「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるイドリブ県ハントゥーティーン村を砲撃(2021年2月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるハントゥーティーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、バーラ村、フライフィル村を砲撃した。

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ロシア当事者和解調整センターは、シャーム解放機構が、シリア軍による化学兵器攻撃を偽装するため、イドリブ県への塩素ガスを争点したシリンダーの搬入を開始したと発表した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(イドリブ県15件、ラタキア県11件、アレッポ県3件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は30件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を20件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 20, 2021、ANHA, February 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 20, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 20, 2021、Reuters, February 20, 2021、SANA, February 20, 2021、SOHR, February 20, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民73人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は648,921人に(2021年2月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月20日付)を公開し、2月19日に難民73人(うち女性22人、子供37人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民73人(うち女性22人、子供37人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は648,921人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者253,673人(うち女性76,251人、子ども129,099人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,796人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は878,201人(うち女性263,527人、子供447,590人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は73,430人(うち女性26,096人、子供28,972人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,342,026人(うち女性408,655人、子供672,738人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 20, 2021をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がラッカ県東部のバシャリー山一帯を爆撃し、ダーイシュ戦闘員12人死亡(2021年2月19日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が県東部のバシャリー山一帯を爆撃し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員12人が死亡した。

AFP, February 19, 2021、ANHA, February 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2021、Reuters, February 19, 2021、SANA, February 19, 2021、SOHR, February 19, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のロシア軍基地一帯を砲撃(2021年2月19日)

ハサカ県では、ANHA(2月19日付)によると、トルコ軍の支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町北の農地に潜入を試みたが、地雷原に入り、戦闘員3人が死亡、1人が負傷した。

これを受けて、トルコ軍と国民軍は、タッル・タムル町近郊のロシア軍基地一帯、ダルダーラ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(2月19日付)によると、トルコ占領下のラーイーにある国民軍所属のスルターン・ムラード師団の軍事キャンプで爆発が発生し、士官(大尉)1人が死亡、複数人が負傷した。

AFP, February 19, 2021、ANHA, February 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2021、Reuters, February 19, 2021、SANA, February 19, 2021、SOHR, February 19, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民61人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は648,848人に(2021年2月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月19日付)を公開し、2月18日に難民61人(うち女性18人、子供31人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民61人(うち女性18人、子供31人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は648,848人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者253,600人(うち女性76,229人、子ども129,062人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,796人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,128人(うち女性263,505人、子供447,553人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は73,430人(うち女性26,096人、子供28,972人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,342,026人(うち女性408,655人、子供672,738人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 19, 2021をもとに作成。

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シリアとトルコはロシアの仲介によりトルコ占領地の穀物をシリア政府支配地に移送することを合意(2021年2月18日)

ロシアのルスヴェスナ(2月19日付)によると、シリア政府とトルコは、ロシア軍の仲介により、アイン・イーサー市(シリア政府と北・東シリア自治局が共同支配)近郊に位置するトルコ占領下のラッカ県のシャルカラーク穀物サイロで貯蔵されている穀物をシリア政府の支配地域に移送することを合意した。

合意を受けて、貨物トラック4輌がロシア軍の護衛を受けてはトルコ軍の支援を受ける国民軍によって掌握されているシャルカラーク穀物サイロに派遣され、貯蔵されている穀物のうち、約400トンを移送した。

合意はシリア国民のニーズに応えるのが目的だという。

イナブ・バラディー(2月19日付)によると、北・東シリア自治局は、ラッカ県タッル・アブヤド市一帯およびハサカ県ラアス・アイン市一帯がトルコの占領下に入る前の2019年に、シャルカラーク穀物サイロに小麦1万6000トンと大麦2万5000トンを貯蔵していたという。

https://www.youtube.com/watch?v=_B6qxcjaR_A

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一方、シリア人権監視団は、北・東シリア自治局の貨物車輌8輌がロシア軍の護衛を受けて、穀物を搬出したと発表した。

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また、ドゥラル・シャーミーヤ(2月19日付)によると、国民軍の司令官の一人ユースフ・ハンムード少佐は声明を出し、「根拠がない」と否定した。

AFP, February 19, 2021、ANHA, February 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2021、‘Inab Baladi, February 19, 2021、Reuters, February 19, 2021、Rus Vesna, February 18, 2021、SANA, February 19, 2021、SOHR, February 19, 2021などをもとに作成。

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イスラエルはシリア人捕虜2人を新たに解放(2021年2月18日)

SANA(2月18日付)は、イスラエルによって拘束されていたシリア人捕虜2人が新たにロシアを介した捕虜交換によって解放されたと伝えた。

解放されたのはムハンマド・アフマド・フサイン氏とターリク・ガッサーブ・ウバイダーン氏で、いずれもクナイトラ県出身。

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イスラエルのi24ニュース(2月18日付)は、イスラエル・シリア両国政府によるシリア人捕虜2人(ナハール・マクト氏、ズィヤーブ・カフムーズ氏)とイスラエル人女性の捕虜交換が失敗に終わったことを明らかにした。

イスラエルがシリア人捕虜2人に対して、出身村(マジュダル・シャムス村、ガジャル村)には戻らないよう求めたが、いずれも2人はこれを拒否したため。

なお、ロシアが仲介した交渉では、捕虜交換のほかにも、イスラエルがシリア領内の「イランの民兵」の拠点への攻撃を緩和することが定めたれているという。

AFP, February 18, 2021、ANHA, February 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2021、i24 News, February 18, 2021、Reuters, February 18, 2021、SANA, February 18, 2021、SOHR, February 18, 2021などをもとに作成。

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アラビーヤ:ロシアはイランの勢力伸長に対抗するためハサカ県で新たな民兵の結成をめざす(2021年2月18日)

アラビーヤ(2月18日付)は、ロシアが最近になってハサカ県内の北・東シリア自治局支配地域の部族からなる新たな民兵を結成しようとしていると伝えた。

同チャンネルによると、ロシア軍は2月10日、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市で、部族の名士や指導者らと会合を開いた。

この会合は、シリア政府との連携のもとに開催され、バニー・サブア部族の族長ら、カーミシュリー市とハサカ市の部族長らが出席し、ロシア側は部族の子息による民兵結成を要請した。

目的は、イランの勢力伸長に対抗するためだという。

AFP, February 18, 2021、Alarabia, February 18, 2021、ANHA, February 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2021、Reuters, February 18, 2021、SANA, February 18, 2021、SOHR, February 18, 2021などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が電話会談でイドリブ県情勢について意見を交わす(2021年2月18日)

ロシア大統領府は声明を出し、ヴラジミール・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が電話会談を行い、イドリブ県情勢などについて意見を交わしたと発表した。

スプートニク・ニュース(2月18日付)が伝えた。

AFP, February 18, 2021、ANHA, February 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2021、Reuters, February 18, 2021、SANA, February 18, 2021、SOHR, February 18, 2021、Sputnik News, February 18, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合の車輌約60輌がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2021年2月18日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約60輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県の各所に設置されている基地に向かった。

AFP, February 18, 2021、ANHA, February 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2021、Reuters, February 18, 2021、SANA, February 18, 2021、SOHR, February 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機約30機がダーイシュの拠点に対して100回以上の爆撃を実施(2021年2月18日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機約30機が、ハマー県、ヒムス県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯に飛来し、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して100回以上の爆撃を実施した。

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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍広報センターは声明を出し、2月4日に北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県で開始していたダーイシュ(イスラーム国)のセル摘発作戦によって、これまでに87人の傭兵を逮捕する一方、作戦遂行中に兵士2人が犠牲となったと発表した。


ANHA(2月18日付)が伝えた。

AFP, February 18, 2021、ANHA, February 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2021、Reuters, February 18, 2021、SANA, February 18, 2021、SOHR, February 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民68人と国内避難民(IDPs)18人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は648,787人、2019年以降帰還したIDPsは73,430人に(2021年2月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月18日付)を公開し、2月17日に難民68人(うち女性20人、子供35人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民68人(うち女性20人、子供35人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は648,787人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者253,248人(うち女性76,211人、子ども129,031人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,796人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,998人(うち女性263,467人、子供447,487人)となった。

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一方、国内避難民18人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは3人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は3人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は73,430人(うち女性26,096人、子供28,972人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,342,026人(うち女性408,655人、子供672,738人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 18, 2021をもとに作成。

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シリアとイスラエルがロシアの仲介で捕虜交換:シリア人捕虜2人、イスラエル人女性1人が解放される(2021年2月17日)

SANA(2月17日付)は、イスラエルがシリア人捕虜2人(ナハール・マクト氏、ズィヤーブ・カフムーズ氏)を解放したことを受けて、シリア政府が拘束していたイスラエル人の女性1を釈放したと伝えた。

捕虜交換はロシアの仲介によるもの。

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解放されたシリア人捕虜2人のうち、マクト氏は17日、兵力引き離し地域とイスラエル占領地を隔てるラインAの東側に面するシリア政府支配下のクナイトラ県マジュダル・シャムス村に帰還した。

マクト氏は、ラインAの西側に面するイスラエル占領下のマジュダル・シャムス村の出身。

兄弟のスィドキー・マクト氏、バシュル・マクド氏もイスラエルによって拘束されている。

兄弟が有罪判決を受けた2017年に、イスラエル軍警察への抵抗に扇動したとして逮捕され、2020年6月9日に禁固2年6ヶ月、懲役6ヶ月の有罪判決を受けていた。

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もう一人のシリア人捕虜のカフマーズ氏は、パレスチナ捕虜サロンがフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/ppsmo)を通じて発表したところにようと、シリア政府地域への帰還を拒否、イスラエル占領下のガジャル村への帰還を希望したため、シリア政府への身柄引き渡しは行わなかった。

『イェディオト・アハロノト』(2月18日付)などによると、カフマーズ氏は、イスラエルの占領下にあるゴラン高原ガジャル村の出身。

2016年、レバノンのヒズブッラーによるイスラエル商業施設へのテロ攻撃に荷担したとして、イスラエル当局によって逮捕され、禁固14年の有罪判決を受け、ネゲブ刑務所に収監されていた。

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一方、SANA(2月17日付)によると、シリア側が釈放したイスラエル人女性は、シリア領内(クナイトラ県)に誤って入国し、当局が逮捕していたが、逮捕の時期などについては明らかにしていない。

AFP, February 17, 2021、ANHA, February 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2021、Reuters, February 17, 2021、SANA, February 17, 2021、SOHR, February 17, 2021、Y Net News, February 18, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がタッル・アブヤド市近郊を移動中のシリア軍の車輌を砲撃(2021年2月17日)

ラッカ県では、シリア人権監視団、ANHA(2月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるビール・クーヌー村とビール・キータク村間の街道(タッル・アブヤド市近郊)を移動中のシリア軍の車輌を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で、正体不明の武装集団がオートバイに向けて発砲し、乗っていた警察(内務治安部隊、いわゆる「自由警察」)の隊員1人と、子供1人が死亡した。

一方、ANHA(2月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のタッル・スィースィーン村を砲撃した。

このほか、トルコ占領下のアレッポ県アフリーン市を訪問中のシリア革命反体制勢力国民連立とその傘下で活動する暫定内閣の使節団が、スルターン・スライマーン・シャー師団の本部を訪れ、ムハンマド・ジャースィム(アブー・アムシャ)司令官と会談した。

使節団はナスル・ハリーリー・シリア革命反体制勢力国民連立代表、サリーム・イドリース暫定内閣国防大臣らからなる。

AFP, February 17, 2021、ANHA, February 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2021、Reuters, February 17, 2021、SANA, February 17, 2021、SOHR, February 17, 2021などをもとに作成。

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アスタナ15会議が閉幕:「テロとの戦い」継続、分離主義アジェンダ拒否、緊張緩和地帯合意の遵守、制憲委員会での憲法改革案提示を確認(2021年2月17日)

ロシアの避暑地ソチで2月16日に開幕したアスタナ15会議が予定されていた議事を終えて閉幕した。

2日目となる2月17日には、全体会合が開催され、ロシアのアレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使、イランのアリー・アスガル・ハージー外務大臣補、トルコのセダト・オナル外務副大臣、イラク、レバノン、ヨルダンの各国代表、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表、シリア政府代表団(アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官が代表)、反体制派の代表団(シリア軍事革命諸勢力代表団、アフマド・トゥウマ氏が代表)が参加した。

全体会合では、イドリブ県の緊張緩和地帯の現況、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う人道状況などについて意見が交わされた。

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保障国であるロシア、トルコ、イランは閉幕声明で、ダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)、アル=カーイダとつながりがあるその他すべての組織・個人に対する「テロとの戦い」の継続、シリアの主権と領土の一体性を妨げる分離主義アジェンダへの対抗、国連安保理決議第2254号、緊張緩和地帯にかかる合意などの遵守、制憲委員会(憲法制定委員会)の基本原則に基づいた憲法改革案の提示を行うことを確認するとともに、欧米諸国による一方的制裁に拒否の姿勢を示し、国際社会に対してさらなる人道支援を呼びかけた。

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ロシアのラヴレンティフ特使は、閉幕時の記者会見で、シリアでの「テロとの戦い」について議論するには、ダーイシュ、シャームの民のヌスラ戦線、そして一部諸外国が「穏健な反体制派」として再編しようとしているいわゆるシャーム解放機構だけでなく、あらゆるテロ組織との戦いに注力しなければならないと述べた。

また、イドリブ県で活動を続けるテロ組織がホワイト・ヘルメットと協力して、シリア軍による化学兵器使用をねつ造しようとしていると警鐘を鳴らした。

さらに、国際社会に対してシリアへの難民帰還を妨害しないよう呼びかけるとともに、シリア北東部各所に違法に駐留する米軍による資源の盗奪を拒否すると表明した。

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スーサーン外務在外居住者省次官は、閉幕時の記者会見で、米国とトルコの違法な部隊駐留が、安定回復とテロ撲滅を阻害し、分離主義運動を奨励する主因だと非難した。

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トゥウマ・シリア軍事革命諸勢力代表団代表とアイマン・アースィミー報道官は記者会見で憲法起草を開始するための作業計画、作業方法、日程が必要との立場を表明したことを明らかにした。

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SANA(2月17日付)、ザマーン・ワスル(2月17日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(2月17日付)などが伝えた。

AFP, February 17, 2021、ANHA, February 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2021、Reuters, February 17, 2021、SANA, February 17, 2021、SOHR, February 17, 2021、Zaman al-Wasl, February 17, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民74人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は648,718人に(2021年2月17日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月17日付)を公開し、2月16日に難民74人(うち女性22人、子供37人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民74人(うち女性22人、子供37人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は648,718人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者253,470人(うち女性76,191人、子ども128,996人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,796人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,998人(うち女性263,467人、子供447,487人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は72,958人(うち女性25,869人、子供28,881人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,341,554人(うち女性408,428人、子供672,647人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 17, 2021をもとに作成。

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所属不明のドローンがダイル・ザウル県ブーカマール市近郊を移動中の「イランの民兵」の貨物車輌1輌を攻撃(2021年2月16日)

ダイル・ザウル県では、アイン・フラート(2月17日付)によると、シリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊のフッリーヤ村上空に所属不明の無人航空機(ドローン)1機が飛来し、武器弾薬を輸送していた「イランの民兵」の貨物車輌1輌を攻撃した。

AFP, February 17, 2021、ANHA, February 17, 2021、‘Ayn al-Furat, February 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2021、Reuters, February 17, 2021、SANA, February 17, 2021、SOHR, February 17, 2021などをもとに作成。

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ロシアのソチでアスタナ15会議が開幕:シリア、ロシアは「テロとの戦い」を強調(2021年2月16日)

ロシア、トルコ、イランを保障国とする停戦プロセスのアスタナ15会議がロシアの避暑地ソチで2日間の日程で開幕した。

会議には、ロシアのアレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使、イランのアリー・アスガル・ハージー外務大臣補、トルコのセダト・オナル外務副大臣、イラク、レバノン、ヨルダンの各国代表、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表、シリア政府代表団(アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官が代表)、反体制派の代表団(シリア軍事革命諸勢力代表団、アフマド・トゥウマ氏が代表)が参加。

初日となる16日は、非公式の二者ないしは他者協議が行われ、17日に全体会合が予定されている。

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シリアのスーサーン外務在外居住者省次官を代表とする使節団は、ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使と会合を開いた。

SANA(2月16日付)によると、スーサーン次官は会合で、トルコがこれまでの会議での合意を遵守することで、より多くの成果をもたらすことができるとの見方を示した。

会合では、「テロとの戦い」を継続する両国の決意が確認された。

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スーサーン次官ら使節団はまた、ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表と会談し、「テロとの戦い」を継続するとともに、違法な外国の駐留を終わらせる必要を強調した。

会談では、欧米諸国による一方的な制裁、ハサカ県ハサカ市とカーミシュリー市での「一部分離主義グループ」の活動の是非についても意見が交わされた。

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ロシアのラヴレンティフ特使は、ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表と会談、その後の記者会見で、アスタナ15会議で危機の政治解決への支援、「テロとの戦い」継続が議論される予定だと述べた。

AFP, February 16, 2021、ANHA, February 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2021、Reuters, February 16, 2021、SANA, February 16, 2021、SOHR, February 16, 2021などをもとに作成。

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反体制派系サイトのアイン・フラートはロシア軍がT4航空基地からの撤退を開始したと伝える(2021年2月16日)

反体制派系のアイン・フラート(2月16日付)は、複数の地元筋の話として、ロシア軍が2 月15日、ヒムス県中部のT4航空基地(タイフール航空基地、ティヤース航空基地)に駐留させていた部隊の撤退を開始したと伝えた。

撤退は17日に完了する予定で、部隊は、マヒーン町のガス工場・倉庫に移動しているという。

これにより、T4航空基地は「イランの民兵」の管理下に入るという。

AFP, February 16, 2021、ANHA, February 16, 2021、‘Ayn al-Furat, February 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2021、Reuters, February 16, 2021、SANA, February 16, 2021、SOHR, February 16, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2021年2月16日)

ラッカ県では、ANHA(2月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のフーシャーン村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、1人が死亡、4人が負傷した。

一方、シリア革命反体制勢力国民連立とその傘下で活動する暫定内閣の使節団が、トルコ占領下のアレッポ県アフリーン市を訪問し、イスラーム軍の本部と会談した。

使節団はナスル・ハリーリー・シリア革命反体制勢力国民連立代表、サリーム・イドリース暫定内閣国防大臣らからなる。

AFP, February 16, 2021、ANHA, February 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2021、Reuters, February 16, 2021、SANA, February 16, 2021、SOHR, February 16, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民53人と国内避難民(IDPs)452人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は648,644人、2019年以降帰還したIDPsは72,958人に(2021年2月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月16日付)を公開し、2月15日に難民53人(うち女性16人、子供23人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民53人(うち女性16人、子供23人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は648,644人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者253,396人(うち女性76,169人、子ども128,959人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,796人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,924人(うち女性263,445人、子供447,450人)となった。

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一方、国内避難民452人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは452人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は72,958人(うち女性25,869人、子供28,881人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,341,554人(うち女性408,428人、子供672,647人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 16, 2021をもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機が首都ダマスカス一帯をミサイル攻撃(2021年2月15日)

SANA(2月15日付)は、軍消息筋の話として、シリア軍防空部隊が15日未明(午前1時18分)、占領下のゴラン高原およびガリラヤ地方上空から首都ダマスカス一帯に向けてイスラエル軍戦闘機が発射したミサイル多数を迎撃、そのほとんどを撃破したと伝えた。

 

 

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シリア人権監視団によると、このミサイル攻撃で、首都ダマスカス西および南西郊外の旧ベイルート街道一帯の第4師団拠点、ダマスカス郊外県キスワ市一帯、の拠点や武器弾薬庫が標的となり、「イランの民兵」9人が死亡した。

死亡したのはいずれも外国人だという。

一方、サウト・アースィマ(2月15日付)によると、攻撃は、キスワ市西の第1師団司令部、ダマスカス県ドゥンマル区およびマシュルーウ・ドゥンマル地区一帯の武器弾薬庫、旧ベイルート街道に近いバジャーア町の山間部の第4師団の防空基地に対して行われた。

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これを受けて、外務在外居住者省は国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送付し、イスラエルの侵犯行為を報告し、武装テロ組織への支援とゴラン高原を含むアラブ諸国の領土占領を継続することを口実とした攻撃がもたらす悪影響に継承をならすとともに、その責任の一切はイスラエルにあると非難した。

そのうえで、「ヌスラ戦線(現シャーム解放機構)、ダーイシュ(イスラーム国)、ホワイト・ヘルメットといった自らのパートナーや手先を保護するためのこうした攻撃は過去もこれからも成功することはない」と主張、国連に厳正な対処を求めた。

AFP, February 15, 2021、ANHA, February 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2021、Reuters, February 15, 2021、SANA, February 15, 2021、Sawt al-‘Asima, February 15, 2021、SOHR, February 15, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍の仲介でシリア政府と北・東シリア自治局の代表がハサカ市、カーミシュリー市の緊張緩和に向けて協議するも物別れに(2021年2月15日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市で、ロシア軍の仲介のもとに双方の代表が会合を開き、ハサカ県ハサカ市とカーミシュリー市での国防隊と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍・内務治安部隊(アサーイシュ)の緊張緩和に向けて意見を交わしたが、合意に至らず物別れに終わった。

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一方、スプートニク・ニュース(2月15日付)は、シリア民主軍の使節団が最近になって、軍事・経済関連の問題、とりわけ石油と穀物をめぐる問題に対処するために、首都ダマスカスを頻繁に訪問していると伝えた。

首都ダマスカスを訪問しているのは、シリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のイルハーム・アフマド執行委員会共同議長、北・東シリア自治局の経済石油関連の責任者のムハンマド・ウマル氏ら。

AFP, February 15, 2021、ANHA, February 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2021、Reuters, February 15, 2021、SANA, February 15, 2021、SOHR, February 15, 2021、Sputnik News, February 15, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア民主軍がアレッポ県北部で砲撃戦(2021年2月15日)

アレッポ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会によると、バーブ市東に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるブワイヒジュ村、ジュッブ・マフズーム村、フータ村が(小)スッカリーヤ村に設置されているトルコ軍の基地から砲撃を受けた。

シリア人権監視団によると、これに対して、シリア民主軍に所属するバーブ軍事評議会が、トルコ占領下のウンム・アダサ村、(小)スッカリーヤ村を砲撃した。

ANHA(2月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村を砲撃した。

AFP, February 15, 2021、ANHA, February 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2021、Reuters, February 15, 2021、SANA, February 15, 2021、SOHR, February 15, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民61人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は648,591人に(2021年2月15日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月15日付)を公開し、2月14日に難民61人(うち女性18人、子供31人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民61人(うち女性18人、子供31人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は648,591人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者253,343人(うち女性76,153人、子ども128,932人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,796人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,871人(うち女性263,429人、子供447,423人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は72,506人(うち女性25,448人、子供28,798人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,341,102人(うち女性408,207人、子供672,564人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 15, 2021をもとに作成。

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米主導の有志連合の車輌約50輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2021年2月14日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約50輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県カーミシュリー市近郊(アイン・ディーワール村方面)に向かった。

AFP, February 14, 2021、ANHA, February 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 14, 2021、Reuters, February 14, 2021、SANA, February 14, 2021、SOHR, February 14, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がハマー県北西部のガーブ平原にあるカストゥーン丘に新たな拠点を設置(2021年2月14日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が県北西部のガーブ平原にあるカストゥーン丘に新たな拠点を設置した。

シリア人権監視団やジュスール研究センター(https://jusoor.co/)の情報などの情報に基づくと、これにより、シリア領内(緊張緩和地帯第1ゾーン)にあるトルコ軍監視所・拠点は少なくとも75カ所、撤去済みとなった監視所・拠点は13カ所となった。

トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り:

監視所

イドリブ県:サルワ村(第1監視所)、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)(第11監視所)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡(第2監視所)
ラタキア県:ザイトゥーナ村(第12監視所)

拠点

イドリブ県:サラーキブ市(2カ所)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村(2カ所)、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ村(バアス前衛キャンプ)、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(3カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、アブザムー町、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町(2カ所)、ナージヤ村、ズアイニーヤ村(2カ所)、ガッサーニーヤ村、クファイル村、バクサルヤー村、フライカ村、バルナース村、アリーハー市、ジャンナト・クラー村、バサーミス村、カイヤーサート村、マルイヤーン村、マアッラータ村、タフタナーズ市、マンタフ村、ムハムバル村(2カ所)、ラーキム丘、バイルーン村、クークフィーン村、ダイル・サンバル村・イフスィム町間、バーラ村、バイルーン村、マルカブ丘、バドラーン丘、バーラ村、カドゥーラ村、アーフィス村、サラーキブ市西(イドリブ・サラーキブ街道)
アレッポ県:アナダーン市、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、イビーン・スィムアーン村、ダーラ・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村、ワサータ村
ハマー県:ムガイル村、カストゥーン村、カストゥーン丘

また撤退が完了した監視所・拠点は以下の通り:

監視所

イドリブ県:サルマーン村(第7監視所)、タッル・トゥーカーン村(第8監視所)
アレッポ県:アナダーン山(第3監視所)、シャイフ・アキール山(第4監視所)、アレッポ市ラーシディーン地区(南)(第5監視所)、アイス村(アイス丘)(第6監視所)
ハマー県:ムーリク市(第9監視所)、シール・マガール村(第10監視所)

拠点

イドリブ県:サラーキブ市(1カ所)、マアッル・ハッタート村
アレッポ県:アレッポ市ラーシディーン地区、ハーン・トゥーマーン村、ズィルバ村(クーラーニー工場)

一方、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町、アンカーウィー村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村、バーラ村、バイニーン村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるハバブ村近郊の農地で、正体不明の武装集団が男性1人を銃で撃ち殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を36件(イドリブ県15件、ラタキア県13件、アレッポ県2件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は28件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を18件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

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ロシア当事者和解調整センター副センター長のヴャチェスラフ・チェトニク海軍少将は報道声明を出し、イドリブ県のフーア市一帯で、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)が、ホワイト・ヘルメットの支援を受けて、シリア軍による化学兵器使用を偽装する準備を行っていることを示す十分な情報を得ていると発表した。

AFP, February 14, 2021、ANHA, February 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 14, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 14, 2021、Reuters, February 14, 2021、SANA, February 14, 2021、SOHR, February 14, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民77人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は648,530人に(2021年2月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月14日付)を公開し、2月13日に難民77人(うち女性23人、子供39人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民77人(うち女性23人、子供39人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は648,530人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者253,282人(うち女性76,135人、子ども128,901人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,796人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,810人(うち女性263,411人、子供447,392人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は71,010人(うち女性25,439人、子供28,711人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,340,628人(うち女性407,998人、子供672,477人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 14, 2021をもとに作成。

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ダイル・ザウル県で、米主導の有志連合所属のドローンがダーイシュの車をミサイル攻撃、2人を殺害(2021年2月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にある県北東部のラウダ砂漠の街道を移動中のダーイシュ(イスラーム国)の車1台が、米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)のミサイル攻撃を受け、乗っていた2人が死亡した。

2人の身元は判明していないが、うち1人は「鉱石局」の責任者を務めていたアブー・ヤースィーン・イラーキー氏と思われるという。

一方、ブサイラ市では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のダイル・ザウル軍事評議会の軍事車輌が正体不明の武装集団が撃ったRPG弾を被弾し、兵士1人が死亡、5人が負傷した。

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ハサカ県では、SANA(2月13日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、シリア民主軍が機関銃の発砲を受け、兵士1人が死亡、6人が負傷した。

AFP, February 13, 2021、ANHA, February 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2021、Reuters, February 13, 2021、SANA, February 13, 2021、SOHR, February 13, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ中央刑務所一帯を爆撃(2021年2月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ中央刑務所一帯を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を33件(イドリブ県17件、ラタキア県4件、アレッポ県4件、ハマー県8件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は25件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を15件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 13, 2021、ANHA, February 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 13, 2021、Reuters, February 13, 2021、SANA, February 13, 2021、SOHR, February 13, 2021などをもとに作成。

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