ロシア難民受入移送居住センター:難民325人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は680,325人に(2021年7月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月2日付)を公開し、7月1日に難民325人(うち女性98人、子供165人)が新たに帰国したと発表した。


このうちレバノンから帰国したのは難民325人(うち女性98人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は680,325人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者285,077人(うち女性85,682人、子ども145,113人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,766,326人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は909,605人(うち女性272,958人、子供463,604人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は91,525人(うち女性34,279人、子供32,433人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,360,121人(うち女性416,838人、子供676,199人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 2, 2021をもとに作成。

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ロシア軍は北・東シリア自治局とシリア民主軍にラッカ市への人道支援を提案するが、北・東シリア自治局側はこれを拒否(2021年7月1日)

ラッカ県では、シリア人権監視団が複数の活動家から得た情報だとして発表したところによると、シリア駐留ロシア軍の代表らが、欧米諸国の支援を受ける北・東シリア自治局の執行評議会が設置されているアイン・イーサー市で、同自治局傘下のラッカ民政評議会や人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の代表と会談し、ロシア当事者和解調整センターによるラッカ市の住民への人道支援物資の配給を提案した。

しかし、ラッカ民政評議会とシリア民主軍はこれを拒否した。

拒否の理由は不明。

AFP, July 2, 2021、ANHA, July 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 2, 2021、Reuters, July 2, 2021、SANA, July 2, 2021、SOHR, July 2, 2021などをもとに作成。

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フランス国連大使「シリアへの人道支援の92%はEU、米国、カナダ、日本によって行われている。これは西側のカネだ。政府支配地経由での支援を誰が期待しているのか」(2021年7月1日)

フランスのニコラス・デ・リヴィエール国連大使は記者会見で、反体制派や北・東シリア自治局の支配地域に、シリア政府支配地域を経由して充分な人道支援を行うことはできないとしたうえで、周辺国からシリアへの越境(クロスボーダー)人道支援が廃止された場合、西側諸国は人道支援を行わないと主張した。

発言は、越境(クロスボーダー)人道支援を定めた国連安保理決議第2165号の期間終了が7月10日に迫るなか、イドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所に加えて、2020年7月に経由地から除外されたハサカ県のヤアルビーヤ国境通行所を通じた支援を1年延長するとしたノルウェーとアイルランドによる決議案の審議が始まったのに合わせたもの。

デ・リヴィエール国連大使は、「もし越境(クロスボーダー)での支援のメカニズムが閉ざされれば…、シリア北西部への人道支援は50%削減することになる」と述べる一方、「クロスライン(政府支配地を経由した支援)は機能していない」、「シリア政府は今年だけでも、クロスラインでの支援の50%を拒否している」などと主張した。

また「繰り返しになるが、シリアへの人道支援の92%はEU、米国、カナダ、日本によって行われている…。これは西側のカネだ。このカネが機能していないクロスラインの支援を通じて割り上げられることを誰が期待しているのか」と述べた。

AP(7月1日付)が伝えた。

AFP, July 1, 2021、ANHA, July 1, 2021、AP, July 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 1, 2021、Reuters, July 1, 2021、SANA, July 1, 2021、SOHR, July 1, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ウマル油田にある米主導の有志連合の基地が政府支配下のマヤーディーン市近郊の「イランの民兵」の拠点を砲撃(2021年7月1日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸に位置するウマル油田に設置されている米主導の有志連合の基地から、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のマヤーディーン市近郊の砂漠地帯にある「イランの民兵」の拠点に対して砲撃が行われた。

AFP, July 1, 2021、ANHA, July 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 1, 2021、Reuters, July 1, 2021、SANA, July 1, 2021、SOHR, July 1, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県マンビジュ市北のアウン・ダーダート村を砲撃し2人負傷、タッル・リフアト近郊でシリア軍と砲撃戦を行い、シリア軍兵士1人死亡(2021年7月1日)

アレッポ県では、ANHA(7月1日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市北のアウン・ダーダート村を砲撃し、女児1人と女性1人が負傷した。

また、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会は声明を出し、シャイフ・ナースィル村に潜入を試みたシリア国民軍部隊を迎撃し、戦闘員5人を殺害したと発表した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受けるシリア国民軍とシリア軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村一帯で砲撃戦となり、シリア軍兵士1人が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(7月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、トルコが占領するタッル・アブヤド市西に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下のアリーダ村、ズィヌービヤー村を砲撃した。

AFP, July 1, 2021、ANHA, July 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 1, 2021、Reuters, July 1, 2021、SANA, July 1, 2021、SOHR, July 1, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領はロシアのアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使を代表とする使節団と会談(2021年7月1日)

アサド大統領はシリアを訪問したロシアのアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使を代表とする使節団と会談した。

SANA(7月1日付)によると、会談では、二国間の戦略的関係、二国間協力関係、ロシアによるシリアでの「テロとの戦い」、欧米諸国の経済制裁への対応の支援、アスタナ会議や制憲委員会を通じた政治プロセスの進捗などについて意見が交わされた。

会談には、シリア側からは、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長、ブサイナ・シャアバーン大統領府特別顧問、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官、ルーナ・シブル大統領府特別顧問、ルワイユ・ファッルーフ同欧州局長が同席した。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4346810182029447

AFP, July 1, 2021、ANHA, July 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 1, 2021、Reuters, July 1, 2021、SANA, July 1, 2021、SOHR, July 1, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民299人と国内避難民(IDPs)304人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は680,000人、2019年以降帰還したIDPsは91,525人に(2021年7月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月1日付)を公開し、6月30日に難民299人(うち女性90人、子供152人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民299人(うち女性90人、子供152人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は680,000人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者284,752人(うち女性85,584人、子ども144,984人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,766,326人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は908,981人(うち女性272,770人、子供463,287人)となった。

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一方、国内避難民304人が新たに帰宅した。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は91,525人(うち女性34,279人、子供32,433人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,360,121人(うち女性416,838人、子供676,199人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 1, 2021をもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がラッカ県北部のアリーダ村を砲撃し、シリア軍兵士1人死亡(2021年6月30日)

ラッカ県では、ANHA(7月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が6月30日深夜、トルコが占領するタッル・アブヤド市西に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下のアリーダ村を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡した。

AFP, July 1, 2021、ANHA, July 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 1, 2021、Reuters, July 1, 2021、SANA, July 1, 2021、SOHR, July 1, 2021などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣は、トルコのチャヴシュオール外務大臣と会談し、イドリブ県に「非軍事地帯」を設置することを合意したと発表(2021年6月30日)

ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣は、トルコのアンタルヤでメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣と会談し、シリア、リビア、アフガニスタン、アルメニア・アゼルバイジャンの情勢などへの対応を協議した。

シリア情勢への対応に関して、ラヴロフ外務大臣は会談後、イドリブ県、ハマー県北西部、アレッポ県東部、ラタキア県北東部からなる緊張緩和地帯第1ゾーンに「非軍事地帯」を設置することを合意したことを明らかにした。

ラヴロフ外務大臣はまた、周辺国からシリアへの越境(クロスボーダー)人道支援の経由地をイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所とハサカ県のヤアルビーヤ国境通行所の2カ所に拡大したうえで、その期間を2022年7月10日に延長するとしたノルウェーとアイルランドの国連安保理決議案について拒否するとしたうえで、ロシアは国際機関がシリア政府を通じて人道支援を行うことを求めると述べた。

一方、チャヴシュオール大臣も、アスタナ会議での合意を維持しつつ、新たな合意を交わすためにロシアと取り組んでいると述べた。

また、シリアの統合に脅威を及ぼすすべてのテロリストを掃討する必要があるとしたうえで、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)、その民兵である人民防衛隊(YPG)が依然としてシリ国内で勢力を維持していると非難した。

『シャルク・アウサト』(6月30日付)、デイリー・サバフ(6月30日付)などが伝えた。

AFP, June 30, 2021、ANHA, June 30, 2021、Daily Sabah, June 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2021、Reuters, June 30, 2021、SANA, June 30, 2021、al-Sharq al-Awsat, June 30, 2021、SOHR, June 30, 2021などをもとに作成。

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英国のモートン欧州近隣南北アメリカ担当大臣がイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所を視察訪問(2021年6月30日)

英国政府は声明を出し、ウェンディー・モートン欧州近隣南北アメリカ担当大臣が6月29日にイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所を訪問し、同地での人道支援物資の搬入状況を視察したと発表した。

視察訪問は、7月10日に周辺諸国からシリアへの越境(クロスボーダー)人道支援を認めた安保理決議第2165号が終了するのに合わせたもの。

英国は、米国などとともに、この決議の延長を求めている。

AFP, June 30, 2021、ANHA, June 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2021、Reuters, June 30, 2021、SANA, June 30, 2021、SOHR, June 30, 2021などをもとに作成。

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ブリンケン米国務長官はローマでの国際会議でシリア政策の三つの目標を示す:越境(クロスボーダー)人道支援の期間延長、「テロとの戦い」、停戦維持(2021年6月30日)

『シャルク・アウサト』(6月30日付)は、イタリアのローマで6月29日に開催されたイスラーム過激派との戦闘をめぐる国際会議での非公開審議で、アントニー・ブリンケン米国務長官がシリアにおける米国の三つの目標を示したと伝えた。

同紙が複数筋の話しとして伝えたところによると、三つの目標は、①ロシアとの協議を通じた周辺国からシリアへの越境(クロスボーダー)人道支援の期間延長、②ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」、③停戦の維持(米軍や有志連合が各所に部隊を駐留させているユーフラテス川東岸地域での戦闘回避)。

越境人道支援の期間延長について、ブリンケン国務長官は、ロシアが安保理決議第2165号の延長に応じない場合、シリア政府に対してさらなる制裁を課すことを示唆したという。

AFP, June 30, 2021、ANHA, June 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2021、Reuters, June 30, 2021、SANA, June 30, 2021、al-Sharq al-Awsat, June 30, 2021、SOHR, June 30, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がトルコが占領するタッル・アブヤド市近郊を砲撃(2021年6月30日)

ラッカ県では、ANHA(6月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、トルコが占領するタッル・アブヤド市近郊に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下のアリーダ村、カズアリー村の穀物サイロ一帯、クーバルラク村、フッリーヤ村、ジャラン村などを砲撃した。

AFP, June 30, 2021、ANHA, June 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2021、Reuters, June 30, 2021、SANA, June 30, 2021、SOHR, June 30, 2021などをもとに作成。

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シリア経済対外通商省は、湾岸諸国向けの食品を積んだ冷凍トレーラー多数がジャービル通行所で足止めを食っている問題でヨルダン内務省が通関業務を延長することに同意したと発表(2021年6月30日)

経済対外通商省は声明を出し、同省と駐ヨルダン・シリア大使館が、湾岸諸国(サウジアラビアなど)向けの食品を積んだ冷凍トレーラー多数が、ジャービル国境通行所(シリア側はダルアー県ナスィーブ国境通行所)で足止めを食っている問題をめぐって、ヨルダンの関係省庁と協議、ヨルダン内務省がジャービル通行所の通関業務を午後7時半まで延長することに同意したと発表した。

ヨルダンの内務省は、入国時のPCR検査態勢を強化するため、通商省、保健省と調整中だという。

SANA(6月30日付)が伝えた。

AFP, June 30, 2021、ANHA, June 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2021、Reuters, June 30, 2021、SANA, June 30, 2021、SOHR, June 30, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民317人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は679,701人に(2021年6月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月30日付)を公開し、6月29日に難民317人(うち女性92人、子供157人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民317人(うち女性92人、子供157人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は679,701人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者284,453人(うち女性85,494人、子ども144,796人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,766,326人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は908,981人(うち女性272,770人、子供463,287人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は91,221人(うち女性34,130人、子供32,397人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,359,817人(うち女性416,689人、子供676,163人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 30, 2021をもとに作成。

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ブリンケン米国務長官はシリアでの新型コロナウイルス感染症の治療にかかる医薬品、機器にかかる制裁を解除したと発表(2021年6月29日)

アントニー・ブリンケン米国務長官は報道声明を出し、米国がシリアでの新型コロナウイルス感染症の治療にかかる医薬品、機器にかかる制裁を解除したと発表した。

また、シリア領内と周辺諸国の国内避難民(IDPs)やシリア難民に対して4億3600万ドルの追加の人道支援を行い、このうち9900万ドルを新型コロナウイルス感染症対策に充てることを明らかにした。

国務省が発表した。

AFP, June 30, 2021、ANHA, June 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2021、Reuters, June 30, 2021、SANA, June 30, 2021、SOHR, June 30, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍はラッカ県、アレッポ県、ハサカ県各所を砲撃(2021年6月29日)

ラッカ県では、ANHA(6月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、トルコが占領するタッル・アブヤド市近郊に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下のビール・キータク村、アリーダ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(6月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバカ村などを砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市近郊のタルヒーン村で部族どうしが撃ち合いとなり、2人が死亡した。

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ハサカ県では、SANA(6月29日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町一帯を砲撃した。

AFP, June 29, 2021、ANHA, June 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2021、Reuters, June 29, 2021、SANA, June 29, 2021、SOHR, June 29, 2021などをもとに作成。

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ロシア国防省は「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を37件、シリア政府は36件、トルコは25件と発表(2021年6月29日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を37件(イドリブ県20件、ラタキア県8件、アレッポ県3件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は36件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を25件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, June 29, 2021、ANHA, June 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 29, 2021、Reuters, June 29, 2021、SANA, June 29, 2021、SOHR, June 29, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民291人と国内避難民(IDPs)334人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は679,394人、2019年以降帰還したIDPsは91,221人に(2021年6月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月29日付)を公開し、6月28日に難民291人(うち女性88人、子供148人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民291人(うち女性88人、子供148人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は679,394人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者284,146人(うち女性85,402人、子ども144,639人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,762,712人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は908,674人(うち女性272,678人、子供463,130人)となった。

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一方、国内避難民334人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは332人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は2人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は91,221人(うち女性34,130人、子供32,397人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,359,817人(うち女性416,689人、子供676,163人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 29, 2021をもとに作成。

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シリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会がトルコ軍戦車を破壊(2021年6月28日)

アレッポ県では、ANHA(6月28日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市北東のジャート村でトルコ軍の戦車1輌を攻撃、これを破壊した。

これに対して、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のフライビカ村を砲撃した。

AFP, June 28, 2021、ANHA, June 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2021、Reuters, June 28, 2021、SANA, June 28, 2021、SOHR, June 28, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領はイランのハージー外務大臣補を代表とする使節団と会談(2021年6月28日)

アサド大統領はシリアを訪問中のイランのアリー・アスガル・ハージー外務大臣補を代表とする使節団と会談した。

SANA(6月28日付)によると、会談では、両国の戦略関係、とりわけ経済分野で協力関係を強化するために合同委員会が果たすべき役割について意見が交わされた。

会談には、シリア側からバッシャール・ジャアファリー外務在外居住者副大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府特別顧問、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官、ラドワーン・ルトフィー同アジア局長、ルーナ・シブル大統領府特別顧問が出席した。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4338462526197546

また、会談後、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣が、ハージー外務大臣補らイランの使節団と会談した。

AFP, June 28, 2021、ANHA, June 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2021、Reuters, June 28, 2021、SANA, June 28, 2021、SOHR, June 28, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領はアラブ弁護士連合常設局第1回会合に参加した各国代表と会談し、アラブ民族主義思想の強化を主唱(2021年6月28日)

アサド大統領は、首都ダマスカスで6月25日から27日に開催されたアラブ弁護士連合常設局第1回会合に参加したレバノン、イラク、ヨルダン、パレスチナ、スーダン、モロッコ、チュニジア、エジプトの代表と会談した。

SANA(6月28日付)によると、会談では、アラブ諸国民にかかわる諸問題、人民諸組織や職業諸組合が国民の関心事をめぐって果たすべき役割について意見が交わされた。

アサド大統領は出席者らに対して、帰属意識・アイデンティティの喪失に対処するため、アラブ弁護士連合は、対話を通じてアラブ民族主義の思想を強化しなければならないと認識することが重要だと述べるとともに、アラビア語がアラブ諸国民を統合し、民族主義思想を強化する機転として重要だと付言した。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4338876802822785

AFP, June 28, 2021、ANHA, June 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2021、Reuters, June 28, 2021、SANA, June 28, 2021、SOHR, June 28, 2021などをもとに作成。

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運輸省は声明を出し、シリア・アラブ航空が7月3日にUAEのドバイとダマスカス国際空港を結ぶ往復便の運行を再開すると発表(2021年6月28日)

運輸省は声明を出し、シリア・アラブ航空が7月3日にUAEのドバイとダマスカス国際空港を結ぶ往復便の運行を再開すると発表した。

往復便は週4回運航される。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1778747352308683&id=660538387462924

AFP, June 28, 2021、ANHA, June 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2021、Reuters, June 28, 2021、SANA, June 28, 2021、SOHR, June 28, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ユーフラテス川東岸のウマル油田に設置されている米軍の基地が砲撃を受け、同基地に駐留する米軍がシリア政府支配下の同川西岸を砲撃(2021年6月28日)

ダイル・ザウル県では、SANA(6月28日付)によると、ダイル・ザウル軍事評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のウマル油田に設置されている米軍の基地が何者かの砲撃を受けた。

打ち込まれた砲弾は複数発に及び、攻撃を受けた米軍は、同地一帯を閉鎖した。

死傷者の有無は不明。

シリア人権監視団が複数筋から得た情報によると、砲撃はユーフラテス川西岸に展開する「イランの民兵」によるもので、車複数台が炎上するなど、物的被害が出たという。

また、アイン・フラート(6月28日付)によると、ウマル油田一帯に着弾した砲弾の数は8発以上。

クーリーヤ市近郊の砂漠地帯やマヤーディーン市近郊に設置されているイラク人民動員隊に所属するアブー・ファドル・アッバース旅団の拠点から発射された。

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この砲撃を受けて、有志連合の航空機が、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のマヤーディーン市に面する同川東岸上空に飛来、旋回を続けるなか、ウマル油田の労働者住宅地区に展開する有志連合の部隊が、マヤーディーン市にある「イランの民兵」の拠点に対して砲撃を行った。

また、マヤーディーン市に面するユーフラテス川東岸一帯では、同地で治安活動を行う「自衛部隊」が撤退、代わって人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が部隊を派遣し、展開した。

さらに、シュハイル村に展開するシリア民主軍が、ユーフラテス川西岸のバクラス村にあるシリア軍の拠点複数カ所に向けて砲撃を行った。

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これに関して、有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)のウェイン・マロット報道官は、ツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/OIRSpox/)で次のように発表した。

初期報告:現地時間午後7時44分頃、シリアに駐留する米軍は複数のロケット弾による攻撃を受けた。負傷者はなく、被害は調査中だ。詳細が分かり次第、最新情報を知らせよう。

AFP, June 28, 2021、ANHA, June 28, 2021、‘Ayn al-Furat, June 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2021、Reuters, June 28, 2021、SANA, June 28, 2021、SOHR, June 28, 2021などをもとに作成。

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イラン外務省報道官「米国の爆撃は緊張を高める。それは米国に資さない」(2021年6月28日)

イラン外務省のサエード・ハティーブザーデ報道官は、シリアとイラク領内での「イランの民兵」を狙った米軍の爆撃に関して、「米国の爆撃は緊張を高める。それは米国に資さない」と発表した。

ザーデ報道官は「米国は誤った方向に進んでおり、爆撃は米国が傲慢な姿勢を続けていることを示すものだ。方針を転換するよう忠告する…。過ちを正し、この地域の問題への干渉を止め、この地域の諸国民に自らの運命を決めさせるべきだ」などと述べた。

RT(6月28日付)が伝えた。

AFP, June 28, 2021、ANHA, June 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2021、Reuters, June 28, 2021、RT, June 28, 2021、SANA, June 28, 2021、SOHR, June 28, 2021などをもとに作成。

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ジョン・カービー米戦略広報調整官「自衛権を行使し、イラク領内の米軍の人員や施設に対する無人航空機(UAV)での攻撃に関与する「イランの民兵」を爆撃した」(2021年6月28日)

ジョン・カービー米国家安全保障会議(NSC)戦略広報調整官はシリアとイラク領内での「イランの民兵」を狙った米軍の爆撃に関して、以下のような報道声明を発表した。

バイデン大統領の決定により、米軍は今夕初め、イラク・シリア国境地帯でイランの支援を受けた民兵グループが利用する施設に対して自衛のための精密爆撃を行った。標的は、これらの施設がイランの支援を受ける民兵によって利用されていたために選ばれた。彼らは、イラク領内の米軍の人員や施設に対する無人航空機(UAV)での攻撃に関与している。米軍の爆撃はとくに、シリア領内の2カ所、イラク領内の1カ所にある作戦施設と武器保管施設複数棟を狙った。いずれも両国国境近くに位置している。ヒズブッラー大隊、サイイド・シュハダー大隊など、イランの支援を受けた複数の民兵グループがこれらの施設を使用していた。

今夕の爆撃を実施することで、バイデン大統領は米国の人員を守るために行動するという姿勢を示した。イランの支援を受けたグループがイラク領内のイランの国益を狙って一連の攻撃を行うなか、大統領はこうした攻撃を阻止するためのさらなる軍事行動を指示した。我々はイラク政府の招きでイラクに駐留し、ダーイシュ(イスラーム国)を敗北させようとするイラク治安部隊の取り組みを支援することを唯一の目的とする。米国は事態悪化の危険を回避するのに必要、適切、且つ慎重な行動をとってきた。だが同時に、抑止のための明確で、曖昧さのないメッセージも送ってきた。

国際法上の問題として、米国は自衛権に従って行動してきた。爆撃は脅威に対処するために必要で、なお且つその範囲は適切に特定されていた。国内法上の問題として、大統領はイラク領内の米国の人員を保護するため、憲法第2条が定める権限に従って行動した。

AFP, June 28, 2021、ANHA, June 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2021、Reuters, June 28, 2021、SANA, June 28, 2021、SOHR, June 28, 2021などをもとに作成。

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米軍戦闘機がシリアとイラク領内の「イランの民兵」の拠点や施設複数カ所に対して爆撃を実施、7人死亡(2021年6月28日)

『ニューヨーク・タイムズ』(6月27日付)は、米軍の戦闘機複数機がシリアとイラク領内の「イランの支援を受ける民兵」(Iran-backed militias)の拠点や施設複数カ所に対して爆撃を実施したと伝えた。

爆撃は、イラン・イスラーム革命防衛隊の無人航空機(ドローン)発着用の基地で、シリアでの戦闘や米軍を標的とするために使用されていたという。

シリア人権監視団によると、有志連合を主導する米国の爆撃は6月27日深夜から28日未明にかけて、イラクとの国境近くに設置されている「イランの民兵」の拠点複数カ所を狙って行われ、イラクの人民動員隊の戦闘員7人が死亡(シリア人権監視団は6月29日に、死者数が9人と増加したと発表)、武器弾圧庫1棟、軍事拠点1カ所が破壊されたという。

米主導の有志連合が「イランの民兵」に対して爆撃を行ったのは、4月29日以来だという。

AFP, June 28, 2021、ANHA, June 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2021、The New York Times, June 27, 2021、Reuters, June 28, 2021、SANA, June 28, 2021、SOHR, June 28, 2021、June 29, 2021などをもとに作成。

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シリア軍とトルコ軍・「決戦」作戦司令室がイドリブ県で砲撃戦(2021年6月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアリーハー村、ジスル・シュグール市近郊のカンダ村、ルワイサ村、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村、バーラ村、ルワイハ村を砲撃し、アリーハー村では住民多数が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、砲撃はバーラ村に設置されているトルコ軍の拠点一帯にも及んだ。

これに対して、トルコ軍は、「決戦」作戦司令室とともに、シリア政府の支配下にあるムアスラーン村、ジャバーラー村、ミラージャ村、ザイトゥーナ村基地、カフルナブル市近郊の森林地帯、マアッラト・ハルマ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるガーブ平原のジューリーン村、ハークーラ村、マナーラ村(タンジャラ村)を砲撃した。

これに対して、シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のヒルバト・ナークース村を砲撃した。

これに関して、SANA(6月28日付)は、中国の新疆ウイグル自治区出身者からなるトルキスタン・イスラーム党が、シリア政府の支配下にあるジューリーン村を砲撃したと伝えた。

SANAによると、ジューリーン村に打ち込まれた砲弾は12発に達したという。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方各所を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を31件(イドリブ県18件、ラタキア県5件、アレッポ県1件、ハマー県7件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, June 28, 2021、ANHA, June 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 28, 2021、Reuters, June 28, 2021、SANA, June 28, 2021、SOHR, June 28, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民310人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は679,103人に(2021年6月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月28日付)を公開し、6月27日に難民310人(うち女性93人、子供158人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民310人(うち女性93人、子供158人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は679,103人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者283,855人(うち女性85,314人、子ども144,491人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,762,712人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は908,383人(うち女性272,590人、子供462,982人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は90,887人(うち女性33,967人、子供32,351人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,359,483人(うち女性416,526人、子供676,117人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 28, 2021をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民324人と国内避難民(IDPs)424人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は678,793人、2019年以降帰還したIDPsは90,887人に(2021年6月27日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月27日付)を公開し、6月26日に難民324人(うち女性97人、子供165人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民324人(うち女性97人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は678,793人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者283,545人(うち女性85,221人、子ども144,333人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,762,712人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は908,073人(うち女性272,497人、子供462,824人)となった。

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一方、国内避難民424人が新たに帰宅した。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は90,887人(うち女性33,967人、子供32,351人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,359,483人(うち女性416,526人、子供676,117人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 27, 2021をもとに作成。

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ノルウェーとアイルランドは、バーブ・ハワー国境通行所とヤアルビーヤ国境通行所を経由した越境(クロスボーダー)人道支援の継続を求める決議案を国連安保理に提出(2021年6月26日)

シリア政府への許可を経ないかたちで周辺国からシリアに越境(クロスボーダー)人道支援を行うことを認めた国連安保理決議第2165号(2014年7月14日採択)の有効期間の終了が2021年7月10日に迫るなか、ノルウェーとアイルランドは、イドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所に加えて、2020年7月に経由地から除外されたハサカ県のヤアルビーヤ国境通行所を通じた支援を1年延長するとした決議案を安保理に提出した。

AP(6月26日付)などが伝えた。

AFP, June 26, 2021、ANHA, June 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2021、Reuters, June 26, 2021、SANA, June 26, 2021、SOHR, June 26, 2021などをもとに作成。

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