米主導の有志連合は14日にダイル・ザウル県を中心に10回の爆撃を実施(2016年9月15日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月14日のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は10回で、ブーカマール市近郊(7回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マーリア市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

AFP, September 15, 2016、AP, September 15, 2016、ARA News, September 15, 2016、Champress, September 15, 2016、al-Hayat, September 16, 2016、Iraqi News, September 15, 2016、Kull-na Shuraka’, September 15, 2016、al-Mada Press, September 15, 2016、Naharnet, September 15, 2016、NNA, September 15, 2016、Reuters, September 15, 2016、SANA, September 15, 2016、UPI, September 15, 2016などをもとに作成。

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イスラエル軍が2日連続でクナイトラ県のシリア軍砲台を越境爆撃(2016年9月14日)

クナイトラ県では、SANA(9月14日付)によると、イスラエル軍戦闘機が午後11時半頃、ヘルモン山(シャイフ山)東部のシリア軍の砲台(アイン・ブルジュ地点)に対して越境空爆を実施した、と伝えた。

Reuters, September 14, 2016
Reuters, September 14, 2016

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これに関して、イスラエル軍は声明を出し、14日晩にシリア領内から発射された迫撃砲弾2発が、イスラエル占領下のゴラン高原に着弾したことを受け、イスラエル空軍戦闘機が報復として、シリア軍の迫撃砲発射台複数基を空爆、破壊したと発表した。

シリア領内からの迫撃砲による人的被害はなかったという。

AFP(9月14日付)が伝えた。

AFP, September 14, 2016、AP, September 14, 2016、ARA News, September 14, 2016、Champress, September 14, 2016、al-Hayat, September 15, 2016、Iraqi News, September 14, 2016、Kull-na Shuraka’, September 14, 2016、al-Mada Press, September 14, 2016、Naharnet, September 14, 2016、NNA, September 14, 2016、Reuters, September 14, 2016、SANA, September 14, 2016、UPI, September 14, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍はシャーム自由人イスラーム運動などが米・露による新停戦合意発効後も60件の停戦違反を犯していると指摘しつつ、停戦を48時間延長すると発表(2016年9月14日)

ロシア軍参謀本部のヴィクトル・ポズニヒル少将は、米国・ロシアの新停戦合意が発効した9月12日午後7時以降、停戦違反は60件に達しており、そのほとんどがシャーム自由人イスラーム運動などの反体制武装集団だと指摘した。

しかし、ポズニヒル少将は、「現下の主目的は、「穏健な反体制派」とテロ組織が分離するのを待つことだ」と述べ、米国・ロシアの新停戦合意に従い、48時間の停戦期間延長を行うと発表した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、9月13日に10件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はアレッポ県アンサーリー地区、ラームーサ地区、カースティールー貿易センター一帯、セメント工場一帯(シャイフ・サイード地区)で発生、うちカースティールー貿易センター一帯では、反体制武装集団がシリア赤新月社のチェック・ポイントを攻撃、スタッフ2人が負傷した。

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一方、SANA(9月14日付)は、シリア軍消息筋の話として、米国・ロシアの新停戦合意が発効した9月12日午後7時以降、反体制武装集団による停戦違反件数が13日の段階で36件に達したと伝えた。

違反は、アレッポ県、ハマー県、ヒムス県、ダマスカス国外県、クナイトラ県で発生しているという。

AFP, September 14, 2016、AP, September 14, 2016、ARA News, September 14, 2016、Champress, September 14, 2016、al-Hayat, September 15, 2016、Iraqi News, September 14, 2016、Kull-na Shuraka’, September 14, 2016、al-Mada Press, September 14, 2016、Naharnet, September 14, 2016、NNA, September 14, 2016、Reuters, September 14, 2016、SANA, September 14, 2016、UPI, September 14, 2016などをもとに作成。

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米・露の新停戦合意発効から2日目、一部地域で散発的戦闘が続くものの死者は0人(2016年9月14日)

シリア人権監視団は、米国・ロシアによる新停戦合意が発効から2日目にあたる14日も、前日と同じく、シリア軍と、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)を除く反体制武装集団の間での戦闘は、一部地域での散発的な交戦を除くと確認されず、死者は0人だった、と発表した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市東部、シリア政府の支配下にある同市西部上空にシリア軍戦闘機が複数回にわたって飛来したが、空爆は行われなかった。

しかし、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団の広報部門担当者であるアブー・ウマル氏がツイッターで、ロシア軍戦闘機によってシャーム軍団の拠点を空爆を受けたと主張した。

また、アレッポ県で活動するムスタファー・スライマーンを名のる活動家は、ARA News(9月14日付)に対して、シリア軍戦闘機がアレッポ市南部、西部、カースティールー街道地区、カフルナーハー村、ズルバ村一帯を空爆し、多数の民間人が死傷したと主張した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がハーン・スブル村一帯で少なくとも3発のミサイルを発射し、子供1人を含む2人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はアクラバー村、シャイフ・フサイン丘一帯に少なくとも5発の迫撃砲を撃ち込んだ。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハズラマー村、ナシャービーヤ町を砲撃した。

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ダマスカス郊外県マダーヤー町とイドリブ県フーア氏、カファルヤー町では、国連とシリア赤新月社のチームが、重篤患者、負傷者らの搬出作業を行った。

AFP, September 14, 2016、AP, September 14, 2016、ARA News, September 14, 2016、Champress, September 14, 2016、al-Hayat, September 15, 2016、Iraqi News, September 14, 2016、Kull-na Shuraka’, September 14, 2016、al-Mada Press, September 14, 2016、Naharnet, September 14, 2016、NNA, September 14, 2016、Reuters, September 14, 2016、SANA, September 14, 2016、UPI, September 14, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市郊外のサヌーフ丘一帯をダーイシュから奪取(2016年9月14日)

ダイル・ザウル県では、SANA(9月14日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市西部のサヌーフ丘一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を掃討、同地を制圧した。

またティブニー町では、地元住民がダーイシュと交戦し、戦闘員17人を殲滅した。

一方、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がブガイリーヤ村一帯を空爆、これに対してダーイシュ(イスラーム国)はダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にある県東部のダイル・ハーフィル市、フマイマ村、ウンム・マラー村、ジャニー村、アフマディーヤ村を空爆した。

一方、ARA News(9月14日付)によると、県北西部のアアザーズ市東部に位置するハルジャート村一帯にある反体制武装集団の拠点をダーイシュ(イスラーム国)が攻撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県東部のウカイリバート町、ウンム・ミール村、カスタル村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して空爆を実施した。
一方、ダーイシュはウカイリバート町で若者2人を喫煙のかどでむち打ち刑に処した。

AFP, September 14, 2016、AP, September 14, 2016、ARA News, September 14, 2016、Champress, September 14, 2016、al-Hayat, September 15, 2016、Iraqi News, September 14, 2016、Kull-na Shuraka’, September 14, 2016、al-Mada Press, September 14, 2016、Naharnet, September 14, 2016、NNA, September 14, 2016、Reuters, September 14, 2016、SANA, September 14, 2016、UPI, September 14, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は13日にシリア領内で17回の爆撃を実施(2016年9月14日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月13日のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は17回で、ブーカマール市近郊(1回)、シャッダーディー市近郊(4回)、ラッカ市近郊(4回)、ダイル・ザウル市近郊(3回)、マーリア市近郊(5回)に対して攻撃が行われた。

AFP, September 14, 2016、AP, September 14, 2016、ARA News, September 14, 2016、Champress, September 14, 2016、al-Hayat, September 15, 2016、Iraqi News, September 14, 2016、Kull-na Shuraka’, September 14, 2016、al-Mada Press, September 14, 2016、Naharnet, September 14, 2016、NNA, September 14, 2016、Reuters, September 14, 2016、SANA, September 14, 2016、UPI, September 14, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内での爆撃で民間人を殺害したことを認める(2016年9月13日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月7日から12日までの6日間にシリア領内で実施された空爆によって複数の民間人が巻き添えとなって犠牲となったと発表した。

発表によると、9月7日のダイル・ザウル市近郊での空爆では、非軍用車輌1輌が巻き添えとなり、9月10日のラッカ市近郊での空爆では、複数の民間人が死亡、9月12日のシャッダーディー市近郊での空爆でも、非軍用車輌1輌が破壊されたという。

AFP, September 14, 2016、AP, September 14, 2016、ARA News, September 14, 2016、Champress, September 14, 2016、al-Hayat, September 15, 2016、Iraqi News, September 14, 2016、Kull-na Shuraka’, September 14, 2016、al-Mada Press, September 14, 2016、Naharnet, September 14, 2016、NNA, September 14, 2016、Reuters, September 14, 2016、SANA, September 14, 2016、UPI, September 14, 2016などをもとに作成。

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シリア人権監視団は「シリア内戦」での死者数が30万人を超えたとし、その内訳を発表(2016年9月13日)

シリア人権監視団は、「アラブの春」波及に伴う抗議デモでの最初の犠牲者が出た2011年3月18日から、米国とロシアによる新停戦合意が発効した2016年9月12日までの5年6ヶ月に「シリア内戦」で死亡した犠牲者数が30万人を超えたと発表した。

同監視団によると死者総数は30万1,781人。

その内訳は以下の通り:

  • 民間人:8万6,692人(うち18歳未満の児童が1万5,099人、18歳以上の女性が1万18人)。
  • 武装集団(自由シリア軍ないしは「穏健な反体制派」)、イスラーム主義集団(イスラーム過激派)、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)が主導するシリア民主軍の戦闘員:4万8,766人。
  • シリア軍離反兵:3,593人。
  • シリア軍将兵:5万9,006人。
  • 国防隊、バアス大隊、人民諸委員会、パレスチナ解放軍、シリア民族社会党、アラブ民族護衛隊、アレキサンドレッタ地方解放人民戦線の戦闘員、シャッビーハ、政権内通者:4万1,564人。
  • ヒズブッラー戦闘員:1,321人。
  • イラン、アフガニスタンなどアラブ・アジア諸国出身の外国人シーア派戦闘員、クドス旅団のパレスチナ人戦闘員:5,163人。
  • レバノン、イラク、パレスチナ、ヨルダン、湾岸諸国、北アフリカ諸国、エジプト、イエメン、スーダン、ロシア、中国、欧州諸国、インド、アフガニスタン、チェチェン、コーカサス、米国、オーストラリア、中央アジア出身のイスラーム国、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、トルキスターン・イスラーム党、ジュンド・アクサー機構、ジュンド・シャーム機構、ハドラー大隊、チェチェン・シャームの兵などの外国人戦闘員:5万2,031人。
  • 身元不明:3,645人。

また上記の死者のほか、シリア国内の刑務所の収監者の死者数が推計で約6万人に達し、うち1万4,456人(18歳未満の児童110人と18歳以上の女性53人を含む)が拷問によって死亡したことをシリア人権監視団は確認したという。

なお、ダーイシュが拘置しているとされる民間人および戦闘員約4,500人、シリア軍、親政権武装集団が拉致した捕虜・失踪者約5,000人、反体制武装集団、ダーイシュ、ヌスラ戦線が拉致した人質約2,000人、人民防衛隊に従軍した外国人戦闘員死者数百人は、上記の統計には含まれていない。

また、外国人戦闘員の死者数は7万人以上に及ぶとの推計もあり、シリア人権監視団が確認していない推計死者数を上記の統計データに加えると、死者総数は43万人に及ぶという。 

AFP, September 13, 2016、AP, September 13, 2016、ARA News, September 13, 2016、Champress, September 13, 2016、al-Hayat, September 14, 2016、Iraqi News, September 13, 2016、Kull-na Shuraka’, September 13, 2016、al-Mada Press, September 13, 2016、Naharnet, September 13, 2016、NNA, September 13, 2016、Reuters, September 13, 2016、SANA, September 13, 2016、UPI, September 13, 2016などをもとに作成。

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サウジアラビア外務省「米・ロシアの新停戦合意発効を関心を持って見守る」(2016年9月13日)

サウジアラビア外務省高官は声明を出し、12日に発効した米・ロシアによる新停戦合意に関して、「関心をもって見守っている」としたうえで、「バッシャール・アサド政権とその同盟者たちが合意を遵守することが重要で…、それによってジュネーブ1合意(2012年)、国連安保理決議第2254号に基づくシリア国内での政治プロセスが再開されることになる」と発表した。

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ジョン・ケリー米国務長官は、シリアでの米・ロシアによる新停戦合意の発効に関して、履行の是非を評価することは時期尚早としたうえで「これが統一されたシリアを救う最後のチャンスになるかもしれない」と述べ、すべての当事者に停戦支持を求め。

また、「我々は紛争解決の唯一現実的且つ実施可能な解決策が政治的解決だと考えている」と付言した。

AFP, September 13, 2016、AP, September 13, 2016、ARA News, September 13, 2016、Champress, September 13, 2016、al-Hayat, September 14, 2016、Iraqi News, September 13, 2016、Kull-na Shuraka’, September 13, 2016、al-Mada Press, September 13, 2016、Naharnet, September 13, 2016、NNA, September 13, 2016、Reuters, September 13, 2016、SANA, September 13, 2016、UPI, September 13, 2016などをもとに作成。

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ロシアは「ヌスラ戦線保護を目的とした改ざん」を避けるため米・ロシアの新和平合意の内容公開と国連安保理決議としての採択を提案、米国は「文書の秘密性を保持したい」意向(2016年9月13日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、12日に発効した米・ロシアの新停戦合意に関して「ロシアと米国の空爆からシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の保護を目的とした改善」を防ぐため、詳細な内容を公開し、合意文書の文言を変更しないまま、国連安保理決議として採択し、国際承認することを米国に提案したことを明らかにした。

ラブロフ外務大臣によると、米国側は「文書の秘密性を保持したい」との意向を持っているが、「ロシアには隠し立てするものはない。この合意の記載内容は双方のコンセンサスに基づいている。我々は透明性をもって、合意を完全に履行する」と強調した。

一方、ヌスラ戦線(ファトフ戦線)の処遇に関して、「米国側の確約を疑う理由はないが、現地での進捗状況が我々に懸念を与えている。米国が主導する有志連合はヌスラ戦線を標的にすることを避けている。だから、ロシアはヌスラ戦線をめぐる状況に関して米国と真剣かつ率直に話を行う計画がある」と述べた。

米・ロシアの新停戦合意は、9日のラブロフ外務大臣とジョン・ケリー米国務長官の共同記者会見によると、5つの合意からなり、以下の点を骨子としているとされる。

1. テロリストと「穏健な反体制派」を峻別し、シリア政府と「穏健な反体制派」の間で、空爆、支配領域の変更・拡大の試みなどを含むあらゆる戦闘行為を停止させる。
2. ダーイシュ、ヌスラ戦線が活動する地域での「テロとの戦い」は継続される。
3. イスラーム教の犠牲祭(イード・アドハー)初日にあたる9月12日にシリア軍と「穏健な反体制派」の停戦を発効する。
4. 停戦期間は48時間を単位とし、違反がなければ48時間ずつ随時更新される。
5. 7日間にわたり停戦合意が遵守され、人道支援搬入が保障された場合、米国とロシアは合同実施センター(JIC)を開設し、ダーイシュおよびヌスラ戦線への合同軍事作戦を行う。
6. 米国とロシアが合同軍事作戦を行うと定めた地域では、両国軍のみが作戦を実施する。
7. それ以外の地域ではシリア軍も作戦を実施できる。
8. アレッポ市北部のカースティールー街道を非武装化し、アレッポ市内への人道支援の搬入、住民の移動を保障する。
9. アレッポ市南部のラームーサー地区の回廊についても、シリア政府、「穏健なな反体制派」双方が、アレッポ市内への人道支援、商業物資、住民の移動の安全を保障する。


しかし、ヌスラ戦線と「穏健な反体制派」の峻別の基準や方法、アレッポ市を含む停戦地域への人道支援物資搬入方法や現地での和解プロセス、そして国連主催によるジュネーブでの和平協議再開の方法など、明らかにされていない点が多い。

また、ヌスラ戦線は、ジュネーブ3会議の決裂以降、「穏健な反体制派」との連携を強めており、この動きは、シリア軍によるアレッポ市東部包囲とヌスラ戦線がシャーム・ファトフ戦線に改称によって加速している。

AFP, September 13, 2016、AP, September 13, 2016、ARA News, September 13, 2016、Champress, September 13, 2016、al-Hayat, September 14, 2016、Iraqi News, September 13, 2016、Kull-na Shuraka’, September 13, 2016、al-Mada Press, September 13, 2016、Naharnet, September 13, 2016、NNA, September 13, 2016、Reuters, September 13, 2016、SANA, September 13, 2016、UPI, September 13, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍はアレッポ県におけるダーイシュの拠点都市バーブ市一帯を爆撃(2016年9月13日)

アレッポ県では、ARA News(9月13日付)によると、ロシア軍戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市であるバーブ市の郊外を空爆し、複数の死傷者が出た。

一方、アナトリア通信(9月12日付)によると、トルコ軍と反体制武装集団による「ユーフラテスの盾」作戦でダーイシュ(イスラーム国)が放逐されたジャラーブルス市に帰還した住民の数が1,700人に達した。

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ハサカ県では、ARA News(9月13日付)によると、シャッダーディー市郊外で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イシュラーム国)が戦闘を続け、過去2日の戦闘でダーイシュ戦闘員38人、人民防衛隊隊員9人が死亡した。

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ダルアー県では、ARA News(9月13日付)によると、ヤルムーク川流域一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が、反体制武装集団と交戦した。

AFP, September 13, 2016、Anadolu Ajansı, September 13, 2016、AP, September 13, 2016、ARA News, September 13, 2016、Champress, September 13, 2016、al-Hayat, September 14, 2016、Iraqi News, September 13, 2016、Kull-na Shuraka’, September 13, 2016、al-Mada Press, September 13, 2016、Naharnet, September 13, 2016、NNA, September 13, 2016、Reuters, September 13, 2016、SANA, September 13, 2016、UPI, September 13, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍はアレッポ市北部のカースティールー街道に監視ポストを設置(2016年9月13日)

『ハヤート』(9月14日付)によると、9月12日午後7時に米・ロシアによる新停戦合意発効を受け、ロシア軍がアレッポ市北部のカースティールー街道に監視ポストを設置した。

停戦合意では、同街道一帯を非武装化し、人道支援物資をアレッポ市(東部)に搬入することが取り決められている。

AFP, September 13, 2016、AP, September 13, 2016、ARA News, September 13, 2016、Champress, September 13, 2016、al-Hayat, September 14, 2016、Iraqi News, September 13, 2016、Kull-na Shuraka’, September 13, 2016、al-Mada Press, September 13, 2016、Naharnet, September 13, 2016、NNA, September 13, 2016、Reuters, September 13, 2016、SANA, September 13, 2016、UPI, September 13, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍が、シリア軍による砲撃への報復としてラタキア県北部を越境砲撃(2016年9月13日)

ラタキア県では、ARA News(9月13日付)によると、トルコ軍がカサブ市一帯からのシリア軍の越境砲撃を受け、ただちに報復としてシリア領内への越境砲撃を行ったと発表した。

AFP, September 13, 2016、AP, September 13, 2016、ARA News, September 13, 2016、Champress, September 13, 2016、al-Hayat, September 14, 2016、Iraqi News, September 13, 2016、Kull-na Shuraka’, September 13, 2016、al-Mada Press, September 13, 2016、Naharnet, September 13, 2016、NNA, September 13, 2016、Reuters, September 13, 2016、SANA, September 13, 2016、UPI, September 13, 2016などをもとに作成。

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シリア軍は越境爆撃を行ったイスラエル戦闘機2機を撃墜したと発表、イスラエル軍はこれを否定(2016年9月13日)

軍武装部隊総司令部は声明を出し、13日午前1時、クナイトラ県上空のシリア領空に侵入し、シリア軍拠点に対して空爆を実施したイスラエル空軍戦闘機1機を同県南西部上空で、またイスラエル軍偵察機1機をダマスカス郊外県サアサア町西部上空で撃墜した、と発表した。

声明によると、イスラエル軍無人戦闘機は、クナイトラ県郊外でシリア軍拠点に対して攻撃を強めるシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などの反体制武装集団をあからさまに航空支援するとともに、武器、物資を提供しているという。

また、クッルナー・シュラカー(9月13日付)によると、イスラエル軍が空爆したのは第121旅団基地内の拠点複数カ所で、爆発音が3回にわたって聞こえたという。

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しかし、イスラエル軍報道官はAFP(9月13日付)に対して、シリア領内での空爆を否定した。


AFP, September 13, 2016、AP, September 13, 2016、ARA News, September 13, 2016、Champress, September 13, 2016、al-Hayat, September 14, 2016、Iraqi News, September 13, 2016、Kull-na Shuraka’, September 13, 2016、al-Mada Press, September 13, 2016、Naharnet, September 13, 2016、NNA, September 13, 2016、Reuters, September 13, 2016、SANA, September 13, 2016、UPI, September 13, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は停戦初日の12日にシリア領内で15回の爆撃を実施(2016年9月13日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月12日のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して24回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は15回で、ブーカマール市近郊(1回)、シャッダーディー市近郊(7回)、ラッカ市近郊(5回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, September 13, 2016、AP, September 13, 2016、ARA News, September 13, 2016、Champress, September 13, 2016、al-Hayat, September 14, 2016、Iraqi News, September 13, 2016、Kull-na Shuraka’, September 13, 2016、al-Mada Press, September 13, 2016、Naharnet, September 13, 2016、NNA, September 13, 2016、Reuters, September 13, 2016、SANA, September 13, 2016、UPI, September 13, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍はイドリブ県の国境地帯で女性1人を射殺(2016年9月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍国境警備隊がアイン・バイダー村近郊からトルコ領内に越境しようとした女性に発砲し、射殺した。

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トルコ軍参謀長は声明を出し、8月24日に反体制武装集団とともに開始した「ユーフラテスの盾」作戦により、アレッポ県ジャラーブルス市とラーイー村を結ぶ国境沿いのベルト地帯845平方キロメートルが制圧された、と発表した。

ARA News(9月12日付)が伝えた。

AFP, September 12, 2016、AP, September 12, 2016、ARA News, September 12, 2016、Champress, September 12, 2016、al-Hayat, September 13, 2016、Iraqi News, September 12, 2016、Kull-na Shuraka’, September 12, 2016、al-Mada Press, September 12, 2016、Naharnet, September 12, 2016、NNA, September 12, 2016、Reuters, September 12, 2016、SANA, September 12, 2016、UPI, September 12, 2016などをもとに作成。

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米・ロシアの新停戦合意発効直前までアレッポ市一帯、イドリブ県、クナイトラ県でシリア軍の爆撃、反体制武装集団との戦闘が続く(2016年9月12日)

シリア国内各所では、米・ロシアによる新停戦合意が発効する午後7時まで戦闘が続いた。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、県北部のハドル村一帯で、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦を続けた。

この戦闘で、ヌスラ戦線側は、モロッコ人司令官を含む5人の戦闘員が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市サーフール地区、スッカリー地区、マイサル地区、サラーフッディーン地区、カーディー・アスカル地区、カーティルジー地区、サーリヒーン地区などを「樽爆弾」で空爆し、少なくとも7人が死亡、35人が負傷する一方、シリア政府支配下にあるサアドッラー・ジャービリー公園地区、ハムダーニーヤ地区が反体制武装集団の砲撃を受けた。

アレッポ市外では、戦闘機(所属明示せず)がアナダーン市、マアーッラト・アルティーク村を空爆した。

一方、SANA(9月12日付)によると、アレッポ市アバーラ地区、ザフラー町を反体制武装集団が砲撃し、1人が死亡、17人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタマーニア町、ジスル・シュグール市、ビダーマー町を空爆し、1人が死亡した。

これに対して、ファトフ軍はフーア市を砲撃した。

また、クッルナー・シュラカー(9月12日付)によると、戦闘機(所属明示せず)がマアッラトミスリーン市を空爆し、13人が死亡した。

さらにロシア軍がイドリブ市を空爆し、女性1人と子供2人が死亡した。

一方、SANA(9月12日付)によると、反体制武装集団がフーア市、カファルヤー町を砲撃し、子供1人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市各所を地対地ミサイルと思われる砲弾で攻撃し、1人が死亡、民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)隊員ら5人が負傷した(クッルナー・シュラカー(9月12日付)によると、5人が死亡、20人が負傷)。

またミスラーバー市が砲撃を受け、迫撃砲弾2発が着弾した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカフルシャムス町北部のアンタル丘を「樽爆弾」で空爆、またアクラバー町を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカウカブ村各所を空爆した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクルド山一帯で反体制武装集団と交戦を続けた。


AFP, September 12, 2016、AP, September 12, 2016、ARA News, September 12, 2016、Champress, September 12, 2016、al-Hayat, September 13, 2016、Iraqi News, September 12, 2016、Kull-na Shuraka’, September 12, 2016、al-Mada Press, September 12, 2016、Naharnet, September 12, 2016、NNA, September 12, 2016、Reuters, September 12, 2016、SANA, September 12, 2016、UPI, September 12, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は9~11日の3日間でシリア領内で40回の爆撃を実施(2016年9月12日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月9~11日までの3日間のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

9月9日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して16回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は10回で、シャッダーディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(4回)、ダイル・ザウル市近郊(4回)、マーリア市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

9月10日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して24回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は14回で、シャッダーディー市近郊(3回)、ラッカ市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(8回)、マンビジュ市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

9月11日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して23回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は16回で、シャッダーディー市近郊(9回)、ラッカ市近郊(6回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, September 12, 2016、AP, September 12, 2016、ARA News, September 12, 2016、Champress, September 12, 2016、al-Hayat, September 13, 2016、Iraqi News, September 12, 2016、Kull-na Shuraka’, September 12, 2016、al-Mada Press, September 12, 2016、Naharnet, September 12, 2016、NNA, September 12, 2016、Reuters, September 12, 2016、SANA, September 12, 2016、UPI, September 12, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍はイドリブ県、アレッポ県、ハマー県で爆撃を続ける(2016年9月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がサラーキブ市を空爆し、民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)の隊員多数が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアナダーン市、フライターン市を「樽爆弾」で空爆、また戦闘機(所属明示せず)がアルド・マッラーフ地区農場一帯を空爆した。

アレッポ市でも、戦闘機がサーリヒーン地区を空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタイバト・イマーム市を「樽爆弾」で空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(9月11日付)によると、ジュンド・アクサー機構がカウカブ村を制圧した。

一方、SANA(9月11日付)によると、シリア軍がマアーン村、スーラーン町、マアルダス村北部および西部、タイバト・イマーム市、ムーリク市、ハラファーヤー市、ラターミナ町、カフルズィーター市、ナースィリーヤ丘でファトフ軍の拠点を空爆・砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カッバーナ町一帯での戦闘で、シリア軍を支援する砂漠の鷹旅団の司令官が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラスタン市農場地帯、ファルハーニーヤ村を「樽爆弾」で空爆した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍た地対地ミサイルと思われる砲弾でドゥーマー市を攻撃し、4人が死亡した。

シリア軍はまたバイト・サワー村・ミスラーバー市間の街道一帯を攻撃した。

これに対して、反体制武装集団はダーヒヤト・アサド町を砲撃した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、県北部一帯でシリア軍と「南部カーディスィーヤ」の戦いを行うジハード主義武装集団などの反体制武装集団が戦闘を続け、シリア軍兵士9人が死亡した。

一方、SANA(9月11日付)によると、シリア軍が県北部のハムリーヤ丘一帯、アマル農場一帯でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の拠点に対して重点的な攻撃を加えた。

これに対して、反体制武装集団はハドル村を砲撃し、住宅などが被害を受けた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアクラバー町・マール村・カフルシャムス町・ハーッラ市を結ぶ街道一帯を空爆した。

一方、SANA(9月11日付)によると、シリア軍がダルアー市バハール地区、ダム街道地区、アバーズィード地区でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、9月10日に6件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1199件。

AFP, September 11, 2016、AP, September 11, 2016、ARA News, September 11, 2016、Champress, September 11, 2016、al-Hayat, September 12, 2016、Iraqi News, September 11, 2016、Kull-na Shuraka’, September 11, 2016、al-Mada Press, September 11, 2016、Naharnet, September 11, 2016、NNA, September 11, 2016、Reuters, September 11, 2016、SANA, September 11, 2016、UPI, September 11, 2016などをもとに作成。

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ヒムス県東部でシリア軍とダーイシュが交戦(2016年9月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がフワイスィース村、ジャズル油田一帯、スフナ市、タイバ村、アーラーク村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

一方、SANA(9月11日付)によると、シリア軍がタドムル市南部郊外、スフナ市、アーラーク村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(9月11日付)によると、シリア軍がサミーア村・東ムライハ町(ダルアー県)でダーイシュ(イスラーム国)を要撃し、車輌を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(9月11日付)によると、シリア軍がスフーフ丘でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, September 11, 2016、AP, September 11, 2016、ARA News, September 11, 2016、Champress, September 11, 2016、al-Hayat, September 12, 2016、Iraqi News, September 11, 2016、Kull-na Shuraka’, September 11, 2016、al-Mada Press, September 11, 2016、Naharnet, September 11, 2016、NNA, September 11, 2016、Reuters, September 11, 2016、SANA, September 11, 2016、UPI, September 11, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県北部のダーイシュ拠点を越境砲撃・爆撃(2016年9月10日)

アレッポ県では、ARA News(9月10日付)によると、トルコ軍が県北部のジャーリズ村、ヤフムール村、タッル・フサイン村、バラーギダ村一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して激しい越境砲撃・空爆を行った。

ARA News(9月11日付)によると、トルコ軍の攻撃でダーイシュ戦闘員20人が死亡したという。

AFP, September 10, 2016、AP, September 10, 2016、ARA News, September 10, 2016、September 11, 2016、Champress, September 10, 2016、al-Hayat, September 11, 2016、Iraqi News, September 10, 2016、Kull-na Shuraka’, September 10, 2016、al-Mada Press, September 10, 2016、Naharnet, September 10, 2016、NNA, September 10, 2016、Reuters, September 10, 2016、SANA, September 10, 2016、UPI, September 10, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線、自由シリア軍南部戦線、そしてイスラエル空軍がクナイトラ県のシリア軍拠点への攻撃を激化(2016年9月10日)

クナイトラ県では、SANA(9月10日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)が、イスラエル軍戦闘機の航空支援を受けて、ハドル村、アフマル丘に一帯にある拠点にあるシリア軍拠点複数カ所を攻撃した。

シリア軍は人民防衛諸集団の支援を受け応戦し、これを撃退したという。

これに関して、シリア人権監視団、クッルナー・シュラカー(9月10日付は、ヌスラ戦線、シャームの剣旅団、自由シリア軍南部戦線所属組織がダマスカス郊外県西グータ地方の解囲に向けた「南部カーディスィーヤ」の戦いの開始を宣言し、県北部のシリア軍拠点に対して攻撃を激化させ、ハムリーヤ村一帯を制圧したと伝えた。

ARA News(9月10日付)によると、反体制武装集団が制圧したのはハムリーヤ村近郊のシリア軍中隊基地三カ所。

ヌスラ戦線らはまた、ハーン・アルナバ市一帯を砲撃、対するシリア軍はトゥルナジャ村、ジュャバーター・ハシャブ村を砲撃し応戦した。

SANA、クッルナー・シュラカー、ARA News(9月10日付)などによると、この戦闘のさなか、イスラエル軍戦闘機は、シリア領内の砲座複数カ所を空爆した。

クッルナー・シュラカーによると、イスラエル軍が空爆を実施したのはブルーラインに近いハドル村、バアス市近郊のシリア軍拠点複数カ所。

Kull-na Shuraka', September 10, 2016
Kull-na Shuraka’, September 10, 2016

これに関して、イスラエル軍は声明を出し、シリア軍と反体制武装集団の砲撃戦によって、イスラエル占領下のゴラン高原に砲撃が及んだことへの報復として空爆を実施したと発表した。

なお、イスラエル軍は7日夜にも、クナイトラ県ゴラン高原のブルーラインに近くのシリア軍の拠点複数カ所に対して同様の理由で砲撃を行ったと発表していた。

AFP, September 10, 2016、AP, September 10, 2016、ARA News, September 10, 2016、Champress, September 10, 2016、al-Hayat, September 11, 2016、Iraqi News, September 10, 2016、Kull-na Shuraka’, September 10, 2016、al-Mada Press, September 10, 2016、Naharnet, September 10, 2016、NNA, September 10, 2016、Reuters, September 10, 2016、SANA, September 10, 2016、UPI, September 10, 2016などをもとに作成。

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反体制武装集団(イスラーム軍)が前日に引き続きダマスカス県マッザ区などを砲撃する一方、ロシア軍と思われる戦闘機がイドリブ市中心街を爆撃し50人死亡(2016年9月10日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マッザ86地区とアッシュ・ウルール地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲が着弾し、複数の住人が負傷した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(9月10日付)によると、イドリブ市中心街の市場が空爆を受け、49人が死亡、100人以上が負傷した

ARA News(9月10日付)によると、ARA News(9月10日付)によると、空爆を実施したのはロシア軍戦闘機で、25人が死亡、30人が負傷したという。

また、シリア人権監視団によると、死者は58人。

一方、SANA(9月10日付)によると、シリア軍がサルジャ村、マクバラ村、ナージヤ村でファトフ軍と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアレッポ市マイサル地区、スッカリー地区(クドス病院一帯)、ハラービラ地区、カーディー・アスカル地区、サーリヒーン地区、フィルドゥース地区、マルジャ地区、バーブ・ハディード地区、バーブ・ナスル地区、カッラーサ地区、ブスターン・カスル地区を空爆し、多数が死傷した。

戦闘機はまたカフルナーハー村を空爆した。

一方、SANA(9月10日付)によると、シリア軍が反体制武装集団と交戦の末、アレッポ市南部アーミリーヤ地区内の4ブロックを新たに制圧した。

シリア軍はまた、フライターン市、アルド・マッラーフ地区農場地帯、ハーン・トゥーマーン村一帯を空爆した。

これに対して、反体制武装集団はアレッポ市マシャーリカ地区、サイイド・アリー地区を砲撃し、4人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がザバダーニー市東部の山岳地帯を空爆、またシリア軍がマダーヤー町を狙撃した、

さらにドゥーマー市でも戦闘機が空爆を行い、4人が死亡した。

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ハマー県では、ARA News(9月10日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市を砲撃し、反体制武装集団戦闘員2人を含む6人が死亡した。

一方、SANA(9月10日付)によると、シリア軍がウカイリバート町、マアルダス村西部、スーラーン市、カウカブ村西部、マアーン村北部、バッザーム丘、フライフィル丘、ナースィリーヤ丘、ラターミナ町南部でファトフ軍と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(9月10日付)によると、シリア軍がダルアー市シャーミー農場北部、ダーイル町東部、西ガーリヤ村橋北西部で、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、9月9日に7件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1193件。

AFP, September 10, 2016、AP, September 10, 2016、ARA News, September 10, 2016、Champress, September 10, 2016、al-Hayat, September 11, 2016、Iraqi News, September 10, 2016、Kull-na Shuraka’, September 10, 2016、al-Mada Press, September 10, 2016、Naharnet, September 10, 2016、NNA, September 10, 2016、Reuters, September 10, 2016、SANA, September 10, 2016、UPI, September 10, 2016などをもとに作成。

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ダイル・ザウル市一帯でシリア軍とダーイシュの戦闘続く(2016年9月10日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ブガイリーヤ村でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、シリア軍が同地一帯を空爆した。

またダーイシュはダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区を砲撃し、複数人が死傷した。

一方、SANA(9月10日付)によると、シリア軍がサルダ山一帯、ダイル・ザウル市南部のパノラマ交差点一帯、第137連隊基地一帯、バルーク丘西部でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

これに対して、ダーイシュはダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区を砲撃し、7人が死亡した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(9月10日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令官の一人でサラージカ旅団司令官のハーニー・ムッラー氏がラッカ市北部のハマーム・トゥルクマーン村でのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で負傷し、死亡した。

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ヒムス県では、SANA(9月10日付)によると、シリア軍がシャーイル油田一帯、第3石油輸送ステーション(T3)一帯、フナイフィース村、ムシャイリファ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, September 10, 2016、AP, September 10, 2016、ARA News, September 10, 2016、Champress, September 10, 2016、al-Hayat, September 11, 2016、Iraqi News, September 10, 2016、Kull-na Shuraka’, September 10, 2016、al-Mada Press, September 10, 2016、Naharnet, September 10, 2016、NNA, September 10, 2016、Reuters, September 10, 2016、SANA, September 10, 2016、UPI, September 10, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県北部でのダーイシュとの戦闘でトルコ軍兵士3人死亡(2016年9月9日)

アレッポ県では、アナトリア通信(9月9日付)によると、県北部のハワー丘一帯(ラーイー村北東部)でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で、トルコ軍兵士3人が死亡した。

AFP, September 9, 2016、Anadolu Ajansı, September 9, 2016、AP, September 9, 2016、ARA News, September 9, 2016、Champress, September 9, 2016、al-Hayat, September 10, 2016、Iraqi News, September 9, 2016、Kull-na Shuraka’, September 9, 2016、al-Mada Press, September 9, 2016、Naharnet, September 9, 2016、NNA, September 9, 2016、Reuters, September 9, 2016、SANA, September 9, 2016、UPI, September 9, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市東部と同市南部郊外を結ぶラームーサ地区の街道を開放し、住民の往来を許可(2016年9月9日)

アレッポ県では、イフバーリーヤ・チャンネル(9月9日付)は、シリア軍がアレッポ市東部地区とアレッポ市南部郊外を結ぶラームーサ地区の街道の安全を確保し、「数時間中に」同街道を再開し、住民の通行を許可すると報じた。

これに関して、シリア人権監視団は、シリア軍がラームーサ地区の街道を再開したとしたうえで、「2日以内に」同街道が完全開放されると発表した。

しかし、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、アレッポ市シャイフ・サイード地区、ラームーサ地区を空爆、またヘリコプターがハンダラート・キャンプ一帯を「樽爆弾」で空爆した。

さらに戦闘機はアレッポ市サラーフッディーン地区を空爆市、子供4人を含む9人が死亡、またアナダーン市、ハイヤーン町、バヤーヌーン町一帯、カフルナーハー村も空爆を受けた。

一方、SANA(9月9日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市サラーフッディーン地区を砲撃し、7人が死亡した。

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ダマスカス県では、SANA(9月9日付)によると、イスラーム軍が撃った迫撃砲弾2発がマッザ区に着弾し、4人が負傷、住居複数棟が被害を受けた。

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ダマスカス郊外県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がリーハーン農場、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ラタキア県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍が県北部のアイン・カンタラ村、ナフシャッバー村、ラシャー丘、ウワイザラート丘、ダフラト・アブー・アスアド村、カトフ峰を、反体制武装集団と交戦の末に制圧した。

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ヒムス県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がタドムル市南部郊外、スフナ市南部郊外、カスル・ハラーバート村東部、ハシャービーヤ村、ファースィダ村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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イドリブ県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がトゥウーム村、ハーン・シャイフーン市でファトフ軍の拠点に対して攻撃を行った。

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ダルアー県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がダルアー市バジャービジャ地区、ブスラー・シャーム市・ザイディー渓谷間でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(9月9日付)によると、シリア軍がダーイル町を空爆し、4人が死亡した。

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ハマー県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がスーラーン市、ムーリク市でファトフ軍拠点を空爆した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、9月8日に6件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1186件。

AFP, September 9, 2016、AP, September 9, 2016、ARA News, September 9, 2016、Champress, September 9, 2016、al-Hayat, September 10, 2016、al-Ikhbariya, September 9, 2016、Iraqi News, September 9, 2016、Kull-na Shuraka’, September 9, 2016、al-Mada Press, September 9, 2016、Naharnet, September 9, 2016、NNA, September 9, 2016、Reuters, September 9, 2016、SANA, September 9, 2016、UPI, September 9, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がダイル・ザウル市一帯でダーイシュと交戦するなか、有志連合は同市近郊のマヤーディーン市への爆撃を予告するビラを散布、住民に避難を呼びかける(2016年9月9日)

ダイル・ザウル県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がジャフラ村、ハトラ村、サルダ山一帯、ブガイリーヤ村、バルーク丘西部、でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

シリア軍はまた、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、ハミーディーヤ地区、ウルフィー地区、工業地区でダーイシュ拠点を砲撃した。

一方、クッルナー・シュラカー(9月9日付)によると、有志連合がマヤーディーン市に同市一帯の橋に対して空爆を実施すると警告するビラを散布、住民に空爆対象地域から退避するよう呼びかけた。

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ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州は、ヨルダン国内の基地で教練を受けた「背教者覚醒評議会のメンバー」(新シリア軍の戦闘員)を斬首する画像をインターネットを通じて公開した。

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アレッポ県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部郊外の航空士官学校一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, September 9, 2016、AP, September 9, 2016、ARA News, September 9, 2016、September 10, 2016、Champress, September 9, 2016、al-Hayat, September 10, 2016、Iraqi News, September 9, 2016、Kull-na Shuraka’, September 9, 2016、al-Mada Press, September 9, 2016、Naharnet, September 9, 2016、NNA, September 9, 2016、Reuters, September 9, 2016、SANA, September 9, 2016、UPI, September 9, 2016などをもとに作成。

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NATOのストルテンベルグ事務総長はトルコの自衛権に理解を示しつつも、「ユーフラテスの盾」作戦への参加の可能性を否定(2016年9月9日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣はアンカラでNATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長と会談した。

『ハヤート』(9月10日付)によると、ストルテンベルグ事務総長は、トルコ軍と反体制武装集団による「ユーフラテスの盾」作戦に関して、トルコの自衛権に理解を示しつつも、NATO軍がシリア北部での軍事作戦に参加する可能性は否定し、ダーイシュ(イスラーム国)に対するNATO軍の作戦は航空作戦、諜報活動に限定されると述べた。

また「シリア情勢は非常に複雑で困難だ…。テロとの戦いを強化するため、NATO諸国の軍隊を展開させるのではなく、地元の部隊を教練するべき」と付言した。

これに対してチャヴシュオール外務大臣は、NATOの航空支援があれば、ラッカ市およびモスル市からダーイシュを排除することは可能だとしたうえで、シリア北部に「飛行禁止空域」を設置し、アレッポ県ジャラーブルス市に帰還した難民を保護すべきだと主唱した。

AFP, September 9, 2016、AP, September 9, 2016、ARA News, September 9, 2016、Champress, September 9, 2016、al-Hayat, September 10, 2016、Iraqi News, September 9, 2016、Kull-na Shuraka’, September 9, 2016、al-Mada Press, September 9, 2016、Naharnet, September 9, 2016、NNA, September 9, 2016、Reuters, September 9, 2016、SANA, September 9, 2016、UPI, September 9, 2016などをもとに作成。

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米国・ロシアが、ダーイシュ、ヌスラ戦線に対する「テロとの戦い」での合同軍事作戦実施に向けてシリア国内での停戦で合意(2016年9月9日)

米国のジョン・ケリー国務長官とロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はシリア国内でのダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)に対する「テロとの戦い」や、アレッポ市などへの人道支援への対応を協議するため、スイスのジュネーブで直接会談し、停戦にかかる新たな合意を交わしたと発表した。

会談後にスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と三人で共同記者会見を行ったケリー国務長官とラブロフ外務大臣の発表によると、新たな停戦合意は5つの文書からなり、その骨子は以下の通り:

1. テロリストと「穏健な反体制派」を峻別し、シリア政府と「穏健な反体制派」の間で、空爆、支配領域の変更・拡大の試みなどを含むあらゆる戦闘行為を停止させる。
2. ダーイシュ、ヌスラ戦線が活動する地域での「テロとの戦い」は継続される。
3. イスラーム教の犠牲祭(イード・アドハー)初日にあたる9月12日にシリア軍と「穏健な反体制派」の停戦を発効する。
4. 停戦期間は48時間を単位とし、違反がなければ48時間ずつ随時更新される。
5. 7日間にわたり停戦合意が遵守され、人道支援搬入が保障された場合、米国とロシアは合同実施センター(JIC)を開設し、ダーイシュおよびヌスラ戦線への合同軍事作戦を行う。
6. 米国とロシアが合同軍事作戦を行うと定めた地域では、両国軍のみが作戦を実施する。
7. それ以外の地域ではシリア軍も作戦を実施できる。
8. アレッポ市北部のカースティールー街道を非武装化し、アレッポ市内への人道支援の搬入、住民の移動を保障する。
9. アレッポ市南部のラームーサー地区の回廊についても、シリア政府、「穏健なな反体制派」双方が、アレッポ市内への人道支援、商業物資、住民の移動の安全を保障する。

AFP, September 9, 2016、AP, September 9, 2016、ARA News, September 9, 2016、Champress, September 9, 2016、al-Hayat, September 10, 2016、Iraqi News, September 9, 2016、Kull-na Shuraka’, September 9, 2016、al-Mada Press, September 9, 2016、Naharnet, September 9, 2016、NNA, September 9, 2016、Reuters, September 9, 2016、SANA, September 9, 2016、UPI, September 9, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は8日にシリア領内で9回の爆撃を実施(2016年9月9日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月8日のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して14回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は9回で、アイン・イーサー市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(6回)、マーリア市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, September 9, 2016、AP, September 9, 2016、ARA News, September 9, 2016、Champress, September 9, 2016、al-Hayat, September 10, 2016、Iraqi News, September 9, 2016、Kull-na Shuraka’, September 9, 2016、al-Mada Press, September 9, 2016、Naharnet, September 9, 2016、NNA, September 9, 2016、Reuters, September 9, 2016、SANA, September 9, 2016、UPI, September 9, 2016などをもとに作成。

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