シリア軍がイドリブ県ザーウィヤ山地方を砲撃し、「決戦」作戦司令室に参加する国民解放戦線所属のシャームの鷹旅団のメンバー1人が死亡(2023年6月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村を砲撃し、「決戦」作戦司令室に参加する国民解放戦線所属のシャームの鷹旅団のメンバー1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によるとシリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフルタアール村、カフル・アンマ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、「決戦」作戦司令室の支配下にあるキンサッバー町一帯を砲撃した。

AFP, June 6, 2023、ANHA, June 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 6, 2023、Reuters, June 6, 2023、SANA, June 6, 2023、SOHR, June 6, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県スワル町でシリア民主軍所属のダイル・ザウル軍事評議会の車輛を要撃し、兵士4人を殺傷(2023年6月6日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下のスワル町で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するダイル・ザウル軍事評議会の車輛を要撃し、乗っていた兵士1人を殺害、3人を負傷させた。

AFP, June 6, 2023、ANHA, June 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 6, 2023、Reuters, June 6, 2023、SANA, June 6, 2023、SOHR, June 6, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがヒムス県スフナ市近郊で農作業中の一家を襲撃し、4人を殺害(2023年6月6日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがスフナ市近郊で農作業中の一家を襲撃し、4人を殺害した。

AFP, June 6, 2023、ANHA, June 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 6, 2023、Reuters, June 6, 2023、SANA, June 6, 2023、SOHR, June 6, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)による2回の砲撃を確認したと発表(2023年6月6日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、「緊張緩和地帯設置」に指定されているイドリブ県で、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)がシリア軍の拠点に対して2回の砲撃を行ったことを記録したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(6月6日付)が伝えた。

RIA Novosti, June 6, 2023をもとに作成。

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シャーム解放機構支配下とトルコ占領下のイドリブ県、アレッポ県各所でシャーム解放機構に対する抗議デモ(2023年6月5日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のカラーマ国内避難民(IDPs)キャンプ(ダーナー市南)、アティマ村のIDPsキャンプ(アティマ・キャンプ)、カッリー町のIDPsキャンプ(カッリー・キャンプ)、ダイル・ハッサーン村のIDPsキャンプ(ダイル・ハッサーン・キャンプ)、アレッポ県のサッハーラ村、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県スーラーン・アアザーズ町、アアザーズ市で、シャーム解放機構の支配に反対する抗議デモが発生し、参加者らは同機構の総合治安機関による住民の恣意的逮捕などを非難した。

https://twitter.com/mzmgr941/status/1665470085958447104

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

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ハサカ市にある北・東シリア自治局ハサカ地区本部前で住民らがパンやガスの価格高騰に抗議、生活状況の改善を求めるデモ(2023年6月5日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配しているハサカ市にある北・東シリア自治局ハサカ地区本部前で、住民らがパンやガスの価格高騰に抗議、生活状況の改善を求めるデモを行い、道路を封鎖した。

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

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ダルアー県でシリア軍の食糧配給車輛の通過に合わせて爆弾が爆発、2人が死傷(2023年6月5日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、カフル・ナースィジュ村とマール村を結ぶ街道で、シリア軍の食糧配給車輛の通過に合わせて何者か仕掛けた爆弾が爆発し、乗っていた兵士1人が死亡、士官(中佐)が負傷した。

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域で貨物トラックの運転手らがトルコ当局の決定に抗議するデモ(2023年6月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域とトルコを結ぶバーブ・サラーマ国境通行所と、「ユーフラテスの盾」地域内の拠点都市の一つアアザーズ市を結ぶ街道で、貨物トラックの運転手らが抗議デモを行った。

デモは、トルコ当局が、シリア人の貨物業者による商品のトルコへの搬送を禁じ、トルコ人業者がこれに代わって輸送業務を行うようにあっていることへの抗議。

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

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ハサカ県のフール・キャンプでダーイシュ・メンバーが・キャンプ内にある「女性の館」テントに放火(2023年6月5日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーが、キャンプ内にある「女性の館」テントに放火した。

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

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ラッカ県タッル・アブヤド市近郊でシリア国民軍に所属するシャーム戦線の発砲により住民2人負傷(2023年6月5日)

ラッカ県では、トルコの支援を受けるシリア国民軍に所属するシャーム戦線が5日深夜、トルコ占領下の「平和の泉」地域の中心都市の一つタッル・アブヤド市近郊のアイン・アルース村で住民2人を銃で撃ち、負傷させた。

ANHA(6月5日付)が伝えた。

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

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スイスで会合を開催したシリア交渉委員会は声明を出し、国連安保理決議第2254号の遵守、政治活動の再検討、自滅的な行動の抑制を表明(2023年6月4日)

スイスのジュネーブで3日に開幕したシリア交渉委員会の会合は、閉幕声明を出し、国連安保理決議第2254号を遵守すると改めて表明するとともに、政治活動を再検討、自滅的な行動を抑制しなければならないと強調した。

声明ではまた、市民社会と政治の健全な関係を構築するとしたうえで、市民社会の独自性を強化し、その活動を増進するためにあらゆる活動を支援することを確認した。

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なお、シリア交渉委員会は4日には、欧州連合(EU)、米国、カナダ、英国、カタール、エジプト、トルコの使節団と会談した。

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イナブ・バラディー(6月3日、4日付)が伝えた。

AFP, June 4, 2023、ANHA, June 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 4, 2023、‘Inab Baladi, June 3, 2023、June 4, 2023、Reuters, June 4, 2023、SANA, June 4, 2023、SOHR, June 4, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構支配下とトルコ占領下のイドリブ県、アレッポ県でシャーム解放機構を批判するデモ(2023年6月4日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県のサッハーラ村、イドリブ県のアティマ村、カフラ村、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内にあるアレッポ県のスーラーン・アアザーズ町で、住民らが3日深夜から4日未明にかけて、シャーム解放機構による恣意的逮捕に抗議し、同機構メンバーの活動やアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の支配を非難した。

https://twitter.com/mzmgr941/status/1665098712467505155

AFP, June 4, 2023、ANHA, June 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 4, 2023、Reuters, June 4, 2023、SANA, June 4, 2023、SOHR, June 4, 2023などをもとに作成。

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フール・キャンプに収容されていたイラク難民168人が大型バス21輌に分乗してイラクに向かう(2023年6月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるフール・キャンプに収容されていたイラク難民168人が、大型バス21輌に分乗して、イラクに向かった。

イラク難民は、イラク政府と北・東シリア自治局の連携のもと、ヤアルビーヤ国境通行所(イラク側はラビーア国境通行所)を経由してイラクに入った。

AFP, June 4, 2023、ANHA, June 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 4, 2023、Reuters, June 4, 2023、SANA, June 4, 2023、SOHR, June 4, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構がイドリブ県ザーウィヤ山地方のカウカバー村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2023年6月4日)

イドリブ県ではシリア人権監視団によると、シャーム解放機構がザーウィヤ山地方のカウカバー村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、フライフィル村、スフーフン村、ハルーバ、カフル・ウワイド村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、カーヒラ村を砲撃した。

AFP, June 4, 2023、ANHA, June 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 4, 2023、Reuters, June 4, 2023、SANA, June 4, 2023、SOHR, June 4, 2023などをもとに作成。

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シリア交渉委員会を構成するすべての勢力が一堂に会した初の会合が国連の招きによりスイスで開催(2023年6月3日)

シリア交渉委員会を構成するすべての勢力、すなわちシリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)、カイロ・プラットフォーム、モスクワ・プラットフォーム、(民主的変革諸勢力)国民調整委員会が一堂に会した初の会合が、国連の招きによりスイスのジュネーブで開催された。

会合は、反体制派の統合とコンセンサスを目的とし、国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーズ代表、モスクワ・プラットのカドリー・ジャミール代表、カイロ・プラットフォームのジャマール・スライマーン代表(オンライン参加)、シリア国民連合のサーリム・ムスラト代表らが参加した。

モクスワ・プラットフォームは2019年に、シリア政府に制憲委員会の議事を伝えるよう呼びかけ、他の勢力と対立して移行、シリア交渉委員会への参加を見合わせていた。

また、2021年にスライマーン派とたもとを分かったフィラース・ハーリディーが指導するカイロ・プラットフォームのメンバーは1日に今回の会合への参加をボイコットすると発表していた。

諸派の代表は2日にジュネーブ入りし、3日にはゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表と会談した。

イナブ・バラディー(6月3日付)が伝えた。

AFP, June 3, 2023、ANHA, June 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2023、‘Inab Baladi, June 3, 2023、Reuters, June 3, 2023、SANA, June 3, 2023、SOHR, June 3, 2023などをもとに作成。

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アナトリア通信:米軍がタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動するシリア自由軍と、アラブ系部族の民兵組織でシリア民主軍に所属するサーナーディード軍の会合を主催(2023年6月3日)

アナトリア通信(6月3日付)は、シリア北東部および南東部に違法に部隊を駐留させている米軍が2日、ヒムス県のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動するシリア自由軍(旧革命特殊任務軍)と、アラブ系部族の民兵組織で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するサーナーディード軍の会合を主催したと伝えた。

会合は、北・東シリア自治局の支配下にある北・東シリア自治局の支配下にあるヤアルビーヤ(タッル・クージャル)町近郊で開催され、米軍の使節団も参加、1時間半以上にわたって意見交換が行われた。

米軍の使節団は会合で、サナーディード軍に対してシリア自由軍と55キロ地帯で連携し、「イランの民兵」の攻撃に対処するよう求めたという。

AFP, June 3, 2023、Anadolu Ajansı, June 3, 2023、ANHA, June 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2023、Reuters, June 3, 2023、SANA, June 3, 2023、SOHR, June 3, 2023などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、アレッポ県、ハマー県で交戦(2023年6月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がザーウィヤ山地方のカウカバー村一帯に展開するシリア軍の拠点を砲撃した。

これに対して、シリア軍はザーウィヤ山地方のフライフィル村、ハルーバ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がアターリブ市一帯に展開するシリア軍の拠点を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、カーヒラ村を砲撃した。

AFP, June 3, 2023、ANHA, June 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2023、Reuters, June 3, 2023、SANA, June 3, 2023、SOHR, June 3, 2023などをもとに作成。

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ハサカ県内の刑務所に収監されていたダーイシュのイラク人メンバー約50人の身柄がシリア民主軍によってイラク政府に引き渡される(2023年6月3日)

シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にある刑務所に収監されていたダーイシュ(イスラーム国)のイラク人メンバー約50人の身柄が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によってイラク政府に引き渡された。

AFP, June 3, 2023、ANHA, June 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2023、Reuters, June 3, 2023、SANA, June 3, 2023、SOHR, June 3, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県アズバ村で、ダーイシュのスリーパーセルのメンバーと見られる武装集団がシリア民主軍の元兵士を銃で殺害(2023年6月3日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にある県北部のアズバ村の市場で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバーと見られるオートバイに乗った武装集団が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の元兵士を銃で撃ち殺害した。

AFP, June 3, 2023、ANHA, June 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2023、Reuters, June 3, 2023、SANA, June 3, 2023、SOHR, June 3, 2023などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで、シリア自由軍から3日にわたって拷問を受けていた66歳の男性が死亡(2023年6月3日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで、5月末に「警察」に拘束され、収容所でシリア自由軍(旧革命特殊任務軍)から3日にわたって拷問を受けた後に1日に釈放されていた66歳の男性が死亡した。

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また、同キャンプで避難生活を続ける国内避難民(IDPs)が生活状況、人道支援の受給を求めて抗議デモを行った。

AFP, June 3, 2023、ANHA, June 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2023、Reuters, June 3, 2023、SANA, June 3, 2023、SOHR, June 3, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の管理下にあるスィーマルカー国境通行所が通商および人道部門での通関業務を再開したと発表(2023年6月3日)

ハサカ県では、北・東シリア自治局の管理下にあるティグリス川河畔のスィーマルカー国境通行所が声明を出し、通商、および人道部門での通関業務を再開したと発表した。

ANHA(6月3日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/semalka.2017/posts/pfbid02MU4EsnE3f2H7h9uMESLkrfbCK5zwJfe6bbQB5uB92jzrYhGBVey4NmZJu6DjnwhUl

AFP, June 3, 2023、ANHA, June 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2023、Reuters, June 3, 2023、SANA, June 3, 2023、SOHR, June 3, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構支配地から政府支配への初等・中等教育修了試験と高等教育進学試験の受験を希望する生徒の移動なし(2023年6月3日)

イドリブ県では、シリア政府の支配地とシャーム解放機構の支配地を隔てるM4高速道路沿線のサラーキブ市西の通行所(シャーム解放機構の支配地側にはタルナブ村の通行所がある)が、政府支配地で実施される初等・中等教育修了試験と高等教育進学試験の受験を希望するシャーム解放機構の支配地在住の初等・中等教育修了予定者を受け入れを開始した。


だが、SANA(6月3日付)によると、シャーム解放機構の支配地から受験希望者が通行所を訪れることはなかった。

これに関して、通行所のナーディル・アブドゥー管理局長は、生徒が通行所に向かうことを「テロ・グループ」が阻止している、とSANAに対して明らかにした。

SANA(6月3日付)が伝えた。

AFP, June 3, 2023、ANHA, June 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2023、Reuters, June 3, 2023、SANA, June 3, 2023、SOHR, June 3, 2023などをもとに作成。

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シリア軍とダーイシュがヒムス県西部の砂漠地帯で交戦し、シリア軍兵士1人死亡(2023年6月2日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが県西部の砂漠地帯で交戦し、シリア軍兵士1人が死亡した。

AFP, June 3, 2023、ANHA, June 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2023、Reuters, June 3, 2023、SANA, June 3, 2023、SOHR, June 3, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県では北・東シリア自治局支配地から初等・中等教育の修了試験と高等教育進学試験の受験希望者が政府支配地に、イドリブ県ではシャーム解放機構支配地からの生徒受け入れ準備が進む(2023年6月2日)

アレッポ県では、北・東シリア自治局の支配下にある地域で暮らす初等・中等教育9年生の女子生徒の第1陣が、マンビジュ市南西のターイハト・トゥワイマート村に設置されている通行所を通じて、シリア政府支配地に入った。

シリア政府の支配地で行われる初等・中等教育の修了試験と高等教育進学試験を受験するのが目的で、受け入れはロシア当事者和解調整センター、アレッポ県および同県の関係機関の協力のもとに行われた。

アレッポ県のムスタファー・アブドゥルガニー教育局長によると、マンビジュ郡、アイン・アラブ(コバネ)郡、バーブ郡、アフリーン郡、ジャラーブルス郡から数千人の生徒を42のセンターに受け入れ、受験前の集中授業を提供するという。

また、学生の受け入れを担当する教育局のザカリヤー・カッラ・フハンマド氏によると、ターイハト・トゥワイマート村の通行所に40台の大型バスを派遣し、第1陣となる女子生徒2,700人を通行所から県内の受け入れセンターに移送した。


SANA(6月2日付)が伝えた。

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イドリブ県のサーイル・ナースィフ・サルハブ知事は、県の保健局、教育局、シリア・アラブ赤新月社イドリブ支部などの関係部局に対して、サラーキブ市西の通行所の開放に必要なすべての措置と準備を行うよう指示した。

『ティシュリーン』(6月2日付)が伝えた。

サルハブ県知事は5月31日、シリア政府の支配地とシャーム解放機構の支配地を隔てるM4高速道路沿線のサラーキブ市西の通行所(シャーム解放機構の支配地側にはタルナブ村の通行所がある)を6月3日から6日まで開放し、政府支配地で実施される修了試験と高等教育進学試験の受験を希望するシャーム解放機構の支配地在住の初等・中等教育修了予定者を受け入れると発表していた。

AFP, June 2, 2023、ANHA, June 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2023、Reuters, June 2, 2023、SANA, June 2, 2023、SOHR, June 2, 2023、Tishrin, June 2, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構支配地とトルコ占領地でシリア政府とトルコ、アラブ諸国の接近・関係改善に抗議するデモ(2023年6月2日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県サッハーラ村、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県バーブ市、アアザーズ市、スーラーン・アアザーズ町などで、「暴君の手法は一つ」と銘打ったデモが行われ、トルコとシリア政府の接近、アラブ諸国とシリア政府の関係改善の拒否が訴えられた。

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一方、シャーム解放機構の支配下にあるアリーハー市では、同機構の総合治安機関がイスラーム解放党のメンバー1人を逮捕した。

AFP, June 2, 2023、ANHA, June 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2023、Reuters, June 2, 2023、SANA, June 2, 2023、SOHR, June 2, 2023、June 3, 2033などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県アルマナーズ市でウズベク人が銃で撃たれて死亡(2023年6月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアルマナーズ市で1日深夜から2日未明にかけて、ウズベク人が運転するオートバイが正体不明の武装集団の要撃を受け、このウズベク人は銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、麻薬密売への関与が疑われる治安機関の協力者がダルアー市ダルアー・バラド地区で正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, June 2, 2023、ANHA, June 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2023、Reuters, June 2, 2023、SANA, June 2, 2023、SOHR, June 2, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はシリア政府がスーダンからのシリア人の帰還を妨害していると非難(2023年6月2日)

北・東シリア自治局は声明を出し、スーダン軍と即応支援部隊(RSF)の戦闘による混乱が続くスーダンからのシリア人の帰還を支援している同自治局の活動をシリア政府が妨害し、同自治局支配地域への帰還を希望するシリア人に対して実現不可能とも言える条件を課す一方、政府に近いメディアや外交官らが、シャーム・ウィングで帰還希望者を移送したと喧伝し、事実を歪めようとしていると批判した。

ANHA(6月2日付)が伝えた。

AFP, June 2, 2023、ANHA, June 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2023、Reuters, June 2, 2023、SANA, June 2, 2023、SOHR, June 2, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県カッリー町で女性らが同機構による恣意的逮捕に抗議、逮捕者の釈放やジャウラーニー指導者の打倒を要求(2023年6月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるカッリー町で、女性ら数十人が、シャーム解放機構による恣意的逮捕に抗議、逮捕者の釈放やアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒を要求した。

一方、シャーム解放機構は、同機構に所属する総合治安機関が、イスラーム解放党メンバーだとして逮捕していた2人を釈放した。

AFP, June 1, 2023、ANHA, June 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2023、Reuters, June 1, 2023、SANA, June 1, 2023、SOHR, June 1, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市近郊で、シリア国民軍に所属するシャーム戦線のメンバーが正体不明の武装集団の襲撃を受け死亡(2023年6月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアアザーズ市近郊の街道で、シリア国民軍に所属するシャーム戦線のメンバーが正体不明の武装集団の襲撃を受け、銃で撃たれて死亡した。

AFP, June 1, 2023、ANHA, June 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2023、Reuters, June 1, 2023、SANA, June 1, 2023、SOHR, June 1, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県、ハマー県、ラタキア県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2023年6月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のイフスィム町、スフーフン村、フライフィル村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が5月31日深夜から6月1日未明にかけて、シャーム解放機構の支配下にあるカフルタアール村を砲撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯に展開するシリア軍部隊を狙撃、兵士1人を負傷させた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村、アンカーウィー村一帯、クライディーン村一帯を砲撃し、農作業機が破壊された。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるラタキア県北部を砲撃した。

AFP, June 1, 2023、ANHA, June 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2023、Reuters, June 1, 2023、SANA, June 1, 2023、SOHR, June 1, 2023などをもとに作成。

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