ロシア国防省:シャーム解放機構とホワイト・ヘルメットがイドリブ県内でシリア軍による化学兵器攻撃を偽装する計画を進めている(2021年5月21日)

ロシア国防省は声明を出し、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が、ホワイト・ヘルメットとともに、イドリブ県内でシリア軍による化学兵器攻撃を偽装する計画を進めているとの情報を得たと発表した。

スプートニク・ニュース(5月21日付)が伝えた。

AFP, May 21, 2021、ANHA, May 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2021、Reuters, May 21, 2021、SANA, May 21, 2021、SOHR, May 21, 2021、Sputnik News, May 21, 2021などをもとに作成。

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シリア軍拠点襲撃事件の指名手配者とその家族30世帯がクナイトラ県からトルコ占領下のアレッポ県北部に移送されるが、トルコ占領地側の通行所が受け入れ拒否(2021年5月20日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、5月1日にシリア政府の支配下にあるジャッバー村近郊で発生したシリア軍拠点に対する襲撃事件で指名手配となっていたウンム・バーティナ村の住民とその家族30世帯(150人)が、15日の軍事情報局と地元名士らの合意に従って、シリア政府が用意した大型バスでトルコ占領下のアレッポ県北部に向けて移送された。

 

30世帯は、アレッポ県アブー・ザンディーン村近くに設置されているシリア政府側の通行所を通過して、トルコ占領地に入ろうとした。

だが、トルコ占領地側の通行所がこれを拒否した。

指名手配者の家族は、シリア政府側の通行所とトルコ占領地側の通行所の間の緩衝地帯で野宿を余儀なくされた。

AFP, May 20, 2021、ANHA, May 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2021、Reuters, May 20, 2021、SANA, May 20, 2021、SOHR, May 20, 2021などをもとに作成。

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レバノンではレバノン軍団支持者がシリア大統領選挙の在外投票に参加するため駐レバノン・シリア大使館に向かっていたシリア人を襲撃、1人が心臓発作で死亡(2021年5月20日)

NNA(5月20日付)、ナハールネット(5月20日付)によると、シリア大統領選挙の在外投票に参加するため、ヤルザ村(レバノン山地県)にある在レバノン・シリア大使館に向かっていた在留シリア人やシリア難民が乗ったバスや車が、選挙に反対するレバノン人暴徒の襲撃を受けた。

襲撃に参加したレバノン人は、そのほとんどがレバノン軍団の支持者で、ベイルート県郊外やベカーア県東部の郊外でシリア人が通過するのを待ち構え、シリア国旗やアサド大統領の写真を掲げて移動するバスや車を狙って投石を行ったり、棍棒で窓ガラスを割ったりするなどして妨害した。

ベイルート県北のナフル・カルブ(カルブ川)に近い高速道路では、シリア人数百人を乗せたバスの車列が襲撃を受け、乗っていた54歳の男性が、心臓発作を起こし死亡した。

襲撃した男性の1人(ファーディー・ナーディル氏)は、「ばかげた犯罪体制の写真や旗を掲げる必要なんてない…。あいつらが投票したいのなら、帰国して、そこで投票すればいい…。バッシャール・アサドを愛しているんなら、なんで家に帰らないんだ」と怒りを露わにした。







https://www.youtube.com/watch?v=W2VrogF71-s

https://www.youtube.com/watch?v=sWqJwHiM-gE

 


SANA(5月20日付)によると、一連の襲撃によって、一部の有権者が投票できなくなったものの、多くの在留シリア人とシリア難民が無事投票を済ませた。

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レバノン大使館前では、投票を済ませた在外居住者がデモを行い、大統領選挙実施に改めて支持を表明するとともに、一部レバノン人暴徒によるシリア人襲撃を非難した。

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また、ヒズブッラー、アマル運動、労働者連盟、レバノン・イスラーム教ウラマー連合、レバノン人民運動、アラブ民族主義フォーラム、祖国の叫び潮流、アラブ・レバノン闘争運動、アラブ民主党、エミール・ラッフード元大統領などが相次いで非難声明を出した。

AFP, May 20, 2021、ANHA, May 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2021、Reuters, May 20, 2021、SANA, May 20, 2021、SOHR, May 20, 2021などをもとに作成。

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駐ドイツ・シリア大使館前でドイツ政府が大統領選挙在外投票を禁止したことに抗議するデモが行われる(2021年5月20日)

ドイツの首都ベルリンでは、SANA(5月20日付)によると、駐ドイツ・シリア大使館前で、ドイツ政府が大統領選挙在外投票を禁止したことに抗議するデモが行われ、在外居住者多数がシリア国旗などを掲げ抗議の意思を示した。

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外務在外居住者省は声明を出し、ドイツ政府が駐ドイツ・シリア大使館での大統領選挙在外投票を禁じたことを厳しく非難した。

声明は、ドイツ政府の決定が、シリア人の権利や自由をあからさまに侵害する行為だとしたえで、ドイツに住むシリア人を大統領選挙に参加できなくしても、シリアへの愛国的な帰属意識を奪うことはできないことをドイツ政府は認識すべきだと非難した。

また、ドイツ政府のこうした姿勢は、シリアの現状に悪影響を与え、安全と安定を強化することを妨げるものだと付言した。

SANA(5月19日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/2997548073865633

AFP, May 20, 2021、ANHA, May 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2021、Reuters, May 20, 2021、SANA, May 20, 2021、SOHR, May 20, 2021などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団が声明を出しトルコ軍兵士3人とシリア国民軍戦闘員8人を殺害したと発表(2021年5月20日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、5月19日にトルコ占領下のアフリーン市近郊のバースーファーン村にある「傭兵」(シリア国民軍)の基地を攻撃、同地一帯でトルコ軍と交戦し、トルコ軍兵士3人とシリア国民軍戦闘員8人を殺害したと発表した。

ANHA(5月20日付)が伝えた。

AFP, May 20, 2021、ANHA, May 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2021、Reuters, May 20, 2021、SANA, May 20, 2021、SOHR, May 20, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領がパレスチナ諸派の指導者や代表らからなる使節団と会談(2021年5月20日)

アサド大統領は、首都ダマスカスの大統領公邸で、パレスチナ諸派の指導者や代表らからなる使節団と会談した。

SANA(5月20日付)によると、会談では、パレスチナ情勢の進捗、パレスチナ人民に対するイスラエルの継続的な攻撃、エルサレムの占領とパレスチナ人の強制退去などについて主に意見が交わされた。

アサド大統領は使節団に対して、イスラエル政体は和平という言葉、対話を理解せず、この地域におけるその存在は、諸国民へのテロ、権利侵害に基づいていると非難したうえで、シリアがパレスチナ問題を中心的な問題と位置づけ、自衛と権利回復のためパレスチナ人民の闘争と合法的な抵抗を引き続き支持すると改めて強調した。

これに対して、パレスチナの使節団は、一部西欧諸国とイスラエル占領政体の支援を受けるテロ組織との戦いにおけるシリアの不屈の精神が、パレスチナ人民の不屈の精神を強化することに寄与していると述べ、パレスチナ人民とその抵抗への支援を引き続き求めた。

また、イスラエルによる最近のパレスチナでの虐殺や破壊行為は、抵抗という選択肢こそが奪われた権利と土地を回復するための基礎をなしていることを再認識させたと付言した。

パレスチナ使節団の参加者は、イスラーム聖戦機構のズィヤード・ナッハーラ書記長、パレスチナ人民解放戦線総司令部派(PFLP-GC)のタラール・ナージー書記長補、パレスチナ人民解放戦線(PFLP)のフアード・マラーガ副書記長、パレスチナ民主解放戦線(DFLP)のファフド・スライマーン副書記長、サーイカ機構のムイーン・ハーミド書記長、パレスチナ人民闘争戦線のハーリド・アブドゥルマジード書記長、ファタハ・インティファーダのズィヤード・サギール書記長、パレスチナ解放戦線のユースフ・マクダフ書記長、ファタハのサミール・リファーイー中央委員会委員。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4227077457336054

AFP, May 20, 2021、ANHA, May 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2021、Reuters, May 20, 2021、SANA, May 20, 2021、SOHR, May 20, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民328人と国内避難民(IDPs)595人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は667,224人、2019年以降帰還したIDPsは86,784人に(2021年5月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月20日付)を公開し、5月19日に難民328人(うち女性98人、子供167人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民328人(うち女性98人、子供167人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は667,224人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者271,976人(うち女性81,750人、子ども138,433人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,752,833人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は896,504人(うち女性269,026人、子供456,924人)となった。

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一方、国内避難民595人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは346人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは4人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は86,784人(うち女性32,146人、子供31,615人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,355,380人(うち女性414,705人、子供675,381人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 20, 2021をもとに作成。

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トルコの公正発展党のシェン副党首「シリア・トルコの関係を修復すべきだ」(2021年5月19日)

トルコの与党公正発展党(AKP)のムスタファ・シェン副党首はウルサル・チャンネルの番組のなかで、シリア政府との関係改善したいという意向を明らかにした。

シェン副党首は、以下のように述べた。

トルコは、エジプトとの関係を修復するためのラインを開いている。シリアとの関係も改善する。

シリア・トルコ両国民を結びつけているのは同胞愛だ。トルコにシリア人がいるのも、この同胞愛の一部だ。兄弟のあいだで幾つかの問題が起きるのは当然だ。

だが、最後には、両国の関係を修復すべきだ。そうすることで、隣国シリアと青き祖国が実現することになる。

AFP, May 19, 2021、ANHA, May 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2021、Reuters, May 19, 2021、SANA, May 19, 2021、SOHR, May 19, 2021、Ulusal Kanal, May 19, 2021などをもとに作成。

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駐ドイツ・シリア大使館はドイツ当局の同意を得られなかったとして大統領選挙在外投票を実施できないと発表(2021年5月19日)

駐ドイツ・シリア大使館は公式ホームページ(http://mofaex.gov.sy/berlin-embassy/)を通じて声明を出し、5月20日に予定されている在外投票を実施できないと発表、在留シリア人に謝意を示した。

同大使館によると、ドイツの当局が在外投票の実施に同意しなかったことが、投票中止の理由だという。

AFP, May 19, 2021、ANHA, May 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2021、Reuters, May 19, 2021、SANA, May 19, 2021、SOHR, May 19, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県北部を砲撃しシリア軍兵士4人が負傷(2021年5月19日)

アレッポ県では、ANHA(5月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、マルアナーズ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、スーガーニカ村、バイナ村、クーリート村、マイヤーサ村を砲撃した。

この砲撃により、マルアナーズ村では、シリア軍兵士4人が負傷した。

シリア人権監視団によると、砲撃は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がバースーファーン村一帯に潜入し、シリア国民軍所属のシャーム軍団の拠点を襲撃、戦闘員5人を殺害したことへの報復で、マルアマーズ村にあるシリア軍の拠点も狙われた。

AFP, May 19, 2021、ANHA, May 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2021、Reuters, May 19, 2021、SANA, May 19, 2021、SOHR, May 19, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民341人と国内避難民(IDPs)4人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は666,896人、2019年以降帰還したIDPsは86,438人に(2021年5月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月19日付)を公開し、5月18日に難民341人(うち女性103人、子供174人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民341人(うち女性103人、子供174人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は666,896人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者272,648人(うち女性81,652人、子ども138,226人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,752,833人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は896,176人(うち女性268,928人、子供456,757人)となった。

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一方、国内避難民4人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは4人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は4人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は86,438人(うち女性32,054人、子供31,539人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,355,034人(うち女性414,613人、子供675,305人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 19, 2021をもとに作成。

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イスラエル軍報道官は領内に飛来したドローンを撃墜と発表、当局はシリアから飛来したとの見方を示す(2021年5月18日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、無人航空機(ドローン)1機を占領下ゴラン高原の西に位置するアグワール地方のアユン渓谷で撃破したと発表した。

ツイッターの書き込み内容は以下の通り:

速報 早朝にアグワール地方アユン渓谷地区の国境に近づく無人航空機(ドローン)1機が捕捉され、撃破された。同地は航空監視部隊の監視かにあった。ドローンの残骸は治安部隊によって回収された。

https://twitter.com/AvichayAdraee/status/1394537464702902278

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米アラビア語テレビ放送のフッラ・チャンネル(5月18日付)は、無人航空機(ドローン)1機がヨルダン北西部の北アグワール郡に面するイスラエルのベト・シェアン市一帯に接近し、イスラエル軍がこれを撃破したと伝えた。

撃破された機体の破片などから、イスラエル治安当局は、ドローンがシリア領内を離陸したものだとの見方を示しているという。

AFP, May 18, 2021、ANHA, May 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2021、Alhurra, May 18, 2021、Reuters, May 18, 2021、SANA, May 18, 2021、SOHR, May 18, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市東を砲撃(2021年5月18日)

アレッポ県では、ANHA(5月18日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市東のフーシャリーヤ村、ジャート村を砲撃した。

AFP, May 18, 2021、ANHA, May 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2021、Reuters, May 18, 2021、SANA, May 18, 2021、SOHR, May 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民311人と国内避難民(IDPs)328人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は666,555人、2019年以降帰還したIDPsは86,434人に(2021年5月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月18日付)を公開し、5月17日に難民311人(うち女性93人、子供158人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民311人(うち女性93人、子供158人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は666,555人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者271,307人(うち女性81,549人、子ども138,092人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,752,833人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は895,835人(うち女性268,825人、子供456,583人)となった。

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一方、国内避難民328人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは328人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は86,434人(うち女性32,053人、子供31,536人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,355,030人(うち女性414,612人、子供675,302人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 18, 2021をもとに作成。

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ハサカ県でPYDに近い青年組織が米軍のパトロール部隊に投石、トルコの攻撃への沈黙に抗議(2021年5月17日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村で、民主統一党(PYD)に近い革命青年運動と青年女性連合のメンバーが、トルコ軍によって続けられるトルコ南東部とイラク・クルディスタン地域への攻撃に抗議するデモ行進が行っている最中、現場を通りかかった米軍装甲車4輌からなるパトロール部隊に対して投石を行うなどして、米国など諸外国の沈黙に対する不満を爆発させた。

AFP, May 17, 2021、ANHA, May 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2021、Reuters, May 17, 2021、SANA, May 17, 2021、SOHR, May 17, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるタッル・アブヤド市でダーイシュの宗教警察元司令官が刑務所内で拷問を受けて死亡(2021年5月17日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるタッル・アブヤド市で、ダーイシュ(イスラーム国)の宗教警察(ヒスバ)の元司令官が、拘束先のシリア国民軍憲兵隊刑務所で拷問を受けて死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラージュー町でシリア国民軍所属のサマルカンド旅団の本部で何者かによって仕掛けられていた爆弾が爆発し、メンバー2人が死亡した。

AFP, May 17, 2021、ANHA, May 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2021、Reuters, May 17, 2021、SANA, May 17, 2021、SOHR, May 17, 2021などをもとに作成。

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米軍が前日に続いて、ワリード国境通行所から石油や食糧物資をトレーラー40輌に積んで、イラク領内に持ち出す(2021年5月17日)

ハサカ県では、SANA(5月17日付)によると、シリア領内に違法に基地を設置し駐留を続ける米軍が前日に続いて、ワリード国境通行所から石油や食糧物資をトレーラー40輌に積んで、イラク領内に持ち出した。

車列には、ハッラーブ・ジール村の航空基地に駐留する米軍の軍用車輌複数輛が護衛を受けてイラク国外に向かったという。

AFP, May 17, 2021、ANHA, May 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2021、Reuters, May 17, 2021、SANA, May 17, 2021、SOHR, May 17, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領はアブハジアのブジャニヤ大統領と会談「イスラエルはパレスチナ人民に対するテロと権利侵害の上に成り立っている」(2021年5月17日)

アサド大統領は、5月16日にシリア入りしたアブハジヤのアスラン・ブジャニヤ大統領を団長とする同国使節団と首都ダマスカスの人民宮殿で会談した。

SANA(5月17日付)によると、会談では、二国間関係の強化、帝国主義ヘゲモニーへの抵抗、軍事・政治・経済テロへの対応、両国情勢、パレスチナにおけるイスラエルの「虐殺」、ウクライナ・クリミア情勢などについて意見が交わされた。

会談には、シリア側から、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣、マンスール・アッザーム大統領府担当国務大臣、ムハンマド・サーミル・ハリール経済対外通商大臣、ムハンマド・ラーミー・マルティーニー観光大臣、ズハイル・ハズィーム運輸大臣(使節団受入代表)、ムハンマド・ハッサーン・カトナー農業・農業改革大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府特別顧問、ルーナ・シブル大統領府特別顧問が出席した。

アブハジア側からは、使節団を構成するブジャニヤ大統領、ヴァレリー・クヴァルキア国会議長、アルカス・クヴィツィナ大統領府事務局長、ベスラン・ゴボア第1副首相兼農業大臣、クリスティーナ・オズガン副首相兼経済大臣、ダウル・コフィ外務大臣、タモラズ・ケシュバ観光大臣、バグラット・コタバ駐シリア大使が出席した。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4204048676305599

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会談後の共同記者会見で、アサド大統領は次のように述べた。

両国の協力の展望は、それを支える多くの要素があるため大きく拡がっている。その筆頭にあげられるのが、共通の社会的要素である。シリアには、2世紀あまり前からアブハジア人コミュニティがあり、彼らは常にシリアの社会的調和(ナスィージュ)の一部となり、シリアの建設、10年にわたるこの戦争での国防に貢献し、殉教者を差し出してくれた。両国にはアルメニア人も暮らしている。ロシアの家族も共にシリアで暮らしている。その数は数百ではなく数千世帯に及ぶ。

共通の社会的要素があれば、協力の絆が作られるのは当然のことだ。アブハジアは、テロに対するこの戦争でシリアと共にあった。シリアはアブハジア、その国と国民の自決、独立の権利、そして世界の他の国々と同じように国家承認を受ける権利と共にあった。

私は大統領に最近になってパレスチナの領内で起きていること、パレスチナ人民に対するイスラエルの攻撃について説明した。イスラエルは常にパレスチナ人民に対するテロ、彼らの権利の侵害、他者の権利の侵害の上に成り立っていると話した。

改めて、今回の訪問が、第1に今後締結される協定ゆえに、第2に、今回議論され、今後合同委員会で議論される議題、さらにはこうした関係を前進させたいという両国、そして両国民の共通の意思ゆえに、重要な訪問になると明言したい。

これに対して、ブジャニヤ大統領は次のように述べた。

シリア国民が平和、安定、繁栄を享受することを願っています。あなた方の計画目標のすべてが達成されると確信している。

シリアがアブハジアの独立を承認したことを非常に感謝している。これによって広範な協力関係の門戸が開かれた。

私の今回の訪問が、経済、文化、社会、さらには教育といった分野での実質的なせいかを達成するためのモーメンタムになるだろう。

https://youtu.be/mZKisjKSuaA

 

その後、ブジャニヤ大統領は、カシオン山の戦没者慰霊碑を訪問し、献花した。

AFP, May 17, 2021、ANHA, May 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2021、Reuters, May 17, 2021、SANA, May 17, 2021、SOHR, May 17, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民297人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は666,244人に(2021年5月17日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月17日付)を公開し、5月16日に難民297人(うち女性89人、子供152人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民297人(うち女性89人、子供152人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は666,244人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者270,996人(うち女性81,456人、子ども137,934人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,752,833人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は895,524人(うち女性268,732人、子供456,425人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は86,106人(うち女性31,956人、子供31,461人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,354,702人(うち女性414,515人、子供675,227人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 17, 2021をもとに作成。

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ANHA:カタールとクウェートはトルコ占領下のアレッポ県北部のヤズィード教徒の村にパレスチナ人のための入植地「バスマ村」を建設(2021年5月16日)

ANHA(5月16日付)は、カタールとクウェートが、トルコを支援するかたちで、トルコの占領下にあるアレッポ県アフリーン郡に点在するヤズィード教徒の村の一つシャーディリーヤ村にパレスチナ人を居住させるための入植地を建設していると伝えた。

入植地は「バスマ村」(笑顔の村)と名付けられ、1948年のナクバの日に故郷を追われ、シリアのダマスカス郊外県、ダルアー県、ヒムス県に難民として逃れたのち、シリア内戦中にアレッポ県アフリーン郡に「トルコによって連行」されてきたパレスチナ人や「傭兵」(反体制武装集団)の家族を居住させるために建設されている。

バスマ村の面積には、96棟の集合住宅が建設され、パレスチナ人750世帯以上に住居が提供されるという。

AFP, May 16, 2021、ANHA, May 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2021、Reuters, May 16, 2021、SANA, May 16, 2021、SOHR, May 16, 2021などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団がトルコ軍兵士1人とMiT隊員2人を殺害したと発表(2021年5月16日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、5月10日にトルコ占領下のジールバリー村近郊とバラーディー村近郊でトルコ軍の基地や拠点を襲撃し、トルコ軍兵士1人、国家情報機関(MiT)の隊員2人を殺害したと発表した。

ANHA(5月16日付)が伝えた。

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ハサカ県では、ANHA(5月16日付)によると、トルコの支援を受けるシリア国民軍の戦闘員どうしがタッル・タムル町西に位置するラシーディーヤ村、カースィミーヤ村で交戦した。

AFP, May 16, 2021、ANHA, May 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2021、Reuters, May 16, 2021、SANA, May 16, 2021、SOHR, May 16, 2021などをもとに作成。

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シリア領内に違法に基地を設置し駐留を続ける米軍がワリード国境通行所から石油や小麦をトレーラー38輌に積んで、イラク領内に持ち出す(2021年5月16日)

ハサカ県では、SANA(5月16日付)によると、シリア領内に違法に基地を設置し駐留を続ける米軍が、ワリード国境通行所から石油や小麦をトレーラー38輌に積んで、イラク領内に持ち出した。

AFP, May 16, 2021、ANHA, May 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2021、Reuters, May 16, 2021、SANA, May 16, 2021、SOHR, May 16, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍が「決戦」作戦司令室とイドリブ県とラタキア県を10回以上にわたり爆撃(2021年5月16日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるバルナース村およびその周辺を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にカッバーナ村の丘陵地帯を爆撃した。

イドリブ県とラタキア県に対するロシア軍の爆撃は10回以上に及んだ。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるナワー市で男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、革命青年連合のアフィーフ・ダッラー総裁がタルトゥース市とヒムス県ヒムス市を結ぶ街道を移動中に交通事故に遭い、死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を39件(イドリブ県20件、ラタキア県8件、アレッポ県5件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は36件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を18件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 16, 2021、ANHA, May 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 16, 2021、Reuters, May 16, 2021、SANA, May 16, 2021、SOHR, May 16, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民278人と国内避難民(IDPs)2人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は665,947人、2019年以降帰還したIDPsは86,106人に(2021年5月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月16日付)を公開し、5月15日に難民278人(うち女性83人、子供142人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民278人(うち女性83人、子供142人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は665,947人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者270,699人(うち女性81,367人、子ども137,782人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,752,833人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は895,227人(うち女性268,643人、子供456,273人)となった。

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一方、国内避難民2人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は2人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は86,106人(うち女性31,956人、子供31,461人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,354,702人(うち女性414,515人、子供675,227人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 16, 2021をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ダイル・ザウル県、ハマー県、ラッカ県で、ダーイシュを狙って180回以上の爆撃を実施(2021年5月15日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ダイル・ザウル県のビシュリー山一帯、ハマー県イスリヤー村一帯、ラッカ県とダイル・ザウル県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って180回以上の爆撃を実施した。

AFP, May 15, 2021、ANHA, May 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2021、Reuters, May 15, 2021、SANA, May 15, 2021、SOHR, May 15, 2021などをもとに作成。

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米軍がワリード国境通行所からハンヴィー(HMMWV)などの車輌や装備を積んだ貨物車輌10輌をハサカ県内に進入させる(2021年5月15日)

ハサカ県では、SANA(5月15日付)によると、ヤアルビーヤ国境通行所(ラビーア国境通行所)の近くに米軍が違法に違法に設置しているワリード国境通行所から、米軍のハンヴィー(HMMWV)などの車輌や装備を積んだ貨物車輌10輌がシリア領内に進入し、ルマイラーン町一帯にある米軍基地に向かった。

AFP, May 15, 2021、ANHA, May 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2021、Reuters, May 15, 2021、SANA, May 15, 2021、SOHR, May 15, 2021などをもとに作成。

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ハマースのミシュアル政治局長「現時点でダマスカスとの連絡は行われていない」(2021年5月14日)

ハマースのハーリド・ミシュアル政治局長はRT(5月13日付)に対して、「現時点でダマスカスとの連絡は行われていない」と述べ、シリアのアサド政権と関係改善に向けた折衝を行っていないことを明らかにした。

ミシュアル政治局長は次のように述べた。

我々はダマスカスに滞在していた。公的支援、そして民衆の支援を受けた黄金期だった。我々はそのことは評価している。だが、危機発生後、状況がそれを許さなくなった。だが、我々は誰とも敵対していない、シリアで起きていることに心を痛めている。シリアが一つであることを願っている。

いかなる危機においても当事者にはならない。宗派主義的、人種主義的、宗教主義的な対立から距離を置き、我々は共存できるし、ともに戦うことができる。

AFP, May 14, 2021、ANHA, May 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2021、Reuters, May 14, 2021、RT, May 14, 2021、SANA, May 14, 2021、SOHR, May 14, 2021などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がシリア・レバノン国境を爆撃し、武器を密輸しようとしていたヒズブッラーの車輌を狙う(2021年5月14日)

LBIC(5月14日付)は、イスラエル軍戦闘機が、レバノンのベカーア県ヘルメル郡に面するヒムス県ジャンタリーヤ村近くの国境地帯で、武器を密輸しようとしていたヒズブッラーの民兵を爆撃したと伝えた。

爆撃はピックアップ・トラック1台を狙ったものだという。

AFP, May 14, 2021、ANHA, May 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2021、LBCI, May 14, 2021、Reuters, May 14, 2021、SANA, May 14, 2021、SOHR, May 14, 2021などをもとに作成。

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イスラエル軍報道官はシリア領内からイスラエル領内(占領下ゴラン高原)に向けてロケット弾3発が発射されたと発表(2021年5月14日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)に、シリア領内からイスラエル領内(占領地ゴラン高原)に向けてロケット弾が発射されたと綴った。

アドライ報道官の書き込み内容は以下の通り:

緊急 先ほど、シリア領内からイスラエル領に向かってロケット弾3発が発射されらのを捕捉した。うち1発はシリア領内に着弾する一方、2発はイスラエル領内の空き地に着弾した。

AFP, May 14, 2021、ANHA, May 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2021、Reuters, May 14, 2021、SANA, May 14, 2021、SOHR, May 14, 2021などをもとに作成。

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イスラエルがレバノンを越境砲撃し、ガザ地区との連帯を訴えるデモを行っていたパレスチナ人1人を殺害(2021年5月14日)

NNA(5月14日付)は、イスラエル軍が、メチュラ町に面するブルー・ラインに沿って設置されている有刺鉄線近くでガザ地区との連帯を訴える抗議デモを行っていたパレスチナ人に対して、領内から越境砲撃を加え、2人が重傷を負い、うち21歳の男性が搬送先のマルジャアユーン国立病院で死亡したと伝えた。

マヤーディーン・チャンネル(5月14日付)によると、デモにはパレスチナ人とレバノン人数十人が参加していた。


AFP, May 14, 2021、ANHA, May 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2021、NNA, May 14, 2021、Qanat al-Mayadin, May 14, 2021、Reuters, May 14, 2021、SANA, May 14, 2021、SOHR, May 14, 2021などをもとに作成。

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