シリア国内の暴力:イドリブでヌスラ戦線と「穏健な反体制派」の対立激化(2014年9月14日)

イドリブ県では、『ハヤート』(9月15日付)によると、ルージュ平原のバーリア村にあるシリア革命家戦線の拠点複数カ所をシャームの民のヌスラ戦線が襲撃し、シリア革命家戦線のクサイ・ムハンマド・アフマド司令官とその弟の2人を逮捕し、処刑した。

ヌスラ戦線の襲撃は、数日前にジスル・シュグール市郊外のカニーヤ村でヌスラ戦線のアブー・マシャーリー・シャルイー氏が殺害されたことの報復だったという。

一方、SANA(9月14日付)によると、バーリア村、ダブシーヤ村、ダイル・サンバル村、ジャッブーラ、アブー・ズフール町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥッハーニーヤ町一帯、シリア軍、国防隊が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、銅町の大部分を制圧した。

この戦闘でシリア軍士官1人と兵士5人、ヌスラ戦線戦闘員ら13人以上が死亡した。

複数の活動家によると、ドゥッハーニーヤ町一帯での戦闘には、マーヒル・アサド准将が司令官を務める第4師団などの将兵約70人(アリー・ムハンマド・アリー大佐、ラダー・マフルーフ中佐ら)が参戦している、という。

なお、スィラージュ・プレス(9月14日付)は、アサド政権支持者がSNSなどで、ラダー・マフルーフ大佐が戦死したとの書き込みを行っている、と報じた。

マフルーフ大佐は空軍情報部ダマスカス支部長。

一方、SANA(9月14日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(9月14日付)によると、ハミーミーヤ村、ズィルバ村、ドゥライヒム平原、フワイジーニーヤ村、ウワイジャ地区、ラドワーニーヤ村、ジャッブール村、ダイル・ハーフィル市、アフタリーン市、ハーディル村、アレッポ市ナアナーイー広場西部、アレッポ城北部、ラーシディーン地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(9月14日付)によると、ヌアイマ村、ジーザ町、ブスラー・シャーム市、インヒル市・ジャースィム市街道、ラジャート高原、西ガーリヤ村、アトマーン村周辺、サムリーン村周辺で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(9月14日付)によると、ウンム・バーティナ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(9月14日付)によると、ヒムス市ワアル地区、ラスタン市、ウンム・サフリージュ村、マクサル・ヒサーン村、カフルラーハー市・タッルドゥー市交差点で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 14, 2014、AP, September 14, 2014、ARA News, September 14, 2014、Champress, September 14, 2014、al-Hayat, September 15, 2014、Kull-na Shuraka’, September 14, 2014、al-Mada Press, September 14, 2014、Naharnet, September 14, 2014、NNA, September 14, 2014、Reuters, September 14, 2014、SANA, September 14, 2014、Siraj Press, September 14, 2014、UPI, September 14, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:反体制派が避難民キャンプを襲撃(2014年9月13日追記)

ARA News(9月14日付)によると、トルクメン山(ラタキア県北部ラビーア町一帯)にある避難民キャンプをアンサール・シャーム・イスラーム大隊が襲撃し、キャンプの責任者を拘束した。

同キャンプには避難民170世帯が身を寄せているという。

ARA News, September 14, 2014をもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年9月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がクーリーヤ市郊外、マヤーディーン市のスーフィー聖者廟複数カ所を爆破・破壊した。

一方、SANA(9月13日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、アルディー地区、ティブニー町、ムーハサン市、マリーイーヤ村で、シリア軍がダーイシュの追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(9月13日付)によると、ハサカ県グワイラーン地区での反体制武装集団との戦闘で、シリア軍の大尉1人を含む4人が死亡した。

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アナトリア通信(9月13日付)などによると、米国によるシリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)掃討のための空爆を恐れ、アレッポ県バーブ市などダーイシュが占拠する地域の住民が避難している、と報じた。

AFP, September 13, 2014、Anadolu Ajansı, September 13, 2014、AP, September 13, 2014、ARA News, September 13, 2014、Champress, September 13, 2014、al-Hayat, September 14, 2014、Kull-na Shuraka’, September 13, 2014、al-Mada Press, September 13, 2014、Naharnet, September 13, 2014、NNA, September 13, 2014、Reuters, September 13, 2014、SANA, September 13, 2014、UPI, September 13, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ヌスラ戦線がクナイトラで攻勢(2014年9月13日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団がラワーディー村、ハミーディーヤ村をシリア軍との戦闘の末に制圧した。

これによりシリア軍はクナイトラ県の都市・町・村の80%をヌスラ戦線に奪われたことになるという。

一方、SANA(9月13日付)によると、ウンム・バーティナ村、ビイル・アジャム村、スワイサ村、ナブア・サフル村、マムティナ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(9月13日付)によると、前日のハラファーヤー市一帯における治安回復に続き、シリア軍がタイバト・イマーム市、ルワイブダ村、ズール・アブー・ザイド村、ハラファーヤー橋で、「テロ集団」を放逐し、同地の治安と安定を回復した。

またカフルズィーター市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(9月13日付)によると、ドゥッハーニーヤ町、アイン・タルマー村、ハラスター市、ドゥーマー市、アルバイン市、ザブディーン村郊外、ダイル・アサーフィール市郊外、ナシャービーヤ農場で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

なおクッルナー・シュラカー(9月13日付)によると、ドゥッハーニーヤ町での戦闘には、イスラーム戦線、ハビーブ・ムスタファー旅団、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム自由人イスラーム運動、ラフマーン大隊などが参加しているという。

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ダマスカス県では、SANA(9月13日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(9月13日付)によると、カブターン・ジャバル村、アルド・マッラーフ地区郊外、ダイルハーフィル市、アフタリーン市、タッル・リフアト市、アナダーン市、フライターン市、カフルナーハー町、ダーラト・イッザ市、アンジャーラ村、マンバジ市、バーブ市、ハンダラート・キャンプ、バービース村、ウワイジャ地区、マンスーラ村、アレッポ市バニー・ザイド地区、スッカリー地区、シャイフ・サイード地区、ハナーヌー地区、インザーラート地区、ラーシディーン地区、ライラムーン地区などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(9月13日付)によると、ヒムス市ワアル地区、ファルハーニーヤ村、アブー・サナースィル丘、ウンム・シャルシューフ村、ウカイリバート町、スフナ市東部、ラスタン市、ラッフーム村、ウンク・ハワー村、西サラーム村、タルビーサ市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(9月13日付)によると、カフルラーター村、シュワイハ村、アブー・ズフール町、フマイマート・ダーイル村、サルキーン市、サラーキブ市、バシーリーヤ村、マアッラト・ヌウマーン市、カフルナブル市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(9月13日付)によると、ハーン・ジャウズ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(9月13日付)によると、ダーイル町、アトマーン村・タファス市街道、ラジャート高原、サムリーン村、インヒル市、ヤードゥーダ村、タファス市、アトマーン村、ジーザ町などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 13, 2014、AP, September 13, 2014、ARA News, September 13, 2014、Champress, September 13, 2014、al-Hayat, September 14, 2014、Kull-na Shuraka’, September 13, 2014、al-Mada Press, September 13, 2014、Naharnet, September 13, 2014、NNA, September 13, 2014、Reuters, September 13, 2014、SANA, September 13, 2014、UPI, September 13, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年9月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市西方にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点を西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が砲撃、これに対してダーイシュもダクルマーン村、タアラク村、ブーザール村を、ダーイシュ(イスラーム国)が砲撃した。

両者の戦闘は11日にマフムーディーヤ村一帯でも発生し、アイン・アラブ市東部のカイズ村が砲撃を受けていた。

またシリア軍はダーイシュが占拠するバーブ市のファーティマ・モスク近郊を空爆し、住民4人が死亡した。

さらにARA News(9月13日付)によると、シリア軍はアイン・アラブ市南部のクーザーク村にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所を空爆した。

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ラッカ県では、SANA(9月12日付)によると、ラッカ市カッラ・クーザーク橋近くのダーイシュ(イスラーム国)拠点複数カ所をシリア軍が攻撃、破壊し、外国人戦闘員を殺傷した。

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ダイル・ザウル県では、現地活動家によると、シリア軍がタリーフ村の製塩工場にあるダーイシュ(イスラーム国)拠点をシリア軍が空爆し、ダーイシュ戦闘員5人が死亡、20人以上が負傷した。

AFP, September 12, 2014、AP, September 12, 2014、ARA News, September 12, 2014、September 13, 2014、Champress, September 12, 2014、al-Hayat, September 13, 2014、Kull-na Shuraka’, September 12, 2014、September 13, 2014、al-Mada Press, September 12, 2014、Naharnet, September 12, 2014、NNA, September 12, 2014、Reuters, September 12, 2014、SANA, September 12, 2014、UPI, September 12, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ヌスラ戦線がハマーで「大敗」(2014年9月12日)

ハマー県では、『ハヤート』(9月13日付)が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団は、ハラファーヤー市一帯での戦闘で、シリア軍、国防隊に「大敗」(ナクサ)を喫したと報じた。

ヌスラ戦線などからなる武装集団は1,500人以上の戦闘員を動員し、ハラファーヤー市、ハマー航空基地などの制圧をめざしていたが、「虎」の異名をとるスハイル・ハサン大佐が司令官として着任したシリア軍、国防隊、そしてイラン人司令官の攻勢を受け、敗退を余儀なくされた。

これに関して、シリア軍・武装部隊総司令部は声明を出し、ハマー県ハラファーヤー市およびその周辺で、軍部隊が「武装テロ集団」多数を殲滅し、治安と安定を回復したと発表した。

声明によると、シリア軍はこれにより、アルザ村、ハッターブ町、ヒルバト・ハジャーマ村、ブルフサイン村、クサイイーヤ村、シャルアーヤー村、タッル・サムサーム村、タイバト・イマーム市周辺の丘陵地帯で、外国人戦闘員らを殲滅し、同地の治安と安定を回復したという。

またシリア軍は、カフルズィーター市、ムーリク市、ラターミナ町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市ハイダリーヤ地区、マサーキン・ハナーヌー地区、ダーラト・イッザ市を空爆し、アレッポ市サイフ・ダウラ地区でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(9月12日付)によると、アレッポ市アシュラフィーヤ地区、ラームーサ地区、旧市外、バニー・ザイド地区、ブスターン・カスル地区、ライラムーン地区、ラーシディーン地区、バーブ市、カフルハムラ村、カブターン・ジャバル村、ハーン・トゥーマーン村、アレッポ市・ズィルバ村・サラーキブ市(イドリブ県)街道、マーリア市、フライターン市、カフルナーハー町、ナイラブ航空基地西部などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ナージヤ村、ビダーマー町をシリア軍が砲撃、またジハード主義武装集団が撃った迫撃砲弾がイドリブ市ジャッバーラ地区に着弾した。

一方、クッルナー・シュラカー(9月12日付)によると、シリア革命家戦線が、バーラ村からザーウィヤ山にあるシリア殉教者大隊旅団の戦線検問所を自爆攻撃しようとした車(4人の自爆犯が搭乗)を発見し、逮捕した。

他方、SANA(9月12日付)によると、バービーラー村、クーリーン村、ファイルーン村、サルミーン市、カフルラーター村、クマイナース村、タッル・ディーニート、タッル・カリーマ、カフルハーヤー村、ナリラヤー村、マクバラ村、カフルナジュド村、フータ村、バラーギーティー村、アブー・ズフール町、タルマナス町、カフルサジュナ村、ダーナー市、サラーキブ市、ハーン・シャイフ・キャンプ、カフルナブル市、フバイト村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(9月12日付)によると、ヒムス市ワアル地区、タッルドゥー市、アブー・サナースィル丘、ラスタン市、サアン村、ザアフラーナ村、ウンム・サフリージュ村、ダイル・フール村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(9月12日付)によると、ドゥッハーニーヤ町、カラムーン地方、アイン・タルマー渓谷、アルバイン市、ドゥーマー市、サクバー市、カナーキル村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム旅団、グータの獅子旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(9月12日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム旅団、グータの獅子旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(9月12日付)によると、ハズラージーヤ農園、西サムダーニーヤ村、ラスム・シューリー村、ジュバーター・ハシャブ村、アクラバー村、ハッジャ村、スワイサ村、ナブア・サフル村、アンタル丘、タッル・クライン、タッル・アラーキーヤで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(9月12日付)によると、ナワー市、サムリーン村・ズィムリーン村街道、ガズラーン農場、ダルアー市Syriatelビル一帯、ラジャート高原、アトマーン村西部で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 12, 2014、AP, September 12, 2014、ARA News, September 12, 2014、Champress, September 12, 2014、al-Hayat, September 13, 2014、Kull-na Shuraka’, September 12, 2014、al-Mada Press, September 12, 2014、Naharnet, September 12, 2014、NNA, September 12, 2014、Reuters, September 12, 2014、SANA, September 12, 2014、UPI, September 12, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き:イスラーム過激派(自由シリア軍)とダーイシュがダマスカスで初の停戦(2014年9月11日追記)

シリア人権監視団は、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市で潜伏・活動するダーイシュ(イスラーム国)と反体制ジハード主義武装集団が11日、停戦合意を結んだと発表した。

停戦合意は、①戦闘の停止、②民間人、戦闘員双方への背教宣告の禁止、③「ヌサイリー・ラーフィディーン(シーア派)政権」を根本的な敵とみなす、ことなどを骨子とするという。

停戦合意に署名したのはガーブの鷹司令官のアブー・アブドゥッラフマーン氏とアブー・ファフド氏、シリア革命家戦線司令官のアブー・フィダー氏、アブー・ハサン氏、アブー・マーズィン氏、アブー・アラブ大尉、ダーイシュのハジャル・アスワド地区指導者のアブー・ヒシャーム。

Kull-na Shuraka', September 12, 2014
Kull-na Shuraka’, September 12, 2014

 

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アレッポ県では、ユーフラテスの火山合同作戦司令室が声明を出し、アイン・アラブ市南部のクーザーク村橋の近くで、初となるダーイシュ(イスラーム国)掃討作戦を実施し、ダーイシュ戦闘員15人を殲滅したと発表した。

ユーフラテスの火山合同作戦司令室は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とアイン・アラブ市で活動する「自由シリア軍」からなる組織。

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アレッポ県では、SLN(9月12日付)によると、クワイリス航空基地近くでシリア軍ヘリコプターが墜落し、ダーイシュ(イスラーム国)がパイロットのマティーア・アッバース氏を捕捉した。

Kull-na Shuraka’, September 12, 2014、SLN, September 12, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:オバマ大統領演説への反応(2014年9月11日)

国連のステファン・デュジャリック報道官(潘基文事務総長付報道官)は、10日のバラク・オバマ米大統領の演説に関して、「ダーイシュ(イスラーム国)への強迫は…国際社会の支援のもとでなされねばならないし、そうすることで歓迎される…。オバマ大統領がシリアでの(紛争の)政治的解決を順守することを歓迎する…。ダーイシュは政治的がなされないことで生じた」と述べた。

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ロシア外務省報道官は、10日のバラク・オバマ米大統領の演説に関して、「米大統領は合法的な政府の同意なく、シリアでダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃するかもしれないと述べた。国連安保理の決定を欠いたこうしたイニシアチブは、国際法に対する敵対行為であり、明白な違反だ」と発表した。

AFP(9月10日付)が伝えた。

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中国外交部報道官は、10日のバラク・オバマ米大統領の演説に関して、シリアへの空爆に反対の意思を示した。

同報道官は「中国はあらゆるテロに反対し、国際社会がそれを撲滅し、国内の治安と安定を維持しようとする関係国の努力を支援しなければならないということに同意する。しかし同時に国際法、主権、独立、領土保全が尊重されなければならない」と述べた。

AFP(9月10日付)が伝えた。

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イラン外務省のマルズィーヤ・アフハム報道官は、10日のバラク・オバマ米大統領の演説に関して、「曖昧さに包まれている。テロを完全に根絶しようとする誠実さ、そして真剣さに疑問を感じる」と述べた。

アフハム報道官はまた「(米国を中心とする有志)同盟への参加国の一部が、イラクとシリアでテロリストに資金を支援している」と付言し、イランが有志同盟に参加することは不可能だとの見解を示した。

『ハヤート』(9月12日付)が伝えた。

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フィリップ・ハモンド英国防大臣は訪問先のベルリンで、10日のバラク・オバマ米大統領の演説に関して、「明らかにしておきたい。英国はシリアでの空爆には参加しないだろう」と述べた。

しかし、英首相報道官は、「空軍に関して、首相はいかなるものも排除しない」と述べ、シリア空爆への参加の有無について明言を避けた。

ロイター通信(9月11日付)などが伝えた。

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ジョン・ケリー米国務長官はサウジアラビアのジェッダを訪問し、アラブ湾岸諸国、トルコ、ヨルダン、エジプトなど11カ国の外相級会合に出席した。

会合後、サウジアラビアのサウード・ファイサル外務大臣は、ケリー米国防大臣と共同会見を開き、ダーイシュ(イスラーム国)への対応について話し合われたとしたうえで、会合参加国が、10日のバラク・オバマ米大統領の演説への支持を表明したことを明らかにした。

またファイサル外務大臣は、ダーイシュ撲滅に向け、関係国が責任を分担する必要を強調するとともに、「ダーイシュはイラク・シリア国境を廃し、イラクで空爆が激化すれば、シリア領を避難所とする」と警鐘を鳴らした。

一方、シリアの反体制武装集団への支援策をめぐってサウジアラビアとトルコの調整が難航しているとの一部情報を否定、トルコ領内のシリアの反体制武装集団の訓練基地に関して質問がなされると、ファイサル外務大臣は「周辺諸国に反体制派の訓練基地(複数)がある」と答えた。

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バラク・オバマ米大統領は、国民向けの演説に先立って、サウジアラビアのアブドゥッラー国王と電話で会談し、シリアの反体制勢力の支援策などについて意見を交わした。

『読売新聞』(9月11日夕刊)によると、電話会談では、シリアの反体制勢力への軍事支援に対する米議会の承認が得られた場合、サウジアラビア国内で教練を行うことなどが話し合われたという。

サウジアラビア国内で教練がなされる勢力が、米国が支援を模索してきた「穏健な反体制勢力」(自由シリア軍参謀委員会、ハズム運動など)かどうかは不明。

サウジアラビアは、アル=カーイダのメンバーが指導してきたシャームの民のヌスラ戦線などからなるイスラーム戦線を支援しているとされる。

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Fox TV(9月11日付)は、10日のバラク・オバマ米大統領の演説に関して、米国防総省高官の話として、米軍によるシリア空爆は「30日以内に開始されるだろう」と報じた。

『ワシントン・ポスト』(9月11日付)は、10日のバラク・オバマ米大統領の演説に関して、米軍によるシリア空爆が、米航空母艦、トルコ、カタール、クウェートの米軍基地を拠点として行われるだろうと伝えた。

AFP, September 11, 2014、AP, September 11, 2014、ARA News, September 11, 2014、Champress, September 11, 2014、Fox TV, September 11, 2014、al-Hayat, September 12, 2014、Kull-na Shuraka’, September 11, 2014、al-Mada Press, September 11, 2014、Naharnet, September 11, 2014、NNA, September 11, 2014、Reuters, September 11, 2014、SANA, September 11, 2014、UPI, September 11, 2014、The Washington Post, September 11, 2014、『読売新聞』2014年9月11日夕刊などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年9月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が制圧するバーブ市に対して、シリア軍が6回にわたり空爆を行い、標的となった市場などで住民11人が死亡、17人が負傷した。

同監視団によると、バーブ市では数日前に、ダーイシュがシリア軍の空爆に備えて、住民に避難勧告を行っていたという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市のハウィーカ地区、ジュバイラ地区、タバンイー町のダーイシュ(イスラーム国)本部・拠点などに対して、シリア軍が3度にわたって空爆を行い、ダーイシュ戦闘員複数名が死傷した。

またブーカマール市で住民ら多数が「何者か」に逮捕された。

この摘発活動は、ブーカマール市を占拠するダーイシュ戦闘員を標的とした襲撃事件が頻発することに対処するため、ダーイシュ「ユーフラテス州」がパトロール活動を強化したことと時を一にしているという。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)に協力的なグワイラーン自由人大隊などの武装集団が潜伏するハサカ県グワイラーン地区で、シリア軍、国防隊が同武装集団と交戦し、同地区西部(西グワイラーン地区)の複数カ所を制圧した。

シリア人権監視団によると、戦闘で軍、国防隊側に28人の戦死者が出るとともに、住民数万人が避難した。

AFP, September 11, 2014、AP, September 11, 2014、ARA News, September 11, 2014、Champress, September 11, 2014、al-Hayat, September 12, 2014、Kull-na Shuraka’, September 11, 2014、al-Mada Press, September 11, 2014、Naharnet, September 11, 2014、NNA, September 11, 2014、Reuters, September 11, 2014、SANA, September 11, 2014、UPI, September 11, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ヌスラ戦線がUNDOF隊員を解放(2014年9月11日)

『ハヤート』(9月12日付)は、クナイトラ県ゴラン高原の非武装地帯で8月28日にシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団に拘束されていたUNDOFフィージー軍部隊隊員(45人)が解放された、と伝えた。

またSANA(9月11日付)によると、ブライカ村・ビイル・アジャム街道、ウンム・バーティナ村、マスハラ村、ルワイヒーナ村、スワイサ村、アイン・ティーナ村、マムティナ村、マジュドゥーリヤー村、ハムリート村、ハッジャ村、アクラバー村、ナブア・サフル村、ウンム・アウサジュ村などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカフルナーハー町を空爆、またアレッポ市内のマルハブ兵舎一帯で、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(9月11日付)によると、アナダーン市、ブラート村、ファーフィーン村、キンディー大学病院周辺、バービース村、アフタリーン市、マンスーラ村、カフルナーハー町、ハーン・アサル村、アルシャー度村、カフルハムラ村、カブターン・ジャバル村、アレッポ市ジャンドゥール地区、ライラムーン地区、旧市街、シャイフ・マクスード地区、ハナーヌー地区、ラーシーディーン地区、インザーラート地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アルバイーン市周辺をシリア軍が3度にわたり空爆、またダイル・サルマーン町、カースィミーヤ町、バハーリーヤ村一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(9月11日付)によると、ドゥッハーニーヤ町一帯、シャイフーニーヤ農場、ドゥーマー市、アルバイン市、ナシャービーヤ農場、バイト・ティーマー村、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、ダイル・マーキル町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム旅団、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(9月11日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線の拠点であるハラファーヤー市にシリア軍が突入し、複数の戦闘員を殺傷、武器・弾薬庫などを破壊した。

またシリア軍はムーリク市、カフルズィーター市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(9月11日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(9月11日付)によると、バルグースィーヤ村、シャンダーヒーヤ村一帯、ザーラ村、ラスタン湖、ウンム・シャルシューフ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(9月11日付)によると、タッル・サラムー村、アブー・ズフール町、ナリラヤー村、アルバイーン山周辺、シャナーン村、マアッラト・ヌウマーン市などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(9月11日付)によると、ダルアー市マンシヤ地区など、ラジャート高原、ブスル・ハリール、西サムダーニーヤ南部、インヒル市、カフルシャムス町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(9月11日付)によると、ダッラ村、リーハーニーヤ村、ブルジュ・ザーヒー村、クーズ山で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 11, 2014、AP, September 11, 2014、ARA News, September 11, 2014、Champress, September 11, 2014、al-Hayat, September 12, 2014、Kull-na Shuraka’, September 11, 2014、al-Mada Press, September 11, 2014、Naharnet, September 11, 2014、NNA, September 11, 2014、Reuters, September 11, 2014、SANA, September 11, 2014、UPI, September 11, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き:米国によるシリア爆撃は敵対行為(2014年9月11日)

アサド大統領はダマスカス訪問中のスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表と会談した。

アサド大統領は会談で、シリアおよび中東地域の現状のなかでテロとの戦いが最優先課題になったと指摘し、テロがシリア人どうしの対話を通じた国民和解への支援を脅かしているとの見方を示した。

一方、デミストゥラ共同特別代表は、テロとの戦い、国民和解の推進と並行して、政治プロセスを通じたシリア国内外のすべての当事者による紛争の平和的解決にむけた行動への努力への意思が表明された。

会合には、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣らが同席した。

SANA(9月11日付)が伝えた。

会談後の記者会見で、デミストゥラ共同特別代表は、「テロ組織に対抗しなければならない。このことは明白だ。国際社会は次第にこの分野において互いに接近しつつある…。軋轢はなく、治安措置、そして迅速で、効率的で、集団的な政治的トラックを統合することを通じたテロとの戦いがあるのみで、それがテロリストを国民から孤立させるのに資する」と述べた。

また「政治的解決に至るためシリア人を支援する」との意思を示した。

SANA, September 11, 2014
SANA, September 11, 2014

 

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アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣は、10日のバラク・オバマ米大統領の演説に関して「シリア政府の同意を得ていないいかなる行為もシリアに対する敵対行為だ…。国際法に従うと、シリアとの協力、協調、同意が、軍事的であれ、非軍事的であれいかなる活動においても不可欠だ」と述べた。

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表との会談後、記者団の質問に答えたハイダル国務大臣はしかし「シリアに対する敵対行為にシリアが報復するか否かは、その時になってみなければ話すことはできない」とも述べた。

AFP, September 11, 2014、AP, September 11, 2014、ARA News, September 11, 2014、Champress, September 11, 2014、al-Hayat, September 12, 2014、Kull-na Shuraka’, September 11, 2014、al-Mada Press, September 11, 2014、Naharnet, September 11, 2014、NNA, September 11, 2014、Reuters, September 11, 2014、SANA, September 11, 2014、UPI, September 11, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:オバマ大統領、シリア爆撃への意思表明(2014年9月10日)

バラク・オバマ米大統領は10日夜、ホワイトハウスで米国民向けに演説し、ダーイシュ(イスラーム国)掃討に向けた戦略を発表した。

演説におけるオバマ大統領の主な発言は以下の通り:

「目下、大いなる脅威が中東・北アフリカで生じ、過激派が自らの利益のために、これらの地域における不満に乗じている。こうした過激派の一つがlSIL、すなわち自称「イスラーム国」だ」。

ISILは「イスラーム的」ではない。無実の人々の殺害を赦す宗教などない…。ISILは国家でもない…。ISILは純然たるテロ組織でしかない」。

「放置しておけば、こうしたテロリストは、地域を越えて、米国にまで脅威を及ぼしかねない。我々の祖国に対する陰謀に気づかなければ、ISILの指導者らは米国と同盟国を脅かしていただろう。我々の情報コミュニティは、欧州人、米国人を含む数千の外国人がシリアとイラクで彼らに加わっていると考えている。教練を受け、戦闘で力をつければ、こうした戦闘員は、自分たちの出身国に舞い戻り、恐るべき攻撃を行いかねない」。

「これまで、我々はイラクで150回以上の空爆を成功させ…、イラク軍とクルド民兵に要所を奪還する余地を与えた」。
「我々の目的は明確だ。我々は、包括的で持続的な対テロ戦略を通じて、ISILを弱体化させ、最終的には殲滅する」。

「第1に、我々はこれらテロリストに対する体系的な空爆を行う。イラク政府と協力し、米国民の保護や人道的任務以外に対しても努力を拡げていく。イラク軍が攻勢に転じるのに合わせて、ISILを標的とする。さらに、我々の国を脅かすテロリストがどこにいようと追い詰める、ということを明らかにしておきたい。つまり、イラクだけでなく、シリアでISILに対して行動をとることを躊躇しない…。米国を脅かせば、安全な避難所はない」。

「第2に、我々は現地でこうしたテロリストと戦う勢力への支援を増大させる…。シリアにおいて、我々はシリアの反体制派への軍事支援を用意してきた。今夜、私は議会に対して、これらの戦闘員を教練し、装備させるためのさらなる権限と財源を与えるよう呼びかけた。ISILとの戦いにおいて、自国民をテロの恐怖に陥れるアサド政権に頼ることはできない。失った正統性を決して回復しない政権だ。その代わりに、我々はISLIのような過激派に対抗する最善の対抗勢力として反体制派を強化しなければならない。またシリアの危機をきちんと解決するのに必要な政治的解決策を追究しなければならない」。

「第3に、我々はISILの攻撃を阻止するため、テロに対抗する実質的な能力を駆使し続ける…。我々は、パートナーとともに資金供与を遮断する努力を増大させ、情報機関を改善し、防衛力を許可し、歪んだイデオロギーに対抗し、中東内外からの外国人戦闘員の流入を根絶する。2週間以内に、この努力に向けて国際社会を動員するため、私は国連事務総長と会談する」。

「第4に、我々は、テロ組織によって追放された無実の市民に対して人道支援を提供し続ける」。

「数日中に、彼(ジョン・ケリー国務長官)が中東、欧州を旅し、この戦いにおけるさらなるパートナー、とりわけイラクとシリアのスンナ派コミュニティの動員に貢献し得るようなアラブ諸国を得ることになろう」。

「ISILのようなガンを根絶するには時間がかかる」。

「シリアの化学兵器を廃棄・破壊させ、シリア国民や世界に二度と脅威を及ぼさないようにしたのは米国である」。

「神が我々の軍を祝福しますよう。神がアメリカ合衆国を祝福しますよう」。

オバマ大統領の演説全文はhttp://www.whitehouse.gov/the-press-office/2014/09/10/statement-president-isil-1を参照。

The White House, September 10, 2014をもとに作成。

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諸外国の動き:ESCWAが紛争被害の報告会を開催(2014年9月10日)

国連ESCWA(西アジア経済社会委員会)は、ベイルートの本部で、シリアにおける紛争被害についての調査報告会を開催し、シリア人専門家、諸外国の外交官らが出席した。

「The Conflict in the Syrian Arab Republic: The Impact at the Macroeconomic Level and the Obstacles on the Way to the Millennium Development Goals」と銘打たれた報告会は、シリア人専門家ら300人によって進められている「シリアの未来のための国民アジェンダ」(http://www.escwa.un.org/sites/ESAR/project.asp?ProjectTitle=The%20National%20Agenda%20for%20the%20Future%20of%20Syria)プログラムの一環として行われた。

シリアの元副首相でESCWA-EDGE(Economic Development and Globalization Division)代表のアブドゥッラー・ダルダリー氏は報告会で、「当初は、シリアの損失の数値と実態はいかなるものか、との問いかけがなされていた。しかし我々のもとにさまざまな報告がなされるなか、シリアに何が残っているのかという問いがなされるに至った」と述べ、紛争被害の深刻さを強調した。

報告会で示されたデータ(http://www.escwa.un.org/information/pressescwaprint.asp?id_code=656)によると、2010年に600億米ドルだったシリアのGDPは、2011年には560億ドル、2012年には400億ドル、2013年には330億ドルに減少したという。

また国内の貧困率は2012~2013年には89.62%に達しているという。

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AFP(9月10日付)は、オーストリア内務省報道官の話として、警察当局がグラーツ市で、シリアに潜入しようとしていた14歳と15歳の少女(イスラーム教徒)を補導した、と報じた。

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国連の潘基文事務総長は、『ハヤート』(9月10日付)のインタビューに応じ、そのなかでアサド政権に正統性はないとする欧米諸国寄りの自身の姿勢について、「正統性があるとは思えない」と述べる一方、ダーイシュ(イスラーム国)のレバノンへの浸透に懸念を表明した。

AFP, September 10, 2014、AP, September 10, 2014、ARA News, September 10, 2014、Champress, September 10, 2014、al-Hayat, September 10, 2014、September 11, 2014、Kull-na Shuraka’, September 10, 2014、al-Mada Press, September 10, 2014、Masar Press Agency, September 10, 2014、Naharnet, September 10, 2014、NNA, September 10, 2014、Reuters, September 10, 2014、SANA, September 10, 2014、UPI, September 10, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年9月10日)

ダイル・ザウル県では、マサール・プレス(9月10日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル航空基地周辺でシリア軍と戦闘の末、軍の哨所複数カ所を制圧し、空港への包囲を強めた。

この戦闘でシリア軍兵士8人、ダーイシュ戦闘員5人が死亡したという。

またダイル・ザウル市アルディー地区では、シリア軍がダーイシュ掃討のために空爆を行い、8人が死亡した。

一方、SANA(9月10日付)によると、ダイル・ザウル市ウルフィー地区、ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、マヤーディーン市、ムーハサン市で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備、地下トンネルを破壊した。

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アレッポ県では、『クドス・アラビー』(9月10日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマンビジュ市でクルド人約50人を逮捕し、財産を没収した。

AFP, September 10, 2014、AP, September 10, 2014、ARA News, September 10, 2014、Champress, September 10, 2014、al-Hayat, September 11, 2014、Kull-na Shuraka’, September 10, 2014、al-Mada Press, September 10, 2014、Naharnet, September 10, 2014、NNA, September 10, 2014、al-Quds al-‘Arabi, September 10, 2014、Reuters, September 10, 2014、SANA, September 10, 2014、UPI, September 10, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ハマーでシリア軍とヌスラ戦線の戦闘続く(2014年9月10日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線の同県の最大拠点であるハラファーヤー市周辺で、シリア軍、国防隊、「イラン人士官」が、ヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦、シリア軍が砲撃を加えた。

ハラファーヤー市攻略作戦は、「虎」の異名をとるシリア軍のスハイル・ハサン准将と、イラン・イスラーム革命防衛隊の青年士官によって指揮されているという。

シリア軍はまた、カスル・ブン・ワルダーン村、カフルズィーター市に対して空爆を行う一方、ヌスラ戦線もムハルダ市に対して砲撃を行った。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥッハーニーヤ町一帯でシリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦、シリア軍の中佐が死亡した。

またシリア軍は、アイン・タルマー村を地対地ミサイルなどで攻撃する一方、ヌスラ戦線などは、フタイタト・シャルシュ町近郊に向けて進軍した。

一方、SANA(9月10日付)によると、シャイフーニーヤ農場、ハラスター市、ザバダーニー市東部山岳地帯、マシュラファ村およびラアス・マアッラ町の無人地帯、フサイニーヤ町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ジスル・シュグール市郊外のカニーヤ村で、シャームの民のヌスラ戦線司令官の一人(ヨルダン人)が何者かに射殺された。

一方、SANA(9月10日付)によると、サラーキブ市、アブー・ズフール町、マアッラト・ヌウマーン市、ビンニシュ市、マアッルシューリーン村、ワーディー・ダイフ周辺、カフルナジュド村、マアッルバリート村、タラフ村、ダブシーヤ村、ジャディーダ村、ブワイティー村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、クナイトラ市郊外でのシリア軍との戦闘で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員8人が死亡した。

一方、SANA(9月10日付)によると、ジュバーター・ハシャブ村、ルワイヒーナ村、スワイサ村、アイン・ティーナ村、マムティナ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(9月10日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、グータの獅子機構、イスラーム旅団の外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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SANA(9月10日付)は、国連WFPとシリア赤新月社が、ダルアー県内の医療センター9カ所に対して13トン分の医療・人道支援物資を配給した。

支援物資はジャースィム市、ハーッラ市、ナワー市、タファス市、ブスル・ハリール市、フラーク市などに配分されるという。

またシリア赤新月社は、アレッポ県東部および西部郊外に飲料水などを積載した貨物車輌5両を派遣し、人道支援物資の配給を行った。

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アレッポ県では、SANA(9月10日付)によると、アレッポ市ハナーヌー地区、スッカリー地区、ライラムーン地区、アグユール地区、スライマーン・ハラビー地区、タッル・シャイール、ダーラト・イッザ市、ナイラブ航空基地西部、ハナースィル市・サフィーラ市交差点、アナダーン市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(9月10日付)によると、アトマーン村、アトマーン村・タファス市間、サムリーン村、インヒル市周辺、ダルアー市各所で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(9月10日付)によると、ラターミナ町、ムーリク市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 10, 2014、AP, September 10, 2014、ARA News, September 10, 2014、Champress, September 10, 2014、al-Hayat, September 11, 2014、Kull-na Shuraka’, September 10, 2014、al-Mada Press, September 10, 2014、Naharnet, September 10, 2014、NNA, September 10, 2014、Reuters, September 10, 2014、SANA, September 10, 2014、UPI, September 10, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年9月9日追記)

ダイル・ザウル県では、ARA News(9月10日付)によると、「白い覆面中隊」を名乗る住民武装抵抗組織が、アシャーラ市のアシャーラ橋検問所を襲撃し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員多数を殲滅した。

アシャーラ橋検問所はダーイシュの主要拠点の一つ。

「白い覆面中隊」はダイル・ザウル県でのダーイシュの勢力拡大に抵抗するかたちで、ブーカマール市住民が中心となって結成した武装抵抗組織で、ダイル・ザウル県からのダーイシュの放逐をめざしているという。

「白い覆面中隊」は秘密結社の組織形態を持ち、ダーイシュ戦闘員の拉致、暗殺、爆弾設置などといった活動を秘密厳守のもとで実行しているのだという。

なお「白い覆面中隊」の声明によると、捕虜・人質交換などの交渉を拒否する一方、「犯罪者アサド一味」からの「自由シリア軍」の解放もめざしている、という。

ARA News, September 10, 2014をもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年9月9日)

ラッカ県では、ARA News(9月9日付)によると、タッル・アブヤド市西部にあるフッリーヤ村で未明に、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュ戦闘員6人が死亡した。

AFP, September 9, 2014、AP, September 9, 2014、ARA News, September 9, 2014、Champress, September 9, 2014、al-Hayat, September 10, 2014、Kull-na Shuraka’, September 9, 2014、al-Mada Press, September 9, 2014、Naharnet, September 9, 2014、NNA, September 9, 2014、Reuters, September 9, 2014、SANA, September 9, 2014、UPI, September 9, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:シャーム自由人イスラーム運動に「壊滅的」打撃(2014年9月9日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(9月9日付)などによると、ラーム・ハムダーン村郊外で大きな爆発があり、シャーム自由人イスラーム運動のアミール、ハッサーン・アッブード総司令官(通称アブー・アブドゥッラー・ハマウィー)ら反体制武装集団戦闘員45人以上(シリア人権監視団によると47人)が死亡した。

反体制活動家のザキー・イドリビー氏によると、爆発は、ラーム・ハムダーン村郊外のタッル・サンダルにあるシャーム自由人イスラーム運動の拠点(バドル旅団司令官のアブー・アイマン・ハムダーン氏の本営)内に仕掛けられた爆弾によるもので、アッブード司令官らの幹部が会合を開いているさなかに発生したが、誰が爆弾を仕掛けたかは不明だという。

アッブード総司令官以外にも、アブー・タルハ・アスカリー氏(軍事部門長)、ムハンマド・シャーミー(アレッポ地区のアミール、シューラー評議会メンバー、通称アブー・ヤザン)、アブドゥルファッターフ・ウルーブ氏(イーマーン旅団司令官、通称アブー・ズバイル・ハマウィー)、アブー・アイマン・ラーム・ハムドゥーン氏(バドル旅団司令官、軍事計画部門長)、アフマド・ユースフ・バダウィー氏(イドリブ地区のアミール)、アブー・ハイイル・トゥウーム(アッブード氏の後任のシャーム自由人イスラーム運動アミール)、アブー・アブドゥルマリク氏(イスラーム法部門長)ら、アフマド・ユースフ・バダウィー(通称アブー・ユースフ・ビンニシュ)氏、アブー・アイハム氏、アブー・ウマル・ハマウィー氏(アッブード総司令官の弟)、ムビッブッディーン・シャーミー氏、タラール・アフマド・タマーム氏、アブー・ハムザ・ラッカ氏ら幹部が死亡した。

シャーム自由人イスラーム運動は、イスラーム戦線を主導する武装集団の一つで、2月に暗殺されたアブー・ハーリド・スーリー氏(https://syriaarabspring.info/wp/?p=3764)が率いてきたいわゆる「アル=カーイダとつながりのある組織」の一つ。

Kull-na Shuraka', September 9, 2014
Kull-na Shuraka’, September 9, 2014

一方、SANA(9月9日付)によると、サラーキブ市、ハーン・シャイフーン市、マアッラト・ヌウマーン市、アルバイーン山一帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦の末、ヌスラ戦線らが制圧していたアルザ村西方のズール・ウルフサイン村一帯、ハッターブ町一帯、ズール・カティーファ村一帯、ヒルバト・ヒジャーマ村一帯を奪還した。

ヌスラ戦線などからなる武装集団は、ハマー航空基地攻略をめざして同地一帯に侵攻していた。

シリア軍は、ハマー県におけるヌスラ戦線の拠点ハラファーヤー市に向けて進軍を続けるものと思われる。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなる武装集団が占拠するマスハラ村一帯を、シリア軍が地対地ミサイルなどで攻撃した。

一方、SANA(9月9日付)によると、マール丘周辺、マスハラ丘一帯、ウンム・バーティナ村およびその周辺、ハズラジーヤ農場、マスハラ村、ナブア・サフル村、スワイサ村、ラスム・ハワーリド村、マムティナ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(9月9日付)によると、ジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲が着弾し、住民5人が死亡した。

またAFP(9月9日付)は、シリア軍筋の話として、シリア軍が反体制武装集団によって制圧されたドゥッハーニーヤ町(ジャルマーナー市近郊)奪還をめざしていると伝えた。

シリア軍はドゥッハーニーヤ町一帯に加えて、アイン・タルマー村一帯などで掃討作戦を続けているという。

一方、『ハヤート』(9月10日付)によると、シリア軍がドゥーマー市を空爆し、住民9人(シリア人権監視団によると、子供10人、女性5人を含む25人)が死亡した。

他方、SANA(9月9日付)によると、ドゥーマー市郊外、ザブディーン村郊外、ナシャービーヤ農場、ハーン・シャイフ・キャンプおよびその郊外、ダイル・マーキル町東部で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(9月9日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(9月9日付)によると、アトマーン村・タファス市間、タファス市、ムサイカ村、ヌアイマ村、ヒルバト・ムライハ村東部、ジーザ町、ナワー市、インヒル市、ラジャート高原で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(9月9日付)によると、ラスタン市郊外、アクラブ町、タドムル市郊外、ウンム・シャルシューフ村、ヒラーリーヤ農場、アブー・サナースィル丘、マスウーディーヤ村などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(9月9日付)によると、ダイル・ハーフィル市東部、トゥルクマーン・バーリフ村、ズィルバ村、ウワイジャ地区、アルド・マッラーフ地区、アレッポ中央刑務所近郊、アレッポ市サイフ・ダウラ地区などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(9月9日付)によると、ハーン・ジャウズ村、サッド・バラードゥーン村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 9, 2014、AP, September 9, 2014、ARA News, September 9, 2014、Champress, September 9, 2014、al-Hayat, September 10, 2014、September 11, 2014、Kull-na Shuraka’, September 9, 2014、al-Mada Press, September 9, 2014、Naharnet, September 9, 2014、NNA, September 9, 2014、Reuters, September 9, 2014、SANA, September 9, 2014、UPI, September 9, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年9月8日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)掃討を続けるシリア軍がスバイハーン市の学校を空爆し、子供9人、女性4人を含む19人が死亡した。

またこの空爆により、シュアイタート部族の住民らが避難した。

シリア軍はこのほかにも、ダイル・ザウル市ウルフィー地区、ハミーディーヤ地区、ハジーン市の農業高校、マヤーディーン市、ハリータ村のダーイシュ拠点などを空爆した。

一方、ダーイシュは、県校外の拘置所に拘束していた戦闘員45人が、「その後(拘束後)、忠誠を誓った」として釈放した。

他方、SANA(9月8日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、アルディー地区、ハウィーカ地区で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市のバヤーティラ地区、シャクナ地区、サハーニー地区にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点をシリア軍が空爆し、女性1人と子供1人を含む4人が死亡した。

一方、SANA(9月8日付)によると、県内各所にあるダーイシュ(イスラーム国)の武器弾薬庫をシリア軍が攻撃、破壊し、多数の戦闘員を殺傷した。

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ハマー県では、フェイスブックなどによると、タッル・アルバーウィー村出身でシャームの民のヌスラ戦線の司令官の一人アフマド・シャーヒル・タルカーウィー氏(アブー・シャーヒル・タルカーウィー)が、ダーイシュによって占拠されているウカイリバート町付近で何者かに撃たれ、死亡した。

タルカーウィー氏は、2011年3月にシリアで紛争が始まった当初から反体制活動を行い、武装集団を率いて、使徒末裔旅団、アジュナード・シャーム・イスラーム連合のもとで活動、その後ハマー県校外でヌスラ戦線の司令官として活動するようになっていたという。

またシリア人権監視団によると、県東部のビッリー村周辺でシリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ハサカ県では、ARA News(9月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘が続くラアス・アイン市方面に、カーミシュリー市、ダルバースィーヤ市から「自作」装甲車などからなる増援部隊を派遣した。

ARA News, September 8, 2014
ARA News, September 8, 2014

AFP, September 8, 2014、AP, September 8, 2014、ARA News, September 8, 2014、Champress, September 8, 2014、al-Hayat, September 9, 2014、Kull-na Shuraka’, September 8, 2014、al-Mada Press, September 8, 2014、Naharnet, September 8, 2014、NNA, September 8, 2014、Reuters, September 8, 2014、SANA, September 8, 2014、UPI, September 8, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ハマーでシリア軍とヌスラ戦線が交戦(2014年9月8日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハマーダト・ウマル村を空爆し、子供2人が死亡、またカフルズィーター市に対しても空爆を行った。

シリア軍はまた、アルザ村周辺、バティーシュ農場、カフマーナ町周辺、ハッターブ町一帯、ムハルダ氏周辺で、シャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

これに対して、ヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構などからなるジハード主義武装集団は、シリア軍との交戦の末、シール村近郊のタッル・サフル検問所を制圧した。

一方、SANA(9月8日付)によると、ハッターブ町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(9月8日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アドラー市周辺、アイン・タルマー村をシリア軍が複数回にわたって空爆、またドゥッハーニーヤ町一帯で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦、戦闘員4人が死亡した。

またワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプでは男性が狙撃手に撃たれて死亡、ハラスター市でも女性が狙撃手に撃たれて死亡した。

一方では、SANA(9月8日付)によると、アドラー市旧市街、アルバイン市、タッバーフ農場、ザブディーン村、ダイル・アサーフィール市、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、フサイニーヤ町郊外で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(9月8日付)によると、クムーナ村、マスハラ丘西部、フサイヌーذ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(9月8日付)によると、マンスーラ村、シャルバア村、アブー・キルキル町、ダイル・ハーフィル市、ウンム・クラー村、タッル・リフアト市、ハーン・トゥーマーン村、ズルバー村、アレッポ市ラーシディーン地区、ライラムーン地区、ハナーヌー地区、インザーラート地区、ハラク地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(9月8日付)によると、ワーディ・カフフ近郊、ワーディー・スマルミル、ファルハーニーヤ村、アブー・サナースィル丘、ウンム・シャルシューフ村、ラスタン市、サアン村一帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(9月8日付)によると、サラーキブ市、カンスフラ村、ハーン・シャイフーン市、ビンニシュ市、アルバイーン山一帯、ワーディー・サビール、カフルルーマー村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(9月8日付)によると、ダルアー市旧税関地区、Syriatelビル、ビラール・ハバシー・モスク一帯など、ナダー村、インヒル市、サムリーン村・インヒル市交差点、アトマーン村、タファス市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(9月8日付)によると、ダーマー村、シューマラ村、ジュライン村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 8, 2014、AP, September 8, 2014、ARA News, September 8, 2014、Champress, September 8, 2014、al-Hayat, September 9, 2014、Kull-na Shuraka’, September 8, 2014、al-Mada Press, September 8, 2014、Naharnet, September 8, 2014、NNA, September 8, 2014、Reuters, September 8, 2014、SANA, September 8, 2014、UPI, September 8, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:「国民和解」に向けた動き(2014年9月8日)

SANA(9月8日付)によると、ダルアー市にあるバアス党ダルアー支部会館で、地元和解プロセスの一環で投降していた元反体制活動家、徴兵忌避者ら1,043人を放免とする式典が開かれ、共和国ムフティーのアフマド・バドル・ハッスーン師らが出席し、祝辞を述べた。

SANA, September 8, 2014
SANA, September 8, 2014

AFP, September 8, 2014、AP, September 8, 2014、ARA News, September 8, 2014、Champress, September 8, 2014、al-Hayat, September 9, 2014、Kull-na Shuraka’, September 8, 2014、al-Mada Press, September 8, 2014、Naharnet, September 8, 2014、NNA, September 8, 2014、Reuters, September 8, 2014、SANA, September 8, 2014、UPI, September 8, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き:シリア人権監視団が、民間人を巻き込むシリア軍のダーイシュ爆撃を非難(2014年9月8日)

シリア人権監視団は、ダイル・ザウル県、ラッカ県のダーイシュ(イスラーム国)の拠点などに対するシリア軍の空爆に関して、過去24時間で子供12人、女性12人を含む60人が死亡したと発表、事態に対応しようとしない「国際社会は共犯者だ」と非難した。

AFP, September 8, 2014、AP, September 8, 2014、ARA News, September 8, 2014、Champress, September 8, 2014、al-Hayat, September 9, 2014、Kull-na Shuraka’, September 8, 2014、al-Mada Press, September 8, 2014、Naharnet, September 8, 2014、NNA, September 8, 2014、Reuters, September 8, 2014、SANA, September 8, 2014、UPI, September 8, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:アラブ連盟外相級会合(2014年9月7日)

アラブ連盟定例(第142回)外相級会合がカイロで開催され、シリアとイラクで台頭するダーイシュ(イスラーム国)に対抗するための必要なあらゆる措置を講じ、国際社会、地域社会と協力を行うことを確認した。

『ハヤート』(9月8日付)が報じた。

なお、シリア革命反体制勢力国民連立は、外相級会合にシリアの代表として出席するため、ハーディー・バフラ議長、ナースィル・ハリーリー事務局長らからなる使節団を派遣したが、オブザーバー参加するにとどまった。

AFP, September 7, 2014、AP, September 7, 2014、ARA News, September 7, 2014、Champress, September 7, 2014、al-Hayat, September 8, 2014、Kull-na Shuraka’, September 7, 2014、al-Mada Press, September 7, 2014、Naharnet, September 7, 2014、NNA, September 7, 2014、Reuters, September 7, 2014、SANA, September 7, 2014、UPI, September 7, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年9月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル航空基地周辺のダーイシュ(イスラーム国)拠点をシリア軍が2度にわたって空爆した。

またシリア軍はフサイニーヤ町、ダイル・ザウル市ジスル・スィヤーサ一帯を空爆・砲撃し、複数のダーイシュ戦闘員が死亡した。

このほかにも、シリア軍はスバイハーン市を空爆し、シュアイタート部族の子息ら7人が死亡、またマヤーディーン市への空爆でも5人が死亡した。

さらに、シリア軍はヒサーン村に対しても空爆を行った。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)によって制圧されたタブカ航空基地東部のマンスーラ村をシリア軍が空爆し、子供2人が死亡した。

また、ARA News(9月8日付)によると、タッル・アブヤド市の西部郊外で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、人民防衛隊隊員2人が死亡した。

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ハサカ県では、ARA News(9月8日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がカーミシュリー空港を狙って迫撃砲を発射、3発がカーミシュリー市東部に着弾した。

AFP, September 7, 2014、AP, September 7, 2014、ARA News, September 7, 2014、September 8, 2014、Champress, September 7, 2014、al-Hayat, September 8, 2014、Kull-na Shuraka’, September 7, 2014、al-Mada Press, September 7, 2014、Naharnet, September 7, 2014、NNA, September 7, 2014、Reuters, September 7, 2014、SANA, September 7, 2014、UPI, September 7, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:クナイトラでヌスラ戦線とシリア軍が交戦(2014年9月7日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、シリア革命家戦線などからなるジハード主義武装集団は、シリア軍との戦闘の末、ナブア・サフル村を制圧した。

この戦闘で、シリア軍兵士26人、ヌスラ戦線側の戦闘員17人が死亡した。

一方、SANA(9月7日付)によると、マスハラ村、マスハラ丘、ナブア・サフル村、ハッジャ村、アイン・バーシャー村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がジャウバル区でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦するなか、ヌスラ戦線側がアッバースィーイーン広場を砲撃した。

一方、SANA(9月7日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団がドゥッハーニーヤ町一帯をシリア軍との戦闘の末制圧した。

これに対し、シリア軍はドゥッハーニーヤ町一帯を空爆した。

一方、SANA(9月7日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、フサイニーヤ町郊外で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、複数の活動家によると、シリア軍がサラミーヤ市に展開していた部隊をアレッポ県方面に転戦させた、と報じた。

またアルザ村近郊では、シリア軍ハマー航空基地守備隊がジハード主義武装集団と交戦し、武装集団戦闘員20人が死亡した。

このほかタイバト・イマーム市に対して、シリア軍は「樽爆弾」を投下した。

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ラタキア県では、SANA(9月7日付)によると、トゥワイルキー村、ダルーシャーン村、マジュダル・キーヒヤー村、タルティヤーフ村、ラビーア町、ラウダ村、ザーヒー山で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(9月7日付)によると、ヤードゥーダ村・アトマーン村街道、タファス市、ワルダート村、ダーイル町、ザアタル丘、ヤードゥーダ村、ダルアー市キルク地区、ラジャート高原、タッル・フドル北部、アトマーン村などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(9月7日付)によると、バービース村、シャーミル村、アブティーン村、アターリブ市、カフル・カルミーン村、ウンム・クラー町、ターディフ市、アナダーン市、マンスーラ村、アレッポ市ジャンドゥール交差点近くなどで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(9月7日付)によると、アスマド村、ウンム・ハラティーン村、ハッターブ村、ファルハーニーヤ村、ウンム・ハワーディード村、ウンム・サフリージュ村、ウンム・シャルシューフ村、クサイル市郊外で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(9月7日付)によると、バーブーリーン村、カルブ・ルーザ村、ダイル・サンバル村、カフルサジュナ村、バービーラー村、マアッラト・ヌウマーン市南部、ハーン・スブル村、サラーキブ市、ハントゥーティーン村、イフスィム村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 7, 2014、AP, September 7, 2014、ARA News, September 7, 2014、Champress, September 7, 2014、al-Hayat, September 8, 2014、Kull-na Shuraka’, September 7, 2014、al-Mada Press, September 7, 2014、Naharnet, September 7, 2014、NNA, September 7, 2014、Reuters, September 7, 2014、SANA, September 7, 2014、UPI, September 7, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ヌスラ戦線がUNDOF隊員を拘束(2014年9月7日)

シャームの民のヌスラ戦線の幹部はワタンFM(9月7日付)に対して、拘束中のUNDOFフィージー部隊隊員44人を48時間以内に無条件で解放するよう指示したと述べた。

AFP, September 7, 2014、AP, September 7, 2014、ARA News, September 7, 2014、Champress, September 7, 2014、al-Hayat, September 8, 2014、Kull-na Shuraka’, September 7, 2014、al-Mada Press, September 7, 2014、Naharnet, September 7, 2014、NNA, September 7, 2014、Reuters, September 7, 2014、SANA, September 7, 2014、UPI, September 7, 2014、Watan FM, September 7, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年9月6日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラッカ県タッル・アブヤド通りのアンダルス・パン製造所を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員9人を含む25人が死亡した。

また、ダーイシュが訓練キャンプとして使用している前哨基地に対してもシリア軍は空爆を行い、戦闘員6人が死亡したほか、ダーイシュがイスラーム法廷として使用しているラッカ市の財務局も空爆を受けた。

これに関して、SANA(9月6日付)は、シリア軍がラッカ県内のダーイシュの武器弾薬庫複数カ所を攻撃・破壊し、多数の戦闘員を殺傷したと報じた。

AFP, September 6, 2014、AP, September 6, 2014、ARA News, September 6, 2014、Champress, September 6, 2014、al-Hayat, September 7, 2014、Kull-na Shuraka’, September 6, 2014、al-Mada Press, September 6, 2014、Naharnet, September 6, 2014、NNA, September 6, 2014、Reuters, September 6, 2014、SANA, September 6, 2014、UPI, September 6, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年9月6日)

ダマスカス県では、SANA(9月6日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(9月6日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、フサイニーヤ町、アイン・タルマー村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(9月6日付)によると、ダルアー市ヤルムーク学校一帯、ビラール・ハバシー・モスク一帯、ヤードゥーダ村・ハッラーブ・シャフム村街道、インヒル市、アトマーン村、ナワー市、フラーク市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(9月6日付)によると、マムティナ村、カフターニーヤ町、ウンム・バーティナ村南東部、マジュドゥーリヤー村、西サムダーニーヤ村、ハリーマー村、マスハラ村、マスハラ丘で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(9月6日付)によると、マンビジュ市、ダイル・ハーフィル市、ハナースィル市東部、カフルハムラ村、マンスーラ村、アレッポ市シャイフ・アフマド地区、ハイダリーヤ地区、スライマーン・ハラビー地区、ビンヤーミーン地区、ジャンドゥール地区、ラーシディーン地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(9月6日付)によると、ウンム・シャルシューフ村、アブー・サナースィル丘、バドウ丘、西サムダーニーヤ村・東サラーム村間、アイン・フサイン村、サアン村、ターウシャーウィーシュ村、シャーイル山(ハマー県)西部、ラスタン市などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(9月6日付)によると、ワーディー・ダイフ軍事基地周辺、ハーミディーヤ航空基地周辺、ウンム・ジャリーン村、カフルシャラーヤー村、ラーミー村、アブー・ズフール町、バラーギーティー村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 6, 2014、AP, September 6, 2014、ARA News, September 6, 2014、Champress, September 6, 2014、al-Hayat, September 7, 2014、Kull-na Shuraka’, September 6, 2014、al-Mada Press, September 6, 2014、Naharnet, September 6, 2014、NNA, September 6, 2014、Reuters, September 6, 2014、SANA, September 6, 2014、UPI, September 6, 2014などをもとに作成。

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「国民和解」(停戦)をめぐる動き(2014年9月6日)

ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(9月6日付)によると、シリア政府がダーイシュ(イスラーム国)の台頭に対処するため、ヒムス県ワアル地区で反体制武装集団と停戦に合意した。

この停戦合意は、①ワアル地区内の武装集団による武装解除免除、②同地区への食糧搬入、③政府機関の再開、④シリア国旗の掲揚、⑤軍による攻撃停止の保証、を骨子とし、シリア政府が当初は拒否していた内容だという。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(9月6日付)によると、ハサカ市グワイラーン地区で籠城する反体制武装集団とシリア軍との停戦交渉が決裂し、シリア軍が砲撃を再開した。

同報道によると、停戦交渉では、①反体制武装集団の武装解除、②武装集団のグワイラーン地区からの撤退、③シリア国旗の掲揚と、同地区の行政を担う地元評議会の設置、④武装集団のシリア軍への参加、を骨子とするという。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(9月6日付)によると、第4師団本部で、シリア軍とダーライヤー市の反体制活動家が停戦交渉を行った。

シリア軍の交渉団はガッサーン・ビラール准将が務め、同県のムフティーの仲介のもと、反体制活動家の代表ムウタッズ・ムラード氏らと交渉を行った。

交渉において、ムラード氏は、両者の間での信頼醸成の必要を強調する一方、シリア軍による「虐殺」がこれを困難にしていると主張したのに対し、ビラ―ル准将は、「虐殺」を行ったのがシリア軍ではなく、反体制武装集団と答えたという。

交渉では、①シリア軍の再展開(撤退)、住民の帰宅の行程の合意、②女性、子供ら住民300人の釈放、③シリア政府支配地域でのダーライヤー市民の監視の停止、が争点となり、ビラ―ル准将は③については同意したが、①②については消極的な姿勢を示したという。

AFP, September 6, 2014、AP, September 6, 2014、ARA News, September 6, 2014、Champress, September 6, 2014、al-Hayat, September 7, 2014、Kull-na Shuraka’, September 6, 2014、al-Mada Press, September 6, 2014、Naharnet, September 6, 2014、NNA, September 6, 2014、Reuters, September 6, 2014、SANA, September 6, 2014、UPI, September 6, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:NATOはダーイシュ掃討に直接介入せず(2014年9月5日)

英国のニューポートで開催されていたNATO首脳会議は、有事の際に迅速に展開する数千人規模の即応部隊の新設を柱とする宣言を採択し、閉幕した。

ダーイシュ(イスラーム国)については、NATO全体としては軍事介入は行わず、掃討作戦に関与する米国、英国など主要国の調整や、シリア、イラクから帰国するダーイシュ戦闘員についての情報交換を行うことが確認された。

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イラクでのダーイシュ(イスラーム国)の打倒に向けた「有志連合」の外相・国防相級会合がNATO首脳会議の会場となっていた英国ニューポートで開催された。

米英が議長を務め、フランス、ドイツ、イタリア、ポーランド、トルコ、オーストラリア、カナダ、デンマークの10カ国が参加した。

会議後にジョン・ケリー米国務長官とチャック・ヘーゲル米国防長官は声明を読み上げ、「有志連合」が、イラク政府への軍事支援、外国人戦闘員の流入阻止、ダーイシュの資金源遮断などをめざすと発表するとともに、9月半ばに開催される国連総会でダーイシュに対抗するための国際的な同盟を結成することを呼びかけた。

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バラク・オバマ米大統領は、英国のニューポートで開催されていたNATO首脳会議閉幕後の記者会見で、イスラーム国との(ダーイシュ)を掃討するための「国際的な同盟」に関して、欧米諸国が地上部隊を派遣することはないとする一方、「NATO加盟国はイスラーム国との戦いの準備はできていると確信している」と述べた。

AFP, September 5, 2014、AP, September 5, 2014、ARA News, September 5, 2014、Champress, September 5, 2014、al-Hayat, September 6, 2014、Kull-na Shuraka’, September 5, 2014、al-Mada Press, September 5, 2014、Naharnet, September 5, 2014、NNA, September 5, 2014、Reuters, September 5, 2014、SANA, September 5, 2014、UPI, September 5, 2014などをもとに作成。

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