ケリー米国務長官「我々はアサドが去らねばならないと言ってきたが…1日後とか1ヶ月後とかである必要はない」(2015年9月19日)

ジョン・ケリー米国務長官はロンドンでフィリップ・ハモンド外務大臣との会談後、シリア情勢に関して記者団に対し、アサド大統領は退陣せねばならないと繰り返しつつ、退任時期については「1日とか1ヶ月以内とかである必要はない」と述べた。

ケリー国務長官は「1年半にわたって、我々はアサドが去らねばならないと言ってきた。しかし、どのくらいまでに、そしてどのような方法でということについては…、1日とか1ヶ月とかそういったものである必要はない」と述べた。

ケリー国務長官はまた「すべての当事者が一同に集まり、どのようにこうしたことを達成できるのかについて理解に達するためのプロセスがある(べきだ)」と付言した。

また、ロシアの対シリア政策に関しては「我々はそれ(ロシアによるダーイシュ(イスラーム国)殲滅に向けた行動)を歓迎する。我々はダーイシュをもっとも迅速且つ効果的に壊滅する方法を探すための試みを行う用意がある」と述べた。

また、シリアの紛争については、「我々には交渉を行う必要がある…。ロシア、イランなど(シリアに)影響力を持つ国がそれをもたらす(交渉が行われる)ために支援してくれることを望んでいる」としたうえで、「我々には交渉する用意がある。アサドに交渉する用意はあるだろうか? ロシアは彼(アサド)を交渉のテーブルに着かせ、この暴力への解決策を探す用意はあるだろうか?」と自問、「アサドはこれまで、真剣な議論を拒んでおり、ロシアも彼をテーブルに着かせることを拒んでいる」と断じた。

一方、ハモンド外務大臣は、シリアへのロシアの介入強化に関して「シリア情勢をさらに複雑化する」としたうえで、アサド大統領の存在が「この地域に外国人戦闘員を引き寄せる磁石」となっていると批判した。

AFP, September 19, 2015、AP, September 19, 2015、ARA News, September 19, 2015、Champress, September 19, 2015、al-Hayat, September 20, 2015、Iraqi News, September 19, 2015、Kull-na Shuraka’, September 19, 2015、al-Mada Press, September 19, 2015、Naharnet, September 19, 2015、NNA, September 19, 2015、Reuters, September 19, 2015、SANA, September 19, 2015、UPI, September 19, 2015などをもとに作成。

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ムアッリム外務在外居住大臣「シリアへの軍備増強を越えた新たなことがある。それはロシアがダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線との戦いに参加するということだ」(2015年9月19日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住大臣(兼副首相)はロシアのRTチャンネル(9月19日付)のインタビューに応じ、「ロシアがダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線という二つのテロ組織との戦いに参加すれば、シリアに対して陰謀を企てる者に対してテーブルがひっくり返されることになろう」と述べるとともに、米国が主導する有志連合にはダーイシュとの戦いにおける明確な戦略が存在しないと批判した。

ムアッリム外務在外居住者大臣は、「シリアがロシアとともに行っていることは公然たるもので、テーブルの下では何もやっていない…。ロシアは「テロとの戦い」に参加する決意を隠すことはない。我々は、ロシアの指導部、そして参加への決意を信頼している」と述べた。

そのうえで、ロシアがシリアでの軍備増強を行っているとの米国政府・メディアなど発言や報道については、「シリアへの軍備増強を越えた新たなことがある。それはロシアがダーイシュ、ヌスラ戦線との戦いに参加するということだ。これは基本的なことであり、シリアに対して陰謀を企ててきた者の前でテーブルをひっくり返すことになろう」と付言した。

しかし、軍備増強以外にロシアがシリアでの「テロとの戦い」にどのように参加しているのかについては具体的には述べなかった。

SANA(9月19日付)などが伝えた。

SANA, September 19, 2015
SANA, September 19, 2015

AFP, September 19, 2015、AP, September 19, 2015、ARA News, September 19, 2015、Champress, September 19, 2015、al-Hayat, September 20, 2015、Iraqi News, September 19, 2015、Kull-na Shuraka’, September 19, 2015、al-Mada Press, September 19, 2015、Naharnet, September 19, 2015、NNA, September 19, 2015、Reuters, September 19, 2015、SANA, September 19, 2015、UPI, September 19, 2015などをもとに作成。

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米政府匿名高官は、ロシアがシリア国内の拠点に戦闘機4機を配備したとの報道が事実だと述べる(2015年9月19日)

『ウォール・ストリート・ジャーナル』(9月18日付、ネット版)は、複数の米国防当局者の話として、ロシアがシリアにSu-27と見られる戦闘機を配備したと伝えた。

これに関して、AFP(9月18日付)は、ロシアがシリア国内の拠点に戦闘機4機を配備し、米政府が警戒感を強めている、と匿名の米政府筋が語ったと伝えた。

この匿名の米政府筋は、ロシア軍の拠点となっているラタキア県内の空軍基地で、ロシアの戦闘機4機が駐機しているのが目撃されたとの報道について、事実だと認めた。

AFP, September 19, 2015、AP, September 19, 2015、ARA News, September 19, 2015、Champress, September 19, 2015、al-Hayat, September 20, 2015、Iraqi News, September 19, 2015、Kull-na Shuraka’, September 19, 2015、al-Mada Press, September 19, 2015、Naharnet, September 19, 2015、NNA, September 19, 2015、Reuters, September 19, 2015、SANA, September 19, 2015、UPI, September 19, 2015、The Wall Street Journal, September 18, 2015などをもとに作成。

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トルコのシニルリオール外務大臣「「シリア人難民の問題はアサドが権力に居座り続ける限り続く。シリア人はアサドが権力の座にとどまり続ける限り、混乱のなかに身を起き続ける」(2015年9月19日)

トルコのフェリドゥン・シニルリオール外務大臣は記者会見で、「シリア人難民の問題は、バッシャール・アサドがシリアの権力のトップに居座り続ける限り続くだろう。シリア人はアサドが権力の座にとどまり続ける限り、混乱のなかに身を起き続けることになるだろう」と述べた。

ARA News(9月19日付)が伝えた。

AFP, September 19, 2015、AP, September 19, 2015、ARA News, September 19, 2015、Champress, September 19, 2015、al-Hayat, September 20, 2015、Iraqi News, September 19, 2015、Kull-na Shuraka’, September 19, 2015、al-Mada Press, September 19, 2015、Naharnet, September 19, 2015、NNA, September 19, 2015、Reuters, September 19, 2015、SANA, September 19, 2015、UPI, September 19, 2015などをもとに作成。

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ロシア連邦保安局第一次長「ロシア人約2,400人がダーイシュ(イスラーム国)に参加している」(2015年9月18日)

ロシアのRIAニュース(9月18日付)は、ロシア連邦保安局のセルゲイ・スミルノフ第一次長の話として、ロシア人約2,400人がダーイシュ(イスラーム国)に参加していることを明らかにした。

スミルノフ第一次長はまた、このほかに中央アジア諸国から3,000人がダーイシュに戦闘員として参加しているという。

RIA, September 18, 2015などをもとに作成。

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ケリー米国務長官は「シリアをめぐってロシアとの軍事的対話が次の重要なステップ」と述べ、ロシアに対話を呼びかける、ロシア側もこれを歓迎(2015年9月18日)

ジョン・ケリー米国務長官は、ロンドンでのUAEアブドゥッラー・ビン・ザーイド外務大臣との会談の冒頭、バラク・オバマ大統領が「シリアをめぐってロシアとの軍事的対話(military
talks)が次の重要なステップとなり、大統領はそれが近く行われ、それによって我々に与えられた様々な選択肢がいくつかに限定されることを望んでいる。我々はシリアにおいて次のステップを検討している」と述べた。

ケリー国務長官は記者団に対し「我々は、ダーイシュ(イスラーム国)との戦い、そしてシリアにおける政治的解決に焦点を当てている。そして、それはアサドが長期間いることでは実現できないと考えている」と付言した。

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また、AP(9月18日付)などによると、この発言とほぼ時を同じくして、アシュトン・カーター国防長官もロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣と約50分にわたり電話会談を行い、シリア情勢について意見を交わした。

電話会談で、カーター国防長官は、ダーイシュ(イスラーム国)を打ち負かし、シリアの政治的移行を保証するには、それらが同時に行われるべきだとの立場を伝えたという。

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こうした米国側の発言を受け、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は直ちに反応し、「我々は米国との対話を拒否したことなど決してない…。我々は、シリアの問題など関心を共有するすべての問題について今、開かれた姿勢をとっている」と発言した。

なお、ケリー国務長官の発言の直前、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は記者団に対し、シリアへのロシア軍の派遣について、「シリア側からの要請があれば、当然、二国間対話の枠組みのなかでそれについて協議、検討する…。しかし、現時点において、理論的に話すことは困難だ」と述べた。

AFP, September 18, 2015、AP, September 18, 2015、ARA News, September 18, 2015、Champress, September 18, 2015、al-Hayat, September 19, 2015、Iraqi News, September 18, 2015、Kull-na Shuraka’, September 18, 2015、al-Mada Press, September 18, 2015、Naharnet, September 18, 2015、NNA, September 18, 2015、Reuters, September 18, 2015、SANA, September 18, 2015、UPI, September 18, 2015などをもとに作成。

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シリア軍が有志連合に続いてタドムル市に対して激しい爆撃を実施、有志連合もシリア軍に続いてミールビーヤ村一帯(ハサカ県)を爆撃(2015年9月18日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるタドムル市を25回以上にわたり空爆した。

SANA(9月18日付)も、タドムル市西部郊外一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊したと伝えた。

シリア人権監視団によると、この空爆により、住民8人が負傷、またダーイシュ・メンバーにも複数の死者が出たとの情報が出ているという。

『ハヤート』(9月19日付)は、この空爆に関して、17日のラッカ市に対する集中的な空爆に次ぐものだとしてうえで、これらの空爆が「ロシアの増援により最近強化されたと思われる(シリア軍)の航空兵器が「筋肉を見せつけた」と伝えた。

なお、シリア軍の空爆に先立って、有志連合中央司令部は9月9日にタドムル市近郊(1回)のダーイシュに対して初の空爆を行ったと発表していた。

シリア人権監視団によると、シリア軍はまた、ダーイシュの支配下にあるカルタイン市近郊のジュッブ・ジャッラーフ村一帯でダーイシュと激しく交戦した。

さらにマサール・プレス(9月18日付)によると、シリア軍とダーイシュの戦闘は、シャーイル山(ハマー県)西部一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯でも行われ、シリア軍が同地一帯を12回以上にわたって空爆した。

他方、ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州の広報局は声明を出し、ジャズル・ガス採掘所一帯上空で、ダーイシュの防空部隊がシリア軍のMiG21戦闘機を重火器で攻撃し、撃墜したと発表した。

パイロットは死亡したという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル航空基地に近いジャフラ村をシリア軍が空爆した。

また、SANA(9月18日付)によると、ダイル・ザウル航空基地一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合と思われる戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるミールビーヤ連隊基地一帯を空爆した。

また、ARA News(9月19日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタッル・ブラーク町近郊の西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊拠点複数カ所を攻撃した。

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スワイダー県では、SANA(9月18日付)によると、サアド丘、ヒルバト・サムル村、ワーディー・カスタルで、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、ARA News(9月18日付)によると、米トルコ両政府が設置合意した「安全地帯」で、ダルハ村、タラッキー村、ガザル村、アフタリーン市郊外のダーイシュ(イスラーム国)拠点複数カ所に対して少なくとも8回の空爆を行い、戦闘員14人以上を殺害した。

また同地では、ダーイシュとシャーム戦線の戦闘が続いた。

一方、SANA(9月18日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯、サフィーラ市一帯、ブラート村、トゥライディム村、タッル・リーマーン村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(9月18日付)によると、クライブ・サウル村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 18, 2015、AP, September 18, 2015、ARA News, September 18, 2015、September 19, 2015、Champress, September 18, 2015、al-Hayat, September 19, 2015、Iraqi News, September 18, 2015、Kull-na Shuraka’, September 18, 2015、al-Mada Press, September 18, 2015、Masar Press Agency, September 18, 2015、Naharnet, September 18, 2015、NNA, September 18, 2015、Reuters, September 18, 2015、SANA, September 18, 2015、UPI, September 18, 2015などをもとに作成。

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シリア軍が、英米豪によるシリア領内での限定的軍事行動を尻目にダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点ラッカ市各所を集中的に爆撃(2015年9月17日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、「所属不明の戦闘機」が、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点ラッカ市内のパノラマ地区、フィルドゥース地区、工業地区、産婦人科病院、冷凍貯蔵庫、発電・変電施設に対して集中的な空爆を行い、多数の死傷者が出た。

これに関して、AP(9月16日付)は、シリア軍戦闘機が少なくとも12回にわたり空爆を行ったと伝えた。

またSANA(9月17日付)は、シリア軍がラッカ市のダーイシュ(イスラーム国)拠点を重点的に空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊したと伝えた。

一方、クッルナー・シュラカー(9月17日付)は、ダーイシュがラッカ市国立病院のアーディル・ハーッジ・ハサン所長を処刑したと伝えた。

ARA News, September 17, 2015
ARA News, September 17, 2015

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、ダイル・ザウル航空基地一帯での戦闘で捕捉したと思われるシリア軍兵士をマヤーディーン市の農業銀行交差点の広場で斬首した。

斬首は住民らに公開され、また同市のバルウーム交差点、バカラ交差点、ナーディー交差点、ティーバ交差点の広場には、同様にシリア軍兵士とされる男性の遺体8体が吊されたという。

これに対し、ARA News(9月17日付)によると、シリア政府を支持するシュアイタート部族民兵も、ダイル・ザウル航空基地一帯での戦闘で捕捉したダーイシュ戦闘員を斬首し、その映像(https://sendvid.com/0jxizd8t)をインターネットで公開した。

シリア人権監視団によると、このほかにも、ダイル・ザウル航空基地一帯、サルダ山でのシリア軍とダーイシュの戦闘は続き、シリア軍兵士十数人とダーイシュ戦闘員も7人が死亡した。

一方、有志連合と思われる戦闘機がジュダイド・アカイダート村に対して行った空爆で、ダーイシュ・ハイル州(ダイル・ザウル県のこと)北部地区のザカート局長が死亡した。

他方、SANA(9月17日付)によると、ダイル・ザウル航空基地一帯をシリア軍が攻撃し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ARA News(9月18日付)がダイル・ザウル市の複数の活動家の情報として、ダーイシュ(イスラーム国)が、イラク領内でイラク軍から捕獲した米国製のM1エイブラムス戦車2輌を市内に配備した、と伝えた。

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アレッポ県では、SANA(9月17日付)によると、アレッポ市東部航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、シリア人権監視団によると、マンビジュ市で、「道路を封鎖し、人々の財産を略奪した」との罪で、ダーイシュ(イスラーム国)が男性2人を公開処刑した。

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ヒムス県では、SANA(9月17日付)によると、タドムル市北西部の採石所一帯、ジュッブ・ジャッラーフ村、カルヤタイン市で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月17日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して14回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は5回で、ハサカ市近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(2回)、マーリア市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, September 17, 2015、AP, September 17, 2015、ARA News, September 17, 2015、September 18, 2015、Champress, September 17, 2015、al-Hayat, September 18, 2015、September 19, 2015、Iraqi News, September 17, 2015、Kull-na Shuraka’, September 17, 2015、al-Mada Press, September 17, 2015、Naharnet, September 17, 2015、NNA, September 17, 2015、Reuters, September 17, 2015、SANA, September 17, 2015、UPI, September 17, 2015などをもとに作成。

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米国がアル=カーイダ系組織のヌスラ戦線と共闘するジュンド・アクサー機構幹部の一人で「グローバル・ジハード運動」の指導者サイード・アーリフ氏を爆撃で殺害(2015年9月17日)

フランスの複数の匿名高官が、AFP(9月17日付)に伝えたところによると、米軍が、今年7月に無人戦闘機を投入してシリア領内で行った空爆で、「グローバル・ジハード運動」の指導者の一人でアルジェリア人のサイード・アーリフ氏(49歳)を殺害することに成功していたことを明らかにした。

アーリフ氏が死亡したとの情報は、インターネット上で2015年春にも拡散されていた。

アーリフ氏は、1990年代にアフガニスタンで、アル=カーイダに参加し、ウサーマ・ビン・ラーディン氏ら組織の幹部との関係を築いたとされる。

2000年代に入ると、チェチェンにジハード主義戦闘員を派遣するネットワークに参加、またフランスのシュトラスブルグやパリのエッフェル塔を狙ったテロを計画し、フランス当局に逮捕され、2007年に禁固10年の有罪判決を受けていた。

2011年に釈放されたアーリフ氏は、「拷問を受ける危険」があるとの理由でアルジェリアに送還されることを免れ、フランス中部の町で保護観察下に置かれたが、2013年5月に失踪(逃亡)し、その後シリアに潜入したとされる。

シリアに潜入したアーリフ氏は、アル=カーイダ系組織のジュンド・アクサー機構の幹部となり、2014年8月18日、米国務省は、シャームの民のヌスラ戦線メンバーとして彼を特別指定国際テロリストに追加認定した(http://www.state.gov/r/pa/prs/ps/2014/230677.htm)。

なお、ジュンド・アクサー機構は、イドリブ県でヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などとともにファトフ軍を構成している。

AFP, September 17, 2015、AP, September 17, 2015、ARA News, September 17, 2015、Champress, September 17, 2015、al-Hayat, September 18, 2015、Iraqi News, September 17, 2015、Kull-na Shuraka’, September 17, 2015、al-Mada Press, September 17, 2015、Naharnet, September 17, 2015、NNA, September 17, 2015、Reuters, September 17, 2015、SANA, September 17, 2015、UPI, September 17, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がロシアから供与された高性能兵器の使用を開始(2015年9月17日)

ロイター通信(9月17日付)は、シリア軍消息筋の話として、シリア軍がロシアから供与された高性能の航空兵器、地上兵器の使用を数週間前から開始したと伝えた。

同消息筋によると、シリア軍はこうした新たな高性能兵器の供与とその使用に関する教練を受け、その一部の使用をすでに開始している、という。

これらの兵器は、「効果が絶大且つ非常に正確で、正確に標的を狙う」もので、「地上兵器、航空兵器など、すべてのタイプの兵器」が供与されているという。

AFP, September 17, 2015、AP, September 17, 2015、ARA News, September 17, 2015、Champress, September 17, 2015、al-Hayat, September 18, 2015、Iraqi News, September 17, 2015、Kull-na Shuraka’, September 17, 2015、al-Mada Press, September 17, 2015、Naharnet, September 17, 2015、NNA, September 17, 2015、Reuters, September 17, 2015、SANA, September 17, 2015、UPI, September 17, 2015などをもとに作成。

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ムアッリム外務在外居住大臣「率直に言うと、我々が必要としているのは、テロ組織が保有する高度な兵器に対抗するための高度な武器弾薬だ…。ロシアの軍事基地を作る意思はないが、必要が生じれば、何でもあり得る」(2015年9月17日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住大臣はシリア・アラブ・テレビとイフバーリーヤ・テレビによる単独インタビューに応じ、そのなかでダーイシュ(イスラーム国)などの過激派のテロが、シリアやイラクだけの問題ではなく、世界全体の問題だとしたうえで、シリア軍には「テロとの戦い」における任務を遂行する能力があると強調、そのためにテロ組織が保有する高度な兵器に対抗するための高度な武器・弾薬が必要だ、と明言した。

ムアッリム外務在外居住者大臣の主な発言は以下の通り。

SANA, September 17, 2015
SANA, September 17, 2015

(サウジアラビアやトルコといった地域大国がシリア国内で活動するテロ組織を支援していることに関して)「これらの国は、シリアへの介入を共謀すれば、シリアがテロの温床になり、シリアを締め付けることを知っていた。しかし、我々は常に、次のように言ってきた。テロはその支援者にも及ぶだろう、と」。

「(テロに対する)同盟、協調、連合などについて言うと、我々はロシアのヴラジミール・プーチン大統領のイニシアチブに応じたい…。自衛のためにシリアでテロと戦うなどと言っている国々(欧米諸国など)は信頼できるのか? そしてシリアに対する計略を改め、協調するだろうか? 我々はこうした国が誠実だと感じたら協力する用意はある」。

「トルコ政府は、テロを支援しているムスリム同胞団とイデオロギー的につながりがある…。トルコはイデオロギー的な理由でダーイシュと戦うことはないと…と考えてきたし、実際、戦っていない。トルコはダーイシュを支援している…。だからトルコを米国主導の有志連合に参加させるとの言説はすべて、この同盟に対するトルコが行っているゲームに過ぎない」。

「米国は、有志連合の失敗の原因の一つがトルコの姿勢にあると感じている…。最近になって採択された三つの国連安保理決議は、すべての加盟国に対して国連憲章第7章に基づき「テロとの戦い」を推し進めるよう規定している。テロと戦いたいという国であれば、シリア政府と協調しなければならない」。

「ダーイシュに対するトルコの姿勢は変わっていない…。トルコ軍機がダーイシュに対してこれまでに何度空爆したというのか? トルコはダーイシュ戦闘員の負傷者が国内の病院に搬送されるのを阻止したか? 領内のダーイシュの拠点を閉鎖したか?」

「シリア・アラブ軍は今日でも、「テロとの戦い」を遂行する能力があるということを証明している。近い将来に何が起こるのかを予想したくはない。しかし、シリア・アラブ軍は今、国内のさまざまな場所で任務を遂行できている。歴史を振り返ってみても、シリア・アラブ軍のように国内でこうしたテロ組織と戦ったことのある軍は存在しない」。

「我々は、我が武装部隊に何が必要かを検討することになろう。例えば、カラムーン地方では、レバノンのレジスタンス(ヒズブッラー)が…実際に参加した。ザバダーニー市でもこうしたことが行われている。事態の推移のなかで必要となれば、こうした協力を禁じるものは何もない。しかし、今のところ、私は、シリア・アラブ軍が能力を有していると考えている」。

「率直に言うと、我々が必要としているのは、テロ組織が保有する高度な兵器に対抗するための高度な武器弾薬だ」。

(ロシア軍がラタキア県内の航空基地で軍備強化を行っているとの報道に関して)「私はその報道を肯定することも、否定することもできない。しかし、シリアとロシア、我が軍とロシア軍との関係は、戦略的な協力関係だということは言える。我々はみな、プーチン大統領に耳を傾け…、セルゲイ・ラブロフ外務大臣の発言に耳を傾けてきた…。彼らは誰よりも先に、シリアにおける「テロとの戦い」が、自衛のための先制行動を必要とすることを理解しており、それゆえに我が軍への武器弾薬の供与を強化したのだ」。

「シリア国内にロシアの軍事基地を作る意思は(ロシア側には)ない。しかし、必要が生じれば、何でもあり得る。事実、私はそのことを否定もしなければ、肯定もしない。我々はプーチン大統領が指導するロシアが、シリアという国家、その正当な政府に常を支持しており、「テロとの戦い」において必要が生じれば、提供し得るすべてを提供する用意がある、ということを理解すべきだ」。

AFP, September 17, 2015、AP, September 17, 2015、ARA News, September 17, 2015、Champress, September 17, 2015、al-Hayat, September 18, 2015、al-Ikhbariya, September 17, 2015、Iraqi News, September 17, 2015、Kull-na Shuraka’, September 17, 2015、al-Mada Press, September 17, 2015、Naharnet, September 17, 2015、NNA, September 17, 2015、Reuters, September 17, 2015、SANA, September 17, 2015、Syria Arab TV, September 17, 2015、UPI, September 17, 2015などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表がシリアを訪問し、ムアッリム外務在外居住大臣と紛争解決に向けた作業グループについて協議(2015年9月17日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表がシリアを訪問し、ワリード・ムアッリム外務在外居住大臣(兼副首相)ら外務在外居住省高官らと会談し、シリア情勢、とりわけ国連議長声明で設置への支持が表明されたデミストゥラ氏提案の四つの作業グループに関して意見を交わした。

SANA(9月17日付)によると、デミストゥラ共同特別代表は、シリアの紛争解決に向けた四つの作業グループに関してシリア側が用意した質問に答え、これらのグループは「ブレイン・ストーミング」のために設置・活動し、シリア人どうしが「ジュネーブ3」に向けた合意にいたる際にそこでの成果を活用して欲しいと述べたという。

これに対して、ムアッリム外務在外居住者大臣は、「テロとの戦い」が最優先事項で、シリアの危機解決の起点となるとの立場を改めて示すとともに、作業グループに関して協議を継続する必要があると答えたという。

会合には、ファイサル・ミクダード副大臣、アイマン・スーサーン次官、アフマド・アルヌース顧問が同席した。

SANA, September 17, 2015
SANA, September 17, 2015

AFP, September 17, 2015、AP, September 17, 2015、ARA News, September 17, 2015、Champress, September 17, 2015、al-Hayat, September 18, 2015、Iraqi News, September 17, 2015、Kull-na Shuraka’, September 17, 2015、al-Mada Press, September 17, 2015、Naharnet, September 17, 2015、NNA, September 17, 2015、Reuters, September 17, 2015、SANA, September 17, 2015、UPI, September 17, 2015などをもとに作成。

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シリア外務在外居住者省は「テロとの戦い」を口実とした英仏豪によるシリア領内での一方的爆撃を主権侵害と非難、政府の許可を得るよう求める(2015年9月17日)

シリアの外務在外居住者省は、国連安保理議長および事務総長に宛てて書簡を送り、そのなかで、英国、フランス、オーストラリアによるシリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)を狙った空爆に関して、これらの国が国連憲章第51条を根拠に軍事行動を行っていることへの異議を申し立てるとともに、この軍事行動が国連憲章、国連安保理決議第2170号、2178号、2199号などの諸決議に明らかに違反すると表明した。

書簡において、外務在外居住者省は、シリア政府および軍が、サウジアラビア、カタール、トルコ、ヨルダンといった国々の支援を受けるダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線などのテロ組織との戦いを行っており、「テロとの戦い」を口実に、シリア政府の許可なくシリアの領土、領空、領海内で武力行使することは、シリアへの主権侵害だ訴えるとともに、シリア国内で軍事行動を行う場合は、シリア政府の許可、ないしは国連安保理での承認が必要だと述べた。

国連憲章第51条は以下のように規定している。

この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。この自衛権の行使に当って加盟国がとった措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。また、この措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持または回復のために必要と認める行動をいつでもとるこの憲章に基く権能及び責任に対しては、いかなる影響も及ぼすものではない。

AFP, September 17, 2015、AP, September 17, 2015、ARA News, September 17, 2015、Champress, September 17, 2015、al-Hayat, September 18, 2015、Iraqi News, September 17, 2015、Kull-na Shuraka’, September 17, 2015、al-Mada Press, September 17, 2015、Naharnet, September 17, 2015、NNA, September 17, 2015、Reuters, September 17, 2015、SANA, September 17, 2015、UPI, September 17, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領「問題は欧州が難民を受け入れるか否かにあるのではなく、問題にどう対処するかにある。難民のことを心配するのなら、テロ支援を止めるべきだ。これが難民問題の本質だ」(2015年9月16日)

アサド大統領は、RT、『ロシースカヤ・ガゼータ』、第1チャンネル、ロシア24、リヤ・ノーヴォスチ、NTVによる合同インタビューに応じた。

質問はロシア語で行われ、アサド大統領はアラビア語で答えた。

インタビュー全文はSANAに全文が公開され、映像もSANAがユーチューブ(https://www.youtube.com/watch?v=Q0sjXVFchqU&feature=youtu.be)を通じて配信した。

インタビューにおけるアサド大統領の主な発言は以下の通り。

SANA, September 16, 2015
SANA, September 16, 2015

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「危機発生(2011年)当初から、我々は対話路線を採用してきた。シリア国内、モスクワ、ジュネーブでシリア人どうしによる対話を数ラウンドにわたって行ってきた。しかし実際のところ、成果がもたらされたのは、モスクワ2だけだった。ジュネーブ(2)も、モスクワ1も部分的なステップだった…。しかし危機が大きなものだということを踏まえると当然だった。数時間、ないしは数日で解決策にいたることなどできない。我々は現在モスクワ3の開催を…待っている。我々はシリアのさまざまな政治組織、政党と対話を続けねばならないと考えている。同時に、シリアの未来について合意に達するため、テロと戦う必要がある」。

「シリア、イラク、そして地域全体にテロが拡散していることを考慮せずに、何かを実現できるだろうか? 我々は合意にいたるために対話を続けねばならないが、真に何かを実行したいと考えるのなら、人々が殺され、流血が続き、安全な暮らしができないなかで何もできない…。安全であることをすべてのシリア人にとっての最優先課題としなければ、我々は(対話で)合意したことをどのように実行できるというのか? つまり我々は合意をめざすが、シリア国内でテロを打ち負かさない限りは何も実行できない。それゆえ、我々はダーイシュ(イスラーム国)だけでなく、テロそのものを打ち負かさねばならないのだ」。

「多くのテロ組織が存在する…。そのなかで国連安保理がテロ組織と認定しているのがダーイシュとシャームの民のヌスラ戦線だ…。権力分有に関して、我々は当初から一部の反体制派と権力を分有してきた。彼らは数年前に政府に参画するかたちで権力分有を受け入れた…。しかし、現下の危機ゆえに、我々は今も権力分有を行おうと言っているのだ」。

「難民問題に関して言いたい。西側の対応、とりわけ先週の西側メディアのプロパガンダは…、これらの難民がシリア政府、ないしは彼らが言うところの体制から逃げてきた人々だとしたうえで、難民のために片目で涙を流し、もう一方の目で狙い撃ちしようとしているようなものだ。なぜなら、こうした難民は、テロリスト、そして殺戮…、さらにはテロによってもたらされた結果を避けてシリアを去ったからだ…。テロが生じ、インフラが破壊されれば…、人々はテロから逃れ、生活の糧を求めて世界のどこかに移動せざるを得ない…。西側は彼らのために涙を流す一方で、危機発生当初からテロリストを支援してきた…。当初は平和的な蜂起だったが、その後穏健な反体制派となったはずが、彼らは今ではヌスラ戦線やダーイシュといったテロが存在し、その原因がシリアの国家、ないしは体制、あるいは大統領にあると言う…。問題は欧州が難民を受け入れるか否かにあるのではなく、問題にどう対処するかにある。難民のことを心配するのであれば、テロリストへの支援を止めるべきだ…。これが難民問題の本質だ」。

「戦時下では、敵が国内のテロリストであろうが、国外から来るテロリストであろうが、国民は敵に対して一致団結しなければならない。今日、どのシリア人に何が今欲しいかと質問しても、みなが「私たちは個人、そして家族が安全でいることを望む」と言うだろう。つまり、我々は、政府内に身を置く勢力であれ、その外に身を置く勢力であれ、シリア国民が望むことのために一致団結しなければならない。つまりは、何よりもまずテロに対して一致団結しなければならないのだ…。このインタビューの場を借りてすべての勢力に呼びかけたい。テロに対抗するために一致団結することで、我々がシリア人として望む政治的目的にも対話や政治プロセスを通じて到達できる、と」。

「ジュネーブにおける国際社会の対応は中立的ではなかったが、ロシアの対応は中立的で…、国際法、国連の諸決議に沿ったものだった…。モスクワ3で求められているのは、シリアのさまざまな当事者の間にある渉外を解消することだ…。我々はモスクワ3が成功しなければ、ジュネーブ3を成功させるのが困難だと考えている」。

「今の時点で、イランはイニシアチブを発揮していないが、その基本原則は…シリアの主権、シリア国民の自決…、テロとの戦いを後押しするものだ…。それゆえ、我々はイランの役割が重要だと考えている…。イランがシリアに軍や部隊を派遣したとの西側メディアの報道は正しくない。イランは我々に軍需品を供与しており、シリアとイランの間では軍技術者の往来はある。しかし常に行われているものだ」。

「シリアとエジプトは決して断交することはなかった…。エジプト大統領がテロ組織のムスリム同胞団に所属するムルスィー氏だった時も、エジプトの諸機関はシリアとの関係を維持しようとした…。我々とエジプトの間には(テロとの戦いをめぐって)共通のヴィジョンがあると言える。しかし、現在の関係は治安レベルにとどまっている」。

「トルコとの国境でテロを根絶し…、それ以外の地域でのテロは許される、というような言説は受け入れられない。テロはあらゆる場所で根絶されねばならない。我々は3年以上も前から、テロとの戦いを行うための国際同盟を提唱してきた…。しかし、我々は現在、誰がヌスラ戦線やダーイシュに武器、資金を提供し、テロリストを送り込んでいるのか知っている。それはトルコだ…。しかし、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領もアフメト・ダウトオール首相も、米国、そしてそれ以外の西側諸国と調整せずには何の措置も講じることはできない。つまり、ヌスラ戦線やダーイシュがこの地域に存在していることで、西側諸国の行為を隠蔽されている。なぜなら、西側諸国は常に、テロが自分たちのポケットから取り出して、利用できるカードだと考えているからだ。彼らは今、ヌスラ戦線をダーイシュに対抗させるために利用しようと考えている。なぜなら、おそらくはダーイシュが彼らの管理を逸脱することがあるからだ。しかし、このことは彼らがダーイシュの根絶を望んでいることを意味しない」。

「我々にとって、ダーイシュ、ヌスラ戦線、そして武器を持ち、民間人を殺すそれに類するすべての組織が過激派だ…。しかし、我々は一部の武装集団と対話し、混乱した地域で合意に達し、事態を収束させた。別の場所では、こうした武装集団がシリア軍に参加し、シリア軍とともに戦っている…。つまり、我々は、ダーイシュ、ヌスラ戦線、そしてそれに類する組織をのぞくすべての者と対話している」。

「ロシア、イラン、そしてイラクといった友好国と我々は協力し合っている。イラクとは同じテロに対抗している。それ以外の国については、我々は、テロと戦う意志を持っていれば、いかなる拒否権も発動はしない…。(米国が主導する)有志連合は、現場で実際の影響力を持っていないがゆえに、失敗している。同時に、トルコ、カタール、サウジアラビアといった国、そしてフランスや米国といったテロを隠蔽しようとする国とともに、テロとの戦いは行えない。テロに与する者とテロに反対する者がともにいることはできない。しかしこうした国が政策を変更し…、有志連合がテロとの戦いを行う真の同盟…となれば、これらすべて国との協力を妨げるものはない」。

「テロ組織であるダーイシュはもちろん、国を作り…さらなる戦闘員を引きつけようとしている。これらの戦闘員は、宗教のためにイスラーム的な性格を持った国が存在するという過去の夢にとりつかれている。しかしこうした体裁は…偽りのものだ…。国家とは社会の産物として生じ、社会を代弁するため、社会のために発展を遂げる…。テロ集団は存在するが、彼らが社会を代弁することはない」。

「クルド人のみを対象とした政策があると言うことはできない。国家が一つの国民を区別することなどあってはならず、そうすれば国家に分裂が生じる…。我々にとって、クルド人はシリアの調和の一部をなしており、異邦人ではない…。彼らを我々の同盟者と呼ぶことができるだろうか? それはできない。彼らのなかには愛国的な人もいるが、彼らを十把一絡げにしてはいけない。クルド人には、シリアのほかの社会集団と同じようにさまざまな潮流がある。彼らはさまざまな政党に属し、左派、右派もある。部族もある…。つまりクルド人を一つの集団と捉えること自体が客観的ではないのだ」。

「しかし、我々はクルド人をはじめとするすべての社会集団とともにある…。我々はダーイシュとの戦闘で一致団結しなければならないと述べた通りだ。ダーイシュ、ヌスラ戦線、そしてそれ以外のテロリストに対して勝利したうえで、我々は一部のクルド人の党派が求める要求を議論できるようになる…。こうしたことがシリアの国民統合、領土保全、テロとの戦い、シリア国民の多様性…、すなわち民族、宗派にかかる自由を踏まえているのであれば、我々はいかなる拒否権も行使しない」。

「我々が自分の国を守る時、我々は感謝を必要としていない。これは当然の義務だ…。もし既存の構造を変革したいのなら…、問題は大統領にも政府と関わるものではなく、憲法と関係している。憲法は大統領の所有物でも、政府の所有物でもない。憲法の所有者とは国民だ…。憲法を変更するには国民対話が必要だ…。この問題がシリアの統合、国民の自由、多様性に抵触しないのであれば、我々の国家にいかなる異議申しても生じない」。

「(ダーイシュに対する米国のシリア領内での空爆に関して、米国と調整がなされているかとの問いに関して)調整はなされていない。この答えが現実に即していないと思われることは分かっている…。今や我々は共通の敵…と戦っており、調整なしに、共通の標的に対して、同じ地域で攻撃を行っている。そして(米軍との)いかなる衝突も起きていない。奇妙に思えるだろうが、これが現実だ。シリア米両政府、両国軍の間にはいかなる調整も連絡もなされていない…。(調整を仲介する)第三者も存在しない…。(米軍による)攻撃が行われる前、イラクを通じて彼らは我々に(空爆を行うと)告知しただけだ」。

「いかなる人がシリアから出国しようと、それは祖国にとって大きな損失だ。その人がどのような立場に立ち、またどのような能力を持っているは関係ない…。欧州は今日、自らの罪が難民に資金を供与せず、そしておそらくはこれらの移民を規則的に受け入れてこなかったことにあり、その結果として、多くの難民が海を渡って来ざるを得なくなり、多くの難民が死んだ、というイメージを作ろうとしている…。我々も無実の人々が犠牲になったことを悲しく思っている。しかし、海に沈んだ犠牲者が、シリアで殺されている人々よりも尊いのだろうか? テロリストに斬首された無実の人々よりも尊いだろうか? 溺死した児童を悲しんでおきながら、シリア国内でテロリストによって殺された数千の児童、老人、女性、そして男性の死をどうして悼まないのか? こうした欧州のダブルスタンダードはもはや受け入れられない…。基準は一つだ。欧州はテロを支援してきたがゆえに責任がある。しかも未だにテロリストを支援し、彼らを「穏健な反体制派」などと呼んで、隠蔽している」。

「西側メディアは当初から…問題の原因は大統領がいるからだと報じている…。なぜか? それは、彼らがシリアのすべての問題が一人の人間にあるというイメージを作り出そうとしているからだ。そうすれば、多くの人が…、この人物が去れば、事態は良くなる…と考えるようになる」。

「大統領が去れば事態が良くなると彼らは言うが、これは実質的にどのような意味を持っているのか? あなたが大統領としてここにとどまる限り、我々はテロを支援し続ける、というのが西側の原則なのだ…。彼らはこの人物が去り、別の人物が自分たちの利益のために就くことを望んでいる…。しかし大統領というのはどのようにしてその地位に就くのか? それは国民、そして選挙を通じてだ。大統領が去る場合、国民を通じて去らねばならず、米国の決定、安保理の決定、ジュネーブ会議、ジュネーブ合意などを通じて去ってはならない。国民が彼を望めば、彼はとどまるだろう。国民が彼を拒めば、彼はただちに去らねばならない」。

 

AFP, September 16, 2015、AP, September 16, 2015、ARA News, September 16, 2015、Champress, September 16, 2015、al-Hayat, September 17, 2015、Iraqi News, September 16, 2015、Kull-na Shuraka’, September 16, 2015、al-Mada Press, September 16, 2015、Naharnet, September 16, 2015、NNA, September 16, 2015、Reuters, September 16, 2015、SANA, September 16, 2015、UPI, September 16, 2015などをもとに作成。

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有志連合とシリア軍がそろってダイル・ザウル県のダーイシュ(イスラーム国)を爆撃(2015年9月16日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル市一帯を空爆、またダイル・ザウル航空基地一帯、サルダ山では、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

一方、有志連合もダイル・ザウル市郊外のジュダイド・アカイダート村を空爆したが、女性、子供を含む住民6人が死亡、10人以上が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の主要拠点の一つマンビジュ市郊外をシリア軍が砲撃し、メンバー8人が死亡した。

同監視団によると、クワイリス航空基地包囲解除に向け、シリア軍は同地一帯への空爆・砲撃、地上軍の進攻を数日前から激化させており、この3日間でダーイシュ戦闘員35人が死亡したという。

またサーリヒーヤ村、タッル・リーマーン村などでは、シリア軍とダーイシュが交戦、シリア軍側にも17人の死者が出ているという。

一方、SANA(9月16日付)によると、ハナースィル市、ブラート村、ナアーム丘一帯、タッル・リーマーン村、タッル・アームーディー村、アブティーン村、ワディーヒー村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル・ガス採掘所一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯、タイフール航空基地一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、シリア軍が同地を空爆した。

一方、SANA(9月16日付)によると、タドムル市、ジュッブ・ジャッラーフ村一帯、ハリージャ村、ハッターブ村、ウンム・ジャーミア村一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市内ルマイラ地区のインターネット・カフェにいた女性が「店内で顔を露わにしていた」として、ダーイシュ(イスラーム国)ヒスバ(宗教警察)の婦人部隊によって逮捕された。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月16日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は1回で、ラッカ市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, September 16, 2015、AP, September 16, 2015、ARA News, September 16, 2015、Champress, September 16, 2015、al-Hayat, September 17, 2015、Iraqi News, September 16, 2015、Kull-na Shuraka’, September 16, 2015、al-Mada Press, September 16, 2015、Naharnet, September 16, 2015、NNA, September 16, 2015、Reuters, September 16, 2015、SANA, September 16, 2015、UPI, September 16, 2015などをもとに作成。

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シリア外務在外居住者省はアレッポ市に対する反体制武装集団の無差別砲撃に対する厳正な対処を国連に要請(2015年9月16日)

外務在外居住者省は、国連安保理議長および事務総長に宛てて書簡を送り、そのなかで9月15日のアレッポ市に対する反体制武装集団の無差別砲撃を報告、「テロとの戦い」にかかる国連諸決議に従って厳正な対処をとるよう、要請した。

AFP, September 16, 2015、AP, September 16, 2015、ARA News, September 16, 2015、Champress, September 16, 2015、al-Hayat, September 17, 2015、Iraqi News, September 16, 2015、Kull-na Shuraka’, September 16, 2015、al-Mada Press, September 16, 2015、Naharnet, September 16, 2015、NNA, September 16, 2015、Reuters, September 16, 2015、SANA, September 16, 2015、UPI, September 16, 2015などをもとに作成。

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フランスのル・ドリアン国防大臣はシリアでのダーイシュ(イスラーム国)爆撃を自己正当化(2015年9月16日)

フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン国防大臣は、シリアでのダーイシュ(イスラーム国)空爆に関して、フランス国際放送(9月16日付)に対して、ユニークな見解を示し正当化を試みた。

ル・ドリアン国防大臣は、フランスが空爆に踏み切る背景に関して、ダーイシュがこの数ヶ月で、アレッポ県、ヒムス・ダマスカス街道でプレゼンスを強め、そのことがアレッポ一帯のシリアの反体制派を脅かすに至ったと述べた。

ヒムス・ダマスカス街道とは、UNESCO世界文化遺産パルミラ遺跡を擁するヒムス県中部のタドムル市やキリスト教徒が多く住むカルヤタイン市を指すと思われるが、この解釈に従うと、同地でダーイシュに敗北したアサド政権の存在は、アレッポ県で活動する反体制武装集団の勢力拡大に寄与していたことになる。

ル・ドリアン国防大臣はまた、現下のシリア情勢が「去年とは異なる…。ダーイシュはイラクで撃退された後、シリアで攻撃態勢に入った…。これにより、事態はきわめて深刻なものとなった」と述べた。

しかし、イラクでのダーイシュの劣勢が具体的に何を示すのかは明らかではない。

なお、ル・ドリアン外務大臣は、シリア領内での空爆開始時期に関しては、「数週間のうちに開始する」と明言した。

シリアの領空内で空爆を行うことに関して、シリア政府の合意を得ていないとしつつ、「いかなる空爆も危険がつきものだ。我々は我が国の航空機が危険を回避し得るよう充分な措置を講じている」と付言した。

一方、ロシアによるシリア政府への軍事・技術支援強化の動きについて、「彼ら(ロシア)に対して行うべき質問だ…。重要なのは、ロシアが解決策の一部をなしていることであり、問題解決はシリア政府を経由するかたちではなし得ない」と述べた。

『ハヤート』(9月17日付)などが伝えた。

AFP, September 16, 2015、AP, September 16, 2015、ARA News, September 16, 2015、Champress, September 16, 2015、al-Hayat, September 17, 2015、Iraqi News, September 16, 2015、Kull-na Shuraka’, September 16, 2015、al-Mada Press, September 16, 2015、Naharnet, September 16, 2015、NNA, September 16, 2015、Reuters, September 16, 2015、SANA, September 16, 2015、UPI, September 16, 2015などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「欧州へのシリア難民流入を止めるため、アサド政権を打倒すべき」(2015年9月16日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、欧州へのシリアなどからの難民・移民の流入に関して、「シリアの紛争解決こそが難民流入を止める唯一の道だ」と述べた。

エルドアン大統領は首都アンカラで「難民問題は、国境閉鎖、国境地帯での有刺鉄線の敷設などを通じては解決し得ない。真の問題は、この国(シリア)の紛争を可能な限り早急に終わらせることだ」としたうえで、国際社会に対して改めて「バッシャール・アサド政権を打倒するために力を動員」するよう呼びかけた。

エルドアン大統領はまた、「シリアの問題解決は、この国を支配する専制支配体制を崩壊させ、国民の意思と地域の現状を尊重する政府に置き換えることのなかにある」と強調した。

AFP(9月16日付)などが伝えた。

AFP, September 16, 2015、AP, September 16, 2015、ARA News, September 16, 2015、Champress, September 16, 2015、al-Hayat, September 17, 2015、Iraqi News, September 16, 2015、Kull-na Shuraka’, September 16, 2015、al-Mada Press, September 16, 2015、Naharnet, September 16, 2015、NNA, September 16, 2015、Reuters, September 16, 2015、SANA, September 16, 2015、UPI, September 16, 2015などをもとに作成。

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オーストラリアのアンドリュース国防大臣は、14日にシリア領内でダーイシュ(イスラーム国)への初の爆撃を行っていたと発表(2015年9月16日)

オーストラリアのケヴィン・アンドリュース国防大臣は、オーストラリア空軍がシリア領内でダーイシュ(イスラーム国)に対して初めて空爆を行ったと発表した。

アンドリュース国防大臣によると、空爆は、F/A-18Aホーネット戦闘機2機を投入して14日に実施され、誘導ミサイルを使用しダーイシュの装甲兵員輸送車を破壊したという。

AFP(9月16日付)などが伝えた。

AFP, September 16, 2015、AP, September 16, 2015、ARA News, September 16, 2015、Champress, September 16, 2015、al-Hayat, September 17, 2015、Iraqi News, September 16, 2015、Kull-na Shuraka’, September 16, 2015、al-Mada Press, September 16, 2015、Naharnet, September 16, 2015、NNA, September 16, 2015、Reuters, September 16, 2015、SANA, September 16, 2015、UPI, September 16, 2015などをもとに作成。

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米中央軍司令官「米国が軍事教練した「穏健な反体制派」のうちシリア領内でダーイシュ(イスラーム国)と戦っているのは4、5人だけ」(2015年9月16日)

米中央軍のロイド・オースティン司令官(陸軍大将)は、米議会上院の軍事委員会で、トルコ領内で米軍が軍事教練したシリアの「穏健な反体制派」の戦闘員54人のうち、シリア領内でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘に従事しているのが「4、5人」しかいないと証言した。

ABCニュース(9月16日付)などが伝えた。

ABC News, September 16, 2015、AFP, September 16, 2015、AP, September 16, 2015、ARA News, September 16, 2015、Champress, September 16, 2015、al-Hayat, September 17, 2015、Iraqi News, September 16, 2015、Kull-na Shuraka’, September 16, 2015、al-Mada Press, September 16, 2015、Naharnet, September 16, 2015、NNA, September 16, 2015、Reuters, September 16, 2015、SANA, September 16, 2015、UPI, September 16, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍参謀総長「シリア国内で空軍基地を建設する予定はないが、可能性は否定しない」(2015年9月16日)

ロシア軍のニコライ・ボグダノフスキー第1参謀長は、ラタキア県ジャブラ市郊外のフマイミーム航空基地(バースィル・アサド国際空港内)の滑走路延長工事など、ロシア軍がシリア国内での軍備を増強しているとする報道に関して、現時点で空軍基地を建設する予定はないとしつつ、「こうしたことを行うことは可能で、否定はしない」と述べた。

『ハヤート』(9月17日付)などが伝えた。

AFP, September 16, 2015、AP, September 16, 2015、ARA News, September 16, 2015、Champress, September 16, 2015、al-Hayat, September 17, 2015、Iraqi News, September 16, 2015、Kull-na Shuraka’, September 16, 2015、al-Mada Press, September 16, 2015、Naharnet, September 16, 2015、NNA, September 16, 2015、Reuters, September 16, 2015、SANA, September 16, 2015、UPI, September 16, 2015などをもとに作成。

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ヒムス県中部ジャズル油田一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)の攻防続く(2015年9月15日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で、ジャズル油田の守備を指揮するシリア軍司令官の一人が戦死した。

クッルナー・シュラカー(9月15日付)によると、ダーイシュとの戦闘で戦死した司令官はムスタファー・アッルーシュ氏。

アッルーシュ氏(タルトゥース県サーフィーター市郊外出身)は、ハマー県北部での戦闘を指揮するスハイル・ハサン大佐の部隊の司令官で、国防隊を率いてダーイシュとの戦闘に参加していたという。

一方、SANA(9月15日付)によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ジャズル村およびズィイブ丘を含む同村一帯の丘陵地帯を完全制圧し、ジャズル・ガス採掘所を含む一帯を奪還した。

シリア軍はまた、タドムル市西部の三角地帯でダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の包囲を受けるクワイリス航空基地一帯、タッル・リーマーン村、サーリヒーヤ村をシリア軍が空爆した。

一方、SANA(9月15日付)によると、サフィーラ市郊外のカラースィー村、アーミリーヤ村、クサイル村、ジャッブール村、ブラート村、フワイジーナ村、キバーラト・ワルド村、リヤーン村、サーリヒーヤ村、ナアーム丘一帯、スバイハ村、タッル・ファーウール村、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

クッルナー・シュラカー(9月15日付)などによると、サフィーラ市東部へのシリア軍の侵攻は、クワイリス航空基地に対するダーイシュの包囲解除が目的だという。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、アサーリー地区一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団が交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がヒサーン村で男性5人を「アレッポとトルコの覚醒評議会(反体制武装集団)に内通」していたとの罪で処刑した。

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スワイダー県では、SANA(9月15日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、サアド村一帯、ザルファア丘、アシュヒーブ丘、ハルハラ村一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月15日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して14回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回におよび、ブーカマール市近郊(2回)、マーリア市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, September 15, 2015、AP, September 15, 2015、ARA News, September 15, 2015、Champress, September 15, 2015、al-Hayat, September 16, 2015、Iraqi News, September 15, 2015、Kull-na Shuraka’, September 15, 2015、al-Mada Press, September 15, 2015、Naharnet, September 15, 2015、NNA, September 15, 2015、Reuters, September 15, 2015、SANA, September 15, 2015、UPI, September 15, 2015などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領はCSTOサミットで、ダーイシュ(イスラーム国)などに対する「テロとの戦い」を続けるシリア政府への軍事・技術支援への参加を呼びかける(2015年9月15日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、タジキスタンの首都ドゥシャンベで開かれた集団安全保障条約機構(CSTO)サミットで、シリアへの軍事・技術支援を継続すると改めて表明するとともに、諸外国に対して、ダーイシュ(イスラーム国)を含むテロ組織殲滅のためシリア政府への支援に参加するよう呼びかけた。

プーチン大統領は「我々はテロ攻撃に対して戦いを続けるシリア政府を支援している。我々は同国への軍事・技術支援を提供し続ける」と述べうえで、自身が設立を呼びかけているダーイシュなどのアル=カーイダ系テロ組織に対する地域・国際同盟を踏まえ、参加国に対して、「テロと戦う正統な(シリア)政府への支援に参加」するようを呼びかけた。

またシリア情勢に関しては「シリアの政治改革について検討する必要がある。我々は、バッシャール・アサド大統領が平和的で建設的な反体制勢力とともに、国家運営に参加する用意があることを知っている」としつつ、以下のように述べ、「テロとの戦い」を最優先にすべきだと強調した。

「テロと戦う諸勢力を統合する必要が今日確実に優先されるべきだ…。今日の最優先事項とは、テロに対する我々の力を一つにすることにある。そうしなければ、難民問題などの火急の課題も解決できない…。シリア政府そして軍の役割なしに、そしてまたシリア軍が現地でダーイシュ(イスラーム国)に対して行っている戦闘なしに、この国さらに地域全体からテロリストを排除することはできない」。

なお集団安全保障条約機構(CSTO)サミットには、ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、キルギスタン、アルメニアの首脳が参加した。

『ハヤート』(9月16日付)、SANA(9月15日付)などが伝えた。

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一方、ロシア外務省高官は日刊紙『ベドモスチ』(9月15日付)に対し、ロシア軍がシリア国内での軍事作戦に参加しているなどとするロイター通信などの報道内容を改めて否定、ロシア軍がタルトゥース海軍基地、ラタキア県の航空基地で任務についているだけだと述べた。

AFP, September 15, 2015、AP, September 15, 2015、ARA News, September 15, 2015、Champress, September 15, 2015、al-Hayat, September 16, 2015、Iraqi News, September 15, 2015、Kull-na Shuraka’, September 15, 2015、al-Mada Press, September 15, 2015、Naharnet, September 15, 2015、NNA, September 15, 2015、Reuters, September 15, 2015、SANA, September 15, 2015、UPI, September 15, 2015などをもとに作成。

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フランスのヴァルス首相「「完全な独立性」をもってその標的を選定し、ダーイシュ(イスラーム国)への爆撃がシリア政府を利することはない」(2015年9月15日)

フランスのエマニュエル・ヴァルス首相は国会で、シリア情勢に関して、フランス空軍の航空機12機がこれまでにシリア領空での偵察活動を行い、「シリア領内での空爆に可能なダーイシュ(イスラーム国)の構造をこれまで以上によく把握した」と述べた。

ヴァルス首相はそのうえで、シリア領内で実施予定のダーイシュへの空爆が「自衛行為」であることを改めて強調、また「フランスは「完全な独立性」をもって標的を選定し…、空爆によってシリア政府の強化に貢献することはない」と断言した。

一方、シリア領内での地上作戦については「非現実的」と述べた。

『ハヤート』(9月16日付) などが伝えた。

AFP, September 15, 2015、AP, September 15, 2015、ARA News, September 15, 2015、Champress, September 15, 2015、al-Hayat, September 16, 2015、Iraqi News, September 15, 2015、Kull-na Shuraka’, September 15, 2015、al-Mada Press, September 15, 2015、Naharnet, September 15, 2015、NNA, September 15, 2015、Reuters, September 15, 2015、SANA, September 15, 2015、UPI, September 15, 2015などをもとに作成。

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クッルナー・シュラカー:「欧州に流入する難民のほとんどはシリアの旅券を持ったイラクのシーア派」とのシリア人避難民の証言を紹介(2015年9月15日)

クッルナー・シュラカー(9月15日付)は、ドイツ領内に最近到着したばかりだというシリア人避難民のジハード・サラームを名乗る人物の話として、トルコなどから欧州に流入している難民・移民のほとんどがシリア人ではない、と伝えた。

サラーム氏によると、ドイツに避難する途中に彼が出会った難民・移民の80%がシリア人ではなく、シリア人は15%~20%程度しかいないだろうと述べた。

サラーム氏はまた、シリアの旅券を所持していたシリア人以外の外国人の国籍について、その多くがイラク人だとしたうえで、自身が道中で知り合った難民・移民のほとんどがシーア派宗徒か、シリア政府に共感する者だったと証言した。

シリア人以外の難民・移民は、欧州に密入国するためのボートに乗船するために、シリア人だと偽っていたという。

またドイツに17年前から居住し、アスバール研究文書センター(http://asbar.com/ar_lang/、本部はサウジアラビア)所長を務めるサラーフッディーン・ビラール氏も、クッルナー・シュラカーに対して、自身が居住する町(名称は不明)に到着した難民・移民150人のうちシリア人は1人しかいなかったと述べている。

AFP, September 15, 2015、AP, September 15, 2015、ARA News, September 15, 2015、Champress, September 15, 2015、al-Hayat, September 16, 2015、Iraqi News, September 15, 2015、Kull-na Shuraka’, September 15, 2015、al-Mada Press, September 15, 2015、Naharnet, September 15, 2015、NNA, September 15, 2015、Reuters, September 15, 2015、SANA, September 15, 2015、UPI, September 15, 2015などをもとに作成。

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ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教関係大臣「サウジワッハーブ(サウジアラビアのこと)は三度にわたりシリア人巡礼者がハッジの義務を行うことを禁止した」(2015年9月15日)

シリアのムハンマド・ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教関係大臣は、「サウジワッハーブ王国(サウジアラビアのこと)は、三度にわたりシリア人巡礼者がハッジの義務を行うことを禁止した」と述べ、サウジアラビアが2012年以降、巡礼目的でのシリア人のサウジアラビアの渡航を拒否していることを批判した。

宗教関係省のハッジ委員会も、サウジアラビアは「アッラー、歴史、そしてイスラーム共同体の前でこうした措置に対して全責任を負うことになる」と批判した。

一方、トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立のハッジ最高委員会は、ハッジを希望するすべてのシリア人の入国をサウジアラビアが許可したと発表、2015年のシリア人巡礼者数が約6,500人に上るとの見通しを示した。

SANA(9月15日付)などが伝えた。

AFP, September 15, 2015、AP, September 15, 2015、ARA News, September 15, 2015、Champress, September 15, 2015、al-Hayat, September 16, 2015、Iraqi News, September 15, 2015、Kull-na Shuraka’, September 15, 2015、al-Mada Press, September 15, 2015、Naharnet, September 15, 2015、NNA, September 15, 2015、Reuters, September 15, 2015、SANA, September 15, 2015、UPI, September 15, 2015などをもとに作成。

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シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)支配下のサフィーラ市東部に進攻し、2カ村を制圧(2015年9月14日)

アレッポ県では、ARA News(9月14日付)によると、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるスバイヒーヤ村、ナアーム丘一帯(サフィーラ市東部)に進攻し、同地を制圧した。

また、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるトルコ国境に近いラーイー村近くで、トルコ領内に越境しようとした住民がトルコ国境警備隊の発砲を受け、死亡した。

一方、有志連合は、米トルコ両政府が設置合意した「安全地帯」内に位置するスーラーン町、アフタリーン市近郊などでダーイシュの拠点、車列を空爆し、ダーイシュ・メンバー複数を殺傷した。

他方、SANA(9月14日付)によると、航空士官学校一帯、ジュッブ・サファー村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、ARA News(9月14日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市西部の村々を砲撃し、住民多数が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるタドムル市をシリア軍戦闘機が空爆し、住民3人が死亡した。

シリア軍はまた、シャーイル・ガス採掘所一帯、マクサル・ヒサーン村、シューマリーヤ山一帯でダーイシュと交戦した。

一方、SANA(9月14日付)によると、タドムル市北西部の採石所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、クッルナー・シュラカー(9月15日付)によると、シリア軍はダーイシュの支配下にあるカルヤタイン市のパン製造工場を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が攻勢をかけるダイル・ザウル航空基地一帯をシリア軍が空爆した。

また有志連合は、ダーイシュの支配下にあるウマル油田地帯、ブーカマール市一帯を空爆した。

一方、クッルナー・シュラカー(9月14日付)によると、アシャーラ市にあるヒクマ病院に、「アシャーラ市人民抵抗」を名乗る親政府の武装集団が突入し、病院内で治療を受けていたダーイシュ(イスラーム国)戦闘員に取り付けられていた医療機器を破壊し、殺害した。

殺害された戦闘員は、シリア人のアフマド・ファフド・アッブード氏、アリー・フサイン・ハリール氏、イブラーヒーム・アリー・アブドゥッラー氏、ナーディル・ジュムア・ムフスィン氏、ジュムア・アウワード・ガドバーン氏、サウジ人のアブー・ハーリス・ジャズラーウィー氏、そしてエジプト人1人。

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ハサカ県では、SANA(9月14日付)によると、シリア軍がミールビーヤ村、木綿集積所一帯にあるダーイシュ(イスラーム国)拠点を砲撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、ARA News(9月15日付)によると、タッル・アブヤド市郊外のカリー・スール村一帯で、トルコ軍と正体不明の武装集団が交戦した。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月14日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回におよび、ハサカ市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, September 14, 2015、AP, September 14, 2015、ARA News, September 14, 2015、September 15, 2015、Champress, September 14, 2015、al-Hayat, September 15, 2015、Iraqi News, September 14, 2015、Kull-na Shuraka’, September 14, 2015、September 15, 2015、al-Mada Press, September 14, 2015、Naharnet, September 14, 2015、NNA, September 14, 2015、Reuters, September 14, 2015、SANA, September 14, 2015、UPI, September 14, 2015などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表「シリア国民の未来の創出とシリアの国家の維持が目下の目的」(2015年9月14日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表は、連盟第144回定例理事会に合わせてエジプトのカイロを訪問し、アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長と会談し、シリア情勢への対応について意見を交わした。

会談後の記者会見で、デミストゥラ共同特別代表は、テロ組織活動によって「シリア紛争の軍事化」のさらなるに懸念を示した上で、紛争解決に向けた自身の計画が二つの目的のもとに追求されていると強調した。

デミストゥラ共同特別代表はまた、エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣と会談し、シリア情勢について意見を交わした。

外務省報道官によると、シュクリー外務大臣は会談で、ジュネーブ合意(2012年)に基づいたシリア危機の解決に向けた行動が必要だとの立場を示したという。

二つの目的とは、①自身が提案し、国連議長声明で設置を支持されている作業グループの活動を通じたシリア国民の未来の創出、②リビア、イラク、ソマリアのような国家崩壊を回避するための国家の維持、の二つ。

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ARA News(9月14日付)は、スペイン外務省の後援を受け2014年1月の「コルトバ大会」開催以来、活動を続けてきた反体制活動家らが、スペインの首都マドリードで「シリア国民協会」の名で新たな反体制組織を結成したと伝えた。

AFP, September 14, 2015、AP, September 14, 2015、ARA News, September 14, 2015、Champress, September 14, 2015、al-Hayat, September 15, 2015、Iraqi News, September 14, 2015、Kull-na Shuraka’, September 14, 2015、al-Mada Press, September 14, 2015、Naharnet, September 14, 2015、NNA, September 14, 2015、Reuters, September 14, 2015、SANA, September 14, 2015、UPI, September 14, 2015などをもとに作成。

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ロイター通信:米匿名高官の話として、ロシア製のT90戦車7輌がラタキア市近郊の空港で目撃されたと伝える(2015年9月14日)

ロイター通信(9月14日付)は、2人の米匿名高官の話として、ロシア製のT90戦車7輌がラタキア市近郊の空港で目撃されたと伝えた。

同高官らによると、空港では、駐留されると見られるロシア人を守るためと思われるミサイル発射台なども配備されているという。

AFP, September 14, 2015、AP, September 14, 2015、ARA News, September 14, 2015、Champress, September 14, 2015、al-Hayat, September 15, 2015、Iraqi News, September 14, 2015、Kull-na Shuraka’, September 14, 2015、al-Mada Press, September 14, 2015、Naharnet, September 14, 2015、NNA, September 14, 2015、Reuters, September 14, 2015、SANA, September 14, 2015、UPI, September 14, 2015などをもとに作成。

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有志連合がアレッポ県の「安全保障地帯」でダーイシュ(イスラーム国)の兵站路に対して集中的に爆撃(2015年9月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米トルコ両政府が設置合意した「安全地帯内」のマーリア市周辺、ハルジャラ村周辺、ダルハ村周辺、ハルバル村周辺で、ダーイシュ(イスラーム国)とシャーム戦線などの武装集団が交戦し、後者の戦闘員4人が死亡した。

また、アイン・アラブ市南部のスィッリーン町郊外で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

一方、SANA(9月13日付)によると、サフィーラ市一帯、フワイジーナ村、ジャッブール村、アーミリーヤ村、航空士官学校一帯、ジュッブ・サファー村に対してシリア軍が攻撃を加え、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、マンビジュ市内のシャイフ・ガソリン・スタンド前で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、ダーイシュ・メンバー数十人が死傷したという。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル・ガス採掘所一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

一方、SANA(9月13日付)によると、ワーディー・ザカーリー入り口一帯、ワーディー・マースィク、タドムル市東部三角地帯をシリア軍が空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するダイル・ザウル市内ハウィーカ地区各所、フサイニーヤ町をシリア軍が地対地ミサイルなどで攻撃した。

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スワイダー県では、SANA(9月13日付)によると、サアド村、ワーディー・ガリーブで、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(9月13日付)によると、ムジャイビラ村で、人民防衛諸集団がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月13日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は4回におよび、ダイル・ザウル市近郊(2回)、アイン・アラブ市近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, September 13, 2015、AP, September 13, 2015、ARA News, September 13, 2015、Champress, September 13, 2015、al-Hayat, September 14, 2015、Iraqi News, September 13, 2015、Kull-na Shuraka’, September 13, 2015、al-Mada Press, September 13, 2015、Naharnet, September 13, 2015、NNA, September 13, 2015、Reuters, September 13, 2015、SANA, September 13, 2015、UPI, September 13, 2015などをもとに作成。

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