ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月31日付)を公開し、12月30日に難民の帰国はなかったと発表した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, December 31, 2020をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月31日付)を公開し、12月30日に難民の帰国はなかったと発表した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, December 31, 2020をもとに作成。
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ジョエル・レイバーン米国務省シリア問題担当特使は声明を出し、シーザー・シリア市民保護法に基づく米国の一方的な制裁の解除を求めたアレナ・ドゥハン国連人権理事会特別報告者の12月29日の声明に関して、「アサド体制がシリア国民に対して行ってる野蛮な戦争こそが、シリアの経済・人道危機をもたらしている」と非難、「米国は人権を侵害するためではなく、強化するために制裁を行っている」と強調した。
AFP, December 31, 2020、ANHA, December 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2020、Reuters, December 31, 2020、SANA, December 31, 2020、SOHR, December 31, 2020などをもとに作成。
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イナブ・バラディー(12月30日付)は、国民解放戦線の司令官の話として、12月29日にトルコ軍の軍用車輌100輌以上が、イドリブ県タッル・トゥーカーン村に入り、同地に設置されていた第8監視所からの撤退を完了したと伝えた。

同サイトが複数の情報筋の話として伝えたところによると、これによりトルコ軍はシリア政府の支配地域内で孤立していたすべての監視所・拠点から撤退したという。
なお、シリア領内(緊張緩和地帯第1ゾーン)にあるトルコ軍監視所・拠点は69カ所、撤去済みとなった監視所・拠点は13カ所。
トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り:
監視所
イドリブ県:サルワ村(第1監視所)、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)(第11監視所)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡(第2監視所)
ラタキア県:ザイトゥーナ村(第12監視所)
拠点
イドリブ県:サラーキブ市(2カ所)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村(2カ所)、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ村(バアス前衛キャンプ)、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(3カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、アブザムー町、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町(2カ所)、ナージヤ村、ズアイニーヤ村(2カ所)、ガッサーニーヤ村、クファイル村、バクサルヤー村、フライカ村、バルナース村、アリーハー市、ジャンナト・クラー村、バサーミス村、カイヤーサート村、マルイヤーン村、マアッラータ村、タフタナーズ市、マンタフ村、ムハムバル村(2カ所)、ラーキム丘、バイルーン村、クークフィーン村、ダイル・サンバル村・イフスィム町間、バーラ村、バイルーン村、マルカブ丘、バドラーン丘、バーラ村、カドゥーラ村
アレッポ県:アナダーン市、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラ・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村
また撤退が完了した監視所・拠点は以下の通り:
監視所
イドリブ県:サルマーン村(第7監視所)、タッル・トゥーカーン村(第8監視所)
アレッポ県:アナダーン山(第3監視所)、シャイフ・アキール山(第4監視所)、アレッポ市ラーシディーン地区(南)(第5監視所)、アイス村(アイス丘)(第6監視所)
ハマー県:ムーリク市(第9監視所)、シール・マガール村(第10監視所)
拠点
イドリブ県:サラーキブ市(1カ所)、マアッル・ハッタート村
アレッポ県:アレッポ市ラーシディーン地区、ハーン・トゥーマーン村、ズィルバ村(クーラーニー工場)
AFP, December 30, 2020、ANHA, December 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2020、‘Inab Baladi, December 30, 2020、Reuters, December 30, 2020、SANA, December 30, 2020、SOHR, December 30, 2020などをもとに作成。
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SANA(12月30日付)は、シリア軍筋の話として、イスラエル軍戦闘機が午前1時半、イスラエル北部のガリラヤ地方北の上空からダマスカス郊外県ナビー・ハービール・モスク近く(サバダーニー市南)に展開するシリア軍防空部隊に対してミサイル攻撃を行い、シリア軍兵士1人が死亡、3人が負傷したと伝えた。
シリア人権監視団によると、このミサイル攻撃で、ナビー・ハーイール・モスク近くにあるレバノンのヒズブッラーと「イランの民兵」のミサイル・弾薬倉庫複数棟が破壊され、複数の死傷者が出た。
AFP, December 30, 2020、ANHA, December 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2020、Reuters, December 30, 2020、SANA, December 30, 2020、SOHR, December 30, 2020などをもとに作成。
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ラッカ県では、ANHA(12月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のアイン・イーサー・キャンプ、M4高速道路沿線、ムシャイリファ村を砲撃した。

また、SANA(12月30日付)によると、トルコ軍と国民軍は、トルコの占領下にあるタッル・アブヤド市西に位置するシリア政府と北・東シリア自治局共同支配下のクール・ハサン村を砲撃した。
一方、シリア人権監視団は信頼できる複数の情報筋の話として、ロシア軍の複数の将兵がアイン・イーサー市一帯に展開するシリア軍部隊に対して、トルコからの砲撃を受けたと発表した場合、ただちに拘束し、軍事情報局に身柄を引き渡すと脅迫していると発表した。
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ハサカ県では、SANA(12月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町北のダルダーラ村を砲撃した。
AFP, December 30, 2020、ANHA, December 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2020、Reuters, December 30, 2020、SANA, December 30, 2020、SOHR, December 30, 2020などをもとに作成。
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ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月30日付)を公開し、12月29日に難民の帰国はなかったと発表した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, December 30, 2020をもとに作成。
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国連人権理事会の特別報告者を務めるベラルーシ人のアレナ・ドゥハン氏は、米国に対して、紛争によって破壊されたシリアの市民インフラの再建を阻害する一方的な制裁を解除するよう求めた。
ドゥハン氏は次のように述べた。
「米国の制裁は、10年近く続く紛争で国を破壊されたシリア国民の人権を侵害している。
紛争と暴力は、基本的権利を実現しようとするシリア国民の能力に深刻な影響を与え、家屋、医療施設、学校などに甚大な被害を与えている。
シーザー(・シリア市民保護)法のもとに課せられている制裁はシリアの悲惨な人権状況をさらに悪化させると考えている。とりわけ、新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、シリア国民をさらなる人権侵害のリスクにさらしかねない。
2020年6月にシーザー法のもとで最初の制裁が出された時、米国はシリア国民に被害を与える意図はないと言った…。だが、この法律が施行されることで、人道危機は悪化し、シリア国民が基本インフラを再建する機会を奪われている。
AFP, December 31, 2020、ANHA, December 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2020、Reuters, December 31, 2020、SANA, December 31, 2020、SOHR, December 31, 2020などをもとに作成。
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ジョエル・レイバーン米国務省シリア問題担当特使はハダス(12月29日付)のインタビューに応じ、「米国には厳しい条件があり、アサド体制は、自らの政府を承認されたいのであれば、それらを満たさねばならない」と述べた。
レイバーン特使によると、この条件とは、米国がこれまでに示してきた難民帰還にふさわしい環境の確保、イランおよびその民兵との断交、近隣諸国への攻撃停止、国連安保理決議第2254号に沿った政治解決に加えて、戦争犯罪者の(国際法廷への)引き渡し、すべての化学兵器の引き渡しも含まれるという。

AFP, December 31, 2020、ANHA, December 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2020、al-Hadath, December 29, 2020、Reuters, December 31, 2020、SANA, December 31, 2020、SOHR, December 31, 2020などをもとに作成。
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ラッカ県では、ANHA(12月29日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市一帯を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が応戦し、マアラク村やM4高速道路沿線などで激しく交戦した。
シリア民主軍の広報センターの発表によると、シリア民主軍は侵攻を試みた国民軍を撃退したが、戦闘の兵士5人が死亡したと発表した。
ANHAやシリア人権監視団によると、トルコ軍と国民軍はまた、占領下のタッル・アブヤド市西に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるクール・ハサン村、アウン・ダーダート村などを砲撃し、シリア民主軍に所属する所属のマンビジュ軍事評議会が応戦した。
一方、シリア人権監視団によると、アイン・イーサー市内にあるロシア軍基地の前で、住民らが、トルコ軍の攻撃に対するロシアの沈黙に抗議するデモを行った。
https://www.facebook.com/syriahro/posts/10159671158928115
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アレッポ県では、ANHA(12月29日付)によると、トルコの占領下にあるアアザーズ市近郊のスーラーン(スーラーン・アアザーズ)町で国民軍に所属するシャーム戦線の司令官の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、司令官1人が負傷した。
また、アアザーズ市でもアリー・ブン・アビー・ターリブ・モスクの近くに仕掛けられていた爆弾が爆発した。

一方、SANA(12月29日付)によると、トルコ軍と国民軍は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のアラブ・ハサン村、トゥーハール村を砲撃した。
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ハサカ県では、ANHA(12月29日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、この砲撃を受けて、住民多数が避難を余儀なくされた。
AFP, December 29, 2020、ANHA, December 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 29, 2020、Reuters, December 29, 2020、SANA, December 29, 2020、SOHR, December 29, 2020などをもとに作成。
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ロシア当事者和解調整センターのヴャチェスラフ・チェトニク副センター長(海軍少将)は報道声明を出し、イドリブ県南東部の緊張緩和地帯(第1ゾーン)で、ロシア軍の装甲車が、「決戦」作戦司令室の支配地域から発射された対戦車ミサイルを被弾し、乗っていた兵士3人が負傷したと発表した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が、アーフィス村一帯に侵攻しようとしたシリア軍を迎撃、装甲車を対戦車ミサイルで破壊した。
ドゥラル・シャーミーヤ(12月29日付)によると、この戦闘で、シリア軍兵士複数人がしたという。
これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるサーン村、マジュダリヤー村、アーフィス村、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ファッティーラ村などを砲撃した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を20件(イドリブ県12件、ラタキア県4件、アレッポ県3件、ハマー県1件)確認したと発表した。
一方、トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。
AFP, December 29, 2020、ANHA, December 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 29, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 29, 2020、Reuters, December 29, 2020、SANA, December 29, 2020、SOHR, December 29, 2020などをもとに作成。
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ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月29日付)を公開し、12月28日に難民の帰国はなかったと発表した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, December 29, 2020をもとに作成。
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米財務省は声明を出し、サウジアラビアのジェッダに本社を置く国立商業銀行(アフリー、NCB)が、スーダンに対する制裁規則と、シリア政府の資産凍結と送金禁止を定めた2011年8月17日の大統領令第13582号2(b)に対する13件の違反に対する民事訴訟を回避するため65万3347ドルを支払することに同意したことを受けて、外国資産管理局(OFAC)がNCBと「和解」したと発表した。
AFP, December 29, 2020、ANHA, December 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 29, 2020、Reuters, December 29, 2020、SANA, December 29, 2020、SOHR, December 29, 2020などをもとに作成。
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アレッポ県では、マヤーディーン(12月28日付)によると、トルコ軍がシリア政府の支配地域内で孤立していたアナダーン山の監視所(第3監視所)からの撤退を完了した。
駐留していた部隊は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるダーラ・イッザ市方面に向かったという。
これにより、シリア領内(緊張緩和地帯第1ゾーン)にあるトルコ軍監視所・拠点は69カ所、撤去済みとなった監視所・拠点は13カ所となった。
トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り:
監視所
イドリブ県:サルワ村(第1監視所)、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)(第11監視所)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡(第2監視所)
ラタキア県:ザイトゥーナ村(第12監視所)
拠点
イドリブ県:サラーキブ市(2カ所)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村(2カ所)、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ村(バアス前衛キャンプ)、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(3カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、アブザムー町、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町(2カ所)、ナージヤ村、ズアイニーヤ村(2カ所)、ガッサーニーヤ村、クファイル村、バクサルヤー村、フライカ村、バルナース村、アリーハー市、ジャンナト・クラー村、バサーミス村、カイヤーサート村、マルイヤーン村、マアッラータ村、タフタナーズ市、マンタフ村、ムハムバル村(2カ所)、ラーキム丘、バイルーン村、クークフィーン村、ダイル・サンバル村・イフスィム町間、バーラ村、バイルーン村、マルカブ丘、バドラーン丘、バーラ村、カドゥーラ村
アレッポ県:アナダーン市、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラ・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村
また撤退が完了した監視所・拠点は以下の通り:
監視所
イドリブ県:サルマーン村(第7監視所)、タッル・トゥーカーン村(第8監視所)
アレッポ県:アナダーン山(第3監視所)、シャイフ・アキール山(第4監視所)、アレッポ市ラーシディーン地区(南)(第5監視所)、アイス村(アイス丘)(第6監視所)
ハマー県:ムーリク市(第9監視所)、シール・マガール村(第10監視所)
拠点
イドリブ県:サラーキブ市(1カ所)、マアッル・ハッタート村
アレッポ県:アレッポ市ラーシディーン地区、ハーン・トゥーマーン村、ズィルバ村(クーラーニー工場)
AFP, December 30, 2020、ANHA, December 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2020、Qanat al-Mayadin, December 28, 2020、Reuters, December 30, 2020、SANA, December 30, 2020、SOHR, December 30, 2020などをもとに作成。
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スプートニク・ニュース(12月28日付)は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市一帯に対するトルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍の攻撃を受けて、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がロシア側との協議の結果、同市から撤退し、ロシア・シリア両軍にこれを引き渡すことに同意したと伝えた。
これに関して、国民和解委員会メンバーで親政権ブロガーとしても知られるウマル・ラフムーン氏も、シャームFM(12月28日付)に対して、シリア民主軍がアイン・イーサー市をロシアとシリア軍に引き渡すとの情報を得たと述べた。
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しかし、シリア民主軍に所属するギレ・スピ(タッル・アブヤド)軍事評議会のリヤード・ハラフ総司令官は報道声明を出し、撤退合意を「根拠がない」と否定した。

AFP, December 28, 2020、ANHA, December 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 28, 2020、Reuters, December 28, 2020、SANA, December 28, 2020、Sham FM, December 28, 2020、SOHR, December 28, 2020、Sputnik News, December 28, 2020などをもとに作成。
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ラッカ県では、ANHA(12月28日付)、SANA(12月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、ジャフバル村を砲撃した。
一方、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がアイン・イーサー市北のトルコ占領地域への潜入を試み、国民軍と交戦、シリア民主軍兵士4人と国民軍戦闘員6人が死亡した。
これに関して、トルコ国防省はツイッターのアカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)を通じて声明を出し、「本日月曜日(12月28日)早朝、「平和の泉」地域に潜入を試みたYPGのテロリスト20人を無力化した」と発表した。
https://twitter.com/tcsavunma/status/1343465481085313025
シリア人権監視団によると、国民軍はさらに、アイン・イーサー市一帯に侵攻を試みたが、シリア民主軍が迎撃し、国民軍戦闘員4人を殺害、7人を捕捉した。
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ハサカ県では、SANA(12月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、占領下のラアス・アイン市東に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下のアッブーシュ村、バーブ・ハイル村、タッル・ワルド村、ヒルバト・シャイール村を砲撃した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の中心都市の一つジャラーブルス市南のハムラーン村に設置されている通行所近くで、自作の無人航空機(ドローン)が貨物トラックを攻撃、爆発が発生した。
ハムラーン村の通行所は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地域とトルコ占領地を結ぶ通商用の通行所。
一方、ANHA(12月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市の北東に位置するアラブ・ハサン村、トゥーハール村を砲撃した。
AFP, December 28, 2020、ANHA, December 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 28, 2020、Reuters, December 28, 2020、SANA, December 28, 2020、SOHR, December 28, 2020などをもとに作成。
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イドリブ県では、シリア人権監視団やドゥラル・シャーミーヤ(12月28日付)によると、トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカドゥーラ村に新たな軍事拠点を設置した。
カドゥーラ村はアルバイーン山地方の入り口に位置し、アレッポ市と首都ダマスカスを結ぶM5高速道路沿線のカフルバッティーフ村、ダーディーフ村にいたる要衝。
これにより、シリア領内(緊張緩和地帯第1ゾーン)にあるトルコ軍監視所・拠点は70カ所、撤去済みとなった監視所・拠点は12カ所となった。
トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り:
監視所
イドリブ県:サルワ村(第1監視所)、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)(第11監視所)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡(第2監視所)、アナダーン山(第3監視所)
ラタキア県:ザイトゥーナ村(第12監視所)
拠点
イドリブ県:サラーキブ市(2カ所)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村(2カ所)、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ村(バアス前衛キャンプ)、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(3カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、アブザムー町、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町(2カ所)、ナージヤ村、ズアイニーヤ村(2カ所)、ガッサーニーヤ村、クファイル村、バクサルヤー村、フライカ村、バルナース村、アリーハー市、ジャンナト・クラー村、バサーミス村、カイヤーサート村、マルイヤーン村、マアッラータ村、タフタナーズ市、マンタフ村、ムハムバル村(2カ所)、ラーキム丘、バイルーン村、クークフィーン村、ダイル・サンバル村・イフスィム町間、バーラ村、バイルーン村、マルカブ丘、バドラーン丘、バーラ村、カドゥーラ村
アレッポ県:アナダーン市、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラ・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村
また撤退が完了した監視所・拠点は以下の通り:
監視所
イドリブ県:サルマーン村(第7監視所)、タッル・トゥーカーン村(第8監視所)
アレッポ県:シャイフ・アキール山(第4監視所)、アレッポ市ラーシディーン地区(南)(第5監視所)、アイス村(アイス丘)(第6監視所)
ハマー県:ムーリク市(第9監視所)、シール・マガール村(第10監視所)
拠点
イドリブ県:サラーキブ市(1カ所)、マアッル・ハッタート村
アレッポ県:アレッポ市ラーシディーン地区、ハーン・トゥーマーン村、ズィルバ村(クーラーニー工場)
AFP, December 28, 2020、ANHA, December 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 28, 2020、Reuters, December 28, 2020、SANA, December 28, 2020、SOHR, December 28, 2020などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を2度にわたって爆撃した。
シリア軍もカッバーナ村一帯を砲撃した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアーフィス村一帯に進攻、「決戦」作戦司令室が迎撃した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
シリア軍はまた、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村、カンスフラ村一帯、バーラ村、フライフィル村を砲撃した。
一方、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるミラージャ村、ダール・カビーラ村を砲撃した。
このほか、ドゥラル・シャーミーヤ(12月28日付)によると、親政権民兵が、ザーウィヤ山地方のバーラ村に設置されている軍事拠点に向かっていたトルコ軍の車列に向けて砲撃を行った。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を23件(イドリブ県14件、ラタキア県5件、アレッポ県4件、ハマー県0件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は17件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を5件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, December 28, 2020、ANHA, December 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 28, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 28, 2020、Reuters, December 28, 2020、SANA, December 28, 2020、SOHR, December 28, 2020などをもとに作成。
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ロシア大統領府(クレムリン)は声明を出し、ヴラジミール・プーチン大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が電話会談を行い、二国間関係強化をめぐり意見を交わしたと発表した。
会談ではまた、新型コロナウイルス感染症対策、シリア情勢の進捗についても話し合われた。

AFP, December 28, 2020、ANHA, December 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 28, 2020、Reuters, December 28, 2020、SANA, December 28, 2020、SOHR, December 28, 2020などをもとに作成。
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フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官、シリア軍政治局長のハサン・スライマーン少将、ロシア当事者和解調整センター副センター長のヴャチェスラフ・チェトニク海軍少将、共同記者会見を開き、難民、国内避難民(IDPs)の帰還状況などについての成果を発表した。

SANA(12月28日付)が伝えた。
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会談ではマフルーフ地方行政環境大臣が、2012年以降の国内での「テロとの戦い」、被災者の救済や社会人道支援の実績を発表した。
それによると、政府は93のIDPs収容センターの建設と140のIDPs収容センターの確保、住宅19,736棟の修復、住居1,903棟の建設した。
また、2012年に設置されたインフラ復興復旧委員会は、200億シリア・ポンドを拠出し、被害を受けたインフラの復旧にあたるとともに、ダマスカス郊外県ハルジャラ村、アドラー市、ヒムス県ハスヤー町に国外から帰還した難民を受け入れるための住居を建設した。
さらに、避難民帰還調整委員会が設置され、ロシア合同調整センター所轄の難民受入移送居住センター、シリア・アラブ赤新月社などと連携して、国外から難民数十万人の帰国とIDPS約400万人の帰還を実現した。
しかし、マフルーフ地方行政環境大臣は、「テロ支援国」による一方的な制裁が、難民とIDPsの帰還、そして安定実現の障害となっており、シリアの経済・社会状況、さらには衛生状況に悪影響を及ぼしていると指摘した。
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スーサーン外務在外居住者省次官は、シリア・ロシアの協力関係の強化の進捗、シリア軍による「テロとの戦い」の成果を高く評価し、シリア国内でのテロリスト根絶、米国とトルコによる占領地の解放、国内での和解の強化、国家機関の復興、治安と安定の回復への意思を示した。
また、トルコがイドリブ県でのロシアとの停戦合意に違反していると非難し、エルドアン体制とテロ組織の協力関係が改めて明らかになったと指摘した。
一方、米国については、その占領が治安と安定の回復を阻害し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への米国の支援がシリアの領土、国民の統合に打撃を与えているとしたうえで、石油の盗奪が国際法違反、シリアの主権侵害にあたると非難した。
さらに、米国による「経済テロ」がシリア人の苦悩の主因をなしていると指弾、シリア領内へのイスラエルによる度重なる攻撃が、シリア国内でのテロ組織の敗北を取り繕うため、米国との連携のもとに行われていると指摘した。
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チェトニク副センター長は、2020年4月から11月にかけて、シリア各県で2,666の人道プロジェクトを実施し、インフラ復旧などの監督を行ったと述べた。
具体的には、シリア国外難民帰還帰還調整委員会との連携の結果、200万人以上の市民が紛争前に居住していた地域への帰還を実現したとしたうえで、ロシア当事者和解調整センターの作業グループが、新たにシリア政府の支配下に復帰した地域の8つのIDPs収容センターから500人を、ハマー県内の6つのIDPs収容センターから355人を移送し、帰還させたとの成果を発表した。
また、米国が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)によってシリア政府支配地域と隔てられているヨルダン国境のルクバーン・キャンプからIDPsを帰還させることを計画していると付言した。
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スライマーン少将は、10年間におよぶ「テロとの戦い」の末、もっとも困難な時期を乗り越えたとしつつ、依然として米国やトルコの直接支援を受ける「テロの温床」、さらには米国の占領地でもダーイシュ(イスラーム国)の細胞が残存していると指摘した。
そのうえで、全土解放と住民の帰還の実現に向けて、任務を遂行するとの意思を示した。
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ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月28日付)を公開し、12月27日に難民の帰国はなかったと発表した。
2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は636,970人で、内訳は、レバノンからの帰還者242,160人(うち女性72,796人、子ども123,232人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は866,250人(うち女性259,940人、子供441,500人)。
一方、43カ国で難民登録したシリア人の数は6,734,693人。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は66,668人(うち女性23,221人、子供27,457人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,335,264人(うち女性405,780人、子供671,223人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, December 28, 2020をもとに作成。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊を走行中のイラン・イスラーム革命防衛隊の車輌1輌が、所属不明の航空機(ドローン)の攻撃を受け、車輌が大破、乗っていた2人が死亡した。
AFP, December 27, 2020、ANHA, December 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 27, 2020、Reuters, December 27, 2020、SANA, December 27, 2020、SOHR, December 27, 2020などをもとに作成。
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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市に駐留するロシア軍部隊が、シリア軍と北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)を仲介し、双方が拘束していた兵士・隊員を釈放させた。
同市では、12月26日晩、アサーイシュが空軍情報部の隊員3人を拘束、これに対抗してシリア軍もアサーイシュ隊員を逮捕し、緊張が高まっており、ロシア軍が市内のパトロールを強化するなどして、事態収拾を試みていた。
AFP, December 27, 2020、ANHA, December 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 27, 2020、Reuters, December 27, 2020、SANA, December 27, 2020、SOHR, December 27, 2020などをもとに作成。
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ラッカ県では、ANHA(12月27日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、ジャフバル村、M4高速道路沿線一帯、穀物サイロを砲撃した。
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ハサカ県では、SANA(12月27日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町一帯の村々を砲撃した。
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アレッポ県では、ANHA(12月27日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アイン・ダクナ村を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が応戦した。
AFP, December 27, 2020、ANHA, December 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 27, 2020、Reuters, December 27, 2020、SANA, December 27, 2020、SOHR, December 27, 2020などをもとに作成。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方に展開するトルコ軍部隊が、シリア政府の支配下にある県西部のカフル・ハラブ村のシリア軍拠点を砲撃した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
これに対してシリア軍は、ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、バーラ村、フライフィル村を130発以上の砲弾で攻撃した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を21件(イドリブ県9件、ラタキア県5件、アレッポ県2件、ハマー県5件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は20件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, December 27, 2020、ANHA, December 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 27, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 27, 2020、Reuters, December 27, 2020、SANA, December 27, 2020、SOHR, December 27, 2020などをもとに作成。
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ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月27日付)を公開し、12月26日に難民の帰国はなかったと発表した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, December 27, 2020をもとに作成。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市で、北・東シリア自治局の自治を主導する民主統一党(PYD)に近い革命青年運動のメンバーが、同市内に設置されているロシア軍基地の前で座り込みデモを行った。
デモ参加者は、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍による攻撃に対するロシアの沈黙に抗議、ロシア軍の車輌に投石を行い、車輌複数輌の窓ガラスを破壊した。
事態を受けて、北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が介入し、事態を収拾したが、座り込みデモは続けられた。
AFP, December 26, 2020、ANHA, December 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 26, 2020、Reuters, December 26, 2020、SANA, December 26, 2020、SOHR, December 26, 2020などをもとに作成。
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ラッカ県では、ANNA(12月26日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、ジャフバル村、M4高速道路沿線を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がこれに応戦した。
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ラッカ県では、ANNA(12月26日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町西のタウィーラ村を砲撃した。
シリア人権監視団によると、これに対してシリア民主軍は、タウィーラ村およびウンム・カイフ村近くからトルコ占領地域に潜入し、国民軍に所属するスルターン・ムラード師団の部隊を襲撃、戦闘員複数人を負傷させた。
また、ANNA(12月26日付)によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市で、国民軍が住民1人を殺害した。

AFP, December 26, 2020、ANHA, December 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 26, 2020、Reuters, December 26, 2020、SANA, December 26, 2020、SOHR, December 26, 2020などをもとに作成。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下に位置し、米軍が基地を設置しているウマル油田近くで、何者かの発砲に続いて、爆発が発生した。
これを受けて、シリア民主軍は、米主導の有志連合の航空支援を受けて、ユーフラテス川東岸の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の細胞の捜索活動を実施した。
一方では、シュハイル村で車に仕掛けられいた爆弾が爆発し、シリア民主軍の兵士1人が死亡した。
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ハサカ県では、SANA(12月25日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるフール町で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員やその家族、イラク難民、シリアの国内避難民(IDPs)を収容しているフール・キャンプ周辺から住民を強制退去させ、住宅を破壊、また農地や農場を没収した。
北・東シリア自治局の支配地域各所に違法に基地を設置し、駐留を続ける米軍のアジェンダに沿った軍事目的での接収だという。
http://www.sana.sy/wp-content/uploads/2020/12/15-106-660×330.jpg
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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月26日付)によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるナイラブ村とシリア政府の支配下にあるタルナバ村を結ぶM4高速道路上に、トルコ軍がコンクリート製の防護壁を設置し、同高速道路を遮断した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
防護壁は、国境地帯にトルコ軍が設置したのと同じもの。
シリア軍と「イランの民兵」の挑発的な砲撃への対抗策だという。
また、シリア人権監視団によると、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約40輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。
ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザクーム村の農地で耕作機器に向けてミサイルを発射し、住民4人が死亡した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を29件(イドリブ県15件、ラタキア県6件、アレッポ県2件、ハマー県6件)確認したと発表した。
一方、トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。
AFP, December 26, 2020、ANHA, December 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 26, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 26, 2020、Reuters, December 26, 2020、SANA, December 26, 2020、SOHR, December 26, 2020などをもとに作成。
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ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月26日付)を公開し、12月25日に難民の帰国はなかったと発表した。
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