ロシアのラブロフ外務大臣はリヤド最高交渉委員会が「国連安保理の要請を履行しようとしない」と批判(2016年4月25日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は「ジュネーブでの交渉は、一部の反体制派が参加を中止しているが継続されている」と述べ、ジュネーブ3会議の継続を主唱する一方、リヤド交渉最高委員会については「国連安保理の要請を履行しようとしていない」と厳しく非難した。

AFP, April 25, 2016、AP, April 25, 2016、ARA News, April 25, 2016、Champress, April 25, 2016、al-Hayat, April 26, 2016、Iraqi News, April 25, 2016、Kull-na Shuraka’, April 25, 2016、al-Mada Press, April 25, 2016、Naharnet, April 25, 2016、NNA, April 25, 2016、Reuters, April 25, 2016、SANA, April 25, 2016、UPI, April 25, 2016などをもとに作成。

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フランス外務省報道官は、シリア軍の停戦違反を非難、アル=カーイダ系組織を含むジハード主義武装集団が主導する「反体制派」の停戦違反を黙認(2016年4月25日)

フランス外務省報道官は声明を出し、「フランスは数十人の死傷者を出したアレッポ市での過去数日間でのシリア軍の攻撃を非難する」と発表した。

同報道官は、シリア政府が依然として包囲された地域への人道支援搬入を許可していないと非難したが、アル=カーイダ系組織と共闘するシャーム自由人イスラーム運動など「反体制派」による軍事行動や市街地包囲については言及しなかった。

AFP, April 25, 2016、AP, April 25, 2016、ARA News, April 25, 2016、Champress, April 25, 2016、al-Hayat, April 26, 2016、Iraqi News, April 25, 2016、Kull-na Shuraka’, April 25, 2016、al-Mada Press, April 25, 2016、Naharnet, April 25, 2016、NNA, April 25, 2016、Reuters, April 25, 2016、SANA, April 25, 2016、UPI, April 25, 2016などをもとに作成。

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オバマ米大統領はシリアへの米軍250人の増派を決定(2016年4月25日)

バラク・オバマ米大統領は訪問先のハノーバー(ドイツ)で演説、そのなかでシリア情勢に関してシリア領内に米軍250人を増派すると発表した。

オバマ大統領は演説のなかで「ISIL(ダーイシュ(イスラーム国)と戦うイラクの部隊への追加支援に合意したのと同様、私はシリアでISILと戦う地元の武装勢力に対して米国がさらなる支援をすることを決定した。小規模ではあるが米特殊部隊がシリア領内にすでにおり、その特殊技能は、地元の武装勢力が主要地域からISILを掃討するうえで重要な役割を果たしてきた。これまでの戦果を踏まえ、私はシリアに米国の人員250人を追加で派遣することに同意した。そのなかには特殊部隊も含まれている。しかし、彼らは地上での戦闘を指揮することはなく、本質的には教練を施し、ISILを押し返そうとしている地元の武装勢力を支援する」と述べた。

一方、シリア国内での紛争については「我々はシリアの内戦を終わらせるための外交努力を放棄することはない。なせなら、シリア国民の苦しみは終わらねばならず、それには実効的な政治移行が必要だからだ」と述べた。

なお『ハヤート』(4月26日付)によると、オバマ政権はこれまでに米軍将兵約50人をすでにシリアに派遣し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支援などを行っている。

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これに対して、シリア民主軍のタラール・スィールー報道官は、米軍からこの増派については連絡を受けていないとしつつ、オバマ米大統領の発言に歓迎の意を示し、さらなる部隊の派遣を求めた。

一方、イラン外務省報道官は、シリアへの部隊派遣に関して「シリア政府との調整を欠いた軍事介入は危機をさらに複雑にする。シリア政府の同意を得ていないいかなる軍事介入も危機解決には資さない」と批判した。

AFP, April 25, 2016、AP, April 25, 2016、ARA News, April 25, 2016、Champress, April 25, 2016、al-Hayat, April 26, 2016、Iraqi News, April 25, 2016、Kull-na Shuraka’, April 25, 2016、al-Mada Press, April 25, 2016、Naharnet, April 25, 2016、NNA, April 25, 2016、Reuters, April 25, 2016、SANA, April 25, 2016、UPI, April 25, 2016などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はシリア政府、「フマイミーム・グループ」代表団と会談(2016年4月25日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はジュネーブの国連本部でシリア政府代表団と会談した。

会談後の記者会見で、団長のバッシャール・ジャアファリー国連シリア大使は、アレッポ市、サイイダ・ザイナブ町(ダマスカス郊外県)などでの「テロ」激化について意見を交わす一方、リヤド最高交渉委員会による協議のボイコットを批判した。

またジャアファリー国連シリア大使は、デミストゥラ国連特別代表の提案(12項目からなる質問状)に対するシリア政府側の修正案を提示したことを明らかにした。

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デミストゥラ国連特別代表はまた、シリア国内の反体制派・野党代表団(フマイミーム・グループ)と会談した。

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一方、シリア国家建設潮流の政治局は声明を出し、ジュネーブ3会議での協議をボイコットしているリヤド最高交渉委員会からの断交を発表した。

AFP, April 25, 2016、AP, April 25, 2016、ARA News, April 25, 2016、Champress, April 25, 2016、al-Hayat, April 26, 2016、Iraqi News, April 25, 2016、Kull-na Shuraka’, April 25, 2016、al-Mada Press, April 25, 2016、Naharnet, April 25, 2016、NNA, April 25, 2016、Reuters, April 25, 2016、SANA, April 25, 2016、UPI, April 25, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領がアルジェリアのマサーヒル北アフリカ諸国・アフリカ連合・アラブ連盟問題担当国務大臣と会談(2016年4月25日)

アサド大統領は、シリアを訪問中のアルジェリアのアブドゥルカーディル・マサーヒル北アフリカ諸国・アフリカ連合・アラブ連盟問題担当国務大臣とダマスカスで会談した。

マサーヒル国務大臣は、シリア・アルジェリア経済協力小委員会委員長も兼任しており、シリア訪問には同委員会使節団の同行した。

SANA(4月25日付)によると、会談は、シリアとアルジェリアの経済関係強化、テロとの戦いなどについて意見が交わされた。

アサド大統領は会談で、シリアに対するアルジェリアの支援姿勢を高く評価するとともに、「テロは国内問題でななく、独立主権を維持しようとする国に打撃を与え、弱体化させるための政治的ツールの一部となった」と指摘する一方、シリア情勢については「改善しており、シリア国民は領土防衛に務めている」と述べた。

マサーヒル国務大臣一行はまた、ワーイル・ハルキー首相、カイス・ハドル国家計画委員会委員長とも個別に会談した。

SANA, April 25, 2016
SANA, April 25, 2016

AFP, April 25, 2016、AP, April 25, 2016、ARA News, April 25, 2016、Champress, April 25, 2016、al-Hayat, April 26, 2016、Iraqi News, April 25, 2016、Kull-na Shuraka’, April 25, 2016、al-Mada Press, April 25, 2016、Naharnet, April 25, 2016、NNA, April 25, 2016、Reuters, April 25, 2016、SANA, April 25, 2016、UPI, April 25, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で3回の爆撃を実施(2016年4月24日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月24日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して14回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回で、マンビジュ市近郊(1回)、マーリア市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, April 25, 2016などをもとに作成。

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ハワール・キリス作戦司令室がトルコ国境のタッル・フサイン村をダーイシュから奪還(2016年4月24日)

アレッポ県では、ARA News(4月24日付)によると、ハワール・キリス作戦司令室がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、トルコ国境に近いタッル・フサイン村を奪還した。

これに対してダーイシュは、トルコ領内のキリス市を砲撃、迫撃砲弾2発が着弾し、10人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市を空爆した。

このほか、アレッポ県北西部でダーイシュ(イスラーム国)と戦う武装集団が共同声明を出し、ハムザ特殊部隊師団として完全統合すると発表した。

ハムザ特殊部隊師団(サイフ・アブー・バクル中尉が司令官)は、ハムザ旅団、ズィー・カール旅団、北部の雷旅団、マーリア抵抗旅団、特殊任務旅団からなる。

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ヒムス県では、SANA(4月24日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市東方、タドムル市東方のアーラーク油田街道および同市北部の山岳地帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ハマー県では、SANA(4月24日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、アカーリブ村南部のパイプライン地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 24, 2016、AP, April 24, 2016、ARA News, April 24, 2016、Champress, April 24, 2016、al-Hayat, April 25, 2016、Iraqi News, April 24, 2016、Kull-na Shuraka’, April 24, 2016、al-Mada Press, April 24, 2016、Naharnet, April 24, 2016、NNA, April 24, 2016、Reuters, April 24, 2016、SANA, April 24, 2016、UPI, April 24, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県、ハマー県で、シリア軍とアル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制派が爆撃・砲撃を応酬し、住民多数が犠牲に(2016年4月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、アレッポ市サーフール地区の市場、ムワーサラート地区、マルジャ地区、シャッアール地区を空爆し、子供3人を含む9人が死亡した。

また空爆はアターリブ市に対しても行われ、1人が死亡した。

これに対して、反体制武装集団は、シリア政府支配下のアレッポ市ハラブ・ジャディーダ地区、ムーカンムブー地区、ザフラー地区などを砲撃し、子供2人を含む6人が死亡した。

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ハマー県では、ARA News(4月24日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線とシャーム自由人イスラーム運動は、シリア政府支配下のスカイラビーヤ市を砲撃し、住民複数人が死傷した。

SANA(4月24日付)によると、シリア軍はこれに対する報復として、カフルヌブーダ町、ジャービリーヤ村にあるシャームの民のヌスラ戦線やシャーム自由人イスラーム運動などの反体制武装集団拠点を攻撃した。

このほか、ARA News(4月24日付)によると、シリア軍がマルカバ村一帯で反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、ARA News(4月24日付)によると、シリア軍がハウラ地方を空爆した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(4月24日付)によると、シリア軍ヘリコプターがザバダーニー市を「樽爆弾」で空爆し、「革命家」3人を殺害した。

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ダルアー県では、SANA(4月24日付)によると、シリア軍がシャイフ・フサイン丘、ハリーフ丘、ダルアー市内の電力会社一帯、ブスラー広場一帯、マンシヤ地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、4月23日に13件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県でのリヤド最高交渉委員会を脱会したアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍による砲撃だという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は435件。

AFP, April 24, 2016、AP, April 24, 2016、ARA News, April 24, 2016、Champress, April 24, 2016、al-Hayat, April 25, 2016、Iraqi News, April 24, 2016、Kull-na Shuraka’, April 24, 2016、al-Mada Press, April 24, 2016、Naharnet, April 24, 2016、NNA, April 24, 2016、Reuters, April 24, 2016、SANA, April 24, 2016、UPI, April 24, 2016などをもとに作成。

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オバマ米大統領「地上部隊を派遣し、アサド政権を転覆するのは誤りだ」(2016年4月24日)

バラク・オバマ米大統領はBBC(4月24日付)のインタビューに応じ、そのなかでシリア情勢に関して「地上部隊を派遣し、アサド政権を転覆するのは、米国や英国にとって誤りとなろう」と述べた。

オバマ大統領は、紛争の解決に向けた国際社会の取り組みに関して「私は、(シリア国内の)すべての当事者に国際社会が圧力をかけ、対話のテーブルに就かせ、移行期に向けた交渉のために行動できると考えている…。軍事的対話では長期的には問題を解決できない」と述べた。

一方、ダーイシュに対する「テロとの戦い」に関しては「その一方で、我々はラッカなどでダーイシュへの空爆を続け…、欧州に外国人戦闘員が送り込まれる地域を包囲する」と述べた。

AFP, April 24, 2016、AP, April 24, 2016、ARA News, April 24, 2016、BBC, April 24, 2016、Champress, April 24, 2016、al-Hayat, April 25, 2016、Iraqi News, April 24, 2016、Kull-na Shuraka’, April 24, 2016、al-Mada Press, April 24, 2016、Naharnet, April 24, 2016、NNA, April 24, 2016、Reuters, April 24, 2016、SANA, April 24, 2016、UPI, April 24, 2016などをもとに作成。

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オバマ米大統領は「シリア領内での「安全地帯」設置は現実問題として難しい」と述べ、メルケル独首相の発言に異論(2016年4月24日)

バラク・オバマ米大統領は訪問先のドイツのアンゲラ・メルケル首相と会談し、シリア情勢などについて意見を交わした。

会談後の記者会見で、オバマ大統領は、メルケル首相がシリア領内での「安全地帯」の設置を支持する意向を示したことに対し、「シリア領内での「安全地帯」設置に関する問題に、私は思想的な反対している訳ではないし…、私が支援を望んでおらず、また多くの人々を保護したくないという訳でもない…。しかし、残念ながら、現実問題として、我々にはシリアの一部を軍事的に掌握する意思がないため、それ(安全地帯)がどう機能するのかを考えるのは難しい」と述べた。

これに関して、メルケル首相は、自身が従前的な「安全地帯」の設置を支持しているのではないとしたうえで、ジュネーブ3会議での協議が難民を人道的に支援できるような地域の設置への道を切り開くと考えているとの曖昧な態度を表明した。

AFP, April 24, 2016、AP, April 24, 2016、ARA News, April 24, 2016、Champress, April 24, 2016、al-Hayat, April 25, 2016、Iraqi News, April 24, 2016、Kull-na Shuraka’, April 24, 2016、al-Mada Press, April 24, 2016、Naharnet, April 24, 2016、NNA, April 24, 2016、Reuters, April 24, 2016、SANA, April 24, 2016、UPI, April 24, 2016などをもとに作成。

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ドイツのメルケル首相「シリア領内に難民保護のための「安全地帯」を設置すべき」(2016年4月24日)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、訪問中のガジアンテップ市(トルコ)で、シリア領内に国外難民を押し返すための「安全地帯」を設置すべきだと述べた。

ガジアンテップ市内での記者会見で、メルケル首相は「停戦が維持され、治安が十分に保障されている地域」があってしかるべきだとしたうえで、「住民らが安全だと感じれば、故郷を離れる必要はなくなる」と語った。

「安全地帯」(ないしは「飛行禁止空域」は、トルコ政府が兼ねてからシリアのアレッポ県北部に設置することを主唱しており、2015年半ばには米政府との間で、アフリーン市とジャラーブルス市間の国境地帯に設置することで合意した。

しかし、これにより同地で「穏健な反体制派」と共闘していたシャームの民のヌスラ戦線が有志連合との協力を嫌い撤退、これに代わって勢力を増したダーイシュ(イスラーム国)が残された「穏健な反体制派」に対して攻勢をかけた。

またロシア軍、米軍の支援を受けた西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、そしてシリア軍が2016年に入って、アフリーン市とアレッポ市を結ぶ回廊を奪還し、ヌスラ戦線を含む「穏健な反体制派」の兵站路を遮断、アアザーズ市方面へと後退させた。

AFP, April 24, 2016、AP, April 24, 2016、ARA News, April 24, 2016、Champress, April 24, 2016、al-Hayat, April 25, 2016、Iraqi News, April 24, 2016、Kull-na Shuraka’, April 24, 2016、al-Mada Press, April 24, 2016、Naharnet, April 24, 2016、NNA, April 24, 2016、Reuters, April 24, 2016、SANA, April 24, 2016、UPI, April 24, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で4回の爆撃を実施(2016年4月23日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月23日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して28回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は4回で、マンビジュ市近郊(2回)、マーリア市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, April 24, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県、アレッポ市一帯でシリア軍と、「穏健な反体制派」とアル=カーイダ系を含むイスラーム過激派の連合体との戦闘が激化、多くの住民が巻き添えとなり死傷(2016年4月23日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方における反体制武装集団の拠点であるドゥーマー市をシリア軍が砲撃し、子供2人を含む13人が死亡、22人が負傷した。

シリア軍と反体制武装集団は東グータ地方各所で交戦し、ジハード主義武装集団戦闘員1人が死亡したという。

一方、反体制武装集団もハラスター市近郊のダーヒヤト・アサド町を砲撃し、砲弾複数発が着弾した。

他方、SANA(4月23日付)によると、反体制武装集団がワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプを砲撃し、子供1人が死亡、女性1人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、アッシュ・ウルール地区に迫撃砲弾2発が着弾した。

一方、SANA(4月23日付)によると、反体制武装集団がサーリヒーヤ区、アダウィー地区を砲撃し、迫撃砲弾複数発が着弾した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がハイヤーン町、アターリブ市、カフルナーハー村を空爆し、女性2人が死亡、20人近くが負傷した。

またシリア政府支配下のアレッポ市ハーリディーヤ地区、ナイル通り地区などに、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾多数が着弾した。

ARA New(4月23日付)によると、シリア政府支配地域を砲撃したのはシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、アジュナード・シャーム・イスラーム連合などからなる反体制武装集団。

さらに、ARA News(4月23日付)によると、シリア軍はまたアレッポ市バーブ街道地区に対して空爆を実施したという。

一方、ARA New(4月23日付)によると、シリア軍がアレッポ市南部郊外のアイス村一帯で、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と交戦した。

他方、SANA(4月23日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団がアレッポ市内ナイル通り地区、ムーカンムブー地区、イザーア地区、アシュラフィーヤ地区、ハーリディーヤ地区、ハムダーニーヤ地区、マシャーリカ地区、ザフラー地区、サビール地区、ダーヒヤト・アサド地区(いずれもシリア政府支配地域)を砲撃し、4人が死亡、56人が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タルビーサ市一帯でシリア軍と反体制武装集団が交戦し、後者の戦闘員2人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がウカイリバート町、サルマーニーヤ村一帯、カルクール村一帯を空爆した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、航空機(所属明示せず、クッルナー・シュラカー(4月23日付)によるとロシア軍)が、ファトフ軍に所属するジハード主義武装集団の包囲を受けるフーア市、カファルヤー町に支援物資をパラシュートで投下した。

一方、クッルナー・シュラカー(4月23日付)によると、ビンニシュ市でシャーム自由人イスラーム運動の本部近くで何者かが自爆し、幹部の一人イスラーム・アブー・フサイン氏を含むメンバー4人が死亡した。

Kull-na Shuraka', April 23, 2016
Kull-na Shuraka’, April 23, 2016

 

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、4月22日に9件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は422件。

AFP, April 23, 2016、AP, April 23, 2016、ARA News, April 23, 2016、Champress, April 23, 2016、al-Hayat, April 24, 2016、Iraqi News, April 23, 2016、Kull-na Shuraka’, April 23, 2016、al-Mada Press, April 23, 2016、Naharnet, April 23, 2016、NNA, April 23, 2016、Reuters, April 23, 2016、SANA, April 23, 2016、UPI, April 23, 2016などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表も停戦が「深刻な危機」に瀕していると警鐘、紛争での死者数が40人に達しようとしていると指摘(2016年4月23日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、ジュネーブの国連本部で記者会見を開き、ジュネーブ3会議第3ラウンドの協議を4月27日まで継続すると発表する一方、シリア国内でのシリア軍と反体制派の戦闘激化によって、2月27日に発効した停戦合意が「深刻な危機」に瀕していると警鐘を鳴らし、米・ロシアが主導する国際シリア支援グループ(ISSG)17カ国に対して、緊急閣僚会議を開催するよう要請した。

デミストゥラ国連特別代表はまた、シリアでの紛争による死者数が国連の推計で40万人に達しようとしていることを明らかにした。

デミストゥラ国連特別代表はまた、シリア国内で15の地域がシリア軍によって、また3地域が、「反体制派」ないしはダーイシュ(イスラーム国)の包囲を受け、孤立していると付言した。

なお、シリアでの紛争の死者数は、シリア人権監視団が2月23日に27万人強と発表する一方、シリア政策研究センター(SCPR)が2016年2月に公表した報告書では、2015年末の段階で47万人に達したと発表している。

デミストゥラ国連特別代表はこの日、シリア政府代表団およびシリア国内で活動する反体制派・野党の使節団と会談した。

AFP, April 23, 2016、AP, April 23, 2016、ARA News, April 23, 2016、Champress, April 23, 2016、al-Hayat, April 24, 2016、Iraqi News, April 23, 2016、Kull-na Shuraka’, April 23, 2016、April 24, 2016、al-Mada Press, April 23, 2016、Naharnet, April 23, 2016、NNA, April 23, 2016、Reuters, April 23, 2016、SANA, April 23, 2016、UPI, April 23, 2016などをもとに作成。

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オバマ米大統領はシリア国内での停戦崩壊の危機に懸念を表明(2016年4月23日)

バラク・オバマ大統領は訪問先の英国ロンドンで、デヴィッド・キャメロン英国首相と会談後、記者会見を開き、シリア情勢に関して「停戦が持ちこたえるか…大いに懸念している…。敵対行為停止合意が崩壊すれば、良いオプションなどない」と述べた。

AFP, April 23, 2016、AP, April 23, 2016、ARA News, April 23, 2016、Champress, April 23, 2016、al-Hayat, April 24, 2016、Iraqi News, April 23, 2016、Kull-na Shuraka’, April 23, 2016、al-Mada Press, April 23, 2016、Naharnet, April 23, 2016、NNA, April 23, 2016、Reuters, April 23, 2016、SANA, April 23, 2016、UPI, April 23, 2016などをもとに作成。

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ドイツのメルケル首相がトルコ南部のガジアンテップ市を訪問、シリア国境に近い難民キャンプなどを視察(2016年4月23日)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は23日、EUのドナルド・トゥスク欧州理事会常任議長とともにトルコのガジアンテップ市郊外ニズィップ村にあるシリア人難民キャンプなどを視察訪問していた。

AFP, April 23, 2016、AP, April 23, 2016、ARA News, April 23, 2016、Champress, April 23, 2016、al-Hayat, April 24, 2016、Iraqi News, April 23, 2016、Kull-na Shuraka’, April 23, 2016、al-Mada Press, April 23, 2016、Naharnet, April 23, 2016、NNA, April 23, 2016、Reuters, April 23, 2016、SANA, April 23, 2016、UPI, April 23, 2016などをもとに作成。

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トルコのエルドアン政権とシリアのアサド政権はアルジェリアを介して「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」への対応を協議か?(2016年4月23日)

リビアの日刊紙『ワサト』(4月23日付)は、アルジェリアの複数の外交筋の話として、アルジェリア政府が、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の要請を受け、トルコ政府とシリア政府を仲介し、両国が「クルド・ファイル」、とりわけ西クルディスタン移行期民政局の主導のもとに樹立宣言が出された「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」への対応について再検討を行っている、と伝えた。

同消息筋によると、アルジェリア政府は、シリア・トルコ間の外交チャンネルを仲介しているという。

AFP, April 23, 2016、AP, April 23, 2016、ARA News, April 23, 2016、Champress, April 23, 2016、al-Hayat, April 24, 2016、Iraqi News, April 23, 2016、Kull-na Shuraka’, April 23, 2016、al-Mada Press, April 23, 2016、Naharnet, April 23, 2016、NNA, April 23, 2016、Reuters, April 23, 2016、SANA, April 23, 2016、UPI, April 23, 2016、al-Wasat, April 23, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で10回の爆撃を実施(2016年4月22日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月22日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して30回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は10回で、ブーカマール市近郊(1回)、フール町近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(4回)、マーリア市近郊(1回)、ワフスィーヤ村近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, April 25, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市内の反体制派支配地域を激しく爆撃(2016年4月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(クッルナー・シュラカー(4月22日付)などによるとシリア軍戦闘機)がアレッポ市アンサーリー地区、ブスターン・カスル地区、スッカリー地区、サーリヒーン地区、バーブ・ナイラブ地区、マシュハド地区、ハイダリーヤ地区など反体制武装集団支配地域を空爆し、19人が死亡した。

シリア軍はまた、アナダーン市やアレッポ市南部郊外一帯を「樽爆弾」などで空爆した。

これに対して、ジハード主義武装集団がシリア政府支配下のアレッポ市サラーフッディーン地区を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、外国人戦闘員が、カッバーニー村一帯で、第一沿岸師団、シャーム自由人イスラーム運動、アンサール・シャーム、第二沿岸師団、トルキスターン・イスラーム党、シャームの民のヌスラ戦線などと交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、マルジュ・スルターン村一帯を13回にわたり空爆、バーラー村一帯でシリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がウカイリバート町、ハマーダト・ウマル村、カンバル村、カスタル村、ジャンディーヤ村、ジュッブ・アブヤド村、ムライジブ村などを空爆する一方、ジハード主義武装集団によるシャトハ町(シリア政府支配地域)への砲撃で子供1人が死亡した。

一方、SANA(4月22日付)によると、シリア軍がタマーニア町、スカイク村、アトシャーン村一帯でジュンド・アクサー機構と交戦し、戦闘員28人を殲滅した。

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イドリブ県では、ARA News(4月22日付)によると、シリア軍がアブーラフース村を空爆し、同地で避難生活を送るアレッポ県郊外の住民4人が死亡した。

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ダルアー県では、SANA(4月22日付)によると、シリア軍がダルアー市内のアッバースィーヤ地区、カラク地区などでシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、4月21日に7件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はラタキア県、アレッポ市サラーフッディーン地区で発生、違反のほとんどはリヤド最高交渉委員会を脱会したアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動によるものだという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は413件。

AFP, April 22, 2016、AP, April 22, 2016、ARA News, April 22, 2016、Champress, April 22, 2016、al-Hayat, April 23, 2016、Iraqi News, April 22, 2016、Kull-na Shuraka’, April 22, 2016、al-Mada Press, April 22, 2016、Naharnet, April 22, 2016、NNA, April 22, 2016、Reuters, April 22, 2016、SANA, April 22, 2016、UPI, April 22, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはダマスカス郊外県でシリア軍戦闘機を撃墜か?(2016年4月22日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)の戦闘が続く、ダクワ丘一帯で戦闘機(所属明示せず)1機が墜落した。

ダーイシュによって撃墜されたのか、技術的トラブルで墜落したのかは不明だが、パイロットは行方不明のままだという。
これに関して、ダーイシュの広報機関アアマーク通信は、ダクワ丘30キロの地点でシリア軍航空機を撃墜、そのパイロットを捕捉したと伝えた。

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ヒムス県では、SANA(4月22日付)によると、シリア軍が県東部(806.5地点以東)のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

また人民防衛諸集団がジュッブ・ジャッラーブ村方面から、マクサル・ヒサーン村方面に進軍したダーイシュと交戦し、これを撃退した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月22日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市工業地区、労働者住宅地区でダーイシュ(イスラーム国)に対して特殊作戦を行った。

AFP, April 22, 2016、AP, April 22, 2016、ARA News, April 22, 2016、Champress, April 22, 2016、al-Hayat, April 23, 2016、Iraqi News, April 22, 2016、Kull-na Shuraka’, April 22, 2016、April 23, 2016、al-Mada Press, April 22, 2016、Naharnet, April 22, 2016、NNA, April 22, 2016、Reuters, April 22, 2016、SANA, April 22, 2016、UPI, April 22, 2016などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣はリヤド最高交渉委員会からの「テロ組織」の離反を歓迎(2016年4月22日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、イスラーム軍やシャーム自由人イスラーム運動が米露による戦闘停止合意(2月27日発効)を破棄したことに関して、ジュネーブ3会議での「交渉プロセスの復活」を意味すると高く評価した。

イスラーム軍とシャーム自由人イスラーム運動は、リヤド最高交渉委員会に所属していたが、前者はシリア軍への抗戦を主唱、またシャーム自由人イスラーム運動は脱会を宣言している。

ラブロフ外務大臣はこの二つの組織を「テロ組織」に指定することを求めてきたとしたうえで、「イスラーム軍とシャーム自由人イスラーム運動の戦闘員はダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線が採用しているような反人道主義的な敵対姿勢を持っている」と改めて断じた。

そのうえで「国連安保理で承認され、シリア人自身による対話を通じた問題解決を確認している戦略の受諾を拒否するこうした組織が去ったことは、彼ら以外の誰にも損失とはならない」と述べる一方、「リヤド最高交渉委員会を離反したメンバー(民主的変革諸勢力国民調整委員会のムンズィル・ハッダーム氏らを意図)が無所属として交渉に参加することを支持する」と表明した。

AFP, April 22, 2016、AP, April 22, 2016、ARA News, April 22, 2016、Champress, April 22, 2016、al-Hayat, April 23, 2016、Iraqi News, April 22, 2016、Kull-na Shuraka’, April 22, 2016、al-Mada Press, April 22, 2016、Naharnet, April 22, 2016、NNA, April 22, 2016、Reuters, April 22, 2016、SANA, April 22, 2016、UPI, April 22, 2016などをもとに作成。

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シリア政府代表団はデミストゥラ国連特別代表との協議を継続(2016年4月22日)

シリア政府代表団はジュネーブの国連本部で、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と会談した。

代表団長を務めるバッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は会談後の記者会見で、国連安保理決議第2254号においても言及がなされているシリア国内の人道状況について協議したと述べる一方、25日に予定されている次回会合では、デミストゥラ国連特別代表による12項目の質問状に対して、シリア政府代表団が18日に提出した8項目文書における修正提案についての協議が行われることを明らかにした。

AFP, April 22, 2016、AP, April 22, 2016、ARA News, April 22, 2016、Champress, April 22, 2016、al-Hayat, April 23, 2016、Iraqi News, April 22, 2016、Kull-na Shuraka’, April 22, 2016、al-Mada Press, April 22, 2016、Naharnet, April 22, 2016、NNA, April 22, 2016、Reuters, April 22, 2016、SANA, April 22, 2016、UPI, April 22, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は2015 年9月から2016年2月にかけてのシリア領内での爆撃で民間人3人が死亡していたと発表(2016年4月22日)

米中央軍(CENTCOM)は、有志連合が2015 年9月10日から2016年2月2日までの5ヶ月間にイラクとシリア領内で行われたダーイシュ(イスラーム国)掃討を目的とした空爆で、民間人20人が死亡、11人が負傷していたことを確認したと発表した。

シリア領内では、2015年12月10日のラッカ市近郊に対する空爆で民間人1人が、12月24日にマンビジュ市近郊に対する空爆で民間人1人が、2016年2月2日のアイン・イーサー市近郊に対する空爆で民間人1人が死亡したという。

CENTCOM, April 22, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で7回の爆撃を実施(2016年4月21日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月21日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して29回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は7回で、ブーカマール市近郊(2回)、マンビジュ市近郊(2回)、マーリア市近郊(3回)に対して攻撃が行われた。


CENTCOM, April 22, 2016などをもとに作成。

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ヒムス県ラスタン市に国連、シリア籍新月社のチームが初めて人道支援物資を搬入(2016年4月21日)

ヒムス県では、『ハヤート』(4月22日付)などによると、反体制派の拠点都市の一つラスタン市に国連、シリア赤新月社のチームが人道支援物資の搬入を行った。

シリア軍の包囲下に置かれるラスタン市に人道支援物資が搬入されるのは、2011年3月の混乱発生以降ではこれが初めて。

赤十字国際委員会の報道官がAFP(4月21日付)に明らかにしたところによると、支援物資は、食糧、医療物資からなり、65輌の貨物車輌に積載されて搬入された。

ラスタン市には現在12万人が居住していると考えられており、同報道官によると、同地一帯には17の国内避難民キャンプが点在しているという。

ヒムス県では、ARA News(4月21日付)によると、シリア軍がタッルドゥー市、ティールマアッラ村を空爆し、民間人複数人が負傷した。

AFP, April 21, 2016、AP, April 21, 2016、ARA News, April 21, 2016、Champress, April 21, 2016、al-Hayat, April 22, 2016、Iraqi News, April 21, 2016、Kull-na Shuraka’, April 21, 2016、al-Mada Press, April 21, 2016、Naharnet, April 21, 2016、NNA, April 21, 2016、Reuters, April 21, 2016、SANA, April 21, 2016、UPI, April 21, 2016などをもとに作成。

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イスラエルのネタニヤフ首相はロシアのプーチン大統領と会談(2016年4月21日)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はロシアを訪問し、モスクワでヴラジミール・プーチン大統領と会談した。

『ハヤート』(4月22日付)によると、会談でネタニヤフ首相は、シリア領内での「偶発的事故発生」を抑止するため、引き続きロシア軍とイスラエル軍の調整が重要であることを確認するとともに、ヒズブッラーへの高性能兵器の供与がイスラエルの安全保障上の「レッドライン」だと強調した。

また1967年にイスラエルが占領したシリア領のゴラン高原が、イスラエル領の一部であり続けると主張した。


AFP, April 21, 2016、AP, April 21, 2016、ARA News, April 21, 2016、Champress, April 21, 2016、al-Hayat, April 22, 2016、Iraqi News, April 21, 2016、Kull-na Shuraka’, April 21, 2016、al-Mada Press, April 21, 2016、Naharnet, April 21, 2016、NNA, April 21, 2016、Reuters, April 21, 2016、SANA, April 21, 2016、UPI, April 21, 2016などをもとに作成。

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米高官はロシア軍がアレッポ市近郊で軍備を増強していると指摘(2016年4月21日)

NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長はトルコの首都アンカラでシリア情勢に関して「ロシアは大部分の駐留部隊を撤退すると発表したにもかかららず、シリア政府を支援するために大規模部隊を残留させている」と指摘し、戦闘激化への懸念を表明、「困難は伴われるが…、停戦こそが対話に基づく平和的解決の最善の基礎をなる」と述べた。

一方、ロイター通信(4月21日付)は、米国高官の話として、ロシア軍がアレッポ市近郊など複数の地域で部隊を再び軍備を増強していると報じた。

AFP, April 21, 2016、AP, April 21, 2016、ARA News, April 21, 2016、Champress, April 21, 2016、al-Hayat, April 22, 2016、Iraqi News, April 21, 2016、Kull-na Shuraka’, April 21, 2016、al-Mada Press, April 21, 2016、Naharnet, April 21, 2016、NNA, April 21, 2016、Reuters, April 21, 2016、SANA, April 21, 2016、UPI, April 21, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で3回の爆撃を実施(2016年4月20日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月20日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して24回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回で、ブーカマール市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。


CENTCOM, April 21, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュがシリア軍との戦闘の末ダイル・ザウル市スィナーア地区を完全制圧(2016年4月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市内東部で、シリア軍との戦闘の末複数の街区を制圧、ダイル・ザウル航空基地に迫った。

同監視団によると、この戦闘でダーイシュはダイル・ザウル市工業地区を完全制圧したという。

シリア軍はこれに対して、工業地区とダイル・ザウル航空基地に近いハラービシュ地区とを隔てる労働者住宅地区(タフトゥーフ地区)一帯に対して空爆を実施し、ダーイシュの進軍を阻止しようとしているという。

一方、SANA(4月20日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市東部、ブガイリーヤ村、ダイル・ザウル市工業地区、ハウィーカ地区、ジュバイラ地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(4月20日付)によると、シリア軍が「支援部隊」とともに、タドムル市郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、SANA(4月20日付)によると、シリア軍がクワイリス航空基地に近いアブー・ジャッバール村でダーイシュ(イスラーム国)を攻撃した。

AFP, April 20, 2016、AP, April 20, 2016、ARA News, April 20, 2016、Champress, April 20, 2016、al-Hayat, April 21, 2016、Iraqi News, April 20, 2016、Kull-na Shuraka’, April 20, 2016、al-Mada Press, April 20, 2016、Naharnet, April 20, 2016、NNA, April 20, 2016、Reuters, April 20, 2016、SANA, April 20, 2016、UPI, April 20, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県などでシリア軍と反体制派の戦闘続く(2016年4月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と思われる戦闘機がアレッポ市サラーフッディーン地区を空爆し、民間人7人が死亡した。

一方、SANA(4月20日付)によると、シリア軍がアウラム・スグラー村、カフルアンマ村、ズィターン村、バヤーヌーン町でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、アレッポ市サーリヒーン地区でヌスラ戦線の拠点を攻撃した。

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ダマスカス郊外県では、ARA News(4月20日付)によると、シリア軍がナシャービーヤ町、バーラー村を空爆した。

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ヒムス県では、ARA News(4月20日付)によると、シリア軍がハウラ地方を空爆した。

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イドリブ県では、ARA News(4月20日付)によると、ロシア軍戦闘機がファトフ軍の支配下にあるアブー・ズフール航空基地を空爆した。

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ダルアー県では、SANA(4月20日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区に侵攻したシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 20, 2016、AP, April 20, 2016、ARA News, April 20, 2016、Champress, April 20, 2016、al-Hayat, April 21, 2016、Iraqi News, April 20, 2016、Kull-na Shuraka’, April 20, 2016、al-Mada Press, April 20, 2016、Naharnet, April 20, 2016、NNA, April 20, 2016、Reuters, April 20, 2016、SANA, April 20, 2016、UPI, April 20, 2016などをもとに作成。

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