新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードはイドリブ県のシリア軍基地を自作のロケット弾で攻撃し、兵士3人を殺害(2021年1月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードが、シリア政府の支配下にあるハザーリーン村北のザイトゥーン軍事基地を自作のロケット弾で砲撃し、兵士3人(士官1人を含む)が死亡、7人が負傷した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カドゥーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、フライフィル村、マジュダリヤー村を砲撃し、「決戦」作戦司令室がこれに応戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるタファス市でカイワーン家とズウビー家の若者どうしが口論の末に撃ち合いとなり、3人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(イドリブ県10件、ラタキア県10件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を8件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 13, 2021、ANHA, January 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 13, 2021、Reuters, January 13, 2021、SANA, January 13, 2021、SOHR, January 13, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はダーイシュのフランス人戦闘員の遺児7人をフランスに引き渡す(2021年1月12日)

シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の渉外関係局(外務省に相当)は、ハサカ県カーミシュリー市の本舎で、同地を訪問したフランスの使節団に、ダーイシュ(イスラーム国)のフランス人戦闘人の遺児7人の身柄を引き渡した。

これにより、2020年以降、北・東シリア自治局が身柄を引き渡したダーイシュの外国人戦闘員の家族の数は、160人(うち女性9人、子供151人)となった。

AFP, January 13, 2021、ANHA, January 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2021、Reuters, January 13, 2021、SANA, January 13, 2021、SOHR, January 13, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合と思われる戦闘機がダイル・ザウル県を2度にわたって「イランの民兵」の拠点を爆撃(2021年1月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機4機が早朝、シリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊の砂漠地帯にあるイラン・イスラーム革命防衛隊や「イランの民兵」の拠点複数カ所に対して爆撃を加えた。

また、その数時間後、所属不明の戦闘機複数機が再び飛来し、同地のイラン・イスラーム革命防衛隊や「イランの民兵」の拠点複数カ所を行った。

アイン・フラート(1月12日付)によると、爆撃は、ファーティミーユーン旅団がイラク領内からシリアにミサイルを搬入したことを受けたもので、米主導の有志連合が飛来するなかで実施され、4回の攻撃で20人以上が死傷したという。


なお、同サイトによると、イラン・イスラーム革命防衛隊は数日前に、爆撃を回避するためにブーカマール市近郊の砂漠地帯を通る線路近くに設置されていた拠点2カ所を撤収していたという。

AFP, January 12, 2021、ANHA, January 12, 2021、‘Ayn al-Furat, January 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2021、Reuters, January 12, 2021、SANA, January 12, 2021、SOHR, January 12, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍がラッカ県のダーイシュ拠点に対して40回以上の爆撃を実施(2021年1月12日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機3機が、ガーニム・アリー村近郊のサバク地帯、ブーハマド村一帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して爆撃を実施した。

同地などに対するロシア軍の爆撃は40回以上に達した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ県ハナースィル市と県東部のイスリヤー村を結ぶ街道一帯でダーイシュ(イスラーム国)が動きを活発化させていることに対処するため、同地に増援部隊を派遣した。

AFP, January 12, 2021、ANHA, January 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2021、Reuters, January 12, 2021、SANA, January 12, 2021、SOHR, January 12, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市一帯を砲撃、シリア民主軍が応戦(2021年1月12日)

ラッカ県では、ANHA(1月11日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、ジャフバル村、M4高速道路沿線一帯を砲撃、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がこれに応戦した。

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アレッポ県では、ANHA(1月11日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市を砲撃した。

AFP, January 12, 2021、ANHA, January 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2021、Reuters, January 12, 2021、SANA, January 12, 2021、SOHR, January 12, 2021などをもとに作成。

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シリア国民連合が米国の支援を受け、シリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会とともに、シリア北東部に拠点を持つ新たな政治組織の結成をめざす(2021年1月11日)

ハッル・ネット(1月11日付)は、クルド人幹部司令官の話として、トルコで活動するシリア革命反体制派国民連立(シリア国民連合)、反体制派の指導者や活動家が、米国の支援を受けて、シリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会とともに、シリア北東部に拠点を持つ新たな政治組織を結成しようとしている、と伝えた。

この政治組織には、エジプトのカイロで活動してきたいわゆる「カイロ・プラットフォーム」の離反者、自由シリア軍の司令官が参加を予定しているが、その氏名については明らかにされなかった。

AFP, January 11, 2021、ANHA, January 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2021、al-Hall net, January 11, 2021、Reuters, January 11, 2021、SANA, January 11, 2021、SOHR, January 11, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年1月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アイン・ダクナ村、バイルーナ村を砲撃した。

AFP, January 11, 2021、ANHA, January 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2021、Reuters, January 11, 2021、SANA, January 11, 2021、SOHR, January 11, 2021などをもとに作成。

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「イランの民兵」の一つでアフガニスタン人によって構成されるファーティミーユーン旅団がイラン製のロケット弾をシリアに持ち込む一方、所属不明のドローンがダイル・ザウル県南東部に飛来、8回の爆発が発生(2021年1月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」の一つでアフガニスタン人によって構成されるファーティミーユーン旅団が、イラン製のロケット弾を野菜・果物運搬用の大型トラック4台に積んで、イラクからシリア領内に持ち込んだ。

一方、シリア政府の支配下にあるブーカマール市南では、所属不明の無人航空機(ドローン)が飛来、これと時を同じくして8回の爆発が起きた。

爆発が発生した一帯は、「イランの民兵」の展開地域。

AFP, January 11, 2021、ANHA, January 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2021、Reuters, January 11, 2021、SANA, January 11, 2021、SOHR, January 11, 2021などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル市近郊の砂漠地帯で、シリア軍とパレスチナ人民兵のクドス旅団の拠点複数カ所を襲撃し、兵士・民兵8人死亡、11人負傷(2021年1月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市近郊の砂漠地帯で、シリア軍とパレスチナ人民兵のクドス旅団の拠点複数カ所を襲撃し、兵士・民兵8人が死亡、11人が負傷した。

AFP, January 11, 2021、ANHA, January 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2021、Reuters, January 11, 2021、SANA, January 11, 2021、SOHR, January 11, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるアレッポ県アターリブ市南のワサータ村に新たな軍事拠点を設置(2021年1月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアターリブ市南のワサータ村に新たな軍事拠点を設置した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これにより、シリア領内(緊張緩和地帯第1ゾーン)にあるトルコ軍監視所・拠点は70カ所、撤去済みとなった監視所・拠点は13カ所となった。

トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り:

監視所
イドリブ県:サルワ村(第1監視所)、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)(第11監視所)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡(第2監視所)
ラタキア県:ザイトゥーナ村(第12監視所)

拠点
イドリブ県:サラーキブ市(2カ所)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村(2カ所)、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ村(バアス前衛キャンプ)、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(3カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、アブザムー町、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町(2カ所)、ナージヤ村、ズアイニーヤ村(2カ所)、ガッサーニーヤ村、クファイル村、バクサルヤー村、フライカ村、バルナース村、アリーハー市、ジャンナト・クラー村、バサーミス村、カイヤーサート村、マルイヤーン村、マアッラータ村、タフタナーズ市、マンタフ村、ムハムバル村(2カ所)、ラーキム丘、バイルーン村、クークフィーン村、ダイル・サンバル村・イフスィム町間、バーラ村、バイルーン村、マルカブ丘、バドラーン丘、バーラ村、カドゥーラ村
アレッポ県:アナダーン市、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラ・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村、ワサータ村
ハマー県:ムガイル村

また撤退が完了した監視所・拠点は以下の通り:

監視所
イドリブ県:サルマーン村(第7監視所)、タッル・トゥーカーン村(第8監視所)
アレッポ県:アナダーン山(第3監視所)、シャイフ・アキール山(第4監視所)、アレッポ市ラーシディーン地区(南)(第5監視所)、アイス村(アイス丘)(第6監視所)
ハマー県:ムーリク市(第9監視所)、シール・マガール村(第10監視所)

拠点
イドリブ県:サラーキブ市(1カ所)、マアッル・ハッタート村
アレッポ県:アレッポ市ラーシディーン地区、ハーン・トゥーマーン村、ズィルバ村(クーラーニー工場)

AFP, January 11, 2021、ANHA, January 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2021、Reuters, January 11, 2021、SANA, January 11, 2021、SOHR, January 11, 2021などをもとに作成。

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「イランの民兵」の一つでパキスタン人によって構成されているザイナビーユーン旅団がラッカ県マアダーン町で地元名士と会合し、住民を勧誘(2021年1月11日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」の一つでパキスタン人によって構成されているザイナビーユーン旅団が、本部を設置しているマアダーン町で地元名士と会合を開いた。

会合では、福祉や食糧の供給を見返りとして、地元住民の旅団への勧誘が行われた。

AFP, January 11, 2021、ANHA, January 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2021、Reuters, January 11, 2021、SANA, January 11, 2021、SOHR, January 11, 2021などをもとに作成。

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イラン・イスラーム革命防衛隊の古参司令官ゴラーム・ハサン・デフガーン・アーザード氏がシリアで死亡(2021年1月10日)

イラン学生通信(ISNA、1月10日付)などイランの各メディアは、イラン・イスラーム革命防衛隊の古参司令官の一人ゴラーム・ハサン・デフガーン・アーザード氏がシリア国内で死亡したと発表した。

死因は不明。

AFP, January 11, 2021、ANHA, January 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2021、ISNA, January 10, 2021、Reuters, January 11, 2021、SANA, January 11, 2021、SOHR, January 11, 2021などをもとに作成。

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ハマー県でシリア軍とダーイシュの戦闘、ロシア軍の爆撃が続くなか、ラッカ県、ダイル・ザウル県でシリア軍、国防隊、クドス旅団が攻撃を受ける(2021年1月10日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県東部のラフジャーン村一帯にあるシリア軍の拠点複数カ所を激しく攻撃、シリア軍および親政権民兵と交戦した。

戦闘激化を受けて、ロシア軍戦闘機複数機が、県東部一帯に対して重点的に爆撃を実施した。

ロシア軍戦闘機はまた、ヒムス県東部、ラッカ県西部の砂漠地帯でもダーイシュを狙って爆撃を実施した。

ロシア軍は1月7日以降、各所に170回以上の爆撃を実施、8日以降の戦闘でシリア軍・親政権民兵の兵士19人、ダーイシュ戦闘員12人が死亡している。

一方、ラフジャーン村、シャークースィーヤ村一帯で1月8日に消息を絶ったシリア軍将兵約15人からの連絡は途絶えたままだという。

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ダイル・ザウル県では、タルトゥース24(1月10日付)などによると、シリア政府の支配下にあるシューラー村近郊の砂漠地帯で、国防隊とパレスチナ人民兵のクドス旅団の部隊からなる車列が要撃を受け、国防隊の兵士8人(ほとんどがダイル・ザウル県マヤーディーン市)、クドス旅団の民兵6人が死亡、数十人が負傷した。

要撃したのは、ダーイシュ(イスラーム国)だと思われる。

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シリア人権監視団は、2021年1月1日以降、ロシア軍による爆撃は400回以上に達する一方、ダーイシュによる攻撃や戦闘で死亡したシリア軍と親政権民兵の兵士は44人にのぼっていると発表した。

AFP, January 10, 2021、ANHA, January 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2021、Reuters, January 10, 2021、SANA, January 10, 2021、SOHR, January 10, 2021、Tartus 24, January 10, 2021などをもとに作成。

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米軍の車列がハサカ県マーリキーヤ市から穀物を積んでイラクへ移動する一方、米主導の有志連合はダイル・ザウル県のCONOCOガス工場とウマル油田の基地の軍備を増強(2021年1月10日)

ハサカ県では、SANA(1月10日付)によると、米軍の貨物トレーラー、冷蔵冷凍トレーラー約10輌からなる車列が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマーリキーヤ市から、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所に向かった。

車列は、シリア国内の穀物サイロから盗奪した小麦などの穀物を積んでいるという。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約25輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ダイル・ザウル県のCONOCOガス工場とウマル油田に設置されている基地に向かった。

AFP, January 10, 2021、ANHA, January 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2021、Reuters, January 10, 2021、SANA, January 10, 2021、SOHR, January 10, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民572人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は644,630人に(2021年1月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月10日付)を公開し、1月9日に難民572人(うち女性172人、子供292人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民572人(うち女性172人、子供292人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は644,630人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者249,382人(うち女性74,963人、子ども126,915人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,735,845人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は873,910人(うち女性262,239人、子供445,406人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 10, 2021をもとに作成。

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ロシア軍がハマー県、ラッカ県、ヒムス県でダーイシュへの爆撃を継続(2021年1月9日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がイスリヤー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続するなか、ロシア軍戦闘機が同地を爆撃した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県西部のラサーファ砂漠一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続するなか、ロシア軍戦闘機が同地を爆撃した。

一方、ハーブール(1月9日付)によると、シリア軍第4師団に所属する部隊が、ラサーファ市とスィフヤーン村を結ぶ街道に敷設されていた地雷に触れ、爆発により兵士9人が死亡、多数が負傷した。

地雷はダーイシュ(イスラーム国)によって敷設されたものと思われる。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がスフナ市近郊の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続するなか、ロシア軍戦闘機が同地を爆撃した。

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シリア人権監視団によると、ロシア軍の爆撃は40回以上におよんだ。

また、過去3日間でのロシア軍(およびシリア軍)戦闘機による爆撃は170回以上に達し、過去48時間の戦闘で、シリア軍および国防隊の兵士19人とダーイシュの戦闘員12人が死亡しているという。

 

AFP, January 9, 2021、ANHA, January 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2021、al-Khabur, January 9, 2021、Reuters, January 9, 2021、SANA, January 9, 2021、SOHR, January 9, 2021などをもとに作成。

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所属不明の無人航空機(ドローン)がトルコ占領下のアレッポ県バーブ市近郊の石油バーナー複数機をミサイル攻撃(2021年1月9日)

アレッポ県では、ANHA(1月9日付)によると、トルコの占領下にあるバーブ市近郊のタルヒーン村で、所属不明の無人航空機(ドローン)1機が、石油バーナー複数機をミサイルで攻撃、大規模火災が発生した。

https://youtu.be/A1jmgczqZlM

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ラッカ県では、ANHA(1月9日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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ハサカ県では、SANA(1月9日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町北のダルダーラ村を砲撃した。

AFP, January 9, 2021、ANHA, January 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2021、Reuters, January 9, 2021、SANA, January 9, 2021、SOHR, January 9, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍への抗議デモが続くダイル・ザウル県アズバ村で米軍による砲撃と思われる爆発で子供1人死亡(2021年1月9日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月9日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の徴兵に対する抗議が続いている北・東シリア自治局の支配下にあるアズバ村に対して、米軍が砲撃を加え、子供1人が死亡、その母親が負傷した。

これに関して、シリア人権監視団は、米主導の有志連合が違法に基地を設置し、駐留しているCONOCOガス工場からの砲撃により爆発が発生したという情報と、爆発性戦争残存物(ERW)が爆発したとの情報が錯綜していると発表した。

一方、SANAによると、北・東シリア自治局の支配下にあるダマーン村では、正体不明の武装集団がシリア民主軍の部隊に発砲し、兵士1人が死亡した。

また、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアズバ村で、シリア民主軍の兵士が何者かの発砲を受けて死亡した。

AFP, January 9, 2021、ANHA, January 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2021、Reuters, January 9, 2021、SANA, January 9, 2021、SOHR, January 9, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍が「決戦」作戦司令室支配地域への爆撃は2021年に入ってこれが初めて爆撃(2021年1月9日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

ロシア軍による「決戦」作戦司令室支配地域への爆撃は2021年に入ってこれが初めて。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、カンスフラ村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、ミラージャ村一帯を攻撃し、シリア軍兵士1人を殺害、1人を負傷させた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県1件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を9件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 9, 2021、ANHA, January 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 9, 2021、Reuters, January 9, 2021、SANA, January 9, 2021、SOHR, January 9, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民471人と国内避難民(IDPs)2人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は644,058人、2019年以降帰還したIDPsは66,675人に(2021年1月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月9日付)を公開し、1月8日に難民471人(うち女性141人、子供240人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民471人(うち女性141人、子供240人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は644,058人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者248,810人(うち女性74,791人、子ども126,623人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,735,845人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は873,338人(うち女性262,067人、子供445,114人)となった。

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一方、国内避難民2人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は2人(女性1人、子供1人)だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は66,675人(うち女性23,223人、子供27,458人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,335,271人(うち女性405,782人、子供671,224人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 9, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍とダーイシュが交戦するなか、ロシア軍とシリア軍がハマー県東部を爆撃(2021年1月8日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県東部のシャークーズィーヤ村、ラフジャーン村一帯にあるシリア軍の拠点複数カ所を襲撃した。

これに対して、ロシア軍戦闘機複数機とシリア軍戦闘機が、同地一帯のダーイシュの拠点に対して4回の爆撃を実施した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、カバージブ村で、ダーイシュ(イスラーム国)の掃討作戦に参加しているパレスチナ人民兵組織のクドス旅団の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、司令官1人が死亡、3人が負傷した。

AFP, January 8, 2021、ANHA, January 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2021、Reuters, January 8, 2021、SANA, January 8, 2021、SOHR, January 8, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町の変電所を再び砲撃(2021年1月8日)

ハサカ県では、ANHA(1月8日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町北のダルダーラ村を砲撃した。

トルコ軍と国民軍はまた、タッル・タムル町西のM4高速道路沿線のクーズリーヤ村、タッル・ラバン村、ウンム・ハイル村、マハッル村を砲撃した。

ハサカ県では、SANA(1月8日付)によると、1月6日のトルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍の砲撃で利用不能となっていたタッル・タムル町の20/66KF変電所を、ハサカ県電力公社の復旧チームが修理し、送電作業を再開した。

しかし、トルコ軍と国民軍は20/66KF変電所が復旧作業が完了する直前に20KF変電所を砲撃し、3本の送電線が切断され、電力供給が不能となった。

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アレッポ県では、ANHA(1月8日付)によると、トルコの占領下にあるジンディールス町近郊のカフルサフラ村で車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

AFP, January 8, 2021、ANHA, January 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2021、Reuters, January 8, 2021、SANA, January 8, 2021、SOHR, January 8, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民496人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は643,587人に(2021年1月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月8日付)を公開し、1月7日に難民496人(うち女性148人、子供253人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民496人(うち女性148人、子供253人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は643,587人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者248,339人(うち女性74,650人、子ども126,383人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,735,845人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は872,867人(うち女性261,926人、子供444,874人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 8, 2021をもとに作成。

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ロシア軍がハマー県、ラッカ県、ヒムス県の県境の砂漠地帯でダーイシュの拠点に対して70回あまりの爆撃を実施(2021年1月7日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、県東部のイスリヤー村に至る街道で、シリア軍第25師団の車輌にダーイシュ(イスラーム国)が仕掛けたと思われる爆弾が爆発し、乗っていた大尉が死亡した。

一方、ロシア軍戦闘機は6日晩から7日にかけて、ハマー県、ラッカ県、ヒムス県の県境の砂漠地帯でダーイシュの拠点に対して70回あまりの爆撃を実施した。

AFP, January 7, 2021、ANHA, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2021、Reuters, January 7, 2021、SANA, January 7, 2021、SOHR, January 7, 2021などをもとに作成。

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所属不明のドローンがシリア領内に入ろうとしたイラク人民動員隊を攻撃し、4人を殺害(2021年1月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)がブーカマール市近郊に非公式に設置されている国境通行所からシリア領内に入ろうとしていたイラク人民防衛隊の車輌1輌を攻撃し、乗っていた4人が死亡、複数人が負傷した。

AFP, January 7, 2021、ANHA, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2021、Reuters, January 7, 2021、SANA, January 7, 2021、SOHR, January 7, 2021などをもとに作成。

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ラッカ県、ハサカ県、アレッポ県で、トルコと国民軍の砲撃が続く一方、トルコ占領地で国民軍への襲撃相次ぐ(2021年1月7日)

ラッカ県では、ANHA(1月7日付)によると、トルコとその支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「平和の泉」地域の中心都市であるタッル・アブヤド市で国民軍第1軍団の司令官が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町一帯を砲撃した。

一方、トルコ軍は、トルコの占領下にあるラアス・アイン市で爆破事件が相次いでいることに対処するため、250人からなる部隊を同市に派遣した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の中心都市の一つバーブ市では、正体不明の武装集団の襲撃により、1人が死亡、2人が負傷した。

AFP, January 7, 2021、ANHA, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2021、Reuters, January 7, 2021、SANA, January 7, 2021、SOHR, January 7, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合がユーフラテス川東岸のCONOCO油田に武器や兵站物資を搬入し、同地の基地を増強(2021年1月7日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月7日付)によると、米主導の有志連合が北・東シリア自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸のCONOCO油田に違法に設置されている基地に武器や兵站物資を搬入し、基地を増強した。

シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約50輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ダイル・ザウル県とハサカ県内に設置されている基地に向かった。

AFP, January 7, 2021、ANHA, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2021、Reuters, January 7, 2021、SANA, January 7, 2021、SOHR, January 7, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民517人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は643,091人に(2021年1月7日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月7日付)を公開し、1月6日に難民517人(うち女性155人、子供264人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民517人(うち女性155人、子供264人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は643,091人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者247,843人(うち女性74,502人、子ども126,130人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,735,845人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は872,371人(うち女性261,778人、子供444,621人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 7, 2021をもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がシリア領内に向けてミサイルを発射、防空部隊がそのほとんどを撃破(2021年1月6日)

SANA(1月6日付)は、シリア軍筋の話として、イスラエル軍戦闘機が午後11時10分、占領下のゴラン高原上空からシリア南部の複数カ所にミサイル複数発を発射、シリア軍防空部隊が迎撃し、そのほとんどを撃破したと伝えた。

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シリア人権監視団によると、攻撃では、スワイダー県ダウル村西のレーダー大隊基地、同県北西部のナジュラーン村の大隊基地、「イランの民兵」、レバノンのヒズブッラー、親政権民兵が展開するダマスカス郊外県キスワ市の第1師団基地一帯などが標的となり、レーダー大隊基地で1人、第1師団基地一帯で2人が死亡、各所で合わせて11人が負傷した。

AFP, January 6, 2021、ANHA, January 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2021、Reuters, January 6, 2021、SANA, January 6, 2021、SOHR, January 6, 2021、January 7, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がハサカ県、ラッカ県、アレッポ県の各所を砲撃、ハサカ県タッル・タムル町近郊のロシア軍基地にも攻撃が及ぶ(2021年1月6日)

ハサカ県では、ANHA(1月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町北のダルダーラ村、ファッカ村、タッル・タムル町とアブー・ラースィーン(ザルカーン)町を結ぶM4高速道路沿線の村々、タッル・タムル町とトルコ占領下のラアス・アイン市を結ぶ街道沿線の村々を砲撃した。

この砲撃により、タッル・タムル町から北東2キロのM4高速道路沿線に位置する発電所が被弾し、同町とその近郊一帯で停電が発生した。

トルコ軍と国民軍の砲撃はさらに、変電所に隣接するロシア軍基地にも及んだ。

だが、ロシア軍側は応戦しなかった。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市で、市の「戸籍局」の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、国民軍の戦闘員1人が死亡、民間人4人が負傷した。

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ラッカ県ではANHA(1月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線を砲撃した。

シリア人権監視団によると、アイン・イーサー市近郊のマアラク村一帯では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と国民軍が交戦、シリア民主軍は国民軍の車輌1輌を破壊した。

一方、SANA(1月6日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市東のマールーダ村に設置されているシリア民主軍の検問所と、マンハル村に至る街道を移動中のシリア民主軍の車輌が相次いで襲撃を受け、兵士5人が死亡、多数が負傷した。

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アレッポ県では、ANHA(1月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村を砲撃した。

AFP, January 6, 2021、ANHA, January 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2021、Reuters, January 6, 2021、SANA, January 6, 2021、SOHR, January 6, 2021などをもとに作成。

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