デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表「アレッポ市東部への人道支援は我々の仕事」(2016年7月29日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣が28日にアレッポ市東部に対して「大規模な人道作戦」を行うと発表したことに関して、「ロシアが(人道上局を改善する)用意があることを理解している…が、国連の人道関係の専門家は何をするべきか熟知しており、また必要な経験も積んでいる…。これ(状況改善)は我々の仕事だ」と述べた。

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ロシアのゲンナージー・ガティロフ外務次官、米国のマイケル・ラトニー・シリア問題担当特使ら米国・ロシア両国の高官がスイスの首都ジュネーブでシリア情勢への対応について協議を続けた。

『ハヤート』(7月30日付)によると、両者は、シリア国内の反体制派の拠点に関する情報を交わしており、ガティロフ外務次官によると、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)とそれ以外のいわゆる「穏健な反体制派」の支配地域を画定する作業を進めているという。

AFP, July 29, 2016、AP, July 29, 2016、ARA News, July 29, 2016、Champress, July 29, 2016、al-Hayat, July 30, 2016、Iraqi News, July 29, 2016、Kull-na Shuraka’, July 29, 2016、al-Mada Press, July 29, 2016、Naharnet, July 29, 2016、NNA, July 29, 2016、Reuters, July 29, 2016、SANA, July 29, 2016、UPI, July 29, 2016などをもとに作成。

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ケリー米国務長官「アレッポ市でのロシアの人道支援策にごまかしがあれば、両国の協力関係は崩壊する」(2016年7月29日)

ジョン・ケリー米国務長官は、シリア軍によるアレッポ市東部の包囲に関して、「アレッポ市でのロシアの人道支援策にごまかしがあれば、(米国とロシアの)協力が完全に崩壊する脅威となるだろう」と牽制した。

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フランス外務省報道官は、シリア軍がアレッポ市東部と外界を結ぶ人道回廊を3カ所開設したことに関して、「事態に対する実効的解決策」でないと批判した。

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トルコ外務省は声明を出し、「テロとの戦い」や戦闘行為中止合意などと称して行われているシリア軍およびその同盟者たちのアレッポ市東部の包囲は…遺憾で決して受け入れられない」と非難した。

AFP, July 29, 2016、AP, July 29, 2016、ARA News, July 29, 2016、Champress, July 29, 2016、al-Hayat, July 30, 2016、Iraqi News, July 29, 2016、Kull-na Shuraka’, July 29, 2016、al-Mada Press, July 29, 2016、Naharnet, July 29, 2016、NNA, July 29, 2016、Reuters, July 29, 2016、SANA, July 29, 2016、UPI, July 29, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省次官「我々はテロリストが人質にとっている住民や武器を棄てた人々に支援を届けるため何でも行う用意がある」(2016年7月29日)

ロシア国防省のアナトリー・アントノフ次官は、「アレッポ市におけるロシアのオペレーションは純粋に人道的なものだ…。我々はテロリストが人質にとっている住民や武器を棄てた人々に支援を届けるため何でも行う用意がある」と述べた。

AFP, July 29, 2016、AP, July 29, 2016、ARA News, July 29, 2016、Champress, July 29, 2016、al-Hayat, July 30, 2016、Iraqi News, July 29, 2016、Kull-na Shuraka’, July 29, 2016、al-Mada Press, July 29, 2016、Naharnet, July 29, 2016、NNA, July 29, 2016、Reuters, July 29, 2016、SANA, July 29, 2016、UPI, July 29, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は28日にダーイシュが籠城するマンビジュ市に対して過去最大規模の爆撃を実施したと発表(2016年7月29日)

米中央軍(CENTCOM)は、7月28日のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

同発表によると、有志連合はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して31回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は22回で、シャッダーディー市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(19回)、マーリア市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

AFP, July 29, 2016、AP, July 29, 2016、ARA News, July 29, 2016、Champress, July 29, 2016、al-Hayat, July 30, 2016、Iraqi News, July 29, 2016、Kull-na Shuraka’, July 29, 2016、al-Mada Press, July 29, 2016、Naharnet, July 29, 2016、NNA, July 29, 2016、Reuters, July 29, 2016、SANA, July 29, 2016、UPI, July 29, 2016などをもとに作成。

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ロシアのショイグ国防大臣はシリア軍の包囲を受け反体制派が籠城するアレッポ市東部に対して「大規模な人道作戦」を行うと発表(2016年7月28日)

ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は、アレッポ市東部に対して「大規模な人道作戦」を行うと発表した。

同大臣によると、アレッポ市東部と外界を結ぶ第4の人道回廊が近く、アレッポ市北部のカースティールー街道に設置され、「武装集団の安全な通行」(退去)も認められるという。

AFP, July 29, 2016、AP, July 29, 2016、ARA News, July 29, 2016、Champress, July 29, 2016、al-Hayat, July 30, 2016、Iraqi News, July 29, 2016、Kull-na Shuraka’, July 29, 2016、al-Mada Press, July 29, 2016、Naharnet, July 29, 2016、NNA, July 29, 2016、Reuters, July 29, 2016、SANA, July 29, 2016、UPI, July 29, 2016などをもとに作成。

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米中央軍のオースティン司令官「ヌスラ戦線はたとえ名前を変えたとしても、アル=カーイダの一派で有り続ける」(2016年7月28日)

米中央軍司令官のロイド・オースティン陸軍大将は、シャームの民のヌスラ戦線がアル=カーイダとの関係解消を発表したことに関して、「ヌスラ戦線はたとえ名前を変えたとしても、アル=カーイダの一派で有り続ける」と述べた。

ARA News(7月29日付)が伝えた。

AFP, July 28, 2016、AP, July 28, 2016、ARA News, July 28, 2016、July 29, 2016、Champress, July 28, 2016、al-Hayat, July 29, 2016、Iraqi News, July 28, 2016、Kull-na Shuraka’, July 28, 2016、al-Mada Press, July 28, 2016、Naharnet, July 28, 2016、NNA, July 28, 2016、Reuters, July 28, 2016、SANA, July 28, 2016、UPI, July 28, 2016などをもとに作成。

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サウジアラビア、カタール、トルコが支援するイスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動は、ヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消に歓迎の意を表明(2016年7月28日)

リヤド最高交渉委員会に参加し、サウジアラビアが支援するイスラーム軍はイスラーム・アッルーシュ報道官を通じて声明を出し、シャームの民のヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消に関して、「シリア国民の利益に資する」「この関係解消がシャーム・ファトフ戦線(ヌスラ戦線)戦闘員が準じてきた軍学に影響を及ぼすものではないと考える」と歓迎の意を示した。

またアッルーシュ報道官は、断絶だけでは「依然不十分」だとしたうえで、「革命発生当初から国民が切望してきたにもかかわらず、各派の統合を阻害する内外の障害がさまざまな側面において存在している」と付言した。

一方、ファトフ軍に参加するアジュナード・シャーム・イスラーム連合は、アブー・ハムザ・ハマウィー総司令官が声明を出し、ヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消を「ジハードに資する」「良い影響をもたらす措置」とし、それが「各派とシャーム・ファトフ戦線との統合に向けた対話」を促すだろうとの見方を示した。

AFP, July 28, 2016、AP, July 28, 2016、ARA News, July 28, 2016、Champress, July 28, 2016、al-Hayat, July 29, 2016、Iraqi News, July 28, 2016、Kull-na Shuraka’, July 28, 2016、July 29, 2016、al-Mada Press, July 28, 2016、Naharnet, July 28, 2016、NNA, July 28, 2016、Reuters, July 28, 2016、SANA, July 28, 2016、UPI, July 28, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は有志連合の爆撃支援を受け、マンビジュ市でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年7月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)が籠城を続けるマンビジュ市一帯を空爆、また同地では西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュとの戦闘を続けた。

有志連合の空爆はマンビジュ市郊外のガンドゥーラ地区にもおよび、複数の死傷者が出たという。

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スワイダー県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がラーミー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ハマー県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍が県東部のクライブ・サウル村一帯、ティバーラト・ディーバ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(7月28日付)によると、県東部のタリーラ保護区などでダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がマリーイーヤ村東部、ジャフラ村北部、サルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆、またダイル・ザウル市ハウィーカ地区などでダーイシュと交戦した。

AFP, July 28, 2016、AP, July 28, 2016、ARA News, July 28, 2016、Champress, July 28, 2016、al-Hayat, July 29, 2016、Iraqi News, July 28, 2016、Kull-na Shuraka’, July 28, 2016、al-Mada Press, July 28, 2016、Naharnet, July 28, 2016、NNA, July 28, 2016、Reuters, July 28, 2016、SANA, July 28, 2016、UPI, July 28, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市北部のバニー・ザイド地区を完全制圧(2016年7月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、親政権民兵、アラブ系・アジア系の民兵が27日夜から28日朝にかけて、アレッポ市北部のバニー・ザイド地区を総攻撃するとともに、ロシア軍とシリア軍の戦闘機、ヘリコプターが同地を激しく空爆、同地区を完全制圧した。

この戦闘で、シリア軍側兵士38人を含む215人が死亡したという。

また、SANA(7月28日付)も、シリア軍が予備部隊の支援を受け、アレッポ市北部のバニー・ザイド市で反体制武装集団の掃討を完了し、同地を完全制圧したと伝えた。

SANA, July 28, 2016
SANA, July 28, 2016

また、アレッポ市アシュラフィーヤ地区などでは、シリア軍によるバニー・ザイド地区完全制圧を祝うデモ、行進が行われたと伝えた。

SANA, July 28, 2016
SANA, July 28, 2016

このほかアレッポ市北東部では、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室に所属するヌールッディーン・ザンキー運動のアンマール・シャアバーン司令官がシリア軍との戦闘で死亡したという。

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クナイトラ県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がバアス市南東部のバイダ村でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃した。

これに対して、ヌスラ戦線はハーン・アルナバ市南部地区を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がダルアー市難民キャンプ地区、バジャービジャ地区でシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

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ハマー県では、SANA(7月28日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団がザーラ村郊外の火力発電所を攻撃、シリア軍がこれを撃退した。

シリア軍はまた、ラターミナ町、ムーリク市、スカイク村一帯、ヒルブナフサ村で反体制武装集団拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がブルジュ・カーイー村でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を空爆した。

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ダマスカス県では、SANA(7月28日付)によると、イスラーム軍が旧市街カイマリーヤ地区を砲撃し、2人が負傷した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、7月27日に7件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は841件。

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ウィキリークスは米国がサウジアラビアに対してシャーム自由人イスラーム運動幹部の排除を求めることを示す文書を公開(2016年7月28日)

ウィキリークスは、サウジアラビア外務省の極秘文書60点以上を公開、米国がサウジアラビア政府に対して、イスラーム戦線の複数の指導者を排除するよう要請していたことを明らかにした。

公開された極秘文書1点のなかで、「米国が、ハッサーン・アッブード・アブー・アブドゥッラー・ハマウィー氏、アフマド・イーサー・ザカリヤー・シャイフ氏に代表されるイスラーム戦線幹部の一部を排除するとともに、ムハマド・ザフラーン・アブドゥッラー・アッルーシュ氏についてはイスラーム戦線指導部に残留させることを望んでおり、これを秘密裏に完了したことを伝える」と書かれている。

イスラーム戦線は、2013年12月にサウジアラビアの後援を受け結成された軍事連合組織で、シャーム自由人イスラーム運動、タウヒード旅団、イスラーム軍、クルド・イスラーム戦線、シャームの鷹旅団(2015年2月にシャーム自由人イスラーム運動と完全統合)、アンサール・シャーム大隊が参加した。

米国が排除を望んだ2人はいずれもシャーム自由人イスラーム運動幹部で、残留を黙認するとしたのはイスラーム軍幹部。

なお、この文書が交わされたのち(2014年9月10日)、イドリブ県ラーム・ハムダーン村でシャーム自由人イスラーム運動の幹部を狙った爆破事件が発生し、幹部多数が死亡した。

ARA News(7月28日付)が伝えた。

ARA News, July 28, 2016
ARA News, July 28, 2016

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アサド大統領は米平和委員会の使節団と会談(2016年7月28日)

アサド大統領はシリアを訪問中の米平和委員会の使節団(ヘンリー・ローウェンドルフ団長)とダマスカスで会談した。

SANA(7月28日付)が伝えた。

SANA, July 28, 2016
SANA, July 28, 2016

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英仏外相は、ヌスラ戦線やアレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団が籠城するアレッポ市東部街区に対するシリア軍の包囲解除を要求(2016年7月28日)

英国のボリス・ジョンソン外務大臣とフランスのジャン=マルク・エロー外務大臣は、共同声明を出し、シリア政府およびその同盟者に対して、アレッポ市北部のカースティール街道、ライラムーン地区、バニー・ザイド地区を制圧したシリア軍によるアレッポ市東部街区の即時包囲解除するよう求めた。

シリア軍の包囲を受けるアレッポ市東部街区には30万人が居住しているとされ、シャームの民のヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団が包囲解除のため抗戦を続けている。

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アレッポ市北部のバニー・ザイド地区をシリア軍とYPG主体のシリア民主軍が挟撃し、ヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団は同地の建物群多数を喪失(2016年7月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団が籠城するアレッポ市東部街区(サーフール地区、アンサーリー地区)に対して、シリア軍が空爆、砲撃を行い、民間人16人が死亡した。

ARA News(7月27日付)によると、アレッポ市サーフール地区に対する空爆はロシア軍によるものだという。

またシリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が反体制武装集団支配下のアレッポ市ブスターン・カスル地区、ハイダリーヤ地区、サーフール地区、マサーキン・ハナーヌー地区、スッカリー地区、フィルドゥース地区を空爆し、住民6人が死亡した。

さらにアレッポ市都区部のバニー・ザイド地区、ライラムーン地区、カースティールー街道一帯での戦闘で、ジハード主義武装集団戦闘員1人とシリア軍兵士1人が死亡した。

一方、ARA News(7月28日付)によると、シリア軍はアレッポ市北部のバニー・ザイド地区を激しく空爆、また同地に展開する第16師団やアレッポ・ファトフ軍作戦司令室を放逐し、多数の建物群を掌握、同地を制圧した。

また、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、同民政局の支配下にあるアレッポ市北部のシャイフ・マクスード地区の北西部に隣接するサカン・シャバービー地区(ライラムーン地区の東部)で反体制武装集団と交戦し、同地区内の建物群多数を制圧した。

サカン・シャバービー地区は、シリア軍が攻略をめざしているアレッポ市バニー・ザイド地区、ハーリディーヤ地区を見下ろす高台に位置している。

他方、SANA(7月27日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市郊外の変電所を砲撃し、アレッポ市への電力供給が途絶えた。

電力省消息筋によると、電力公社復旧チームが現地で復旧作業にあたっているという。

また、シャームの民のヌスラ戦線がアレッポ市ラームーサ地区で住民を狙撃、女性1人が死亡、5人が負傷した。

このほか、リヤド最高交渉委員会は国連事務総長に宛てて書簡を送り、そのなかで、シャームの民のヌスラ戦線やアレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団の支配が続くアレッポ市東部街区に対するシリア軍の完全包囲を受けて、同市の事態打開に向けた安保理緊急会合を招集するよう要請、包囲解除を主唱した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(7月27日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団、予備部隊とともにフーシュ・ファーラ村一帯でジハード主義武装集団と交戦し、同村南部の農場地帯を制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がシャイフーニーヤ村、リーハーン農場、タッル・クルディー町、フーシュ・ナスリー村、マイダアーニー村、バイト・サワー村を空爆、またフーシュ・ファーラ村、ムハンマディーヤ町一帯ではシリア軍、ヒズブッラー戦闘員がジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がジャーヌーディーヤ町を空爆し、男性1人が死亡した。

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ヒムス県では、ARA News(7月27日付)によると、シリア軍がブルジュ・カーイー村を空爆し、子供を含む民間人10人以上が死傷した。

AFP, July 27, 2016、AP, July 27, 2016、ARA News, July 27, 2016、July 28, 2016、Champress, July 27, 2016、al-Hayat, July 28, 2016、Iraqi News, July 27, 2016、Kull-na Shuraka’, July 27, 2016、al-Mada Press, July 27, 2016、Naharnet, July 27, 2016、NNA, July 27, 2016、Reuters, July 27, 2016、SANA, July 27, 2016、UPI, July 27, 2016などをもとに作成。

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シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が分割共同支配するカーミシュリー市(ハサカ県)でダーイシュによる自爆テロが発生、40人以上が死亡、140人が負傷(2016年7月27日)

ハサカ県では、SANA(7月27日付)によると、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が分割共同支配を行っているカーミシュリー市の西部地区で爆弾を積んだ車が自爆、住民44人が死亡、140人が負傷(外務在外居住者省が国連事務総長と安保理議長に宛てて送付した書簡によると、この自爆テロで民間人48人が死亡、140人が負傷)、同地の住宅や生活インフラが甚大な被害を受けた。

自爆テロが発生した西部地区のハラーリーヤ交差点とマディーナト・シャバーブ交差点間の街道は、西クルディスタン移行期民政局の管轄地域。

西クルディスタン移行期民政局アサーイシュが発表した声明によると、自爆したのは「爆弾を積んだ貨物車輌」だったという。

シリア人権監視団によると、現場一帯は、西クルディスタン移行期民政局関連の施設が密集しており、そのなかにはジャズィーラ地区防衛委員会(国防省に相当)もあり、自爆テロは同地のチェックポイント近くで発生したという。

『ハヤート』(7月28日付)によると、自爆テロ発生直後は、二度にわたり爆発が発生したとの情報が流れたが、その後、2度目の爆発が現場近くの灯油タンクへの引火が原因だったことが判明した。

なおこの灯油タンクはカーミシュリー市西部地区一帯に電力を供給する発電施設のタンクで、シリア人権監視団によると、タンクの爆発によって被害が増大したという。

SANA, July 27,  2016
SANA, July 27, 2016
SANA, July 27,  2016
SANA, July 27, 2016

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事件発生から数時間後、ダーイシュ(イスラーム国)はアアマーク通信を通じて声明を出し、「アブー・アーイシャ・アンサーリー同志が爆弾を積んだ自身の貨物車輌で、カーミシュリー市西部地区にクルド人背教者どのものビル群の中心に到達…、そのただなかで車輌を爆発させた」と発表し、犯行を認めた。

同声明によると、この自爆テロは「マンビジュ市での空爆で有志連合が行う犯罪への報復」だという。

ARA News, July 27,  2016
ARA News, July 27, 2016

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一方、外務在外居住者省は国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送り、そのなかでカーミシュリー市でのダーイシュ(イスラーム国)の自爆テロに関して、停戦や和平協議再開に向けた取り組みを久慈港とするものだと批判、安保理に対してテロを支援する国々への断固たる制裁措置を早急に講じるよう求めた。

SANA(7月27日付)が伝えた。

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このほか、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、カーミシュリー市でのダーイシュ(イスラーム国)による自爆テロを厳しく非難しつつ、アル=カーイダの系譜を汲む国際テロ組織ではなく、「国際社会は、アサド政権と同政権が支援するテロ勢力に代表されるテロの根源を根絶するためのステップとして、国際法に沿った政治解決に貢献するべき」と呼びかけた。

また、シリア革命反体制勢力国民連立に参加するシリア・クルド国民評会も声明を出し、自爆テロを非難、「我々はすべての勢力に、不正とテロに対して一致団結するよう呼びかける」と表明した。

AFP, July 27, 2016、AP, July 27, 2016、ARA News, July 27, 2016、Champress, July 27, 2016、al-Hayat, July 28, 2016、Iraqi News, July 27, 2016、Kull-na Shuraka’, July 27, 2016、al-Mada Press, July 27, 2016、Naharnet, July 27, 2016、NNA, July 27, 2016、Reuters, July 27, 2016、SANA, July 27, 2016、UPI, July 27, 2016などをもとに作成。

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カーター米国防長官「ヨルダンからシリア領内のダーイシュを攻撃する機会を検討している」(2016年7月27日)

アシュトン・カーター米国防長官は、米軍主導の有志連合が、南部、すなわちヨルダンからシリア領内で活動するダーイシュ(イスラーム国)を攻撃することを検討していると述べた。

ノースカロライナ州フォートブラッグ市を訪問中のカーター国防長官は「現在我々が行っている取り組みを強化するかたちで南部からダーイシュに圧力をかける機会を検討している」と述べた。

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駐イラク米軍報道官のクリス・ガーヴァー大佐はアレッポ県マンビジュ市北部のトゥーハール村に対する有志連合の空爆で民間人50人以上が死亡した件に関して、事件について正式に調査を開始するに十分な信頼できる情報を得たと述べ、調査開始を宣言した。

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シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表は国連事務総長および安保理議長に書簡を提出し、そのなかで米軍主導の有志連合がダイル・ザウル県内の石油・ガス関連の施設はインフラを空爆で破壊するとともに、シリア領空を飛行する民間航空機の活動を妨害していると報告、これを非難した。

AFP, July 27, 2016、AP, July 27, 2016、ARA News, July 27, 2016、Champress, July 27, 2016、al-Hayat, July 28, 2016、Iraqi News, July 27, 2016、Kull-na Shuraka’, July 27, 2016、al-Mada Press, July 27, 2016、Naharnet, July 27, 2016、NNA, July 27, 2016、Reuters, July 27, 2016、SANA, July 27, 2016、UPI, July 27, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は25~26日にかけてマンビジュ市一帯を15回にわたって爆撃(2016年7月27日)

米中央軍(CENTCOM)は、7月25日~26日までの2日間のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

7月25日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は7回で、マンビジュ市近郊に対して攻撃が行われた。

7月26日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して22回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は12回で、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(8回)、マーリア市近郊(2回)、タドムル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, July 27, 2016、AP, July 27, 2016、ARA News, July 27, 2016、Champress, July 27, 2016、al-Hayat, July 28, 2016、Iraqi News, July 27, 2016、Kull-na Shuraka’, July 27, 2016、al-Mada Press, July 27, 2016、Naharnet, July 27, 2016、NNA, July 27, 2016、Reuters, July 27, 2016、SANA, July 27, 2016、UPI, July 27, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市北部のライラムーン地区を完全制圧、同市北部と北西部のシリア政府支配地域が面でつながり反体制武装集団支配地域への包囲強まる(2016年7月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室からなる反体制武装集団との戦闘の末、アレッポ市北部のライラムーン地区を完全制圧し、反体制武装集団の支配下にとどまるバニー・ザイド地区を射程圏内に収め、アレッポ市東部地区への封鎖をさらに強化した。

ARA News(7月25日付)によると、これにより、アレッポ市北部とアレッポ市北東部のシリア軍支配地域は面でつながったという。

またSANA(7月26日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにアレッポ市北部のカースティールー街道一帯で反体制武装集団に対する攻勢を続け、カースティールー製造所などの同地の工場施設複数棟(33施設)と、ライラムーン交差点に近いライラムーン車庫などを制圧し、アレッポ市東部の反体制武装集団支配地域への包囲を強化した。

シリア人権監視団によると、ライラムーン地区、バニー・ザイド地区、ハーリディーヤ地区では依然として戦闘は続いており、シリア軍はダフラト・アブドゥラッブフ地区、カースティールー街道一帯、カフルハムラ村に対しても空爆を続けているという。

https://twitter.com/petolucem, July 26, 2016
https://twitter.com/petolucem, July 26, 2016

シリア軍はまた、アレッポ市マシュハド地区を「樽爆弾」で空爆し、反体制武装集団司令官1人とその家族4人、女性2人、子供1人を含む22人が死亡した。

これに対して、反体制武装集団はアレッポ市ザフラー協会地区各所を砲撃した。

一方、クッルナー・シュラカー(7月27日付)によると、アレッポ市シャッアール地区では、シリア軍による同市東部の全面包囲に反対するデモが組織され、数百人が参加した。

他方、ARA News(7月27日付)によると、イドリブ県北部のアティマ村に展開する反体制武装集団が、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアフリーン市郊外のジャルマ村、ディーワーン村を砲撃した。

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ヒムス県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がラスタン市でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃した。

一方、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区に潜伏していた反体制武装集団戦闘員15人が武器を棄て、当局に投降した。

このほか、ARA News(7月26日付)によると、国連とシリア赤新月社の支援チームがタルビーサ市に人道支援物資(トレーラー49輌分)を搬入した。

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ダルアー県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がヤードゥーダ村北東部、ジャムリーン村、ダルアー市アルバイーン地区、カラク地区、ブスラー広場一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、サイダー町で人質救出作戦を敢行し、シャームの民のヌスラ戦線が拘束していた14人を解放した。

シリア人権監視団によると、14人はいずれもシリア軍兵士。

一方、SANA(7月26日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線がダルアー市内各所を砲撃し、女性2人と子供1人が負傷した。

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ハマー県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がザーラ村でシャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

しかし、シャーム自由人イスラーム運動とシャームの民のヌスラ戦線からなる反体制武装集団は、ザーラ村郊外の火力発電所を砲撃し、利用不能になった。

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スワイダー県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がジャラム・ダウラ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(7月26日付)によると、戦闘機(所属明示せず)がドゥーマー市、ダーライヤー市を空爆した。

一方、SANA(7月26日付)によると、24日に反体制武装集団によって破壊されたアイン・フィージャ町近郊のフィージャ水源にある水利施設が一部復旧した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、7月25日に6件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は825件。

AFP, July 26, 2016、AP, July 26, 2016、ARA News, July 26, 2016、July 27, 2016、Champress, July 26, 2016、al-Hayat, July 27, 2016、Iraqi News, July 26, 2016、Kull-na Shuraka’, July 26, 2016、July 27, 2016、al-Mada Press, July 26, 2016、Naharnet, July 26, 2016、NNA, July 26, 2016、Reuters, July 26, 2016、SANA, July 26, 2016、UPI, July 26, 2016などをもとに作成。

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マンビジュ市一帯でYPG主体のシリア民主軍とダーイシュの攻防続く(2016年7月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がマンビジュ市内各所でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、米軍主導の有志連合が同地一帯を空爆した。

戦闘はマンビジュ市内南東部や同市に通じる街道一帯で激しく行われ、マンビジュ市郊外のサイヤード地区に着弾した迫撃砲により、子供2人が負傷したという。

また、ARA News(7月26日付)によると、人民防衛隊とアサーイシュの隊員から構成される緊急対応部隊(Hevalno Asayîşe Rojava、HAT)隊員はまた、マンビジュ市南西部でダーイシュの戦闘員15人を殲滅した。

一方、ダーイシュはバーブ市郊外の支配地域から避難しようとした住民(女性1人と子供2人)を狙撃し、また同市北部のヌウマーン村、ドゥワイル・ハワー村で住民を拉致、連行した。

またクッルナー・シュラカー(7月27日付)によると、ダーイシュはマンビジュ市西部のヤーリニー村に進軍し、シリア民主軍と交戦の末戦闘員21人を殲滅し、同村を制圧した。

他方、ARA News(7月26日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がトルコ国境に近いバラーギーダ村一帯に潜入し、反体制武装集団と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がマリーイーヤ村、アイヤーシュ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がウンク・ハワー村、ワーディー・マースィクでダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ハマー県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がマフカル村北部および東部、ウカイリバート町交差点北部でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, July 26, 2016、AP, July 26, 2016、ARA News, July 26, 2016、Champress, July 26, 2016、al-Hayat, July 27, 2016、Iraqi News, July 26, 2016、Kull-na Shuraka’, July 26, 2016、al-Mada Press, July 26, 2016、Naharnet, July 26, 2016、NNA, July 26, 2016、Reuters, July 26, 2016、SANA, July 26, 2016、UPI, July 26, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領はギリシャの政治使節団と会談(2016年7月26日)

アサド大統領は、ギリシャのキリスト教民主党党首のニコラオス・ニコロプロス議員、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)のテオドール・カトセーンヴァス代表ら両党幹部からなる政治使節団と首都ダマスカスで会談した。

SANA(7月26日付)によると、会談では中東および欧州におけるテロの脅威やシリア情勢について意見を交わした。

SANA, July 26, 2016
SANA, July 26, 2016

AFP, July 26, 2016、AP, July 26, 2016、ARA News, July 26, 2016、Champress, July 26, 2016、al-Hayat, July 27, 2016、Iraqi News, July 26, 2016、Kull-na Shuraka’, July 26, 2016、al-Mada Press, July 26, 2016、Naharnet, July 26, 2016、NNA, July 26, 2016、Reuters, July 26, 2016、SANA, July 26, 2016、UPI, July 26, 2016などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表が米・ロシア両国高官と会談「8月末までに和平協議新ラウンドを呼びかけたい」(2016年7月26日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はスイスの首都ジュネーブで、米国・ロシア両国の高官と会談し、シリア情勢について意見を交わした。

デミストゥラ氏が会談したのは、ロシアのゲンナージー・ガティロフ外務次官、米国のマイケル・ラトニー・シリア問題担当特使。

デミストゥラ氏は会談の内容に関して、ジョン・ケリー米国務長官の提案に基づき、敵対行為停止合意、人道支援、「テロとの戦い」、シリアでの政治プロセスの深化の必要について意見が交わされたと述べ、「これらを実現するための具体的な措置」について議論がなされたことを明らかにした。

そのうえで、事態を進展させるには「いくつかの詳細」に関してさらなる協議を続ける必要があると付言、そうすることで8月末までにシリア政府と反体制派の和平協議の新ラウンド(第4ラウンド)を呼びかけることができることになろうとの見方を示した。

AFP, July 26, 2016、AP, July 26, 2016、ARA News, July 26, 2016、Champress, July 26, 2016、al-Hayat, July 27, 2016、Iraqi News, July 26, 2016、Kull-na Shuraka’, July 26, 2016、al-Mada Press, July 26, 2016、Naharnet, July 26, 2016、NNA, July 26, 2016、Reuters, July 26, 2016、SANA, July 26, 2016、UPI, July 26, 2016などをもとに作成。

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ケリー米国務長官とラヴロフ露外務大臣が会談「8月第1週に、我々に何ができるかを話したい」(2016年7月26日)

米国のジョン・ケリー国務長官とロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、ジュネーブで行われた両国高官とスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表の会合に先立って、ASEAN外相会合出席のために訪問中のラオスの首都ヴィエンチャンで会談し、シリア情勢への対応について意見を交わした。

ISSG(国際シリア支援グループ)のイニシアチブのもと2015年12月に採択された国連安保理決議第2254号は、2016年初めにアサド政権と「反体制派」による和平協議を開始すること、協議開始後6ヶ月を目処に全土停戦と「包括的で非宗派的」移行期統治機関(移行政府)の樹立を実現すること、そして協議開始から18ヶ月以内を目処に新憲法の制定と同憲法に従った自由で公正な選挙を実施し、紛争を終結させることを明記しているが、米・ロシア両国は、全土停戦と「包括的で非宗派的」移行期統治機関(移行政府)の樹立の期日とされる2016年8月に向けて折衝を続けている。

ケリー国務長官は記者会見で「8月第1週に、あなたたち(記者団)の前で我々に何ができるかを話したい」としたうえで、「我々は敵対行為停止を確固たるものとし、テーブルにつき、事態を進展させるための真の交渉を行うための枠組みを作りたいと考えている」と述べた。

一方、RT(7月26日付)が伝えたところによると、ラブロフ外務大臣はケリー国務長官との会談後、ジュネーブでの米・ロシア高官の会合で、両国間の合意内容に深化が見られる場合、そこには、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線から「穏健な反体制派」を除外するとの内容が盛り込まれることになると述べたという。

ラブロフ外務大臣はまた「我々は、ロシア・米国両国の空軍、さらには米軍主導の有志連合が行う軍事作戦の一環としてこの合意を開始するうえで必要なことについて協議した…。米国との合意はシリアで実際に「テロとの戦い」を行ううえで講じるべき措置にかかわるもので、テロリストの支配地域に「穏健な反体制派」を自称する者が存在することは許されない」と強調した。

そのうえで「米国はロシアに対して、シリアの「穏健な反体制派」とテロ組織を区別できると言い続けている…。しかし米国は数ヶ月にわたりこのミッションに失敗している」と非難した。

一方、シリア政府と反体制派との和平協議については、リヤド最高交渉委員会の「非建設的な姿勢」が協議再開を阻害していると指摘、「彼らは前向きな結果をもたらさない警告を続けるだけで、何らの提案もしない。アサド大統領の退陣に固執するだけだ」と批判した。

『ハヤート』(7月27日付)などが伝えた。

AFP, July 26, 2016、AP, July 26, 2016、ARA News, July 26, 2016、Champress, July 26, 2016、al-Hayat, July 27, 2016、Iraqi News, July 26, 2016、Kull-na Shuraka’, July 26, 2016、al-Mada Press, July 26, 2016、Naharnet, July 26, 2016、NNA, July 26, 2016、Reuters, July 26, 2016、RT, July 26, 2016、SANA, July 26, 2016、UPI, July 26, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市に対するシリア軍の「樽爆弾」攻撃でシャーム自由人イスラーム運動所属部隊の司令官が民間人らとともに死亡(2016年7月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マシュハド地区各所をシリア軍ヘリコプターが「樽爆弾」で空爆し、建物が倒壊、アブー・アマーラ大隊(シャーム自由人イスラーム運動所属)の司令官1人と女性2人を含む12人が死亡した。

「樽爆弾」による空爆は、アンサーリー地区、マルジャ地区に対しても行われたという。

またアレッポ市ハーリディーヤ地区一帯では、シリア軍、親政権民兵がシャームの民のヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室からなる反体制武装集団との戦闘を続け、シリア軍が同地を空爆した。

アレッポ市郊外のアターリブ市(反体制武装集団支配下)でも戦闘機(所属明示せず)が24日深夜から25日未明にかけて空爆を行い、10人が死亡、数十人が負傷した。

空爆はロシア軍によるものと思われる。

一方、SANA(7月25日付)によると、シリア軍がアレッポ市北部ライラムーン地区で反体制武装集団と交戦し、同地区内の33の建物群を制圧した。

これに対して、シャームの民のヌスラ戦線は、アレッポ市ハーリディーヤ地区、ハムダーニーヤ地区、ティシュリーン通り地区を砲撃し、妊婦と子供1人を含む4人が死亡した。

このほか、ARA News(7月26日付)によると、反体制武装集団は西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区を砲撃した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(7月25日付)によると、ロシア軍戦闘機がサアン村内の老人養護施設などを空爆した。

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ダルアー県では、SANA(7月25日付)によると、シリア軍がヤードゥーダ村、ダルアー市ダム街道地区、電力機構一帯、カラク地区などでシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

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ラタキア県では、SANA(7月25日付)によると、フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターで、県北部の23村の名士とラタキア県代表が会し、国民和解合意の締結が行われた。

国民和解締結に参加したのは、ブラート村、バッルータ村、ウービーム村、ワター・ハーン村、タッラー村、バイト・シュクーヒー村、カファリーヤ村、フクーム村、ムライジュ村、マルジュ・フーハ村、アイン・ジャウザ村、タルティヤーフ村、サルマー町、カッラーマ村、サフクーン村、スーラース村、ヒルバト・スーラール村、ラウダ村、ダッラ村、アーリヤ村、ワーディー村、アティーラ村、カスブ村。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、July 26, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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所属不明の戦闘機がアレッポ・ファトフ軍作戦司令室と「連携」するかたちで、アレッポ市北東部のナイラブ航空基地のシリア軍拠点を爆撃2016年7月25日)

アレッポ県では、ARA News(7月26日付)によると、所属不明の戦闘機がアレッポ市南東部のナイラブ航空基地内のシリア軍拠点複数カ所を空爆、これによりシリア軍兵士およびパレスチナ人からなるクドス旅団の戦闘員多数が死傷、基地内の武器庫などで大規模な火災が発生した。

空爆はクラスター爆弾、燃料気化爆弾によって行われたという。

空爆と戦後して、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室は空港内のシリア軍拠点に対して砲撃を加えていたという。

アレッポ・ファトフ軍作戦司令室は、ムジャーヒディーン軍、第101師団、第13師団、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム軍団、イスラーム軍、シャーム戦線、ヌールッディーン・ザンキー運動からなり、アレッポ市などでの戦闘でシャームの民のヌスラ戦線と共闘関係にある。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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イスラエル空軍はクナイトラ県バアス市に対して越境爆撃を実施(2016年7月25日)

シリア軍総司令部は声明を出し、25日午後7時半に、イスラエル軍の偵察戦闘機2機がクナイトラ県バアス市(県庁所在地)の労働者地区の住宅地をミサイル2発で攻撃し、同地が被害を受けた。

また、この攻撃に関して、総司令部は、イスラエルによる「テロ集団」への直接的公然支援の一環をなすものと非難した。

これに関して、クッルナー・シュラカー(7月25日付)は、イスラエル軍が住宅地ではなく、バアス市内のシリア軍の迫撃砲台2カ所を空爆、破壊したと伝えた。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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フランス外務省はシリア軍、ロシア軍によるアレッポ市内の病院に対する爆撃を「国際法違反」と非難(2016年7月25日)

フランス外務省は声明を出し、シリア軍とロシア軍の空爆でアレッポ市内の病院4カ所が「利用不能」になったとする「独立医療協会」の発表に関して、「国際法違反」だと非難した。

フランス外務省は、有志連合によるマンビジュ市一帯での空爆で「民間人」が犠牲になっていることに関しては、非難声明は出していない。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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米英仏は、国連安保理で、ヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室が封鎖解除をめざすアレッポ市北部カースティールー街道の開放を主唱、ロシア、エジプトはこれに反発(2016年7月25日)

国連安保理で、シリアの人道状況に関する会合が開かれ、米国、英国、フランスの国連大使が、シリア軍によって閉塞されたアレッポ市北部のカースティールー街道を開通させ、支援物資の搬入を行うよう要求、ステファン・オブライエン国連人道問題担当事務次長の提言に沿ってアレッポ市での48時間の即時休戦を実施するよう主唱した。

これに対して、ロシアのヴィタリー・チュルキン国連大使は、「アレッポの状況がどのようなものであれ、我々は人道的な災難の回避を望んでいる」としつつ、「シリア軍は民間人を人間の盾として利用しているテロリストと戦っている…。カースティールー街道はテロリストに武器や爆弾搭載車輌を運ぶためにされている」と反論した。

またチュルキン大使は、トルコ政府が国境を閉鎖し、人道支援搬入を阻止していると指弾、また有志連合のマンビジュ市一帯などでの空爆で民間人が犠牲になっていることに対して、欧米諸国が言及しないまま、シリア軍の戦闘について批判することを「ダブルスタンダード」だと非難した。

一方、エジプトのアムル・アブー・アター国連大使は、国際社会がシリアの危機を解決できないばかりか、一部の国が紛争の解決を妨害していると非難、外国の干渉を止めるべきだと主張した。

カースティールー街道の閉塞によって全面包囲されたアレッポ市東部地区一帯では、シャームの民のヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室が包囲解除に向けて戦闘を続けている。

『ハヤート』(7月26日付)が伝えた。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は22~24日の3日間でマンビジュ市一帯を23回にわたり爆撃(2016年7月25日)

米中央軍(CENTCOM)は、7月22日~24日までの3日間のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

7月22日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して23回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は13回で、ラッカ市近郊(2回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(9回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

7月23日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して13回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は9回で、ラッカ市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(8回)に対して攻撃が行われた。

7月24日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して20回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は13回で、マンビジュ市近郊(7回)、マーリア市近郊(6回)に対して攻撃が行われた。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合の爆撃支援を受け、YPG主体のシリア民主軍がダーイシュと交戦、マンビジュ市内バナーウィー地区を制圧(2016年7月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合がダーイシュ(イスラーム国)が籠城を続けるマンビジュ市サルブ地区などを空爆、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が市内各所でダーイシュと交戦し、同市のバナーウィー地区を制圧した。

これに対して、ダーイシュはマンビジュ市南西部のウーサジュリー地区、同市北西部のズナガル地区、同市南部のウンム・サラジュ丘一帯でダーイシュと交戦した。

マンビジュ市内およびその周辺での戦闘ではシリア民主軍戦闘員5人、ダーイシュ戦闘員16人が死亡、また女性と子供を含む住民8人も巻き添えとなって死亡したという。

一方、ARA News(7月24日付)によると、ダーイシュは県北部のトルコ国境に近いジャブリーン村などを攻撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、マクサル・ヒサーン村一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

また戦闘機(所属明示せず)がスフナ市近郊一帯を空爆した。

一方、SANA(7月24日付)によると、シリア軍がタドムル市東部郊外、アーラーク村一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、マフカル村一帯およびサラミーヤ市東部郊外の石油パイプライン一帯でシリア軍、国防隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、シリア軍兵士15人とダーイシュ戦闘員12人が死亡した。

また、ARA News(7月24日付)によると、ダーイシュはサラミーヤ市郊外でシリア軍の戦闘機を撃墜した。

一方、SANA(7月24日付)によると、シリア軍がマフカル村、アブー・ハナーヤー村、アブー・フバイラート村、ヒルバ村、シャマー丘、ティバーラト・ハムラー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, July 24, 2016、AP, July 24, 2016、ARA News, July 24, 2016、Champress, July 24, 2016、al-Hayat, July 25, 2016、Iraqi News, July 24, 2016、Kull-na Shuraka’, July 24, 2016、al-Mada Press, July 24, 2016、Naharnet, July 24, 2016、NNA, July 24, 2016、Reuters, July 24, 2016、SANA, July 24, 2016、UPI, July 24, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍による爆撃が続くなか、反体制組織「独立医療協会」は過去24時間でアレッポ市内の野戦病院4カ所と血液バング1カ所が爆撃で「利用不能」になったと主張(2016年7月24日)

アレッポ県では、アレッポ市東部の反体制武装集団支配地域で医療活動を行っているというシリア人の反体制組織「独立医療協会」(Independent
Doctors Association)が、過去24時間で同地に対する空爆で「小児病院」を含む野戦病院4カ所と血液バンク1カ所が「利用不能」に追い込まれたと主張した。

「小児病院」だという施設での空爆では生後2日の乳児1人が死亡したという。

空爆はロシア軍とシリア軍が行ったものだという。

一方、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がフライターン市、アナダーン市、ハイヤーン町、カフルハムラ村、ハンダラート・キャンプ一帯、アルド・マッラーフ地区農場地帯、アレッポ市スッカリー地区、サーリヒーン地区、カーディー・アスカル地区、バーブ・ハディード地区、マルジャ地区、ジュッブ・クッバ地区、バニー・ザイド地区、ハラク地区、マアーディー地区、ハイダリーヤ地区、サーフール地区、ブスターン・カスル地区、カッラーサ地区、マガーイル地区、シャイフ・サアド地区、ブアイディーン地区、ブスターン・バーシャー地区、ジャンドゥール地区、ジスル・ハッジ地区を空爆し、複数の死傷者が出た。

アレッポ県では、SANA(7月24日付)によると、アレッポ市国立博物館一帯を反体制武装集団が砲撃し、博物館の天井などが被害を受けた。

AFP, July 24, 2016、AP, July 24, 2016、ARA News, July 24, 2016、Champress, July 24, 2016、al-Hayat, July 25, 2016、Iraqi News, July 24, 2016、Kull-na Shuraka’, July 24, 2016、al-Mada Press, July 24, 2016、Naharnet, July 24, 2016、NNA, July 24, 2016、Reuters, July 24, 2016、SANA, July 24, 2016、UPI, July 24, 2016などをもとに作成。

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首都ダマスカス旧市街のバーブ・トゥーマ地区を反体制派が砲撃し住民5人死亡、また反体制派はダマスカス郊外県の水利施設を破壊(2016年7月24日)

ダマスカス県では、SANA(7月24日付)によると、旧市街バーブ・トゥーマ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾4発が着弾し、住民5人が死亡、32人が負傷した。

反体制武装集団はまた、マッザ86地区、アルヌース地区に対しても迫撃砲を発射し、住宅が被害を受けた。

一方、シリア人権監視団によると、対するシリア軍はジャウバル区を砲撃した。

Kull-na Shuraka', July 24, 2016
Kull-na Shuraka’, July 24, 2016
ARA News, July 24, 2016
ARA News, July 24, 2016

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ダマスカス郊外県では、SANA(7月24日付)によると、反体制武装集団がアイン・フィージャ町近郊のフィージャ水源にある水利施設を破壊した。

クッルナー・シュラカー(7月24日付)によると、この攻撃はシリア軍、ヒズブッラーによるフライラ村制圧への報復だという。

一方、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアルバイン市、ドゥーマー市、ハムーリーヤ市、バイト・サワー村、シャイフーニーヤ村、ダーライヤー市を空爆する一方、シリア軍がダーライヤー市、ハムーリーヤ市、サクバー市、カフルバトナー町を砲撃し、少なくとも4人が死亡した。

またダーライヤー市一帯および東グータ地方各所ではシリア軍がジハード主義武装集団と交戦し、

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ダルアー県では、SANA(7月24日付)によると、シリア軍がダルアー市スィーバ地区でシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

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クナイトラ県では、SANA(7月24日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線がバアス市を砲撃し、2人が負傷した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、7月23日に6件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ダマスカス県ジャウバル区で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は813件。

AFP, July 24, 2016、AP, July 24, 2016、ARA News, July 24, 2016、Champress, July 24, 2016、al-Hayat, July 25, 2016、Iraqi News, July 24, 2016、Kull-na Shuraka’, July 24, 2016、al-Mada Press, July 24, 2016、Naharnet, July 24, 2016、NNA, July 24, 2016、Reuters, July 24, 2016、SANA, July 24, 2016、UPI, July 24, 2016などをもとに作成。

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