シリア国内の暴力:アレッポでシリア軍、ダーイシュ、ヌスラ、YPGなどが混戦(2014年10月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アンサール・ディーン旅団がシリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員との交戦の末、ハンダラート・キャンプ内の戦略的拠点複数カ所を奪還し、同キャンプとアレッポ中央刑務所を結ぶシリア軍の兵站路の一つを寸断した。

アンサール・ディーン旅団は、ムハージリーン・ワ・アンサール軍(外国人)、シャーム・イスラーム運動、シャームの暁イスラーム運動、ハドラー大隊からなるが、AMC(10月13日付)は「革命家」と評している。

一方、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とジハード主義武装集団が、実効支配下のアレッポ市アシュラフィーヤ地区でシリア軍、国防隊と交戦、シリア軍が砲撃を加えた。

他方、『ハヤート』(10月14日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が侵攻を続けるアイン・アラブ市で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュと交戦、同市南部で進軍を成功させる一方、治安厳戒地区でダーイシュを「数メートル」後退させた。

これに対し、ダーイシュは、アイン・アラブ市内の治安厳戒地区や同市北部ラシャード・モスク(トルコ国境から700メートル)近くで自動車による自爆テロを行い、人民防衛隊と交戦した。

また、両者の戦闘による流れ弾(迫撃砲弾)が対トルコ国境の通行所付近に着弾した。

シリア人権監視団によると、13日の戦闘では、ダーイシュ戦闘員14人、人民防衛隊戦闘員5人が死亡したという。

このほか、クッルナー・シュラカー(10月13日付)によると、県北部でタウヒード旅団の戦闘員11人が、ダーイシュの検問所で拘束され、全員処刑された。

さらにクッルナー・シュラカー(10月13日付)によると、アレッポ市カースティールー地区の検問所近くで、シャームの民のヌスラ戦線とバドル殉教者旅団が交戦した。

なお、SANA(10月13日付)によると、アルド・マッラーフ地区、カフル・ナーヤー村、ジュマイリーヤ村、精糖工場、サイファート村北部、ダイル・ハーフィル市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市各所をシリア軍が15回以上空爆、またカフルバースィーン村、カフルサジュナ村、バーブーリーン村、アームーディーヤ村、カッサービーヤ村農場、サラーキブ市、アルバイーン山周辺を空爆・砲撃した。

一方、SANA(10月13日付)によると、ビンニシュ市、カフルルーマー村、クマイナース村、カフルラーター村、サラーキブ市、クーリーン村、ナビー・アイユーブ丘、マアッラト・ヌウマーン市、マアッルシューリーン村、ハーン・シャイフーン市、バシーリーヤ村、アブー・ズフール航空基地周辺、アルマニヤーヤー村、アームーディーヤ村、ヒーシュ村、ジャルジャナーズ町、ザアラーナ村、カフルバースィール村、バーブーリーン村、ワーディー・ダイフ、ハーン・スブル村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムーリク市、ラターミナ町、カフルズィーター市、ラタミーン村をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(10月13日付)によると、ムーリク市、カフルズィーター市、ラタミーン村、ザカート村、サイヤード村、カッサービーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また反体制武装集団元メンバー64人が地元和解プロセスの一環で当局に投降、放免となり釈放された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ラスタン市各所をシリア軍が「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(10月13日付)によると、ヒムス市ワアル地区、ラスタン市、ザーラ村、ウンク・ハワー村、ウンム・トゥワイナ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月13日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ファールーク旅団の外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月13日付)によると、アイン・タルマー村旧市街、アルバイン市、ドゥーマー市南部および北東部、カースィミーヤ町郊外、ザマーニーヤ村郊外、バハーリーヤ村郊外、ジャルバー村郊外、カーラ市郊外無人地帯、ダーライヤー市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ファールーク旅団の外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月13日付)によると、ブルジュ・ハヤート村、ザーヒヤ山周辺、マフミヤト・ファルラク村、ドゥーリーン村、サルマー町、ドゥワリルカ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月13日付)によると、ダルアー市各所、ウンム・マヤーズィン町、タイバ町、アトマーン村、ダイル・アダス村、インヒル市、サイダー町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(10月13日付)によると、ウンム・バーティナ村、西サムダーニーヤ村、ウーファーニヤー村、ジャバーター・ハシャブ村、タルジャナ村、ハミーディーヤ村、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、クッルナー・シュラカー(10月14日付)によると、タウヒード暁作戦司令室、第一軍団作戦司令室が、県内の戦略的要衝の解放を目的とした「公正なる処罰の戦い」を開始した。

AFP, October 13, 2014、AMC, October 13, 2014、AP, October 13, 2014、ARA News, October 13, 2014、October 14, 2014、Champress, October 13, 2014、al-Hayat, October 14, 2014、Kull-na Shuraka’, October 13, 2014、al-Mada Press, October 13, 2014、Naharnet, October 13, 2014、NNA, October 13, 2014、Reuters, October 13, 2014、SANA, October 13, 2014、UPI, October 13, 2014などをもとに作成。

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米軍などによるシリア爆撃:アイン・アラブ、ラッカを爆撃(2014年10月12日)

シリア人権監視団によると、米国など有志連合は、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するアイン・アラブ市(アレッポ県)東部を中心的に空爆し、ダーイシュ戦闘員を殺害、装備を破壊した。

ARA News(10月12日付)によると、有志連合はまたラッカ県の第17師団基地一帯を空爆したという。

AFP, October 12, 2014、AP, October 12, 2014、ARA News, October 12, 2014、Champress, October 12, 2014、al-Hayat, October 13, 2014、Kull-na Shuraka’, October 12, 2014、al-Mada Press, October 12, 2014、Naharnet, October 12, 2014、NNA, October 12, 2014、Reuters, October 12, 2014、SANA, October 12, 2014、UPI, October 12, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き:シリア・クルド国民評議会が西クルディスタン移行期民政局による徴兵拒否者逮捕を非難(2014年10月12日)

シリア・クルド国民評議会(シリア革命反体制勢力国民連立)は声明を出し、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュによる「民主的自治区自衛義務遂行法」(いわゆる兵役法)違反者数千人の逮捕に異議を唱えた。

AFP, October 12, 2014、AP, October 12, 2014、ARA News, October 12, 2014、Champress, October 12, 2014、al-Hayat, October 13, 2014、Kull-na Shuraka’, October 12, 2014、al-Mada Press, October 12, 2014、Naharnet, October 12, 2014、NNA, October 12, 2014、Reuters, October 12, 2014、SANA, October 12, 2014、UPI, October 12, 2014などをもとに作成。

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米軍などによるシリア爆撃:アイン・アラブ一帯への爆撃続く(2014年10月11日)

米中央軍によると、米国など有志連合は10、11日にアレッポ県アイン・アラブ市一帯のダーイシュ(イスラーム国)の車輌・拠点に対して6回にわたり空爆を行った。

シリア人権監視団によると、米軍など有志連合が、アレッポ県アイン・アラブ市一帯やラッカ県ラッカ市一帯を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員37人(うちアイン・アラブ市一帯での死者は21人)が死亡した。

AFP, October 11, 2014、AP, October 11, 2014、ARA News, October 11, 2014、Champress, October 11, 2014、al-Hayat, October 12, 2014、Kull-na Shuraka’, October 11, 2014、al-Mada Press, October 11, 2014、Naharnet, October 11, 2014、NNA, October 11, 2014、Reuters, October 11, 2014、SANA, October 11, 2014、UPI, October 11, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:アイン・アラブでの攻防続く(2014年10月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市中心の広場(自由広場)に向かって進軍する一方、同市南部に対して激しい攻撃を加え、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がこれを迎撃した。

また人民防衛隊は同市東部などで「特殊作戦」を行い、ダーイシュ戦闘員複数を殺害した。

ARA News(10月11日付)によると、アイン・アラブ市政府では、人民防衛隊がダーイシュによる自爆攻撃を2度にわたって阻止した。

またクルド人戦線旅団のアフマド・ハッスー報道官は、ユーフラテスの火山合同作戦司令室がアイン・アラブ市でのダーイシュとの戦闘でダーイシュ戦闘員4人を捕捉したと発表した。

ARA News(10月11日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)が、アイン・アラブ市(アレッポ県)攻略が「ハッターブ・クルディスターニー」を名乗る男性に

シリア反体制勢力の動き:ヌスラ戦線離反者が親ダーイシュ武装集団を結成(2014年10月11日)

クッルナー・シュラカー(10月11日付)は、ダマスカス郊外県東グータ地方で、シャームの民のヌスラ戦線を離反したアミールの一人が「アンサール機構」を名乗る新たなジハード主義武装集団を結成したと報じた。

「アンサール機構」は、10月8日にサクバー市で市民を処刑した際に、正式に発足を発表した。

「アンサール機構」は約150人の戦闘員からなり、そのほとんどがダーイシュ(イスラーム国)への敵対的姿勢をとるヌスラ戦線に反対し、離反した元ヌスラ戦線メンバーだという。

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『ハヤート』(10月12日付)によると、ハマー県北部、イドリブ県南部などで活動するシャームの民のヌスラ戦線と自由シリア軍を名乗る武装集団の幹部が停戦合意を締結し、アサド政権と戦うために協力することで合意した。

停戦合意に締結したのは、ヌスラ戦線のアブー・アブドゥッラー・トゥウーム氏、シャイフ・アブー・ナスル氏、シャイフ・アブー・ワーリド氏と、自由シリア軍を名乗る武装集団のジャミール・ラアドゥーン中佐。

締結には、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム教ウラマー連盟などが証人として同席した。

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西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首は、アイン・アラブ市へのダーイシュ(イスラーム国)侵入に関して、AFP(10月11日付)に「我々はトルコの支援を火急に必要としている…。トルコが国境を早急に解放し、コバネ(アイン・アラブ市)を防衛する人々に武器がわたることが可能になるのがよい」と述べた。

しかしムスリム共同党首は、トルコ軍の直接の軍事介入は「占領」にあたると拒否した。

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ARA News(10月11日付)は、西クルディスタン移行期民政局が民主的自治区自衛義務遂行法(いわゆる兵役法)の適用を開始し、アサーイシュが各地で徴兵忌避者の逮捕を行っている、と報じた。

AFP, October 11, 2014、AP, October 11, 2014、ARA News, October 11, 2014、Champress, October 11, 2014、al-Hayat, October 12, 2014、Kull-na Shuraka’, October 11, 2014、al-Mada Press, October 11, 2014、Naharnet, October 11, 2014、NNA, October 11, 2014、Reuters, October 11, 2014、SANA, October 11, 2014、UPI, October 11, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:トルコ首脳は、アサド政権打倒を強調し、論理すり替え(2014年10月10日)

トルコのアフメト・ダウトオール首相は、アイン・アラブ市へのダーイシュ(イスラーム国)の攻勢に関連して「トルコはイスラーム国とアサドに反対している。アサドとイスラーム国にすべての惨状の責任がある」と述べた。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はトラブゾン市で支持者を前に演説し、アイン・アラブ市へのダーイシュ(イスラーム国)の攻勢に関連して、「国家テロを行う犯罪者アサドの手に彼ら(シリア人避難民)の運命をゆだねることはできない」と述べた。

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フランスのローラン・ファビウス外務大臣は、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣とパリで会談し、ダーイシュ(イスラーム国)への対応などについて協議した。

会談後の共同記会見で、ファビウス外務大臣は、ダーイシュの進軍を止めるには「空爆だけでは不充分」としたうえで、「シリアの穏健な反体制派を強化しなければならない」と述べた。

またシリア・トルコ国境での緩衝地帯設置に改めて支持を表明した。

チャヴシュオール外務大臣も緩衝地帯設置の必要を強調した。

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イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣は、「飛行禁止空域設置(構想)に代表される米国などの誤った試みは、シリアの主権を脅かす。シリア領内への軍部隊の進入は困難をもたらすだろう」と述べた。

また「イランはコバネ/アイン・アラブ市のクルド人を支援するため必要な支援を行ってきた。これはシリア政府に支援を行うことを通じてであり、それはクルド人への支援につながる」と付言した。

IRNA(10月10日付)が伝えた。

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米国務省のマリー・ハーフ副報道官は、トルコ政府が、シリアの「穏健な反体制派」の教練プログラムへの支援に同意したと発表した。

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スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表はスイスでの記者会見で、ダーイシュ(イスラーム国)のアイン・アラブ市侵攻に関して、同市での「イスラーム国戦闘員による虐殺を回避するため、クルド人避難民の越境を認める」ようトルコに求めた。

AFP, October 10, 2014、AP, October 10, 2014、ARA News, October 10, 2014、Champress, October 10, 2014、al-Hayat, October 11, 2014、IRNA, October 10, 2014、Kull-na Shuraka’, October 10, 2014、al-Mada Press, October 10, 2014、Naharnet, October 10, 2014、NNA, October 10, 2014、Reuters, October 10, 2014、SANA, October 10, 2014、UPI, October 10, 2014などをもとに作成。

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米軍などによるシリア爆撃:ダーイシュ少年兵が死亡(2014年10月10日)

米中央軍によると、米国など有志連合は、アレッポ県アイン・アラブ市一帯のダーイシュ(イスラーム国)の車輌などに対して9回にわたって空爆を行った。

シリア人権監視団によると、このうち2回は、ダーイシュが制圧したというアイン・アラブ市内の治安厳戒地区に対して行われたという。

また有志連合はダイル・ザウル県ダイル・ザウル市、ハサカ県ハサカ市一帯に対しても2度にわたって空爆を行った。

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ロイター通信(10月10日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)支持者のツイッターの情報として、米国など有志連合によるシリア領内への空爆によって、UAE出身のダーイシュの少年戦闘員1人が父親とともに死亡した、と伝えた。

死亡したこの少年の名はムハンマド・アブスィー・アブー・ウバイダ氏。シブル・バグダーディーを名乗っていたという。

年齢は不明だが、9~13歳くらいだという。

AFP, October 10, 2014、AP, October 10, 2014、ARA News, October 10, 2014、Champress, October 10, 2014、al-Hayat, October 11, 2014、Kull-na Shuraka’, October 10, 2014、al-Mada Press, October 10, 2014、Naharnet, October 10, 2014、NNA, October 10, 2014、Reuters, October 10, 2014、SANA, October 10, 2014、UPI, October 10, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ダーイシュがアイン・アラブ市内の制圧地域拡大(2014年10月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)はアイン・アラブ市内の治安厳戒地区を制圧した。

同地域には、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊本部、アサーイシュ本部などがあったという。

制圧に際して、ダーイシュは治安厳戒地区西部で、車による自爆攻撃を行ったという。

『ハヤート』(10月11日付)によると、ダーイシュはアイン・アラブ市の約40%を制圧したという。

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同じく、アレッポ県では、シリア人権監視団によると、防空工場機構に近いアドナーニーヤ村周辺で、シャーム自由人イスラーム運動がシリア軍と交戦した。

一方、Champress(10月10日付)によると、アレッポ市バニー・ザイド地区、シャッアール地区、ラーシディーン地区、ザイターン地区、タッル・カッラーフ村、アブティーン村、ターディフ市、バーブ市、バンーン・フッス村、ディーマーン村、カフルカール村、ズィラーア村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ハーッラ市各所をシリア軍が地対地ミサイルなどで攻撃し、子供4人、女性1人を含む18人が死亡した。

一方、Champress(10月10日付)によると、ダルアー市ハマーディーン地区など、インヒル市、ズィムリーン村、ダイル・アダス村、ムザイリーブ町、ズィムリーン村・ブスラー・シャーム市街道で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アルバイン市などをシリア軍が空爆し、子供4人を含む25人が死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区をシリア軍が地対地ミサイルなどで攻撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ラターミナ町、ムーリク市、カフルズィーター市、ラタミーン村一帯をシリア軍が18回以上にわたって空爆した。

またムーリク市一帯では、シリア軍、国防隊が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、Champress(10月10日付)によると、ジュッブ・ジャッラーフ町近郊、タラス村・ラスタン市街道、ウンム・サフリージュ村、アブー・ハワーディード村、ラッフーム村、タラール・ラジュム・カスル村、アッブ・ガジャル村、タルビーサ市、アイン・フサイン村、イッズッディーン町、カフルラーハー市、タッル・ラスタン、タイバ村、タドムル市郊外、ヒムス市ワアル地区などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、Champress(10月10日付)によると、シュグル村、タイバート村、ワスィータ村、タッル・スルターン村、サラーキブ市、アブー・ズフール町、フマイマート・ダーイル村、タッル・サラムー村周辺、カフルルーマー村、ビンニシュ市、ハーン・スブル村、ダイル・サンバル村などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、Champress(10月10日付)によると、ナブア・サフル村・ハーラ・スワイサ村・マスハラ村分岐点で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, October 10, 2014、AP, October 10, 2014、ARA News, October 10, 2014、Champress, October 10, 2014、al-Hayat, October 11, 2014、Kull-na Shuraka’, October 10, 2014、al-Mada Press, October 10, 2014、Naharnet, October 10, 2014、NNA, October 10, 2014、Reuters, October 10, 2014、SANA, October 10, 2014、UPI, October 10, 2014などをもとに作成。

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シリアの反体制勢力の動き:シリア国民連合はトルコ政府に迎合(2014年10月10日)

シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)のアイン・アラブ市侵攻を受けたシリア・トルコ国境での緩衝地帯設置をめぐる動きに関して、「アサド政権の「樽爆弾」から市民を保護するためにこれ以外に選択肢はない」と支持を表明した。

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西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首は声明を出し、アイン・アラブ市へのダーイシュ(イスラーム国)の侵攻に対する米国など有志連合の空爆に謝意を示し、「我らが人民(クルド人)と、民主主義と平和の防衛に努める諸国との友好関係強化に大きな影響を残すだろう」と述べた。

ARA News(10月11日付)が伝えた。

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西クルディスタン移行期民政局コバネ執行評議会は声明を出し、アイン・アラブ市へのダーイシュ(イスラーム国)侵攻に関して、国際社会に対して同市住民の生活を保障するための人道回廊の設置と、米国など有志連合によるさらなる空爆を呼びかけた。

AFP, October 10, 2014、AP, October 10, 2014、ARA News, October 10, 2014、October 11, 2014、Champress, October 10, 2014、al-Hayat, October 11, 2014、Kull-na Shuraka’, October 10, 2014、al-Mada Press, October 10, 2014、Naharnet, October 10, 2014、NNA, October 10, 2014、Reuters, October 10, 2014、SANA, October 10, 2014、UPI, October 10, 2014などをもとに作成。

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最新論考「混乱を再生産するイスラーム国と欧米:その奇妙な親和性」(『世界』)

青山弘之「混乱を再生産するイスラーム国と欧米:その奇妙な親和性」
『世界』第862号、2014年11月、pp.145-153

米英仏が化学兵器使用疑惑を根拠にシリアへの限定的攻撃を画策してから1年が経った2014年9月、バラク・オバマ米大統領は、イスラーム国を殲滅するとしてシリア空爆の意思を再び表明した。イスラーム国を「ガン」と非難する米国の好戦的な姿勢は、反体制派を「細菌」と呼び、「テロとの戦い」の名のもとにその殲滅をめざしてきたバッシャール・アサド政権を彷彿とさせる一方、既存の国家枠組みを軽視する欧米諸国の支援策は、シリア、イラク両国国境の撤廃を主唱し、混乱を助長するイスラーム国との奇妙な親和性を感じさせる。混沌の中東を読み解く。・・・

諸外国の動き:NATO、シリア・トルコ国境地帯の「緩衝地帯」設置検討せず(2014年10月9日)

NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、トルコ首都アンカラを訪問し、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣と会談、ダーイシュ(イスラーム国)への対応について協議した。

会談後、ストルテンベルグ事務総長は記者団に対して、トルコ・シリア国境地帯での緩衝地帯の設置に関して意見を交わしたとしつつ、「NATOの議題にまだ上っていない。NATOで審議する問題ではない」と述べた。

一方、チャヴシュオール外務大臣も、ダーイシュ(イスラーム国)のアイン・アラブ市侵攻に関して、トルコ単独でのシリアへの軍事介入は「非現実的」だと述べた。

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ハサカ県では、ARA News(10月9日付)によると、カーミシュリー市住民が、アイン・アラブ市へのダーイシュ(イスラーム国)襲撃へのトルコ政府の対応に抗議するデモを対トルコ国境沿いで行ったが、トルコ国境警備隊の発砲を受け、1人が死亡、3人が負傷した。

AFP, October 9, 2014、AP, October 9, 2014、ARA News, October 9, 2014、Champress, October 9, 2014、al-Hayat, October 10, 2014、Kull-na Shuraka’, October 9, 2014、al-Mada Press, October 9, 2014、Naharnet, October 9, 2014、NNA, October 9, 2014、Reuters, October 9, 2014、SANA, October 9, 2014、UPI, October 9, 2014などをもとに作成。

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米軍などによるシリア爆撃(2014年10月9日)

米中央軍司令部は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)が侵入したアレッポ県アイン・アラブ市に対して5度にわたって空爆を行ったと発表した。

8日晩から9日未明にかけての空爆では、ダーイシュの訓練センター、建物1棟、車輌2台を破壊した。

AFP, October 9, 2014、AP, October 9, 2014、ARA News, October 9, 2014、Champress, October 9, 2014、al-Hayat, October 10, 2014、Kull-na Shuraka’, October 9, 2014、al-Mada Press, October 9, 2014、Naharnet, October 9, 2014、NNA, October 9, 2014、Reuters, October 9, 2014、SANA, October 9, 2014、UPI, October 9, 2014などをもとに作成。

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米国などによるシリア爆撃;米国防総省報道官、爆撃の限界を認める(2014年10月8日追記)

国防総省のジョン・カービー報道官は記者会見で、ダーイシュ(イスラーム国)殲滅に向けた有志連合の軍事行動に関して、「空爆だけでこの都市(アイン・アラブ市)を救援することはできない。シリアでは共に戦える十分な地上部隊がいないのは事実だ」と語り、作戦遂行の上での限界を認めた。

AFP, October 9, 2014、AP, October 9, 2014、ARA News, October 9, 2014、Champress, October 9, 2014、al-Hayat, October 10, 2014、Kull-na Shuraka’, October 9, 2014、al-Mada Press, October 9, 2014、Naharnet, October 9, 2014、NNA, October 9, 2014、Reuters, October 9, 2014、SANA, October 9, 2014、UPI, October 9, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き:ヒズブッラーがヌスラ戦線との戦闘の末「ウンム・フルジュ哨所」を制圧(2014年10月8日)

ベカーア県バアルベック郡では、ジャディード・チャンネル(10月8日付)などによると、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるシリアの反体制武装集団と交戦の末、ブリータール村郊外にある通称「ウンム・フルジュ哨所」(標高2,300メートル)を制圧した。

ウンム・フルジュ哨所は、ヌスラ戦線などが潜伏するシリアのダマスカス郊外県アッサール・ワルド町郊外の無人地帯などを見渡すことができる要衝。

なおこの戦闘で、ヒズブッラー戦闘員3人が戦死したという。

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NNA(10月8日付)によると、ナバティーヤ県ハースバイヤー郡で、武器を購入し、シャブアー農場(イスラエル占領下)を経由してシリアに持ち込もうとしていたというシリア人男性1人を内務治安軍総局が逮捕した。

シャブアー農場・カフルシューバーを含むいわゆるゴラン高原では、シャームの民のヌスラ戦線がイスラエルを背にするかたちで、クナイトラ県、ダルアー県での支配領域拡大をめざしている。

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NNA(10月8日付)によると、北部県ズガルター郡エフデン市で、軍情報局がシリア人の野営地に対して強制捜査を行い、シリア人不法滞在者11人を逮捕した。

AFP, October 8, 2014、AP, October 8, 2014、ARA News, October 8, 2014、Champress, October 8, 2014、al-Hayat, October 9, 2014、al-Jadid TV, October 8, 2014、Kull-na Shuraka’, October 8, 2014、al-Mada Press, October 8, 2014、Naharnet, October 8, 2014、NNA, October 8, 2014、Reuters, October 8, 2014、SANA, October 8, 2014、UPI, October 8, 2014などをもとに作成。

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米軍などによるシリア爆撃:アイン・アラブへの爆撃続く(2014年10月8日)

アレッポ県では、米中央軍によると、米国など有志連合は、アイン・アラブ市近郊に7日晩から8日未明にかけて6度にわたり空爆を行い、ダーイシュ(イスラーム国)の兵員輸送車などを破壊した。

シリア人権監視団によると、過去2日間で、アイン・アラブ市一帯に米軍などはミサイル23発を打ち込み、ダーイシュ戦闘員45人以上が死亡したという。

AFP, October 8, 2014、AP, October 8, 2014、ARA News, October 8, 2014、Champress, October 8, 2014、al-Hayat, October 9, 2014、Kull-na Shuraka’, October 8, 2014、al-Mada Press, October 8, 2014、Naharnet, October 8, 2014、NNA, October 8, 2014、Reuters, October 8, 2014、SANA, October 8, 2014、UPI, October 8, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ダーイシュがYPGの反撃を受け、アイン・アラブ市内で若干の後退(2014年10月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市東部で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

この戦闘で人民防衛隊戦闘員3人が死亡した。

ダーイシュは7日にアイン・アラブ市東部の3地区を制圧し、同市南部への進行を試みたが、人民防衛隊の抵抗に合い、7日晩に制圧していた東部の一部から撤退していた。

ARTA FM(10月8日付)のムスタファー・ウダイ局長は、アイン・アラブ市での戦闘に関して、米軍など有志連合の空爆によって、同市の陥落が回避されているとしつつ、「トルコ当局は武器と戦闘員の入国を認めていない」と批判した。

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同じく、アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハンダラート・キャンプ一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員が、アンサール・ディーン戦線(シャームの民のヌスラ戦線、ムハージリーン・ワ・アンサール軍、シャーム自由人イスラーム運動など)と交戦した。

またシリア軍は、アレッポ市カースティールー地区、サイファート村を「樽爆弾」などで空爆した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(10月8日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動が、アリー末裔、ハムザ末裔を名乗る武装集団とともに、サフィーラ市近郊の防衛工場機構制圧に向けた作戦「自由人の轟きの戦い」を開始し、同機構周辺の村多数を制圧、シリア軍兵士約70人を殺害したという。

またシャーム自由人イスラーム運動は、サフィーラ市近郊でシリア軍ヘリコプターを撃墜したという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムーリク市郊外のカッサーラ地方、第6地区などで、シリア軍とシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団が交戦した。

マサール・プレス(10月8日付)によると、この戦闘で、反体制武装集団はムーリク市近郊のシリア軍戦車大隊基地を制圧した。

また戦闘で、シリア軍側に25人、反体制武装集団側に5人の死者が出たという。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

またアサーリー地区・ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市間に迫撃砲弾1発が着弾した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区各所をシリア軍が空爆、子供3人、女性2人を含む8人が死亡した。

一方、シャームプレス(10月8日付)によると、アブー・ハディード村、ラスタン市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シャームプレス(10月8日付)によると、ジャースィム市および南部農場地帯、アトマーン村、アトマーン村・タファス市・ヤードゥーダ村街道、インヒル市、ブスラー・シャーム市、マアルバ町、ナワー市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ナースィル・サラーフッディーン旅団、ムサンナー大隊、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, October 8, 2014、AP, October 8, 2014、ARA News, October 8, 2014、ARTA FM, October 8, 2014、Champress, October 8, 2014、al-Hayat, October 9, 2014、Kull-na Shuraka’, October 8, 2014、al-Mada Press, October 8, 2014、Masar Press Agency, October 8, 2014、Naharnet, October 8, 2014、NNA, October 8, 2014、Reuters, October 8, 2014、SANA, October 8, 2014、UPI, October 8, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き:ジャルバー氏がジョン・アレン米退役大将とトルコで会談(2014年10月8日)

イラクとシリアでダーイシュ(イスラーム国)殲滅に向けた有志連合を指揮するジョン・アレン退役大将はトルコで、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー前議長およびトルコの高官らと会談し、ダーイシュへの対応などについて協議した。

『ハヤート』(10月9日付)は、複数の反体制筋の話として、この会談で、ジャルバー前議長は、米国が教練するという「穏健な反体制派」を監督するための防衛評議会の議長を自ら務めることを提案したという。

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ARA News(10月8日付)は、民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首が、トルコのテレビ局のインタビュー(7日)に応じ、そのなかでトルコの治安当局高官らに対してアイン・アラブ市支援を要請し、この高官らは政府首脳に対応を求めたが、回答はなかったことを明らかにした、と報じた。

AFP, October 8, 2014、AP, October 8, 2014、ARA News, October 8, 2014、Champress, October 8, 2014、al-Hayat, October 9, 2014、Kull-na Shuraka’, October 8, 2014、al-Mada Press, October 8, 2014、Naharnet, October 8, 2014、NNA, October 8, 2014、Reuters, October 8, 2014、SANA, October 8, 2014、UPI, October 8, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:トルコはダーイシュとの「捕虜交換」で欧州出身のジハード主義者ら180人を釈放(2014年10月7日)

『タイムズ』(10月7日付)、トルコ・メディアなどは、トルコ政府が、ダーイシュ(イスラーム国)によって拘束されていたモスル領事館スタッフの解放の代償として、ジハード主義者約180人を釈放した、と報じた。

釈放されたジハード主義者のなかには、フランス人戦闘員3人、イギリス人戦闘員2人、スウェーデン人戦闘員2人、マケドニア人戦闘員2人、スイス人戦闘員1人、ベルギー人戦闘員1人が含まれていたという。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は「空から爆弾を落とすだけでは恐怖はなくならない。空爆で恐怖はなくならない。地上戦を行っている人々とともに事情作戦を行うために協力し合わない限りは(恐怖はなくらならい)」と述べる一方、アイン・アラブ市がダーイシュ(イスラーム国)の攻撃によって「陥落寸前」との見方を示した。

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ロイター通信(10月7日付)は、米国人ブライアン・ウィルソン氏が、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊に参加し、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うとするビデオ声明を発表した。

ウィルソン氏は退役兵士で、フリー・カメラマンとしてロイター通信などに写真を提供していた。

人民防衛隊に参加した米国人はこれで2人目だという。

AFP, October 7, 2014、AP, October 7, 2014、ARA News, October 7, 2014、Champress, October 7, 2014、al-Hayat, October 8, 2014、Kull-na Shuraka’, October 7, 2014、al-Mada Press, October 7, 2014、Naharnet, October 7, 2014、NNA, October 7, 2014、Reuters, October 7, 2014、SANA, October 7, 2014、The Times, October 7, 2014、UPI, October 7, 2014などをもとに作成。

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米軍などによるシリア爆撃:爆撃の費用11億ドルに(2014年10月7日)

AFP(10月7日付)は、米国防総省高官の話として、8月以降のシリア、イラクでのダーイシュ(イスラーム国)に対する空爆にかかる費用が11億米ドル(うち6,200万ドルがトマホーク巡航ミサイル)に達していると報じた。

なお米軍以外の有志連合国が行った空爆は全体の10%に過ぎないと報じた。

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アレッポ県では、『ハヤート』(10月8日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が突入したアイン・アラブ市周辺を米国など有志連合が空爆した。

米中央軍によると、10月7、8日の2日間で米国など有志連合は、アイン・アラブ市一帯に5回にわたって空爆を行った。

AFP, October 7, 2014、AP, October 7, 2014、ARA News, October 7, 2014、Champress, October 7, 2014、al-Hayat, October 8, 2014、Kull-na Shuraka’, October 7, 2014、al-Mada Press, October 7, 2014、Naharnet, October 7, 2014、NNA, October 7, 2014、Reuters, October 7, 2014、SANA, October 7, 2014、UPI, October 7, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ヌスラ戦線がキリスト教牧師を拉致(2014年10月7日)

イドリブ県では、フィデス通信(10月7日付)によると、カニーヤ村聖ヨセフ教会の牧師ハンナー・ジャッルーフ氏がシリア人キリスト教徒20人とともに6日晩に何者かに拉致された。

カニーヤ村はシャームの民のヌスラ戦線の拠点の一つ。

これに関して、クッルナー・シュラカー(10月7日付)は、ヌスラ戦線が同牧師を拘束したと報じた。

Kull-na Shuraka', October 7, 2014
Kull-na Shuraka’, October 7, 2014

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アレッポ県では、ARA News(10月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠したアイン・アラブ市内の建物の一つが爆破され、ダーイシュ戦闘員50人が死亡、アブー・ウマル・シーシャーニー氏らが負傷した。

爆発が米国などの有志連合による空爆によるものか否は不明。

またシリア人権監視団によると、アイン・アラブ市東部各地で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

ダーイシュは東部地区にある建設中の公立病院を制圧し、南部一帯への進軍を試みたが、人民防衛隊の抵抗に遭い、進軍を阻止されたという。

なおシリア人権監視団によると、9月16日以降のアイン・アラブ市一帯での戦闘で、ダーイシュ戦闘員219人、クルド人戦闘員163人、民間人20人が死亡し、300万人以上がトルコに避難したという。

またシリア人権監視団によると、ハンダラート・キャンプ一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員が、アンサール・ディーン戦線(シャームの民のヌスラ戦線、ムハージリーン・ワ・アンサール群、シャームの暁イスラーム運動、シャーム自由人イスラーム運動)と交戦した。

これに関連して、イスラーム戦線シリア自由人旅団は声明を出し、ハンダラート・キャンプでの戦闘でアフガニスタン国籍のシーア派戦闘員(大佐)を捕捉したと発表した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・スブル村を空爆し、子供5人、女性2人を含む9人が死亡した。

シリア軍はまたタマーニア町、ナキール村一帯、ハーン・シャイフ・キャンプを「樽爆弾」などで空爆した。

なお、これに関連して、スィラージュ・プレス(10月7日付)は、シリア軍によるイドリブ県サラーキブ市に対する空爆による過去10日間の死者数が54人に達していると報じた。

うち23人が子供、11人が女性だという。

一方、Champress(10月7日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーッラ丘、ジャースィム市北方、ウンム・アウサジュ村一帯を空爆した。

シリア軍はまた、アクラバー村、ハーッラ市、ダルアー市ダム街道地区を砲撃したほか、インヒル市一帯を「樽爆弾」で空爆した。

一方、Champress(10月7日付)によると、ズィムリーン村、サムリーン村、ジャディーヤ村、ビイル・ウンム・ダラジュ村周辺、ジャースム市南部、ハーッラ市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジャウバル区を空爆、国防隊、ヒズブッラー戦闘員とともに、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市一帯、アッサール・ワルド町無人地帯、ランクース無人地帯を空爆し、国防隊、ヒズブッラー戦闘員とともに、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、Champress(10月7日付)によると、タッルドゥー、ラスタン市、ヒムス市ワアル地区、ウンム・シャルシューフ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, October 7, 2014、Agenzia Fides, October 7, 2014、AP, October 7, 2014、ARA News, October 7, 2014、Champress, October 7, 2014、al-Hayat, October 8, 2014、Kull-na Shuraka’, October 7, 2014、al-Mada Press, October 7, 2014、Naharnet, October 7, 2014、NNA, October 7, 2014、Reuters, October 7, 2014、SANA, October 7, 2014、al-Siraj Press, October 7, 2014、UPI, October 7, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:警視庁がダーイシュ戦闘員志望の日本人男性に事情聴取(2014年10月6日)

時事通信(10月6日付)、『読売新聞』(10月7日朝刊)などによると、警視庁公安部は、ダーイシュ(イスラーム国)のシリアやイラクでの戦闘に参加するため、シリアへの渡航を企てたとして、刑法第93条の「私戦予備および陰謀」の容疑で、北海道大学大学院生の男(26際、休学中で住所不定)らから任意で事情聴取するとともに、東京都内の関係先数カ所(元大学教授、フリージャーナリスト宅など)を家宅捜索した。

公安部によると、この男性は10月7日に出国し、シリアに渡航する予定だったという。

任意の聴取に対してこの男性は「シリアに入ってイスラーム国に加わり、戦闘員として働く目的だった」と話している。

公安部はこの男性の旅券を既に差し押さえており、都内で寝泊まりしていた杉並区内の関係先も捜索した。

この男性は東京都千代田区(秋葉原)にある古書店に張り出されていた「勤務地シリア」と書かれた求人広告を見て、店員を通じて、募集主の日本人男性と連絡を取ったという。

この求人広告は4月に貼られ、この男性を含めこれまでに数人から問い合わせがあったという。

またこの男性は8月にも、トルコ経由でフリージャーナリストとシリアに潜入しようとしていたが、直前に中止になったが、このときこの男性だけが片道の航空券だったという。

警視庁公安部は、ほかに日本人男性の複数が関与している可能性があるとみて、関係などを調べているという。

刑法第93条(私戦予備および陰謀)は、外国に対し私的に戦闘行為をする目的で準備や計画をした場合、3カ月以上5年以下の禁錮刑にすると定めている。

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NATOのイェンス・ストルテンベルグ新事務総長は、記者会見でダーイシュ(イスラーム国)のアイン・アラブ市突入に関して、「トルコはNATO加盟国であり、我々の主たる責務とはその国境の防衛である…。シリアでの暴力の結果としてトルコに攻撃がなされたとしても、NATOがいることをトルコは知らねばならない」と述べた。

AFP, October 6, 2014、AP, October 6, 2014、ARA News, October 6, 2014、Champress, October 6, 2014、al-Hayat, October 7, 2014、Kull-na Shuraka’, October 6, 2014、al-Mada Press, October 6, 2014、Naharnet, October 6, 2014、NNA, October 6, 2014、Reuters, October 6, 2014、SANA, October 6, 2014、UPI, October 6, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き:ヘルメル市に迫撃砲着弾(2014年10月6日)

NNA(10月6日付)によると、ベカーア県ヘルメル市に、東レバノン山地(対シリア国境地帯)から迫撃砲弾複数発が打ち込まれた。

AFP, October 6, 2014、AP, October 6, 2014、ARA News, October 6, 2014、Champress, October 6, 2014、al-Hayat, October 7, 2014、Kull-na Shuraka’, October 6, 2014、al-Mada Press, October 6, 2014、Naharnet, October 6, 2014、NNA, October 6, 2014、Reuters, October 6, 2014、SANA, October 6, 2014、UPI, October 6, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ダーイシュの攻勢を前にYPGがアイン・アラブから完全撤退(2014年10月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市に突入、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦した。

この戦闘で、ダーイシュは48通りで人民防衛隊の要撃を受け、戦闘員20人を失ったが、ダーイシュは同市東部にとりつき、黒旗を掲げた。

同監視団によると、5日の戦闘でダーイシュ戦闘員27人、人民防衛隊隊員19人が死亡したという。

なお、ARA News(10月6日付)は人民防衛隊の複数の負傷兵の話として、同部隊がアイン・アラブ市のすべての地区から5日晩に撤退した、と報じた。

負傷兵らによると、ダーイシュは5日午後、アイン・アラブ市東部地区複数カ所で自爆攻撃などを行い攻勢をかけ、人民防衛隊は撤退を余儀なくされたという。

また西クルディスタン移行期民政局(コバネ)高官および職員のほぼすべては、トルコ国境に避難したという。

アイン・アラブ市(クルド語名コバネ)は、民主統一党が主導する西クルディスタン移行期民政局の三つの自治区のうちの一つコバネの主都(残る二つの自治区はアフリーン地区、ジャズィーラ地区)。

ARA News, October 6, 2014
ARA News, October 6, 2014

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市の西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の教練施設(ムシャイリファ地区)など拠点2カ所の近くで爆弾が仕掛けられた車2台が連続して爆発し、人民防衛隊30人以上が死亡した。

爆発は自爆攻撃によるもので、この爆弾テロの他、市内の人民防衛隊検問所でも爆発が起きた。

ARA News(10月6日付)などが伝えた。

ARA News, October 6, 2014
ARA News, October 6, 2014

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヤードゥーダ村を砲撃する一方、ブスラー・シャーム市でシリア軍とジハード主義武装集団の戦闘によると思われる爆発が発生した。

またシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団が、ハーッラ市近郊のタッラト・ジャディーラ、ハーッラ市・ズィムリーン村の軍検問所2カ所を制圧、ズィムリーン村、ジャディーヤ村、サムリーン村一帯でシリア軍、国防隊と交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(10月6日付)によると、ヌスラ戦線やシャーム自由人イスラーム運動などによるタッラト・ハーッラ制圧(「暁と十夜の戦い」)に呼応するかたちで、ハムザ師団が声明を出し、ズィムリーン村一帯の解放を目的とした「ラッバイカ・アッラフンマ・ラッバイカ」の戦いを開始したと発表した。

ズィムリーン村一帯の戦闘には、ハムザ師団のほか、シリア革命家戦線、ムハージリーン・ワ・アンサール旅団、ズー・ヌーリーン旅団が参加しているという。

一方、Champress(10月6日付)によると、サムリーン村、ハーッラ丘、タッル・アラーキーヤ、タファス市・ヤードゥーダ村街道、ジャライン村、アトマーン村周辺で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が反体制武装集団との戦闘の末、ドゥッハーニーヤ町を奪還した。

反体制武装集団はアイン・タルマー村方面に撤退、シリア軍はアイン・タルマー渓谷を地対地ミサイルで追撃するとともに、国防隊とともにドゥッハーニーヤ町周辺やアイン・タルマー渓谷一帯で武装集団と交戦した。

一方、Champress(10月6日付)によると、シリア軍がドゥッハーニーヤ町およびその周辺の治安と安定を回復し、ダマスカス県ジャウバル区への包囲を狭め、ザマルカー交差点を制圧した。

またシリア軍は、カラムーン山地一帯郊外無人地帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アンサール・ディーン戦線(ムハーリジーン・ワ・アンサール軍、シャームの暁イスラーム運動、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線)が、シリア軍、国防隊、バアス大隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人民兵とハンダラート・キャンプ一帯、アレッポ中央刑務所西方で交戦した。

またシリア軍はアレッポ氏ハラク地区を「樽爆弾」で空爆した。

一方、Champress(10月6日付)によると、アレッポ市ライターン地区、カースティールー地区、カーディー・アスカル地区、シャイフ・サイード地区、ザバディーヤ地区、旧市街、ブスターン・バーシャー地区、サイファーン地区、バニー・ザイド地区、アグユール地区、マイサルーン地区、アルド・マッラーフ地区、バーシュカウィー村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサラーキブ市、ルージュ平原を空爆・砲撃した。

一方、Champress(10月6日付)によると、カフルハーヤー村周辺、下カスタン村、シャンナーン村、ハーン・シャイフーン市、タマーニア町、タッル・アース村、カフルジャーリス村、フバイト村、ハザーリーン村、ジャルジャナーズ町、カフル・アイン村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルズィーター市、ラターミナ町を空爆した。

一方、Champress(10月6日付)によると、ズラーキーヤート村、アトシャーン村、シャキーク村、ムーリク市、ラターミナ町、カフルズィーター市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、Champress(10月6日付)によると、ウンム・シャルシューフ村、ジャズル・ガス採掘所近郊、シャーイル山(ハマー県)西部一帯、ジバーブ・ハマド村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, October 6, 2014、AP, October 6, 2014、ARA News, October 6, 2014、Champress, October 6, 2014、al-Hayat, October 7, 2014、Kull-na Shuraka’, October 6, 2014、al-Mada Press, October 6, 2014、Naharnet, October 6, 2014、NNA, October 6, 2014、Reuters, October 6, 2014、SANA, October 6, 2014、UPI, October 6, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:YPJ女性司令官がダーイシュに対して自爆攻撃(2014年10月5日追記)

ARA News(10月6日付)によると、アイン・アラブ市を包囲するダーイシュ(イスラーム国)に対峙する西クルディスタン移行期民政局女性防衛部隊(YPJ)の女性司令官が、同市郊外のムシュタ・ヌール高地にあるダーイシュ拠点に対して自爆攻撃を行い、ダーイシュ戦闘員数十人が死亡した。

ARA News, October 6, 2014
ARA News, October 6, 2014

ARA News, October 6, 2014をもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き:シリア・クルド革命評議会がシリア革命家戦線から脱退(2014年10月5日追記)

ARA News(10月6日付)によると、シリア・クルド革命評議会(クルマラ)軍事司令部は声明を出し、シリア革命家戦線からの脱退を宣言した。

ダーイシュ(イスラーム国)によって包囲されるアレッポ県アイン・アラブ市への援軍派遣要請をシリア革命家戦線が拒否したのが脱退の理由だという。

ARA News, October 6, 2014をもとに作成。

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諸外国の動き:アイン・アラブに隣接するトルコ領内の村に迫撃砲弾が着弾し、5人負傷(2014年10月5日)

『ハヤート』(10月6日付)によると、アイン・アラブ市に面するトルコ領内のシュジュジュ村の民家に迫撃砲弾1発が着弾し、5人が負傷した。

アイン・アラブ市に面するトルコ領内にはここ数日で、ダーイシュ(イスラーム国)と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の戦闘により、迫撃砲弾複数発が着弾し、国境地帯に展開するトルコ軍兵士数名が負傷しているという。

AFP(10月5日付)によると、フランス南東部のマルセイフで、ジハード主義武装集団の戦闘に参加するためにシリアに向かったと思われていた15歳の少女が遺体で発見された。

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パキスタン・ターリバーン運動は犠牲祭(イード・アル=アドハー)に合わせてツイッターを通じて声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)を支援するとの意思を表明した。

ARA News(10月5日付)が伝えた。

AFP, October 5, 2014、AP, October 5, 2014、ARA News, October 5, 2014、Champress, October 5, 2014、al-Hayat, October 6, 2014、Kull-na Shuraka’, October 5, 2014、al-Mada Press, October 5, 2014、Naharnet, October 5, 2014、NNA, October 5, 2014、Reuters, October 5, 2014、SANA, October 5, 2014、UPI, October 5, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き:ヒズブッラーとヌスラが交戦(2014年10月5日)

ナハールネット(10月5日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線がシリア領(ダマスカス郊外県アッサール・ワルド町郊外)からベカーア県バアルベック郡ブリータール村郊外(ナビー・シート村郊外)の無人地帯に潜入し、ヒズブッラー戦闘員の哨所を襲撃した。

ヒズブッラー戦闘員はヌスラ戦線を撃退し、ヌスラ戦線戦闘員数十人を殲滅したが、戦闘でヒズブッラー戦闘員5人が死亡した。

Naharnet, October 5, 2014
Naharnet, October 5, 2014

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NNA(10月5日付)によると、北部県アッカール郡のカビール川流域のドゥバービーヤ村郊外に、シリア領から発射された迫撃砲弾複数発が着弾した。

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レバノン軍は声明を出し、イスラエル軍がシャブアー農場に近いサッダーナ地区のレバノン軍拠点に発砲し、レバノン軍兵士1人が負傷した。

AFP, October 5, 2014、AP, October 5, 2014、ARA News, October 5, 2014、Champress, October 5, 2014、al-Hayat, October 6, 2014、Kull-na Shuraka’, October 5, 2014、al-Mada Press, October 5, 2014、Naharnet, October 5, 2014、NNA, October 5, 2014、Reuters, October 5, 2014、SANA, October 5, 2014、UPI, October 5, 2014などをもとに作成。

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米軍などによるシリア爆撃:アイン・アラブ一帯への爆撃続く(2014年10月5日)

アレッポ県では、『ハヤート』(10月6日付)によると、米国など有志連合は、アイン・アラブ市南東部のムシュタ・ヌール高地一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点7カ所を空爆した。

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ハサカ県では、ARA News(10月6日付)によると、米国など有志連合は、シャダーディー市やハサカ市南部郊外にあるダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, October 5, 2014、AP, October 5, 2014、ARA News, October 5, 2014、October 6, 2014、Champress, October 5, 2014、al-Hayat, October 6, 2014、Kull-na Shuraka’, October 5, 2014、al-Mada Press, October 5, 2014、Naharnet, October 5, 2014、NNA, October 5, 2014、Reuters, October 5, 2014、SANA, October 5, 2014、UPI, October 5, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ヌスラ戦線がダルアーで攻勢(2014年10月5日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線(シャーム自由人イスラーム運動ファトフ・シャーム大隊)などからなる反体制武装集団が、シリア軍との交戦の末、ハーッラ市郊外のハーッラ丘を制圧した。

一方、Champress(10月5日付)によると、ナマル町周辺、タッル・マハッス、ダイル・アダス村・ガバーギブ町街道、アトマーン村、ハーッラ丘、インヒル市、アクラバー村、ウンム・アウサジュ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

ARA News, October 5, 2014
ARA News, October 5, 2014

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市南東部に位置する要衝ムシュタ・ヌール高地を制圧した。

一方、Champress(10月5日付)によると、アレッポ市バーブ・ハディード地区、バニー・ザイド地区、カルーム・アズィーザ地区、ダフラト・アブドゥラブフ地区、ライラムーン地区、ジャンドゥール交差点東部、シャイフ・ルトフィー村、アルド・マッラーフ地区、カフルハムラ村、マンスーラ村、フライターン市、アウラム・クブラー町、カッターン村、ハイヤーン町、ティヤーラ村、サイファーン村周辺、シュカイル村、マアーッラト・アルティーク村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

ARA News, October 5, 2014
ARA News, October 5, 2014

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサクバー市、ダーライヤー市などを「樽爆弾」で空爆する一方、ダーライヤー市でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、Champress(10月5日付)によると、シリア軍がドゥッハーニーヤ町の大部分を制圧した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がムーリク市一帯、カフルズィーター市、ラハーヤー村、フワイジャ村を空爆した。

またムーリク市一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、Champress(10月5日付)によると、ムーリク市、カフルズィーター市、ラターミナ町、アトシャーン村、フバイト村、カスタル・ガーズィー村、フワイジャ村、スカイク村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ラーミー村、マルイヤーン村、サラーキブ市、ハーン・シャイフーン市、ダイル・サンバル村、シャンナーン村、ダーナー市、フバイト村、タマーニア町を空爆し、子供4人を含む8人が死亡した。

一方、Champress(10月5日付)によると、サラーキブ市近郊、ワーディー・ダイフ周辺、ダーナー市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャーム自由人イスラーム運動、ジュンド・アクサーの戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、Champress(10月5日付)によると、ジュッブ・ジャッラーフ町、ラスタン市、ウンム・サフリージュ村、マヌーフ村、ムシャイリファ村、ヒンダーウィー村、ウンム・シャルシューフ村、ヒラーリーヤ村、ダイル・フール村、アルシューナ村、ファーウシャーウィーシュ村、ヒムス市ワアル地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, October 5, 2014、AP, October 5, 2014、ARA News, October 5, 2014、Champress, October 5, 2014、al-Hayat, October 6, 2014、Kull-na Shuraka’, October 5, 2014、al-Mada Press, October 5, 2014、Naharnet, October 5, 2014、NNA, October 5, 2014、Reuters, October 5, 2014、SANA, October 5, 2014、UPI, October 5, 2014などをもとに作成。

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