潘国連事務総長「シリア国民は世界から見放されていると益々感じている」(2015年3月24日)

国連の潘基文事務総長は、国連安保理決議2139号に関する月例報告(13回目)において、シリア国民が「世界から見放されていると益々感じている」と懸念を示した。

報告書のなかで潘事務総長は、「世界中の関心が、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線といったテロ集団による国際社会、地域社会の平和と安定への脅威に注がれるとともに、シリア国民をどのように支援するかという点にも関心は向けられねばならない」と指摘した。

同報告書によると、2011年3月以降の紛争での死者数は22万人を越えているという。

ロイター通信、AFPなどが伝えた。

AFP, March 24, 2015、AP, March 24, 2015、ARA News, March 24, 2015、Champress, March 24, 2015、al-Hayat, March 25, 2015、Iraqi News, March 24, 2015、Kull-na Shuraka’, March 24, 2015、al-Mada Press, March 24, 2015、Naharnet, March 24, 2015、NNA, March 24, 2015、Reuters, March 24, 2015、SANA, March 24, 2015、UPI, March 24, 2015などをもとに作成。

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スーザン米大統領補佐官「アサドは統治の正統性を失っており、去らねばならない」(2015年3月24日)

シリア革命反体制勢力国民連立元議長で無所属の活動家のアフマド・ムアーッズ・ハティーブ氏が米国を訪問し、スーザン・ライス国家安全保障問題担当大統領補佐官と会談し、シリア情勢への対応について協議した。

国家安全保障会議補佐官は会議後、「アサドが統治の正統性を失っており、去らねばならないと、ライス長官は会談で強調した」ことを明らかにした。

またハティーブ氏は会談に先立って行われた講演で「体制のトップが去り、真の移行プロセスに向かうことが保障されれば、武装集団の65%は交渉する準備がある」と述べていたという。

AFP, March 24, 2015、AP, March 24, 2015、ARA News, March 24, 2015、Champress, March 24, 2015、al-Hayat, March 25, 2015、Iraqi News, March 24, 2015、Kull-na Shuraka’, March 24, 2015、al-Mada Press, March 24, 2015、Naharnet, March 24, 2015、NNA, March 24, 2015、Reuters, March 24, 2015、SANA, March 24, 2015、UPI, March 24, 2015などをもとに作成。

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イドリブ市周辺でシリア軍とヌスラ戦線らの戦闘激化(2015年3月24日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がバルーマー村、イドリブ市東部を砲撃・空爆した。

またイランのファルス通信(3月24日付)によると、シリア軍は、「最新式のカメラ」を搭載し、バルーマー村上空を旋回していた反体制武装集団の無人偵察機を、イドリブ市北部のサカン・シャバービー検問所近くで撃墜した。

同報道によると、シリア軍は3月に入って、すでに反体制武装集団の無人偵察機3機を撃墜しているという。

一方、クッルナー・シュラカー(3月24日付)によると、イドリブ県で新たに結成されたファトフ軍は、カファルヤー町、フーア市近郊のシリア軍検問所6ケ所を制圧したと発表した。

他方、SANA(3月24日付)によると、ブカフルーン、バルーマー村、タフタナーズ市、ハーン・シャイフーン市、ダイル・サンバル村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーシュカウィー村一帯、ドゥワイル・ザイトゥーン村一帯で、シリア軍、国防対、ヒズブッラー戦闘員らが、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線と激しく交戦した。

ヌスラ戦線らは23日から同地一帯で、自爆攻撃などを通じて攻撃を強めているという。

この自爆攻撃は、ウサーマ・トゥルキーを名乗る戦闘員がドゥワイル・ザイトゥーン村で敢行、これによってシリア軍兵士、国防隊隊員23人が死亡したという。

ジハード主義武装集団はまた、アレッポ市アシュラフィーヤ地区(シリア政府支配地域)を砲撃、これに対してシリア軍も反体制武装集団が支配下に置くスッカリー地区を砲撃した。

一方、SANA(3月24日付)によると、タッル・ジャビーン村、ハーン・トゥーマーン村、バービース村、ブライジュ村一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がインヒル市、西ガーリヤ村、シャイフ・マスキーン市、サムリーン村、カフル・ナースィジュ村、アトマーン村を「樽爆弾」などで空爆、またブスラー・シャーム市ではシリア軍、国防隊が、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月24日付)によると、ズィムリーン村北部、サムリーン村北東部、ハムリーン村、ダーイル町、ヌアイマ村、スマード村、ブスラー・シャーム市、マアルバ町、タファス市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動、ジャイドゥール・ハウラーン旅団、ハムザ・アサド・アッラー旅団、ムハージリーン・ワ・アンサール旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、タダームン区で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアルバイン市各所を「樽爆弾」で空爆した。

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(3月24日付)によると、反体制武装集団が、カラムーン地方のヒズブッラー戦闘員と国防隊の拠点を襲撃し、戦闘員約10人を拉致、殺害した。

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クナイトラ県では、SANA(3月24日付)によると、マスハラ丘で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(3月24日付)によると、ハマーディー・ウマル村、ムカイミン村、ウンム・マイヤール村、ラターミナ町、カフルズィーター市、ラフジャーン村、タッル・アルサーン村、クライブ・サウル村、サルバ村、タッル・ウンム・ハーラタイン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 24, 2015、AP, March 24, 2015、ARA News, March 24, 2015、Champress, March 24, 2015、FARS, March 24, 2015、al-Hayat, March 25, 2015、Iraqi News, March 24, 2015、Kull-na Shuraka’, March 24, 2015、al-Mada Press, March 24, 2015、Naharnet, March 24, 2015、NNA, March 24, 2015、Reuters, March 24, 2015、SANA, March 24, 2015、UPI, March 24, 2015などをもとに作成。

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イラク外相がシリアでアサド大統領と会談(2015年3月24日)

アサド大統領は、シリアを訪問中のイラクのイブラーヒーム・ジャアファリー外務大臣と会談した。

2011年に「アラブの春」が波及して以降、イラクの閣僚がシリアを訪問するのはこれが初めて。

SANA(3月24日付)によると、アサド大統領は会談で、「テロ組織と対決する両国の国民と軍が成し遂げた成功は、テロ拡大の抑止に貢献している。二国間の協議と調整は、この成功を強化するものであり、またテロ、さらにはその支援国を抑止するための真の国際的な意思の存在が重要だ」と述べた。

ジャアファリー外務大臣は、シリアによるイラク国民への支持の姿勢を高く評価し、イラクによるシリア国民への支持と支援への意思を示すとともに、「シリアはこれまで以上に強力になって危機を脱すると信頼している。両国の戦略的関係はさまざまな領域で発展を続けるだろう」と強調した。

会談には、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領付政治報道補佐官、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣らが同席した。

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ジャアファリー外務大臣はまた帰国前に、ダマスカス国際空港でとムアッリム外務在外居住者大臣と記者会見を開いた。

そのなかで、ジャアファリー外務大臣は「シリアは責任感を持って隣国を守ろうとしている…。周辺諸国はイラクとシリアを支持すべきだ…。シリアの国家が決めた者以外に誰もシリアを代表はしない。なぜならシリアは主権国家だからだ」と述べた。

Champress, May 24, 2015
Champress, May 24, 2015

ムアッリム外務在外居住者大臣も「シリアとイラクはテロに対して一丸となっている。イラクが良い状態であれば、シリアも良い状態になる…。私はイラク指導部を大いに信頼しており、彼らはシリアへの制裁を解除するための努力を惜しまないだろう」と述べた。

一方、ヨルダンのムハンマド・ムーマニー担当大臣が22日の記者会見で、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うため、シリア人戦闘員、イラン人戦闘員、イラク・クルディスタン地域のペシュメルガ戦闘員を教練する計画を準備していると述べたことに関して、ムアッリム外務在外居住者大臣は「ヨルダンにテロリストの教練キャンプがあると我々が述べてきたことを裏づける以外、何も新しいものを示してはいない」と批判した。

Champress, May 24, 2015
Champress, May 24, 2015

AFP, March 24, 2015、AP, March 24, 2015、ARA News, March 24, 2015、Champress, March 24, 2015、al-Hayat, March 25, 2015、Iraqi News, March 24, 2015、Kull-na Shuraka’, March 24, 2015、al-Mada Press, March 24, 2015、Naharnet, March 24, 2015、NNA, March 24, 2015、Reuters, March 24, 2015、SANA, March 24, 2015、UPI, March 24, 2015などをもとに作成。

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ヨルダン:ダーイシュ(イスラーム国)と戦うため、シリア人、イラク人戦闘員の教練計画を準備(2015年3月23日)

ヨルダンのムハンマド・ムーマニー・メディア担当大臣は記者会見で、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うため、シリア人戦闘員、イラン人戦闘員、イラク・クルディスタン地域のペシュメルガ戦闘員を教練する計画を準備していると述べた。

ARA News(3月23日付)が報じた。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がヒムス県中部のシリア軍の要衝タドムル軍事飛行場を攻撃(2015年3月23日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタドムル航空基地を襲撃し、シリア軍と激しく交戦、双方に多数の死傷者が出た。

『ハヤート』(3月24日付)は、この戦闘に関して、20日に本格化したダーイシュのハマー県シャイフ・ヒラール村一帯への攻勢と絡めて報じ、ダーイシュがシリア政府の支配地域であるシリア西部への勢力拡大を狙っているとの見方を示した。

これに関連して、ロイター通信(3月23日付)は、ダーイシュ戦闘員(匿名)の話として、ダーイシュがハマー県の主要都市サラミーヤ市の掌握をめざしているが、「100%の準備ができるまで、そうすることはない」と伝えた。

一方、SANA(3月23日付)によると、シャーイル・ガス採掘所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、ARA News(3月23日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマンビジュ市および同市郊外でクルド人青年約20人を拉致した。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線は捕捉したシリア軍ヘリコプター搭乗員とアブー・マスアブ・スーリーの「捕虜交換」を要求(2015年3月23日)

サウジアラビア人説教師でジハード布教者センター代表のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏はビデオ声明を出し、22日にイドリブ県ザーウィヤ山に不時着し、捕捉されたシリア空軍ヘリコプター搭乗員とアブー・ムスアブ・スーリー氏(本名、ムスタファー・スィット・マリヤム)との捕虜交換を行うよう求めた。

ビデオ声明には、捕捉された搭乗員の1人の隣でムハイスニー氏が、搭乗員らの捕捉を「勝利」と位置づけ、「この勝利はイドリブ市解放に向けた門戸となる」と主張する一方、シリア国内で拘置されているとされるアブー・ムスアブ・スーリー氏の釈放を求めた。

Kull-na Shuraka', March 23, 2015
Kull-na Shuraka’, March 23, 2015

アブー・ムスアブ・スーリー氏(1958年、アレッポ県生まれ)は、長年にわたりアフガニスタンで武装闘争(ジハード)に参加、2001年の米国などによるアフガニスタン侵攻を経て、2005年に米国とパキスタンによって逮捕され、シリアに引き渡された。

2011年に「アラブの春」が波及した直後、シリア政府がアブー・ハーリド・スーリー氏(シリア自由人イスラーム運動創設者の一人)らとともに釈放されたとの情報が拡散された。

だが、アブー・ムスアブ・スーリー氏は現在もシリア政府のもとで拘束されていると考えられている。

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なお、クッルナー・シュラカー(3月23日付)は、画像で公開された搭乗員の1人のIDの写真に関して、シリア政府が出生地を「改ざん」し、帰属する宗派をイスラーム教スンナ派と偽っていると主張した。

それによると、捕捉された搭乗員の1人ユースフ・ワヒード・ナッジャール中佐のIDには、出生地が、イスラーム教スンナ派が多く住む「ヒムス市ハーリディーヤ地区」と記載されているが、実際の出生地は、アラウィー派が多く住むヒムス市ザフラ地区で生まれたのだという。

しかし、クッルナー・シュラカーはこの「改ざん」がいつ行われたのかなどの詳細については伝えていない。

Kull-na Shuraka', March 23, 2015
Kull-na Shuraka’, March 23, 2015

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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反体制武装集団、シリア軍双方によるアレッポ市砲撃で、住民多数が死傷(2015年3月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市サアドッラー・ジャービリー広場一帯、バールーン通り、ジュマイリーヤ地区などのジハード主義武装集団に対して砲撃を行い、13人が死亡した。

これに対して、ジハード主義武装集団もアレッポ市ファイイド地区などシリア政府支配地域を砲撃し、住民4人が死亡した。

これに関して、シリアの外務在外居住者省は、国連事務総長および安保理議長に宛てて書簡を送り、アレッポ市バーブ・ファラジュ地区、ブスターン・クライブ地区、ジュマイリーヤ地区、バールーン地区、サアドッラー・ジャービリー地区を武装テロ集団が砲撃し、12人が「虐殺」され、30人以上が負傷したと報告、「テロとの戦い」にかかる安保理決議などに基づき厳正に対処するよう求めた。

このほか、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員らは、アレッポ市サブア・バフラート地区、ハンダラート・キャンプ周辺などで、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線らジハード主義武装集団と交戦、シリア軍は同地を「樽爆弾」などで空爆・砲撃した。

またSANA(3月23日付)によると、スィムアーン山一帯、アルド・マッラーフ地区一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

 

ドゥラル・シャーミヤ(3月24日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線は、アレッポ市カルム・タッラーブ地区とアズィーザ村でシリア軍によってリクルートされた「治安細胞」を摘発した。

この「治安細胞」は、同地へのシリア軍の進軍を支援するための情報収集・提供を行っていたのだという。

またクッルナー・シュラカー(3月24日付)によると、アブー・アマーラ特殊任務大隊も、アレッポ市内のシリア政府支配地域で政治治安部の局員2人を拘束した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団がイドリブ市各所を砲撃し、女性、子供を含む住民7人が死亡した。

一方、シリア軍もザーウィヤ山一帯(ハントゥーティーン村、ダイル・サンバル村一帯)、ハッザーナート軍事基地一帯、マダーヤー町、タフタナーズ市を戦闘機、ヘリコプターなどで空爆・砲撃した。

『ハヤート』(3月24日付)は、イドリブ市一帯での戦闘激化に関して、シャームの民のヌスラ戦線と、シャームの鷹旅団と完全統合したシャーム自由人イスラーム運動の調整が強まっていると、伝えた。

他方、SANA(3月23日付)によると、フバイト村、タッル・ディーニート村、ファイルーン村、カフル・ジャーリス村、ダイル・サンバル村、バイルーン村、イドリブ市郊外などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザバダーニー市をシリア軍が「樽爆弾」で攻撃する一方、ハティータト・ジャルシュ町などでシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタファス市、ブスラー・シャーム市などを「樽爆弾」などで空爆、ジハード主義武装集団の司令官、副司令官を含む戦闘員13人が死亡した。

一方、SANA(3月23日付)によると、マール丘、ブスラー・シャーム市およびその周辺、マアルバ町、ジャムリーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(3月23日付)によると、タルジャナ村、ジャバーター・ハシャブ村郊外、マスハラ丘で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(3月23日付)によると、ラジャム・カスル村、スルターニーヤ村、ラッフーム村、ウンム・リーシュ村、マスアダ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、March 24, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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ハサカ市での連続爆破テロ犠牲者の合同葬儀でシリア・クルド国民評議会とTEV-DEMが対立(2015年3月23日)

ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロの犠牲者の合同葬儀が、シリア・クルド国民評議会(シリア革命反体制勢力国民連立)、民主連合運動(TEV-DEM)の主催のもとにハサカ市で執り行われ、遺族、住民らが参列した。

ARA News, March 23, 2015
ARA News, March 23, 2015

葬儀は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の観閲式をもって開始され、その後、遺族委員会を代表してムハンマド・ダーリー氏、西クルディスタン移行期民政局(ジャズィーラ地区)執行評議会のアクラム・ハッスー議長、「シリア・ロージュアーヴァー(西)・クルディスタンにおけるクルド政治原則」を代表してナスルッディーン・イブラーヒーム氏、TEV-DEM代表が弔辞を述べた。

しかし、シリア・クルド国民評議会は弔辞を述べる機会を与えられなかった。

これに関して、シリア・クルド国民評議会は声明を出し、合同葬儀に関する合意を無視して、TEV-DEMが西クルディスタン移行期民政局(ジャズィーラ地区)について言及し、「集団的努力を反故にした」と批判した。

両者は、21日のハサカ県ハサカ市での緊急会合で、犠牲者の葬儀・埋葬などを共同で支援することなどで合意していたが、その際、西クルディスタン移行期民政局(ジャズィーラ地区)や凍結中の「シリア・ロージュアーヴァー(西)・クルディスタンにおけるクルド政治原則」への言及を避けることを確認していたという。

ARA News(3月21日付)が伝えた。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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シリア人権監視団は有志連合のシリア爆撃での死者数が1,953人にのぼると発表(2015年3月23日)

シリア人権監視団は、米国が主導する有志連合がシリア領内のダーイシュ(イスラーム国)の拠点などに対する空爆による死者数がこの4ヶ月(空爆が開始された2014年9月23日から2015年1月23日まで)で1,953人に達している、と発表した。

このうち1,796人がダーイシュの戦闘員(シリア人、外国人)、90人がシャームの民のヌスラ戦線の戦闘員で、66人が女性、子供を含む民間人だという。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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ヒューマン・ライツ・ウォッチは反体制派がシリア政府支配地域を無差別に攻撃し、数百人の民間人を殺害していると発表(2015年3月22日)

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、シリア政府の支配下にあるダマスカス県やヒムス県内の人口密集地域に対する反体制派の無差別攻撃により、2012年1月以降、数百人の民間人が殺害されているとする報告書を発表、戦争犯罪に相当すると非難した。

「彼は死ぬ必要はなかった:シリア反体制グループによる無差別攻撃」(http://hrw.org/node/133423)と題された報告書は79ページからなり、目撃者らの証言、ビデオ映像、SNSなどでの情報をもとに、中東北アフリカ副局長のナディーム・フーリー氏がまとめた。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がラッカ県で女性囚人らを殺害(2015年3月22日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(3月22日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がラッカ市で男性2人を窃盗罪でむち打ち刑に処した。

また、有志連合が1週間前に行ったラッカ市・タッル・アブヤド市間のダーイシュ拠点への空爆の直後に、収監中の女性囚人多数がダーイシュによって殺害されたと伝えた。

この空爆では、女性拘置所が標的となったが、これによって死亡した女性囚人は1人しかいなかったという。

さらに、クッルナー・シュラカー(3月22日付)は、数日前に、女性の服を着た複数の男性がラッカ市各所でダーイシュ(イスラーム国)メンバーを次々と襲撃、10人を暗殺した、と伝えた。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ウンム・サルジュ村、マクサル・ヒサーン村一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

またマサール・プレス(3月22日付)によると、フルクルス町東部でシリア軍がダーイシュの要撃を受け、兵士6人が死亡、またシャーイル・ガス採掘所一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯で交戦した。

一方、SANA(3月22日付)によると、ウンク・ハワー村、ラッフーム村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・ブラーク町一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、サナーディード軍が、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市ジャウラ地区(シリア政府支配地域)で、ダーイシュ(イスラーム国)が撃った迫撃砲により男性1人が死亡した。

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アレッポ県では、ARA News(3月23日付)によると、アイン・アラブ市南部郊外で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、アミールを含むダーイシュ戦闘員37人を殲滅した。

AFP, March 22, 2015、AP, March 22, 2015、ARA News, March 22, 2015、March 23, 2015、Champress, March 22, 2015、al-Hayat, March 23, 2015、Iraqi News, March 22, 2015、Kull-na Shuraka’, March 22, 2015、al-Mada Press, March 22, 2015、Masar Press Agency, March 22, 2015、Naharnet, March 22, 2015、NNA, March 22, 2015、Reuters, March 22, 2015、SANA, March 22, 2015、UPI, March 22, 2015などをもとに作成。

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イドリブ県でシリア軍ヘリが不時着、ヌスラ戦線らが搭乗員1人を処刑、4人を捕捉(2015年3月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア空軍のヘリコプターが技術的トラブルでザーウィヤ山のファルキヤー村付近に不時着し、搭乗員5人がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団によって捕捉、うち1人は不時着現場近くの村で処刑された。

残る4人の消息は不明。

同監視団によると、不時着したヘリコプターは、ヌスラ戦線の拠点の一つと目されているザーウィヤ山一帯に「樽爆弾」を投下するための任務についていたという。

Kull-na Shuraka', March 22, 2015
Kull-na Shuraka’, March 22, 2015
Kull-na Shuraka', March 22, 2015
Kull-na Shuraka’, March 22, 2015
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Kull-na Shuraka’, March 22, 2015
Kull-na Shuraka', March 22, 2015
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Kull-na Shuraka’, March 22, 2015

ジハード主義武装集団はまた、イドリブ市西部各所を砲撃する一方、シリア軍はフバイト村、サルミーン市、ファイルーン村を「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(3月22日付)によると、ビンニシュ市・イドリブ市街道、マンタフ村、ファイルーン村、ナリラヤー村、タッル・サラムー村、ウンム・ジャリーン村、アブー・ズフール町などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員らが、アンサール・ディーン戦線、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団とアッザーン山一帯、ブライジュ村一帯、ナイラブ航空基地近郊で交戦した。

一方、SANA(3月22日付)によると、ハーン・トゥーマーン村一帯、アルド・マッラーフ地区一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊が、ハラーリーヤ村、ウンム・シャルシューフ村でシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦、またシリア軍はヒムス市ワアル地区を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ブスラー・シャーム市でシリア軍と反体制武装集団が激しく交戦、またシリア軍はインヒル市、クファイル村、ダルアー市ダム街道地区などを砲撃した。

一方、SANA(3月22日付)によると、ブスラー・シャーム市、クファイル村、スマード村、マアルバ町、ジーザ町、ジャムリーン村、ヌアイマ村、ダルアー市各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、マサール・プレス(3月22日付)によると、バッカー村、ズィービーン町、サマー村でシリア軍、国防隊がジハード主義宇そう集団と交戦し、双方合わせて15人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方での戦闘で時あー度主義武装集団の司令官1人が死亡した。

一方、SANA(3月22日付)によると、ラアス・マアッラ町無人地帯、マシュラファ村無人地帯、アイン・タルマー村、ドゥーマー市、アーリヤ農場、カースィミーヤ町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(3月22日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(3月22日付)によると、ナブア・サフル村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 22, 2015、AP, March 22, 2015、ARA News, March 22, 2015、Champress, March 22, 2015、al-Hayat, March 23, 2015、Iraqi News, March 22, 2015、Kull-na Shuraka’, March 22, 2015、al-Mada Press, March 22, 2015Masar Press Agency, March 22, 2015、Naharnet, March 22, 2015、NNA, March 22, 2015、Reuters, March 22, 2015、SANA, March 22, 2015、UPI, March 22, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がハサカ市での連続爆破テロへの関与を認める(2015年3月21日)

ダーイシュ(イスラーム国)が運営するラジオ局バヤーン放送は、ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロに関して、「カリフ国の兵士がバラカ市(ハサカ市のこと)のムフティー地区で爆弾を積んだ自動車とバイクを自爆させ、PKK(民主統一党のこと)の破壊分子20人を殺害、30人を負傷させた」と報じた。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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イスラーム軍の特殊部隊がハサカ県シャッダーディー市でダーイシュ(イスラーム国)のアミールを暗殺(2015年3月21日)

シリア人権監視団は、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア各地で、住民ら13人を「体制(シリア政府)に復帰、投降しようとした」との罪で処刑したと発表した。

13人のうち、3人は、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市で、5人はヒムス県で斬首され、またアレッポ県アイン・アラブ市南部のサーリー村でも、武装した村人1人が斬首され、また西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の戦闘員2人が処刑されした。

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ハサカ県では、ARA News(3月21日付)によると、イスラーム軍に所属する「ハイズーム中隊」を名乗る特殊部隊が、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のシャッダーディー市内の検問所を攻撃し、ダーイシュ・バラカ州東部地区司令官(アミール)のアブー・ヌハンマド・ジャヌービー氏を暗殺、また同地区治安部隊長のアブー・マフムード・ラッカーウィー氏らを負傷させた。

また、アイン・アラブ市南部郊外および南東部の前線(サナア村一帯、アクバーシュ村一帯など)で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

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ハマー県では、ARA News(3月21日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍、国防隊との戦闘の末、シャイフ・ヒラール村、ハニータ村を制圧し、アレッポ市・サラミーヤ市間のシリア軍の兵站路の遮断に成功した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)と西クルディスタン移行期民政局自民防衛隊が、アイン・イーサー市北西部郊外で交戦した。

また、ARA News(3月21日付)によると、タッル・アブヤド市郊外のジャルン村一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに有志連合が空爆を行った。

AFP, March 21, 2015、AP, March 21, 2015、ARA News, March 21, 2015、Champress, March 21, 2015、al-Hayat, March 22, 2015、Iraqi News, March 21, 2015、Kull-na Shuraka’, March 21, 2015、al-Mada Press, March 21, 2015、Naharnet, March 21, 2015、NNA, March 21, 2015、Reuters, March 21, 2015、SANA, March 21, 2015、UPI, March 21, 2015などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県などでシリア軍とジハード主義武装集団の戦闘続く(2015年3月21日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月21日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動がイドリブ市内の総合情報部支部一帯を砲撃し、複数の死傷者が出た。

またマサール・プレス(3月21日付)によると、ザーウィヤ山地方のマンタフ村をシリア軍が空爆し、女性、子供を含む住民14人が死亡、30人近くが負傷した。

一方、SANA(3月21日付)によると、バシーリーヤ村、バーラ村、バルーマー村、ジダール・ブカフルーン村、アイン・バーリダ村、クマイナース村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マイサルーン地区、サブア・バフラート地区、バニー・ザイド地区、ハーリディーヤ地区、シャイフ・サイード地区、ナイラブ航空基地周辺で、シリア軍、国防隊が、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月21日付)によると、マアーッラト・アルティーク村、マンスーラ村、スィムアーン山一帯、ハンダラート・キャンプ一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ブスラー・シャーム市内の反体制武装集団制圧地区を「樽爆弾」などで空爆、国防隊とともに、市一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、サマード村、ハムリーン村一帯に対しても空爆を行った。

一方、SANA(3月21日付)によると、ウンム・アウサジュ村、ズィムリーン村、サムリーン村、ラマジュ・マシュール村、西ガーリヤ村、ブスラー・シャーム市、ジャムリーン村、スマード村、サイダー町、ダルアー市各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ハムザ師団、シリア革命家戦線、ムハージリーン・ワ・アンサール旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、バッカー村、ズィービーン町で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦、シリア軍が同地一帯を空爆した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、フライタ村郊外無人地帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

クッルナー・シュラカー(3月21日付)によると、ヌスラ戦線はこの戦闘で、シリア軍の拠点複数カ所を制圧したという。

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クナイトラ県では、SANA(3月21日付)によると、ブライカ村、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(3月21日付)によると、ラスタン市、西サラーム村、ウンム・サフリージュ村、ドゥワイバ一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 21, 2015、AP, March 21, 2015、ARA News, March 21, 2015、Champress, March 21, 2015、al-Durar al-Shamiya, March 21, 2015、al-Hayat, March 22, 2015、Iraqi News, March 21, 2015、Kull-na Shuraka’, March 21, 2015、al-Mada Press, March 21, 2015、Masar Press Agency, March 21, 2015、Naharnet, March 21, 2015、NNA, March 21, 2015、Reuters, March 21, 2015、SANA, March 21, 2015、UPI, March 21, 2015などをもとに作成。

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ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロをめぐる動き:西クルディスタン移行期民政局への疑念高まる(2015年3月21日)

クッルナー・シュラカー(3月21日付)は、ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロに関して、西クルディスタン移行期民政局の治安維持能力への疑念がハサカ市住民のなかで高まっていると伝えた。

それによると、住民らは「民政局がクルド人を防衛できるとどの程度信用すべきなのか?」、「テロリストは多くの検問所をどのようにして易々と通過し、現場に至ることができたのか?、「もし民政局が実行犯(自爆犯)の存在に気づいていたら、なぜ民主連合運動(TEV-DEM)やシリア・クルド国民評議会の本部のある現場での集会を許したのか?」、「アサーイシュはなぜ、ノウルーズの祝典の警備を担当していなかったのか?」などの問いが投げかけられているという。

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ハサカ県ハサカ市では、シリア・クルド国民評議会(シリア革命反体制勢力国民連立)と民主連合運動(TEV-DEM)が緊急会合を開き、ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロの犠牲者への対応を協議し、犠牲者の葬儀・埋葬などを共同で支援することなどで合意した。

ARA News(3月21日付)が伝えた。

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ARA News(3月21日付)によると、ハサカ県マアバダ(カルキールキー)町などでは、ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロの犠牲者に哀悼の意を示すため、住民らが黒旗を掲揚した。

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外務在外居住者省は国連事務総長および安保理議長に書簡を提出、ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロに関して、「地域内外の国・組織の支援を受けたテロリスト」による犯行だと断じるとともに、同様のテロが「穏健な反体制派」を名乗る武装集団によって各地で続けられていると報告、テロ撲滅にかかる関連決議に基づいた断固たる対応をとるよう求めた。

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西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党は声明を出し、ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロに関して、「もっとも強い調子で卑劣なこのテロ行為を非難する。我々は我ら人民に対して明言する。こうした復讐じみた犯罪行為が、クルド人戦闘員によってテロが深い痛手を受けていることを明白に示しているということを…。我ら人民が自らの地域を正当に防衛し続ける決意は変わらず、テロ根絶のため一丸となって立ち向かう」と発表した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ノウルーズを祝う住民を狙った20日のハサカ市での連続爆破テロに関して、「このテロ犯罪行為を非難し、犠牲者の家族に哀悼の意を表すとともに、負傷者の回復を願う」と発表、「クルド人、アラブ人、シリア正教徒、アッシリア教徒であれ、ジャズィーラ地方のすべての住民に対して、一丸となってテロに立ち向かう」よう呼びかけた。

またシリア革命反体制勢力国民連立は別の声明で、総合委員会定例会合を開催し、イドリブ県でのシリア軍の「化学兵器」(塩素ガス)使用などシリア情勢について協議したと発表するとともに、ジョン・ケリー米国務長官が「我々は最後には(シリア政府と)交渉しなければならない」と発言したことに関して、「あらゆる政治的解決を成功させるため、アサドが退陣するべき」だとの意思を示した。

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なお、シリア人権監視団は連続爆破テロの死者数が45人に増加したと発表した。

AFP, March 21, 2015、AP, March 21, 2015、ARA News, March 21, 2015、Champress, March 21, 2015、al-Hayat, March 22, 2015、Iraqi News, March 21, 2015、Kull-na Shuraka’, March 21, 2015、al-Mada Press, March 21, 2015、Naharnet, March 21, 2015、NNA, March 21, 2015、Reuters, March 21, 2015、SANA, March 21, 2015、UPI, March 21, 2015などをもとに作成。

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トルコ大統領「シリアは、バッシャール・アサドが去らねば、繁栄も安定も得ることはできない」(2015年3月20日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、訪問中のウクライナでシリア情勢に言及、「シリアは、バッシャール・アサドが去らねば、繁栄も安定も得ることはできない」と脅迫した。

エルドアン大統領はまた、ジョン・ケリー米国務長官が「我々は最後には(シリア政府と)交渉しなければならない」と発言したことに関して、「こんな殺人者を支援することなどあり得ない」と述べた。

ARA News(3月20日付)が伝えた。

AFP, March 20, 2015、AP, March 20, 2015、ARA News, March 20, 2015、Champress, March 20, 2015、al-Hayat, March 21, 2015、Iraqi News, March 20, 2015、Kull-na Shuraka’, March 20, 2015、al-Mada Press, March 20, 2015、Naharnet, March 20, 2015、NNA, March 20, 2015、Reuters, March 20, 2015、SANA, March 20, 2015、UPI, March 20, 2015などをもとに作成。

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ハサカ市でノウルーズを祝う住民を狙った連続爆破テロが発生(2015年3月20日)

ハサカ県では、SANA(3月20日付)によると、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が共同支配(分割統治)するハサカ市内で晩に2台の車が相次いで爆発し、住民37人が死亡、96人が負傷した。

同時爆破テロはハサカ市内のムフティー地区(西クルディスタン移行期民政局が優勢な地域)にある殉教者広場で発生した。

テロ発生時、同広場では、ノウルーズ(クルド人の正月、春分)を祝うために住民が集まっていた。

ARA News(3月20日付)によると、1回目の爆発は、民主連合運動(TEV-DEM)が主催する祝典会場で発生し、2回目の爆発は、シリア・クルド国民評議会(シリア革命反体制勢力国民連立)が主催する祝典会場の北部で発生したという。

なおこれに先立ち、西クルディスタン移行期民政局は声明を出し、住民に対して「大規模な集会ではなく、家庭的な雰囲気でノウルーズを祝う」よう呼びかけていた。

SANA, March 20, 2015
SANA, March 20, 2015
ARA News, March 20, 2015
ARA News, March 20, 2015
ARA News, March 20, 2015
ARA News, March 20, 2015

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ハサカ県マアバダ(カルキールキー)町では、シリア・クルド国民評議会(シリア革命反体制勢力国民連立)と民主連合運動(TEV-DEM)がそれぞれ、ハサカ市でのノウルーズを祝う住民を狙った連続爆破テロ発生を受けて、開催を予定していたノウルーズの祝典の中止を決定した。

またアレッポ県アフリーン市で予定されていた祝典も中止となった。

ARA News(3月21日付)が伝えた。

AFP, March 20, 2015、AP, March 20, 2015、ARA News, March 20, 2015、March 21, 2015、Champress, March 20, 2015、al-Hayat, March 21, 2015、Iraqi News, March 20, 2015、Kull-na Shuraka’, March 20, 2015、al-Mada Press, March 20, 2015、Naharnet, March 20, 2015、NNA, March 20, 2015、Reuters, March 20, 2015、SANA, March 20, 2015、UPI, March 20, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)はヒムス県、アレッポ県でジハード主義武装集団と衝突(2015年3月20日)

ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(3月20日付)によると、イスラーム軍が県東部のザルカー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、基地複数カ所を制圧した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月20日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動は、反体制武装集団司令官の爆殺を計画していたダーイシュ(イスラーム国)のメンバーを逮捕した。

逮捕されたのはイマード・イッザ(通常アブー・アイユーブ)を名乗るメンバーで、タウヒード旅団、シャーム軍団などに偽名で参加し、司令官の爆殺を計画していたという。

AFP, March 20, 2015、AP, March 20, 2015、ARA News, March 20, 2015、Champress, March 20, 2015、al-Hayat, March 21, 2015、Iraqi News, March 20, 2015、Kull-na Shuraka’, March 20, 2015、al-Mada Press, March 20, 2015、Naharnet, March 20, 2015、NNA, March 20, 2015、Reuters, March 20, 2015、SANA, March 20, 2015、UPI, March 20, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がハマー県、ヒムス県でシリア軍の兵站路遮断をめざす(2015年3月20日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカンバル村一帯(ウカイリバート町近郊)を空爆、シャイフ・ヒラール村近郊でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

これに先だって、ダーイシュはサラミーヤ市・ハナースィル市(アレッポ県)街道のシリア軍検問所2カ所を襲撃し、兵士50人以上を殺害(クッルナー・シュラカー(3月20日付)によると70人死亡)、またマサール・プレス(3月20日付)によると、ダーイシュはシャイフ・ヒラール村を制圧したという。

マサール・プレスは、ダーイシュがこれによって、ハマー県からアレッポ県に通じるシリア軍の兵站路を遮断したと伝えた。

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ヒムス県では、マサール・プレス(3月20日付)によると、シャーイル・ガス採掘所一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、シリア軍が同地を砲撃、増援部隊を派遣した。

ダーイシュはジャズル・ガス採掘所地帯で、シリア軍部隊を要撃し、兵士5人を殺害したほか、シリア軍兵士多数が死傷したという。

またシリア人権監視団によると、ダーイシュはヒムス県東部で、男性2人をそれぞれ「ヌサイリー体制のためにスパイ」活動を行った、「アッラーを侮辱」した、との容疑で斬首、殺害した。

一方、クッルナー・シュラカー(3月20日付)によると、ダーイシュはまた、ヒムス市・タドムル市間のシリア軍検問所とガス・パイプラインも爆破し、兵士多数を殺害、パイプラインを遮断したという。

他方、SANA(3月20日付)によると、ラッフーム村一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(3月20日付)によると、シリア軍、国防隊がシューラー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の構成を受け、撤退した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・タムル町一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、ハーブール護衛部隊、シリア正教軍事評議会民兵がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, March 20, 2015、AP, March 20, 2015、ARA News, March 20, 2015、Champress, March 20, 2015、al-Hayat, March 21, 2015、Iraqi News, March 20, 2015、Kull-na Shuraka’, March 20, 2015、al-Mada Press, March 20, 2015Masar Press Agency, March 20, 2015、Naharnet, March 20, 2015、NNA, March 20, 2015、Reuters, March 20, 2015、SANA, March 20, 2015、UPI, March 20, 2015などをもとに作成。

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ヒムス県、ダマスカス郊外県、アレッポ県などでシリア軍と反体制武装集団の戦闘続く(2015年3月20日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ラスタン市郊外でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(3月20日付)によると、ウンク・ハワー村、ジュッブ・ジャッラーフ町、東サラーム村・スルターニーヤ村間、ウンム・シャルシューフ村、ハルシュ・クバイバート村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、イドリブ市・マストゥーマ村間のクバブ村一帯で、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦、シリア軍はまたファイルーン村、マアッラトミスリーン市、タマーニア町などを「樽爆弾」で空爆した。

なお、クッルナー・シュラカー(3月20日付)によると、イドリブ市制圧をめざし、シャーム軍団、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線からなる合同作戦司令部が結成されたという。

一方、SANA(3月20日付)によると、ビンニシュ市、タフタナーズ市一帯、ファイルーン村、タッル・ルンマーン村などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハーン・シャイフ・キャンプ出身のパレスチナ人が、治安機関の拘置所で拷問を受け、死亡した。

また同地郊外に地対地ミサイルが着弾したと思われる爆発が起きた。

さらにドゥーマー市、ウーターヤー町(モスク一帯)をシリア軍が砲撃し、子供を含む複数名が死傷した。

一方、マサール・プレス(3月20日付)によると、ハティータト・トゥルクマーン村、ドゥーマー市、ザマルカー町などでシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ラーシディーン地区、サラーフッディーン地区、サブア・バフラート地区、ハンダラート・キャンプ周辺で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、イラン人・アフガン人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などジハード主義武装集団と交戦、シリア軍が砲撃を加えた。

またジハード主義武装集団もバーシュカウィー村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(3月20日付)によると、ハーッラ丘、サムリーン村、ダルアー市各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(3月20日付)によると、キンサッバー町一帯、サルマー町一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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人権団体発表(2015年3月20日)

シリア人権監視団は、2014年10月20日から2015年3月20日までの5ヶ月間で、シリア軍がシリア各地を1万263回にわたって空爆したとする統計を発表した。

同監視団の統計によると、このうち5,335回が「樽爆弾」による空爆、4,928回が戦闘機からのミサイルなどによる空爆で、ダマスカス郊外県、ダマスカス県、ダイル・ザウル県、ヒムス県、ラタキア県、クナイトラ県、ハマー県、アレッポ県、イドリブ県、ダルアー県、ハサカ県、ラッカ県の各所が攻撃対象となったという。

またこれにより、民間人の死者は2,172人で、うち436人が子供、355人が女性、またダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線、そのほかのジハード主義武装集団などの戦闘員が584人だったという。

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ケリー米国務長官は、イドリブ県でのシリア軍による塩素ガス使用疑惑に「激しい不快感」(2015年3月19日)

ジョン・ケリー米国務長官は、シリア軍がイドリブ県サルミーン市、クマイナース村で17日に塩素ガスを使用したとの反体制派、人権団体などの主張に関して、「この問題を精査し、今後の措置を検討する…。もし(塩素ガスの使用が)事実なら、アサド政権のシリア国民に対する反逆行為のもっとも新しい悲劇的な事例となり、国際社会は非難せねばならない」と述べた。

『ハヤート』(3月20日付)が伝えた。

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トルコ首相「トルコ軍の発砲によってシリア国境近くで誰かを殺したとしても、彼らの責任ではない」(2015年3月19日)

トルコのアフメト・ダウトオール首相は、国境警備隊がバーブ・ハワー国境通行所(イドリブ県)・グヴェッジ国境通行所(ハタイ県)付近で数日前にシリア軍2人を射殺した事件に関して、トルコのテレビ局に対し、「今後3ヶ月の間に、トルコ軍の発砲によって国境近くで誰かを殺したとしても、彼らの責任ではない」と述べた。

ダウトオール首相はまた「トルコでの国会選挙が終わるまで通行所は閉鎖されるだろう…。そのうえで、すべてのシリアの車輌が登録され、シリアのナンバー・プレートに代えて、トルコ語で書かれたトルコのナンバー・プレートが付けられ、そのうえで通行所は開放され、シリア人のトルコ領への入国は認められることになろう。入国時には顔写真と指紋がとられることになる」と不言した。

ARA News(3月19日付)が伝えた。

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トルコ領からラッカ県タッル・アブヤド市にダーイシュ(イスラーム国)戦闘員40人が潜入(2015年3月19日)

ラッカ県では、ARA News(3月19日付)が、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員約40人が、トルコの国境通行所を経由して、タッル・アブヤド市に入ったと伝えた。

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ハサカ県では、SANA(3月19日付)によると、ミールビーヤ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、ARA News(3月19日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊などからなる合同部隊が、ダーイシュ(イスラーム国)が支配下に置くスィッリーン町に突入し、ダーイシュと交戦した。

また、クッルナー・シュラカー(3月19日付)によると、ユーフラテスの火山合同作戦司令室は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、カッラ・クーザーク橋一帯を制圧した、と発表した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(3月19日付)によると、18日に引き続き、スフナ市一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

2日間の戦闘で、シリア軍側に50人以上(士官4人を含む)の死者が出ているという。

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有志連合合同司令部は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して8回の空爆を行ったと発表した。

うちシリア領内では、アイン・アラブ市郊外のダーイシュ拠点などが空爆の対象となったという。

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シリア軍がハンダラート・キャンプ周辺で進軍を続ける(2015年3月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、シャッアール地区、カーディー・アスカル地区をシリア軍が空爆する一方、ハンダラート・キャンプ周辺、ドゥワイル・ザイトゥーン村で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員らがシャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月19日付)によると、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団を追撃し、ハンダラート・キャンプ周辺の複数の農場を奪還し、制圧地域を拡大した。

このほか、アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月19日付)によると、イスラーム戦線の治安機関が、身柄拘束中のAMC特派員でアレッポ・アブラール革命家連合メンバーのアブー・ジャアファル・ハラビー氏を釈放した。

ハラビー氏は、これまでにもシャームの民のヌスラ戦線、タウヒード旅団、アブー・アマーラ特殊任務中隊、ブハーリー旅団などによって拘束された経験を持つという。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、サルマー町一帯をシリア軍が砲撃、ドゥーリーン村一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によるとシリア軍がクライブ・サウル村、バルアース村一帯を空爆する一方、サラミーヤ市郊外でシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月19日付)によると、カーファート村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線、シャームの鷹の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒムス市ワアル地区を砲撃した。

一方、SANA(3月19日付)によると、ジュッブ・ジャッラーフ町、ラジャム・カスル村、ウンム・サフリージュ村、ジバーブ・ハマド村、ラッフーム村、ハルシュ・クバイバート・アースィー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、フライタ村郊外無人地帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、タフタナーズ市、サルミーン市、バーラ村、バルユーン村などをシリア軍が空爆、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月19日付)によると、バルーマー村、タフタナーズ市、マアッルディブサ村、マジュダリヤー村、アルバイーン山一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ズィムリーン村前線、アンタル丘、カフルシャムス町一帯、マアルバ町、シャイフ・マスキーン市、カフル・ナースィジュ村、イブタア町で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦、シリア軍が「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(3月19日付)によると、西ガーリヤ村、インヒル市、カフル・ナースィジュ村、サイダー町、ヒルバト・ハジャージーヤ村、ハマド丘、アトマーン村、ヌアイマ村、ダーイル町、ムザイリーブ町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(3月19日付)によると、ハミーディーヤ村一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、イスラームの暁旅団、フルカーン旅団、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 19, 2015、AP, March 19, 2015、ARA News, March 19, 2015、Champress, March 19, 2015、al-Hayat, March 20, 2015、Iraqi News, March 19, 2015、Kull-na Shuraka’, March 19, 2015、al-Mada Press, March 19, 2015、Naharnet, March 19, 2015、NNA, March 19, 2015、Reuters, March 19, 2015、SANA, March 19, 2015、UPI, March 19, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線はドゥーマー市でのシリア軍の「虐殺」への報復を約束(2015年3月19日)

シャームの民のヌスラ戦線は声明を出し、ダマスカス郊外県ドゥーマー市に対するシリア軍の「虐殺」と空爆の犠牲者に弔意を示すとともに、同市住民に対し、犠牲者のための報復を行うと約束、ヒズブッラー戦闘員と国防隊が共同で使用する「ムスタクバル検問所」を爆破したと犯行を認めた。

また東グータ地方で活動するすべての武装集団に対して、対立を解消し、政府軍と対峙するよう呼びかけた。

Kull-na Shuraka', March 18, 2015
Kull-na Shuraka’, March 18, 2015

 

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またシャームの民のヌスラ戦線の司令官の一人でシャリーア学者のアブー・マーリヤ・カフターニー氏も、ダマスカス郊外県で活動する「革命家司令官ら」に対して、首都ダマスカスでの戦闘を行う必要があると述べる一方、ヌスラ戦線とシャーム自由人イスラーム運動対して、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃するよう呼びかけた。

AFP, March 19, 2015、AP, March 19, 2015、ARA News, March 19, 2015、Champress, March 19, 2015、al-Hayat, March 20, 2015、Iraqi News, March 19, 2015、Kull-na Shuraka’, March 19, 2015、al-Mada Press, March 19, 2015、Naharnet, March 19, 2015、NNA, March 19, 2015、Reuters, March 19, 2015、SANA, March 19, 2015、UPI, March 19, 2015などをもとに作成。

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最新論考「シリア・アサド政権はどのように必要とされているのか?」(Synodos)

青山弘之「シリア・アサド政権はどのように必要とされているのか?」
Synodos、2015年3月19日

「アラブの春」がシリアに波及して、この3月15日で4年が過ぎた。「今世紀最悪の人道危機」と評される同国の惨状は、今でも「独裁」対「民主化」という勧善懲悪のもとで捉えられることが少なくない。「アサド政権が20万人以上の市民を虐殺した」、「アサド軍は「樽爆弾」を無差別に投下し、市民を殺戮している」といった批判がその典型だ。

むろん、国内では、シリア軍の作戦で多くの人命が絶たれ、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、人口(約2,200万人)の半分に相当する1,000万人が被災し、650万人が国内外での避難生活を余儀なくされている。しかし、実証や裏付けを伴わない一方的な批判は、もはや暴力停止に向けた建設的議論をモラトリアムするための口実にしか見えない。・・・

ハマー市内で第4師団の兵士と憲兵が小競り合い(2015年3月18日)

ハマー県では、クッルナー・シュラカー(3月19日付)によると、ハマー市内で第4師団の兵士複数とアースィー広場の警備にあたる憲兵隊が口論となり、殴り合いのけんかとなった。

口論の理由は明らかではないという。

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