シリア国民軍のスルターン・スライマーン・シャー師団はトルコがリビアに派遣しているシリア人戦闘員(傭兵)の人員交代を利用して、モロッコ人ジハード主義者5人をリビアに逃亡させる(2021年8月13日)

シリア人権監視団は、トルコの庇護を受けるシリア国民軍に所属するスルターン・スライマーン・シャー師団(ムハンマド・ジャースィム(アブー・アムシャ)司令官)は、トルコがリビアに派遣しているシリア人戦闘員(傭兵)の人員交代を利用して、シリア国内で活動していたモロッコ人戦闘員(ジハード主義者)5人をリビアに逃亡させたと発表した。

AFP, August 13, 2021、ANHA, August 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2021、Reuters, August 13, 2021、SANA, August 13, 2021、SOHR, August 13, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍憲兵隊の車列がシリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーの対立が続くダルアー市ダルアー・バラド地区に入る(2021年8月11日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍憲兵隊の車列が、シリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーの対立が続くダルアー市ダルアー・バラド地区に入った。

車輌8輌からなる車列がダルアー・バラド地区入りしたのを受けて、シリア軍は同地区と周辺地区を結ぶ唯一の通行路となっている街道に設置されている通称連隊検問所を封鎖した。

AFP, August 11, 2021、ANHA, August 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2021、Reuters, August 11, 2021、SANA, August 11, 2021、SOHR, August 11, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍使節団がダルアー市で武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーを代表する中央委員会と会合を開き、シリア軍との停戦交渉を14日に再開するを決定(2021年8月13日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍使節団がダルアー市で武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーを代表する中央委員会と会合を開き、シリア軍との停戦交渉を14日に再開するを決定した。

この決定を受け、ダルアー市ダルアー・バラド地区などで続く戦闘は小康状態となったが、ジャースィム市に対して、シリア軍第4師団が砲撃を行った。

一方、ウンム・マヤーズィン町では、ロシアの支援を受けるシリア軍第5軍団第8旅団の兵士がダルアー市で軍事情報局によって拘束されたことに抗議するデモが発生し、デモ参加者は首都ダマスカスとダルアー市を結ぶ街道を封鎖した。

軍事情報局によって拘束された兵士はウンム・マヤーズィンの出身。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月12日付)によると、デモには約20人が参加した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を26件(イドリブ県13件、ラタキア県4件、アレッポ県3件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 13, 2021、ANHA, August 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 13, 2021、Reuters, August 13, 2021、SANA, August 13, 2021、SOHR, August 13, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民307人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は693,144人に(2021年8月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月13日付)を公開し、8月12日に難民307人(うち女性92人、子供157人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民307人(うち女性92人、子供157人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は693,144人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者297,896人(うち女性89,531人、子ども151,649人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,775,160人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は922,424人(うち女性276,807人、子供470,140人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は96,442人(うち女性36,629人、子供33,026人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,365,038人(うち女性419,188人、子供676,792人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 13, 2021をもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構はイドリブ県でトルコが指名手配するトルコ人戦闘員の住居を吸収、2人を拘束・連行(2021年8月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の治安部隊である総合​治安機構がM4高速道路の沿線に位置するジスル・シュグール市近郊のハマーマ村でトルコ国籍の戦闘員(ムジャーヒディーン)1人の住居を急襲し、中にいた複数人と戦闘の末、この戦闘員を含む2人を拘束、連行した。

複数の消息筋によると、拘束されたトルコ国籍の戦闘員は、トルコの諜報機関の指名手配を受けて、最近になってハマーマ村に移住していたという。

AFP, August 13, 2021、ANHA, August 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2021、Reuters, August 13, 2021、SANA, August 13, 2021、SOHR, August 13, 2021などをもとに作成。

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トルコの首都アンカラでトルコ人青年らがシリア人を襲撃し、子供を含む多数が負傷:シリアのメディアは「エルドアンの傭兵が襲撃を受けた」と伝える(2021年8月12日)

トルコの首都アンカラのアルティンダー地区など各所で、トルコ人青年ら数百人がシリアからの移民・難民の商店や車などを襲撃し、子供を含む多数が負傷した。

襲撃はシリア難民がトルコ人を刺殺したことを受けたもの。

ツイッターなどのSNS上では、襲撃現場を撮影したビデオや画像が多数アップされた。

https://twitter.com/mvcftu7/status/1425568445136052230?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1425568445136052230%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Feldorar.com%2Fnode%2F166866

 

https://twitter.com/mvcftu7/status/1425568012103454721?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1425568012103454721%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Feldorar.com%2Fnode%2F166866

 

事態を受けて、トルコの警察・治安部隊が現場に派遣され、『ヒュッリイイェト』(8月12日付)などによると、襲撃に参加したトルコ人76人を拘束した。

うち36人は、窃盗、麻薬所持、密輸などの前科があるという。

一方、シリアのイフバーリーヤ・チャンネル(8月12日付)は、襲撃のきっかけとなったシリア人難民によるトルコ人殺害事件について、「傭兵1人の手によってトルコ人青年が殺害されたことへの報復として、トルコ人青年数百人が、シリア国籍を持つエルドアンの傭兵の家族らを襲撃し、彼らの商店や住居、車を焼き討ちにした」と伝えた。

https://www.facebook.com/Alikhbaria.Sy/posts/4443163092373342

AFP, August 12, 2021、ANHA, August 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2021、Hurryiet, August 12, 2021、Reuters, August 12, 2021、SANA, August 12, 2021、SOHR, August 12, 2021などをもとに作成。

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MTNのムピタCEOはシリアでの事業から撤退すると発表(2021年8月12日)

南アフリカの携帯電話会社MTNグループのラルフ・ムピタCEOは、今年上半期のシリアでの収益が一株当たりのヘッドライン収益10%減少したことを受け、シリアでの15年におよぶ事業を終了し、同国から撤退すると発表した。

MTNは、中東諸国からの撤退を目的とする中期計画のなかで、シリアを同地域の事業を売却に向けた準備を進めていたが、シリアでの事業は、アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏の訴追にかかる規制措置やライセンス返却に必要な経費などで「手に負えない」ものとなっていた。

マピタCEOによると、MTNシリアの株式の25%を保有するテレインヴェスト社は、残りの75%を6,500万ドルの購入を試みてきたが、同社はMTNグループのコンプライアンス・プロセスに対応しきれなかったという。

マピタCEOによると、シリア政府はライセンス返却料として1,000億シリアポンド(4,000万ドル)の支払いを求めており、また「我々が不当と考えている司法監督人の行動で事業を運営できなくなったことを踏まえて、我々は事業から撤退する決定をした」という。

AFP, August 12, 2021、ANHA, August 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2021、Reuters, August 12, 2021、SANA, August 12, 2021、SOHR, August 12, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県グワイラーン地区の工業高校に設置されている拘置所(グワイラーン刑務所)でダーイシュ・メンバーの暴動発生(2021年8月12日)

ハサカ県では、SANA(8月12日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県グワイラーン地区の工業高校に設置されている拘置所(グワイラーン刑務所)に収容されているダーイシュ(イスラーム国)のメンバーが暴動を起こした。

シリア人権監視団によると、暴動発生を受け、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はグワイラーン地区を封鎖、米軍ヘリコプター複数機が飛来し、発光弾を発射したという。

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ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月12日付)によると、ロシア軍縁登記が県東部の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)のものと思われる拠点複数カ所を爆撃した。

AFP, August 12, 2021、ANHA, August 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2021、Reuters, August 12, 2021、SANA, August 12, 2021、SOHR, August 12, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊を砲撃(2021年8月12日)

ハサカ県では、SANA(8月12日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村にある学校とタッル・ワルド村にある学校を砲撃した。

AFP, August 12, 2021、ANHA, August 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2021、Reuters, August 12, 2021、SANA, August 12, 2021、SOHR, August 12, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民313人と国内避難民(IDPs)220人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は692,837人、2019年以降帰還したIDPsは96,442人に(2021年8月12日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月12日付)を公開し、8月11日に難民313人(うち女性94人、子供160人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民313人(うち女性94人、子供160人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は692,837人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者297,589人(うち女性89,439人、子ども151,492人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,775,160人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は921,117人(うち女性276,715人、子供469,983人)となった。

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一方、国内避難民220人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは220人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は96,442人(うち女性36,629人、子供33,026人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,365,038人(うち女性419,188人、子供676,792人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 12, 2021をもとに作成。

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在イラク・アルビール総領事館参事を代表とするパレスチナ使節団が北・東シリア自治局渉外委員会を訪問、ダーイシュのパレスチナ人メンバーの意地2人の身柄引き渡しで合意(2021年8月11日)

イラクのアルビール市にあるパレスチナ総領事館のファフミー・フルス参事を代表とするパレスチナ使節団が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県カーミシュリー市にある北・東シリア自治局渉外委員会(外務省に相当)の本舎を訪問した。

アブドゥルカリーム・ウマル渉外委員会共同委員長、ファナル・カイート同共同副委員長、ジャズィーラ地域女性委員会のサバーフ・シャーブー、女性防衛隊(YPJ)渉外局のズーザーン・アナス氏と面談した、パレスチナ使節団は、ダーイシュ(イスラーム国)のパレスチナ人メンバーの遺児2人の身柄引き渡しにかかる合意書に署名した。


ANHA(8月11日付)が伝えた。

 

AFP, August 11, 2021、ANHA, August 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2021、Reuters, August 11, 2021、SANA, August 11, 2021、SOHR, August 11, 2021などをもとに作成。

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内務省はサウジアラビアをはじめとするアラブ湾岸諸国在住のシリア人に対してヨルダン経由による陸路での帰国を認めることを決定したと発表(2021年8月11日)

内務省は声明を出し、サウジアラビアをはじめとするアラブ湾岸諸国在住のシリア人に対してヨルダン(ナスィーブ・ジャービル国境通行所)経由による陸路での帰国を認めることを決定したと発表した。

SANA(8月11日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/syrianmoi/posts/1438032583247928

AFP, August 11, 2021、ANHA, August 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2021、Reuters, August 11, 2021、SANA, August 11, 2021、SOHR, August 11, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍、シリア国民軍とシリア民主軍がハサカ県タッル・タムル町近郊で交戦し、シリア国民軍戦闘員2人死亡(2021年8月11日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村、スルタ村、アッブーシュ村を砲撃した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が反撃し、シリア国民軍と交戦、後者の戦闘員2人が死亡した。

一方、トルコの占領下にあるラアス・アイン市では、シリア国民軍の憲兵隊が郵便局前の交差点に設置している検問所を通過しようとしたハムザ旅団の車輌を制止しようとしたのをきっかけに口論となり、打ち合いとなり、双方合わせて10人あまりが負傷した。

AFP, August 11, 2021、ANHA, August 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2021、Reuters, August 11, 2021、SANA, August 11, 2021、SOHR, August 11, 2021などをもとに作成。

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ラタキア県、イドリブ県、アレッポ県でのシリア軍と「決戦」作戦司令室の砲撃戦で住民1人とシリア軍兵士1人死亡(2021年8月11日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるバルザ村を砲撃し、住民1人が死亡した。

シリア軍はまた、トゥッファーヒーヤ村、カッバーナ村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県南部のシリア政府支配地域を砲撃、シリア軍兵士1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村を砲撃し、住民1人が負傷した。

シリア軍はまた、ザーウィヤ山地方のバイニーン村、マアッルザーフ町を砲撃した。

一方、同地上空で偵察活動をしていたロシア軍の無人航空機(ドローン)が墜落した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ヌーラーン村を砲撃し、住民1人が負傷した。

シリア軍はまた、カフルタアール村、カフル・ニウマ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(イドリブ県14件、ラタキア県5件、アレッポ県4件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を12件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 11, 2021、ANHA, August 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 11, 2021、Reuters, August 11, 2021、SANA, August 11, 2021、SOHR, August 11, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民290人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は692,524人に(2021年8月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月11日付)を公開し、8月10日に難民290人(うち女性87人、子供148人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民290人(うち女性87人、子供148人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は692,524人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者297,276人(うち女性89,345人、子ども151,332人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,775,160人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は921,804人(うち女性276,621人、子供469,823人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は96,222人(うち女性36,534人、子供32,998人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,364,818人(うち女性419,093人、子供676,764人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 11, 2021をもとに作成。

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米国務省は「イラン・北朝鮮・シリア不拡散法」の規定に基づいてイラク、ロシア、シリア、レバノンの8団体を制裁対象に追加(2021年8月10日)

米国務省は「イラン・北朝鮮・シリア不拡散法」の規定に基づいて、7月29日付でイラク、ロシア、シリア、レバノンの8団体を制裁対象に追加することを決定したと発表した。

新たに制裁対象となったのは以下の団体:

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  • アサーイブ・アフル・ハック(イラク)
  • ヒズブッラー大隊(イラク)
  • チャルテル・グリン・ライト・モスクワ(ロシア)
  • NPPプルサールLLC(ロシア)
  • アイマン・サッバーグ貿易(シリア)
  • ヒズブッラー(レバノン)
  • ワーイル・イーサー貿易機構(シリア)

AFP, August 10, 2021、ANHA, August 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2021、Reuters, August 10, 2021、SANA, August 10, 2021、SOHR, August 10, 2021などをもとに作成。

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イスラエル軍はシリアから領内に潜入を試みた女性を拘束(2021年8月10日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はツイッターのアカウント(https://​twitter.com/avichayadraee)を通じて、シリアからイスラエル領内に潜入を試みた女性を拘束したと発表した。

発表の内容は以下の通り:

イスラエル軍偵察部隊が先ほど、シリアとの国境に接近し、イスラエル領内に潜入しようとする疑いのある女性を観測した。イスラエル軍部隊は現場に急行し、この女性をイスラエル領内に移送、その場で彼女に対して事情聴取を行った。容疑者は何らの武器も携帯していなかった。

AFP, August 10, 2021、ANHA, August 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2021、Reuters, August 10, 2021、SANA, August 10, 2021、SOHR, August 10, 2021などをもとに作成。

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アンサール・アブー・バクル・スィッディーク連隊がイドリブ県クマイナース村近くでトルコ軍の車列を狙って爆弾を爆発させる(2021年8月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市の南東に位置するクマイナース村に設置されているトルコ軍検問所近くで、トルコ軍の車列が通過するのに合わせて仕掛けられていた爆弾が爆発した。

死傷者はなかった。

この爆発に関して、アンサール・アブー・バクル・スィッディーク連隊が声明を出し、2021年8月10日午後1時半、イドリブ県クマイナース村の検問所近くでトルコ軍のパトロール部隊を標的とする作戦を実施したと発表した。

攻撃は「暴君エルドアンの兵どもの手によってキャンプ内、そして国境でイスラーム教徒が殺されたことへの復讐」だという。

AFP, August 10, 2021、ANHA, August 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2021、Reuters, August 10, 2021、SANA, August 10, 2021、SOHR, August 10, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年8月10日)

アレッポ県では、ANHA(8月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマイヤーサ村、ブルジュ・カース村一帯、アルカミーヤ村、マルアナーズ村、シャフバー・ダム、スムーカ村、ムシャイリファ村を砲撃した。

AFP, August 10, 2021、ANHA, August 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2021、Reuters, August 10, 2021、SANA, August 10, 2021、SOHR, August 10, 2021などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室支配下のイドリブ県とアレッポ県を砲撃し、子供2人を含む3人死亡、ロシア軍もイドリブ県を爆撃(2021年8月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるシャイフ・バフル村、バルシューン村を11回にわたり爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

またシリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアッルザーフ町を砲撃し、男性1人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるタディール村が砲撃し、女児1人が死亡した。

また、子供1人が重傷を負い、トルコの病院に搬送されたが、死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を29件(イドリブ県15件、ラタキア県5件、アレッポ県5件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を12件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 10, 2021、ANHA, August 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 10, 2021、Reuters, August 10, 2021、SANA, August 10, 2021、SOHR, August 10, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民272人と国内避難民(IDPs)235人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は692,234人、2019年以降帰還したIDPsは96,222人に(2021年8月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月10日付)を公開し、8月9日に難民272人(うち女性82人、子供139人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民272人(うち女性82人、子供139人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は692,234人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者296,986人(うち女性89,258人、子ども151,184人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,775,160人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は921,242人(うち女性276,452人、子供469,536人)となった。

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一方、国内避難民235人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは235人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は3人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は96,222人(うち女性36,534人、子供32,998人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,364,818人(うち女性419,093人、子供676,764人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 10, 2021をもとに作成。

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トルコ政府によってリビアに派遣されていた傭兵(シリア国民軍)約130人が帰国、代わってほぼ同数の新兵がリビアに向かう(2021年8月9日)

シリア人権監視団は、トルコ政府によってリビアに派遣されていた傭兵(シリア国民軍)約130人が帰国、これに代わってほぼ同数の新兵がリビアに派遣されたと発表した。

AFP, August 9, 2021、ANHA, August 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2021、Reuters, August 9, 2021、SANA, August 9, 2021、SOHR, August 9, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県北部のシャイフ・バフル村一帯に対して6回以上爆撃(2021年8月9日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にある県北部のシャイフ・バフル村一帯に対して6回以上の爆撃を加えた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を22件(イドリブ県13件、ラタキア県6件、アレッポ県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を12件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 9, 2021、ANHA, August 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 9, 2021、Reuters, August 9, 2021、SANA, August 9, 2021、SOHR, August 9, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民287人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は691,962人に(2021年8月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月9日付)を公開し、8月8日に難民287人(うち女性87人、子供147人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民287人(うち女性87人、子供147人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は691,962人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者296,714人(うち女性89,176人、子ども151,045人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,775,160人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は921,242人(うち女性276,452人、子供469,536人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は95,987人(うち女性36,433人、子供32,971人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,364,583人(うち女性418,992人、子供676,737人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 9, 2021をもとに作成。

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ロシア軍とトルコ軍が「平和の泉」地域への電力供給とアルーク村陽水所から政府・北・東シリア自治局の共同統治地域への水道水供給で合意(2021年8月8日)

アナトリア通信(8月8日付)は、ロシア軍とトルコ軍の高官がハサカ県の電気と水の供給不足を解消するための合意を交わしたと伝えた。

報道によると、合意は、トルコの占領下にあるいわゆる「平和の泉」地域(ハサカ県ラアス・アイン市一帯、ラッカ県タッル・アブヤド市一帯)と、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市一帯およびタッル・タムル町一帯の電気と水の供給に関するもの。

「平和の泉」地域に居住する20万人分の電力の提供をロシアが保障する一方、その見返りとして、トルコがアルーク村の陽水所からハサカ市一帯とタッル・タムル町一帯地域への水道水の供給するという。

この合意に合わせて、ロシア軍とトルコ軍の使節団がアルーク村の陽水所を視察した。

AFP, August 8, 2021、Anadolu Ajansı, August 8, 2021、ANHA, August 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2021、Reuters, August 8, 2021、SANA, August 8, 2021、SOHR, August 8, 2021などをもとに作成。

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トルコが支援するハサカ部族評議会のメンバーは元ダーイシュ、元ヌスラ戦線(2021年8月8日)

シリア人権監視団は、トルコの占領下にあるアレッポ県北東部のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域で、トルコの支援のもとに結成されたハサカ部族評議会にバニー・サブア部族の代表して参加しているファイサル・ガンナーム氏が、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線のメンバーだったと発表した。

ガンナーム氏は1960年、ハサカ県カーミシュリー市生まれ。

ハサカ県ラアス・アイン市でヌスラ戦線に参加、それ以前はダーイシュのメンバーとしてイラクやハサカ県タッル・ハミース市での戦闘に参加していたという。

AFP, August 8, 2021、ANHA, August 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2021、Reuters, August 8, 2021、SANA, August 8, 2021、SOHR, August 8, 2021などをもとに作成。

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占領下のアレッポ県マーリア市でトルコが運営する病院によるシリア人医師解雇に抗議するデモ(2021年8月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のマーリア市にある市立病院前で住民数十人が、シリア人医師のウスマーン・ヒジャーウィー氏の解雇に反対するデモを行った。

この病院はトルコによって運営されており、ヒジャーウィー氏がトルコ人看護師が院内で働くシリア人歯科医を侮辱したことに抗議したことを受けて、解雇されるとともに、トルコ占領地での医療行為を禁じられたという。

AFP, August 8, 2021、ANHA, August 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2021、Reuters, August 8, 2021、SANA, August 8, 2021、SOHR, August 8, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民305人と国内避難民(IDPs)241人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は691,675人、2019年以降帰還したIDPsは95,987人に(2021年8月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月8日付)を公開し、8月7日に難民305人(うち女性92人、子供155人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民305人(うち女性92人、子供155人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は691,675人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者296,427人(うち女性88,089人、子ども150,898人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,775,160人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は920,955人(うち女性276,365人、子供469,389人)となった。

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一方、国内避難民241人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは241人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は95,987人(うち女性36,433人、子供32,971人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,364,583人(うち女性418,992人、子供676,737人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 8, 2021をもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県マンビジュ市北東のフーシャリーヤ村を砲撃(2021年8月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市北東のフーシャリーヤ村を砲撃した。

AFP, August 7, 2021、ANHA, August 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2021、Reuters, August 7, 2021、SANA, August 7, 2021、SOHR, August 7, 2021などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン国民抵抗が前日のイスラエルの爆撃への報復として占領下シャブアー農場のイスラエル軍拠点を砲撃(2021年8月6日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン国民抵抗は声明を出し、砲撃は午前11時15分にイスラエルの占領下にあるレバノン領のシャブアー農場(ナバティーヤ県ハースバイヤー郡)にあるイスラエル軍の拠点複数カ所に対して砲撃を行ったと発表した(映像はこちら)。

砲撃は、8月5日のイスラエル戦闘機によるレバノン領内への爆撃に対する報復。

殉教者アリー・カーミル・ムフスィン部隊と殉教者ムハンマド・カースィムタッハーン部隊が122ミリ・ロケット砲数十発を発射し、イスラエル軍の拠点を攻撃したという。
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http://www.sana.sy/wp-content/uploads/2021/08/19-12-300×225.jpg

一方、レバノン国民抵抗は、この砲撃に対してイスラエル軍が反撃を行ったとの一部情報に関して、いかなる爆撃、砲撃もなかったとして否定した。

マナール・チャンネル(8月6日付)などが伝えた。



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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、レバノン領内から15発のロケット弾が発射されたとしたうえで、そのほとんどを撃破、一部がハルドゥフ山の無人地帯に着弾したと発表した。

また、イスラエル軍がロケット弾が発射された地域に対して爆撃を行ったと付言した。

AFP, August 6, 2021、ANHA, August 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2021、Qanat al-Manar, August 6, 2021、Reuters, August 6, 2021、SANA, August 6, 2021、SOHR, August 6, 2021などをもとに作成。

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