ダイル・ザウル県では、ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族による蜂起が続き、ユーフラテス川東岸とハーブール川河畔一帯をシリア民主軍より奪取し、掌握(2023年9月1日)

ダイル・ザウル県では、ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族による蜂起が続き、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘の末、ユーフラテス川東岸とハーブール川河畔一帯を掌握した。

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アラビー・ジャディード(9月1日付)が、活動家のウィサーム・アカイディー氏からの情報として伝えたところによると、ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族の民兵は、シリア民主軍との激しい戦闘の末、ハジーン市、バーグーズ村、ブーハーティル村、キシュマ村、シャアファ村、スーサ町、シュハイル村、ハワーイジュ村、ウマル油田に至る街道と武器弾薬庫、ズィーバーン町にあるシリア民主軍特殊部隊の指揮所、を制圧した。

アカイディー氏によると、シリア民主軍からは70人あまりが離反し、ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族の民兵側に参加したという。

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オリエント・ニュース(9月1日付)によると、ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族は、シリア民主軍との激しい戦闘の末、タヤーナ村、バフラ村、ダンダニーヤ村、アブー・ハルドゥーブ村を制圧したほか、ガラーニージュ市、シュハイル村、フライザ村のシリア民主軍検問所をほぼ制圧した。

戦闘により、シリア民主軍の戦闘員少なくとも16人が死亡、100人あまりが離反したという。

戦闘はまたズィーバーン町でも発生し、ダイル・ザウル軍事評議会側の戦闘員5人、シリア民主軍の兵士7人が死亡した。

ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族は、ブサイラ市、ズィーバーン町、スーサ町、マラーシダ村、ムーザーン村、バーグーズ村、ハジーン市、ブーハーティル村、ブーハサン村、キシュマ村、シャアファ村も制圧、アブー・ハマーム市、ガラーニージュ市、スブハ村、ラビーダ村、ハスィーン村、ムワイリフ村、ガリーバ村(西ガリーバ村、東ガリーバ村)でシリア民主軍と戦闘を続けている。

一方、シリア民主軍はラビーダ村を砲撃したほか、ジュダイド・バッカーラ村を無人航空機(ドローン)で爆撃、これによって民間人1人が死亡した。


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ザマーン・ワスル(9月1日付)によると、ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族は、シリア民主軍との激しい戦闘の末、シュハイル村、ズィーバーン町、ハジーン、バーグーズ村、ブーハーティル村、キシュマ村、シャアファ村、スーサ町、ガラーニージュ市、バフラ村、アブー・ハマーム市、ジャルズィー村、スワイダーン・ジャズィーラ村、ダルナジュ村、ハワーイジュ村、スブハ村を制圧したほか、ブサイラ市の大部分を制圧した。

また、戦闘中にシリア民主軍の兵士約80人が離反した。

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シリア人権監視団によると、ブサイラ市、ズィーバーン町、シュハイル村でダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族と、シリア民主軍の戦闘が続き、ダイル・ザウル軍事評議会側がズィーバーン町の約70%を制圧した。

ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族はまた、ハルムーシーヤ村(大ハルムーシーヤ村、小ハルムーシーヤ村)を襲撃した。

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シリア人権監視団によると、27日以降の戦闘による死者は54人、負傷者は45人に達した。

死者の内訳は、民間人が6人(うち子供3人、女性1人)、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族の民兵側が31人、シリア民主軍が13人、ダマーン村でシリア民主軍のパトロール部隊に殺害されたのが4人。

負傷者の内訳は、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族の民兵側が28人、シリア民主軍が17人。

AFP, September 1, 2023、ANHA, September 1, 2023、al-‘Arabi al-Jadid, September 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2023、‘Inab Baladi, September 1, 2023、Orient News, September 1, 2023、Reuters, September 1, 2023、SANA, September 1, 2023、SOHR, September 1, 2023、Zaman al-Wasl, September 1, 2023などをもとに作成。

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トルコの支援を受けるシリア国民軍がアレッポ県マンビジュ市北に侵攻、ロシア軍が爆撃でこれを阻止(2023年9月1日)

アレッポ県では、ANHA(9月1日付)によると、トルコの支援を受けるシリア国民軍が早朝から、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のアウン・ダーダート村、ムフスィンリー村、アラブ・ハサン村、ウンム・ジャッルード村、サイヤーダ村、ダンダニーヤ村一帯に侵攻、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会がアウン・ダーダート村でこれを撃退する一方、それ以外の地域でも激しく交戦した。

シリア国民軍の攻撃により、フムスィンリー村で子供4人が死亡、1人が負傷した。


マンビジュ軍事評議会のシャルファーン・ダルウィーシュ報道官はまた、シリア国民軍がブワイヒジュ村を制圧したとの情報に関して、事実無根だとしてこれを否定した。

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これに関して、ザマーン・ワスル(9月1日付)、イナブ・バラディー(9月1日付)、シリア人権監視団などは、アラブ系部族の民兵が早朝にムフスィンリー村やアラブ・ハサン丘にあるシリア軍とシリア民主軍の合同陣地複数ヵ所を襲撃し、ムフスィンリー村を占領したと伝えた。

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一方、イナブ・バラディー(9月1日付)は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地側からの砲撃で、ムフスィンリー村、子供5人が死亡し、2人が負傷したと伝えた。

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ザマーン・ワスル(9月1日付)、イナブ・バラディー(9月1日付)、シリア人権監視団などによると、これを受けて、ロシア軍戦闘機複数機が、フムスィンリー村とはハルーンジー村を爆撃した。

シリア人権監視団によると、シリア軍の支援を受けるシリア民主軍も反撃を行い、数時間後にはシリア民主軍がムフスィンリー村を奪還した。


AFP, September 1, 2023、ANHA, September 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2023、‘Inab Baladi, September 1, 2023、Reuters, September 1, 2023、SANA, September 1, 2023、SOHR, September 1, 2023、Zaman al-Wasl, September 1, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市、ダルアー県各所、シャーム解放機構の支配地とトルコ占領地で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモ(2023年9月1日)

スワイダー県では、イナブ・バラディー(9月1日付)やシリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、ウルマーン村、マラフ町などから100人あまりが参加、体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、逮捕者釈放、国連安保理決議第2254号の履行、外国の部隊のシリアからの撤退などを訴えた。

シリア人権監視団によると、スワイダー市でのデモには2000人以上が参加した。


スワイダー24(9月1日付)、HFL(9月1日付)などによると、同様のデモは、ダルアー県のブスラー・シャーム市、フラーク市、ダルアー市、ジャースィム市でも行われ数十人が参加した。

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一方、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県ファウズ・ザウフ村(ジスル・シュグール市近郊)、アティマ村の国内避難民(IDPs)キャンプで、アレッポ県アターリブ市、ダーラ・イッザ市でも、スワイダー市への連帯を表明するデモが発生した。

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トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県マーリア市、バーブ市、カフラ村、スーラーン・アアザーズ町、「オリーブの地域」内のアレッポ県ジンディールス町でも同様のデモが発生した。

イナブ・バラディー(9月1日付)によると、シリア政府は武力による弾圧を回避するための交渉を続けており、スワイダー県知事がドゥルーズ派のシャイフ・アクルの1人ヒクマト・ヒジュリー師と、ダマスカス郊外県知事がユースフ・ジャルブーア師との折衝を行っているが結論には至っていないという。

シリア人権監視団によると、アレッポ県のアフリーン市、マーリア市、ジャラーブルス市、スーラーン・アアザーズ町、バーブ市でもデモが発生した。

AFP, September 1, 2023、ANHA, September 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2023、HFL, September 1, 2023、‘Inab Baladi, September 1, 2023、Reuters, September 1, 2023、SANA, September 1, 2023、SOHR, September 1, 2023、Suwayda 24, September 1, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構がラタキア県で特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行い、シリア軍兵士16人を殺害(2023年9月1日)

ラタキア県では、イナブ・バラディー(9月1日付)によると、シャーム解放機構に所属するムアーウィヤ・ブン・アビー・サフヤーン旅団がシリア政府の支配下にあるサッラーフ村近郊でシリア軍の陣地に対して特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行い、シリア軍兵士16人を殺害した。

また攻撃によって、ムアーウィヤ・ブン・アビー・サフヤーン旅団の戦闘員2人と随行していたメディア活動家1人が死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミラージャ丘一帯への進軍を試み、シリア軍兵士3人を殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバルユーン村一帯、バーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、フライフィル村、ファッティーラ村を砲撃した。

これに対して、バルユーン村の基地に駐留するトルコ軍部隊が反撃し、シリア軍に向けて砲撃を行った。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカスル村、ワサータ村、カフル・アンマ村、カフルタアール村を砲撃した。

AFP, September 1, 2023、ANHA, September 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2023、‘Inab Baladi, September 1, 2023、Reuters, September 1, 2023、SANA, September 1, 2023、SOHR, September 1, 2023などをもとに作成。

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アラブ・ジュブール部族評議会の議長を務めるファウワーズ・ズーバア氏は、外国勢力が内乱を誘発しようとしているとしたうえで、シリア民主軍支持を表明(2023年8月31日)

アラブ・ジュブール部族評議会の議長を務めるファウワーズ・ズーバア氏はANHA(8月31日付)の取材に対して、外国勢力が内乱を誘発し、ダイル・ザウル県を内戦に陥れようとしていると主張、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を支持し、同軍への攻撃をシリア北・東部の部族全体に対する攻撃とみなすと表明した。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍は蜂起が続くダイル・ザウル県東部に政府支配下のユーフラテス川西岸から武装集団が潜入したと発表(2023年8月31日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、ダイル・ザウル県で実施している「治安強化」作戦の近況について、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸から潜入した武装集団を追跡するための措置を講じていると発表した。

声明によると、この武装集団は、ダイル・ザウル県東部の農村地帯に展開するシリア民主軍を攻撃するための動員を開始しており、30日には、内乱を誘発するため、シリアの治安当局から入手した武器や装備が持ち込まれたという。

その後、シリア民主軍はファルハード・シャーミー広報センター長は声明を発表し、「ジュダイド・アカイダート村に潜入した傭兵は再びユーフラテス川西岸の体制(シリア政府)支配地に逃走し、現在シュハイル村で残党を追跡中である」と発表した。

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これに関連して、シリア人権監視団は、シリア民主軍がシリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸からジュダイド・アカイダート村近くに武器を運び込もうとしていた船2隻と交戦したと発表した。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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アカイダート部族の部族長の1人イブラーヒーム・ハフル氏はアラブ系部族に戦列を一つにするよう呼ぶかけるとともに、「戦争局」の設置を提唱(2023年8月31日)

イブラーヒーム・ハフル氏らアカイダート部族の部族長数十人からなる使節団がダイル・ザウル県ズィーバーン町で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に対峙する民兵を視察、アカイダート部族による「戦争局(ディーワーン)」の設置を提唱した。

バッカーラ部族もヒサーン村、ムハイミーダ村で道路を封鎖し、シリア民主軍に対峙し、アカイダート部族に対して「我々はあなた方とともにある、あなた方を放ってはおかない」とのメッセージを伝えた。

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イブラーヒーム・ハフル氏はまた音声声明を発表し、すべてのアラブ系部族に、アカイダート部族とともに戦列を一つにして、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に対抗すると呼びかけた。

https://www.youtube.com/watch?v=U_6jqhafgjs

ハフル氏は、蜂起について、シリア民主軍が主張するようなテロ細胞(ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル)によるものではなく、純粋に部族的な運動だと主張、部族の女性や子供たちの拘束や殺害などといった体系的な政策を停止させ、すべての逮捕者を釈放し、ダイル・ザウル県に対する軍事作戦を中止させると強調した。

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オリエント・ニュース(8月31日付)、ザマーン・ワスル(8月31日付)が伝えた。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Orient News, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023、Zaman al-Wasl, August 31, 2023などをもとに作成。

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アカイダート部族の部族長の1人マスアブ・ハフル氏は米主導の有志連合に対して対立を収束させるため姿勢を示すよう要請(2023年8月31日)

アカイダート部族の部族長の1人マスアブ・ハフル氏は音声声明を発表し、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族民兵による蜂起を支持する一方、米主導の有志連合に対して対立を収束させるため姿勢を示すよう要請した。

また、ダイル・ザウル県のアラブ系住民による自治を主唱、ダイル・ザウル軍事評議会が衝突を激化させ、アラブ系部族と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍へと発展させようとしており、一部部族が今後さらに戦闘に参加する可能性があると表明した。

オリエント・ニュース(8月31日付)が伝えた。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Orient News, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県のユーフラテス川西岸で、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族の攻勢が続き、シリア民主軍が一部町村から撤退(2023年8月31日)

ダイル・ザウル県のユーフラテス川西岸では、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘が続いた。

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オリエント・ニュース(8月31日付)によると、シリア民主軍は30日深夜、ドゥマーン村で、ウマル油田で働く28歳の男性を殺害した。

またブサイラ市では、シリア民主軍が子供1人とその父親を殺害した。

さらに同市では、28日にシリア民主軍によって殺害されたと見られるダイル・ザウル軍事評議会メンバーの遺体が発見された。

遺体には拷問を受けた跡があったという。

ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族の攻勢を受け、シリア民主軍はタヤーナ村の検問所から撤退、部族民兵がこれを制圧した。

また、ハジーン軍事評議会の将兵多数がシリア民主軍から離反し、ハジーン市やバフラ村での任務を放棄し、帰宅した。

ラッカ県などから派遣されていたアラブ系部族の兵士約70人もブサイラ市一帯およびハジーン市方面でシリア民主軍から離反し、任務を放棄した。

シャンナーン村、スワイダーン村、ガラーニージュ市では、アカイダート部族とバッカーラ部族の若者が同地の戦闘に新たに加わるなか、ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族がシリア民主軍の指揮所や拠点を制圧、シリア民主軍の部隊は撤退した。

スワル町、スワイダーン村、ジャルズィー村、アブー・ハルドゥーブ村、バフラ村、シャアファ村に展開していたシリア民主軍もシャッダーディー市方面への撤退を開始、ズィーバーン町では、ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族の包囲を受けていた指揮所に立て籠もっていたシリア民主軍部隊が投降した。

ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族は、シュハイル村とズィーバーン町に駐留するシリア民主軍の部隊に対して、24時間以内に投降し、武器を引き渡すよう最後通告を出した。

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ザマーン・ワスル(8月31日付)によると、ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族は30日深夜から31日未明にかけて、シリア民主軍と激しく交戦し、ジュダイド・バッカーラ村、ジュダイド・アカイダート村、シュハイル村を制圧した。

ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族はまた、シャンナーン村、タヤーナ村にあるシリア民主軍の司令部を制圧した。

さらに、カスラ村でも、ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族がシリア民主軍の基地を襲撃した。

一方、シリア民主軍はスワル町方面から装甲車や車輌をハサカ県方面に撤退させた。

また、シリア民主軍の包囲を受けているアズバ村の住民らが村近くの油田(アズバ油田)に放火した。

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シリア人権監視団によると、シリア民主軍はズィーバーン町、ジュダイド・バッカーラ村、ハリージーヤ村、シュハイル村でダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族に対する掃討戦と逃走した戦闘員らの追跡を継続し、ジュダイド・アカイダート村での掃討戦を完了した。

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シリア人権監視団によると、27日以降の戦闘による死者は40人、負傷者は15人に達した。

死者の内訳は、民間人が5人(うち子供2人、女性1人)、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族の民兵側が20人、シリア民主軍が11人、ドゥマーン村でシリア民主軍のパトロール部隊に殺害されたのが4人。

負傷者の内訳は、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族の民兵側が8人、シリア民主軍が7人。

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アラビー・ジャディード(8月31日付)によると、各所で道路・幹線道路が寸断され、村々が孤立していることで、パンの製造と配給が滞り、停電、断水が続いているという。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-‘Arabi al-Jadid, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Orient News, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023、Zaman al-Wasl, August 31, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県北部、ハサカ県北部を砲撃(2023年8月31日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市西のブーラーズ村を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団、ANHA(8月31日付)によると、トルコ軍がシリア国民軍とともに、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のアッブーシュ村にある内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所やダルダーラ村を砲撃した。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県、ラタキア県、アレッポ県での戦闘でシリア軍兵士3人が死亡、ダマスカス郊外県ザーキヤ町でも戦闘でシリア軍兵士を含む5人が死亡(2023年8月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村、バーラ村を砲撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室も、シリア政府の支配下にあるミラージャ村、カルサア村、ジャバーラー村、ダール・カビーラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

この砲撃により、ミラージャ村でシリア軍の士官(中尉)を含む兵士2人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃し、シリア軍の下士官1人が死亡した。

またバスラトゥーン村一帯では、シャーム解放機構に所属するアブドゥッラフマーン・ブン・アウフ旅団の狙撃によりシリア軍兵士1人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザーキヤ町で30日深夜から31日未明にかけて、シリア軍第4師団が、住民からなると見られる正体不明の武装集団と激しく交戦し、兵士3人と武装集団のメンバー2人が死亡、武装集団のメンバー4人が負傷、兵士3人が拉致された。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の総合治安機関がイドリブ県ジスル・シュグール市で住民を逮捕(2023年8月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関が、ジスル・シュグール市で30日に行われた、国内各所でのデモへの支持を訴えるデモで同機構のメンバーともみ合いとなった住民を逮捕した。

AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア名望家機構が「治安強化」作戦を実施しているシリア民主軍を支援するよう呼びかける(2023年8月30日)

ANHA(8月30日付)は、北・東シリア名望家機構が声明を出し、「治安強化」作戦を実施している人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を支援するよう呼びかけたと伝え、その映像を公開した。

AFP, August 30, 2023、ANHA, August 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2023、‘Inab Baladi, August 30, 2023、Reuters, August 30, 2023、SANA, August 30, 2023、SOHR, August 30, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局は「治安強化」作戦についてダーイシュのスリーパーセルおよびこれとつながりのある破壊分子の撲滅を目的としていると主張(2023年8月30日)

北・東シリア自治局は世論向けの声明を出し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が27日夜に開始した「治安強化」作戦について説明を行った。

声明において、北・東シリア自治局は、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルによる治安紊乱の試みに乗じて危機を深刻化させ、内乱を誘発しようとしている者がいるとしたうえで、シリア民主軍は、治安と安定の回復、ダーイシュのスリーパーセルおよびこれとつながりのある破壊分子の撲滅を目的として作戦を開始、遂行していると主張した。

そのうえで、ダイル・ザウル県の住民と部族に対して、安全と安定を実現したいというという住民の願望に反する敵に資するいかなる計画にも巻き込まれないよう呼びかけた。

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またANHA(8月30日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点とスリーパーセル、麻薬密売人らを根絶するまで「治安強化」作戦を継続すると発言するシリア民主軍の兵士の映像などを公開した。

AFP, August 30, 2023、ANHA, August 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2023、‘Inab Baladi, August 30, 2023、Reuters, August 30, 2023、SANA, August 30, 2023、SOHR, August 30, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍はダイル・ザウル軍事評議会がハビール司令官を解任したと発表(2023年8月30日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、ダイル・ザウル軍事評議会がシリア民主軍軍事評議会の了承を得て、アフマド・ハビール司令官を解任したと発表した。

解任は、住民からの通報や苦情、ハビール司令官の犯罪行為(住民に対する刑事犯罪、麻薬取引)、「革命」に敵対する外国勢力との連携を受けて北・東シリア自治局の検察局が出した逮捕命令、イスラーム国のスリーパーセルの増幅に果たした消極的な役割、シリア民主軍の内規に反する個人的、縁故的な利益追求が理由。

またハビール司令官の犯罪に直接関与していたダイル・ザウル軍事評議会メンバー4人についても解任した。

AFP, August 30, 2023、ANHA, August 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2023、‘Inab Baladi, August 30, 2023、Reuters, August 30, 2023、SANA, August 30, 2023、SOHR, August 30, 2023などをもとに作成。

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ジュブール部族、マワーリー部族がシリア民主軍に従軍する部族の若者に離反を呼びかける(2023年8月30日)

ジュブール部族の部族長らが相次いでビデオ声明を発表し、ハサカ県からダイル・ザウル県に派遣された人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊に従軍しているジュブール部族の若者らに対して、シリア民主軍を離反し、ハーブール川河畔の陣地を放棄するよう呼びかけた。

また、オリエント・ニュース(8月30日付)によると、マワーリー部族の部族長も同様のビデオ声明を発表し。

さらに、シリア北部解放区東部名望家評議会と称してビデオ声明を発表し、ダイル・ザウル県のアラブ系部族を支持すると表明した。

AFP, August 30, 2023、ANHA, August 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2023、‘Inab Baladi, August 30, 2023、Orient News, August 30, 2023、Reuters, August 30, 2023、SANA, August 30, 2023、SOHR, August 30, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でシリア民主軍とダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族民兵の衝突続き、死者総数は40人に(2023年8月30日)

ナフル・メディア(8月30日付)によると、大型SUVハマーなど10輌の車輌からなる人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊が早朝、ダマーン村を強襲しで民間人4人を殺害した。

これに対する報復として、オートバイに乗った正体不明の武装グループが同村内のシリア民主軍の検問所を襲撃し、兵士複数を殺傷した。

ジャルズィー村では、シリア民主軍のパトロール部隊が、モスクでの午後の礼拝を終えた住民に向けて発砲し、1人が死亡、少なくとも6人が負傷した。

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アラビー・ジャディード(8月30日付)によると、シリア民主軍は、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族の民兵との激しい戦闘の末、アズバ村を制圧した。

シリア民主軍はまた、マイーズィーラ村でダイル・ザウル軍事評議会を支持する部族の指名手配者の捜索活動を開始した。

一方、ダマーン村では、シリア民主軍とアラブ系部族の間で戦闘があり、民間人および双方合わせて11人が死傷した。

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ザマーン・ワスル(8月30日付)によると、シリア民主軍はダマーン村で子供1人とその父親を銃で撃ち、処刑した。

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オリエント・ニュース(8月30日付)によると、シリア民主軍がダイル・ザウル軍事評議会のアフマド・ハビール司令官(アブー・ハウラ)の出身地であるラビーダ村の大部分を制圧、ハビール司令官の自宅を接収した。

シリア民主軍はまた、前日夜からのダイル・ザウル軍事評議会やアラブ系部族の民兵との激しい戦闘の末にアズバ村を制圧した。

これに対して、ダマーン村では、ダイル・ザウル軍事評議会が進軍を試みるシリア民主軍を撃退した。

一方、アラブ系部族の民兵は、シリア民主軍との激しい戦闘の末、アブー・ハマーム市を制圧したと宣言した。

アブー・ハマーム市での戦闘では、シリア民主軍の戦闘員8人、アブー・ハマーム市の住民3人が死亡したという。

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シリア人権監視団によると、27日以降の戦闘による死者は40人、負傷者は15人に達した。

死者の内訳は、民間人が5人(うち子供2人、女性1人)、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族の民兵側が20人、シリア民主軍が11人、ダマーン村でシリア民主軍のパトロール部隊に殺害されたのが4人。

負傷者の内訳は、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族の民兵側が8人、シリア民主軍が7人。

また、ナフル・メディア(8月30日付)は戦闘によって死亡したダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族の民兵側の犠牲者28人(うち女性1人、子供2人)の氏名、出身地を発表した。

一方、シリア民主軍は声明を出し、ダイル・ザウル県での「治安強化」作戦において、兵士5人が死亡したと発表した。

シリア民主軍は別の声明を出し、「治安強化」作戦に関して、計画と目的に沿って実施されているとする一方で、兵士2人が新たに死亡したと発表した。

また、内務治安部隊(アサーイシュ)も声明を出し、隊員1人が任務遂行中に死亡したと発表した。


AFP, August 30, 2023、ANHA, August 30, 2023、al-‘Arabi al-Jadid, August 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2023、‘Inab Baladi, August 30, 2023、Naher Media, August 30, 2023、Orient News, August 30, 2023、Reuters, August 30, 2023、SANA, August 30, 2023、SOHR, August 30, 2023、Zaman al-Wasl, August 30, 2023などをもとに作成。

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シリア国民軍がアレッポ県マンビジュ市北に潜入し、シリア民主軍と交戦(2023年8月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のアラブ・ハサン村、ジャート村一帯に潜入し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

AFP, August 30, 2023、ANHA, August 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2023、‘Inab Baladi, August 30, 2023、Reuters, August 30, 2023、SANA, August 30, 2023、SOHR, August 30, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県アクラバート村近くで、シャーム解放機構総合治安機関の車輌が襲撃を受け、2人死亡(2023年8月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアクラバート村近くで、同機構の総合治安機関の車輌が、正体不明の武装集団の襲撃を受け、2人が死亡した。

AFP, August 30, 2023、ANHA, August 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2023、‘Inab Baladi, August 30, 2023、Reuters, August 30, 2023、SANA, August 30, 2023、SOHR, August 30, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県アフリーン市でシリア国民軍に所属する武装集団どうしが市内の住居の所有権をめぐって衝突(2023年8月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「オリーブの枝」の中心都市アフリーン市のアシュラフィーヤ地区で、シリア国民軍に所属する東部軍のメンバーと、スルターン・ムラード師団に属すマワーリー部族の戦闘員らが、市内の住居の所有権をめぐって衝突、東部軍の戦闘員2人が負傷した。

AFP, August 30, 2023、ANHA, August 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2023、‘Inab Baladi, August 30, 2023、Reuters, August 30, 2023、SANA, August 30, 2023、SOHR, August 30, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機3機が、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方のカンスフラ村一帯、バーラ村一帯を爆撃(2023年8月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がマアッラト・ムーハス村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、ミラージャ村一帯では、シリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦を行い、シリア軍兵士1人が「決戦」作戦司令室によって狙撃され、死亡した。

一方、ロシア軍戦闘機3機が、シャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村一帯、バーラ村一帯を爆撃した。

爆撃は、アンサール・タウヒードが制圧しているミラージャ村近くの丘への兵站路を遮断するため。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ナフシャッバー村一帯で、シリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦を行った。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市で正体不明の武装集団が、中央委員会(武装解除を拒否するダルアー県の元反体制武装集団メンバーを代表する組織)の元メンバーが銃で撃たれて死亡した。

AFP, August 30, 2023、ANHA, August 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2023、‘Inab Baladi, August 30, 2023、Reuters, August 30, 2023、SANA, August 30, 2023、SOHR, August 30, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍は「治安強化」作戦によってダーイシュのスリーパーセルのメンバー3人を逮捕したと主張(2023年8月29日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、27日夜に開始された「治安強化」作戦によって、ダイル・ザウル県のスワル町とマルカダ町を結ぶ街道沿線に位置するサアダ村でシリア民主軍のパトロール部隊を襲撃したダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー3人を逮捕したと発表した。

声明によると、これによって「治安強化」作戦での逮捕者は19人(うちダーイシュのスリーパーセルのメンバー11人、麻薬密売業者8人)、処刑者は3人となった。

シリア民主軍の広報センターはまた、「治安強化」作戦に対して、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーと犯罪分子の追跡が目的だと改めて表明、犯罪、発砲、公的サービス関連機関封鎖といった行為に厳正に対処すると強調した。

シリア民主軍は、「治安強化」がダーイシュの摘発を目的だとしているが、実際は蜂起したダイル・ザウル軍事評議会やアラブ系部族民兵を鎮圧するのが目的と見られる。

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ANHA(8月29日付)は、「治安強化」作戦に参加しているシリア民主軍の兵士らが、「地元住民や部族の要請を受けてダイル・ザウル県にやって来た」、「スリーパーセルを完全に一層するまで作戦を続ける」などと証言する映像を公開した。

 

AFP, August 29, 2023、ANHA, August 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2023、‘Inab Baladi, August 29, 2023、Reuters, August 29, 2023、SANA, August 29, 2023、SOHR, August 29, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県各所でダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族民兵がシリア民主軍と激しく交戦、死者は25人に(2023年8月29日)

ダイル・ザウル県では、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族民兵の蜂起が続き、各所でシリア民主軍と激しく交戦した。

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オリエント・ニュース(8月29日付)によると、ハリージーヤ村での戦闘で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士13人、アラブ系部族の民兵7人が死亡した。

ハスィーン村では、アラブ系部族がシリア民主軍の車列の進軍を阻止しようとして交戦、シリア民主軍の戦闘員3人、アラブ系部族民兵4人が死亡した。

アズバ村でも戦闘があり、シリア民主軍の兵士4人が死亡、アブリーハ村でもシリア民主軍の兵士1人とアラブ系部族民兵2人が死亡した。

ムワイリフ村では、若い女性1人が、村に突入しようとしたアラブ系部族民兵とシリア民主軍の交戦中に、シリア民主軍が発砲した流れ弾にあたって死亡した。

アラブ系部族民兵はジャースィミー村のほぼ全域を制圧し、シリア民主軍の兵士多数を捕捉したほか、ズガイル・ジャズィーラ村でシリア民主軍の車列を、ジュダイド・アカイダート村やシュハイル村にあるシリア民主軍の検問所を襲撃した。

これに対して、シリア民主軍はガラーニージュ市の住民(農民)からなる武装グループを攻撃した。

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アラビー・ジャディード(8月29日付)、ナフル・メディア(8月29日付)によると、ハリージーヤ村、アブリーハ村で、ダイル・ザウル軍事評議会を支持するアラブ系部族の民兵とシリア民主軍が交戦し、ハリージーヤ村で8人、アブリーハ村での戦闘で2人が死亡した。

また、アラブ系部族は、アズバ村での戦闘でシリア民主軍に所属する革命家軍、北部旅団の戦闘員10人を捕捉するとともに、シリア民主軍の増援部隊の進軍を阻止するためシュハイル村とを結ぶ街道を封鎖した。

さらに、ハスィーン村では、ダイル・ザウル軍事評議会がシリア民主軍の検問所を襲撃、その際に女児1人が巻き添えとなって死亡した。

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ザマーン・ワスル(8月29日付)によると、ダイル・ザウル軍事評議会とアカイダート部族の民兵は、28日深夜から29日未明にかけてブサイラ市にあるシリア民主軍の拠点や陣地を襲撃し、多数の兵士を殺傷、捕捉した。

また、アブー・ハマーム市では、ダイル・ザウル軍事評議会がシリア民主軍を包囲、シリア民主軍の兵士多数が投降した。

一方、アズバ油田一帯ではダイル・ザウル軍事評議会とシリア民主軍が激しく交戦した。

ハサカ県では、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町に設置されているシリア民主軍の複数の検問所が武装したアラブ系部族の襲撃を受けた。

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イナブ・バラディー(8月29日付)によると、シリア民主軍はダイル・ザウル軍事評議会の戦闘員が立て籠もるアズバ村を包囲した。

シュハイル村でダイル・ザウル軍事評議会とシリア民主軍が激しく交戦した。

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シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族民兵が、ブサイラ市を見下ろす高台に設置されているシリア民主軍司令部やガラーニージュ市にあるシリア民主軍の検問所と憲兵隊本部を襲撃した。

また、ズィーバーン町、マイーズィーラ村、ジュダイド・アカイダート村、ハジュナ村、ハスィーン村、ラビーダ村、ハリージーヤ村でダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族民兵とシリア民主軍の交戦が確認された。

一方、シリア民主軍の特殊部隊はアズバ村に掌握したダイル・ザウル軍事評議会対して反撃を行い、一部を制圧した。

なお、27日以降の死者は25人、うち民間人3人(子供2人、女性1人)、アラブ系部族民兵16人、シリア民主軍兵士6人、負傷者はアラブ系部族民兵8人、シリア民主軍兵士7人。

AFP, August 29, 2023、ANHA, August 29, 2023、al-‘Arabi al-Jadid, August 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2023、‘Inab Baladi, August 29, 2023、Naher Media, August 29, 2023、Orient News, August 29, 2023、Reuters, August 29, 2023、SANA, August 29, 2023、SOHR, August 29, 2023、Zaman al-Wasl, August 29, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍がダイル・ザウル軍事評議会司令官らの釈放を拒否したことを受け、アカイダート部族とバッカーラ部族は総動員令を発出、対決姿勢を強める(2023年8月29日)

アカイダート部族の部族長や名士らが声明を出し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と米主導の有志連合に対して、拘束中のダイル・ザウル軍事評議会の司令官らを12時間以内に釈放するよう要求、釈放されない場合は、シリア民主軍全体を部族民兵の標的とし、総動員令を発出すると表明した。

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ユーフラテス・ポスト(8月29日付)は、複数の独自筋から得た情報として、ダイル・ザウル県の部族の部族長と名士らが、シリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官に対して、27日に拘束したダイル・ザウル軍事評議会の司令官らの釈放を求めるために向かった。

だが、オリエント・ニュース(8月29日付)によると、シリア民主軍側は釈放を拒否した。

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これを受けて、アカイダート部族とバッカーラ部族は総動員令を発出し、対決姿勢を強めた。

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また、ダイル・ザウル県シュハイル村一帯地域の住民が別の声明を出し、シリア民主軍に対して「治安強化」作戦として行っているバッカーラ部族への攻撃を停止する要求、攻撃が続けばシリア民主軍の拠点を標的とすると表明した。

AFP, August 29, 2023、ANHA, August 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2023、‘Inab Baladi, August 29, 2023、Orient News, August 29, 2023、Reuters, August 29, 2023、SANA, August 29, 2023、SOHR, August 29, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村をドローンで爆撃(2023年8月29日)

アレッポ県では、ANHA(8月29日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村を無人航空機(ドローン)で爆撃した。

シリア人権監視団によると、爆撃を行ったドローンは2機だった。

AFP, August 29, 2023、ANHA, August 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2023、‘Inab Baladi, August 29, 2023、Reuters, August 29, 2023、SANA, August 29, 2023、SOHR, August 29, 2023などをもとに作成。

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キルギスタン外務省使節団が北・東シリア自治局渉外関係局を訪れ、ダーイシュのメンバーの妻子94人の身柄引き渡しで合意(2023年8月29日)

キルギスタン外務省の使節団がハサカ県ハサカ市北・東シリア自治局の渉外関係局を訪れ、ルービール・バフウ渉外関係局共同副議長らと会談し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーの妻子94人(うち子供64人、女性30人)の身柄引き渡しで合意した。

AFP, August 29, 2023、ANHA, August 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2023、‘Inab Baladi, August 29, 2023、Reuters, August 29, 2023、SANA, August 29, 2023、SOHR, August 29, 2023などをもとに作成。

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ラタキア県ナフシャッバー村一帯での戦闘でシリア軍兵士2人死亡、8人負傷(2023年8月29日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、レバノンのヒズブッラーの支援を受ける民兵とともに県北部のナフシャッバー村一帯のシャーム解放機構の支配地に潜入を試み、「決戦」作戦司令室と交戦した。

この戦闘でシリア軍側の兵士2人が死亡、8人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, August 29, 2023、ANHA, August 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2023、‘Inab Baladi, August 29, 2023、Reuters, August 29, 2023、SANA, August 29, 2023、SOHR, August 29, 2023などをもとに作成。

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ラッカ県でダーイシュのスリーパーセルが仕掛けたと見られる爆弾が爆発し、シリア民主軍の兵士1人死亡、1人負傷(2023年8月29日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるタッル・サマン村とヒーシャ村を結ぶ街道で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが仕掛けたと見られる爆弾が爆発し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が死亡、1人が負傷した。

AFP, August 29, 2023、ANHA, August 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2023、‘Inab Baladi, August 29, 2023、Reuters, August 29, 2023、SANA, August 29, 2023、SOHR, August 29, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の総合治安機関がイドリブ市で米主導の有志連合に内通していたと見られるメンバー5人を拘束(2023年8月29日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関がイドリブ市ジャッバーラ地区のサラースィーン通りにある複数の住宅を強襲し、同機構の兵站責任者の司令官1人とメンバー4人を拘束した。

メンバーの拘束は、米主導の有志連合への内通容疑に関連したものと見られる。

AFP, August 29, 2023、ANHA, August 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2023、‘Inab Baladi, August 29, 2023、Reuters, August 29, 2023、SANA, August 29, 2023、SOHR, August 29, 2023などをもとに作成。

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正体不明の武装集団が、米主導の有志連合が違法に基地を設置し、駐留を続けるCONOCOガス田から3キロほど離れた地点に向けてRPG弾複数発を発射(2023年8月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団が、米主導の有志連合が違法に基地を設置し、駐留を続けるCONOCOガス田から3キロほど離れた地点に向けてRPG弾複数発を発射した。

同地は人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が制圧している地域。

ダイル・ザウル軍事評議会の蜂起との関係は不明。

AFP, August 28, 2023、ANHA, August 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 28, 2023、‘Inab Baladi, August 28, 2023、Reuters, August 28, 2023、SANA, August 28, 2023、SOHR, August 28, 2023などをもとに作成。

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