シリア国内の暴力(2014年8月5日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区で人道支援物資の配給を行っていた軍、PFLP-GCが、反体制武装集団と交戦し、女性1人が迫撃砲によって負傷、その後死亡した。

またジャウバル区を軍が空爆した。

一方、アジュナード・シャーム・イスラーム連合は声明を出し、住民64人が死亡したという4日の軍によるドゥーマー市、カフルバトナー町(いずれもダマスカス郊外県)への空爆に対する報復として、ダマスカス県内各所を「手製のカチューシャ砲」で攻撃、うち1発がムハージリーン区の大統領宮殿近くに着弾したと発表した。

他方、SANA(8月5日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍がムライハ市各所、サクバー市、アドラー市を空爆、砲撃したほか、ダマスカス・バグダード街道のサファー休憩所近くでジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(8月5日付)によると、ザバダーニー市西部、カラムーン地方無人地帯、ダーライヤー市、ムライハ市およびその周辺、アイン・タルマー渓谷、アドラー市、ドゥーマー市、ハラスター市、ハラファー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ブスラー・シャーム市で、軍とジハード主義武装集団が交戦、またブスル・ハリール市、ジャースィム市を軍が「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(8月5日付)によると、アトマーン村、ブルカ村、マルズーマ村、タッル・ムタウワク、インヒル市、ナワー市、フラーク市、ダルアー市ヨルダン通り周辺、ビイル・ウンム・ダラジュ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・ナッジャール市一帯で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、ムジャーヒディーン・ワ・アンサール軍(外国人)などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

またアレッポ市南西部のヒクマ学校周辺では、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、ムジャーヒディーン軍、ヌールッディーン・ザンキー大隊などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

このほか、軍はタッル・リフアト市、アナダーン市、バシュカーティーン村を空爆、砲撃した。

これに対して、複数の反体制筋によると、ムジャーヒディーン軍が、ハーン・トゥーマーン村近郊の燃料貯蔵施設を制圧、また同村方面に進軍する軍を撃退した。

一方、SANA(8月5日付)によると、アレッポ市バーブ・ハディード地区、ハラク地区、バニー・ザイド地区、サラーフッディーン地区、ラーシディーン地区、ダーラト・イッザ市、ブライジュ村、バービース地区、ヒルバト・マアッラータ村、タッル・ジャビーン村、ハーディル村、ダイル・ジャマール村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月5日付)によると、ラスム・シューリー村、アジュラフ村、西サムダーニーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月5日付)によると、ダイル・フール村、ザアラーナ山、タルビーサ市、カルヤタイン市北部、ガントゥー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(8月5日付)によると、アクラブ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カフルナブル市、カンスフラ村を軍が空爆した。

一方、SANA(8月5日付)によると、クマイナース村、ジスル・シュグール市・ジューリーン村街道、マアッラト・ヌウマーン市、クーリーン村、ムスタリーハ村、タッル・ルーズ村、フマイマート・ダーイル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(8月5日付)によると、タッル・アブドゥルアズィーズ村、ムーリク市周辺、ウンム・ハリーザ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 5, 2014、AP, August 5, 2014、ARA News, August 5, 2014、Champress, August 5, 2014、al-Hayat, August 6, 2014、Kull-na Shuraka’, August 5, 2014、al-Mada Press, August 5, 2014、Naharnet, August 5, 2014、NNA, August 5, 2014、Reuters, August 5, 2014、SANA, August 5, 2014、UPI, August 5, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月4日)

シリア国内の動き

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がサラミーヤ市西部のムザイラア地方の民家を襲撃し、一家7人(イスマーイーリー派)を惨殺した。

またサラミーヤ市近郊のアイドゥーン村周辺とサトヒーヤート地方で軍、国防隊がダーイシュと交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が東ジャルズィー村、西ジャルズィー村で部族民兵と交戦し、両村を制圧した。

部族民兵はアブー・ハマーム市方面に撤退した。

またダーイシュが部族民兵との交戦の末に制圧したスワイダーン・ジャズィーラ村では、戦闘が収束、避難していた住民が帰宅した。

この戦闘では、ダーイシュの砲撃などによって、住民と部族民兵13人が死亡した。

一方、マフミーダ村と対イラク国境のブーカマール市では、ダーイシュが指名手配者の捜索活動を行ったという。

このほか、アブー・ハマーム市、キシュキーヤ町、ガラーニージュ市などでダーイシュと部族民兵の戦闘が続いたという。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、第93旅団に近いマシャーヒダ村各所を軍が砲撃、また同基地周辺で軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

イラク国内の動き

ニナワ県では、イラク・クルディスタン地域ペシュメルガ筋によると、3日にダーイシュ(イスラーム国)に制圧されたモスル・ダムおよびダム近郊のワーナ村をペシュメルガ増援部隊が奪還した(ただしダーイシュ側をこれを否定している)。

またペシュメルガはシリア国境(ハサカ県ヤアルビーヤ村)に面するラビーア町を、ダーイシュと戦闘の末に奪還した。

このほか、イラク軍諜報機関によると、モスル市南部のタヤラーン地区に対する軍の空爆で、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官の一人(パキスタン人)を殺害した。

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バービル県では、マダー・プレス(8月4日付)によると、ジュルフ・サフル地方をイラク軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員40人を殺害、拠点10カ所を破壊した。

またサンディージュ地方で、イラク軍とダーイシュが交戦し、ダーイシュの狙撃手8人が死亡した。

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バグダード県では、イラク内務省によると、南部のサイイド・アブドゥッラー地区でイラク軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュのワーリーを名乗るアブー・ニーシャーン・ジャヒーシー氏と副官8人が死亡した。

一方、北部のマシャーヒダ村での戦闘では、双方に16人の死傷者が出た。

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キルクーク県では、マダー・プレス(8月4日付)によると、フワイジャ郡をイラク軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員12人が死亡した。

AFP, August 4, 2014、AP, August 4, 2014、ARA News, August 4, 2014、Champress, August 4, 2014、al-Hayat, August 5, 2014、Kull-na Shuraka’, August 4, 2014、al-Mada Press, August 4, 2014、Naharnet, August 4, 2014、NNA, August 4, 2014、Reuters, August 4, 2014、SANA, August 4, 2014、UPI, August 4, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月4日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、4日に予定されていたダーライヤー市での休戦に関する交渉が延期された。

同市の反体制勢力が見解のとりまとめに遅れているというのが延期の理由だという。

また、イスラーム戦線やヌスラ戦線が「まこと困難とともに快楽あり」の戦いと銘打ったムライハ市への攻撃を本格化させ、市の包囲を24日ぶりに解除した。

ムライハ市包囲解除に際して、ヌスラ戦線らはシリア軍装甲車に対して自爆攻撃を行ったという。

これを受け、軍は少なくとも12回にわたって空爆、また軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

このほか、ドゥーマー市、カフルバトナー町に対してもシリア軍は空爆を行い、ドゥーマー市では16人が死亡、カフルバトナー町では女性4人と子供3人を含む29人が死亡した。

その後、シリア人権監視団はドゥーマー市とカフルバトナー町に対する軍の空爆での民間人死者数が64人に達したと発表した。

一方、SANA(8月4日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ、マガッル・ミール市、シャイフーニーヤ農場、ムライハ市周辺、ナースィリーヤ町、カラムーン地方無人地帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がサラミーヤ市郊外を襲撃するなか、ジハード主義武装集団が県西部のシール地方にある軍拠点複数カ所を攻撃、これに対して軍はトゥルール・ハムル村の複数カ所を砲撃した。

また軍、国防隊が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の兵站路を寸断するため、ムーリク市西部一帯に進軍、同市南西部で両者が交戦した。

さらに、ARA News(8月4日付)によると、ジハード主義武装集団はこのほか、サルハブ市のシリア軍拠点複数カ所に対してGradミサイル15を発射した。

一方、SANA(8月4日付)によると、ハマー市・ムハルダ市街道、シール村、マジュダル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ムスタファーの盾大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ワーディー・ダイフ軍事基地北部のザアラーナ検問所で、軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(8月4日付)によると、アルバイーン山周辺、クマイナース村、サラーキブ市、アブー・ズフール航空基地周辺などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、カーディー・アスカル地区を軍が「樽爆弾」などで空爆・砲撃した。

またシャイフ・ナッジャール市工業団地地区第1、2区画周辺、アレッポ中央刑務所北西部で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団(パレスチナ人)とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦し、軍が同地一帯を空爆した。

一方、SANA(8月4日付)によると、ハーン・トゥーマーン村一帯での交戦の末、軍が「テロ集団」を殲滅、バーズー丘、Syriatel地区、タッラト・ズィードなど同村周辺の丘陵地帯などを制圧した。

またアレッポ市ハナーヌー地区、スッカリー地区、ジャービリーヤ地区、マアーッラト・アルティーク村、ハンダラート・キャンプ、ムスリミーヤ村、カスキース村、クワイリス村、バシュカーティーン村、マンスーラ村、カラースィー村、ワディーヒー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(8月4日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月4日付)によると、ハズラジーヤ村、ダイル・マーキル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月4日付)によると、マスカル・ヒサーン村、ウンク・ハワー村、ラッフーム村、マッラーン村、クーズ山、サムアリール村、アイン・フサイン村、ザアフラーナ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月4日付)によると、サムリーン村西部、ラジャート高原一帯、タッル・フドル一帯、ブスラー・シャーム市、アトマーン村、インヒル市、ハッラーブ・シャフム村・ヤードゥーダ村街道、フィキーア村、スラヤー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クッルナー・シュラカー(8月4日付)は、反体制組織シリア民主人民党(旧シリア共産党政治局派)の幹部ファフミー・ユースフ氏(アッシリア教徒)がラタキア県の殉教者バースィル・アサド国際空港で2日に治安当局に逮捕されていた、と報じた。

AFP, August 4, 2014、AP, August 4, 2014、ARA News, August 4, 2014、Champress, August 4, 2014、al-Hayat, August 5, 2014、August 6, 2014、Kull-na Shuraka’, August 4, 2014、al-Mada Press, August 4, 2014、Naharnet, August 4, 2014、NNA, August 4, 2014、Reuters, August 4, 2014、SANA, August 4, 2014、UPI, August 4, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月3日)

シリア国内の動き

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カラムーン地方の無人地帯(対レバノン国境地帯)を軍が砲撃、国防隊、ヒズブッラー戦闘員とともに、シャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

この戦闘で、ヒズブッラー戦闘員4人が死亡、またシリア軍はカーラ市一帯も空爆したという。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、第93旅団基地周辺(アイン・イーサー市)で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

また、ARA News(8月3日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が撤退したファイヌータ村とバルカル村(タッル・アブヤド市近郊)を西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダラニー村、スワイダーン・ジャズィーラ村、アブー・ハマーム市で、ダーイシュ(イスラーム国)とシュアイタート部族の民兵が交戦し、ダーイシュにモロッコ人戦闘員とチェチェン人戦闘員の2人が死亡した。

またマヤーディーン市に近いバクラス町の砂漠地帯で武装集団がダーイシュを要撃し、ダーイシュ戦闘員2人が死亡した。

さらにブーライル村では、ダーイシュと戦うシュアイタート部族への支持を表明するデモが行われ、住民らが参加した。

一方、ダーイシュは、ジハード主義武装集団の元司令官を逮捕した。

他方、シリア軍はクーリーヤ市を砲撃、またティヤーナ村のダーイシュ拠点を空爆したもの、子供1人を含む4人が技師となった。

空爆はダーイシュが撤退したあとに行われたという。

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ヒムス県では、SANA(8月3日付)によると、シャーイル山(ハマー県)西部一帯の軍検問所を襲撃しようとした武装集団を軍が撃退した。

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ハサカ県では、ARA News(8月4日付)によると、ハサカ市ナシュワ地区でシリア治安当局のパトロール部隊を狙った爆弾テロが発生し、隊員2人が負傷、またシリア軍が展開する同市南部に迫撃砲弾1発が着弾した。

これを受け、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とアサーイシュがハサカ県アズィーズィーヤ地区などに展開し、治安維持活動にあたった。

また、シリア軍も、ダーイシュ(イスラーム国)が展開するハサカ市南部のフール村をヘリコプターで空爆したほか、カーミシュリー市南部にあるダーイシュの拠点タッル・ハミース市近郊を砲撃した。

一方、SANA(8月3日付)によると、カーミシュリー市東部郊外のラフヤート村一帯に潜入しようとした武装集団を軍が撃退した。

またラーシディーヤ村の武装集団拠点を軍が攻撃した。

イラク国内の動き

ニナワ県では、マダー・プレス(8月3日付)、ARA News(8月3日付)などによると、イラク・クルディスタン地域ペシュメルガの撤退を受け、ダーイシュ(イスラーム国)がスィンジャール郡を制圧、同地にあるヤズィーディー派の巡礼地や礼拝所多数を爆破、破壊した。

これを受け、イラク・クルディスタン地域ペシュメルガが同地への増援部隊派遣を決定した。

またダーイシュが占拠するモスル・ダム近くでペシュメルガとダーイシュが交戦した。

一方、イラク軍はタッルアファル郡を空爆し、ダーイシュ戦闘員100人を死傷させた。

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バービル県では、マダー・プレス(8月3日付)によると、バービル県、バグダード県の合同治安部隊がジュルフ・サフル地方でダーイシュ(イスラーム国)の掃討を進め、ダーイシュ戦闘員40人を殲滅し、車輌多数を破壊した。

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バグダード県では、マダー・プレス(8月3日付)によると、アブー・グライブ地方のザイダーン村で、イラク軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュ戦闘員2人、イラク軍兵士1人が死亡した。

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サラーフッディーン県では、マダー・プレス(8月3日付)によると、トゥーズ郡のサラーム村のダーイシュ(イスラーム国)拠点をイラク軍が空爆し、ダーイシュ戦闘員45人が死傷、車輌35輌が破壊された。

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アンバール県では、マダー・プレス(8月3日付)によると、カダー郡でイラク軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュ戦闘員16人を殺害、逮捕、車輌13輌を破壊した。

AFP, August 3, 2014、AP, August 3, 2014、ARA News, August 3, 2014、August 4, 2014、Champress, August 3, 2014、al-Hayat, August 4, 2014、Kull-na Shuraka’, August 3, 2014、al-Mada Press, August 3, 2014、Naharnet, August 3, 2014、NNA, August 3, 2014、Reuters, August 3, 2014、SANA, August 3, 2014、UPI, August 3, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月3日)

『ハヤート』(8月3日付)は、ダマスカス郊外県ダーライヤー市で活動する地元評議会と武装集団がシリア政府との停戦交渉に向け、使節団を結成することで合意したと報じた。

活動家の一人によると、ダーライヤー市の反体制活動家らは、同市からのシリア軍の撤退、2,000人に及ぶ逮捕者、とりわけ女性、子供の釈放を盛り込むことを停戦合意締結の条件としているという。

これに対して、使節団メンバーの一人でムウタッズ・ムラードを名乗る活動家はフェイスブックで、過去数ヶ月にわたって、ダーライヤー市住民から、シリア政府と交渉を行い、現状改善を行うよう求める圧力を受けていたことを明かし、「名誉ある政治解決」をめざすとの意思を示した。

そのうえで、停戦合意の内容については、「住民が帰宅できるよう、ダーライヤー市周辺の軍の再展開がまず必要だ」との見方を示した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マッザ刑務所近く、ウマウィーイーン広場周辺、ムハージリーン区アーディル・バイハム学校近くなどに迫撃砲弾複数発が着弾し、ムハージリーン区で住民複数が負傷した。

これに関して、アジュナード・シャーム・イスラーム連合は声明を出し、ダマスカス県マーリキー地区、カフルスーサ区とマッザ86地区など治安厳戒地区を「防衛工場で製造した」手製の迫撃砲で攻撃した、と発表した。

なお、クッルナー・シュラカー(8月3日付)によると、アジュナード・シャーム・イスラーム連合は2日に、「アジュナード・ロケット作戦」と銘打って、イード・アル=フィトル中もダマスカス郊外県ダーライヤー市や東グータ地方に対して続けられたシリア軍の攻撃に対する報復として、ダマスカス県内の治安関連施設を攻撃すると予告していた。

一方、SANA(8月3日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市一帯で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(8月3日付)によると、ダーライヤー市、ムライハ市郊外、ナシャービーヤ農場、シャイフーニーヤ農場、アーリヤ農場、ドゥーマー市、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、フサイニーヤ町郊外などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ブスル・ハリール市を軍が空爆し、子供6人が死亡、またタファス市を砲撃し、反体制武装集団戦闘員4人が死亡した。

またアトマーン村に対して軍は「樽爆弾」を投下した。

一方、SANA(8月3日付)によると、ダーイル町、ナワー市、フィキーア村、インヒル市、タッル・ムタウワク、ジャラーバー街道、サムリーン村・ズィムリーン村交差点などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市アースィー広場、サハーナ地区、ハイリーン地区に反体制武装集団が撃ったと思われる迫撃砲弾が着弾した。

これに対して、軍はラターミナ町を砲撃、またハッターブ村、ムーリク市一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、イブリーン村を軍が砲撃、またアルバイーン山一帯では軍とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦した。

軍はこのほかにもマアッルシャマーリーン村周辺を地対地ミサイルで攻撃した。

一方、SANA(8月3日付)によると、アブー・ズフール町郊外、カフルナジュド町周辺、ハーッジ・ハンムード農場近郊、クマイナース町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マアスラーニーヤ地区、ダーヒヤト・アサド移築を軍が「樽爆弾」で空爆、ラーシディーン地区、シャイフ・ナッジャール市で、ムジャーヒディーン軍、ヌールッディーン・ザンキー運動などと交戦した。

またフール村を軍が空爆し、住民17人が死亡したという。

一方、SANA(8月3日付)によると、アレッポ市シャッアール地区、ハイダリーヤ地区、バヤーヌーン町、バシャントラ村、ダイル・ハーフィル市、マンスーラ村、バーキド・アダス村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月3日付)によると、トゥルナジャ村、アイン・ダルブ村、マジュドゥーリーヤ村、ハズラジーヤ村方面で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 3, 2014、AP, August 3, 2014、ARA News, August 3, 2014、Champress, August 3, 2014、al-Hayat, August 4, 2014、Kull-na Shuraka’, August 3, 2014、al-Mada Press, August 3, 2014、Naharnet, August 3, 2014、NNA, August 3, 2014、Reuters, August 3, 2014、SANA, August 3, 2014、UPI, August 3, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月2日)

レバノン国内の動き

『ハヤート』(8月3日付)、ナハールネット(8月2日付)などは、レバノン軍が、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外の無人地帯に設置された検問所で、シリア人のイマード・アフマド・ジュムア氏を逮捕し、その後の取り調べで、シャームの民のヌスラ戦線メンバーだと判明したと報じた。

ナハールネット(8月2日付)によると、ジュムア氏(シリア人)は、ヌスラ戦線のメンバーではなく、イスラームの暁大隊の司令官として、ヒムス県クサイル市の攻防戦に参加、その後ダマスカス郊外県カラムーン地方を拠点に反体制武装闘争を続け、最近ではベカーア県に入り、同地の武装集団を支援してきたという。

またジュムア氏が率いるイスラームの暁大隊は、7月20日付のビデオ声明(http://www.youtube.com/watch?v=tQB-pJEBOOg)で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓っていた。

Naharnet, August 2, 2014
Naharnet, August 2, 2014

またジュムア氏逮捕を受け、覆面をしたシリア人武装集団が午後、アルサール村郊外のマスヤダ地区、ワーディー・フマイイド地区にあるレバノン軍検問所、内務治安郡総局などを襲撃し、内務治安郡総局隊員ら複数名を拉致した。

Naharnet, August 2, 2014
Naharnet, August 2, 2014

 

また武装集団は、レバノン軍と交戦し、兵士2人を含む7人が死亡し、多数が負傷した。

一方、レバノン軍はアルサール村方面にヘリコプターなどを派遣、また武装集団に対して砲撃を加え、同日晩にはマスヤダ地区の検問所を奪還し、ワーディー・フマイイド方面に進軍した。

シリア国内の動き

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カラムーン地方の無人地帯(対レバノン国境地帯)で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

同監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、この戦闘で軍側は、「ヌスラ戦線とダーイシュ(イスラーム国)」の戦闘員を要撃し、50人以上を殲滅したという。

一方、カラムーン広報局によると、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍、ムハンマドの鷹大隊、ヌスラ戦線、第11師団特殊部隊、外国人旅団、ハビーブ・ムスタファー旅団、カラムーン自由人大隊、フーシュ・アラブ殉教者連合、スンナの獅子大隊は、「カラムーン諸都市解放の戦い」を開始し、ジュッバ町周辺の軍検問所4カ所を攻撃・破壊し、軍側の兵士・戦闘員7人(うちヒズブッラー戦闘員4人)を殺害、またシリア軍戦闘機を撃墜した。

またシリア人権監視団によると、ダイル・アティーヤ市周辺の軍、ヒズブッラー戦闘員の検問所複数カ所を反体制武装集団が襲撃した。

他方、SANA(8月2日付)によると、レバノン国境に近いカラムーン地方無人地帯(ジュッバ町郊外の農場)およびザバダーニー市郊外の無人地帯で、シリア軍がレバノン領から潜入しようとしたシャームの民のヌスラ戦線の外国人戦闘員を迎撃、殲滅した。

またムライハ市北部・東部郊外、ナシャービーヤ農場、アーリヤ農場、アドラー市旧市街、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、マガッル・ミール市、シャイフ・アブドゥッラー農場で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシュアイタート部族民兵との戦闘の末、アブー・ハマーム市、キシュキーヤ町、ガラーニージュ市から撤退した。

これに関して、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ダイル・ザウルの部族革命家が「勝利を祝っている」と発表した。

イラク国内の動き

サラーフッディーン県では、マダー・プレス(8月2日付)によると、マダー・プレス(8月2日付)によると、トゥーズ郡のハバシュ村、ヤンカジャ村、サラーム村、アムーハサン市のダーイシュ(イスラーム国)拠点をイラク軍が空爆した。

一方、ダーイシュは、アイン・ザーラ油田とバトマ油田を制圧した。

このほか、バイジ製油所近郊をイラク軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の車輌4輌を破壊した。

またダーイシュが拠点として使用しているアラム地方警察署をイラク軍が空爆したが、隣接する住居などが被弾し、女性と子供合わせて4人が死亡、また義勇兵9人も負傷した。

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アンバール県では、マダー・プレス(8月2日付)によると、ラマーディー市西部のハディーサ郡にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点をイラク軍が攻撃し、ダーイシュの「最重要」司令官8人を殺害した。

殺害された司令官8人は、ムハンマド・ムスリム・ラーウィー氏、ヤースィーン・ナージフ・ラーウィー氏、アミーン・ビラール・ラーウィー氏、アフマド・マフディー・ラーウィー氏、ハーリド・ハサン・ラーウィー氏ら。

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ディヤラ県では、マダー・プレス(8月2日付)によると、ヤアクーバ市北東部をイラク軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員50人を殺害した。

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バービル県では、マダー・プレス(8月2日付)によると、イラク軍がジュルフ・サフル地方を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員55人を殺害した。

AFP, August 2, 2014、AP, August 2, 2014、ARA News, August 2, 2014、Champress, August 2, 2014、al-Hayat, August 3, 2014、Kull-na Shuraka’, August 2, 2014、al-Mada Press, August 2, 2014、Naharnet, August 2, 2014、NNA, August 2, 2014、Reuters, August 2, 2014、SANA, August 2, 2014、UPI, August 2, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月2日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、マジュドゥーリーヤ村周辺で、軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦、軍が同地一帯を砲撃した。

この戦闘でヌスラ戦線らは、米国製のTOW対戦車ミサイルを使用したという。

一方、SANA(8月2日付)によると、マンシヤト・スワイサ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がアレッポ市ラーシディーン地区、ダーヒヤト・アサド地区方面に進軍し、軍と交戦した。

この戦闘により、反体制武装集団戦闘員11人が死亡したが、ダーヒヤト・アサド地区の複数のビルを制圧したという。

一方、SANA(8月2日付)によると、アズィーザ村、ハナースィル市周辺、ハーン・トゥーマーン村、ICARDA周辺、タッル・リフアト市、マンナグ村、ジュッブ・カースィム村、ジャマージマ村、ハイヤーン町、ハーン・アサル村、カブターン・ジャバル村、ダーラト・イッザ市、アレッポ市バーブ・ハディード地区、シャッアール地区、ラーシディーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ウンム・シャルシューフ村・ハウラ地方間でジハード主義武装集団がイラン軍関係者を襲撃、6人を殺害する一方、シンシャール地区の検問所を襲撃し、ヒズブッラー戦闘員4人を殺害したという。

一方、SANA(8月2日付)によると、ラスタン湖、ワーディ・アイン村、ウンム・サフリージュ村、タッルドゥー市、カフルラーハー市、ブルジュ・カーイー村、ダーヒル農場、アブー・サナースィル丘東部、ワアル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(8月2日付)によると、軍が、ハッルーズ村からイシュタブラク村に潜入しようとした外国人戦闘員を殲滅した。

またカフルラーター村、リーハーニーヤ村、マアッルブライト裏、マルイヤーン村、バサーミス村、カフルシャラーヤー村、ナフラ村、サルミーン市、マアヤーン村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月2日付)によると、タッル・フドル一帯、ダーイル町、イブタア町、アトマーン村、タッル・ムタウワク、ラジャート高原、ダルアー市ミスリー交差点周辺、ナワー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 2, 2014、AP, August 2, 2014、ARA News, August 2, 2014、Champress, August 2, 2014、al-Hayat, August 3, 2014、Kull-na Shuraka’, August 2, 2014、al-Mada Press, August 2, 2014、Naharnet, August 2, 2014、NNA, August 2, 2014、Reuters, August 2, 2014、SANA, August 2, 2014、UPI, August 2, 2014などをもとに作成。

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最新論考「アサド政権を利する「イスラム国」の台頭:欧米の無力、さらに露呈」(e-World Premium)

青山弘之「アサド政権を利する「イスラム国」台頭:欧米の無力、さらに露呈」

e-World Premium, Vol. 7, 2014年8月、pp. 28-32

■対アサドでアルカイダを黙認した欧米
■既存武装集団の離合集散促す
■欧米諸国に軍事解決認めさせるメッセージ
アルカイダ系過激組織「イスラム国」の攻勢は、イラクの民主政治が宗派主義的プロパガンダにもろいことを白日の下にさらしたが、シリアにおいては、民主化や人道保護の名の下にテロを黙認してきた欧米諸国の干渉政策の失敗を象徴する出来事として捉えることができる。・・・

イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月1日)

シリア国内の動き

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、アブー・ハルドゥーブ村でダーイシュ(イスラーム国)が部族の民兵と交戦し、女性1人を含む住民・民兵7人が死亡、ダーイシュ戦闘員多数が負傷した。

またティヤーナ村で何者かがダーイシュの広報活動家に手榴弾を投げ込んだ。

一方、ダイル・ザウル市では、ダーイシュがタキーヤト・ナクシュバンディー・モスク、タキーヤト・シャイフ・アブドゥッラー・モスクを閉鎖した。シリア人権監視団によると、ダーイシュは両モスクの爆破を計画しているという。

他方、クッルナー・シュラカー(8月1日付)は、ダーイシュの広報活動家の一人がツイッターで、ダーイシュのアミールの一人でアブー・アリー・シュアイティーを名乗る活動家が「ダイル・ザウルの覚醒評議会」(部族民兵のこと)の要撃を受けて死亡したと綴っている、と報じた。

シュアイティー氏は、本名がアブドゥッラッザーク・イーサーで、シリア革命総合委員会メンバーとして活動したのち、アスラ軍を創設し、ヒムス県クサイル市での戦闘に参加し、敗走後はダーイシュに忠誠を誓い、活動を続けていた。

このほか、ダーイシュの司令官らが報道関係者と会談し、カリフ国家の承認、イスラーム国家の承認、「いわゆるイスラーム国」、「ダーイシュ」といった呼称の使用禁止などを現地での報道活動の条件として告知した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ県南東部にシリア軍と国防隊が進軍し、ハムル村、サラーリーヤ村、ファッラーハ村、マアルーフ村、マクバラ村からダーイシュ(イスラーム国)が撤退、シャッダーディー市方面に後退した。

レバノン国内の動き

7月29日に死亡が捧持されたヒズブッラー司令官のイブラーヒーム・ハーッジ氏の葬儀が生地のベカーア県バアルベック郡カルヤー村で行われ、住民ら多数が参列した。

ハーッジ氏の死に関して、ジャディード(8月1日付)は、同氏がシリアのダマスカス郊外県カラムーン地方での反体制武装集団との戦闘ではなく、イラクでの「聖地防衛」の任務中に戦死したと伝えた。

Naharnet, August 2, 2014
Naharnet, August 2, 2014

イラク国内の動き

サラーフッディーン県では、マダー・プレス(8月1日付)によると、ティクリート市南部のバラド郡ヤスリブ地方をイラク軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員27人を殲滅、車輌6両を破壊した。

またダルーイーヤ軍北部では、軍、警察、部族民兵がダーイシュと交戦し、ダーイシュ戦闘員6人を殺害した。

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ニナワ県では、マダー・プレス(8月1日付)によると、モスル市北部のカンディー軍事基地のダーイシュ(イスラーム国)拠点をイラク軍が空爆し、ダーイシュ戦闘員40人を殺害、車輌20両を破壊した。

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アンバール県では、マダー・プレス(8月1日付)によると、ラマーディー市西部のハスファ地方(ハディーサ郡・カーイム郡間)をイラク軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員60人を殺害した。

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バービル県では、マダー・プレス(8月1日付)によると、ヒッラ市北部のジュルフ・サフル地方をイラク軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員30人を殺害した。

諸外国の動き

『ハヤート』(8月2日付)によると、エジプトの宗教関係省は声明を出し、1日に各地で行われた反体制デモに関して、ダーイシュ(イスラーム国)とムスリム同胞団が結託していると断じた。

AFP, August 1, 2014、AP, August 1, 2014、ARA News, August 1, 2014、Champress, August 1, 2014、al-Hayat, August 2, 2014、Kull-na Shuraka’, August 1, 2014、al-Mada Press, August 1, 2014、Naharnet, August 1, 2014、NNA, August 1, 2014、Reuters, August 1, 2014、SANA, August 1, 2014、UPI, August 1, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月1日)

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(8月2日付)によると、反体制活動家がSNSを通じてアルバイン市で停戦合意案を発表した。

停戦案は、反体制活動家による重火器・中火器の引き渡し、身柄投降者の身柄の自由、アルバイン市の生活の再建、違反者・指名手配者の身柄引渡・釈放に関する委員会設置、治安維持を目的とした反体制活動家による軽火器携帯、アルバイン市入り口のシリア軍への引き渡し、警察署、市庁の再建、治安当局による逮捕者釈放と反体制活動家による拉致者解放など、を骨子とする。

またシリア人権監視団によると、サクバー市、カフルバトナー町、ドゥーマー市、ハムーリーヤ市、ザマルカー町を軍が空爆し、子供1人を含む4人が死亡した。

一方、SANA(8月1日付)によると、カラムーン地方無人地帯(マシュラファ村郊外)、ザバダーニー市、ダーライヤー市、ムライハ市周辺、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、マガッル・ミール市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ドゥーマー殉教者大隊旅団、イスラーム軍、ジュンドッラー、ハビーブ・ムスタファー旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で軍と反体制武装集団が交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、マアッルザーフ町、カフハーナ村、ラターミナ町を軍が空爆し、子供3人を含む住民多数が死亡した。

またハマー市郊外のマジュダル検問所、ヒクマ学校検問所一帯で、軍とジハード主義武装集団が交戦し、軍が「樽爆弾」を投下した。

なおラターミナ町への軍の空爆に関して、反体制活動家は軍が毒ガスを使用したと主張した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ハイダリーヤ地区のヌール・モスク近くを軍が「樽爆弾」で空爆、またハムダーニーヤ地区(軍事アカデミー周辺、ヒクマ学校一帯)、ダーヒヤト・アサド地区、ラーシディーン地区で、軍、国防隊が、ムジャーヒディーン軍、ヌールッディーン・ザンキー大隊などと交戦した。

一方、SANA(8月1日付)によると、ハーン・アサル村、ハンダラート・キャンプ、ハイヤーン町、カフルナーハー村、ダーラト・イッザ市、ハナースィル市郊外、アウラム・クブラー町、カフルダーイル村、アレッポ市シャッアール地区、カルム・ジャバル地区、旧市街、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月1日付)によると、アトマーン村、ダルアー市バジャービジャ地区、ヨルダン街道周辺、ビラール・ハバシー・モスク周辺などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月1日付)によると、ダフラト・シューリー村、バイト・ジン村、ハラシュ・アブー・シャッター村近郊、ハズラジーヤ村、ラスム・アクラア村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月1日付)によると、サムアリール村、タッルドゥー市、ワアル村、タルビーサ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、1日晩、シャームの民のヌスラ戦線の「イドリブ地方アミール」を名乗るヤアクーブ・ウマル氏が乗った車に仕掛けられた爆弾がハーン・スブル村の自宅近くで爆発し、ウマル氏が死亡、同乗していた息子2人が負傷した。

一方、SANA(8月1日付)によると、リーハーニーヤ村、マルイヤーン村、ドゥーサ村、バザーブール村、タラフ村、ハミーディーヤ村、サルミーン市、ビンニシュ市、シュグル村、ハッルーズ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 1, 2014、AP, August 1, 2014、ARA News, August 1, 2014、Champress, August 1, 2014、al-Hayat, August 2, 2014、August 3, 3014、Kull-na Shuraka’, August 1, 2014、al-Mada Press, August 1, 2014、Naharnet, August 1, 2014、NNA, August 1, 2014、Reuters, August 1, 2014、SANA, August 1, 2014、UPI, August 1, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年7月31日)

シリア国内の動き

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市(クルド語名コバネ)西部郊外で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュ戦闘員35人が殺害し、同地一帯の村々を奪還、ダーイシュの拠点複数カ所を制圧した。

人民防衛隊側も隊員14人が死亡した。

同監視団によると、ダーイシュはアイン・アラブ市とアフタリーン市を結ぶ対トルコ国境地帯の制圧をめざし、アイン・アラブ市攻略を進めていたという。

なお、アフタリーン市方面では、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線が撤退し、ダーイシュはクルド人戦線旅団と交戦を続けている。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、キシュキーヤ町、アブー・ハマーム市、ガラーニージュ市一帯で、シュアイタート部族の民兵とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

この戦闘に関して、シュアイタート部族民兵や活動家らは、インターネット上に殺害したダーイシュ戦闘員の写真などを公開、「シュアイタートはダーイシュどもに対して蜂起する」、「ダーイシュの傭兵に対する民衆抵抗」といったメッセージを書き込んだ。

これを受け、ダーイシュは、マヤーディーン市とアシャーラ市を結ぶ橋を閉鎖、ブサイラ市からガラーンンジュ村に至る地域一帯の検問所を強化、キシュキーヤ町、ガラーニージュ市、アブー・ハマーム市で強制捜査や住民の逮捕を行う一方、何者かがアシャーラ市に架かる橋にあるダーイシュ検問所に向けて発砲した。

一方、クッルナー・シュラカー(7月31日付)によると、ダーイシュは戦闘員数百人と重車輌を投入し、シュアイタート部族民兵に対抗、約60人を捕捉した。

他方、SANA(7月31日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、旧空港地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

ARA News, July 31, 2014
ARA News, July 31, 2014

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市郊外のマシュタル地区からダーイシュ(イスラーム国)が同市内に向けて迫撃砲を発射、7発が着弾、住民3人(ARA News(7月31日付)によると4人)が死亡した。

またシリア軍がハサカ市南部のサブア・スクール地区でダーイシュと交戦、双方に死傷者が出た。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍第93旅団基地への突入準備に向けて同基地周辺に集結、住民に退去を呼びかけた。

これに対してシリア軍は地対地ミサイルで基地周辺を攻撃した。

イラク国内の動き

サラーフッディーン県では、マダー・プレス(7月31日付)によると、イラク軍がムーハサン市、ブーリダー村などを空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員27人を殺害した。

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キルクーク県では、マダー・プレス(7月31日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がキルクーク市西部のザーブ地方で、忠誠を拒否したジュブール部族の族長の妻を殺害した。

またキルクーク市南部のターザ地方をダーイシュが砲撃した。

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バービル県では、マダー・プレス(7月31日付)によると、イラク軍はジュルフ・サフル地方の複数カ所を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員20人を殺害した。

AFP, July 31, 2014、AP, July 31, 2014、ARA News, July 31, 2014、Champress, July 31, 2014、al-Hayat, August 1, 2014、Kull-na Shuraka’, July 31, 2014、al-Mada Press, July 31, 2014、Naharnet, July 31, 2014、NNA, July 31, 2014、Reuters, July 31, 2014、SANA, July 31, 2014、UPI, July 31, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年7月31日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イスラーム戦線がアレッポ市旧市街アレッポ城近くにあるハンマーム・ヤルバガー(公衆浴場)を制圧した。

一方、SANA(7月31日付)によると、アレッポ市ラーシディーン地区、マルジャ地区、マアーディー地区、シャッアール地区、旧市街、アレッポ城周辺、ハーン・アサル村、フール村、バービース村、ダイル・ハーフィル市、ハンダラート・キャンプ、カフルナーハー村、ダーラト・イッザ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(7月31日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線がシャンシャール村のバルグース検問所近くで爆弾を仕掛けた車を爆破し、軍兵士多数を殺傷した。

一方、SANA(7月31日付)によると、東サラーム村、アルシューナ村、ウンム・サフリージュ村、ウンム・シャルシューフ村、ナースィリーヤ村、タッルドゥー市、アーミリーヤ村、シャーイル山(ハマー県)武器庫北部、第105油田北部、マクサル・ヒサーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、ARA News(7月31日付)によると、ダーイル市をシリア軍が空爆し、3人が死亡した。

一方、SANA(7月31日付)によると、ダルアー市ヤルムーク学校東部、旧税関地区、郵便局一帯、アッバースィーヤ地区など、ラジャート高原、サムリーン村、インヒル市、アトマーン村、ダーイル町、ブスラー・シャーム市、ウンム・マヤーズィン町、フラーク市、カラク村、ヒルバト・シャフム村、タッル・ファーダ村、キヒール村・サイダー町街道で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(7月31日付)によると、ドゥーマー市、アーリヤ農場、アイン・タルマー渓谷、ムライハ市郊外、ナシャービーヤ農場、ザバダーニー市、ラアス・マアッラ町郊外の無人地帯(対レバノン国境)、ダーライヤー市、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯、ティーマー町、マガッル・ミール市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム旅団、ジュンドッシャームの戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(7月31日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(7月31日付)によると、カフルズィーター市、ズール・アブー・ザイド村、タイバト・イマーム市、ハッターブ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(7月31日付)によると、ナフラ村、イドリブ市郊外、シャビーバ軍事基地周辺、カルア・ガザール村、ハミーディーヤ村、アブー・ズフール町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, July 31, 2014、AP, July 31, 2014、ARA News, July 31, 2014、Champress, July 31, 2014、al-Hayat, August 1, 2014、Kull-na Shuraka’, July 31, 2014、al-Mada Press, July 31, 2014、Naharnet, July 31, 2014、NNA, July 31, 2014、Reuters, July 31, 2014、SANA, July 31, 2014、UPI, July 31, 2014などをもとに作成。

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最新論考「宗派対立」では読み解けないイラクの混乱:シリア紛争との連続線」(『外交』)

青山弘之「宗派対立」では読み解けないイラクの混乱:シリア紛争との連続線」(一点視界・一天四海)『外交』第26号、2014年7月、pp. 86-90

http://book.jiji.com/gaiko/

イスラム過激派の武装勢力が「イスラム国家」の樹立を宣言、首都バグダッドへの侵攻を続けるなどイラク情勢が緊迫の度を強めている。情勢悪化の本質的要因に何があるのか。「アラブの春」以降混乱が激化するアラブ世界の現状を、青山弘之・東京外国語大学教授に分析してもらった。・・・

イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年7月30日)

シリア国内の動き

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シュアイタート族民兵がアブー・ハマーム市でダーイシュ(イスラーム国)の偵察部隊とキシュキーヤ町のダーイシュ本部を襲撃、交戦した。

交戦は、キシュキーヤ町でシュアイタート族の子息3人がダーイシュに逮捕されたことが葉池にあるという。

この戦闘で、部族民兵3人とダーイシュ戦闘員少なくとも3人(8人という情報もあり)が死亡し、事態に対応するため、ダーイシュはタナク油田地帯からアブー・ハマーム市、ガラーニージュ市、キシュキーヤ町方面に援軍を派遣した。

またダーイシュは、「イスラーム法適用」のため、「タバコ、水タバコの販売と嗜好を禁止」するとの告知を発表した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がハッターブ氏東部一帯を「樽爆弾」で空爆した。

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アレッポ県では、ARA News(7月30日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、北の太陽大隊、ラッカ革命家旅団が、アイン・アラブ市郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ドゥワイラート村、シュユーフ・タフターニー町、シュユーフ・ファウカーニー町、ブーラーズ村、バイヤーダ村、ハッラーブ・アトゥウ村、ジュッブ・ファラジュ村を制圧した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がミールビーヤ連隊基地の食糧庫から大量の穀物をシャッダーディー市方面に持ち去った。

また、ARA News(7月30日付)によると、タッル・アブヤド市郊外のアフマディーヤ村に潜入しようとしたダーイシュ(イスラーム国)を、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が要撃、ダーイシュ戦闘員4人を殺害した。

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アレッポ市北部で活動するクルド人戦線旅団総司令部は声明を出し、イスラーム戦線に属す一部の武装集団が同地一帯から撤退、その際にダーイシュ(イスラーム国)に自らの武器・弾薬を直接、間接に手渡したと批判した。

クルド人戦線旅団によると、イスラーム戦線の敗走により、同地でダーイシュと戦っているのは、自分たちとアムジャード・シャームなどわずかだという。

イラク国内の動き

アンバール県では、マダー・プレス(7月30日付)によると、ファッルージャ市周辺で、イラク軍がダーイシュ(イスラーム国)の車列を空爆し、ダーイシュ戦闘員13人を殺害した。

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イラク軍諜報機関によると、イラク軍がバードゥーシュ刑務所のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、ニナワ県シャリーア委員会幹部のアフガン人、サウジ人、シリア人の3人を殺害した。

マダー・プレス(7月30日付)が伝えた。

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サラーフッディーン県では、マダー・プレス(7月30日付)によると、イラク軍がシャルカート郡でダーイシュ(イスラーム国)の車輌を空爆し、ダーイシュ戦闘員20人を殺害した。

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バグダード県では、マダー・プレス(7月30日付)によると、南部のユースフィーヤ地区で、イラク軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、イラク軍兵士9人が死傷、ダーイシュ戦闘員3人が死亡した。

AFP, July 30, 2014、AP, July 30, 2014、ARA News, July 30, 2014、Champress, July 30, 2014、al-Hayat, July 31, 2014、Kull-na Shuraka’, July 30, 2014、al-Mada Press, July 30, 2014、Naharnet, July 30, 2014、NNA, July 30, 2014、Reuters, July 30, 2014、SANA, July 30, 2014、UPI, July 30, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年7月30日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市東部および北東部前線で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦した。

複数の活動家によると、シリア軍は、ムライハ市内に籠城する武装集団戦闘員に武器引き渡しを条件に退去を求めているが、武装集団はこれを拒否し続けているという。

一方、SANA(7月30日付)によると、ムライハ市およびその郊外、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、アッラト・ザーキヤ町、マガッル・マイル村、ナシャービーヤ農場、シャイフーニーヤ農場、ザバダーニー市、ダーライヤー市、マシュラファ村周辺の無人地帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区のアルファ検問所方面で軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、東ガーリヤ村、西ガーリヤ村、北スフール村を軍が「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(7月30日付)によると、ダルアー市旧税関地区、ビラール・ハバシー・モスク周辺、ヤルムーク学校地区、難民キャンプ地区、ヒルバト・ガザーラ町、インヒル市、タッル・ムタウワク、タッル・ファーディー、サムリーン村・スラヤー村街道、西ガーリヤ村、東ガーリヤ村、ムサイフラ町、フラーク市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がハマー航空基地を砲撃、またアルザ村に対しても砲撃を行った。

スマート・ニュース(7月30日付)によると、ジハード主義武装集団(自由シリア軍)は、ハマー航空基地に向けて進軍を続け、軍と交戦したという。

これに対して、軍はタイバト・イマーム市、アイドゥーン村、トゥルール・ハムル村、カルアト・シュマイミース村、カフルズィーター市を空爆した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市バーブ・ナイラブ地区、ハイダリーヤ地区、サーリヒーン地区を軍が「樽爆弾」などで空爆・砲撃し、女性2人、子供1人を含む8人が死亡した。

またシャフバー・プレス(7月30日付)は、シリア軍がアレッポ市旧市街のアレッポ城一帯を毒ガス弾で攻撃、多数の市民が呼吸困難などの症状を訴えた、と主張した。

一方、SANA(7月30日付)によると、ハンダラート・キャンプ、アフタリーン市、バウワービーヤ村、ブラート丘村、タッル・アラム村、ハーン・アサル村、マンスーラ村、ナアナーイー村、ズィルバ村、アレッポ市ライラムーン地区、サカン・シャバービー地区、マルジャ地区、スライマーン・ハラビー地区、旧市街、アレッポ城周辺、カルム・タッラーブ地区、マイサル地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(7月30日付)によると、アイン・ダルブ村、マジュダリヤー村、ラスム・シューリー村、バイト・ジン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(7月30日付)によると、ウンム・シャルシューフ村、ガジャル村、キースィーン村、ラスタン市、西サラーム村、アイン・フサイン村、サアン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(7月30日付)によると、ウカイリバート町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(7月30日付)によると、ナフラ村、サルジャ村、シャンナーン村、アブニヤ村、シュグル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, July 30, 2014、AP, July 30, 2014、ARA News, July 30, 2014、Champress, July 30, 2014、al-Hayat, July 31, 2014、Kull-na Shuraka’, July 30, 2014、al-Mada Press, July 30, 2014、Naharnet, July 30, 2014、NNA, July 30, 2014、Reuters, July 30, 2014、SANA, July 30, 2014、Shahba Press, July 30, 2014、SMART News, July 30, 2014、UPI, July 30, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年7月29日)

シリア国内の動き

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアフタリーン市北部のダーイシュ(イスラーム国)拠点などを砲撃、これに対してダーイシュも同村南部を迫撃した。

またシリア軍はカフルハムラ村を戦闘機で攻撃した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアイヤーシュ村、ハワーイジュ村、ハリータ村を空爆、住民が避難する一方、ダイル・ザウル航空基地周辺でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

ダーイシュはまたシリア軍が駐留するジャヒーフ放送施設、第137旅団基地武器庫を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市南部でのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で、シリア軍兵士2人が死亡した。

イラク国内の動き

マダー・プレス(7月29日付)は、イラク軍アンバール県作成司令室筋の話として、ダーイシュ(イスラーム国)がイラク国内で捕獲した武器・装備(車輌、装甲車、重火器、ロケット弾など)、発電機をカーイム郡経由でシリア領内(ダイル・ザウル県ブーカマール市一帯)に密輸していると報じた。

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アンバール県では、マダー・プレス(7月29日付)によると、イラク軍がカルマ郡でダーイシュ(イスラーム国)残党を追撃し、ダーイシュ戦闘員40人を殺害した。

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バービル県では、マダー・プレス(7月29日付)によると、イラク軍戦闘機がジュルフ・サフル地方のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、ダーイシュ戦闘員25人を殺害した。

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サラーフッディーン県では、マダー・プレス(7月29日付)によると、ダルーイーヤ郡東部にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点をイラク軍ヘリコプターが空爆し、ダーイシュ戦闘員10人を殺害した。

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マダー・プレス(7月29日付)は、内務省筋の話として、イラク軍兵士9人がバグダード県南部のユースフィーヤ地区およびガザーリーヤ地区でのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で死傷したと伝えた。

諸外国の動き

シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)がイード・アル=フィトル初日(27日)だけで「自由シリア軍」兵士41人を処刑したと非難した。

AFP, July 29, 2014、AP, July 29, 2014、ARA News, July 29, 2014、Champress, July 29, 2014、al-Hayat, July 30, 2014、Kull-na Shuraka’, July 29, 2014、al-Mada Press, July 29, 2014、Naharnet, July 29, 2014、NNA, July 29, 2014、Reuters, July 29, 2014、SANA, July 29, 2014、UPI, July 29, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年7月29日)

ヒズブッラーに近いインターネット・サイト「南レバノン」(7月29日付)は、ヒズブッラー戦闘員の司令官を務めていたイブラーヒーム・ハーッジ氏(ベカーア県バアルベック郡カルヤー村出身、ハーッジ・サルマーン)を含む4人が「ワッハーブ主義的背教の傭兵に対する神聖なるジハード」で死亡したと発表した。

これに関して、ナハールネット(7月29日付)は、シリアの反体制勢力筋の話として、ハーッジ氏らがシリアのダマスカス郊外県カラムーン地方での戦闘で29日に死亡したと報じた。

Naharnet, July 29, 2014
Naharnet, July 29, 2014

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LBCI(7月29日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外をシリア軍戦闘機が空爆、シリア人4人が負傷した。

またバアルベック郡のラブワ村、ミクラーク村郊外にロケット弾4発が着弾したが、死傷者はなかった。

AFP, July 29, 2014、AP, July 29, 2014、ARA News, July 29, 2014、Champress, July 29, 2014、al-Hayat, July 30, 2014、Kull-na Shuraka’, July 29, 2014、LBCI, July 29, 2014、al-Mada Press, July 29, 2014、Naharnet, July 29, 2014、NNA, July 29, 2014、Reuters, July 29, 2014、SANA, July 29, 2014、South Lebanon, July 29, 2014、UPI, July 29, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年7月29日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団(イスラーム戦線、ないしは「バドル・シャームの戦い」と行うとされる武装集団7組織)が、ハマー航空基地9キロの地点まで進軍した。

また同監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線は、ハマー市郊外のタラービーア検問所で軍と交戦し、同検問所を制圧し、ハマー市・ムハルダ市街道を寸断した。

戦闘は、ムハルダ市周辺のシール検問所、マジュダル検問所でも起きており、スカイ・ニュース(7月29日付)によると、ムハルダ市には多数の避難民が押し寄せているという。

これを受け、軍は、ハマー市・ムハルダ市街道を閉鎖し、ムハルダ市駐留部隊の一部を、武装集団によって占拠された同市西部のジャルマ村に派遣したという。

さらに、ジハード主義武装集団によって制圧されたハッターブ町や、ムーリク市周辺などを「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(7月29日付)によると、軍がハッターブ町の「武装テロ集団」拠点を破壊、またラターミナ町、カフルズィーター市、ズール・アブー・ザイド村、ズール・タイバ村、ズール・ブルフサイン村、ハラジャト・ハッジャーマ村、アクラブ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャンナーン村、サルジャ村周辺、カフルハーヤー村を軍が空爆・砲撃し、子供5人と女性2人が死亡した。

一方、SANA(7月29日付)によると、クマイナース村、Syriatel塔、アルバイーン山周辺、シャンナーン村、カンスフラ村、ナリラヤー村、マルイヤーン村、クーリーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がアレッポ市旧市街に位置するアレッポ城周辺にある警察署地下に掘ったトンネルで爆弾を2発爆発させ、シリア軍兵士13人を殺害した。

アレッポ報道センター(7月29日付)によると、爆発後、同地一帯で軍とジハード主義武装集団が交戦した。

またシリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がアレッポ市ハーリディーヤ地区、アシュラフィーヤ地区を手製の迫撃砲で攻撃した。

一方、SANA(7月29日付)によると、アレッポ市マイサル地区、バニー・ザイド地区、ラーシディーン地区、ジャズマーティー地区、ハーディル地区、旧市街、シャイフ・ルトフィー村、ダイル・ハーフィル市、アルド・マッラーフ地区郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、ムライハ市東部および北東部の戦線で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

また軍はダーライヤー市、ザブディーン村、ドゥーマー市を空爆・砲撃し、子供1人を含む複数人が死亡した。

一方、SANA(7月29日付)によると、カラムーン地方(ラアス・マアッラ町、マシュラファ町)無人地帯、ザバダーニー市、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、ドゥーマー市郊外、シャイフーニーヤ農場、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ムライハ市、ナシャービーヤ農場、カフルバトナー町、ダーライヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(7月29日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ブスラー・シャーム市、ナワー市を軍が「樽爆弾」で空爆し、一家5人(老人1人、その孫3人、孫の母親1人)が死亡した。

一方、SANA(7月29日付)によると、ダルアー市アッバースィーヤ地区、ビラール・ハバシー・モスク周辺、シャッアーラ、インヒル市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(7月29日付)によると、カフターニーヤ町郊外、タルジャナ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(7月29日付)によると、ヌーバ山、カトフ・ルンマーン村、ズワイク村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(7月29日付)によると、ハスヤー町郊外、ラスタン市、カフルラーハー市、タッルドゥー市、ドゥワイイル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, July 29, 2014、AMC, July 29, 2014、AP, July 29, 2014、ARA News, July 29, 2014、Champress, July 29, 2014、al-Hayat, July 30, 2014、Kull-na Shuraka’, July 29, 2014、al-Mada Press, July 29, 2014、Naharnet, July 29, 2014、NNA, July 29, 2014、Reuters, July 29, 2014、SANA, July 29, 2014、Sky News Arabic, July 29, 2014、UPI, July 29, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年7月28日)

国連の動き

国連安保理は、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線との石油取引が、「テロ組織」に対する制裁を定めた国連の決議に反すると警鐘を鳴らす議長声明(ロシア提案、S/PRST/1014/14、http://www.un.org/News/Press/docs//2014/sc11495.doc.htm)を満場一致で可決した。

安保理議長声明(S/PRST/1014/14)全文は以下の通り:

“The Security Council recalls its resolutions 1267 (1999), 1373 (2001), 1989 (2011), 2129 (2013), 2133 (2014), and 2161 (2014), stresses the obligation of the Member States to prevent and suppress the financing of terrorist acts, and expresses grave concern over the reports of the access to and seizure of oilfields and pipelines in Syria and Iraq by terrorist groups listed by the Security Council 1267/1989 Committee, namely ‘Islamic State in Iraq and the Levant’ and ‘Jabhat Al-Nusra’, and underscores in this regard that any trade of oil with these entities would be inconsistent with the Council’s resolutions and that all States are required to ensure that their nationals and any persons within their territory do not trade in oil with these entities.

“The Security Council reaffirms its strong commitment to the sovereignty, independence and territorial integrity of Syria and Iraq, and in this regard, strongly condemns any engagement in direct or indirect trade of oil from Syria and Iraq involving terrorist groups.  The Security Council also emphasizes that such engagement constitutes financial support for terrorists and may lead to further sanctions listings if those groups are listed by the Security Council 1267/1989 Sanctions Committee as associated with Al-Qaida.

“The Security Council notes with concern that any oilfields and related infrastructure controlled by terrorist organizations could generate material income for terrorists, which would support their recruitment efforts, including of foreign terrorist fighters, and strengthen their operational capability to organize and carry out terrorist attacks.

“The Security Council reminds all States that they are required to ensure that their nationals and any persons within their territory not engage in any commercial or financial transactions with or for the benefit, directly or indirectly, of the Islamic State in Iraq and the Levant and Jabhat Al-Nusra, notably with respect to oil in Syria and Iraq.

“The Security Council also emphasizes the importance of all Member States upholding their obligation to ensure that their nationals and persons within their territory do not make donations to individuals and entities designated by the Security Council 1267/1989 Committee.

“The Security Council calls upon all Member States, should any information on such activities be available to them, to bring it to the notice of the 1267/1989 Sanctions Committee and cooperate closely with the Security Council in this regard.”

シリア国内の動き

ハサカ県では、ARA News(7月28日付)によると、ハムル村を拠点とするダーイシュが、同村からハサカ市に向けて迫撃砲を撃ち込み、サーリヒーヤ地区、ムフティー地区などに着弾、女性1人が負傷した。

スマート・ニュース(7月28日付)によると、ダーイシュによるハサカ市への侵攻に備え、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の増援部隊がアームーダー市、ダルバースィーヤ市、ラアス・アイン市に向かった。

人民防衛隊は、ハサカ市のシリア軍拠点複数カ所を引き継ぎ、同市の守備にあたっているという。

一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)に制圧されたミールビーヤ連隊基地(第121連隊基地)周辺をシリア軍が砲撃した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市ハサン・ターハー通りをシリア軍が砲撃した。

また、ダイル・ザウル航空基地近くに集結するシリア軍部隊が、ダイル・ザウル市・マヤーディーン市街道で旅客バスを攻撃、女児1人を含む3人が死亡した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)による第17師団基地攻撃・占拠で消息不明となっていたシリア軍将兵数十人がタブカ航空基地に到着した。

またアイン・イーサー市近郊の第93旅団基地にも多数のシリア軍将兵が逃げ延びたという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市西部郊外で、ダーイシュ(イスラーム国)が西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の拠点を攻撃、両者が交戦した。

また同監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠しているバーブ市の市議会議事堂近くに、ダーイシュ戦闘員との結婚を望む女性を登録するための「結婚相談所」を設置した。

一方、SANA(7月28日付)によると、バーブ市の「テロリスト」拠点をシリア軍が攻撃した。

イラク国内の動き

ニナワ県では、イラク軍諜報機関によると、モスル市北部のナッジャール地区で、ダーイシュ(イスラーム国)が拠点として使用していたサブアーウィー・イブラーヒーム・ハサン氏(サッダーム・フサイン大統領の弟)の邸宅をイラク軍が空爆、中にいたダーイシュ全員を殺害した。

また同諜報機関によると、モスル市北部のガーバート地区でのイード・アル=フィトルの祝典会場をイラク軍が空爆し、ダーイシュ戦闘員約150人を殺害した。

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サラーフッディーン県では、マダー・プレス(7月28日付)によると、カルマ郡で、治安部隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダーイシュ戦闘員7人を殺害した。

またダルーイーヤ郡では、イラク軍がダーイシュの車列を空爆し、ダーイシュ戦闘員25人を殺害した。

さらに、ダルーイーヤ郡のブー・フラージュ族民兵がダーイシュを要撃し、ダーイシュ戦闘員5人を死傷させた。

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バービル県では、マダー・プレス(7月28日付)によると、イラク軍戦闘機がイスカンダリーヤ地方のダーイシュ(イスラーム国)拠点複数カ所を空爆し、ダーイシュ戦闘員12人を殺害した。

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アンバール県では、マダー・プレス(7月28日付)によると、カーイム郡周辺でイラク軍がダーイシュ(イスラーム国)拠点などを攻撃し、ダーイシュ戦闘員6人が死亡した。

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内務省筋によると、バグダード県南部のユースフーヤ地区で、イラク軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、双方合わせて7人が死傷した。

マダー・プレス(7月28日付)が伝えた。

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カルバラー県警察は、避難民を偽って県内に潜入しようとしたダーイシュ(イスラーム国)の「南部州アミール」を含む5人をナジャフ空港で逮捕したと発表した。

マダー・プレス(7月28日付)が伝えた。

AFP, July 28, 2014、AP, July 28, 2014、ARA News, July 28, 2014、Champress, July 28, 2014、al-Hayat, July 29, 2014、Kull-na Shuraka’, July 28, 2014、al-Mada Press, July 28, 2014、Naharnet, July 28, 2014、NNA, July 28, 2014、Reuters, July 28, 2014、SANA, July 28, 2014、UPI, July 28, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年7月28日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がバイト・ティーマー村を迫撃砲で攻撃し、子供3人が死亡した。

また軍はマルジュ市一帯を砲撃する一方、ムライハ市東部および北部前線では、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(7月28日付)によると、ムライハ市およびその周辺、ザバディーン農場、ナシャービーヤ農場、アドラー市旧市街、アドラー市ウンマーリーヤ地区、シャイフーニーヤ農場、アーリヤ農場、ザバダーニー市、ラアス・マアッラ町およびマシュラファ村郊外の無人地帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市シャッアール地区各所を軍が「樽爆弾」などで攻撃し、子供3人を含む9人が死亡、またジャービリーヤ地区でも軍の空爆により、子供3人、女性1人を含む6人が死亡した。

一方、SANA(7月28日付)によると、ハイヤーン町、ムスリミーヤ村、シャイフ・ルトフィー村、アレッポ市ハイダリーヤ地区、シャッアール地区、ジャズマーティー地区、サーフール地区、ハルワーニーヤ地区、ハナーヌー地区、タッル・ハターバート地区、サラーフッディーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マッザ区、アダウィー地区、ムハージリーン区に迫撃砲弾複数発が着弾した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市、ブスラー・シャーム市を軍が「樽爆弾」などで攻撃する一方、ジハード主義武装集団が、サナマイン市とイズラア市の軍関係者用団地、サナマイン軍事病院、第9師団基地、第15旅団基地、サルハビーヤ大隊基地を迫撃砲で攻撃した。

一方、SANA(7月28日付)によると、ジャドヤー村、タファス市、ダルアー市ビラール・ハバシー・モスク、ヤルムーク学校一帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、ARA News(7月28日付)によると、フリーカ村で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、軍兵士数十人が死傷した。

一方、SANA(7月28日付)によると、ナフラ町、クマイナース町、アルバイーン山周辺、Syriatel塔、ビカフルーン村、バルーマー農場、マアッラトミスリーン町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(7月28日付)によると、ガースィビーヤ村、マシュラファ村、サアン村、ジャズル・ガス採掘所、ワーディー・アブヤド・ダム、カルヤタイン市、ウンク・ハワー村、ウンム・シャルシューフ村、ダイル・フール村、タルビーサ市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ハマー県では、SANA(7月28日付)によると、ウカイリバート町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, July 28, 2014、AP, July 28, 2014、ARA News, July 28, 2014、Champress, July 28, 2014、al-Hayat, July 29, 2014、Kull-na Shuraka’, July 28, 2014、al-Mada Press, July 28, 2014、Naharnet, July 28, 2014、NNA, July 28, 2014、Reuters, July 28, 2014、SANA, July 28, 2014、UPI, July 28, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年7月27日)

シリア国内の動き

ARA News(7月27日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)は軍、国防隊との戦闘の末、ミールビーヤ連隊(第121連隊基地)基地を制圧した。

ARA News, July 27, 2014
ARA News, July 27, 2014

ザマーン・ワスル(7月27日付)によると、ダーイシュによるミールビーヤ連隊襲撃によって、連隊長のマズィード・サラーマ少将、副隊長のニダール・アフマド・ムハンマド准将、マジュド・アフマド・ハサン大尉らが死亡した。

クッルナー・シュラカー(7月27日付)によると、シリア軍は、これを受け、ミールビーヤ連隊基地周辺を空爆した。

またシリア軍は、ハサカ市アフダース刑務所、殉教者墓地、シャッダーディー市街道通行上一帯のダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆したという。

一方ARA Newsによると、カーミシュリー市各所に検問所を設置し、シリア当局が発効した正規の車検証を携帯していない自動車、バイクの政府支配地域への侵入、通行を禁止した。

車輌通行・進入規制が課されたのはカーミシュリー市中心街や治安厳戒地区など。

これに関連して、同市の複数の活動家は、治安体制の強化は、シリア軍、国防隊だけでなく、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、アサーイシュによっても行われており、市内では両者の合同によるパトロール部隊が巡回を行い、ダーイシュ(イスラーム国)の攻撃に備えている、と述べた。

他方、SANA(7月26日付)によると、ハサカ市アフダース刑務所、電力関連施設、殉教者墓地、アフラーシュ地区で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)撃退し、同地の治安を回復した。

またシリア軍は、カーミシュリー市南部のヒルバド・ジュドゥーア村に潜入したダーイシュ戦闘員を撃退、さらにアブー・カサーイブ村、ハーッラ市、シャルムーフ村のダーイシュ拠点を攻撃した。

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ダイル・ザウル県では、『ハヤート』(7月28日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイヤーシュ村でジハード主義武装集団司令官とその父親を、またハリータ村では地元の名士を逮捕した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)によって制圧された第17師団基地一帯をシリア軍が空爆した。

またラッカ市ハラーミーヤ地区で、爆弾が爆発した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、クワイリス航空基地周辺で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

同監視団によると、ダーイシュは飛行場本舎に突入するなど、空港の複数カ所を制圧、これに対してシリア軍が空爆を行っている、との情報が入っているという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団戦闘員35人が離反し、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うため、武器を引き渡した。

イラク国内の動き

アンバール県では、マダー・プレス(7月27日付)によると、軍、警察、部族民兵の合同部隊が、ヒート郡に潜入しようとしたダーイシュ(イスラーム国)と交戦、ダーイシュ戦闘員14人を殺害した。

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バービル県では、マダー・プレス(7月27日付)によると、ジュルフ・サフル地方をイラク軍ヘリコプターが空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員8人が死亡した。

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イラク軍総司令部報道官のカースィム・アター大将は、イラク軍合同部隊がサラーフッディーン県ティクリート市周辺を完全制圧したと発表した。

マダー・プレス(7月26日付)が伝えた。

AFP, July 27, 2014、AP, July 27, 2014、ARA News, July 27, 2014、Champress, July 27, 2014、al-Hayat, July 28, 2014、Kull-na Shuraka’, July 27, 2014、al-Mada Press, July 27, 2014、Naharnet, July 27, 2014、NNA, July 27, 2014、Reuters, July 27, 2014、SANA, July 27, 2014、UPI, July 27, 2014、Zaman al-Wasl, July 27, 2017などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年7月27日)

バアルベック・スンナ派自由人旅団ベカーア・イスラーム首長国を名乗る集団がツイッターを通じて声明を出し、内務治安軍総局サイバー犯罪知的所有権保護課長のスーザン・ハーッジ大佐を殺害するとの予告を行った。

Naharnet, July 27, 2014
Naharnet, July 27, 2014

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NNA(7月27日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外でのシリア軍、ヒズブッラー戦闘員と反体制武装集団の戦闘に巻き込まれて、レバノン人男性1人が重傷を負った。

AFP, July 27, 2014、AP, July 27, 2014、ARA News, July 27, 2014、Champress, July 27, 2014、al-Hayat, July 28, 2014、Kull-na Shuraka’, July 27, 2014、al-Mada Press, July 27, 2014、Naharnet, July 27, 2014、NNA, July 27, 2014、Reuters, July 27, 2014、SANA, July 27, 2014、UPI, July 27, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年7月26日)

シリア国内の動き

ハサカ県では、ARA News(7月26日付)によると、ハサカ県南部のハムル村で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

またパノラマ検問所近くからのダーイシュの部分撤退(25日)を受け、西クルディスタン移行期部民局の人民防衛隊が、スィナーア交差点方面に進軍し、サーリヒーヤ地区、ムフティー地区、アズィーズィーヤ地区に至る街道が交わるナスル交差点にあるシリア軍の検問所の脇に複数の検問所を設置した。

また複数の消息筋によると、人民防衛隊は、シリア軍や国防隊との調整のもと、バアス党ハサカ支部司令部一帯に展開したほか、シリア軍と国防隊の拠点の一つであるイサーム・バグディー病院に周辺にも、人民防衛隊とアサーイシュが展開した。

これに関して、人民防衛隊に近い消息筋はARA Newsに対し、シリア軍と人民防衛隊の間でハサカ県の治安対策を調整するための合意がなされ、これに基づき、人民防衛隊の隊員3,500人がシリア軍のミールビーヤ連隊に派遣されたことを明らかにした。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するラッカ市内の国立病院周辺の複数カ所を、シリア軍が空爆し、子供1人を含む5人が死亡した。

また同監視団によると、ダーイシュが制圧したとされる第17師団基地に対してシリア軍が空爆を続けるなか、ダーイシュは依然として「同基地本部に集結できていない」という。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市東部のマクバラ村・ラフマーニーヤ村間で、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍部隊を要撃し、兵士30人を殺害した。

またダーイシュと軍は、タアーナ村、ラフマーニーヤ村、アアブド村、マクバラ村一帯で交戦した。

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軍武装部隊総司令部は声明を出し、シリア軍が国防隊の支援のもと、ヒムス県東部のシャーイル山(ハマー県)西部一帯およびシャーイル・ガス田の採掘所に対する特殊作戦の末、ダーイシュ(イスラーム国)の「テロリスト」多数を殲滅、また地雷・爆発物を撤去し、同地の制圧を完了したと発表した。

SANA(7月26日付)が伝えた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団が、ハジャル・アスワド市にあるとされるダーイシュ(イスラーム国)の拠点を砲撃した。

イラク国内の動き

キルクーク県では、マダー・プレス(7月26日付)によると、イラク・クルディスタン地域ペシュメルガがトゥーズ・フールマートゥー郡各所でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ニナワ県では、マダー・プレス(7月26日付)によると、モスル市を制圧するダーイシュ(イスラーム国)がナビー・ジルジース廟およびモスク、カディーブ・バーン廟およびモスクを爆破、破壊した。

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バービル県では、マダー・プレス(7月26日付)によると、ジュルフ・サフル地方にダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員、車輌が再び展開した。

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ディヤラ県では、マダー・プレス(7月26日付)によると、治安部隊が、ヤアクーバ市南部のハムリーン・ガス備蓄所一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、ダーイシュ戦闘員26人を死傷させ、同地を解放した。

AFP, July 26, 2014、AP, July 26, 2014、ARA News, July 26, 2014、Champress, July 26, 2014、al-Hayat, July 27, 2014、Kull-na Shuraka’, July 26, 2014、al-Mada Press, July 26, 2014、Naharnet, July 26, 2014、NNA, July 26, 2014、Reuters, July 26, 2014、SANA, July 26, 2014、UPI, July 26, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア国内の暴力(2014年7月26日)

ハマー県では、クッルナー・シュラカー(7月26日付)によると、「自由シリア軍」の複数の武装集団が「バドル・シャームの戦い」と銘打って、ハッターブ町周辺の軍施設への攻撃を開始した。

Kull-na Shuraka', July 26, 2014
Kull-na Shuraka’, July 26, 2014

攻撃に参加した武装集団は以下の通り:

1. ジュンド・アクサー

2. サラーキブ革命家戦線

3. ハッターブ旅団

4. イーマーン旅団

5. ムハージリーン・ワ・アンサール旅団(外国人)

6. アジュナード・シャーム・イスラーム連合

7. ハック戦闘戦線

この攻撃により、武装集団は、ハッターブ丘軍事基地、サールート川ダム検問所、バイト・ガザール検問所、ワーディー・ナーウーラ検問所、バイト・バシール検問所などを制圧した。

スマート・ニュース(7月26日付)によると、武装集団(「自由シリア軍」)は戦闘でTOW対戦車ミサイルを使用し、シリア軍の戦車を破壊、兵士13人を殺害したという。

また「自由シリア軍」戦闘員は、Gradミサイルでハマー航空基地を攻撃し、基地内の戦闘機2機を破壊したという。

しかし、スマート・ニュースによると、イスラーム戦線がハマー航空基地をGradミサイルで攻撃し、軍ヘリコプターを破壊したと報じた。

このほか、「自由シリア軍」は県北部のダマスカス・アレッポ国際幹線道路(カムハーナ町近く)で、「シャッビーハとヒズブッラー部隊」を狙って、爆弾を爆発させ、複数名を殺害したという。

さらにハマー市内のサカン・シャバービー地区検問所近くのアレッポ街道地区でも大きな爆発が発生したという。

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アレッポ県では、反体制武装集団がナイラブ航空基地近くで、シリア軍のヘリコプターを熱源誘導ミサイルで撃墜し、登場していた士官4人を殺害、またこのヘリコプターが新政権の民兵「クドス旅団」の本部に墜落し、同旅団の戦闘員25人近くが死亡した、と発表した。

またシリア人権監視団によると、アアザーズ市で爆弾が仕掛けられた車が野菜市場で爆発し、少なくとも4人が死亡、女性や子供が負傷した。

一方、クッルナー・シュラカー(7月26日付)によると、アアザーズ市で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、5人が死亡、複数人が負傷した。

また第46連隊基地近くでも爆発が発生し、ハズム運動の士官1人を含む複数人が死亡した。

他方、SANA(7月26日付)によると、アナダーン市、カフルハラブ村、ヌサイビーン村、サッハーラ村、カッバースィーン村、ハーディル村、ラスム・アッブード村、アレッポ市インザーラート地区、バーブ・ハディード地区、シーハーディーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、ジャウバル区をシリア軍が2度にわたり空爆した。

一方、SANA(7月26日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、軍がダーライヤー市を「樽爆弾」で空爆、またカラムーン地方の無人地帯(対レバノン国境地帯)で軍、国防隊とジハード主義武装集団が交戦し、武装集団戦闘員6人が死亡した。

一方、SANA(7月26日付)によると、ダーライヤー市、ムライハ市周辺、ザバディーン町、ジスリーン町郊外、アルバイン市、ザーキヤ町・ハーン・シャイフ・キャンプ街道、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、マガッル・ミール市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(7月26日付)によると、対トルコ国境のアティマ村で、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、10人が死亡、20人余りが負傷した。

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ヒムス県では、SANA(7月26日付)によると、西サラーム村、東サラーム村、ハタムルー村、アルシューナ村、ハリージャ村、タッルドゥー市、カフルラーハー市、アイン・フサイン村、ジャズル・ガス採掘所一帯、ウンム・サフリージュ村、アブー・ハワーディード村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(7月26日付)によると、アトマーン村、サムリーン村・インヒル市街道、ジャースィム市郊外、サマン丘、ズィムリーン村周辺、マアルバ町、ウンム・ワラド村・ムサイフラ町街道、ムサイフラ町、ジーザ町、カラク村、ウンム・ワラド村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(7月26日付)によると、クードナ村東部、アイン・ダルブ村南部、ラスム・アクラア村西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, July 26, 2014、AP, July 26, 2014、ARA News, July 26, 2014、Champress, July 26, 2014、al-Hayat, July 27, 2014、Kull-na Shuraka’, July 26, 2014、al-Mada Press, July 26, 2014、Naharnet, July 26, 2014、NNA, July 26, 2014、Reuters, July 26, 2014、SANA, July 26, 2014、SMART News, June 26, 2014、UPI, July 26, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年7月25日)

シリア国内の動き

ラッカ県では、『ハヤート』(7月26日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)ラッカ州が県内におけるシリア軍の一大拠点の一つ第17師団基地を制圧したと発表した。
『ハヤート』(7月28日付)は、これに関して、シリア政府がラッカ県において保持していた三つの軍事拠点、すなわち第17師団基地、第93旅団本部、そしてタブカ航空基地のうちの一つを喪失した、と報じた。

第17師団基地喪失を受け、ハマー県サラミーヤ地方に駐留するシリア軍部隊が、戦闘機、ヘリコプターの援護のもと、ラッカ市方面に進軍を開始したという。

シリア人権監視団によると、第17師団基地では、第17師団基地では、シリア軍兵士50人がダーイシュにより一斉処刑されたほか、軍将兵900人の消息が途絶えている。

同監視団によると、その一部はアイン・イーサー地方にあるシリア軍のもう一つの拠点第93師団基地方面に撤退したか、基地内での戦闘を続けていると思われるという。

同監視団によると、シリア軍はまた、アレッポ市とラッカ市を結ぶタブカ市の街道を砲撃し、寸断した。

シリア軍はさらに、ラッカ市の出入国管理局に隣接するアンマール・ブン・ヤースィル学校近郊のイスラーム国ダーイシュ拠点などに対して砲撃を加えた。

ARA News, July 25, 2014
ARA News, July 25, 2014

スカッド・ミサイルによる攻撃だと思われるという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されているムーハサン市各所、ハワーイジュ村各所をシリア軍が砲撃した。

ARA News(7月25日付)によると、シリア軍はまたダイル・ザウル市ハウィーカ地区などを空爆、ダーイシュと交戦した。

これに関して、SANA(7月25日付)は、シリア軍部隊が第17師団基地に侵攻した武装テロ集団の拠点などを破壊し、同集団との戦闘に向けた再集結を成功裏に完了させた、と報じた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、クワイリス航空基地に侵攻するダーイシュ(イスラーム国)とシリア軍が同飛行場周辺で交戦した。

また、タアーナ村、ムクビラ村周辺では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がダーイシュと交戦した。

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ハサカ県では、SANA(7月25日付)が、ダーイシュ(イスラーム国)によるハサカ市南部の連隊基地襲撃に対して、シリア軍が応戦し、ダーイシュに打撃を与えたと伝えた。

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ヒムス県では、SANA(7月25日付)によると、シャーイル山(ハマー県)西部周辺、ジャズル・ガス採掘所東部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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シリア人権監視団は、24日に本格化したダーイシュ(イスラーム国)によるラッカ県(第17師団基地)、ハサカ県、アレッポ県での攻勢による死者数が74人にのぼっている、と発表した。

死者の内訳は、ダーイシュ戦闘員32人、シリア軍将兵30人、バアス党ハサカ支部の職員ら12人。

クッルナー・シュラカー(7月25日付)によると、犠牲者のなかには、バアス党ハサカ支部組織局長のハンナー・アターッラー氏も含まれているという。

イラク国内の動き

サラーフッディーン県では、マダー・プレス(7月25日付)によると、サーマッラー郡ムウタスィム地方の警察検問所で、ダーイシュ(イスラーム国)と治安部隊が交戦し、ダーイシュ戦闘員5人が死亡した。

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ニナワ県では、マダー・プレス(7月25日付)によると、モスル市中心部にあるナビー・シート廟をダーイシュ(イスラーム国)が爆破、破壊した。

AFP, July 25, 2014、AP, July 25, 2014、ARA News, July 25, 2014、Champress, July 25, 2014、al-Hayat, July 26, 2014、July 28, 2014、Kull-na Shuraka’, July 25, 2014、al-Mada Press, July 25, 2014、Naharnet, July 25, 2014、NNA, July 25, 2014、Reuters, July 25, 2014、SANA, July 25, 2014、UPI, July 25, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年7月25日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザバディーン市各所を軍が迫撃砲、地対地ミサイルで攻撃し、子供4人を含む12人が死亡した。

一方、SANA(7月25日付)によると、アーリヤ農場、ムライハ市周辺、ナシャービーヤ農場、ザバダーニー市郊外、カラムーン地方(アッサール・ワルド村、ラアス・マアッラ町、マシュラファ村)の無人地帯(対レバノン国境地帯)、マガッル・ミール市、ハーン・シャイフ・キャンプで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区を軍が10回にわたり空爆、またジハード主義武装集団によって23日に制圧されたアーリファ検問所一帯で軍と武装集団が交戦した。

一方、SANA(7月25日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がブライジュ村一帯を手製の迫撃砲で攻撃した。

一方、SANA(7月25日付)によると、ジスル・ハッジ村、カッバーラ村、ダイル・ハーフィル市、シャーミル村、アアザーズ市、アルド・マッラーフ地区(アルド・マッラーフ、タッル・アルド・マッラーフ)、フライターン市、マアーッラト・アルティーク村、バービース村、マンスーラ村、アレッポ市カスタル・ハラーミー地区、ジャンドゥール地区、ジャービリーヤ地区などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムーリク市で、軍、国防隊が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、『ハヤート』(7月26日付)、ビンニシュ市の「解放区」を統治するイスラーム委員会が、同市で車爆弾による爆破犯の男性2人を処刑した。

一方、SANA(7月25日付)によると、カフルラーター村、ナフラ村、カフルナジュド村、ダーマス村、カフルズィーバ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(7月25日付)によると、タッルドゥー市、ダイル・フール村、アイン・フサイン村、フーシュ・ハッジュー村、サアン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(7月25日付)によると、ラジャート高原、ダーイル町、アトマーン村、ダルアー市ダーヒヤト・ヤルムーク区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, July 25, 2014、AP, July 25, 2014、ARA News, July 25, 2014、Champress, July 25, 2014、al-Hayat, July 26, 2014、Kull-na Shuraka’, July 25, 2014、al-Mada Press, July 25, 2014、Naharnet, July 25, 2014、NNA, July 25, 2014、Reuters, July 25, 2014、SANA, July 25, 2014、UPI, July 25, 2014などをもとに作成。

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最新論考「アサド政権を利する「イスラム国」の台頭:欧米の無力、さらに露呈」(e-World)

青山弘之「アサド政権を利する「イスラム国」台頭:欧米の無力、さらに露呈」
e-World、2014/07/24-14:46

■対アサドでアルカイダを黙認した欧米
■既存武装集団の離合集散促す
■欧米諸国に軍事解決認めさせるメッセージ
アルカイダ系過激組織「イスラム国」の攻勢は、イラクの民主政治が宗派主義的プロパガンダにもろいことを白日の下にさらしたが、シリアにおいては、民主化や人道保護の名の下にテロを黙認してきた欧米諸国の干渉政策の失敗を象徴する出来事として捉えることができる。・・・

イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年7月24日)

シリア国内の動き

ラッカ県では、シリア人権監視団やARA News(7月24日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍が駐留する第17師団基地を攻撃し、軍と交戦した。

戦闘は、サウジ人1人を含むダーイシュ戦闘員2人が、師団基地入り口の化学大隊拠点と基地周辺の2カ所で自爆攻撃を行ったことをきっかけに発生し、シリア軍のサミール・アスラーン准将が戦死したという。

これに対し、シリア軍ヘリコプターが師団基地周辺に対し14回にわたり「樽爆弾」を投下するなどして応戦した。

なおダーイシュ・ラッカ州はツイッターで「第17師団に対する祝福されし作戦」を開始したと発表し、アブー・スハイブ・ジャズラーウィー氏とハッターブ・ジャズラーウィー氏の2人が「殉教作戦」を行ったことを明らかにした。

ARA News, July 24, 2014
ARA News, July 24, 2014
ARA News, July 24, 2014
ARA News, July 24, 2014

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ハサカ県では、シリア人権監視団やARA News(7月24日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がハサカ市マサーキン地区のバアス党ハサカ支部指導部ビルを襲撃、複数の目撃者によると、ビルの屋上にイスラーム国の黒旗が掲げられたという。

また、ARA Newsによると、支部指導部ビル襲撃は、爆弾を積んだ自動車による自爆攻撃をもって始められ、民間人7人が死亡、多数が負傷したという。

さらに、ARA News(7月26日付)によると、ダーイシュは、パノラマ検問所近くの電力関連施設、アフダース刑務所に進軍した。

このほか、ダーイシュはハサカ市南部のミールビーヤ地方の連隊基地を襲撃し、シリア軍兵士11人を殺害した。

これに対してシリア軍はヘリコプターで同地一帯を空爆、砲撃した。

またカーミシュリー市では何者かが仕掛けた爆弾が爆発し、シリア軍兵士3人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団やARA News(7月24日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ市郊外のクワイリス航空基地を攻撃した。

これに対し、シリア軍はダーイシュの拠点であるバーブ市を空爆した。

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なおシリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府・軍に対して三つの戦線で同時に大規模攻勢をかけたのはこれが初めてだという。

イラク国内の動き

モスル県では、マダー・プレス(7月24日付)によると、モスル市中心部にあるアウンッディーン・ブン・ハサン廟と、同市東部のナビー・ユーヌス地区にあるナビー・ユーヌス廟をダーイシュ(イスラーム国)が爆破、破壊した。

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キルクーク県では、マダー・プレス(7月24日付)によると、ダークーク郡のタッル・ハンマ村とハフタ・ハール村の間に位置するスーフィー教団シャイフサーリフ廟をダーイシュ(イスラーム国)が爆破、破壊した。

またキルクーク市南部のターザ地方シャムスィーヤ村・バシール村間のダーイシュ拠点を軍が空爆し、司令官1人を含むダーイシュ戦闘員多数を殺害した。

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バービル県では、サーディク・マドルール・スルターニー県知事が、ジュルフ・サフル地方での軍事作戦でイラク軍・治安部隊がダーイシュ(イスラーム国)戦闘員100人以上を殲滅したと発表した。

マダー・プレス(7月24日付)が伝えた。

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アンバール県では、マダー・プレス(7月24日付)によると、イラク軍機がカーイム郡でダーイシュ(イスラーム国)の車列を空爆し、ダーイシュ戦闘員7人を殺害した。

ヨルダン国内の動き

ヨルダンのジハード主義潮流のムハンマド・シャラビー氏(アブー・サヤーフ)は『ハヤート』(7月25日付)に対し、ヨルダンの一部のジハード主義者がダーイシュ(イスラーム国)への忠誠を表明したことについて、「ヨルダンのジハード主義潮流を代表していない無知なグループ」と批判、自身と収監中のジハード主義潮流の指導者イサーム・バルカーウィー氏(アブー・ムハンマド・マクディスィー)がダーイシュによるカリフ制樹立を拒否したことを批判する姿勢に反論した。

AFP, July 24, 2014、AP, July 24, 2014、ARA News, July 24, 2014、July 26, 2014、Champress, July 24, 2014、al-Hayat, July 25, 2014、Kull-na Shuraka’, July 24, 2014、al-Mada Press, July 24, 2014、Naharnet, July 24, 2014、NNA, July 24, 2014、Reuters, July 24, 2014、SANA, July 24, 2014、UPI, July 24, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年7月23日)

ダーイシュ戦闘員による新婚旅行

AFP(7月23日付)は、ハーディー・サラーマを名乗る活動家の話として、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員の一人アブー・アブドゥッラフマーン・シーシャーニー氏が第2夫人と、シリアとイラクの支配地域で新婚旅行を行っていると報じた。

シーシャーニー氏は最近、シリア人女性と結婚したのだという。

新婚旅行の車中で、シーシャーニー氏は第2夫人とは相席せず、同行している戦闘員らはジハードを賞賛・鼓舞する歌を歌い続けていたという。

シーシャーニー氏ら一行の新婚旅行は、シリアのラッカ県タッル・アブヤド市からイラクのアンバール県をバスで巡回したという。

シリアでの動き

アレッポ県では、ARA News(7月23日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)との交戦の末、アイン・アラブ市郊外のジャッル・ウーガリー村を奪還した。

これに関連して、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊広報局は声明を出し、アイン・アラブ市の西部戦線および南部戦線で、ダーイシュの拠点3カ所を破壊し、戦闘員42人を殲滅したと発表した。

一方、SANA(7月23日付)によると、ダーイシュが占拠するバーブ市を軍が空爆した。

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ハサカ県では、ARA News(7月23日付)によると、シリア軍が、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)との間での戦闘が22日から続いているジャズア村一帯に対して空爆を行った。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が制圧するカシュキーヤ村をシリア軍が空爆し、女児1人が死亡した。

イラクでの動き

イラク・バアス党(イッザト・イブラーヒーム・ドゥーリー書記長)は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)によるモスル市のキリスト教徒の強制移住に関して、ダーイシュを「悪の勢力を作り出すテロ組織」と非難し、「我々はダーイシュのすべての行為と無関係であり、我々の任務を支持してくれている部族革命家と愛国的諸派の兄弟たちを誇りに感じている」と発表した。

そのうえで、イラク国内のキリスト教各派、イラク・クルディスタン地域に対して、キリスト教徒を保護するよう呼びかけた。

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ニナワ県では、マダー・プレス(7月23日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がモスル市ファイサリーヤ地区にあるフサイン廟を爆破、破壊した。

また県治安筋によると、イラク・クルディスタン地域ペシュメルガが、モスル市北部にあるニナワ製薬会社をダーイシュが制圧したのを受け。同地一帯を砲撃した。

このほか、複数の目撃者によると、ダーイシュは22日に、「少女に嫌がらせ」をした青年をむち打ちの刑に処した。

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サラーフッディーン県では、マダー・プレス(7月23日付)によると、ティクリート市南部のムカイシーファ地区で、イラク軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、イラク軍兵士6人が死傷した。

またダーイシュはシャルカート郡で女性活動家のスィナー・ジャブーリー女史、ハウラ・ジャブーリー女史と2人の夫を拘束し、処刑した。

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バービル県では、マダー・プレス(7月23日付)によると、ジュルフ・サフル地方をイラク軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)のアミール1人を含む5人を殺害した。

また軍・治安部隊合同部隊は、同地方で二つの大規模な浄化作戦を行い、ダーイシュ戦闘員35人を殲滅した。

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アンバール県では、マダー・プレス(7月23日付)によると、ファッルージャ市東部のズィラーア・ダジュラ地区で、ダーイシュ(イスラーム国)が治安部隊拠点を襲撃し、兵士13人を殺傷した。

これに対しイラク軍はファッルージャ市各所を空爆し、ダーイシュ戦闘員9人を殺害した。

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ディヤラ県では、県警察によると、治安部隊がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ダーイシュ戦闘員50人を殲滅、ハムリーン・ダム地区を解放した。

マダー・プレス(7月23日付)が伝えた。

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ダーイシュ(イスラーム国)は声明を出し、22日にバグダード県カーズィミーヤ地区で発生した自爆テロの犯行を認めた。

AP(7月23日付)が伝えた。

AFP, July 23, 2014、AP, July 23, 2014、ARA News, July 23, 2014、Champress, July 23, 2014、al-Hayat, July 24, 2014、Kull-na Shuraka’, July 23, 2014、al-Mada Press, July 23, 2014、Naharnet, July 23, 2014、NNA, July 23, 2014、Reuters, July 23, 2014、SANA, July 23, 2014、UPI, July 23, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年7月23日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、アッバースィーイーン地区とジャウバル区を隔てるアーリファ検問所(ジャウバル区)一帯で、軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦、また軍はカーブーン区を含む一帯を砲撃した。

反体制活動家によると、戦闘は、軍、国防隊がジャウバル区に進軍しようとしたことを契機に発生したという。

一方、SANA(7月23日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(7月23日付)によると、カラムーン地方無人地帯(対レバノン国境)、アーリヤ農場、ハラスター市東部郊外、ムライハ市周辺、ハーン・シャイフ・キャンプ・ザーキヤ町街道で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダーイル町、タファス市、インヒル市、ナワー市を軍が「樽爆弾」などで空爆、これに対してジハード主義武装集団はブスラー・シャーム市を砲撃し、軍側に複数の死傷者が出た。

一方、SANA(7月23日付)によると、アトマーン村およびその郊外、インヒル市、ヌアイマ村、ズィムリーン村・サムリーン村交差点、東ムライハ町、ジャースィム市・インヒル市街道、ヒルバト・ムライハ村、ブスル・ハリール市、ヤードゥーダ村郊外、ダルアー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ワフシーヤ村をシリア軍が空爆し、子供6人が死亡した。

一方、SANA(7月23日付)によると、アレッポ市バーブ・ハディード地区、カーディー・アスカル地区、アイン・タッル地区、ライラムーン地区、マイサル地区、旧市街、ハナーヌー地区、ハーディル村、アウラム・スグラー村、バービース村、タッル・リフアト市、ハーン・アサル村、アナダーン市、ダイル・ハーフィル市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ラターミナ町を軍が空爆し、2人が死亡した。

またムーリク市南部および東部では、軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(7月23日付)によると、アクラブ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(7月23日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線が対トルコ国境のサルキーン村でシリア革命家戦線(自由シリア軍)と交戦し同村を制圧した。

ヌスラ戦線はまた、サルキーン村に近いアズマーリーン村に進軍、同村のシリア革命家戦線を包囲したという。

一方、シリア人権監視団によると、ジスル・シュグール市郊外を軍が空爆し、女児1人が死亡した。

他方、SANA(7月23日付)によると、タッル・サラムー村南部、クーリーン村、カフルナジュド村、ラーミー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(7月23日付)によると、マスアダ村、ウンク・ハワー村、ラッフーム村、アブー・ハワーディート村、ウンム・サフリージュ村、ウカイリバート町郊外、イッズッディーン町、ウンム・シャルシューフ村、ワーディ・フーハ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(7月23日付)によると、クーズ山、ザーヒー山、アイドゥー村、ハーン・ジャウズ村、シャムスィーヤ村、ズワイク村、カスブ村、ヌーバ山、カフリーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, July 23, 2014、AP, July 23, 2014、ARA News, July 23, 2014、Champress, July 23, 2014、al-Hayat, July 24, 2014、Kull-na Shuraka’, July 23, 2014、al-Mada Press, July 23, 2014、Naharnet, July 23, 2014、NNA, July 23, 2014、Reuters, July 23, 2014、SANA, July 23, 2014、UPI, July 23, 2014などをもとに作成。

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