国連の仲介により、シリア政府側とファトフ軍側がダマスカス郊外県ザバダーニー市・マダーヤー町とイドリブ県フーア市・カファルヤー町の負傷者・病院の「住民交換」を実施(2016年4月20日)

AFP(4月20日付)などによると、シリア軍の包囲下にあるザバダーニー市とマダーヤー町と、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線やシャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の包囲下にあるイドリブ県のフーア市およびカファルヤー町の負傷者、病人の「住民交換」が開始され、双方にとどまっていた住民それぞれ約250人が避難、ザバダーニー市とマダーヤー町の住民は反体制派支配地域に、フーア市とカファルヤー町の住民はシリア政府支配地域に移送された。

ザバダーニー市とマダーヤー町は、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団が、フーア市とカファルヤー町は、シリア政府を支持する国防隊、人民諸委員会が籠城を続けている。

シリア人権監視団などによると、国連およびシリア赤新月社のチームが用意した大型バス複数台がフーア市、カファルヤー町に入り、負傷者、病院ら243人を乗せて退去、またザバダーニー市、マダーヤー町でも同様に大型バス複数台に分乗した負傷者、病人ら240人が退去した。

マナール・チャンネル(4月20日付)によると、「住民交換」の合意は20日に交わされたという。

ロイター通信(4月20日付)は、目撃者の話として、住民が退去する際、ザバダーニー市とマダーヤー町を発ったシリア赤新月社の車輌1台が何者かに狙撃されたが、死傷者はなかったという。

また、退去したザバダーニー市とマダーヤー町の負傷者、病人らは、ファトフ軍の支配下にあるイドリブ県に向かったという。

一方、フーア市とカファルヤー町を発ったバスは、ダマスカス県、ラタキア県方面に分散して向かおうとしたが、途中、反体制派によって進行を妨害され、足止めを食ったという。

Reuters, April 20, 2016
Reuters, April 20, 2016
Kull-na Shuraka', April 20, 2016
Kull-na Shuraka’, April 20, 2016
Kull-na Shuraka', April 20, 2016
Kull-na Shuraka’, April 20, 2016
Kull-na Shuraka', April 20, 2016
Kull-na Shuraka’, April 20, 2016

AFP, April 20, 2016、AP, April 20, 2016、ARA News, April 20, 2016、Champress, April 20, 2016、al-Hayat, April 21, 2016、Iraqi News, April 20, 2016、Kull-na Shuraka’, April 20, 2016、al-Mada Press, April 20, 2016Qanat al-Manar, April 20, 2016、Naharnet, April 20, 2016、NNA, April 20, 2016、Reuters, April 20, 2016、SANA, April 20, 2016、UPI, April 20, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュがアレッポ市北西部のマーリア市に迫るなか、OCHAは住民4万人が避難していることを懸念(2016年4月20日)

国連人道問題調整事務所(OCHA)は、アレッポ県北西部での戦闘激化を受け、4万人以上の住民が避難を余儀なくされていると指摘、懸念を表明した。

アレッポ県北西部のトルコ国境地帯では、ダーイシュ(イスラーム国)とハワール・キリス作戦司令室の戦闘が激化、トルコ軍が後者を越境砲撃で、また米軍(主導の有志連合)が空爆による航空支援を行っている。

OCHAによると、避難した住民の多くは、「穏健な反体制派」とアル=カーイダ系組織の拠点都市であるアアザーズ市方面に避難しているという。

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アレッポ県では、ARA News(4月20日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、「穏健な反体制派」とアル=カーイダ系組織の拠点都市の一つマーリア市一帯を激しく攻撃したが、第一連帯、シャーム軍団などがこれに応戦、これを撃退した。

AFP, April 20, 2016、AP, April 20, 2016、ARA News, April 20, 2016、Champress, April 20, 2016、al-Hayat, April 21, 2016、Iraqi News, April 20, 2016、Kull-na Shuraka’, April 20, 2016、al-Mada Press, April 20, 2016、Naharnet, April 20, 2016、NNA, April 20, 2016、Reuters, April 20, 2016、SANA, April 20, 2016、UPI, April 20, 2016などをもとに作成。

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米国務省報道官は62人の死者を出した19日のイドリブ県でのシリア軍による「虐殺」に関して、「シリア軍が行った可能性がある…停戦が依然として維持されている」と述べる(2016年4月20日)

米国務省のジョン・カービー報道官は、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線やシャーム自由人イスラーム運動からなるファトフ軍の支配下にあるイドリブ県のマアッラト・ヌウマーン市、カファルナブル市の市場に対して19日に行われた空爆に関して、「シリア軍が行った可能性がある」と述べた。

そのうえで「我々は停戦が依然として維持されていると考えている」と付言した。

フランス外務省報道官も、この空爆に関して、シリア軍による「無謀な攻撃」だと非難し、シリア軍による停戦違反への懸念を表明した。

なお19日の両市への空爆による犠牲者はその後も増加し、シリア人権監視団によると、死者数は62人(うち子供5人、女性5人)に上っているという。

AFP, April 20, 2016、AP, April 20, 2016、ARA News, April 20, 2016、Champress, April 20, 2016、al-Hayat, April 21, 2016、Iraqi News, April 20, 2016、Kull-na Shuraka’, April 20, 2016、al-Mada Press, April 20, 2016、Naharnet, April 20, 2016、NNA, April 20, 2016、Reuters, April 20, 2016、SANA, April 20, 2016、UPI, April 20, 2016などをもとに作成。

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イラン軍のサーレヒー司令官はイラン軍がシリア領内に派遣されていることを認める(2016年4月20日)

イラン軍のアターッラー・サーレヒー司令官は、イラン軍の兵員がシリア領内に派遣されていることを認めた。

イラン軍が国外で活動を行うのは、1979年のイラク・イスラーム革命以降初めて。

サーレヒー司令官は「一部有志が関連組織の指揮のもとシリアに派遣された。また第65旅団の兵員の一部がそのなかに含まれることになろう…。イラン軍はシリアに対して行われる軍事関係の提言に責任を負ってはない」と述べた。

タスニーム通信(4月19日付)が伝えた。

AFP, April 20, 2016、AP, April 20, 2016、ARA News, April 20, 2016、Champress, April 20, 2016、al-Hayat, April 21, 2016、Iraqi News, April 20, 2016、Kull-na Shuraka’, April 20, 2016、al-Mada Press, April 20, 2016、Naharnet, April 20, 2016、NNA, April 20, 2016、Reuters, April 20, 2016、SANA, April 20, 2016、Tasnim News, April 20, 2016、UPI, April 20, 2016などをもとに作成。

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ロシアはリヤド最高交渉委員会によるジュネーブ3会議への参加中止を強く非難、米、フランス、トルコもこれに事実上同調(2016年4月20日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、モスクワでフランスのジャン=マルク・エロー外務大臣と会談し、シリア情勢などについて意見を交わした。

ラブロフ外務大臣は会談後の記者会見で「交渉は中止されていない。リヤド最高交渉委員会が離れても、シリア政府代表団、モスクワ、カイロ、アスタナに会したグループの各代表団、そしてフマイミーム・グループが交渉に参加している」と述べ、リヤド最高交渉委員会の参加ボイコットを非難した。

エロー外務大臣も「この和平プロセスを救済するためできるすべてのことをする」と述べた。

なお、『ハヤート』(4月21日付)によると、米国も、リヤド最高交渉委員会のボイコットに理解を示しつつも、協議を継続する意向を示しており、トルコ政府もリヤド最高交渉委員会にジュネーブ3会議から離脱しないよう求めているという。

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ロシア外務省は声明を出し、ジュネーブ3会議への参加中止を決定したリヤド最高交渉委員会の姿勢に関して、「ジュネーブの会合は合意に至るためのワークショップであるべきで、国際社会にかかわる事柄を恐喝したり、それに罠を仕掛けたりするためのオリエント・バザーではない。同委員会は、警鐘を鳴らすような行為をしているが、これによって実際には自分たちが具体的で現実的な提案を持っていないことを隠しそうとしているようだ」と批判した。

AFP, April 20, 2016、AP, April 20, 2016、ARA News, April 20, 2016、Champress, April 20, 2016、al-Hayat, April 21, 2016、Iraqi News, April 20, 2016、Kull-na Shuraka’, April 20, 2016、al-Mada Press, April 20, 2016、Naharnet, April 20, 2016、NNA, April 20, 2016、Reuters, April 20, 2016、SANA, April 20, 2016、UPI, April 20, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で2回の爆撃を実施(2016年4月19日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月19日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して24回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回で、マンビジュ市近郊(1回)、マーリア市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。


CENTCOM, April 20, 2016などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はリヤド最高交渉委員会以外の反体制派各派と会談(2016年4月19日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、スイスの首都ジュネーブで、シリア女性評議会の代表と会談、また「モスクワ・リスト」、「カイロ合意グループ」、「フマイミーム・グループ」(ラタキア県フマイミーム航空基地に駐留するロシア空軍を訪問したシリア国内の反体制派・野党の代表者)と会談した。

AFP, April 20, 2016、AP, April 20, 2016、ARA News, April 20, 2016、Champress, April 20, 2016、al-Hayat, April 21, 2016、Iraqi News, April 20, 2016、Kull-na Shuraka’, April 20, 2016、al-Mada Press, April 20, 2016、Naharnet, April 20, 2016、NNA, April 20, 2016、Reuters, April 20, 2016、SANA, April 20, 2016、UPI, April 20, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュの主要都市ラッカ市、バーブ市を戦闘機(所属不明)が爆撃するなか、シリア軍と有志連合はダイル・ザウル県を爆撃(2016年4月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が19日未明にダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市各所を空爆した。

一方、ダーイシュが撃ったと思われる迫撃砲弾3発がトルコ領内のキリス市に着弾し、複数人が負傷した。

他方、SANA(4月19日付)によると、シリア軍がマンビジュ市近郊のマフドゥーム村、アアブド村、ダイル・カーク村、マドユーナ村、アブー・タルタル村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃、破壊した。

シリア軍はまた、アレッポ市東部のダイル・ハーフィル市にあるダーイシュ拠点に対して特殊作戦を行った。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市各所を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市工業地区でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、シリア軍が同地のほか、ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区を空爆した。

また航空機(所属明示せず)がシリア政府の支配下にとどまる第137連隊基地に近い山岳地帯などに支援物資20コンテナをパラシュートで投下した。

一方、SANA(4月19日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市工業地区、フワイジャト・サクル、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

他方、ARA News(4月19日付)によると、有志連合がダイル・ザウル市東部郊外(イラク国境地帯)に対して空爆を実施した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市近郊のマザール山一帯でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(4月19日付)によると、シリア軍と「支援部隊」がダーイシュ(イスラーム国)との交戦の末、タドムル市北方のマザール山西部に位置する第806.5地点を制圧した。

シリア軍はまた、シャンダーヒーヤ村、サワーナ町一帯のダーイシュ拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(4月19日付)によると、シリア軍がアシュハイブ丘一帯でダーイシュ8イスラーム国)を攻撃し、戦闘員10人を殲滅した。

AFP, April 19, 2016、AP, April 19, 2016、ARA News, April 19, 2016、Champress, April 19, 2016、al-Hayat, April 20, 2016、Iraqi News, April 19, 2016、Kull-na Shuraka’, April 19, 2016、al-Mada Press, April 19, 2016、Naharnet, April 19, 2016、NNA, April 19, 2016、Reuters, April 19, 2016、SANA, April 19, 2016、UPI, April 19, 2016などをもとに作成。

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オバマ米大統領は「米露がともにシリア情勢を進展させなければ、シリアは急速に崩壊する」と述べ、アサド政権の停戦違反に対して圧力をかけることをロシア側に求める(2016年4月19日)

バラク・オバマ米大統領は、CBS(4月19日付)のインタビューに応じ、18日のロシアのヴラジミール・プーチン大統領との電話会談で、米国とロシアが見解を一致させ、シリア情勢を進展させなければ、シリアは「急速に崩壊する」だろうと伝えたことを明らかにした。

オバマ大統領の発言は、アレッポ県などでの戦闘激化やリヤド最高交渉委員会によるジュネーブ3会議の協議参加中止決定を受けたもの。

一方、米ホワイトハウスのジョシュ・アーネスト報道官は、オバマ大統領がプーチン大統領に対して、アサド政権による違反によって停戦違反の継続が脅かされているとしたうえで、アサド政権に対して影響力を行使するよう呼びかけたことを明らかにした。

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一方、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、18日のヴラジミール・プーチン大統領とバラク・オバマ米大統領の電話会談に関して、「協議を継続し、停戦を維持することを改めて確認した」と述べた。

会談では、ジュネーブ3会議の協議を継続することが「重要」であることで意見が一致、両国の治安、国防担当者の協力を強化するとともに、停戦違反に対処するための追加措置を検討することになると付言した。

AFP, April 19, 2016、AP, April 19, 2016、ARA News, April 19, 2016、Champress, April 19, 2016、CBS, April 19, 2016、al-Hayat, April 20, 2016、Iraqi News, April 19, 2016、Kull-na Shuraka’, April 19, 2016、al-Mada Press, April 19, 2016、Naharnet, April 19, 2016、NNA, April 19, 2016、Reuters, April 19, 2016、SANA, April 19, 2016、UPI, April 19, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で2回の爆撃を実施(2016年4月18日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月18日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は2回で、ラッカ市近郊に対して攻撃が行われた。


CENTCOM, April 19, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはアレッポ県北部でハワール・キリス作戦司令室からタッル・バッラール村を奪還(2016年4月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハワール・キリス作戦司令室がタッル・バッタール村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同地の大部分を奪還した。

また戦闘機(所属明示せず)がラーイー村に至る街道一帯を空爆した。

ARA News(4月18日付)によると、これに対してダーイシュはロケット弾でトルコ領内を攻撃し、砲弾複数発がキリス市に着弾した。

AFP, April 18, 2016、AP, April 18, 2016、ARA News, April 18, 2016、Champress, April 18, 2016、al-Hayat, April 19, 2016、Iraqi News, April 18, 2016、Kull-na Shuraka’, April 18, 2016、al-Mada Press, April 18, 2016、Naharnet, April 18, 2016、NNA, April 18, 2016、Reuters, April 18, 2016、SANA, April 18, 2016、UPI, April 18, 2016などをもとに作成。

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ブッシュ・プーチン電話会談でシリア国内の停戦強化への決意を改めて確認(2016年4月18日)

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、ヴラジミール・プーチン大統領が米国のバラク・オバマ大統領と電話会談を行い、シリア情勢などについて協議、シリア国内の停戦強化への決意を改めて確認したことを明らかにした。

AFP, April 18, 2016、AP, April 18, 2016、ARA News, April 18, 2016、Champress, April 18, 2016、al-Hayat, April 19, 2016、Iraqi News, April 18, 2016、Kull-na Shuraka’, April 18, 2016、al-Mada Press, April 18, 2016、Naharnet, April 18, 2016、NNA, April 18, 2016、Reuters, April 18, 2016、SANA, April 18, 2016、UPI, April 18, 2016などをもとに作成。

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リヤド最高交渉委員会はデミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表に対し、シリア政府の停戦違反を理由に協議参加中止を通達(2016年4月18日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、シリア政府代表団との会談後、リヤド最高交渉委員会の代表3人と会談した。

この会談で、リヤド最高交渉委員会は、シリア軍およびその同盟勢力の停戦違反と、移行期統治機関に対する委員会の質問にシリア政府が回答しなかったことに抗議し、協議への参加を中止する旨伝えた。

協議参加中止に関して、リヤド最高交渉委員会は声明(報道官を務めるリヤード・ナアサーン・アーガー氏が発表)で、「逮捕者数はむしろ増加するなど…人道問題においていかなる進展も見られず、停戦違反がなされていることを…精査し交渉の延期」を決定したとしたうえで、「国民の苦しみが増し、移行期統治機関設置という国連(安保理)決議(第2254号)、ジュネーブ合意(2012年)の本質への対応がなされない状況下で交渉を継続すれば…深刻な後退は避けられない」と表明した。

会談後、デミストゥラ国連共同特別代表は「我々の分析によると、アレッポ県で現在戦闘が行われているもの、多くの地域で停戦は続いている」としつつ、リヤド最高交渉委員会が、停戦違反に抗議して、協議参加を中止したことを明らかにした。

そのうえで、シリア政府とリヤド最高交渉委員会の間の意見相違が解消しなければ、協議を再開させるため米・ロシアに介入を要請すると付言した。

また、8月までに新憲法起草と政治移行について結論を出すための行程を策定したことを明らかにした。

AFP, April 18, 2016、AP, April 18, 2016、ARA News, April 18, 2016、April 19, 2016、Champress, April 18, 2016、al-Hayat, April 19, 2016、Iraqi News, April 18, 2016、Kull-na Shuraka’, April 18, 2016、al-Mada Press, April 18, 2016、Naharnet, April 18, 2016、NNA, April 18, 2016、Reuters, April 18, 2016、SANA, April 18, 2016、UPI, April 18, 2016などをもとに作成。

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シリア政府代表団はデミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表との会談で初めて政治文書を提出する一方、イスラエル首相による「ゴラン高原は永遠にイスラエルのもの」発言を非難(2016年4月18日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表を団長とするシリア政府代表団と会談した。

この会談で、シリア政府代表団は、週末にデミストゥラ国連特別代表が示した8項目からなる質問状に対して回答した政治文書を提出した。

シリア政府代表者がこうした政治文書を提出するのはこれが初めて。

『ハヤート』(4月19日付)が入手したコピーによると、この政治文書において、シリア政府代表団は、シリア政府には新憲法やそれに基づいた選挙について協議する権限はないと回答し、現行憲法を停止したかたちでの移行期ではなく、現行憲法のもとでの政治プロセスを追求する意思を示した。

また、シリア政府支持者、反体制派、無所属からなる挙国一致内閣の樹立、というデミストゥラ国連特別代表の提案に関しては、同内閣のもとで新憲法を起草することは可能だと回答したという。

その一方、シリア政府代表はこの会談で、17日にイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が占領下のゴラン高原で「ゴラン高原は永遠にイスラエルのものだ」と発言したことを非難し、シリア政府が国連安保理議長と事務総長宛に書簡で「無責任な挑発行為」に抗議するため介入するよう要請したことを明らかにした。

ゴラン高原の回復は、3月24日にデミストゥラ国連特別代表が、ジュネーブ3会議第3ラウンドにおける基本原則(議題)として発表した12項目(https://syriaarabspring.info/?p=27583)の第1項目に「シリアの主権、独立、統一の尊重。いかなる領土も譲歩せず…シリア国民は平和的な手段を通じて、占領下のゴラン高原回復に努める」と明記されている。

ネタニヤフ首相の発言は、これを根本から否定するのもので、シリア政府代表団がこの発言に言及したことで、デミストゥラ国連特別代表は、紛争解決に向けた議題の練り直しを迫られたかたちとなった。

AFP, April 18, 2016、AP, April 18, 2016、ARA News, April 18, 2016、Champress, April 18, 2016、al-Hayat, April 19, 2016、Iraqi News, April 18, 2016、Kull-na Shuraka’, April 18, 2016、al-Mada Press, April 18, 2016、Naharnet, April 18, 2016、NNA, April 18, 2016、Reuters, April 18, 2016、SANA, April 18, 2016、UPI, April 18, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍が不法入国し、カーミシュリー市郊外(ハサカ県)でPKKメンバーに対する掃討作戦を実施(2016年4月18日)

ハサカ県では、ARA News(4月18日付)が複数の地元筋などの話として、トルコ軍が国境沿いに位置するヌサイビン市からシリア領内に不法入国し、同市と対面するカーミシュリー市郊外で「掃討作戦」を行ったと伝え、その写真を公開した。

ロイター通信(4月18日付)は、トルコの複数の治安筋の話として、17日晩の戦闘でクルド人戦闘員18人が殺害されたと伝えた。

この18人はヌサイビン市からシリア領内に逃走しようとしていたところを殺害されたという。

同消息筋によると、トルコの治安部隊は、クルディスタン労働者党のメンバーがヌサイビン市に潜入しようとしたことを受け、同地一帯で掃討作戦を実施、彼らと交戦したという。

ARA News, April 18, 2016
ARA News, April 18, 2016

AFP, April 18, 2016、AP, April 18, 2016、ARA News, April 18, 2016、Champress, April 18, 2016、al-Hayat, April 19, 2016、Iraqi News, April 18, 2016、Kull-na Shuraka’, April 18, 2016、al-Mada Press, April 18, 2016、Naharnet, April 18, 2016、NNA, April 18, 2016、Reuters, April 18, 2016、SANA, April 18, 2016、UPI, April 18, 2016などをもとに作成。

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ヨルダンのムーマニー・メディア担当大臣「シリア人避難民5万人がヨルダン国境地帯で足止め」(2016年4月18日)

ヨルダンのムハンマド・ムーマニー・メディア担当大臣は、ヨルダンへの入国を求め、シリア領内の緩衝地帯で足止めを食っているシリア人避難民の数が5万人に上っていることを明らかにした。

ムーマニー大臣によると、シリア人避難民の入国に際して治安面を考慮していること、また高齢者、女性、児童の入国を最優先にしていることが、足止めの理由だという。

なお、ヨルダン当局によると、2016年1月にの時点では、足止めを食っているシリア人の数は1万6,000人程度だった。

AFP(4月18日付)が伝えた。

AFP, April 18, 2016、AP, April 18, 2016、ARA News, April 18, 2016、Champress, April 18, 2016、al-Hayat, April 19, 2016、Iraqi News, April 18, 2016、Kull-na Shuraka’, April 18, 2016、al-Mada Press, April 18, 2016、Naharnet, April 18, 2016、NNA, April 18, 2016、Reuters, April 18, 2016、SANA, April 18, 2016、UPI, April 18, 2016などをもとに作成。

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シリアの外務在外居住者副大臣が「アラブの春」波及以降、初のEU加盟国訪問へ(2016年4月18日)

チェコ外務省は4月20日に、シリアのファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣がプラハを訪問すると発表した。

シリア高官がEU加盟国を訪問するのは、「アラブの春」がシリアに波及した2011年以降初めて。

AFP, April 18, 2016、AP, April 18, 2016、ARA News, April 18, 2016、Champress, April 18, 2016、al-Hayat, April 19, 2016、Iraqi News, April 18, 2016、Kull-na Shuraka’, April 18, 2016、al-Mada Press, April 18, 2016、Naharnet, April 18, 2016、NNA, April 18, 2016、Reuters, April 18, 2016、SANA, April 18, 2016、UPI, April 18, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で3回の爆撃を実施(2016年4月17日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月17日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回で、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, April 18, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市内でシリア軍と反体制武装集団が砲撃を応酬し、双方の支配地域で住民合わせて15人が死亡(2016年4月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がアレッポ市西部のシリア政府支配地域(ハーリディーヤ地区、アアザミーヤ地区)を砲撃し、5人が死亡、20人が負傷した。

これに対して、シリア軍はサイフ・ダウラ地区を地対地ミサイルで攻撃するとともに、アレッポ市南部郊外のアイス村一帯を空爆した。

またアレッポ市西部のザフラー協会地区、サラーフッディーン地区では、シリア軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、アレッポ県では、SANA(4月17日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市サラーフッディーン地区、ハムダーニーヤ地区、サイフ・ダウラ地区、アクラミーヤ地区、シャイフ・マクスード地区、を砲撃し、住民10人が死亡、またワディーヒー村では、反体制武装集団による狙撃で住民1人が死亡した。

また、シリア軍は、県北部のスーラーン・アアザーズ町、ウワイジャ地区、ダフラト・アブドゥラッブフ地区、アレッポ市シュカイイフ地区で反体制武装集団と交戦した。

他方、ARA News(4月17日付)によると、反体制武装集団によるシャイフ・マクスード地区への砲撃によって、聖マリア教会の一部が破壊された。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がカスタン村、フライカ村各所を空爆し、3人が死亡した。

ARA News(4月17日付)によると、シリア軍によるカスタン村空爆で女性3人が死亡したという。

一方、SANA(4月17日付)によると、反体制武装集団がカファルヤー町、フーア市をロケット弾で攻撃し、1人が死亡、4人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマンスーラ村および同村郊外の穀物サイロを砲撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がティールマアッラ村、タルビーサ市、ザアフラーナ村を「樽爆弾」で空爆、またハウラ地方、ウンム・シャルシューフ村一帯で反体制武装集団と交戦した。

一方、シリア中部および北部で活動する反体制武装集団8組織が共同声明を出し、「シャームの稲妻師団」として完全統合すると発表した。

共同声明を出したのは、戦争の獅子旅団、ヒムスの兵旅団、ムーサー・ブン・ヌサイル旅団、アンサール・シャリーア旅団、ダーラ・イッザ・ムジャーヒディーン旅団、アーディヤート旅団、サイフッラー・マスルール旅団、機械化ミサイル大隊。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、国連とシリア赤新月社の支援チームがアイン・タルマー村、カフルバトナー町、ジスリーン町に貨物車輌52台分の人道支援物資を搬入した。

一方、マルジュ・スルターン村一帯では、シリア軍がナシャービーヤ町、ハザルマー丘、バーラー村などで反体制武装集団と交戦した。

アレッポ県では、ARA News(4月17日付)によると、有志連合が県北部(カフルガーン村一帯)でダーイシュ(イスラーム国)と戦闘を続けるハワール・キリス作戦司令室を空爆で航空支援した。

AFP, April 17, 2016、AP, April 17, 2016、ARA News, April 17, 2016、Champress, April 17, 2016、al-Hayat, April 18, 2016、Iraqi News, April 17, 2016、Kull-na Shuraka’, April 17, 2016、al-Mada Press, April 17, 2016、Naharnet, April 17, 2016、NNA, April 17, 2016、Reuters, April 17, 2016、SANA, April 17, 2016、UPI, April 17, 2016などをもとに作成。

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ダイル・ザウル市内のダーイシュ支配地区を有志連合と思われる戦闘機が爆撃し、女性1人、子供2人を含む13人が死亡(2016年4月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、有志連合と思われる戦闘機がダイル・ザウル市ハミーディーヤ地区を空爆し、女性1人、子供2人を含む13人が死亡した。

またブーカマール市でも、有志連合と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して空爆を行った。

なお、クッルナー・シュラカー(4月17日付)は、ダイル・ザウル市各所への空爆がロシア軍によるもので、民間人12人が死亡したと伝えた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるマスカナ市を空爆した。

一方、SANA(4月17日付)によると、シリア軍が県南部のハナースィル市、アトシャーナ村、ジュッブ・アリー村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

他方、ARA News(4月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)はマンビジュ市の住民に対して、トルコの携帯電話回線の使用禁止を通達するとともに、インターネット・カフェを閉鎖した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ダーイシュ(イスラーム国)が潜伏するドゥマイル市各所を空爆した。

また東カラムーン地方(アブー・シャーマート地区)一帯では、シリア軍、人民防衛諸集団がダーイシュと交戦した。

一方、SANA(4月17日付)によると、シリア軍が人民防衛諸組織とともに県北東部のアブー・シャーマート地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ヨルダン、イラクに至る国際幹線道路交差点一帯を制圧した。

AFP, April 17, 2016、AP, April 17, 2016、ARA News, April 17, 2016、Champress, April 17, 2016、al-Hayat, April 18, 2016、Iraqi News, April 17, 2016、Kull-na Shuraka’, April 17, 2016、al-Mada Press, April 17, 2016、Naharnet, April 17, 2016、NNA, April 17, 2016、Reuters, April 17, 2016、SANA, April 17, 2016、UPI, April 17, 2016などをもとに作成。

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米・ロシアはシリア政府と政治的解決を受け入れる一部の反体制派との間で「政治的取り分」を合意させることを検討(2016年4月17日)

『ハヤート』(4月17日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)は、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表がシリア政府代表団の通達を受け、リヤド最高交渉委員会に対してアサド大統領による軍事、治安、財務の3部門の副大統領の任命と、「国家支持者(現政権)、それ以外(反体制派)、無所属」からなる政府の樹立を骨子とする新提案を提示したのと並行するかたちで、米ホワイトハウスのロバート・マーレー氏とロシア大統領府のアレクサンドル・ラヴレンティエフ特使が、シリア政府と「政治的解決を受け入れる一部の反体制派」との間で「政治的取り分」を合意させるための検討を行っている、と伝えた

al-Hayat, April 17, 2016をもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で7回の爆撃を実施(2016年4月16日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月16日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して26回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は7回で、フール町近郊(3回)、ラッカ市(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(1回)、マーリア市近郊(3回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, April 17, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍が西クルディスタン移行期民政局支配下のアフリーン市一帯(アレッポ県北西部)を越境砲撃(2016年4月16日)

アレッポ県では、ARA News(4月16日付)によると、トルコ軍が西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアフリーン市一帯を越境砲撃した。

AFP, April 16, 2016、AP, April 16, 2016、ARA News, April 16, 2016、Champress, April 16, 2016、al-Hayat, April 17, 2016、Iraqi News, April 16, 2016、Kull-na Shuraka’, April 16, 2016、al-Mada Press, April 16, 2016、Naharnet, April 16, 2016、NNA, April 16, 2016、Reuters, April 16, 2016、SANA, April 16, 2016、UPI, April 16, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはアレッポ県北西部の反体制派の拠点の一つドゥーディヤーン村を包囲(2016年4月16日)

アレッポ県では、ARA News(4月16日付)によると、ハワール・キリス作戦司令室はダーイシュとの交戦の末、トルコ国境に近いカフルシューシュ村を制圧した。

しかし、ダーイシュはカフルガーン村、ドゥーディヤーン村一帯で支配地域を拡大、シリア人権監視団によると、これにより、ダーイシュは県北西部に位置するシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、「穏健な反体制派」の拠点都市アアザーズ市とドゥーディヤーン村を結ぶ地域地域を制圧し、ドゥーディヤーン村を包囲した。

『ハヤート』(4月17日付)などによると、ダーイシュの進軍と戦闘激化を受け、過去2日で同地に住む数万人の住民が避難し(クッルナー・シュラカー(4月16日付)などによると、その数は約3万人)、トルコ国境地帯に向かったという。

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ダマスカス県では、ARA News(4月16日付)によると、ヤルムーク区(パレスチナ難民キャンプ)でダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線が戦闘を続けた。

AFP, April 16, 2016、AP, April 16, 2016、ARA News, April 16, 2016、Champress, April 16, 2016、al-Hayat, April 17, 2016、Iraqi News, April 16, 2016、Kull-na Shuraka’, April 16, 2016、al-Mada Press, April 16, 2016、Naharnet, April 16, 2016、NNA, April 16, 2016、Reuters, April 16, 2016、SANA, April 16, 2016、UPI, April 16, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュがアレッポ県南部のハナースィル市一帯でシリア軍と交戦し10カ村を制圧する一方、シリア軍はダイル・ザウル市一帯を爆撃(2016年4月16日)

アレッポ県では、ARA News(4月16日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がハナースィル市一帯でシリア軍と交戦し、ザイド村、ハヤート村、ジュッブ・アリー村、クワイス村、クライア村、トゥーバ村、ジャディーダ村、サルダーフ村、ドゥライブ・ワーウィー村、アシャーナ村を制圧した。

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ヒムス県では、SANA(4月16日付)によると、シリア軍がタドムル市南部、東部、そして北東部の郊外一帯、ワーディ・アブヤド・ダム一帯、ムシャイリファ村一帯、ラスム・アルナブ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(4月16日付)によると、シリア軍がカスル村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(4月16日付)によると、シリア軍がビイル・カスブ地区北東部の戦略的要衝ダクワ丘一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市ジュバイラ地区、工業地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆、砲撃、これに対してダーイシュはシリア政府支配下のジャウラ地区、クスール地区、ユーフラテス・シャーム・ホテル一帯を砲撃した。

両者はまたダイル・ザウル市ラサーファ地区、工業地区、ハウィーヤ地区、ラシュディーヤ地区、ブガイリーヤ村、ジャフラ村、マリーイーヤ村などでダーイシュと交戦した。

一方、SANA(4月16日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地に近いサルダ山一帯、マリーイーヤ村、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、工業地区、ウルフィー地区、フッブ市場一帯、カナーマート地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, April 16, 2016、AP, April 16, 2016、ARA News, April 16, 2016、Champress, April 16, 2016、al-Hayat, April 17, 2016、Iraqi News, April 16, 2016、Kull-na Shuraka’, April 16, 2016、al-Mada Press, April 16, 2016、Naharnet, April 16, 2016、NNA, April 16, 2016、Reuters, April 16, 2016、SANA, April 16, 2016、UPI, April 16, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市内の反体制派支配地域への攻撃を激化(2016年4月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市内の反体制武装集団支配地域のサラーフッディーン地区、ブスターン・バーシャー地区、バーブ・ハディード地区、ジュッブ・クッバ地区、マシュハド地区、旧市街などを砲撃、空爆し、10人以上が死亡した(クッルナー・シュラカー(4月16日付)によると、20人が死亡、数十人が負傷した)。

一方、SANA(4月16日付)によると、シリア軍がアレッポ市北部のシャイフ・ルトフィー地区、シャイフ・サアド地区、シュカイイフ地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、ダーラト・イッザ市でヌスラ戦線などからなる反体制武装集団の拠点を攻撃した。

SANAはさらに、複数の現地消息筋の話として、トルコ国境を経由し、シリア領内に潜入したヌスラ戦線戦闘員約8,000人がアレッポ市南西部一帯に、また訳1,500人がアレッポ市北部一帯に展開したと伝えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジスル・シュグール市を砲撃、またタフタナーズ航空基地一帯を空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がズィヤーラ町、マンスーラ村、カーヒラ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクルド山、トルクメン山一帯を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、バイト・サフム市をシリア軍が砲撃した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、4月15日に8件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反のうち6件はラタキア県で、2件はダマスカス郊外県で発生したという。

AFP, April 16, 2016、AP, April 16, 2016、ARA News, April 16, 2016、Champress, April 16, 2016、al-Hayat, April 17, 2016、Iraqi News, April 16, 2016、Kull-na Shuraka’, April 16, 2016、al-Mada Press, April 16, 2016、Naharnet, April 16, 2016、NNA, April 16, 2016、Reuters, April 16, 2016、SANA, April 16, 2016、UPI, April 16, 2016などをもとに作成。

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国連使節団がダマスカス郊外県ダーライヤー市を視察(2016年4月16日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月16日付)によると、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表の在ダマスカス事務所代表を務めるハウラ・マタル女史(バーレーン人)を団長とする使節団が、シリア政府の包囲を受ける反体制武装集団の拠点都市ダーライヤー市に入り、同地の人権状況などを視察した。

AFP, April 16, 2016、AP, April 16, 2016、ARA News, April 16, 2016、Champress, April 16, 2016、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2016、al-Hayat, April 17, 2016、Iraqi News, April 16, 2016、Kull-na Shuraka’, April 16, 2016、al-Mada Press, April 16, 2016、Naharnet, April 16, 2016、NNA, April 16, 2016、Reuters, April 16, 2016、SANA, April 16, 2016、UPI, April 16, 2016などをもとに作成。

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ケリー米国務長官はロシアのラヴロフ外務大臣に対し、停戦を遵守させるためシリア政府に圧力をかけるよう要請(2016年4月15日)

ジョン・ケリー米国務長官は、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣に対して、シリア国内での敵対行為停止合意を遵守させるためシリア政府に対して圧力をかけるよう要請した。

ジョン・カービー国務省報道官によると、ケリー国務長官は16日にラブロフ外務大臣と電話で会談し、ロシア側にシリア政府への圧力を要請する一方、米国側も同様に反体制派に対して働きかけを行うと伝えたという。

『ハヤート』(4月17日付)などが伝えた。

AFP, April 16, 2016、AP, April 16, 2016、ARA News, April 16, 2016、Champress, April 16, 2016、al-Hayat, April 17, 2016、Iraqi News, April 16, 2016、Kull-na Shuraka’, April 16, 2016、al-Mada Press, April 16, 2016、Naharnet, April 16, 2016、NNA, April 16, 2016、Reuters, April 16, 2016、SANA, April 16, 2016、UPI, April 16, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはアレッポ県北西部でハワール・キリス作戦司令室に対して攻勢を続ける(2016年4月15日)

アレッポ県では、ARA News(4月15日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県北西部のトルコ国境地帯で進軍を続け、ハワール・キリス作戦司令室との戦闘の末、カサージク村を制圧した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アイン・ズィクル村、サフム・ジャウラーン村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団と、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団が交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥマイル市一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うスィッディーク旅団などの武装集団が、イスラーム軍などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 15, 2016、AP, April 15, 2016、ARA News, April 15, 2016、Champress, April 15, 2016、al-Hayat, April 16, 2016、Iraqi News, April 15, 2016、Kull-na Shuraka’, April 15, 2016、al-Mada Press, April 15, 2016、Naharnet, April 15, 2016、NNA, April 15, 2016、Reuters, April 15, 2016、SANA, April 15, 2016、UPI, April 15, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市南部のハナースィル市一帯でダーイシュと交戦(2016年4月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハナースィル市東部で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点ラッカ市を空爆し、女児1人を含む4人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(4月15日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに県北東部のアブー・シャーマート地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末、バーディヤ・セメント社、科学研究センター一帯を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月15日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ジャブラ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

これに対して、ダーイシュはダイル・ザウル市各所を砲撃、女性、子供を含む複数の住民が死亡した。

AFP, April 15, 2016、AP, April 15, 2016、ARA News, April 15, 2016、Champress, April 15, 2016、al-Hayat, April 16, 2016、Iraqi News, April 15, 2016、Kull-na Shuraka’, April 15, 2016、al-Mada Press, April 15, 2016、Naharnet, April 15, 2016、NNA, April 15, 2016、Reuters, April 15, 2016、SANA, April 15, 2016、UPI, April 15, 2016などをもとに作成。

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