米中央司令部は「穏健な反体制派」の新規戦闘員70人がヌスラ戦線に降伏し、武器弾薬を引き渡したとの報道を否定(2015年9月23日)

米中央軍は、シリアに進入した「穏健な反体制派」新規戦闘員約70人(第30師団、新シリア軍)がアル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線に降伏、武器弾薬を引き渡したとの報道に関して、「そうした証拠を得ていない」と否定、有志連合が提供した武器弾薬は「新シリア軍」の管理下にある、と発表した。

Centcom, September 23, 2015などをもとに作成。 をもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市内の反体制勢力支配地域への攻勢を続ける(2015年9月23日)

アレッポ県では、シリア軍がSANA(9月23日付)によると、アレッポ市カルム・ジャバル地区、スライマーン・ハラビー地区、ラーシディーン地区、ラームーサ地区、ハーリディーヤ地区、ライラムーン地区、バニー・ザイド地区、サーフール地区、ブスターン・バーシャー地区に対して特殊作戦を行い、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、マンスーラ村、ハーン・アサル村、スバイハ村、カルーティーヤ村、フワイジーナ村、ジュッブ・サファー村、カッバーラ村、発電所団地、ブラート村、ナースィリーヤ村、アレッポ市記者協会地区一帯などを空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

ARA News(9月23日付)によると、シリア軍がハラク地区を空爆し、15人が死亡、数十人が負傷した。

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ダルアー県では、SANA(9月23日付)によると、ダルアー市マンシヤ地区、カラク地区、スィーバ地区、アルバイーン地区、ビラール・ハバーシー・モスク一帯、アバーズィード地区などで、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまたマンシヤ地区の複数の建物群を新たに制圧した。

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クナイトラ県では、SANA(9月23日付)によると、ハミーディーヤ村、ジュャバーター・ハシャブ村で、シリア軍がシリア・ムスリム同胞団の武装組織とされる「バイト・マクディス・イスラーム集団」、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(9月23日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフ市、カフルサジュナ村、イシュタブリク村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(9月23日付)によると、シリア軍がウカイリバート町、中カスタル村、ジュルーフ村、アトシャーン村、カフルズィーター市、ラターミナ町、サイヤード村を空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(9月23日付)によると、カフルラーハー市、サアン・アスワド村、ガントゥー市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、ARA News(9月23日付)が複数の活動家の話して、サルハド市で、バアス党スワイダー支部のシブルー・ジュヌード書記長が何者かによって暗殺された、と伝えた。

AFP, September 23, 2015、AP, September 23, 2015、ARA News, September 23, 2015、Champress, September 23, 2015、al-Hayat, September 24, 2015、Iraqi News, September 23, 2015、Kull-na Shuraka’, September 23, 2015、al-Mada Press, September 23, 2015、Naharnet, September 23, 2015、NNA, September 23, 2015、Reuters, September 23, 2015、SANA, September 23, 2015、UPI, September 23, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がタドムル市、ダイル・ザウル市郊外のダーイシュ(イスラーム国)拠点への爆撃を続ける(2015年9月23日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)支配下にあるタドムル市を空爆し、ダーイシュ戦闘員20人が死亡、また住民12人が空爆の巻き添えとなり死亡、数十人が負傷した。

空爆は、戦闘機、ヘリコプターによって終日行われ、ミサイル、「樽爆弾」数十発が投下され、市内のダーイシュの拠点1カ所などが標的となったという。

一方、SANA(9月23日付)によると、シリア軍がタドムル市および同市郊外の柑橘農園、シャーイル・ガス採掘所一帯、ウンム・タバービール村、タドムリーヤ村、カルヤタイン市、フワイスィース村を空爆・攻撃し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(9月23日付)によると、シリア軍がマリーイーヤ村を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、ムッラート村のダーイシュ拠点に対して特殊作戦を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(9月23日付)によると、ナアーム丘一帯、タッル・アラム村、アイン・サービル村、ラドワーニーヤ村、ライヤーン村、ジャッブール村、タッル・イスタブル村、トゥライディム村、アレッポ市東部航空士官学校一帯で、シリア軍がイスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(9月23日付)によると、ヒルバト・サアブ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(9月24日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がタッル・ブラーク町一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻略した。

また有志連合は、フール町一帯を空爆した。

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AFP(9月23日付)は、イラクの複数のメディア筋の話として、2014年末にダーイシュ(イスラーム国)によって拉致されたクルド人カメラマンのマスウード・ウカイル氏(イラク・クルディスタン地域のルダーウ・ネットのカメラマン)が、ダーイシュと西クルディスタン移行期民政局との捕虜交換により釈放されたと伝えた。

ウカイル氏は、2014年末に同僚とともにダーイシュに拉致されていたが、同僚の消息は不明だという。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月23日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は4回で、ハサカ市近郊(2回)、ラッカ市近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, September 23, 2015、AP, September 23, 2015、ARA News, September 23, 2015、September 24, 2015、Champress, September 23, 2015、al-Hayat, September 24, 2015、Iraqi News, September 23, 2015、Kull-na Shuraka’, September 23, 2015、al-Mada Press, September 23, 2015、Naharnet, September 23, 2015、NNA, September 23, 2015、Reuters, September 23, 2015、SANA, September 23, 2015、UPI, September 23, 2015などをもとに作成。

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米国防総省は、シリア領内の爆撃で謎のアル=カーイダ系組織「ホラサン」のフランス人メンバーを殺害したと発表(2015年9月23日)

米国防総省は、アレッポ市近郊での有志連合の空爆で、アル=カーイダ系組織「ホラサン」のメンバーの一人でフランス人のダヴィド・ドゥルジョン氏を殺害したことを確認した、と発表した。

ドゥルジョン氏は爆弾製造の専門家だという。

また有志連合は、イラク領内での空爆により、ダーイシュ(イスラーム国)司令官の一人のアブー・バクル・トゥルクマーニー氏も殺害したとという。

AFP, September 23, 2015、AP, September 23, 2015、ARA News, September 23, 2015、Champress, September 23, 2015、al-Hayat, September 24, 2015、Iraqi News, September 23, 2015、Kull-na Shuraka’, September 23, 2015、al-Mada Press, September 23, 2015、Naharnet, September 23, 2015、NNA, September 23, 2015、Reuters, September 23, 2015、SANA, September 23, 2015、UPI, September 23, 2015などをもとに作成。

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シリア治安筋「ロシアから新たに供与された無人航空機を初めて実戦投入し、過激派への攻撃を実施」(2015年9月23日)

AFP(9月23日付)は、シリアの治安筋の話として、シリア軍が23日(水曜日)に、ロシアから新たに供与された無人航空機を初めて実戦に投入し、「シリア北部および東部の過激派」に対する攻撃を行った、と伝えた。

空爆場所、攻撃対象となった「過激派」の詳細については明らかにしなかった。

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インテルファクス(9月23日付)は、リヤード・ハッダード駐ロシア・シリア大使がロシア軍のシリアでの軍備増強について歓迎の意を示したと伝えた。

ハッダード大使は「ロシアが同意すれば、シリアはこうした措置を歓迎する。なぜなら、それは我が領内におけるテロとの戦いが目的だからだ」と述べたという。

AFP, September 23, 2015、AP, September 23, 2015、ARA News, September 23, 2015、Champress, September 23, 2015、al-Hayat, September 24, 2015、Interfax, September 23, 2015、Iraqi News, September 23, 2015、Kull-na Shuraka’, September 23, 2015、al-Mada Press, September 23, 2015、Naharnet, September 23, 2015、NNA, September 23, 2015、Reuters, September 23, 2015、SANA, September 23, 2015、UPI, September 23, 2015などをもとに作成。

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ケリー国務長官「ロシア軍の介入は紛争をさらに悪化させ、シリア領内で有志連合との衝突のリスクを高める」(2015年9月23日)

ジョン・ケリー米国務長官は、イタリア紙『ラ・スタンパ』のインタビューに応じ、ロシアによるシリアへの軍事・技術支援強化に関して、「こうした行動は紛争をさらなる悪化させ、より多くの無実の人々の犠牲をもたらし、難民の流出を増加させ、シリア領内でダーイシュ(イスラーム国)と戦う有志連合との衝突のリスクを高める」と述べた。

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ジョン・カービー米国務報道官は、ロシアによるシリアへの軍事・技術支援増強やアサド政権退陣似関して「1日とか1ヶ月以内とかである必要はない」と述べたジョン・ケリー国務長官の発言に関して、改めて懸念と不快感を示した。

カービー報道官は「ロシアがシリアで行っていることに対する我々の姿勢、懸念は変わらない…。ケリー国務長官の発言は明白なものだ。我々はロシアがダーイシュ(イスラーム国)との戦いにおいて建設的な役割を果たすことを歓迎する。しかし、アサドの安全を確保するのであれば、それは紛争を停止させるためのいかなる真摯な努力とも矛盾する」と述べた。

AFP, September 23, 2015、AP, September 23, 2015、ARA News, September 23, 2015、Champress, September 23, 2015、al-Hayat, September 24, 2015、Iraqi News, September 23, 2015、Kull-na Shuraka’, September 23, 2015、al-Mada Press, September 23, 2015、Naharnet, September 23, 2015、NNA, September 23, 2015、Reuters, September 23, 2015、SANA, September 23, 2015、UPI, September 23, 2015などをもとに作成。

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シリア領内に進入したばかりの「穏健な反体制派」戦闘員75人がアル=カーイダ系組織のヌスラ戦線に降伏し、武器弾薬を提供(2015年9月22日)

『テレグラフ』(9月22日付)は、トルコ領内で米国の軍事教練を受け、シリア領内に派遣されたばかりの「穏健な反体制派」戦闘員からなる第30(歩兵)師団が21日夜、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線に降伏し、武器弾薬を提供したと伝えた。

ヌスラ戦線に降伏したとのは、シリア人権監視団は19日にシリア領に進入したと発表した「穏健な反体制派」戦闘員75人と思われる。

同監視団によると、この新たな「穏健な反体制派」戦闘員は、トルコ領内の基地で、米、英、トルコ軍から軍事教練を受け、18日深夜から19日にかけて、軽火器を装備した車輌12輌に分乗し、有志連合が航空支援するなか、アレッポ県バーブ・サラーマ国境通行所を通過してシリア領内(米トルコ領政府が設置合意した「安全地帯」)に進入していたという。

『テレグラフ』によると、アブー・ファフド・トゥーニスィーを名乗るヌスラ戦線メンバーがツイッターで、「米国への強打…昨日進入した第30師団の新たなグループは、ヌスラ戦線にすべての武器を手渡し、安全に脱出することを許された」、「彼らは大量の弾薬、中火器、何台ものピックアップカーを手渡した」と綴ったという。

また、ヌスラ戦線メンバーだというアブー・ハッターブ・マクディスィーを名乗る人物は、第30師団司令官のアナス・イブラーヒーム・ウバイド氏がヌスラ戦線に対して、自分は武器が必要だったので有志連合を騙したと説明している、と綴った。

「彼は、第30師団、有志連合、そして自分を教練した人々との絶縁を表明する…声明を出すと約束した」、「彼はまた大量の武器をヌスラ戦線に提供した」と綴っている。

なお、第30(歩兵)師団師団を名乗る「穏健な反体制派」戦闘員は、7月半ばに54人が第1陣としてトルコ領内からシリアに進入したが、7月末にアレッポ県アフリーン市郊外でヌスラ戦線によって司令官らを捕捉され、拠点を攻撃され、壊滅状態に陥っていた。

米中央軍のロイド・オースティン司令官(陸軍大将)は9月16日、米議会上院の軍事委員会で、トルコ領内で米軍が軍事教練したシリアの「穏健な反体制派」の戦闘員54人のうち、シリア領内でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘に従事しているのが「4、5人」しかいないと証言した。

The Telegraph, September 23, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市の反体制派支配地域への攻勢を開始(2015年9月22日)

アレッポ県では、ARA News(9月22日付)によると、シリア軍がアレッポ市サラーフッディーン地区の前線、アシュラフィーヤ地区の前線などに軍備を増強、空爆を激化させ、ラーシディーン地区、ハラブ・ジャディーダ地区でシャーム戦線と激しく交戦した。

一方、SANA(9月22日付)によると、アレッポ市ブスターン・バーシャー地区、カルム・ジャバル地区、カッラーサ地区、シャイフ・サイード地区、カーディー・アスカル地区、マシュハド地区、ラーシディーン地区、サーリヒーン地区、バニー・ザイド地区、カルム・カーティルジー地区、シャッアール地区、ハーン・アサル村、ハワービー・アサル村、マンスーラ村、アズィーザ村で、シリア軍がタウヒード旅団、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの鷹旅団、イスラーム軍などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、ARA News(9月22日付)によると、ヒムス市ザフラー地区で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、12人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(9月22日付)によると、東グータ地方西部山岳部でイスラーム軍との交戦を続け、同地の尾根一帯を制圧した。

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ラタキア県では、SANA(9月22日付)によると、シリア軍がラウダ村の反体制武装集団拠点を攻撃し、チェチェン人15人を含む20人を殲滅した。

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クナイトラ県では、SANA(9月22日付)によると、ハミーディーヤ村、アブー・シャトバ村、ジュャバーター・ハシャブ村、ハーン・アルナバ市、ハドル村、タルジャナ村東部のアマル農場、ハラファー村、西サムダーニーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(9月22日付)によると、シリア軍がマアッラト・ヌウマーン市、タルマラ村、カフルナブル村、ハザーリーン村、マアッルディブサ村の反体制武装集団拠点を空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(9月22日付)によると、シリア軍がラターミナ町、カフルズィータ市の反体制武装集団拠点を空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、バフサ村で反体制武装集団と交戦した。

AFP, September 22, 2015、AP, September 22, 2015、ARA News, September 22, 2015、Champress, September 22, 2015、al-Hayat, September 23, 2015、Iraqi News, September 22, 2015、Kull-na Shuraka’, September 22, 2015、al-Mada Press, September 22, 2015、Naharnet, September 22, 2015、NNA, September 22, 2015、Reuters, September 22, 2015、SANA, September 22, 2015、UPI, September 22, 2015などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市東部、タドムル市でダーイシュへの攻勢を続ける(2015年9月22日)

アレッポ県では、SANA(9月22日付)によると、アレッポ市東部航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(9月22日付)によると、タドムル市およびその一帯をシリア軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 22, 2015、AP, September 22, 2015、ARA News, September 22, 2015、Champress, September 22, 2015、al-Hayat, September 23, 2015、Iraqi News, September 22, 2015、Kull-na Shuraka’, September 22, 2015、al-Mada Press, September 22, 2015、Naharnet, September 22, 2015、NNA, September 22, 2015、Reuters, September 22, 2015、SANA, September 22, 2015、UPI, September 22, 2015などをもとに作成。

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カービー米国務省報道官「我々はYPGをテロ組織とはみなさない」(2015年9月22日)

ジョン・カービー米国務省報道官は「我々は人民防衛隊(YPG)をテロ組織とはみなさない。彼らはシリアでのダーイシュ(イスラーム国)との戦いで成功を収めた」と述べた。

また「我々はこのテロ組織と戦う戦闘員との協力を続ける。我々はこの組織に対する勝利を実現するために彼らへの支援を行う」と付言した。

人民防衛隊は、ハサカ県、アレッポ県で自治を行う西クルディスタン移行期民政局の武装部隊で、民政局を主導するクルド民族主義政党の民主統一党は、トルコのクルディスタン労働者党(PKK)と「姉妹関係」にあるとされ、密接な関係を維持している。

なお、米国は、トルコとともにこのPKKをテロ組織に指定している。

ARA News(9月22日付)が伝えた。

AFP, September 22, 2015、AP, September 22, 2015、ARA News, September 22, 2015、Champress, September 22, 2015、al-Hayat, September 23, 2015、Iraqi News, September 22, 2015、Kull-na Shuraka’, September 22, 2015、al-Mada Press, September 22, 2015、Naharnet, September 22, 2015、NNA, September 22, 2015、Reuters, September 22, 2015、SANA, September 22, 2015、UPI, September 22, 2015などをもとに作成。

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シリア軍匿名高官は、戦闘機5機を含む軍事支援物資が18日にラタキア県の軍事基地に到着したことを認める(2015年9月22日)

シリア軍の匿名高官は、AFP(9月22日付)に対して、ロシア軍戦闘機5機などからなるロシアからの軍事支援物資が今月18日、ラタキア県の軍事基地に到着したと述べた。

同高官によると、シリア軍はまた、照準器、誘導式ミサイルなど「ダーイシュ(イスラーム国)と戦うための高性能の軍装備品も受け取り、これらの兵器は、すでにダイル・ザウル市、ラッカ市でのダーイシュ(イスラーム国)に対する作戦に配備されているという。

これに関して、シリア人権監視団は、AFP(9月22日付)に対し、ロシアから供与された軍装備品のなかには、無人偵察機が含まれており、これによりシリア軍の地上部隊、航空部隊はより正確な攻撃ができるようになるだろう、と述べた。

同監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、シリア軍がタドムル市一帯に行った空爆に関して、ダーイシュ戦闘員少なくとも38人が殲滅されたとしたうえで、「シリア軍へのモスクワからの武器供与で…、出撃回数は増加しており、空爆はより正確になっている」と指摘した。

AFP, September 22, 2015、AP, September 22, 2015、ARA News, September 22, 2015、Champress, September 22, 2015、al-Hayat, September 23, 2015、Iraqi News, September 22, 2015、Kull-na Shuraka’, September 22, 2015、al-Mada Press, September 22, 2015、Naharnet, September 22, 2015、NNA, September 22, 2015、Reuters, September 22, 2015、SANA, September 22, 2015、UPI, September 22, 2015などをもとに作成。

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ペトレウス元CIA長官「シリアは「地政学的チェルノブイリ」となり…シリア衰退の悪影響は長期間にわたって残るだろう」(2015年9月22日)

デイヴィッド・ペトレウス元CIA長官は、米上院の軍事委員会に参考人として出席し、米国がシリア軍による樽爆弾投下を阻止するために飛行禁止空域を設置すべきだと証言した。

ペトレウス元長官は、有志連合による作戦が充分な効果をあげていないとする一方、シリアでの紛争が「地政学的チェルノブイリ」になると指摘、「シリア衰退の悪影響は長期間にわたって残るだろう…。この戦闘が長く続くことを許すたびに、その損害はより深刻なものとなる」と述べた。

『ハヤート』(9月23日付)が伝えた。

AFP, September 22, 2015、AP, September 22, 2015、ARA News, September 22, 2015、Champress, September 22, 2015、al-Hayat, September 23, 2015、Iraqi News, September 22, 2015、Kull-na Shuraka’, September 22, 2015、al-Mada Press, September 22, 2015、Naharnet, September 22, 2015、NNA, September 22, 2015、Reuters, September 22, 2015、SANA, September 22, 2015、UPI, September 22, 2015などをもとに作成。

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「穏健な反体制派」の新規戦闘員70人が米国などの教練を終え、シリアに入国(2015年9月21日)

米中央軍(CENTCOM)は、有志連合が有志連合の教練プログラムを修了した戦闘員約70人が、武器・装備を携帯して無事シリアに入国し、「新シリア軍」(New Syrian Forces、NSF)として作戦を遂行中だと発表した。

合同司令部発表によると、戦闘員約70人は、有志連合の支援のもと、「入念な検査を経た(vetted)反体制武装集団」(「穏健な反体制派」のこと)とともに、ダーイシュと戦うことになる、という。

また、彼らは、ダーイシュによって支配されている地域のうちの1万7,000平方キロの奪還を達成した、シリアのクルド人(西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のこと)、スンナ派アラブ人、およびその他の反ダーイシュ勢力の戦列に加わり、また「新シリア軍」は有志連合の指揮を受けずに活動する、という。

Centcom, September 21, 2015をもとに作成。

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ザバダーニー市地元評議会は一時停戦合意を受けて声明を出し、ファトフ軍の努力と犠牲に謝意(2015年9月21日)

ザバダーニー市地元評議会は声明を出し、イドリブ県のフーア市、カファルヤー町攻略に向けた戦闘を続けたファトフ軍に対して、「ザバダーニー救済のために行った努力と犠牲に感謝する」とする声明を発表した。

Kull-na Shuraka', September 22, 2015
Kull-na Shuraka’, September 22, 2015

AFP, September 22, 2015、AP, September 22, 2015、ARA News, September 22, 2015、Champress, September 22, 2015、al-Hayat, September 23, 2015、Iraqi News, September 22, 2015、Kull-na Shuraka’, September 22, 2015、al-Mada Press, September 22, 2015、Naharnet, September 22, 2015、NNA, September 22, 2015、Reuters, September 22, 2015、SANA, September 22, 2015、UPI, September 22, 2015などをもとに作成。

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YPGとシャーム戦線(≒シャーム自由人イスラーム運動?)が、シリア政府支配地域とを結ぶ通行所開放の是非をめぐって、アレッポ市シャイフ・マクスード地区で交戦(2015年9月21日)

アレッポ県では、ARA News(9月22日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とシャーム戦線が交戦し、両組織の狙撃兵が同地区にいたる幹線道路沿いに展開し、交通が遮断した。

シャイム・マクスード地区は、クルド人住民が多く、西クルディスタン移行期民政局が実効支配している地区。

アリー・ガザールを名乗るアレッポ市の活動家はARA Newsに対し、人民防衛隊とシャーム戦線の間は緊張は、前者がシリア政府支配地域と反体制武装集団支配地域の間に位置するジャズィーラ通行所を数日前に開放しようとしたことで一気に高まっていたと述べた。

また、通行所開放に対して、シャーム戦線やその他の武装集団が拒否の姿勢を示すと、人民防衛隊は、反体制武装集団支配地域に面するシャイフ・マクスード地区西部一帯に狙撃手を配備し、アレッポ県北部とアレッポ市内の反体制武装集団支配地域を結ぶカースティールー街道を遮断、事態は戦闘に発展し、住民らにも被害が出たという。

これに関して、クッルナー・シュラカー(9月23日付)は、シャーム戦線ではなく、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、アレッポ市シャイフ・マクスード地区一帯で激しく交戦したと伝えた。

同サイトによると、人民防衛隊は、アレッポ県北部とアレッポ市内を結ぶ唯一の街道に狙撃兵を展開させ、道路を封鎖する一方、シャーム自由人イスラーム運動もアレッポ市内から市外への車の移動を禁止し、対抗しているという。

複数の活動家は、クッルナー・シュラカーに対し、人民防衛隊(西クルディスタン移行期民政局)が、シリア軍(シリア政府)との合意のもとに、シャイフ・マクスード地区からアレッポ市内のシリア政府支配地域への車での移動を許可したことに、シャーム自由人イスラーム運動が反発したことが戦闘のきっかけだったの述べた。

また、戦闘激化を受け、西クルディスタン移行期民政局は、シリア軍のシャイフ・マクスード地区への進入をシリア政府側と合意、シリア軍部隊の進入を認めたとの情報も流れているという。

「シャーム戦線」は、「命じられるままに進め連合」、ムジャーヒディーン軍、ヌールッディーン・ザンキー運動、アサーラ・ワ・タンミヤ運動からなる武装組織で、米トルコ両政府が設置合意した「安全地帯」では、ダーイシュ(イスラーム国)と戦い、米国からは「穏健な反体制派」と目されている。

一方、シャーム自由人イスラーム運動は、アル=カーイダの元メンバーらが結成したジハード主義武装集団。

組織としてはアル=カーイダとの関係を否定しているが、イドリブ県などを中心にアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構と共闘している。

その一方で、ダマスカス郊外県ザバダーニー市一帯では、地元の武装集団と共闘、またアレッポ県では「穏健な反体制派」のシャーム戦線と共闘している。

AFP, September 22, 2015、AP, September 22, 2015、ARA News, September 22, 2015、Champress, September 22, 2015、al-Hayat, September 23, 2015、Iraqi News, September 22, 2015、Kull-na Shuraka’, September 22, 2015、September 23, 2015、al-Mada Press, September 22, 2015、Naharnet, September 22, 2015、NNA, September 22, 2015、Reuters, September 22, 2015、SANA, September 22, 2015、UPI, September 22, 2015などをもとに作成。

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イスラエルのネタニヤフ首相がロシアのプーチン大統領と会談「イスラエル軍とロシア軍のあらゆる誤解を回避することが私の目的」(2015年9月21日)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はロシアを訪問し、首都モスクワでヴラジミール・プーチン大統領と会談した。

ネタニヤフ首相は会談前に声明を出し「我々の政策を明示するためここ(ロシア)を訪れ、我々の軍との間に誤解が生じないようすることがきわめて重要だ」と表明した。

ネタニヤフ首相はまた、シリアとイスラエルによるヒズブッラーへの武器供与を停止させることが重要だと付言、両国がイスラエルに対する「第2戦線」を開こうとしていると批判した。

プーチン大統領との会談後、ネタニヤフ首相は、不意の交戦を回避するため、ロシアとイスラエルがシリアをめぐるそれぞれの軍事行動を調整していくことになると述べたうえで、「イスラエル軍とロシア軍のあらゆる誤解を回避することが私の目的だった」と改めて表明した。

これに対して、ロシアのメディアによると、プーチン大統領は、イスラエルに対して「ロシアの対中東政策が常に充分な検討を加えられている」ことを強調するとともに、以下の通り述べ、シリアにイスラエルを攻撃する意思がないことを説明したという。

「我々は、シリア軍、そしてシリア全般が、第2戦線を開くことができない状態にあることを知っている。シリアは自国の独立を維持しようとしているだけだ」。

イスラエル首相府広報局によると、会談では、シリア国内におけるロシア軍の展開状況のほか、シリアの海岸地域における軍備増強とヒズブッラーなど「テロ組織」への武器供与がイスラエルに及ぼす脅威について意見が交わされたという。

AFP, September 21, 2015、AP, September 21, 2015、ARA News, September 21, 2015、Champress, September 21, 2015、al-Hayat, September 22, 2015、Iraqi News, September 21, 2015、Kull-na Shuraka’, September 21, 2015、al-Mada Press, September 21, 2015、Naharnet, September 21, 2015、NNA, September 21, 2015、Reuters, September 21, 2015、SANA, September 21, 2015、UPI, September 21, 2015などをもとに作成。

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アレッポ市の反体制派支配地域をシリア軍が爆撃・砲撃し、約30人が死亡(2015年9月21日)

アレッポ県では、シリア軍がシリア人権監視団によると、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市シャッアール地区を地対地ミサイルなどで砲撃し、少なくとも18人が死亡、数十人が負傷した。

シリア軍はまたアンサーリー地区に対して「樽爆弾」を投下し、住民11人が死亡したという。

一方、SANA(9月21日付)によると、アレッポ市ライラムーン地区、バニー・ザイド地区、アンサーリー地区、ブスターン・バーシャー地区、シャッアール地区、ハーン・アサル村、ワディーヒー村、カフルナーハー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、バドル殉教者旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダーヒヤト・アサド町郊外で、シリア軍がジハード主義武装集団(イスラーム軍)と交戦し、戦闘員4人が死亡した。

またカラムーン地方無人地帯では、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団がヒズブッラー戦闘員と交戦し、ヒズブッラー戦闘員1人が死亡した。

一方、SANA(9月21日付)によると、シリア軍が東西グータ地方でイスラーム軍、イスラーム旅団、アジュナード・シャーム・イスラーム連合の拠点を攻撃し、戦闘員61人以上を殲滅した。

シリア軍が攻撃を行ったのは、ドゥーマー市西部郊外(ハラスター市郊外北東部方面)、ハラスター市、ドゥーマー市、サクバー市、ジスリーン町、ハズラマー村、ナシャービーヤ町、ダイル・アサーフィール市農場地帯、アルバイン市、ダーライヤー市など。

シリア軍はまた、タッル市郊外のタルフィーター村無人地帯でも特殊作戦を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(9月21日付)によると、シリア軍がダルアー市内マンシヤ地区で反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団を殲滅し、同地区内の10の建物群を制圧した。

シリア軍はまた、アッバースィーヤ地区、難民キャンプ地区、ビラール・ハバシー・モスク一帯、郵便局一帯、アンタル丘、サイダー町、ビータール農場北部で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(9月21日付)によると、ハミーディーヤ村、ラワーディー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(9月21日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、ザーヒヤ村、シャフルーラ村にあるシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、戦闘員24人を殲滅した。

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ヒムス県では、SANA(9月21日付)によると、シリア軍がラスタン市を空爆するととも、フーシュ・ザバーディー村、イッズッディーン村、サリーム村で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(9月21日付)によると、シリア軍がフライカ村を空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 21, 2015、AP, September 21, 2015、ARA News, September 21, 2015、Champress, September 21, 2015、al-Hayat, September 22, 2015、Iraqi News, September 21, 2015、Kull-na Shuraka’, September 21, 2015、al-Mada Press, September 21, 2015、Naharnet, September 21, 2015、NNA, September 21, 2015、Reuters, September 21, 2015、SANA, September 21, 2015、UPI, September 21, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダーイシュの中心拠点ラッカ市各所を、有志連合がアレッポ市北部のダーイシュの兵站路をそれぞれ爆撃(2015年9月21日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラッカ市内のナイーム地区、カーディスィーヤ交差点一帯などを6回にわたり空爆した。

一方、SANA(9月21日付)によると、シリア軍がラッカ市内各所のダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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アレッポ県では、ARA News(9月21日付)によると、有志連合が県北部(「安全地帯」)のアフティームッラート村・タラーリーン村間のダーイシュ(イスラーム国)の兵站路を空爆した。

一方、SANA(9月21日付)によると、アレッポ市東部航空士官学校一帯、クワイリス航空基地近郊のラスム・アブド村、ダイル・ハーフィル市で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市労働者住宅地区(タフトゥーフ地区)で少年1人がダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる狙撃手に撃たれ、死亡した。

またハリータ村では、シリア軍の空爆により男性1人が死亡、またムッラート村に対する空爆でも子供2人を含む5人が死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ラアス・アイン市郊外に仕掛けられた爆弾2発が相次いで爆発し、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュ隊員1人を含む4人が死亡した。

また、ARA News(9月21日付)によると、有志連合がシャッダーディー市、マルカダ町のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(9月21日付)によると、アブー・タッラーハ村、ハダス村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、トゥワイナーン村、タドムル市、カルヤタイン市、カディーム村を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(9月22日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団が、アフガン服の着用を拒んだ男性を殺害した。

AFP, September 21, 2015、AP, September 21, 2015、ARA News, September 21, 2015、September 22, 2015、Champress, September 21, 2015、al-Hayat, September 22, 2015、Iraqi News, September 21, 2015、Kull-na Shuraka’, September 21, 2015、al-Mada Press, September 21, 2015、Naharnet, September 21, 2015、NNA, September 21, 2015、Reuters, September 21, 2015、SANA, September 21, 2015、UPI, September 21, 2015などをもとに作成。

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米政府匿名筋「ロシア軍がシリア領空での無人航空機による偵察活動を開始した」、「ロシアがシリアに戦闘機28機を配備した」(2015年9月21日)

ロイター通信(9月21日付)は、2人の米政府匿名筋の話として、ロシア軍がシリア領空での無人航空機による偵察活動を開始した、と伝えた。

同匿名筋によると、この偵察活動は、ラタキア市近郊の軍事基地を発進したと思われる航空機によって行われ、この航空機は、ロシアが最近になって、戦闘機、戦闘ヘリコプター、歩兵部隊などとともにシリア領内に配備したものだという。

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AFP(9月21日付)は、複数の米政府筋の話として、ロシアがシリアに戦闘機28機を配備したと伝えた。

配備されたのは、Su-24戦闘機12機、Su-25戦闘爆撃機12機を含む戦闘機・戦闘爆撃機28機、攻撃・輸送用ヘリコプター20機などだという。

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一方、米民間情報機関のストラトフォーとオールソース社は、ラタキア県の「バースィル・アサド航空基地」(バースィル・アサド国際空港内のフマイミーム航空基地)上空から撮影された衛星写真を公開し、ロシア軍戦闘機16機が配備されている様子が確認できると発表した。

この衛星写真は9月20日に撮影されたもので、オールソース社の専門家によると、写真に写っている戦闘機16機のうち4機はSu-30、残る12機はSu-25だという。

写真にはまた、Mi-24攻撃ヘリコプター6機なども写っているという。

Stratfor/Allsource, September 21, 2015
Stratfor/Allsource, September 21, 2015

 

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これに関して、クッルナー・シュラカー(9月21日付)は、シリア軍が保有していないSu-30と思われる戦闘機4機と大型貨物航空機がヒムス県北部上空を通過とする映像が活動家の間で回付されていると伝え、その映像(https://www.youtube.com/watch?v=St_zPKmtB10&feature=youtu.be)を公開した。

Kull-na Shuraka', September 21, 2015
Kull-na Shuraka’, September 21, 2015

 

AFP, September 21, 2015、AP, September 21, 2015、ARA News, September 21, 2015、Champress, September 21, 2015、al-Hayat, September 22, 2015、Iraqi News, September 21, 2015、Kull-na Shuraka’, September 21, 2015、al-Mada Press, September 21, 2015、Naharnet, September 21, 2015、NNA, September 21, 2015、Reuters, September 21, 2015、SANA, September 21, 2015、UPI, September 21, 2015などをもとに作成。

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アレッポ市マイダーン地区、サイイド・アリー地区を反体制武装集団が砲撃し、住民14人が死亡、33人が負傷、またダマスカス県のロシア大使館一帯を砲撃(2015年9月20日)

アレッポ県では、SANA(9月20日付)によると、アレッポ市マイダーン地区、サイイド・アリー地区に、「テロリスト」が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、住民14人が死亡、33人が負傷した。

アレッポ県警察によると、マイダーン地区に対する砲撃はバニー・ザイド地区から、サイイド・アリー地区に対する砲撃はバーブ・ハディード地区から行われたという。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍は、アレッポ市ハーリディーヤ地区、カフルナーン村のジハード主義武装集団に対して砲撃を加えた。

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ダマスカス県では、『ハヤート』(9月22日付)によると、マズアラ地区のロシア大使館を狙ったと思われる迫撃砲弾複数発が着弾した。

ロシア外務省によると、迫撃砲弾は、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が支配下に置くジャウバル地区から発射されたという。

ロシア外務省は声明で「我々は、ダマスカスのロシアの外交使節に対する犯罪的な砲撃を非難する。我々は、国際社会のすべての成員に、こうしたテロに対して明確な姿勢を取るよう期待する」と発表した。

この迫撃砲攻撃に関して、『ハヤート』(9月22日付)は、シリア政府への軍事・技術支援強化を行ったロシアに対する反体制派からの「メッセージ」だと伝えた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がズィヤーラ町、マンスーラ村、ハミーディーヤ村を8回にわたり空爆、またハムル丘一帯を「樽爆弾」で攻撃した。

一方、SANA(9月20日付)によると、フナイフィス村一帯をシリア軍が空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が東グータ地方のマルジュ地区を4回空爆、またダーライヤー市を「樽爆弾」23発を投下するなどして、空爆した。

シリア軍はまたアルバイン市を空爆し、4人が死亡、ハラスター市も空爆を受けた。

一方、SANA(9月20日付)によると、シリア軍がイスラーム軍との交戦の末、ハラスター市を通る国際幹線道路を見下ろすことができるアブー・ザイド丘北部(カサーラート村)を制圧した。

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ダルアー県では、SANA(9月20日付)によると、ヌアイマ村、ズィムリーン村東部、サムリーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(9月20日付)によると、マスハラ丘で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(9月20日付)によると、ヒムス市ザフラー地区でシリア軍兵士が運転する車に仕掛けられた爆弾が爆発し、乗っていた兵士1人が死亡、3人が負傷した。

一方、SANA(9月20日付)によると、タルビーサ市、スルターニーヤ村周辺、ファルハーニーヤ村、ウンム・シャルシューフ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 20, 2015、AP, September 20, 2015、ARA News, September 20, 2015、Champress, September 20, 2015、al-Hayat, September 21, 2015、September 22, 2015、Iraqi News, September 20, 2015、Kull-na Shuraka’, September 20, 2015、al-Mada Press, September 20, 2015、Naharnet, September 20, 2015、NNA, September 20, 2015、Reuters, September 20, 2015、SANA, September 20, 2015、UPI, September 20, 2015などをもとに作成。

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シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)がヒムス県中部、アレッポ市東部で交戦(2015年9月20日)

ヒムス県では、SANA(9月20日付)によると、シャーイル山(ハマー県)西部一帯、タドムル市、ジャズル・ガス採掘所一帯、スフナ市、カルヤタイン市、ウンク・ハワー村、ラッフーム村のダーイシュ(イスラーム国)拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の包囲を受けるクワイリス航空基地一帯に対して「樽爆弾」を投下するなどして空爆を行った。

AFP, September 20, 2015、AP, September 20, 2015、ARA News, September 20, 2015、Champress, September 20, 2015、al-Hayat, September 21, 2015、Iraqi News, September 20, 2015、Kull-na Shuraka’, September 20, 2015、al-Mada Press, September 20, 2015、Naharnet, September 20, 2015、NNA, September 20, 2015、Reuters, September 20, 2015、SANA, September 20, 2015、UPI, September 20, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県のタイバ村、カナーキル市でもシリア軍と地元武装集団が停戦(2015年9月20日)

『ハヤート』(9月21日付)は、ザバダーニー市、フーア市、カファルヤー町での一時停戦に続くかたちで、ダマスカス郊外県のタイバ村でも一時停戦が発効したと伝えた。

タイバ村は、シリア軍がこれまでにもたびたび制圧に向けて進攻を試みてきたが、発効した停戦合意は、①シリア軍がタイバ村一帯からの撤退、②地元の戦闘員による自治などを骨子とするという。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(9月21日付)によると、ザバダーニー市、フーア市・カファルヤー町(イドリブ県)での一時停戦に続くかたちかたちで、カナーキル村でもシリア軍と反体制武装集団が停戦に合意した。

シリア政府に近い複数の消息筋によると、この停戦合意を受け、カナーキル村の若者約500人が(シリア政府との)和解に応じ、投降した。

しかし、シリア軍消息筋は、クッルナー・シュラカー(9月21日付)に対して、投降した若者は70人にも達しておらず、武器の引き渡しも行われなかった、と述べている。

Kull-na Shuraka', September 21, 2015
Kull-na Shuraka’, September 21, 2015

AFP, September 20, 2015、AP, September 20, 2015、ARA News, September 20, 2015、Champress, September 20, 2015、al-Hayat, September 21, 2015、Iraqi News, September 20, 2015、Kull-na Shuraka’, September 20, 2015、September 21, 2015、al-Mada Press, September 20, 2015、Naharnet, September 20, 2015、NNA, September 20, 2015、Reuters, September 20, 2015、SANA, September 20, 2015、UPI, September 20, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県ザバダーニー市、イドリブ県フーア市、カファルヤー町の住民避難に向けた3度目の一時停戦が発効(2015年9月20日)

『ハヤート』(9月21日付)などによると、ダマスカス郊外県ザバダーニー市一帯、イドリブ県フーア市、カファルヤー町で、戦闘員の安全な脱出や住民の避難に向けた最終交渉を行うための3度目となる一時停戦が20日正午に発効した。

シリア人権監視団によると、この一時停戦により、ザバダーニー市、フーア市、カファルヤー町では、完全に戦闘が停止したという。

一方、ムタッズ・シャクラブを名乗る活動家は、Elaph.com(9月21日付)に対して、この停戦合意をファトフ軍が完全に拒否しているほか、イドリブ県ビンニシュ市で停戦合意への署名拒否を求めるデモが行われたが、交渉は続けられていると述べた。

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Elaph.com(9月21日付)は、この停戦合意案の内容についての情報を入手したと伝え、その詳細を明らかにした。

それによると、停戦合意は、①戦闘停止、②具体的な合意の実施、という2段階からなっている、という。

実施合意の詳細は以下の通り:

1.合意は、以下の地域における戦闘停止について定める。a)南部:ザバダーニー市、マダーヤー町、ブカイン市、スィルガーヤー町、およびこれらの市町周辺の軍事地区。b)北部:フーア市、カファルヤー町、ビンニシュ市、タフタナーズ市、トゥウーム村、マアッラトミスリーン市、イドリブ市、ラーム・ハムダーン村、ザルダーナー市、シャラフ村。
2. ザバダーニー市からすべての戦闘員と、退去を望む戦闘員の家族が退去する。
3. 退去した戦闘員およびその家族の行く先はイドリブ県のみとする。
4. イラン政府は、レバノン政府とともに、レバノンに不法出国をしたザバダーニー市民のシへの帰国、ないしはトルコへの移動のために行動する。トルコに移動する世帯数は40~50とし、以上を第1段階として実行する。
5. フーア市、カファルヤー町からの避難を望む女性、18歳未満の子供、50歳以上の男性を非難させる。避難する住民の数は1万人以内とする。
6. フーア市、カファルヤー町から治療中の負傷者を搬出する。搬出される負傷者の数は10万人以内とする。
7. 第1段階実施後、シリア国内の拘置所に収監されている500人の釈放を誓約し、第2段階において実施する。釈放の対象となる収監者は2015年7月1日以前の逮捕者とし、内訳は、女性325人、男性150人、未成年者25人とする。
8. 戦闘停止時刻を、第1段階開始時刻とする。
9. 戦闘停止の内容は以下の通りとする:a)停戦地域内から停戦地域外、停戦地域外から停戦地域内への軍事作戦、発砲の停止、b)戦闘機、ヘリコプターによる攻撃、支援停止、c)最前線における拠点、壕の建設停止、d)停戦地域境界線への進軍の停止。
10. 停戦は、フーア市、カファルヤー町、マダーヤー町、ブカイン市、スィルガーヤー町への人道街道の閉鎖などの敵対行為を含むものとする。
11. ザバダーニー市から退去する戦闘員に対して軽火器、鞄1つを携帯を認める。
12. 携帯可能な軽火器は、小銃、各種ライフル、PKC機関銃、RPGとする。
13. ザバダーニー市に放置される重火器は破棄する。
14. 停戦合意は、国連の監督下で履行する。
15. 両当事者は、支配地域内における移動の安全を確保する。
16. イドリブ県における投降者、避難者の身柄引き渡し地はムーリク市(ハマー県)とし、ザバダーニー市における投降者、戦闘員、避難者らの身柄引き渡し地は双方の協議を通じて定める。
17. 停戦合意を実施するための準備期間は、合意から48時間以内とする。
18. 本合意は、マダーヤー町の戦闘員の退去を含まないが、同町での治療が不可能な重傷者の搬出は、シリア赤新月社が国連の監督のもとに行う。
19. ザバダーニー市からの退去を望む家族とは、ザバダーニー市、マダーヤー町、ブカイン市、スィルガーヤー町の全世帯とする。
20. フーア市、カファルヤー町、ザバダーニー市から避難・退去する戦闘員、住民らの総数を確認したうえで、ムーリク市でその交換を行う。
21. フーア市、カファルヤー町内の負傷者の治療のために医療チームを派遣する。
22. 国連代表、イラン代表、武装集団代表からなる作業チームを設置し、停戦合意の履行を監視する。
23. 第1段階の終了とともに、第2段階を開始する。これは拘置者500人の釈放をもって開始し、第2段階終了までの停戦期間を6ヶ月とする。

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シリア人権監視団によると、今回の停戦に関して、フーア市、カファルヤー町での19日の戦闘で、ファトフ軍戦闘員66人、国防隊・人民諸委員会メンバー40人、民間人7人が死亡したことで、停戦の機運が高まったのだという。

一方、クッルナー・シュラカー(9月20日付)は、イラン側が、フーア市、カファルヤー町に対するファトフ軍の攻撃激化を受けて、一時停戦を申し出てきた、とシャーム自由人イスラーム運動に近い消息筋が主張していると伝えた。

これまでの停戦交渉は、イランの高官とアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動がトルコにおいて行い、野党の団結党(シリア・アラブ団結党)が仲介などで交渉を支えてきたとされるが、2度目の交渉が決裂した後、シリア・イスラーム最高評議会がシャーム自由人イスラーム運動に代えて新たな交渉団を発足したと発表していた。

AFP, September 20, 2015、AP, September 20, 2015、ARA News, September 20, 2015、Champress, September 20, 2015、Elaph,com, September 20, 2015、al-Hayat, September 21, 2015、Iraqi News, September 20, 2015、Kull-na Shuraka’, September 20, 2015、al-Mada Press, September 20, 2015、Naharnet, September 20, 2015、NNA, September 20, 2015、Reuters, September 20, 2015、SANA, September 20, 2015、UPI, September 20, 2015などをもとに作成。

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米英トルコ軍が教練した「穏健な反体制派」新規戦闘員75人がシリア領内に進入(2015年9月20日)

シリア人権監視団は、トルコ領内で有志連合の監督のもとに軍事教練を受けた「穏健な反体制派」の戦闘員75人が新たに18日深夜から19日にかけて、シリア領内に進入したと発表した。

同監視団によると、この新たな「穏健な反体制派」戦闘員は、トルコ領内の基地で、米、英、トルコ軍から軍事教練を受け、軽火器を装備した車輌12輌に分乗し、有志連合が航空支援するなか、アレッポ県バーブ・サラーマ国境通行所を通過してシリア領内(米トルコ両政府が設置合意した「安全地帯」)に進入したという。

AFP, September 20, 2015、AP, September 20, 2015、ARA News, September 20, 2015、Champress, September 20, 2015、al-Hayat, September 21, 2015、Iraqi News, September 20, 2015、Kull-na Shuraka’, September 20, 2015、al-Mada Press, September 20, 2015、Naharnet, September 20, 2015、NNA, September 20, 2015、Reuters, September 20, 2015、SANA, September 20, 2015、UPI, September 20, 2015などをもとに作成。

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アブドゥルアズィーズ民主的変革諸勢力国民調整委員会代表「シリアにおけるロシアの軍事的プレゼンスは、有志連合との調整のもとになされれば、テロとの戦いの努力を支え、シリアの危機の政治的解決を促す」(2015年9月20日)

国内で活動を続ける反体制組織の民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーズ代表は、ロシアによるシリアへの軍備強化に関して、「シリアにおけるロシアの軍事的プレゼンスは、それが有志連合との調整のもとになされれば、テロとの戦いの努力を支え、シリアの危機の政治的解決を促すことになるだろう」と述べた。

『ハヤート』(9月21日付)が伝えた。

AFP, September 20, 2015、AP, September 20, 2015、ARA News, September 20, 2015、Champress, September 20, 2015、al-Hayat, September 21, 2015、Iraqi News, September 20, 2015、Kull-na Shuraka’, September 20, 2015、al-Mada Press, September 20, 2015、Naharnet, September 20, 2015、NNA, September 20, 2015、Reuters, September 20, 2015、SANA, September 20, 2015、UPI, September 20, 2015などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織のヌスラ戦線が制圧したアブー・ズフール軍事飛行場(イドリブ県)でシリア軍兵士65人を集団処刑(2015年9月19日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(9月19日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線が、アブー・ズフール航空基地(9日に制圧)で捕捉したシリア軍兵士65人を集団処刑し、インターネット上で写真複数点が公開・拡散された。

シリア人権監視団によると、ヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなるファトフ軍がアブー・ズフール航空基地を制圧した9日以降に処刑したシリア軍兵士の数は、これで71人にのぼるという。

Kull-na Shuraka', September 19, 2015
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AFP, September 19, 2015、AP, September 19, 2015、ARA News, September 19, 2015、Champress, September 19, 2015、al-Hayat, September 20, 2015、Iraqi News, September 19, 2015、Kull-na Shuraka’, September 19, 2015、al-Mada Press, September 19, 2015、Naharnet, September 19, 2015、NNA, September 19, 2015、Reuters, September 19, 2015、SANA, September 19, 2015、UPI, September 19, 2015などをもとに作成。

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フーア市、カファルヤー町(イドリブ県)に対して、ファトフ軍が9回の自爆攻撃を行い、政権側民兵21人と子供2人を含む住民7人が死亡(2015年9月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ファトフ軍がフーア市、カファルヤー町周辺の人民諸委員会の検問所7カ所に対して、爆弾を積んだ車9台で自爆攻撃を行い、人民諸委員会メンバー、国防隊隊員ら21人と、子供2人を含む住民7人が死亡した。

フーア市、カファルヤー町一帯での戦闘では、人民諸委員会、国防隊との戦闘で、ファトフ軍側にも17人の死者が出たという。

また、クッルナー・シュラカー(9月20日付)によると、この攻撃でファトフ軍はフーア市近郊のヒルバ丘を制圧した。

一方、SANA(9月19日付)によると、フーア市、カファルヤー町に進攻しようとしたシャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党、ジュンド・アクサー機構を人民諸委員会が住民とともに撃退した。

またシリア軍が、ビンニシュ市、マアッラトミスリーン市、タフタナーズ市、ラーム・ハムダーン村、ダイル・ザグブ村、サワーイギヤ村など、フーア市とカファルヤー町の周辺の地域一帯を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市郊外のザルズーリーヤ村に対して反体制武装集団が砲撃を加えた。

一方、SANA(9月19日付)によると、カフルナーン村、カンヌ山一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線は、ツイッターのアカウント(ヒムス特派員)を通じて声明を出し、ヌスラ戦線所属の治安大隊がヒムス市ワーディー・ザハブ地区に潜入し、3カ所に爆弾を仕掛けて爆破、多数を殺傷したと発表した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市一帯を3回にわたり空爆、またダーヒヤト・アサド町一帯でジハード主義武装集団(イスラーム軍)と交戦した。

またザバダーニー市では、シリア軍台4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍がジハード主義武装集団、地元武装集団と交戦し、ヒズブッラー戦闘員1人が死亡した。

一方、SANA(9月19日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンスとともに、ザバダーニー市で反体制武装集団の掃討作戦を続け、アーラ地区の広場一帯の複数の建物群を制圧するとともに、同市での戦闘から逃れようとする武装集団への空爆を行った。

シリア軍はまた、東グータ地方のサマーディー村、ハラスター市東部郊外、ラフマ燃料供給所一帯でイスラーム軍と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(9月19日付)によると、アティーラ村、スーダ村、ヌーバ山、シャイフ・サイード村間の反体制武装集団拠点をシリア軍が攻撃を行い、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団戦闘員約80人を殲滅した。

シリア軍はまた、ルワイサト・ハラブ村、マルジュ・シーリー地区、アックー村、カッバーニー村、カディーン村を空爆し、ヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(9月19日付)によると、ダルアー市カラク地区、難民キャンプ地区一帯、マンシヤ地区、ヒルバト・ガザーラ町南西部で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(9月19日付)によると、マンスーラ村、ハーン・アサル村、カフルナーハー村、ハワービー・アサル村、フライターン市、アーミリーヤ村、シャイフ・ルトフィー村、アレッポ市ラーシディーン地区、科学研究センター、バニー・ザイド地区、ラームーサ地区、旧市街、ライラムーン地区、ザフラー協会地区、シャッアール地区、フィルドゥース地区、カッラーサ地区、シャイフ・サイード地区、サラーフッディーン地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(9月19日付)によると、シリア軍がバフサ村、アンカーウィー村、バールーディー農場、カスル・ブン・ワルダーン村を空爆し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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シリア軍は前日に引き続き、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のヒムス県中部タドムル市を爆撃(2015年9月19日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるタドムル市を空爆した。

なお、タドムル市への連日の空爆で、住民らの避難の動きが活発になっているという。

シリア軍はまた、シャーイル・ガス採掘所一帯でダーイシュと交戦した。

一方、SANA(9月19日付)によると、シリア軍がタドムル市内のダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、タドムル市東部のハイル油田一帯を空爆し、またスルターニーヤ村に進攻しようとしたダーイシュを撃退した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(9月20日付)によると、米トルコ両政府が設置合意した「安全地帯」内のハルバル村で、反体制武装集団(シャーム戦線)がダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して、爆弾を積んだ車で攻撃を行い、ダーイシュ戦闘員数十人が死傷した。

一方、SANA(9月19日付)によると、航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地に隣接するジャフラ村など、ダイル・ザウル市周辺一帯を空爆、砲撃した。

一方、SANA(9月19日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(9月19日付)によると、サーキヤ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ケリー米国務長官「我々はアサドが去らねばならないと言ってきたが…1日後とか1ヶ月後とかである必要はない」(2015年9月19日)

ジョン・ケリー米国務長官はロンドンでフィリップ・ハモンド外務大臣との会談後、シリア情勢に関して記者団に対し、アサド大統領は退陣せねばならないと繰り返しつつ、退任時期については「1日とか1ヶ月以内とかである必要はない」と述べた。

ケリー国務長官は「1年半にわたって、我々はアサドが去らねばならないと言ってきた。しかし、どのくらいまでに、そしてどのような方法でということについては…、1日とか1ヶ月とかそういったものである必要はない」と述べた。

ケリー国務長官はまた「すべての当事者が一同に集まり、どのようにこうしたことを達成できるのかについて理解に達するためのプロセスがある(べきだ)」と付言した。

また、ロシアの対シリア政策に関しては「我々はそれ(ロシアによるダーイシュ(イスラーム国)殲滅に向けた行動)を歓迎する。我々はダーイシュをもっとも迅速且つ効果的に壊滅する方法を探すための試みを行う用意がある」と述べた。

また、シリアの紛争については、「我々には交渉を行う必要がある…。ロシア、イランなど(シリアに)影響力を持つ国がそれをもたらす(交渉が行われる)ために支援してくれることを望んでいる」としたうえで、「我々には交渉する用意がある。アサドに交渉する用意はあるだろうか? ロシアは彼(アサド)を交渉のテーブルに着かせ、この暴力への解決策を探す用意はあるだろうか?」と自問、「アサドはこれまで、真剣な議論を拒んでおり、ロシアも彼をテーブルに着かせることを拒んでいる」と断じた。

一方、ハモンド外務大臣は、シリアへのロシアの介入強化に関して「シリア情勢をさらに複雑化する」としたうえで、アサド大統領の存在が「この地域に外国人戦闘員を引き寄せる磁石」となっていると批判した。

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ムアッリム外務在外居住大臣「シリアへの軍備増強を越えた新たなことがある。それはロシアがダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線との戦いに参加するということだ」(2015年9月19日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住大臣(兼副首相)はロシアのRTチャンネル(9月19日付)のインタビューに応じ、「ロシアがダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線という二つのテロ組織との戦いに参加すれば、シリアに対して陰謀を企てる者に対してテーブルがひっくり返されることになろう」と述べるとともに、米国が主導する有志連合にはダーイシュとの戦いにおける明確な戦略が存在しないと批判した。

ムアッリム外務在外居住者大臣は、「シリアがロシアとともに行っていることは公然たるもので、テーブルの下では何もやっていない…。ロシアは「テロとの戦い」に参加する決意を隠すことはない。我々は、ロシアの指導部、そして参加への決意を信頼している」と述べた。

そのうえで、ロシアがシリアでの軍備増強を行っているとの米国政府・メディアなど発言や報道については、「シリアへの軍備増強を越えた新たなことがある。それはロシアがダーイシュ、ヌスラ戦線との戦いに参加するということだ。これは基本的なことであり、シリアに対して陰謀を企ててきた者の前でテーブルをひっくり返すことになろう」と付言した。

しかし、軍備増強以外にロシアがシリアでの「テロとの戦い」にどのように参加しているのかについては具体的には述べなかった。

SANA(9月19日付)などが伝えた。

SANA, September 19, 2015
SANA, September 19, 2015

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