イドリブ県で「決戦」作戦司令室の砲撃でシリア軍兵士2人死亡(2023年5月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃し、シリア軍と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村、カフル・アンマ村、カフルタアール村を砲撃した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村、サーン村、マジュダリヤー村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はカフルバッティーフ村一帯のシリア軍拠点を砲撃し、兵士2人を殺害した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカッバーナ村一帯のシャーム解放機構の支配地を砲撃した。

AFP, May 3, 2023、ANHA, May 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 3, 2023、Reuters, May 3, 2023、SANA, May 3, 2023、SOHR, May 3, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県マンビジュ市北でトルコ軍基地からの発砲により住民1人死亡(2023年5月3日)

ハサカ県では、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアームーダー市近郊で住民らに向け発砲、1人を負傷させた。

ANHA(5月3日付)が伝えた。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のウーシャリーヤ村の住民1人がトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域との境界近くで農作業中に、トルコ基地からの発砲を受けて死亡した。

AFP, May 3, 2023、ANHA, May 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 3, 2023、Reuters, May 3, 2023、SANA, May 3, 2023、SOHR, May 3, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県でのダーイシュの襲撃で、親政権民兵組織の司令官1人を含む兵士や住民8人が死亡(2023年5月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市サーリヒーヤ地区とドゥワイル村でダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、シュアイタート部族の親政権民兵組織「東部獅子」の司令官1人を含む兵士や住民8人が死亡した。

AFP, May 2, 2023、ANHA, May 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2023、Reuters, May 2, 2023、SANA, May 2, 2023、SOHR, May 2, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2023年5月2日)

ラッカ県では、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、マアラク村、M4高速道路沿線を砲撃した。

ANHA(5月2日付)が伝えた。

**

ハサカ県では、アルーク村揚水所が、同県北部で活動する「テロリスト」(シリア国民軍)の攻撃で送電網が破壊されたことで利用不能になった。

SANA(5月2日付)が伝えた。

AFP, May 2, 2023、ANHA, May 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2023、Reuters, May 2, 2023、SANA, May 2, 2023、SOHR, May 2, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2023年5月1日)

アレッポ県では、ANHA(5月1日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村を砲撃した。

AFP, May 1, 2023、ANHA, May 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 1, 2023、Reuters, May 1, 2023、SANA, May 1, 2023、SOHR, May 1, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍とシャーム解放機構、「決戦」作戦司令室がラタキア県、ハマー県、イドリブ県で砲撃戦(2023年5月1日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカッバーナ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、カーヒラ村、ズィヤーラ町を砲撃した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、カンスフラ村、バーッラ村、スフーフン村、ファッティーラ村、フライフィル村、マジュダリヤー村を砲撃した。

AFP, May 1, 2023、ANHA, May 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 1, 2023、Reuters, May 1, 2023、SANA, May 1, 2023、SOHR, May 1, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコのエルドアン大統領はダーイシュのアブー・フサイン・クラシー指導者を殺害したと明かす(2023年5月1日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、TRT Turk(5月1日付)のインタビューに応じ、そのなかでダーイシュ(イスラーム国)の第4代カリフを名乗るアブー・フサイン・クラシー指導者を殺害したことを明らかにした。

エルドアン大統領は以下のように述べた。

国家情報機関(MIT)は、いわゆるダーイシュの指導者、アブー・フサイン・クラシーを長らく追跡してきた。
このことをここで初めて言う。この人物はMiTが昨日実施した作戦で無力化された。
我々はテロ組織を区別することなく闘争を継続する。

**

イナブ・バラディー(5月1日付)が、シリア国民軍の憲兵隊筋から得た情報によると、シリア国民軍の諜報部隊がマスカナ村(正しくはミスカ村)で治安作戦を実施、容疑者の司令官が潜伏していた民家を包囲、なかにいた司令官は自爆したという。


一方、トルコ人ジャーナリストのレヴェント・ケマル氏は29日に、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/leventkemaI/)で、複数の現地筋の話として、同日ジンディールス町で戦闘があり、ダーイシュの代表的な司令官が戦闘の末に自爆したと発表した。

https://twitter.com/leventkemaI/status/1652262459862835201

AFP, May 1, 2023、ANHA, May 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 1, 2023、‘Inab Baladi, May 1, 2023、Reuters, May 1, 2023、SANA, May 1, 2023、SOHR, May 1, 2023、TRT Turk, May 1, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県で密輸業者とシリア民主軍が交戦し、シリア民主軍兵士1人が死亡、密輸業者1人を含む3人が負傷(2023年4月30日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるハワーイジュ・ブーマスア村で、密輸業者と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が交戦し、シリア民主軍兵士1人が死亡、密輸業者1人を含む3人が負傷した。

AFP, April 30, 2023、ANHA, April 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2023、Reuters, April 30, 2023、SANA, April 30, 2023、SOHR, April 30, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍とシャーム解放機構、「決戦」作戦司令室がハマー県、イドリブ県、アレッポ県で砲撃戦(2023年4月30日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村、ドゥワイル・アクラード村、マシーク村、クライディーン村、アンカーウィー村、カルクール村、ズィヤーラ町を砲撃した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村の森林地帯、カンスフラ村を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるワサータ村を砲撃した。

一方、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, April 30, 2023、ANHA, April 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2023、Reuters, April 30, 2023、SANA, April 30, 2023、SOHR, April 30, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア自治局渉外関係委員会のクルド共同議長はレバノンから帰国するシリア人を分け隔てなく受け入れる用意があると述べる(2023年4月30日)

北・東シリア自治局の渉外関係委員会のバドラーン・ジヤー・クルド共同議長は、ANHA(4月30日付)の取材に応じ、そのなかでレバノンにいるシリア難民が強制退去の脅威に晒されていることに触れ、自治局がレバノンから帰国するシリア人を分け隔てなく受け入れる用意があると述べた。

AFP, April 30, 2023、ANHA, April 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2023、Reuters, April 30, 2023、SANA, April 30, 2023、SOHR, April 30, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下の「平和の泉」地域内のタッル・アブヤド市近郊(ラッカ県)でトルコ軍憲兵隊が襲撃を受け、14人死傷(2023年4月30日)

ラッカ県では、ANHA(4月30日付)が複数筋の話として伝えたところによると、トルコ占領下の「平和の泉」地域内のタッル・アブヤド市近郊のザイバキーヤ村で、シリア国民軍憲兵隊の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、乗っていた戦闘員4人が死亡、3人が負傷した。

シリア人権監視団によると、爆発はタッル・リフアト市近郊の検問所近くで発生し、トルコ軍兵士憲兵隊の兵士3人(うち1人は士官)と警察(いわゆる自由警察)の隊員1人が死亡、トルコ軍兵士7人を含む10人が負傷した。

AFP, April 30, 2023、ANHA, April 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2023、Reuters, April 30, 2023、SANA, April 30, 2023、SOHR, April 30, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍は北・東シリア自治局の飛び地であるアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区への封鎖を強化(2023年4月30日)

ANHA(4月30日付)はシリア軍が、北・東シリア自治局の飛び地であるアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区と政府支配地を結ぶ街道に設置している検問所を4つから8つに倍増させ、封鎖を強化していると伝えた。

AFP, April 30, 2023、ANHA, April 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2023、Reuters, April 30, 2023、SANA, April 30, 2023、SOHR, April 30, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下の「オリーブの枝」地域のジンディールス町近郊(アレッポ県)で、シリア国民軍東部軍の軍事拠点が何者かによってミサイルで狙われて破壊され、ダーイシュの司令官と見られる男性1人が死亡(2023年4月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域のジンディールス町近郊(ミスカ村とスィンドヤーナカ村を結ぶ街道)で、シリア国民軍に所属する東部軍の軍事拠点が何者かによってミサイルで狙われて破壊され、イスラーム国(ダーイシュ)の司令官と見られる男性1人が死亡した。

攻撃時には、トルコ軍の無人航空機(ドローン)が上空で目撃されたという。

 

AFP, April 29, 2023、ANHA, April 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2023、Reuters, April 29, 2023、SANA, April 29, 2023、SOHR, April 29, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるハマー県ガーブ平原を砲撃(2023年4月29日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町一帯、サルマーニーヤ村一帯を砲撃した。

**

ダルアー県では、関係当局が県内各地でダーイシュ(イスラーム国)が放棄した大量の武器、弾薬を発見し、これを押収した。

SANA(4月29日付)が伝えた。

AFP, April 29, 2023、ANHA, April 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2023、Reuters, April 29, 2023、SANA, April 29, 2023、SOHR, April 29, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でトルキスタン・イスラーム党とヌスラ戦線(シャーム解放機構)がシリア軍拠点を5回砲撃したと発表(2023年4月29日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、「緊張緩和地帯設置」に指定されているイドリブ県とラタキア県で、トルキスタン・イスラーム党とヌスラ戦線(シャーム解放機構)がシリア軍の拠点に対して5回の砲撃を行ったことを確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(4月29日付)が伝えた。

RIA Novosti, April 29, 2023をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域のアアザーズ市(アレッポ県)で、活動家らがレバノン当局からのシリア難民の強制退去に抗議するデモ(2023年4月28日)

アレッポ県では、イナブ・バラディー(4月28日付)によると、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域のアアザーズ市で、活動家らがレバノン当局からのシリア難民の強制退去に抗議するデモを行った。

https://twitter.com/ivarmm/status/1651624592367124480

AFP, April 28, 2023、ANHA, April 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 28, 2023、‘Inab Baladi, April 28, 2023、Reuters, April 28, 2023、SANA, April 28, 2023、SOHR, April 28, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

正体不明の武装集団がラッカ県でシリア民主軍の車輌を襲撃し、乗っていた兵士5人を殺傷(2023年4月28日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団が、ラジュム・アブヤド村とタッル・サマン村を結ぶ街道で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌を襲撃し、乗っていた兵士2人を殺害、3人を負傷させた。

AFP, April 28, 2023、ANHA, April 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 28, 2023、Reuters, April 28, 2023、SANA, April 28, 2023、SOHR, April 28, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー県サナマイン市で総合情報部治安研究科で働くボランティアが正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡(2023年4月28日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で総合情報部治安研究科で働くボランティアが正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, April 28, 2023、ANHA, April 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 28, 2023、Reuters, April 28, 2023、SANA, April 28, 2023、SOHR, April 28, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)はアレッポ県とダイル・ザウル県でダーイシュのメンバー4人を拘束(2023年4月28日)

北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は声明を出し、同自治局とシリア政府の共同支配下にあるアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市近郊のスィッリーン町と、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるダイル・ザウル県のバーグーズ村で、緊急対応部隊(Hevalno Asayîşe Rojava、HAT)がダーイシュ(イスラーム国)のメンバー4人を逮捕、武器や弾薬を押収したと発表した。

ANHA(4月28日付)が伝えた。

AFP, April 28, 2023、ANHA, April 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 28, 2023、Reuters, April 28, 2023、SANA, April 28, 2023、SOHR, April 28, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、ハマー県を砲撃(2023年4月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村、カンスフラ村を砲撃した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のフマイマート村を砲撃した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がサナマイン市で軍事情報局の傘下で活動する民兵のメンバーを銃で撃ち殺害した。

AFP, April 27, 2023、ANHA, April 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 27, 2023、Reuters, April 27, 2023、SANA, April 27, 2023、SOHR, April 27, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュがラッカ市とハズィーマ村を結ぶ街道に爆弾を仕掛け、シリア民主軍の車輌を狙って爆発させ、兵士5人を殺傷(2023年4月27日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がラッカ市とハズィーマ村を結ぶ街道に爆弾を仕掛け、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌を狙って爆発させ、同軍の兵士2人を殺害、3人を負傷させた。

**

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシリア民主軍に所属するダイル・ザウル軍事評議会第3連隊の司令官を銃で撃ち殺害した。

AFP, April 27, 2023、ANHA, April 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 27, 2023、Reuters, April 27, 2023、SANA, April 27, 2023、SOHR, April 27, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県アームーダー市近郊を砲撃(2023年4月27日)

ハサカ県では、ANHA(4月27日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアームーダー市近郊のシュールク村を砲撃した。

AFP, April 27, 2023、ANHA, April 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 27, 2023、Reuters, April 27, 2023、SANA, April 27, 2023、SOHR, April 27, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍はシリア国旗を掲揚していたユーフラテス大学ハサカ分校の農学部長事務所を強襲し、職員らに暴行を加える(2023年4月26日)

ハサカ県では、SANA(4月26日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がハサカ市カッラーサ地区にあるユーフラテス大学ハサカ分校のクサイ・ウマル農学部長の事務所を強襲し、職員らに暴行を加えた。

事務所に掲げられていたシリア国旗を降ろすことを職員らが拒否したために、シリア民主軍の戦闘員らは彼らに暴行を加えたという。

AFP, April 26, 2023、ANHA, April 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 26, 2023、Reuters, April 26, 2023、SANA, April 26, 2023、SOHR, April 26, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室がラタキア県ナフシャッバー村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人を殺害(2023年4月26日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるナフシャッバー村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人を殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, April 26, 2023、ANHA, April 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 26, 2023、Reuters, April 26, 2023、SANA, April 26, 2023、SOHR, April 26, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構のジャウラーニー指導者がイード・アル=フィトルに合わせた会合で発言:「シリアにおいてコンセンサスや政治的解決は不可能だ。軍事的解決が基本だ」(2023年4月25日)

シリア北東部のいわゆる「解放区」における軍事・治安権限を握り、同地を事実上支配しているシャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者が、同機構に「解放区」の自治を委託されているシリア救国内閣のアリー・カッダ首班、立法機関のシューラー総評議会のムスタファー・ムーサー議長とともに、シリア北東部の名士や救国内閣職員らと会合を開いた。

 

会合はイート・フィトルに合わせたもので、シリア救国内閣が公開したビデオによると、ジャウラーニー指導者は会合において、短期的に見ても、長期的に見ても、シリアにおいて政治的なコンセンサスが生じることはないだろうとしたうえで、軍事的な解決に依拠することが基本だと述べた。

ジャウラーニー指導者は、次のように述べた。

シリア情勢におけるコンセンサスや政治的解決は短期的にも長期的にも不可能だ。なぜなら、多くの国が、体制(シリア政府)、シリア民主軍、あるいは「シリア革命」を支援するかたちでシリア情勢に干渉しているからだ。
これらの国は互いに利害対立しており、どの国であっても、別の国を犠牲にしなければ、国益を実現できない。だから、コンセンサス状態は不可能なのだ。
軍事的解決に依拠することが基本だ。それが革命が当初から採用してきた選択肢であり、ダマスカスにおいて勝利を実現するまで、それは続く。
今日の状況こそが、シリア革命の黄金期だ。文民勢力が心を一つにして初めて「革命」に糾合し、体制に対峙し、建設に取り組んでいる。革命は成果を得た。今後よって立つことができる地理的領域のモデルを構築した。
革命が始まった時、体制は孤立していなかった。革命にはデモに繰り出す民衆の力以外に何も持っていなかった。それが、体制を国際的孤立へと追い込み、軍事、治安における力を奪った。

https://youtu.be/eXMgaDLzHKA

AFP, April 29, 2023、ANHA, April 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2023、Reuters, April 29, 2023、SANA, April 29, 2023、SOHR, April 29, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県西部、イドリブ県南部を砲撃(2023年4月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフルタアール村を砲撃した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、カンスフラ村を砲撃した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、軍事情報局の傘下で活動する民兵の司令官がとその息子がマハッジャ町で正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, April 25, 2023、ANHA, April 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2023、Reuters, April 25, 2023、SANA, April 25, 2023、SOHR, April 25, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍とシリア軍第4師団がダイル・ザウル県ブガイリーヤ村に設置されている密輸用の通行所一帯で交戦(2023年4月25日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とシリア軍第4師団がユーフラテス川に面するブガイリーヤ村に設置されている密輸用の通行所一帯で交戦し、住民1人が巻き添えになり負傷した。

AFP, April 25, 2023、ANHA, April 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2023、Reuters, April 25, 2023、SANA, April 25, 2023、SOHR, April 25, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍ドローンがアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市南部で車1台を攻撃、シリア民主軍の戦闘員を殺害(2023年4月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍所属の無人航空機(ドローン)が午前10時30分頃、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市南部で車1台を攻撃した。

シリア人権監視団は、攻撃は北・東シリア自治局の関連組織の職員らが乗った車を狙ったもので、乗っていた2人が死亡、3人が負傷したと発表した。

一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、「火曜日午前10:30に、我々の戦闘員の1人が乗った車がコバネ地区でイート・フィトルの休暇中にトルコ占領軍のドローンの攻撃を受け、殉教した」と発表した。

トルコ軍はまた、シリア国民軍とアイン・アラブ(コバネ)市近郊のシュユーフ・タフターニー町を砲撃した。

また、マンビジュ市のハフサ街道でシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の研究責任者の車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

AFP, April 25, 2023、ANHA, April 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2023、Reuters, April 25, 2023、SANA, April 25, 2023、SOHR, April 25, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がハサカ県タッル・タムル町近郊のアイン・アブド村を砲撃し、女児2人を殺害、子供3人を負傷(2023年4月24日)

ハサカ県では、ANHA(4月24日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のアイン・アブド村を砲撃し、女児2人を殺害、子供3人を負傷させた。

5人はきょうだい。

AFP, April 24, 2023、ANHA, April 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2023、Reuters, April 24, 2023、SANA, April 24, 2023、SOHR, April 24, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県イドリブ市、トルコの占領下にある「平和の泉」地域内のラッカ県タッル・アブヤド市、「ユーフラテス地域」内のアレッポ県各所で「犯罪者アサドとの関係正常化に反対」と銘打った抗議デモ(2023年4月23日)

シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(4月23日付)、イナブ・バラディー(4月23日付)などによると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のイドリブ市、トルコの占領下にある「平和の泉」地域内のラッカ県タッル・アブヤド市、「ユーフラテス地域」内のアレッポ県のアアザーズ市、アフタリーン市、ラーイー村、バーブ市、ジャラーブルス市、マーリア市などで、「犯罪者アサドとの関係正常化に反対」と銘打った抗議デモが行われ、数千人の住民が動員された。


https://twitter.com/tha7yir/status/1649897199969488896

デモはSNSなどを通じて呼びかけられ、参加者は、アラブ諸国とシリアの関係回復を拒否、「シリア革命」の継続、体制打倒と「革命」の要求の実現まで、「革命」を後退させないなどと訴えた。

イドリブ市では住民数百人がサブア・バフラート広場に集まり、シリア政府との関係改善、和解を拒否、体制の処罰を訴えた。

また、レバノンなどのアラブ諸国にいるシリア難民の人種差別からの保護なども呼びかけられた。

デモは、フランス、ドイツ、オランダ、オーストリア、英国、ベルギー、デンマーク、トルコの複数の都市でも行われ、シリア人らが参加した。

AFP, April 23, 2023、ANHA, April 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2023、‘Inab Baladi, April 23, 2023、Reuters, April 23, 2023、SANA, April 23, 2023、SOHR, April 23, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.