シャーム解放機構はドローン開発に貢献したマレーシア人ジハード主義者のハビーブッツラー・アフマド(通称ハムザ・マーリーズィー)を処刑(2024年4月29日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が5年前に逮捕し、収監していたマレーシア人ジハード主義者のハビーブッツラー・アフマド氏(通称ハムザ・マーリーズィー)を処刑した。

複数の情報によると、アフマド氏は航空工学が専門で、無人航空機(ドローン)の開発に貢献した人物。

アフマド氏はアフガニスタンでの戦闘に4年間にわたって加わったのち、シリアに移り、シャーム解放機構に所属していた。

米主導の有志連合はアフマド氏の暗殺を試み、同氏は一命をとりとめたものの、手を切断する重傷を負っていた。

シャーム解放機構の総合治安機関は家族にアフマド氏の死亡を伝えたが、遺体は引き渡されなかった。

AFP, April 29, 2024、ANHA, April 29, 2024、‘Inab Baladi, April 29, 2024、Reuters, April 29, 2024、SANA, April 29, 2024、SOHR, April 29, 2024などをもとに作成。

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シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配地からトルコ占領下の「オリーブの枝」地域のアレッポ県カフルミズ村に設置されているトルコ軍基地一帯にロケット弾複数発が撃ち込まれる(2024年4月29日)

アレッポ県では、ANHA(4月29日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村、スーガーニカ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配地から、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のカフルミズ村に設置されているトルコ軍基地一帯にロケット弾複数発が撃ち込まれた。

これに対して、トルコ軍はタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アビーン村、ダイル・ジャマール村などを砲撃した。

AFP, April 29, 2024、ANHA, April 29, 2024、‘Inab Baladi, April 29, 2024、Reuters, April 29, 2024、SANA, April 29, 2024、SOHR, April 29, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で地元武装集団がシリア民主軍の陣地を攻撃(2024年4月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団が27日深夜から28日未明にかけて、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるズィーバーン町とタヤーナ村の間に位置するルマイラ地区にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地1ヵ所をRPG弾と機関銃で攻撃した。

地元武装集団はまた、ブサイラ市内の自衛部隊の拠点複数ヵ所に潜入、隊員4人を拉致した。

AFP, April 28, 2024、ANHA, April 28, 2024、‘Inab Baladi, April 28, 2024、Reuters, April 28, 2024、SANA, April 28, 2024、SOHR, April 28, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がトルコの占領下にある「オリーブの枝」地域内のアレッポ県ファーフィルティーン村近郊での対戦車ミサイルによる攻撃で、シリア国民軍に所属するシャーム軍団の戦闘員1人を殺害(2024年4月28日)

アレッポ県では、ANHA(4月28日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村を砲撃、これにより住民が2人が負傷した。

トルコ軍はまたシャイフ・イーサー村、ウンム・フーシュ村を砲撃した。

マンビジュ市一帯でも、トルコ軍とシリア国民軍がサイヤーダ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がトルコの占領下にある「オリーブの枝」地域内のファーフィルティーン村近郊で車を対戦車ミサイルで攻撃、これにより、シリア国民軍に所属するシャーム軍団の戦闘員1人が死亡した。

AFP, April 28, 2024、ANHA, April 28, 2024、‘Inab Baladi, April 28, 2024、Reuters, April 28, 2024、SANA, April 28, 2024、SOHR, April 28, 2024などをもとに作成。

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国防省はシリア軍がロシア軍の支援を受け、アレッポ県とイドリブ県でテロ組織の車輛や装甲車多数をドローンで攻撃する一方、ラタキア県でテロリストのドローン複数機を撃破(2024年4月28日)

国防省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、アレッポ県およびイドリブ県の農村地帯方面で任務に就くシリア軍部隊が、ロシア軍の協力を受け、無人航空機(ドローン)を使用し、テロ組織の車輛や装甲車多数を攻撃、これらを完全に破壊し、テロリストらを殺傷したと発表した。

また、ラタキア県農村方面の部隊も同地の安全な町や村を攻撃しようとしたテロリストのドローン複数機を撃破したと付言した。


https://youtu.be/_kAdFJj_O-w

SANA(4月28日付)が伝えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県西部の第46中隊基地一帯に展開するシリア軍部隊が特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行おうとしたシャーム解放機構のメンバー1人を殺害した。

AFP, April 28, 2024、ANHA, April 28, 2024、‘Inab Baladi, April 28, 2024、Reuters, April 28, 2024、SANA, April 28, 2024、SOHR, April 28, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ブサイラ市内の治安厳戒地区を攻撃(2024年4月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるブサイラ市内の治安厳戒地区を攻撃した。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県マヤーディーン市近郊の砂漠地帯で正体不明の武装集団が「イランの民兵」の陣地を襲撃、イラクの人民動員隊の司令官と護衛1人を殺害(2024年4月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊の砂漠地帯で、正体不明の武装集団が「イランの民兵」の陣地を襲撃、イラクの人民動員隊の司令官と護衛1人を殺害した。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

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地元武装集団がダイル・ザウル県ズィーバーン町、シュハイル村にあるシリア民主軍の陣地や検問所を襲撃(2024年4月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のズィーバーン町にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地複数ヵ所を襲撃した。

地元武装集団はまた、シュハイル村にあるシリア民主軍の検問所(ヒンディー検問所)を襲撃した。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県サラーキブ市近郊のトルコ軍拠点を砲撃、トルコ軍兵士1人が負傷(2024年4月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が26日深夜から27日未明にかけてシリア政府の支配下にある県西部の第46中隊基地一帯を砲撃、シリア軍と交戦、戦車1輌を捕獲、1輌を破壊した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるワサータ村およびその一帯を自爆型無人航空機(ドローン)7機で攻撃、シャーム解放機構のメンバー2人を殺害、3人を負傷させた。

シリア軍はまた、カスル村、カフル・アンマ村、ワサータ村、アターリブ市東部、アブザムー町を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるクバイナ丘一帯を砲撃、シリア軍兵士1人を殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサラーキブ市一帯でシャーム解放機構のメンバー1人を狙撃し、殺害した。

シリア軍はまた同市近郊に設置されているトルコ軍の拠点を砲撃、これによりトルコ軍兵士1人が負傷、バーブ・ハワー国境通行所に搬送された。

砲撃では、「決戦」作戦司令室諸派の戦闘員2人も負傷した。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍特殊部隊はダイル・ザウル県でダーイシュのメンバー2人を逮捕(2024年4月27日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は公式HP(https://sdf-press.com/)を通じて、特殊部隊(コマンドス)がダイル・ザウル県で米主導の有志連合と協力し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルに対する2回の特殊作戦を実行し、メンバーのハーリド・ハリーファ・スハイル容疑者とファイサル・ムハンマド・ムバーラク容疑者(アブー・ムスリム・ファーウーリー)を逮捕したと発表した。

スハイル容疑者は2021年にトルコに逃走、その後2023年にシリアに密入国し、活動を再開していた。

ムバーラク容疑者は、ヒムス県タドムル市制圧、ダイル・ザウル県バーグーズ村攻防戦などに参加したのち、潜伏し活動を継続していた。
ANHA(4月27日付)が伝えた。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

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シリア国民軍第2軍団に所属するシャーム戦線は、組織内で発生した対立を受けて、幹部司令官の1人ムスタファー・スィージャリー氏を逮捕(2024年4月26日)

アレッポ県では、イナブ・バラディー(4月26日付)、シリア人権監視団などによると、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内の拠点都市の一つアアザーズ市で、シリア国民軍第2軍団に所属するシャーム戦線が組織内で発生した対立を受けて幹部司令官の1人ムスタファー・スィージャリー氏を逮捕した。

シャーム戦線内の匿名筋によると、シャーム戦線はスィージャリー氏を拘束、ラーイー村の法廷で裁判にかけるためにシリア国民軍憲兵隊に身柄を引き渡した。

シャーム戦線内では、スィージャリー氏と彼を支持するファールーク・アブー・バクル氏を初めとする司令官らが、ムウタスィム・アッバース総司令官らの汚職、リビアへの武器密輸などを追及、24日に開かれた会合で、撃ち合いとなり、アッバース総司令官が負傷、彼の兄弟1人が死亡した。

負傷したアッバース総司令官はトルコに搬送され、治療を受けたのち、マーリア市に帰着、兄弟の葬儀に参列した。

AFP, April 26, 2024、ANHA, April 26, 2024、‘Inab Baladi, April 26, 2024、Reuters, April 26, 2024、SANA, April 26, 2024、SOHR, April 26, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がダーイシュが潜伏を続けるヒムス県スフナ市周辺の砂漠地帯を爆撃し、米占領下の55キロ地帯に接近、有志連合がヘリコプターで警戒にあたる(2024年4月26日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がダーイシュ(イスラーム国)が潜伏を続ける県西部のスフナ市周辺の砂漠地帯の複数ヵ所に対して爆撃を行った。

これに関して、同監視団の複数の活動家が明らかにしたところによると、ロシア軍戦闘機は米軍(有志連合)が違法に占領を続けるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に接近、これを受けて有志連合のヘリコプター複数機が55キロ地帯上空を頻繁に旋回し、警戒にあたった。

AFP, April 26, 2024、ANHA, April 26, 2024、‘Inab Baladi, April 26, 2024、Reuters, April 26, 2024、SANA, April 26, 2024、SOHR, April 26, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域民主自治局アサーイシュがハサカ県フール・キャンプで、強盗団を結成しようとしていたとして指名手配者4人を逮捕(2024年4月26日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)のパトロール部隊がシリア人国内避難民(IDPs)が収容されているフール・キャンプ内の第5区を強襲し、強盗団を結成しようとしていたとして指名手配者4人を逮捕した。

AFP, April 26, 2024、ANHA, April 26, 2024、‘Inab Baladi, April 26, 2024、Reuters, April 26, 2024、SANA, April 26, 2024、SOHR, April 26, 2024などをもとに作成。

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ハマー県、イドリブ県でシリア軍とシャーム解放機構、「決戦」作戦司令室が砲撃戦(2024年4月26日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村、ズィヤーラ町、カルクール村、ドゥワイル・アクラード村を砲撃した。

一方、「決戦」作戦司令室は県西部のガーブ平原でシリア軍部隊を要撃し、兵士が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のダイル・サンバル村、バイニーン村、アリーハー市を砲撃、アリーハー市では子供2人が負傷した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はハーン・スブル村一帯のシリア軍司令部や拠点などを砲撃した。

AFP, April 26, 2024、ANHA, April 26, 2024、‘Inab Baladi, April 26, 2024、Reuters, April 26, 2024、SANA, April 26, 2024、SOHR, April 26, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で地元武装集団とシリア民主軍が交戦(2024年4月25日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団がシリア政府の支配下にあるマヤーディーン市とダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配地を隔てるユーフラテス川に架かるマヤーディーン橋近くに設置されているシリア民主軍の陣地複数ヵ所をロケット弾で攻撃した。

これに対して、シリア民主軍も応戦、マヤーディーン市野」学校近くなどを砲撃した。

地元武装集団はまた、ユーフラテス川東岸のシャアファ村に設置されているシリア民主軍の陣地複数ヵ所に潜入、両者の間で激しい戦闘が発生した。

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県で石油投資家を襲撃(2024年4月25日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるジャルズィー村で石油投資家ら2人を銃で撃ち、1人を殺害、1人を負傷させた。

石油投資家を襲撃したスリーパーセルはシリア民主軍と交戦、1人が死亡した。

また、アブリーハ村の街道では、ダーイシュのスリーパーセルが仕掛けた爆弾が爆発し、民間の旅客バスが被弾、乗客3人が負傷した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるタッル・ハミース市南のワーウィーヤ村で、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)の2人組が内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所を襲撃、1人を殺害した。

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍はシリア国民軍とともにアレッポ県北部各所を砲撃(2024年4月25日)

アレッポ県では、ANHA(4月25日付)によると、トルコ軍はシリア国民軍とともにシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアルカミーヤ村、マルアナーズ村に対して40発以上の砲弾で砲撃を行った。

トルコ軍はまた、スーガーニカ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍はまたマンビジュ市近郊のブワイヒジュ村を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するイドリブ革命家旅団のメンバー1人が死亡した。

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がアレッポ県西部でシリア軍の自爆型無人航空機(ドローン)1機を撃墜(2024年4月24日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、マアッルバリート村、バーラ村、ファッティーラ村、カフル・ウワイド村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯でシリア軍の自爆型無人航空機(ドローン)1機を撃墜した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, April 24, 2024、ANHA, April 24, 2024、‘Inab Baladi, April 24, 2024、Reuters, April 24, 2024、SANA, April 24, 2024、SOHR, April 24, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県マイーズィーラ村で、地元評議会元議長をダーイシュのスリーパーセルが暗殺(2024年4月24日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマイーズィーラ村で、地元評議会の元議長のジャースィム・アブドゥッラフマーン氏(通称「ディーゴール」)がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルによって暗殺された。

AFP, April 24, 2024、ANHA, April 24, 2024、‘Inab Baladi, April 24, 2024、Reuters, April 24, 2024、SANA, April 24, 2024、SOHR, April 24, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域民主自治局のアサーイシュがフール・キャンプで強襲作戦を実施、ダーイシュのメンバー25人を逮捕(2024年4月24日)

ハサカ県では、ANHA(4月24日付)によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が23日深夜から24日未明にかけてフール・キャンプで強襲作戦を実施、ダーイシュ(イスラーム国)の「傭兵」(メンバー)25人を逮捕し、隠し持っていた銃や弾薬を押収した。

AFP, April 24, 2024、ANHA, April 24, 2024、‘Inab Baladi, April 24, 2024、Reuters, April 24, 2024、SANA, April 24, 2024、SOHR, April 24, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊、マンビジュ市近郊を砲撃(2024年4月24日)

アレッポ県では、ANHA(4月24日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャッアーラ村、ラーダーリー村、タッル・リフアト市とシャイフ・イーサー村を結ぶ街道沿線を砲撃した。

トルコ軍はまた、シリア国民軍とともに、マンビジュ市北西のサイヤーダ村、ダンダニーヤ村を砲撃した。

AFP, April 24, 2024、ANHA, April 24, 2024、‘Inab Baladi, April 24, 2024、Reuters, April 24, 2024、SANA, April 24, 2024、SOHR, April 24, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県とラタキア県を自爆型無人航空機(ドローン)多数で攻撃、2人を殺害、3人を負傷させる(2024年4月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるハッバータ村一帯を自爆型無人航空機(ドローン)4機で、タカード村一帯を3機で攻撃、シャーム解放機構のメンバー1人を殺害、3人を負傷させた。

シリア軍はまた、アブザムー村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を自爆型無人航空機(ドローン)1機で攻撃、同機構のムアーウィヤ・ブン・アビー・サフヤーン旅団のメンバー1人が死亡した。

AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024などをもとに作成。

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アレッポ県北部でシリア軍とトルコ軍が砲撃戦を行い、シリア軍兵士4人が死傷(2024年4月23日)

アレッポ県では、ANHA(4月23日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のアウン・ダーダート村を砲撃した。

トルコ軍はまたタッル・リフアト市近郊のシャイフ・ハラール村、カフル・ナースィフ村、シャッアーラ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ軍がタッル・リフアト市近郊のウンム・クラー村、スムーカ村を砲撃、シリア軍兵士2人が死亡、2人が負傷した。

同監視団によると、これを受けて、シリア軍はトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つマーリア市郊外のトゥワイス村一帯を砲撃、2人を負傷させた。

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ラッカ県では、ANHA(4月23日付)によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局のラッカ市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

シリア人権監視団によると、爆発は、麻薬密輸業者らが収監されている「アフダース刑務所」に近いラッカ市北のタムウィーン地区で発生した。

AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ユーフラテス川東岸のスブハ村とダフラ村に集結するシリア民主軍と西岸に展開するシリア軍部隊が機関銃で撃ち合いに(2024年4月22日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のスブハ村とダフラ村に集結する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と、西岸に展開するシリア軍部隊が機関銃で撃ち合いとなった。

AFP, April 22, 2024、ANHA, April 22, 2024、‘Inab Baladi, April 22, 2024、Reuters, April 22, 2024、SANA, April 22, 2024、SOHR, April 22, 2024などをもとに作成。

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イスラエル占領下のゴラン高原に近いクナイトラ県カスィーバ村とクルキス村に設置されているシリア軍の検問所と、バカール検問所の3ヵ所が正体不明の武装集団の襲撃を受け、戦闘に(2024年4月22日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル占領下のゴラン高原に近いカスィーバ村とクルキス村に設置されているシリア軍の検問所と、バカール検問所の3ヵ所が正体不明の武装集団の襲撃を受け、戦闘となった。

AFP, April 22, 2024、ANHA, April 22, 2024、‘Inab Baladi, April 22, 2024、Reuters, April 22, 2024、SANA, April 22, 2024、SOHR, April 22, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県マアーッラト・ナアサーン村をドローン2機で攻撃し、シャーム解放機構のメンバー2人を殺害、農業労働者ら7人が負傷(2024年4月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村にあるシャーム解放機構の陣地と農業労働者が乗った車を自爆型無人航空機(ドローン)2機で攻撃し、シャーム解放機構のメンバー2人が死亡、農業労働者ら7人が負傷した。

シリア軍はまた、マアッルバリート村を砲撃した。

シャーム解放機構もシリア政府の支配下にあるカフルバッティーフ村を砲撃した。

AFP, April 22, 2024、ANHA, April 22, 2024、‘Inab Baladi, April 22, 2024、Reuters, April 22, 2024、SANA, April 22, 2024、SOHR, April 22, 2024などをもとに作成。

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ヒムス県タドムル市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍の陣地複数ヵ所がダーイシュの襲撃を受け、兵士3人死亡(2024年4月22日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍の陣地複数ヵ所がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、兵士3人が殺害された。

AFP, April 22, 2024、ANHA, April 22, 2024、‘Inab Baladi, April 22, 2024、Reuters, April 22, 2024、SANA, April 22, 2024、SOHR, April 22, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がラッカ県アイン・イーサー市近郊のマフラト村を砲撃(2024年4月22日)

ラッカ県では、ANHA(4月22日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマフラト村を砲撃した。

AFP, April 22, 2024、ANHA, April 22, 2024、‘Inab Baladi, April 22, 2024、Reuters, April 22, 2024、SANA, April 22, 2024、SOHR, April 22, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍所属と見られる戦闘機1機が占領下のゴラン高原近くで、「イランの民兵」が発進させたドローン1機を空対空ミサイルで撃墜(2024年4月21日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍所属と見られる戦闘機1機が占領下のゴラン高原近くで、「イランの民兵」が発進させた無人航空機(ドローン)1機を空対空ミサイルで撃墜した。

AFP, April 21, 2024、ANHA, April 21, 2024、‘Inab Baladi, April 21, 2024、Reuters, April 21, 2024、SANA, April 21, 2024、SOHR, April 21, 2024などをもとに作成。

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「イランの民兵」がハサカ県ハッラーブ・ジール村(ルマイラーン町近郊)に米軍(有志連合)が違法に設置している基地をドローンとロケット弾で攻撃、米軍が爆撃で対応:イラクのカターイブ・ヒズブッラーは関与を否定(2024年4月21日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」が北・東シリア地域民主自治の支配下にあり、米軍(有志連合)が違法に設置しているハッラーブ・ジール村(ルマイラーン町近郊)の基地を無人航空機(ドローン)1機で攻撃、米軍が迎撃し、これを撃墜した。

「イランの民兵」は、その後ハッラーブ・ジール村の基地に対してロケット弾複数発で攻撃を行った。

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これに関して、イラク治安情報細胞(ISMC)は、シリア国境に近いニーナワー県西部で攻撃に使われたと見られるロケット砲の発射装備などが発見されたと発表した。

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一方、ロイター通信(4月22日付)は、攻撃に使用されたロケット弾は5発で、イラクのニーナワー県のシリア国境に近いズンマール村に停車していた小型トラックから発射されたと伝えた。

また、イラクのヒズブッラー大隊とつながりがあるテレグラムのグループが、米主導の有志連合の駐留を終わらせるための協議に進展が見られなかったため、3ヵ月ぶりに攻撃を再開したとのポストをアップしたと付言した。

だが、ヒズブッラー大隊はテレグラムのアカウント(https://t.me/s/KHezbollah)を通じて、過去48時間にいかなる声明も発表していないとし、これを否定した。

ロイター通信(4月22日付)はさらに、米国の匿名関係者の話として、攻撃による米軍側に負傷者などはなかったとしたうえで、米軍航空機1機が砲弾発射地を爆撃したと伝えた

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RIAノーヴォスチ通信(4月1日付)は、攻撃がドローン1機とロケット弾4発によって行われたと伝えた。

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米主導の有志連合の貨物車輌など40輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、タッル・バイダル村の米軍基地に向かった。

AFP, April 21, 2024、ANHA, April 21, 2024、‘Inab Baladi, April 21, 2024、Reuters, April 21, 2024、April 22, 2024、SANA, April 21, 2024、SOHR, April 21, 2024などをもとに作成。

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