トルコはリビアやアゼルバイジャンに派遣していたシリア人傭兵のうち200人のカタールへの派遣を決定(2020年12月7日)

米アラビア語テレビ放送のフッラ・チャンネル(12月7日付)は、複数の情報筋の話として、トルコ政府が、リビアやアゼルバイジャンに派遣していたシリア人傭兵のうち約200人を、来年初めまでにカタールに派遣し、同国のスポーツ関連施設の警備に充てることを決定したと発表した。

派遣が予定されているのは、国民軍に所属するマジド軍団の戦闘員で、トルコの諜報機関は月収1,500~2,000米ドルでカタール行きを要請しているという。

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カタール日刊紙『ワタン』(12月7日付)は、カタール政府が、イドリブ県中北部を中心とするいわゆる「解放区」での初等教育を支援するため、教科書900万刷を提供し、児童約100万人に配布することを決定したと伝えた。

配布される教科書はカタール開発基金とカタール慈善協会によって印刷されるという。

カタール慈善協会によると、2020~2021年の学校教科書約400万部が既に印刷され、数日前に「解放区」で配布されたという。

「解放区」は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構、トルコが支援する国民解放戦線(シリア国民軍)の支配下にある。

AFP, December 7, 2020、Alhurra, December 7, 2020、ANHA, December 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2020、Reuters, December 7, 2020、SANA, December 7, 2020、SOHR, December 7, 2020、al-Watan (Qatar) , December 7, 2020などをもとに作成。

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米軍が駐留するダイル・ザウル県ウマル油田からYPGが撤退、「石油施設防衛隊」が新たに進駐(2020年12月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあり、米軍が駐留するウマル油田に駐留していたシリア民主軍の人民防衛隊(YPG)が撤退、これに代わって「石油施設防衛隊」が新たに進駐した。

YPGは油田に掲げていたシリア民主軍とYPGの旗を降ろし、代わって「石油施設防衛隊」の旗が掲げられた。

「石油施設防衛隊」は、シリア民主軍に所属する組織で、米国が教練と装備を提供している。

その結成には、ダイル・ザウル県の住民(とりわけアラブ系部族)が独自の民兵組織を結成することを抑止する狙いもあるという。

AFP, December 7, 2020、ANHA, December 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2020、Reuters, December 7, 2020、SANA, December 7, 2020、SOHR, December 7, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がハマー県、アレッポ県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯でダーイシュへの爆撃を続行(2020年12月7日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がハマー県、アレッポ県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して爆撃を続行した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合のヘリコプターの支援を受けて、北・東シリア自治局の支配下にある県南部のファッカ村の民家に突入し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーだと思われる5人を拘束した。

シリア民主軍のテロ撲滅部隊はまた、米主導の有志連合のヘリコプターの支援を受けて、ターイフ村に突入し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと思われる4人を逮捕した。

AFP, December 7, 2020、ANHA, December 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2020、Reuters, December 7, 2020、SANA, December 7, 2020, December 8, 2020、SOHR, December 7, 2020, December 8, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍はシリア民主軍に対してトルコ軍の攻撃が続くハサカ県アイン・イーサー市の政府関連施設をシリア政府に引き渡すよう求める(2020年12月7日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市に駐留するロシア軍部隊の司令官が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令官と会談した。

会談は、トルコ軍による同地一帯地域への攻撃激化を受けたもので、ロシア軍側はシリア民主軍に対して、市内の政府関連施設をシリア政府に返還するよう要請した。

しかし、シリア民主軍側はこれを拒否したという。

一方、ANHA(12月7日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市の北2キロの距離に位置するサイダー村近くに基地を建設していると伝え、その写真や映像を公開した。

 

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルバースィーヤ市とアームーダー市を結ぶ街道沿線の国境地帯にトルコ軍が設置していた通行所の前に、シリア民主軍が堀を掘削するなどして封鎖した。

封鎖作業はロシア軍の立ち会いのもとに行われた。

https://www.syriahr.com/wp-content/uploads/2020/12/%D8%AE%D9%86%D8%A7%D8%AF%D9%82.mp4?_=1

AFP, December 7, 2020、ANHA, December 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2020、Reuters, December 7, 2020、SANA, December 7, 2020、SOHR, December 7, 2020などをもとに作成。

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イスラエル占領下のゴラン高原で、住民がウィンドファーム建設と土地収奪に抗議するためデモ(2020年12月7日)

イスラエル占領下のゴラン高原(クナイトラ県)では、住民が工業用地でのウィンドファームの建設とマジュダル・シャムス村一帯でのさらなる土地収奪に抗議するため、建設予定地近くでデモを行った。

これに対して、イスラエル軍は設置現場にいたる道路を封鎖し、住民の予定地への進入を阻止した。

AFP, December 7, 2020、ANHA, December 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2020、Reuters, December 7, 2020、SANA, December 7, 2020、SOHR, December 7, 2020などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣が訪問先のイランでザリーフ外務大臣、ガーリーバーフ国会議長と会談(2020年12月7日)

イランを公式訪問中のファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、首都テヘランで、モハマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣、と会談し、二国間の戦略関係の強化などについて意見を交わした。

会談で、ミクダード外務在外居住者大臣が、シリア、リビア、ナゴルノ・カラバフ自治区などへのトルコの内政干渉とテロ支援を非難する一方、シリアを支援するイランの姿勢を高く評価、「テロとの戦い」における勝利はシリアとイラン、そしてそのほかの友好諸国の勝利となると強調した。

ミクダード外務在外居住者大臣はまた、11月27日に殺害されたモフセン・ファフリーザーデ(ファクリザデ)の氏を悼み、弔意を示した。

これに対して、ザリーフ外務大臣は、難民帰還に関する国際会議の開催を歓迎、シリア危機の政治解決に向けた取り組みを継続することの重要性を強調した。

ミクダード外務在外居住者大臣はその後、イラン・イスラーム議会(国会)のモハンマド・バーゲル・ガーリーバーフ議長と会談し、二国間関係の強化などについて意見を交わした。

SANA(12月7日付)が伝えた。

AFP, December 7, 2020、ANHA, December 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2020、Reuters, December 7, 2020、SANA, December 7, 2020、SOHR, December 7, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県でトルコ軍兵士1人負傷、ロシア軍が爆撃を実施、トルキスタン・イスラーム党がシリア軍砲台を攻撃(2020年12月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にある県北部のラーム・ハムダーン村にあるトルコ軍基地が何者かによる携行式ミサイルの攻撃を受け、基地の護衛にあたっていた国民軍所属のシャーム軍団の戦闘員2人とトルコ軍兵士1人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

この攻撃と前後して、ロシア軍戦闘機複数機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるシャイフ・バフル村に対して爆撃を実施した。

またシリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村を砲撃しtら。

一方、中国新疆ウィグル自治区出身者からなるトルキスタン・イスラーム党がシャフシャブー山にあるカウカバ村のシリア軍の砲台を地対地ミサイルで攻撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村、カフルヤディーン村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(イドリブ県16件、ラタキア県12件、アレッポ県5件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は31件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を4件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 7, 2020、ANHA, December 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 7, 2020、Reuters, December 7, 2020、SANA, December 7, 2020、SOHR, December 7, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民201人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は630,749人に(2020年12月7日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月7日付)を公開し、12月6日に難民201人(うち女性60人、子供103人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民201人(うち女性60人、子供103人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は630,749人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者235,501人(うち女性70,798人、子ども119,837人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,731,515人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は860,029人(うち女性258,074人、子供438,328人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 7, 2020をもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県ルマイラーン町一帯で、米軍部隊がパトロールを実施(2020年12月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるルマイラーン町一帯で、米軍部隊がパトロールを実施した。

また、米主導の有志連合の車輌約30輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県内に設置されている基地に向かった。

AFP, December 6, 2020、ANHA, December 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2020、Reuters, December 6, 2020、SANA, December 6, 2020、SOHR, December 6, 2020などをもとに作成。

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ベルギー使節団が北・東シリア自治局ジャズィーラ地域執行評議会本部、ワーシューカーニー・キャンプを訪問(2020年12月6日)

12月4日にイラクのクルディスタン地域からティグリス川河畔に設置されているスィーマルカー国教通行所を経由して、シリアに不法入国したベルギー連邦議員と市民社会組織の代表からなる使節団は、アームーダー市にある北・東シリア自治局ジャズィーラ地域の執行評議会本部を訪問し、ナズィーラ・クーリーヤ共同議長らと会談した。

ANHA(12月6日付)によると、会談では、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」やジャズィーラ地域の自治について意見を交わし、ベルギー使節団は、「テロとの戦い」と同地域における民主的プロジェクトを支援するとの意思を示した。

ベルギー使節団はまた、ラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市からの国内避難民(IDPs)が収容されているワーシューカーニー・キャンプを視察した。

AFP, December 6, 2020、ANHA, December 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2020、Reuters, December 6, 2020、SANA, December 6, 2020、SOHR, December 6, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県北部へのトルコ軍の砲撃が続くなか、国民軍の送電線略奪により電力供給が途絶えたアルーク村の揚水所が稼働不能に(2020年12月6日)

ハサカ県では、ANHA(12月6日付)、SANA(12月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、トルコ占領下のラアス・アイン市の東に位置し、シリア政府と北・東シリア自治局支配地の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のウンム・ハルマラ村、ブービー村、ダーダー・アブダール村、ヌワイハート・ダーダー村、アブダーン村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍の砲撃で、住民多数が避難した。

また、トルコ軍と国民軍の支配下にあるアルーク村の揚水場への電力供給が停止し、稼働不能となった。

シリア政府が所轄するハサカ県水道局のマフムード・アクラ局長によると、電力供給が停止したのは、「傭兵」(国民軍)が、ダルバースィーヤ市から施設に電力を供給している送電線への略奪行為(電線や設備の盗奪)を続けているため。

復旧チームが修理作業を行っているが、「傭兵」による略奪が繰り返されているため、稼働再開には至っていないという。

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ラッカ県では、ANHA(12月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線一帯を砲撃した。

AFP, December 6, 2020、ANHA, December 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2020、Reuters, December 6, 2020、SANA, December 6, 2020、SOHR, December 6, 2020などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣は、初の公式外遊先であるイランの首都テヘランに到着(2020年12月6日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣が、初の公式外遊先であるイランの首都テヘランに到着した。

訪問はモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣の招待を受けたもので、イラン外務省高官らと会談した。

SANA(12月6日付)が伝えた。

AFP, December 6, 2020、ANHA, December 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2020、Reuters, December 6, 2020、SANA, December 6, 2020、SOHR, December 6, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、ラタキア県、ハマー県で交戦(2020年12月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室が、シリア政府支配下のカフルナブル市近郊のマアッラト・マウハド村一帯で交戦、またシリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、ファッティーラ村、スフーフン村、ダイル・サンバル村、フライフィル村、カンスフラ村、カフル・ウワイド村、ハルーバ村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約15輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるトルコマン山一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるサイダー町と東ガーリヤ町を結ぶ街道で、シリア政府との若いに応じたシャーム解放機構の元司令官が、小隊不明の武装集団の発砲を受けて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を31件(イドリブ県15件、ラタキア県10件、アレッポ県2件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は29件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 6, 2020、ANHA, December 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 6, 2020、Reuters, December 6, 2020、SANA, December 6, 2020、SOHR, December 6, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民193人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は630,548人に(2020年12月6日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月6日付)を公開し、12月5日に難民193人(うち女性58人、子供98人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民193人(うち女性58人、子供98人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は630,548人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者235,300人(うち女性70,738人、子ども119,734人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,731,515人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は859,828人(うち女性258,014人、子供438,225人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 6, 2020をもとに作成。

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ジェフリー前国務省シリア問題担当特使「米軍はダーイシュと戦うだけためだけでなく、アサド政権の支配地回復を阻止するためにシリアに部隊を駐留させている」(2020年12月5日)

ジェームズ・ジェフリー前国務省シリア問題担当特使は、イスラエルのタイムズ・オブ・イスラエル(12月5日付)のインタビューに応じ、そのなかでアサド政権による全土制圧を阻止するためにシリア領内に米軍部隊を駐留させている、と述べた。

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ジェフリー前特使は、任期終了が近づくドナルド・トランプ米大統領について、「大統領、軍最高司令官になる資質はなかった」と批判、「中東における米国の友人やパートナーはみな、トランプ政権がなくなることを幸せだと言っている」と述べた。

また、トランプ政権がシリアにおける三つの主要な目的、すなわちシリアからのイランの部隊の完全撤退、イスラーム国の完全撲滅、そしてシリアの紛争の政治解決を達成できず、シリア国内で「軍事的膠着」を作り上げ、アサド政権の勢力回復を阻止してきたと主張した。

さらに、トランプ大統領が再三にわたり、シリアからの部隊撤退を決定し、その後これを撤回したことについては、「我々が部隊を撤退させているように見えたことがたびたびあった。だが、それはひどい誤りだった。だが、いずれの場合も…、トランプ大統領は正しく改め、部隊を残留させることを決定した」と振り返った。

「我々は、どのくらいの兵力がいるのかを指導部に明かさないため、いつもごまかし(shell games)をしていた」とも付言した。

その一方で、シリアへの部隊駐留の成果については、「我々はアサドが軍事的に前進するのを食い止めてきた…。軍事的膠着が基本作り出された」としたうえで、米国とその同盟国が、ダーイシュ(イスラーム国)だけでなく、アサド政権による支配地回復を阻止するために行動していると述べ、トルコによるシリア北部への進攻やイスラエル軍による爆撃もその一環をなしていると指摘した。

また、「アサドを経済的に打ち砕く」ための制裁を、国連、EU、そしてアラブ連盟諸国と続けることが、「完全な失敗国家を泥沼状態のなかでロシアとイランに引き継がせる」ことになるとし、これらの国に真摯な交渉や妥協を迫ることができるとの見方を示した。

AFP, December 6, 2020、ANHA, December 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2020、Reuters, December 6, 2020、SANA, December 6, 2020、SOHR, December 6, 2020、Times of Israel, December 5, 2020などをもとに作成。

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パキスタン外務省はトルコがシリア人傭兵(国民軍)をカシミール地方に派遣しようとしているとの一部報道を否定(2020年12月5日)

パキスタン外務省は声明を出し、トルコがシリア人傭兵をインドとの係争地であるカシミール地方に派遣し、パキスタン軍の支援にあたらせようとしているとの一部報道について、「誤ったニュースに基づくねつ造を完全に拒否する」と発表し、否定した。

本件をめぐっては、国民軍に所属するスライマーン・シャー旅団のアブー・アムシャを名乗る司令官が、2,000米ドルの報酬を受けて、カシミール地方に戦闘員を派遣することを約束したなどといった情報が拡散されていた。

AFP, December 7, 2020、ANHA, December 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2020、Reuters, December 7, 2020、SANA, December 7, 2020、SOHR, December 7, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍がハサカ県内のトルコ軍基地2カ所を砲撃し、兵士2人殺害(2020年12月5日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ラアス・アイン市近郊のバーブ・ハイル村とダーウーディーヤ村にあるトルコ軍の基地を砲撃し、兵士複数が負傷、バーブ・ハイル村の基地ではトルコ軍兵士2人が死亡した。

AFP, December 6, 2020、ANHA, December 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2020、Reuters, December 6, 2020、SANA, December 6, 2020、SOHR, December 6, 2020などをもとに作成。

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『シャルク・アウサト』:制憲会議第4ラウンドでシリア政府代表団はダーイシュ、ヌスラだけでなく、ムスリム同胞団のテロ行為拒否などを提案(2020年12月5日)

『シャルク・アウサト』(12月5日付)は、複数のメディア筋から得た情報として、12月5日に閉幕した制憲委員会(憲法制定委員会)第4ラウンドの小委員会会合で、シリア政府代表を率いるアフマド・クズバリー人民議会議員が提示した文書の内容を明らかにした。

それによると、クズバリー人民議会議員が示した文書には、以下8項目が提案されていたという。

1. ダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ(シャーム解放機構)、ムスリム同胞団、彼らとつながりがある、あるいは同盟関係にある者によるシリア領内でのすべてのテロ行為の完全拒否。
2. トルコ、イスラエル、米国による占領の非難、これを終わらせるための取り組み。
3. シリア・アラブ軍支援。
4. 分離主義計画の拒否。
5. 宗教・宗派、地域、部族、エスニシティの多様性に立脚した全シリア人のための国民アイデンティティの実現。国号をシリア・アラブ共和国、公用語をアラビア語とすること。祖国への帰属、祖国防衛。
6. シリア社会の文化的・文明的多様性の保護。
7. 難民機関の奨励と政治化の拒否。そのための国際社会の支援
8. シリアにおける人道問題への緊急の対応。

AFP, December 6, 2020、ANHA, December 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2020、Reuters, December 6, 2020、SANA, December 6, 2020、al-Sharq al-Awsat, December 6, 2020、SOHR, December 6, 2020などをもとに作成。

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ヒムス県東部でダーイシュとシリア軍が交戦し、シリア軍兵士5人死亡、ロシア軍が爆撃で対応(2020年12月5日)

ヒムス県では、ラジオ・クッル(12月5日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、タドムル市西3キロに位置するハイヤーン山近くのシリア軍拠点複数カ所を攻撃し、兵士5人が死亡、複数が負傷した。

この攻撃を受けて、ロシア軍戦闘機が同地一帯を爆撃した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月5日付)によると、シャーム解放機構の治安部隊が、ダルクーシュ町でダーイシュ(イスラーム国)のセルを摘発するための強制捜査を行い、容疑者多数を逮捕した。

AFP, December 5, 2020、ANHA, December 5, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2020、Radio al-Kull, December 5, 2020、Reuters, December 5, 2020、SANA, December 5, 2020、SOHR, December 5, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配地に滞在中のベルギー使節団がスィルヤーニー連合党、殉教者遺族評議会、人権擁護イニシアチブ機構を訪問(2020年12月5日)

12月4日にイラクのクルディスタン地域からティグリス川河畔に設置されているスィーマルカー国教通行所を経由して、シリアに不法入国したベルギー連邦議員と市民社会組織の代表からなる使節団は、ハサカ県カーミシュリー市でスィルヤーニー連合党、殉教者遺族評議会、人権擁護イニシアチブ機構を訪問した。

ANHA(12月5日付)が伝えた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にある東ガリーバ村で内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員1人がオートバイに乗った武装グループの襲撃を受けて、死亡した。

AFP, December 5, 2020、ANHA, December 5, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2020、Reuters, December 5, 2020、SANA, December 5, 2020、SOHR, December 5, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍は前日に続いてラッカ県、ハサカ県を砲撃(2020年12月5日)

ラッカ県では、ANHA(12月5日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市、同市近郊のマアラク村、サイダー村、M4高速道路沿線一帯を砲撃した。

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ハサカ県では、SANA(12月5日付)、ANHA(12月5日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のダーダー・アブダール村を砲撃した。

AFP, December 5, 2020、ANHA, December 5, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2020、Reuters, December 5, 2020、SANA, December 5, 2020、SOHR, December 5, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民179人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は630,355人に(2020年12月5日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月5日付)を公開し、12月4日に難民179人(うち女性54人、子供92人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民179人(うち女性54人、子供92人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は630,355人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者235,107人(うち女性70,680人、子ども119,636人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,728,669人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は859,635人(うち女性257,956人、子供438,127人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 5, 2020をもとに作成。

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シリア民主軍幹部は、サウジアラビア政府によって駐在代表が国外追放されたとの報道を否定(2020年12月4日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のリヤード・ダッラール共同議長は、サウジアラビア政府が、トルコとの接近を画策するなかで、シリア民主軍の駐在代表を国外追放したとの一部報道が流れていることに関して、「在アラビア湾諸国代表であるシファーン・ハーブーリーは、サウジアラビアではなく、アラブ首長国連邦(UAE)に駐在しており、UAEからの退去を要請されていない」と否定した。

アラビー・ジャディード(12月4日付)が伝えた。

AFP, December 4, 2020、ANHA, December 4, 2020、al-‘Arabi al-Jadid, December 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2020、Reuters, December 4, 2020、SANA, December 4, 2020、SOHR, December 4, 2020などをもとに作成。

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ベルギーの使節団がハサカ県に不法入国し、北・東シリア自治局やシリア民主軍幹部と会談(2020年12月4日)

ベルギー連邦議員と市民社会組織の代表からなる使節団が、イラクのクルディスタン地域からティグリス川河畔に設置されているスィーマルカー国教通行所を経由して、シリアに不法入国、ハサカ県カーミシュリー市にある北・東シリア自治局渉外関係局の庁舎を訪問した。

ベルギー連邦議会のジョルジュ・ダールマーニー議員、クイン・メスト議員、国際テロ犠牲者連盟のフィリップ・ヴァンステトキステ、チャイルド・フォーカスのハイディ・ドゥ=パオロ会長ら。

ベルギーの使節団訪問は2月23日に続いて2度目。

北・東シリア自治局渉外関係局(外務省に掃討)のアブドゥルカリーム・ウマル共同議長、ファナル・カイート共同副局長、マズキーン・アフマド在欧代表が対応した。

会談後の記者会見で、ベルギー使節団は、トルコの脅威、拘束中のダーイシュ(イスラーム国)メンバーおよび家族の処遇、「テロとの戦い」などについて協議し、すべての脅威に対峙するために支援を継続することが確認したことを明らかにした。

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ベルギー使節団はまた、カーミシュリー市にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍本部を訪問し、シリア民主評議会のイルハーム・アフマド執行委員会共同議長、ヒクマト・ハビーブ副議長、ジハード・ウマル総務関係局共同議長と会談した。

会談では、制憲委員会(憲法制定委員会)などへの対応について意見が交わされ、アフマド執行委員会共同議長は、「我々北・東シリア自治局はジュネーブに向かっている。なぜなら、我々は部外者ではなく、シリア人とともに解決策を探しているからだ。我々は自治局がシリア全土を縮小したモデルになれるよう取り組んでいる」と述べた。

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ANHA(12月4日付)が伝えた。

AFP, December 4, 2020、ANHA, December 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2020、Reuters, December 4, 2020、SANA, December 4, 2020、SOHR, December 4, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍は、兵士1人が殺害されたことへの報復として、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県、アレッポ県などへの砲撃を激化(2020年12月4日)

トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍は、12月3日に占領下の「オリーブの枝」地域(アレッポ県北西部)に潜入した人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘で兵士1人が死亡したことへの報復として、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県、アレッポ県などへの砲撃を激化させた。

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ラッカ県では、ANHA(12月4日付)によると、トルコ軍と国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市一帯を砲撃した。

トルコ軍と国民軍はまた、トルコ占領下のタッル・アブヤド市郊外に位置するシリア政府と北・東シリア自治局支配下のクール・ハサン村、アリーダ村、ヒルバト・バカル村、ウンム・フワイシュ村、フライアーン村、ハイマル村、カズアリー村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月4日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のクナイティラ村、マイヤーサ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるアフリーン市近郊のジンディールス町で、内務治安部隊(いわゆる「自由警察」)の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

他方、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市では、シリア民主軍の諜報機関のメンバー1人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

このほか、トルコの占領下にある県北部のハワール・キリス村で国民軍に所属するハムザ師団が殉教者アブー・シャイフと名づけた兵舎を開設した。

AFP, December 4, 2020、ANHA, December 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2020、Reuters, December 4, 2020、SANA, December 4, 2020、SOHR, December 4, 2020などをもとに作成。

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制憲委員会(憲法制定委員会)第4ラウンドの小委員会会合が閉幕、次回ラウンドは2021年1月25日(2020年12月4日)

スイスのジュネーブにある国連本部で11月30日に開幕していた制憲委員会(憲法制定委員会)第4ラウンドの小委員会会合が日程を終えて閉幕した。

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は記者会見を開き、小委員会が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を鑑みつつ、2021年1月25日から第5ラウンドを開催することで合意したことを明らかにした。

ペデルセン特別代表はまた、第4ラウンドでのシリア政府代表、反体制派代表、市民社会代表の協議に関して、「幾つかの共通基盤が見られた…。我々が次回会合で集まる際、これに基づいて築いていけることを願っている…。会合は有益だった。我々は前身するための足がかりとなる点を探していると言える」と述べた。

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一方、小委員会共同議長でシリア政府代表の団長を務めるアフマド・クズバリー人民議会議員は、記者会見で、全国民的原則、難民帰還、人道問題など多くの議題を取り扱うことができたと述べるとともに、シリアの領土を分割しようと画策する動きを拒否すると強調した。

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SANA(12月4日付)が伝えた。

AFP, December 4, 2020、ANHA, December 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2020、Reuters, December 4, 2020、SANA, December 4, 2020、SOHR, December 4, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民232人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は630,176人に(2020年12月4日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月4日付)を公開し、12月3日に難民232人(うち女性70人、子供118人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民232人(うち女性70人、子供118人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は630,176人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者234,928人(うち女性70,626人、子ども119,544人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,722,669人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は859,456人(うち女性257,902人、子供433,035人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 4, 2020をもとに作成。

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トルコ国防省はアレッポ県アフリーン郡でトルコ軍兵士1人がPKK/YPGとの戦闘で死亡したと発表(2020年12月3日)

トルコ国防省はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)などを通じて声明を出し、「オリーブの枝」地域(アレッポ県アフリーン郡)に潜入した「テロ組織」であるクルディスタン労働者党(PKK)/人民防衛隊(YPG)との交戦で、兵士1人が死亡したと発表

AFP, December 4, 2020、ANHA, December 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2020、Reuters, December 4, 2020、SANA, December 4, 2020、SOHR, December 4, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でダーイシュがクドス旅団を襲撃し、7人殺害、ロシア軍はダーイシュに対して25回以上の爆撃を実施(2020年12月3日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府の支配下にあるマヤーディーン市とファイダ村を結ぶ街道で、ロシアの支援を受けるパレスチナ人民兵組織のクドス旅団を襲撃し、戦闘員7人を殺害した。

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一方、ラッカ県、ダイル・ザウル県、ハマー県、ヒムス県の県境地帯では、ロシア軍戦闘機がダーイシュの拠点に対して25回以上の爆撃を実施した。

AFP, December 3, 2020、ANHA, December 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2020、Reuters, December 3, 2020、SANA, December 3, 2020、SOHR, December 3, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍(アフリーン解放軍団)がアレッポ県北部のトルコ占領地に潜入、トルコ軍兵士1人を殺害、4人を負傷させる(2020年12月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が12月2日深夜から3日未明にかけて、トルコ占領下のアアザーズ市南に位置するバースーファーン村およびカフルハーシル村一帯に潜入し、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍と交戦し、トルコ軍士官1人を殺害、トルコ軍兵士4人を負傷させた。

ANHA(12月3日付)によると、攻撃を行ったのはアフリーン解放軍団。

これに対して、トルコ軍は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、バイルーニーヤ村、ブルジュ・カース村、マースィーヤ村を砲撃、シリア民主軍もトルコ占領下のアフリーン市近郊のキーマール村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(12月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、サイダー村を砲撃した。

AFP, December 3, 2020、ANHA, December 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2020、Reuters, December 3, 2020、SANA, December 3, 2020、SOHR, December 3, 2020などをもとに作成。

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