7日の停戦違反件数を7件と発表(2016年3月8日)

ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、3月7日に7件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

このうち4件がアレッポ県(アレッポ市南部郊外、アレッポ市シャイフ・マクスード地区)、2件がイドリブ県(フーア市・カファルヤー町一帯)、1件がラタキア県で発生したという。

なお、ロシア軍は、米・ロシアによる敵対行為禁止合意の対象地域内での空爆は実施せず、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線に対する空爆地点は、米・ロシア両国の当事者和解調整センターに通告済みだという。

AFP, March 8, 2016、AP, March 8, 2016、ARA News, March 8, 2016、Champress, March 8, 2016、al-Hayat, March 9, 2016、Iraqi News, March 8, 2016、Kull-na Shuraka’, March 8, 2016、al-Mada Press, March 8, 2016、Naharnet, March 8, 2016、NNA, March 8, 2016、Reuters, March 8, 2016、SANA, March 8, 2016、UPI, March 8, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で7回の爆撃を実施(2016年3月7日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月7日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して24回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は7回で、アイン・イーサー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、マーリア市近郊(4回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, March 8, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県北西部のタッル・リフアト市を越境砲撃(2016年3月7日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のライドゥール・ハリール報道官はロイター通信(3月7日付)に対して、トルコ軍がアアザーズ市南部に位置するタッル・リフアト市を砲撃し、隊員複数名が負傷したことを明らかにした。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線とジュンド・アクサー機構がアレッポ市南部アイス村に近い丘を制圧(2016年3月7日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月7日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線と、ダーイシュ(イスラーム国)との連携が取りざたされているジュンド・アクサー機構が、アレッポ市南部郊外のアイス村一帯でシリア軍と交戦し、同村に近い丘2カ所を制圧した。

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同じく、アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区で活動するという「シャーム革命家大隊」を名乗る武装集団が、ビデオ声明を出し、手製の迫撃砲で攻撃を加えると脅迫した。

同地では、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、「穏健な反体制派」の第16師団、チェチェン人のサラーフッディーン・シーシャーニーを名乗る人物が指導するチェチェン人武装集団が砲撃を繰り返しており、同監視団によると、6日深夜から7日早朝にかけて23発の迫撃砲弾が、また7日の日中には15発の迫撃砲弾が着弾したという。

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イドリブ県では、ARA News(3月7日付)によると、ロシア軍戦闘機がアブー・ズフール町を空爆し、民間人11人が死亡した。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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ハサカ県、ヒムス県でYPG主体のシリア民主軍、シリア軍がダーイシュと交戦(2016年3月7日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が県南部のマルカダ町一帯、ハサカ市南西部のマクマン村、ヒルバト・マーリフ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(3月8日付)によると、カーミシュリー市中心街ウスター地区のクーワートリー通りで爆弾が爆発し、住民5人が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(3月7日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、第946地点、第949地点、第1201地点を制圧した。

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アレッポ県では、SANA(3月7日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区を「テロ組織」が迫撃砲で攻撃を加え、5人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区を迫撃砲で攻撃し、子供2人を含む8人が死亡した。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、March 8, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省は7日に停戦違反が8件発生する一方、ダマスカス郊外県で反体制武装集団5組織が新たに停戦を受諾した発表(2016年3月7日)

ロシア国防省は、米・ロシアによる敵対行為停止合意発効から10日が経ったのに合わせて、シリアでの停戦および人道支援の状況について発表、「停戦は総じて遵守されている」としたうえで、「民間人の安全な帰宅と人道支援物資の配給が急務となっている」と強調した。

国防省によると、ロシアはハマー県、ヒムス県、ラタキア県、ダルアー県、ダイル・ザウル県、アレッポ県、ダマスカス県・ダマスカス郊外県に人道支援物資620トンを配給、また当事者和解調整センターが地元当局なロシアが独自に収集したデータをもとに緊急支援リストを作成し、国連に提出したという。

また、合意発効後、ロシア軍が空爆を実施しているのは、ラッカ県、ダイル・ザウル県、ヒムス県タドムル市近郊のダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線だけであることを改めて強調した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、3月6日に8件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

このうち3件がアレッポ県、3件がイドリブ県、2件がハマー県で発生したという。

また、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員がハサカ県カーミシュリー市を攻撃するため、6日にトルコ領内に集結したことが確認されたという。

なお、ロシア軍は、米・ロシアによる敵対行為禁止合意の対象地域内での空爆は実施せず、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線に対する空爆地点は、米・ロシア両国の当事者和解調整センターに通告済みだという。

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一方、ダマスカス郊外県で反体制武装集団5組織が米・ロシアによる敵対行為停止合意を受諾、ロシアの当事者和解調整センターに合意受諾を申し出た反体制武装集団の数は35組織となった。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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ドイツのシュタインマイヤー外務大臣はアブダビ皇太子と会談し、シリアでの停戦維持の必要を確認(2016年3月7日)

ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外務大臣はUAEを訪問し、アブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子と会談し、シリア、イラク、リビア、イエメン情勢などについて意見を交わした。

会談後の記者会見で両氏は、米・ロシアによるシリアでの敵対行為停止合意の維持と、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表による和平協議(ジュネーブ3会議)再開・継続に向けた取り組みが重要だと述べた。

『ハヤート』(3月8日付)が伝えた。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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イランのアブドゥッラフヤーン外務副大臣は、クルド人の自治に前向きな姿勢を示す米・ロシア主導の敵対行為停止合意に不満を表明(2016年3月7日)

ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣はイランを訪問し、イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣(アラブ・アフリカ担当)と会談し、シリアでの米・ロシアによる敵対行為停止合意の履行状況などについて意見を交わした。

『ハヤート』(3月8日付)によると、会談でアブドゥッラフヤーン外務副大臣は、米・ロシアが共同議長を務めるISSG(国際シリア支援グループ)の停戦作業チームに関して、イランの主張が考慮されていないように見受けられるとし、イラン政府が敵対行為停止合意に必ずしも「満足していない」と述べたという。

アブドゥッラフヤーン外務副大臣の発言は、ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣が2月29日にシリアの将来の政治体制に関して、「連邦制のモデルに基づく体制は、シリアを統一的で世俗的な独立主権国家として維持することに資するだろう」と述べ、米国とともに支援を強化している西クルディスタン移行期民政局の存在に理解を示したことを受けたものと思われる。

なお、ハサン・ロウハーニー大統領は、トルコのアフメト・ダウトオール首相との会談(6日)で、「諸国の主権を尊重する必要があるとの点で、両国には意見の相違はない。各国国民が自らの国の行方を決定する」と述べ、「シリアの分割阻止」を訴え、西クルディスタン移行期民政局の台頭への警戒感をあらわにするダウトオール首相に一定の理解を示していた。

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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領はエジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領と電話会談を行い、シリア情勢について協議し、シリア国内での停戦を維持する必要を確認した。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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バイデン米副大統領「我々は今、アサドと反体制派を再び交渉のテーブルに着かせるため行動している」(2016年3月7日)

中東諸国歴訪中のジョー・バイデン米副大統領は、UAEのアブダビで、シリアのアサド政権に関して「正統性を失っており、もはやシリアを統一することも、指導することもできない…。我々は今、アサドと反体制派を再び交渉のテーブルに着かせるために行動している…。すべての当事者間の政治的合意…という目的は変わっていない」と述べた。

まだダーイシュ(イスラーム国)との戦いに関しては「戦闘は時間を要するだろうが、我々はこの悪を殲滅するまで専念する」と述べた。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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ダルアー市で反体制デモ発生(2016年3月7日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(3月8日付)によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区のシャッラーラ広場(反体制武装集団支配地域)で、「自由シリア軍」の統合、「シリア革命」の継続、体制打倒を求めるデモが組織された。image001 

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、March 8, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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ファトフ軍支配下のイドリブ市の「執行部隊」がアサド政権に対する反体制デモを弾圧、ヌスラ戦線幹部はデモ弾圧を批判、シャーム自由人イスラーム運動は弾圧への関与を否定(2016年3月7日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(3月8日付)、ARA News(3月7日付)などによると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線が主導するファトフ軍の支配下にあるイドリブ市内で活動家が組織した反体制デモを同市の「執行部隊」が強制排除した。

複数の活動家によると、イドリブ市で発生した反体制デモは、同市の「執行部隊」によって強制排除され、その際、デモに参加した活動家が暴行を受け、拘束されたほか、通信機器などを破壊されたという。

ARA News(3月7日付)によると、デモを弾圧したのは、ヌスラ戦線治安委員会。

ARA News, March 7, 2016
ARA News, March 7, 2016

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これを受け、活動家らは声明を出し、ファトフ軍に対してデモ弾圧の理由を明らかにするよう求めるとともに、弾圧の責任者の処罰、逮捕者の釈放、デモ参加者への謝罪を要求した。

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一方、ヌスラ戦線の広報局報道官を務めるアブー・アンマール・シャーミー氏は、イドリブ市で発生した反体制デモに関して、自身のツイッターのアカウントを通じて、ファトフ軍の全部隊に反体制デモを保護する責任があると述べた。

シャーミー氏は「我々はここで、イドリブ市が多くの部隊が属すファトフ軍の管理下にあること、そしてすべての部隊が今日起きたこと(イドリブ市内での反体制デモ)に責任を負っていることを明らかにしたい」、「2011年末以来、デモを保護してきたヌスラ戦線の路線とは、我々の民を保護し、守ることによってのみ成り立つ」と綴った。

またファトフ軍を指導するサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏(ジハード布教者センター代表)は自身のツイッターのアカウントで、イドリブ市での反体制デモの弾圧を「過ち」だと批判し、「人々が独裁者に立ち向かうことを阻止するべきでないと綴った。

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ヌスラ戦線とともにファトフ軍を主導するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動は8日付で声明を出し、イドリブ市での反体制デモの弾圧を行った「執行部隊」にメンバーは参加していないと発表、関与を否定した。

Kull-na Shuraka', March 8, 2016
Kull-na Shuraka’, March 8, 2016

 

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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「新シリア軍」のタラーア中佐はあくまでもタンフ国境通行所を制圧したと主張(2016年3月7日)

「新シリア軍」の司令官の一人ムハンマド・タラーア中佐は、ヒムス県の対イラク国境に位置するタンフ国境通行所一帯での戦闘に関して、クッルナー・シュラカー(3月7日付)にその詳細を明かした。

それによると、新シリア軍は「ヨルダン・シリア国境での訓練を経て、8ヶ月前に有志連合の航空支援を受けて、タンフ国境通行所を迫撃砲で砲撃したが、通行所一帯に地雷が敷設されており、進軍できなかった…。だが、有志連合の航空偵察、新シリア軍偵察部隊による地上での偵察活動を行った後、有志連合との連携のもとに砲撃を開始、地雷原を突破し…、ダーイシュとの交戦の末、タンフ国境通行所のイラク側、シリア側の双方を制圧した」という。

タラーア中佐によると、この戦闘で「新シリア軍」はまた、ダーイシュ戦闘員10人を捕捉したという。

今後の活動に関して、タラーア中佐は、「我々の目標はダイル・ザウル県の解放であり、そこにとどまることはなく、我々の前にはラッカ、ハサカ、ヒムス砂漠、そして独裁者が支配するシリア各地がある」と述べた。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)はビデオ声明で「新シリア軍」によるタンフ国境通行所制圧を「真っ赤なウソ」と否定(2016年3月7日)

ダーイシュ(イスラーム国)の通信部門アアマーク通信はビデオ声明(https://www.youtube.com/watch?v=K5Ezh6_M5hs)を出し、そのなかで「新シリア軍」が制圧したと主張するヒムス県の対イラク国境に位置するタンフ国境通行所を制圧したと発表した。

ビデオ声明には、タンフ国境通行所の前にダーイシュの戦闘員複数人が立ち並び、「新シリア軍に代表される反体制派武装集団が(タンフ国境通行所を)制圧したというのは真っ赤なウソだ…。サイクス・ピコの国境は掌握されており、決して渡さない…。我々はここにとどまって抵抗し、戦い、要撃し、爆破し、破壊を続ける。我々の体を誰も乗り越えることなしには入ってくることはできない」と述べた。

Youtube, March 7, 2016
Youtube, March 7, 2016

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で4回の爆撃を実施(2016年3月6日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月6日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は6回で、ハサカ市近郊(3回)、アイン・イーサー市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, March 7, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県、ヒムス県、ハサカ県、ハマー県、ダイル・ザウル県でシリア軍、YPGがダーイシュと交戦(2016年3月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のダイル・ハーフィル市各所を空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタドムル市西部郊外のドゥーワ地区、カルヤタイン市一帯、マヒーン町でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、また戦闘機(所属明示せず)がマヒーン町一帯を空爆した。

一方、SANA(3月6日付)によると、シリア軍が「支援部隊」とともにダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、カルヤタイン市近郊のスード丘方面の第912地点、第861地点を制圧した。

シリア軍はまたウンク・ハワー村、ムシャイリファ村でダーイシュと交戦した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市南部郊外のアブドゥルアズィーズ山一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

また米軍主導の有志連合と思われる戦闘機が県南部のマルカダ町南部に位置するジャナート村の学校一帯を複数回にわたり空爆した。

ARA News(3月7日付)によると、マルカダ町に対する有志連合の空爆で、ダーイシュの司令官の一人フサーム・シャッルーフ氏が死亡した。

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ハマー県では、SANA(3月6日付)によると、シリア軍がハマーディー・ウマル村・シャイフ・ハラール村間でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月6日付)によると、シリア軍がマリーイーヤ村、ジャフラ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区などでダーイシュと交戦した。

AFP, March 6, 2016、AP, March 6, 2016、ARA News, March 6, 2016、March 7, 2016、Champress, March 6, 2016、al-Hayat, March 7, 2016、Iraqi News, March 6, 2016、Kull-na Shuraka’, March 6, 2016、al-Mada Press, March 6, 2016、Naharnet, March 6, 2016、NNA, March 6, 2016、Reuters, March 6, 2016、SANA, March 6, 2016、UPI, March 6, 2016などをもとに作成。

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アレッポ、ラタキア県、ヒムス県、イドリブ県で、シリア軍、YPGとヌスラ戦線主導の反体制派の戦闘続く(2016年3月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊などが、アレッポ市南部郊外のハーン・トゥーマーン村、森林地帯、タッル・マムー村一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月6日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区を「テロリスト」が迫撃砲で攻撃を加え、住民13人が死亡、40人以上が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がキンダ村、ハッダーダ村、トゥッファーヒーヤ山などを砲撃した。

一方、ARA News(3月6日付)によると、反体制武装集団がキンサッバー町近郊のカルズ村のシリア軍拠点を奇襲した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がキースィーン村一帯、ガルナータ村一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、SANA(3月6日付)によると、シリア軍がアブー・ズフール町、ジャルジャナーズ村でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃し、戦闘員18人を殲滅した。

また、対トルコ国境にアティマ村では、車に仕掛けられた爆弾が爆発し、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団の戦闘員複数が死亡した。

AFP, March 6, 2016、AP, March 6, 2016、ARA News, March 6, 2016、Champress, March 6, 2016、al-Hayat, March 7, 2016、Iraqi News, March 6, 2016、Kull-na Shuraka’, March 6, 2016、al-Mada Press, March 6, 2016、Naharnet, March 6, 2016、NNA, March 6, 2016、Reuters, March 6, 2016、SANA, March 6, 2016、UPI, March 6, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省は6日に停戦違反が15件発生したと発表(2016年3月6日)

ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、3月5日に15件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反が発生したのは、ダマスカス郊外県、アレッポ県、ハマー県、ダルアー県、イドリブ県。

なお、ロシア軍は、米・ロシアによる敵対行為禁止合意の対象地域内での空爆は実施せず、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線に対する空爆地点は、米・ロシア両国の当事者和解調整センターに通告済みだという。

AFP, March 6, 2016、AP, March 6, 2016、ARA News, March 6, 2016、Champress, March 6, 2016、al-Hayat, March 7, 2016、Iraqi News, March 6, 2016、Kull-na Shuraka’, March 6, 2016、al-Mada Press, March 6, 2016、Naharnet, March 6, 2016、NNA, March 6, 2016、Reuters, March 6, 2016、SANA, March 6, 2016、UPI, March 6, 2016などをもとに作成。

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イランのロウハーニー大統領とトルコのダウトオール首相が会談し、シリア情勢への対応などを協議(2016年3月6日)

イランのIRNA(3月6日付)は、ハサン・ロウハーニー大統領がテヘランでトルコのアフメト・ダウトオール首相と会談した。

ロウハーニー大統領は会談後、「諸国の主権を尊重する必要があるとの点で、両国には意見の相違はない。各国国民が自らの国の行方を決定する」としたうえで、「(シリアでの)戦争を終わらせ、流血、難民発生を食い止める必要がある。イラン、トルコ領政府はこれらの問題に対して、真剣且つ有効な措置を講じることができる」と述べた。

また「両国は共通の敵であるテロとの戦いにおいて協力、協調、専念し、地域の平和と安定の基礎を強化しなければならない。イランとトルコは、隣り合う大国として、イスラーム世界の統合の基礎を強化するための建設的且つ影響力のある措置を実施できる」と強調した。

さらに「諸外国は地域の問題を全面解決しようとしておらず、それぞれの国益を実現しようとしている。それゆえ、地域諸国が自ら問題を解決しなければならない。イランとトルコの協力は必ず、地域における持続的和平の実現において建設的な役割を果たすことになる」と付言した。

これに対して、ダウトオール首相は「私は、トルコとイラン、そしてその他の地域諸国がシリアの領土の統一性、分割阻止という点で合意できると確信している」と述べた。

また「我々とイランは、すべての国とともに、シリア危機の早急な解決と同国の領土保全のために一致団結して行動しなければならない」と付言した。

AFP, March 6, 2016、AP, March 6, 2016、ARA News, March 6, 2016、Champress, March 6, 2016、al-Hayat, March 7, 2016、Iraqi News, March 6, 2016、IRNA, March 6, 2016、Kull-na Shuraka’, March 6, 2016、al-Mada Press, March 6, 2016、Naharnet, March 6, 2016、NNA, March 6, 2016、Reuters, March 6, 2016、SANA, March 6, 2016、UPI, March 6, 2016などをもとに作成。

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シリア人権監視団:停戦発効後の1週間で停戦地域での死者数は135人(2016年3月6日)

シリア人権監視団は、2月27日に米・ロシアによる敵対行為停止合意発効後、3月4日までの7日間で、停戦対象地域内での死者数が135人を記録したと発表した。

135人のうちの45人が「戦闘部隊およびイスラーム主義部隊の戦闘員」、32人が民間人(うち子供7人、女性7人)、シリア軍・国防隊の兵士32人、「西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、シャームの民のヌスラ戦線などのイスラーム主義部隊の戦闘員」が33人。

なお、米国とロシアが、戦闘行為停止の対象となる地域「グリーン・ゾーン」について合意したのか不明で、停戦対象地域がどこかは誰にも分からない。

AFP, March 6, 2016、AP, March 6, 2016、ARA News, March 6, 2016、Champress, March 6, 2016、al-Hayat, March 7, 2016、Iraqi News, March 6, 2016、Kull-na Shuraka’, March 6, 2016、al-Mada Press, March 6, 2016、Naharnet, March 6, 2016、NNA, March 6, 2016、Reuters, March 6, 2016、SANA, March 6, 2016、UPI, March 6, 2016などをもとに作成。

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シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団がダーイシュ・メンバー42人の離反を手配(2016年3月6日)

ドゥラル・シャーミーヤ(3月6日付)は、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団が、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー42人を離反させたと伝えた。

シャーム軍団の司令官の一人によると、シャーム軍団は1ヶ月以上前から離反したメンバーらとの接触を続け、離反の準備を行っていたという。

AFP, March 6, 2016、AP, March 6, 2016、ARA News, March 6, 2016、Champress, March 6, 2016、al-Durar al-Shamiya, March 6, 2016、al-Hayat, March 7, 2016、Iraqi News, March 6, 2016、Kull-na Shuraka’, March 6, 2016、al-Mada Press, March 6, 2016、Naharnet, March 6, 2016、NNA, March 6, 2016、Reuters, March 6, 2016、SANA, March 6, 2016、UPI, March 6, 2016などをもとに作成。

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シリアの野党代表者らはフマイミーム軍事飛行場のロシア軍に憲法改正の必要を強調(2016年3月6日)

『ハヤート』(3月7日付)は、ロシアのRT、タス通信が、シリア駐留ロシア軍の拠点フマイミーム航空基地(ラタキア市)にシリアの野党代表者が訪問し、新憲法制定の必要性を訴えたと報じていると伝えた。

それによると、「民主主義のためのシリア人」のマイス・クライディー代表、シリア民族社会党(インティファーダ派)のマーズィン・ビラール氏らがフマイミーム航空基地を訪問し、紛争の解決に向けた交渉を経て、新憲法を制定し移行期を完了させる必要があると述べたという。

AFP, March 6, 2016、AP, March 6, 2016、ARA News, March 6, 2016、Champress, March 6, 2016、al-Hayat, March 7, 2016、Iraqi News, March 6, 2016、Kull-na Shuraka’, March 6, 2016、al-Mada Press, March 6, 2016、Naharnet, March 6, 2016、NNA, March 6, 2016、Reuters, March 6, 2016、SANA, March 6, 2016、UPI, March 6, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県、ダルアー県にビラを散布し、反体制武装集団戦闘員に最後通告(2016年3月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが県内各所にビラを空中散布し、反体制武装集団戦闘員に投降を呼びかけた。

ビラには「何度も読み返せ。これが最後の希望だ。自分の命を救え。この地域を早急に放棄しなければ、あなたたちは殲滅されるだろう。我々は退去のための進路を確保した。決断を急げ」などと書かれているという。
ARA News(3月6日付)によると、ビラはダルアー県にも散布されたという。

ARA News, March 5, 2016
ARA News, March 5, 2016

AFP, March 6, 2016、AP, March 6, 2016、ARA News, March 6, 2016、Champress, March 6, 2016、al-Hayat, March 7, 2016、Iraqi News, March 6, 2016、Kull-na Shuraka’, March 6, 2016、al-Mada Press, March 6, 2016、Naharnet, March 6, 2016、NNA, March 6, 2016、Reuters, March 6, 2016、SANA, March 6, 2016、UPI, March 6, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で6回の爆撃を実施(2016年3月5日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月5日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して19回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は6回で、ハサカ市近郊(4回)、マンビジュ市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, March 6, 2016などをもとに作成。

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ラッカ市でダーイシュのチュニジア人司令官ら200人が離反し、戦闘の末多数が死亡(2016年3月5日)

ラッカ県では、ARA News(3月5日付)が地元筋の話として、ラッカ市内で過去2日間でダーイシュ(イスラーム国)のメンバー約200人が離反し、多数が殺害されたと伝えた。

同消息筋によると、チュニジア人司令官のアブー・アリー・トゥーニスィー氏ら多数が離反し、ラッカ市内各所での戦闘の末に死亡したという。

AFP, March 5, 2016、AP, March 5, 2016、ARA News, March 5, 2016、Champress, March 5, 2016、al-Hayat, March 6, 2016、Iraqi News, March 5, 2016、Kull-na Shuraka’, March 5, 2016、al-Mada Press, March 5, 2016、Naharnet, March 5, 2016、NNA, March 5, 2016、Reuters, March 5, 2016、SANA, March 5, 2016、UPI, March 5, 2016などをもとに作成。

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