ダーイシュのスリーパーセルがハサカ市とラッカ市を結ぶ街道でカーティルジー・グループ社の民兵の車列を襲撃し、ドライバー2人を殺害、3人を負傷(2024年11月26日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがハサカ市とラッカ県のラッカ市を結ぶ街道を移動中のカーティルジー・グループ社の民兵の車列を襲撃し、ドライバー2人を殺害、3人を負傷させた。

AFP, November 26, 2024、ANHA, November 26, 2024、‘Inab Baladi, November 26, 2024、Reuters, November 26, 2024、SANA, November 26, 2024、SOHR, November 26, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県アリーハー市内のコーラン暗唱学校を砲撃、子ども2人を含む20人あまりが死傷(2024年11月26日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアリーハー市の市場や住宅地区、マアッルザーフ町、アルバイーン山地方、マジュダリヤー村を砲撃した。

この砲撃により、アリーハー市内のコーラン暗唱学校が被弾し、子ども2人を含む4人が死亡、子ども8人を含む12人が負傷した(シリア人権監視団によると子ども3人が死亡、子ども多数を含む14人が負傷)。

これに対して、シャーム解放機構もシリア政府の支配下にあるダーディーフ村、カフル・バッティーフ村を砲撃した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市のマシュファー(病院)地区で住民1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, November 26, 2024、ANHA, November 26, 2024、‘Inab Baladi, November 26, 2024、Reuters, November 26, 2024、SANA, November 26, 2024、SOHR, November 26, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、アレッポ県各所でジャウラーニー指導者の打倒や逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモ(2024年11月26日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるビンニシュ市、アルマナーズ市で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒や逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモを行った。


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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域の中心都市アフリーン市、シャーム解放機構の支配下にあるアターリブ市でも、住民ら数十人が同様のデモを行った。

AFP, November 26, 2024、ANHA, November 26, 2024、‘Inab Baladi, November 26, 2024、Reuters, November 26, 2024、SANA, November 26, 2024、SOHR, November 26, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍はアレッポ県でシリア国民軍への狙撃作戦を実施し、17人を殺害したと発表:アフリーン解放軍団も10人を殺害したと発表(2024年11月26日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、マンビジュ軍事評議会が24日にアレッポ県マンビジュ市西のブワイヒジュ村にある「傭兵」(シリア国民軍)の陣地複数ヵ所に潜入し、これを攻撃し、17人を殺害、6人を負傷させたと発表した。

イナブ・バラディー(11月26日付)によると、マンビジュ軍事評議会が殺害したのは、シリア国民軍傘下の解放建設運動のメンバー。

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シリア民主軍傘下のアフリーン解放軍団が声明を出し、11月22日と23日に、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアアザーズ市一帯、「平和の泉」地域内のシャッラー村一帯で狙撃作戦を実施し、「トルコの傭兵」(シリア国民軍)の戦闘員10人を殺害したと発表した。

ANHA(11月26日付)が伝えた。

AFP, November 26, 2024、ANHA, November 26, 2024、‘Inab Baladi, November 26, 2024、Reuters, November 26, 2024、SANA, November 26, 2024、SOHR, November 26, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがラッカ県ラサーファ市近郊の砂漠地帯で国防隊の隊員1人を銃で撃ち、殺害(2024年11月25日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがラサーファ市近郊の砂漠地帯で、国防隊の隊員1人を銃で撃ち、殺害した。

AFP, November 25, 2024、ANHA, November 25, 2024、‘Inab Baladi, November 25, 2024、Reuters, November 25, 2024、SANA, November 25, 2024、SOHR, November 25, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県、イドリブ県各所を無人航空機などで攻撃(2024年11月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるタディール村、カフル・タアール村を自爆型無人航空機6機で攻撃、ワサータ村の農場を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるM5高速道路沿線のダーディーフ村、カフル・バッティーフ村、ハーン・スブル村を砲撃した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ジュバーター・ハシャブ村とハーン・アルナバ市を結ぶ街道で、「グールー」の名で知られるシリア軍第4機甲師団の協力者が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, November 25, 2024、ANHA, November 25, 2024、‘Inab Baladi, November 25, 2024、Reuters, November 25, 2024、SANA, November 25, 2024、SOHR, November 25, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県北部各所を砲撃(2024年11月25日)

アレッポ県では、ANHA(11月25日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のトゥーハール村、ダラム村、ブワイヒジュ村、アラブ・ハサン村、ウンム・ジャッルード村、ウンム・アダサ村、ジャームースィーヤ村を砲撃した。

トルコ軍はまた、タッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村を無人航空機1機で攻撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がこれを撃墜した。

トルコ軍はさらに、タッル・リフアト市近郊のアキーバ村、バイナ村、スーガーニーカ村の森林地帯を砲撃した。

AFP, November 25, 2024、ANHA, November 25, 2024、‘Inab Baladi, November 25, 2024、Reuters, November 25, 2024、SANA, November 25, 2024、SOHR, November 25, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市の救国内閣教育省前で、教員らがシリア政府支配地の大学卒業者の雇用を認めるよう求めて抗議デモ(2024年11月25日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市の救国内閣教育省前で、教員らがシリア政府支配地の大学卒業者の雇用を認めるよう求めて抗議デモを行った。

また、カフルタハーリーム町、アティマ村で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒や逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモを行った。

AFP, November 25, 2024、ANHA, November 25, 2024、‘Inab Baladi, November 25, 2024、Reuters, November 25, 2024、SANA, November 25, 2024、SOHR, November 25, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県サルキーン市で、住民らがジャウラーニー指導者の打倒や逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモ(2024年11月24日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるサルキーン市で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒や逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモを行った。

AFP, November 24, 2024、ANHA, November 24, 2024、‘Inab Baladi, November 24, 2024、Reuters, November 24, 2024、SANA, November 24, 2024、SOHR, November 24, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県スワル市近郊で仕掛け爆弾を爆発させ、シリア民主軍の兵士5人を殺傷(2024年11月24日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるスワル市近郊のガリーバ村で仕掛け爆弾を爆発させ、シリア民主軍の兵士2人を殺害、3人を負傷させた。

AFP, November 24, 2024、ANHA, November 24, 2024、‘Inab Baladi, November 24, 2024、Reuters, November 24, 2024、SANA, November 24, 2024、SOHR, November 24, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、アレッポ県各所を砲撃(2024年11月24日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアーフィス村、ビンニシュ市、タフタナーズ市、アリーハー市、ナイラブ村、マアッラト・ナアサーン村、マジュダリヤー村、マアッルバリート村、マンタフ村、バイニーン村、ダイル・サンバル村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村、カフル・アンマ村を砲撃した。

AFP, November 24, 2024、ANHA, November 24, 2024、‘Inab Baladi, November 24, 2024、Reuters, November 24, 2024、SANA, November 24, 2024、SOHR, November 24, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍、シリア国民軍とシリア民主軍がアレッポ県、ラッカ県、ハサカ県で交戦:トルコ軍の砲撃で8人死傷、シリア民主軍の砲撃で10人以上死傷(2024年11月24日)

アレッポ県では、ANHA(11月24日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市、同市近郊のアキーバ村、スーガーニカ村、ハリーサ村、ファーフィーン村、アッルーシャ村を砲撃した。

この砲撃により、ハリーサ村で住民1人が死亡し、3人が負傷したほか、タッル・リフアト市で女児1人を含む4人が負傷した。

これに対して、シリア国民軍に所属するバーブ軍事評議会は、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市であるバーブ市近郊のタッル・トゥーリーン村とジャブラト・ハムラー村を重火器と中火器で攻撃したと発表した。

これに関して、シリア人権監視団、ホワイト・ヘルメットなどは、バーブ市のザムザム通りがシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配地からの砲撃を受け、民間人2人が死亡、12人が負傷した(シリア人権監視団によると、1人死亡、14人負傷)と発表した。


一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の傘下で活動するアフリーン解放戦線は声明を出し、トルコ軍とシリア国民軍の最近の攻撃に対する報復として、バーブ市一帯とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のシャッラー村一帯で報復作戦を実施し、トルコ軍兵士1人を殺害、2人を負傷させたと発表した。

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ラッカ県では、ANHA(11月24日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるフッリーヤ村(タッル・アブヤド市西)を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍の仲介で、シリア国民軍が11月4日にタッル・リフアト市近郊のアブドゥーキー村で殺害した人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士4人の遺体を返還した。

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ハサカ県では、ANHA(11月24日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のカブール・ガラージナ村とシャイフ・アリー村間の送電線網を攻撃し、両村で停電が発生した。

AFP, November 24, 2024、ANHA, November 24, 2024、‘Inab Baladi, November 24, 2024、Reuters, November 24, 2024、SANA, November 24, 2024、SOHR, November 24, 2024などをもとに作成。

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地元武装集団がダイル・ザウル県ジュナイナ村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属の自衛部隊の陣地などを砲撃(2024年11月23日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるジュナイナ村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属の自衛部隊の陣地を砲撃、交戦した。

またシリア政府支配地からシュハイル村への砲撃があり、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士2人が負傷した。

AFP, November 23, 2024、ANHA, November 23, 2024、‘Inab Baladi, November 23, 2024、Reuters, November 23, 2024、SANA, November 23, 2024、SOHR, November 23, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がヒムス県とダイル・ザウル県でシリア軍、「イランの民兵」、シリア民主軍を襲撃し、4人を殺害(2024年11月23日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府の支配下にあるビシュリー山周辺の砂漠地帯でシリア軍の車輛を要撃し、シリア軍の士官(少尉)1人と兵士1人を殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊の砂漠地帯で、「イランの民兵」の部隊を襲撃し、2人を殺害、2人を負傷させた。

また、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配地でも、オートバイに乗ったダーイシュのスリーパーセルがダフラ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のパトロール部隊を襲撃、交戦となった。

AFP, November 23, 2024、ANHA, November 23, 2024、‘Inab Baladi, November 23, 2024、Reuters, November 23, 2024、SANA, November 23, 2024、SOHR, November 23, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がラッカ県とアレッポ県の各所を砲撃(2024年11月23日)

ラッカ県では、ANHA(11月23日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がトルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市タッル・アブヤド市西に位置するシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の支配下のフッリーヤ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(11月23日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のタアーナ村、ハルバル村、ザイワーン村、タッル・ジャージャーン村を砲撃した。

AFP, November 23, 2024、ANHA, November 23, 2024、‘Inab Baladi, November 23, 2024、Reuters, November 23, 2024、SANA, November 23, 2024、SOHR, November 23, 2024などをもとに作成。

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シリア軍の自爆型のFPV無人航空機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県、イドリブ県各所を攻撃し、子ども1人を含む11人が死傷:シリア軍はトルコ軍の陣地を砲撃、反撃を受け兵士1人負傷(2024年11月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の自爆型のFPV無人航空機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村、アスース村、ダーラト・イッザ市一帯を攻撃し、カフル・ヌーラーン村で2人が負傷した。


シリア軍はまたカフル・アンマ村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の自爆型のFPV無人航空機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村、マアッルバリート村一帯、マジュダリヤー村一帯を攻撃した。

シリア軍はまた、ルワイハ村、ナイラブ村を砲撃した。

一連の攻撃により、女児1人が死亡、子ども6人を含む8人が負傷した。

シリア軍はさらに、サラーキブ市西のマジャーリズ村にあるトルコ軍の拠点を砲撃、これに対して拠点の警護にあたる武装集団の反撃を受け、シリア軍兵士1人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、軍事情報局の協力者1人が遺体で発見された。

AFP, November 23, 2024、ANHA, November 23, 2024、‘Inab Baladi, November 23, 2024、Reuters, November 23, 2024、SANA, November 23, 2024、SOHR, November 23, 2024などをもとに作成。

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ロシア大統領府の子供の権利のための弁務官を務めるマリア・ルヴォヴァ=ベロヴァ氏は、北・東シリア地域民主自治局支配地で収容されていたダーイシュのロシア人メンバーの子ども26人の身柄を引き取ったと発表(2024年11月22日)

ロシア大統領府の子供の権利のための弁務官を務めるマリア・ルヴォヴァ=ベロヴァ氏は、北・東シリア地域民主自治局の管理下にある複数の収容所に収容されていたダーイシュ(イスラーム国)のロシア人メンバーの子ども26人の身柄を引き取ったと発表した。

26人の内訳は、男児14人、女児12人で、年齢は5歳から12歳で、祖父母、親戚に引き取られるという。

RIAノーヴォスチ通信(11月22日付)、タス通信(11月22日付)が伝えた。

RIA Novosti, November 22, 2024、TASS, November 22, 2024をもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、アレッポ県各所で金曜日の集団礼拝後にジャウラーニー指導者の打倒や逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモ:シャーム解放機構は参加者4人を逮捕(2024年11月22日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるクールカーニヤー村、アリーハー市、カフルタハーリーム町、アルマナーズ市、ビンニシュ市で、住民らが金曜日の集団礼拝後にアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒や逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモを行った。




また、アレッポ県のサッハーラ村でも同様の抗議デモが発生したほか、夜間にはイドリブ県のサルキーン市で抗議デモが行われた。


これに対して、シャーム解放機構の治安部隊は、アレッポ県西部で抗議デモに参加したとしてイドリブ県タルマーニーン村出身の弁護士ら5人を逮捕した。

AFP, November 22, 2024、ANHA, November 22, 2024、‘Inab Baladi, November 22, 2024、Reuters, November 22, 2024、SANA, November 22, 2024、SOHR, November 22, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で政治改革、体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴える(2024年11月22日)

スワイダー県では、スワイダー24(11月22日付)によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で政治改革、体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

 

AFP, November 22, 2024、ANHA, November 22, 2024、‘Inab Baladi, November 22, 2024、Reuters, November 22, 2024、SANA, November 22, 2024、SOHR, November 22, 2024、Suwayda 24, November 22, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市近郊の工業施設を無人航空機1機で攻撃(2024年11月22日)

アレッポ県では、ANHA(11月22日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市近郊の工業施設を無人航空機1機で攻撃した。

AFP, November 22, 2024、ANHA, November 22, 2024、‘Inab Baladi, November 22, 2024、Reuters, November 22, 2024、SANA, November 22, 2024、SOHR, November 22, 2024などをもとに作成。

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UNHCRはイスラエルのレバノンへの攻撃激化を受けて、9月24日以降、レバノンからシリアへの避難民が55万7000人に達していると発表:OCHAはうち7,800人がシリア北西部に避難したと発表(2024年11月21日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のシリア事務所は緊急対応概要を発表し、イスラエルのレバノンへの攻撃激化を受けて、9月24日以降、レバノンからシリアに避難したシリア人とレバノン人が推計で55万7000人に達していると発表した。

このうち63%がシリア人、37%がレバノン人。

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国連人道問題調整事務所(OCHA)のエデム・ウォソルヌ緊急対応アドボカシー部門ディレクターが、トム・フレッチャー人道問題担当調整官兼緊急援助調整官に代理として、国連安保理でシリアの人道状況に関するブリーフィングを行った。

OCHAが運営するReliefwebによると、ウォソルヌ氏はブリーフィングのなかで、推計で約7,800人がイスラエルのレバノン攻撃激化を受けて、レバノンから反体制派の支配下にあるシリア北西部に避難・帰還していると述べた。

トルコ占領地とシャーム解放機構主体の反体制派の支配地での人道状況をフォローしているシリア対応調整者は11月7日、アレッポ県のアウン・ダーダート村の通行所を経由して反体制派支配地に入った避難民の数が7,892人に達していると発表していた。

AFP, November 22, 2024、ANHA, November 22, 2024、‘Inab Baladi, November 22, 2024、Reuters, November 22, 2024、SANA, November 22, 2024、SOHR, November 22, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒や逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモ(2024年11月21日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒や逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモを行った。

AFP, November 21, 2024、ANHA, November 21, 2024、‘Inab Baladi, November 21, 2024、Reuters, November 21, 2024、SANA, November 21, 2024、SOHR, November 21, 2024などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がアレッポ県西部の第46中隊基地一帯を砲撃し、シリア軍の下士官1人が死亡(2024年11月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃し、シリア軍の下士官1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, November 21, 2024、ANHA, November 21, 2024、‘Inab Baladi, November 21, 2024、Reuters, November 21, 2024、SANA, November 21, 2024、SOHR, November 21, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県アズバ村に至る交差点近くに即席爆弾を仕掛けて爆発させ、シリア民主軍の兵士12人を殺傷(2024年11月21日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるアズバ村に至る交差点近くに即席爆弾を仕掛けて爆発させ、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士2人を殺害、10人を負傷させた。

AFP, November 21, 2024、ANHA, November 21, 2024、‘Inab Baladi, November 21, 2024、Reuters, November 21, 2024、SANA, November 21, 2024、SOHR, November 21, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュがヒムス県東部のシリア軍の陣地複数ヵ所を襲撃、ラッカ県では第25特殊任務師団の車輛を爆破し、兵士5人を殺傷(2024年11月21日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県東部のタイバ村、クーム村、ダーヒク山、トゥワイナーン村一帯に設置されているシリア軍の陣地複数ヵ所を襲撃、シリア軍が迎撃、激しい戦闘となった。

シリア軍に撃退されたダーイシュの戦闘員は、アムール山方面に逃走した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がラサーファ市近郊の砂漠地帯に仕掛けた即席爆弾を軍用車輛の通過に合わせて爆発させ、シリア軍第25特殊任務師団の兵士1人を殺害、4人を負傷させた。

AFP, November 21, 2024、ANHA, November 21, 2024、‘Inab Baladi, November 21, 2024、Reuters, November 21, 2024、SANA, November 21, 2024、SOHR, November 21, 2024などをもとに作成。

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アレッポ県とラッカ県で、トルコ軍、シリア国民軍がシリア民主軍と交戦(2024年11月21日)

アレッポ県では、ANHA(11月21日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊の村々を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(11月21日付)によると、シリア国民軍がトルコ占領下の「平和の泉」地域内のタッル・アブヤド市方面から、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のアブドゥーキー村に潜入を試みたが、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がこれを撃退した。

AFP, November 21, 2024、ANHA, November 21, 2024、‘Inab Baladi, November 21, 2024、Reuters, November 21, 2024、SANA, November 21, 2024、SOHR, November 21, 2024などをもとに作成。

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シリア軍とロシア軍の自爆型無人航空機がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県西部各所を攻撃(2024年11月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の自爆型無人航空機3機が、シャーム解放機構の支配下にあるバフフィース村近郊にある「決戦」作戦司令室の陣地を攻撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、ロシア軍が発射した自爆型無人航空機複数機がタカード村を攻撃し、3人が負傷した。

AFP, November 20, 2024、ANHA, November 20, 2024、‘Inab Baladi, November 20, 2024、Reuters, November 20, 2024、SANA, November 20, 2024、SOHR, November 20, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県カッリー町、ダイル・ハッサーン村で、住民らがジャウラーニー指導者の打倒や逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモ(2024年11月20日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるカッリー町、ダイル・ハッサーン村で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒や逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモを行った。


また、アレッポ県のサッハーラ村でも同様のデモが行われた。

AFP, November 20, 2024、ANHA, November 20, 2024、‘Inab Baladi, November 20, 2024、Reuters, November 20, 2024、SANA, November 20, 2024、SOHR, November 20, 2024などをもとに作成。

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NGO代表を務め、トルコやヨルダンで支援活動に従事するシリア国籍の男性が、米国が供与人道支援金900万米ドルをアル=カーイダを含む複数のテロ組織に供与したとして起訴(2024年11月19日)

フォックス・ニュース(11月19日付)は、シリア国籍の男性が、米国が供与人道支援金900万米ドルをアル=カーイダを含む複数のテロ組織に供与したとして起訴された。

コロンビア特別区地方検事局が発表した声明によると、起訴されたのはマフムード・ハフヤーン容疑者(53歳、別名アブー・アブドゥー・ヒムスィー、ガズィアンテップ市在住)。

ハフヤーン容疑者は、シリアの民間人向けに米国が提供した人道支援金900万ドル以上を武装勢力に流用したことなど12の容疑で起訴された。

資金が流用された組織のなかには、「シリアのアル=カーイダ」として知られる国際組織で、米国務省もFTOに指定しているシャーム解放機構も含まれている。

起訴状によると、ハフヤーン容疑者がNGO(組織名は明示せず)の代表に就任することで、米国の人道支援金に不正にアクセスしたという。

当局によると、ハフヤーン容疑者は、シリア国内の人道支援拠点で160人のNGO職員を統括していた。

地方検事局によると、このNGOは、メリーランド州を拠点とし、トルコやヨルダンで活動、米国が資金提供した物資をシリアに輸送する業務にあたり、2015年1月から2018年11月にかけて122万ドルの資金を受け取っていた。

これらの資金は食料や医療物資に充てられるはずだったが、ハフヤーン容疑者は2人の共謀者とともに、食料パック数百万ドル部分をシャーム解放機構の司令官らに横流ししていた。

AFP, November 21, 2024、ANHA, November 21, 2024、‘Inab Baladi, November 21, 2024、Reuters, November 21, 2024、SANA, November 21, 2024、SOHR, November 21, 2024などをもとに作成。

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シリア国民軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のハルバル村を砲撃し、男性1人が負傷(2024年11月19日)

アレッポ県では、ANHA(11月19日付)によると、シリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村を砲撃し、男性1人が負傷した。

AFP, November 19, 2024、ANHA, November 19, 2024、‘Inab Baladi, November 19, 2024、Reuters, November 19, 2024、SANA, November 19, 2024、SOHR, November 19, 2024などをもとに作成。

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