トルコ軍がアレッポ県のティシュリーン・ダム一帯、スィッリーン町を爆撃(2025年2月12日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍が午後3時頃、ティシュリーン・ダム一帯を無人航空機で爆撃した。

ANHAによると、スィッリーン町を戦闘機で爆撃した。

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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午後6時頃、アイン・イーサー市を無人航空機1機で爆撃するとともに、タッル・アブヤド市で近郊のタッル・スーワーン村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍はタッル・アブヤド市で近郊のサールージャ村、イブラーヒーム・カルドゥー村を砲撃した。

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ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表:「新政権の治安当局による違反行為についての報告がある」(2025年2月12日)

ムラースィルーン(Syrian Reporters)などによると、国連安保理で、シリア情勢への対応を協議するための会合が開かれ、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は以下の通り発言した。

  • シリアでの復興のために投資などの支援が必要である。
  • 治安、経済状況などさまざまな課題が存在する。
  • 新政権の治安当局による違反行為についての報告がある。
  • 兵力引き離し地域からのイスラエル軍の撤退の必要である。
  • 政治移行プロセスへの広範な参加を保証することが重要である。
  • シリア民主軍と新政権が複数のチャンネルを通じて直接連絡を取り合うことを歓迎する。
  • 複雑な治安状況のなか、新政権は国民軍の創設に向けた取り組みを継続している。
  • ダーイシュ(イスラーム国)による脅威が依然として存在している。
  • 包括的な移行期正義への道筋を新政権が保証する必要がある。
  • シリア国民は安定を希求している。

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ワールド・ガバメント・サミット2025に出席するためにUAEのドバイを訪問中のシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はクウェート日刊紙『カバス』のタキー記者と座談会に参加(2025年2月12日)

SANAによると、ワールド・ガバメント・サミット2025に出席するためにUAEのドバイを訪問中のアスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、クウェート日刊紙『カバス』のアンマール・タキー記者と座談会を行った。

シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣の主な発言は以下の通り。

我々は、シリアにおいて、シリア国民の尊厳と自由を奪っていた最大の障害である旧体制を解消した。
我々が受け継いだのは崩壊した経済体制で、これはすべての経済専門家が理解している問題である。この課題は、旧体制のためにシリアに課されていた制裁と関係しており、体制が崩壊した今、その制裁も撤廃されるべきである。
シリア国民は、自分たちが政権の一部になったと初めて実感しており、これは帰属の意思を示す特別な意味を持つ。
他国は新生シリアを支援し、EUや米国に対し、旧体制に関連する制裁の解除を働きかけるべきである。
シリア国民全員がこの変革に参加する。すべての変化には多少の不安が伴うことを我々は理解しているがゆえに、国民に安心感を与える努力を行っている。
来る3月に発足する新政権は、シリア国民のあらゆる層を代表するものとなる。
国家と軍の建設には十分な時間が必要だが、解放後の最初の週に市場と大学が再開し、職員たちも仕事に復帰した。
我々はシリア国民の能力を信じ、すべての社会集団を尊重している。シリア国民は何千年もの間、調和を保ちながら暮らしてきた。憲法がすべてを統治する基盤となる。
私は姉妹国イラクから公式な訪問の招待を受けており、近日中にバグダードを訪問する予定だ。
シリアは1年後に世界にその姿を示し、5年後にはこの場で成し遂げた成果について語ることができるだろう。
ヨルダンとの関係は非常に良好であり、我々はかつてヨルダンにもたらしていたた脅威をすでに解消した。



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シャルア暫定大統領はロシアのヴラジーミル・プーチン大統領と電話会談:プーチン大統領はシリアの領土の一体性、主権、安定のためにシリアを支援することを確認、前政権と交わした協定を再考する用意があると表明(2025年2月12日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領はロシアのヴラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行った。

会談のなかで、プーチン大統領はシャルア暫定大統領の就任に祝意を伝えた。

シャルア暫定大統領は、両国の戦略的関係、シリア国民の利益に資し、その治安と安定を強化しようとするすべての当事者に対してシリアが開かれた開かれた国であることを確認した。

両首脳は新生シリアの建設の政治的方途など、シリアの現状についての見方について意見を交わした。

プーチン大統領は、シリアの領土の一体性、主権、安定のためにシリアを支援することを確認、前政権と交わした協定を再考する用意があると表明した。

また、シリアに対する経済制裁の解除の必要を確認、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣をモスクワに正式に招待した。

タス通信が伝えたところによると、ロシア大統領府も、会談でシリアの現状について深い意見交換が行われ、プーチン大統領は、シリアの領土の一体性、主権、平和を支持し、社会・経済状況の改善に向け、人道支援などの支援を継続する用意があることを確認、両首脳は二国間協力関係発展のために連絡を撮り続けることで合意したと発表した。

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SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、モーリタニアのムハンマド・ワラド・シャイフ・ガズワーニー大統領から就任を祝福する書簡を受け取った。

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ロシアのボグダノフ外務副大臣兼大統領特使(中東地域担当):「ダマスカスに対する制裁圧力を続けることはもはや何の意味も持たない」(2025年2月11日)

タス通信によると、ロシアのミハエル・ボグダノフ外務副大臣兼大統領特使(中東地域担当)は、シリアに対する欧米諸国のすべての経済制裁を早急に解除することを支持すると強調した。

ロシア外務省のホームページが引用したボグダノフ外務副大臣兼大統領特使の発言は以下の通り。

たとえ、シリア情勢が西側の歪んだ論理に基づいて見られたとしても、根本的な変化とバッシャール・アサド政権の崩壊を経た今、ダマスカスに対する制裁圧力を続けることはもはや何の意味も持たない、と我々は考えている。
現状において、シリア危機に対する対立的かつ政治的なアプローチを放棄し、国際社会の努力を結集して、シリア国民への効果的な支援を提供し、危機後の復興を促進することが必要である。

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トルコ通商省はシリアへの商品や産品の輸出に対する規制を撤廃するとともに、シリアへの国際輸送の中継ぎルートとして開放すると発表(2025年2月11日)

トルコ通商省はXを通じて、シリアへの商品や産品の輸出に対する規制を撤廃するとともに、シリアへの国際輸送の中継ぎルートとして開放すると発表した。

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ヨルダンのマムラカ・チャンネルによると、ヨルダンの産業通商省のヤナール・バルマーウィー報道官(顧問)がシリアの貨物車輛がヨルダンの国境通行所を通過する際に課されていた料金を免除すると発表した。

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韓国は新政権との外交関係の樹立と復興への参与を検討(2025年2月11日)

韓国のソウル経済ニュースは、2月7日にウン・ジョン・キム外務省アフリカ・中東局長を代表とする使節団をシリアに派遣した韓国が、新政権との外交関係の樹立と復興への参与を検討していると伝えた。

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ロシア軍部隊がカーミシュリー国際空港および周辺地域に集結(2025年2月11日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍部隊がカーミシュリー国際空港および周辺地域に集結した。

シリア駐留ロシア軍は、依然として空港に戦闘機やヘリコプターを配備しているという。

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イスラエル軍はシリア領内の9の前哨基地を設置、占拠を続ける構え(2025年2月11日)

イスラエル軍ラジオ局(ガレー・ツァハル)のジャーナリスト兼ニュースリポーターのドロン・カドッシュ氏は、占領下ゴラン高原の東側に隣接する兵力引き離し地域(AOS)を取材、イスラエル軍ラジオ局が報じたリポートの内容をXを通じて報告した。

その内容は以下の通り。

シリアのヤルムーク川河畔、イスラエル、シリア、ヨルダン三ヵ国の国境地帯にあるシリア側地域を訪問した。この場所は1973年以来、イスラエル人記者が訪れたことのない地域だ。 右側の山はヨルダン領、左側はイスラエル領、そして正面はシリア領だ。 この三ヵ国の国境地帯の三角形の境界線のうち、現在イスラエルが2つの辺を支配している。我々は第890空挺部隊とともにこの地域を訪れた。

イスラエル国は、ひそかにシリア領内に安全地帯を設置した。 これは一時的な部隊の駐留にとどまらず、安全地帯全体に沿って9つの前哨基地が建設されており、工事はすでに進行中だ。 このうち2つは、シリア領のヘルモン山(シャイフ山)地域にあり、さらに7つは緩衝地帯内とその外側にある。 これらの前哨基地には、居住施設、シャワー、集会所、さらにはシナゴーグまで備えた完全なインフラが整備されている。

第890空挺部隊の兵士たちは、前哨基地の建設が完了するまでの間、アサド体制軍が残していった施設を利用している。彼らは、かつての兵舎で寝泊まりし、アサド軍の壕や警備所を使用している。 中隊長のA大尉は、「あたかも通常の前線任務を遂行しているように日常的にパトロールや警備を行っている」と語った。 だが、兵士たちに唯一不足していたのは、トレーニング施設だったため、自作の簡易トレーニング設備を工夫して作り上げた。

ヤルムーク川河畔を非装甲ジープで走行中、周辺のシリアの村の住民と出会った。彼らは羊を放牧したり、ヤルムーク川から村に水道管を引いていた。 彼らのすべての行動はイスラエル国防軍の許可を得て行われている。 軍は、基本的には、特定の区域内での農作業や移動を許可しているが、すべて軍の承認が必要だ。これまでのところ、特筆すべき衝突は発生していない。

イスラエル国防軍は現地住民と継続的な対話を行っている。 軍は境界線を明確にするため、移動可能な地域と立ち入り禁止区域を示す標識を設置し、さらにシリアの村に検問所を配置して、住民の移動を管理している。 対話は予備役の民間連絡将校が担当しており、彼らが住民との調整を行う役割を担っている。兵士たちは住民と直接接触することはほとんどない。

我々が訪問したヤルムーク川と三ヵ国の国境地帯には、スンナ派住民やパレスチナ人住民が多く暮らしている。 この地域におけるイスラエル国防軍の現在の課題は、ハマースや新たなスンナ派パレスチナ系テロ組織の拠点化への懸念である。現時点ではその兆候は顕著ではないが、先週には、イスラエル国防軍はこの地域にあるハマースの武器庫を爆撃した。

一部の村には武装した地元警察部隊が存在し、イスラエル国防軍と非公式かつ静かな連携を行っている。 例えば、クナイトラ県地域では、地元警察の検問所が設置されており、その近くにはイスラエル国防軍の検問所もある。 軍は地域から武器を排除する活動を進めている。ある村では、地元の村長が「武器を引き渡すので、村でレバノンで行ったようなことはしないでほしい」と述べ、軍に武器の回収を依頼したという。

興味深い調整はヨルダン側との協力である。現在、ヨルダン側の国境沿いシリア領内でもイスラエル国防軍と接触するようになっている。 ヨルダンとの協力は当然ながらはるかに円滑で、完全な連携が取られている。ヨルダン側にとっても、対岸に見慣れた勢力がいることは一定の安心感を与えるものと推測される。 実際には、イスラエルとヨルダンの国境線がさらに5〜6キロメートル延長されたようなかたちとなっている。

シリアからの安全保障上の脅威は依然として未知数で、イスラエル国防軍は現地での動向を引き続き注視している。 そのため、2025年を通じて、イスラエル国防軍は同地域に大規模な部隊を維持する計画を立てている。現在、現地には3個旅団が配備されているが、10月7日以前は1個大隊のほぼ半分の兵力しか展開していなかった。 現時点では、シリア安全保障地帯の維持がいつ終了するかは未定であり、新たな通知があるまで継続される予定である。

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トルコ軍はアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市近郊のズール・マガール村を戦闘機で爆撃(2025年2月11日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍が午後3時頃、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のズール・マガール村を戦闘機で爆撃した。

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イラクのジャービルー移民・避難民担当大臣は米国際開発庁(USAID)の活動凍結を受けて、フール・キャンプでの国際機関の活動が滞り、同キャンプからのイラン人難民の帰国が中断されるかもしれない、と警鐘(2025年2月11日)

ANHAによると、イラクのイーファーン・ファーイク・ジャービルー移民・避難民担当大臣は報道声明を出し、ドナルド・トランプ大統領が米国際開発庁(USAID)の活動を凍結したことを受けて、ハサカ県のフール・キャンプでの国際機関の活動が滞り、同キャンプからのイラン人難民の帰国が中断されるかもしれない、と警鐘を鳴らした。

ジャービルー大臣はまた、USAIDからの支援が停止されたことを受けて、シリア側がフール・キャンプの解体の意向を伝えてきたことについて、「大きな懸念」だとしたうえで、「シリアから難民が強制的に帰還させられた場合、別の仕組みが必要になる」と述べた。

ポリティコによると、米国のマルコ・ルビオ国務長官は1月24日、エジプトとイスラエルを除くすべての外への支援を90日間停止することを指示していた。

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ANHAによると、ハサカ県のアリーシャ・キャンプに収容されていたシリア人国内避難民58世帯305人が、ダイル・ザウル県ダイル・ザウル市に自発的に帰還した。

また、ANHAによると、ロジュ・キャンプ(マーリキーヤ(ダイリーク)市)に収容されていたイラク人難民44世帯184人がイラクに帰国し、イラク当局によってニーナワー県のジャドア・キャンプに収容された。

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サウジアラビアのサルマーン国王人道支援活動センターのボランティア・プログラム局長がシリアを訪問、マーヒル・シャルア暫定保健大臣らと会談(2025年2月11日)

SANAによると、サウジアラビアのサルマーン国王人道支援活動センターのボランティア・プログラム局長を務めるシャイフのアリー・ビン・サアド・カルニー師が、ダマスカス県のマーヒル・ムハンマド・マルワーン県知事と会談し、医療分野などでシリア国民を支援するための「アマル」プロジェクトについて議論した。

カルニー師はまた、ムハンマド・バシール暫定首相と会談した。

さらに、アフマド・シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣と会談、シャルア暫定保健大臣は『アマル」プロジェクトの取り組みを称賛した。

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SANAによると、アリー・カッダ暫定内務大臣が、シリアを訪れたカタールのムハンマド・マスファル・シャフワーニー内務次官兼内務治安部隊副司令官(少将)と会談し、カタールの治安・警察分野での経験の共有の方途などについて議論した。

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SANAによると、アブドゥルムンイム・アブドゥルハーフィズ暫定高等教育科学研究大臣がパキスタンの使節団と会談し、科学分野での協力について議論した。

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SANAによると、ムハンマド・バシール暫定首相は、カナダ在住のシリア人実業家・産業関係者・投資家からなる使節団と会談し、投資分野や新政権に投資促進策などについて議論した。

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SANAによると、ウサーマ・アブー・ザイド水資源大臣が、ドイツの使節団と会談した。

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シャイバーニー暫定国防大臣が、2月11日から14日にかけてUAEで開催されるワールド・ガバメント・サミット2025に出席するため、ドバイを訪れ、世界銀行、国際通貨基金の幹部らと会談(2025年2月11日)

SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定国防大臣が、2月11日から14日にかけてUAEで開催されるワールド・ガバメント・サミット2025に出席するため、ドバイ入りした。

ドバイに到着したシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、世界銀行のウスマン・ディオン中東・北アフリカ地域副総裁、国際通貨基金(IMF)のジハド・アズール中東・中央アジア局長、ボスニア・ヘルツェゴビナのジェリカ・ツヴィヤノヴィッチ大統領評議会議長、国際商業会議所(ICC)のジョン・W・H・デントンの事務総長、UAEのムハンマド・アブドゥッラー・カルカーウィー内閣担当国務大臣、在UAEのシリア人コミュニティと実業家の代表ら、UAEのアブドゥッラー・ビン・ザーイド・アール・ナフヤーン外務大臣と相次いで会談した。








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貨物車輛、装甲車、タンクローリーなど25輌などからなる米軍の車列が、ワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県カスラク村にある米軍基地に向かう(2025年2月10日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、貨物車輛、装甲車、タンクローリーなど25輌などからなる米軍の車列が、ワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、カスラク村にある米軍基地に向かった。

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トルコ軍とシリア国民軍がラッカ県、ハサカ県、アレッポ県に対する攻撃を続ける(2025年2月10日)

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午後5時頃、アイン・イーサー市近郊のサファーウィーヤ村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は、午後7時頃、タッル・アブヤド市近郊のアリーダ村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後6時頃、タッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍が午後8時頃、ティシュリーン・ダム一帯を無人航空機1機で攻撃した。

ANHAによると、トルコ軍が午後11時頃、スィッリーン町近郊のマルハ村、カスグ村、タッル・アッルーシュ村を砲撃した。

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ANHAによると、シリア民主軍広報センターが声明を出し、過去24時間に同軍および女性防衛隊(YPJ)がアレッポ県マンビジュ市一帯、ハサカ県タッル・タムル町一帯にあるトルコ軍とシリア国民軍の基地に対して反撃を行い、戦闘員3人を殺害、7人を負傷させた。

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シャルア暫定大統領は、米シリコンバレー在住のシリア人専門家からなる使節団と会談(2025年2月10日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、米シリコンバレー在住のシリア人専門家からなる使節団と会談した。

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トルコ軍とシリア国民軍がハサカ県、アレッポ県、ラッカ県への攻撃を続け、民間人に被害(2025年2月9日)

ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が8日深夜から9日未明にかけて、タッル・タムル町近郊の牛舎施設、ウンム・カイフ村、タッル・ジュムア村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午前10時頃、タッル・タムル町近郊のアッブーシャ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午前8時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後3時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は、午後5時頃、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のマイダーン村、カンナ村、トゥールマーン村を砲撃した。

ANHAによると、アーシマ村への砲撃で重傷を負っていた女児1人が死亡した。

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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍の無人航空機1機が午後2時頃、アイン・イーサー市近郊のスカイルー村を爆撃し、子ども1人が死亡した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後2時頃、スルーク町近郊のマフラト村、フワイジャ村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後3時頃、スルーク町南のウンム・バラーミール村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は、午後5時頃、タッル・アブヤド市近郊のイブラーヒーム・カルドゥー村を砲撃した。

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ANHAによると、シリア民主軍は、各地でのトルコ軍、シリア国民軍との戦闘で兵士8人が新たに戦死したと発表した。

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イスラエル軍地上部隊がクナイトラ県で旧シリア軍の装備を破壊、スワイダー県のハルハラ航空基地とレバノンの国境地帯を爆撃(2025年2月9日)

クナイトラ県では、『ワタン』によると、イスラエル軍地上部隊が夜明け前、ハーン・アルナバ市近郊のアイン・ヌーリーヤ村一帯に侵攻、旧シリア軍の連隊基地を破壊し、約3時間後に撤退した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊はまた、シャッアール丘に近いシャフワ丘などクーム村を見渡すことができる丘陵地帯に侵攻し、旧シリア軍の戦車や装備を破壊した。

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スワイダー県では、スワイダー24によると、ハルハラ航空基地一帯上空で戦闘機が飛来、複数回の爆発が発生した。

シリア人権監視団によると、飛来したのはイスラエル軍戦闘機複数機。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍がダマスカス郊外県に面するベカーア県カルド・サブア村近くの国境地帯を爆撃した。

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シャルア暫定大統領はゲラペトリティス外務大臣を代表とするギリシャの上級使節団と会談(2025年2月9日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とともに、ゲオルギオス・ゲラペトリティス外務大臣を代表とするギリシャの上級使節団と会談した。

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米主導の有志連合所属の無人航空機3機がイドリブ県上空に飛来し、旋回を繰り返す(2025年2月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合所属の無人航空機3機がダーナー市、サルマダー市上空に飛来、ジャーヌーディーヤ町上空などで旋回を繰り返した。

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トルコ軍とシリア国民軍がラッカ県、ハサカ県、アレッポ県に対する攻撃を続け、市民多数死傷(2025年2月8日)

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午前8時頃、タッル・アブヤド市近郊のクーバルラク村を友人戦闘機で爆撃、スルーク町近郊のタルワーズィーヤ村、シャリカ村、ウンム・バラーミール村、フワイジャ村、アイン・イーサー市近郊のファーティサ村、スカイルー村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後4時頃、アイン・イーサー市近郊のアブド・ジュムア村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後10時頃、タブカ市近郊のジャルニーヤ町の山岳地帯を砲撃し、住民1人が死亡した。

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ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が早朝、タッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村の穀物サイロ、クーザリーヤ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍の無人航空機1機が午後2時頃、アイン・アラブ(コバネ)市南のアーシマ村を爆撃し、複数の子どもを含む市民9人が負傷した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後9時頃、ティシュリーン・ダム一帯、スィッリーン町一帯を砲撃した。

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ANHAによると、シリア民主軍は7日のアレッポ県ダイル・バッルート村一帯の各戦線での戦闘で、シリア国民軍の戦闘員14人を殺害、トルコ軍兵士3人を含む14人を負傷させたと発表した。

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イスラエル軍がダマスカス郊外県とレバノンにあるハマースとヒズブッラーの施設を爆撃したと発表:クナイトラ県で羊飼いに発砲(2025年2月8日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団サウト・アースィマによると、イスラエル軍戦闘機複数機がキスワ市近郊のマーニア山にある旧シリア軍の第1師団と第166旅団の貯蔵施設複数ヵ所を爆撃した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機は、ダイル・アリー村一帯を爆撃した。

爆撃は、軍用車輛、住宅地、軍関係の貯蔵施設などに及んだ。

シリア人権監視団によると、ダイル・アリー村に対する爆撃で、市民1人が死亡、1人が重傷を負った。

ダマスカス郊外県に対する一連の爆撃に関して、イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はXで、ダイル・アリー村にあるパレスチナのハマースの武器貯蔵施設を爆撃したと発表した。

発表によると、この施設は、イスラエル軍に対するテロ攻撃のための武器が貯蔵されていたという。

スワイダー24がダイル村複数の地元筋の話として伝えたところによると、標的となった貯蔵施設には、シリア軍事作戦総司令部がアサド政権崩壊後に回収した旧シリア軍の武器が保管されていた。

保管されていた武器のなかには、23mm対空砲、57mm迫撃砲などが含まれていたという。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊が7日に、占領下ゴラン高原に隣接するマアリーヤ村近郊のジャズィーラ兵舎方面に進軍、同兵舎に向かう道路を新たに建設した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍の無人航空機1機がインヒル市東の旧シリア軍第15旅団基地の弾薬庫複数ヵ所を爆撃した。

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クナイトラ県では、『ワタン』シリア人権監視団によると、イスラエル軍がルワイヒーナ村近郊で羊飼いに向けて発砲し、子ども1人が負傷した。

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NNAによると、イスラエル軍戦闘機がベカー県バアルベック郡の東レバノン山地に連なる高原に対して爆撃を実施した。

イスラエル軍戦闘機は、ベカーア県ラーシャイヤー郡、西ベカーア郡の上空を低空で、ハルマル市、ベカーア郡北部の高空で旋回を繰り返したほか、首都ベイルートおよび同郊外にも飛来し、旋回を繰り返した。

これに関して、アドライ報道官はXで、ヒズブッラーの戦闘装備を保管していた軍事施設2ヵ所を爆撃したと発表、停戦協定違反に対処したと発表した。

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ヒムス県でシリア軍事作戦総司令部がアラウィー派の一家3人を殺害(2025年2月8日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、2週間ほど前にシリア軍事作戦総司令部がガズィーラ村で実施した治安作戦で逮捕された市民1人が死亡した。

シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部によってヒムス市アルメニア地区でアラウィー派の一家3人を銃で撃ち、処刑した。

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一方、シリア人権監視団によると、レバノンのベカーア県ヘルメル郡に隣接するジャルマーシュ村でレバノンの部族とヒズブッラーを支持する密輸グループとシリア軍事作戦総司令部が激しく交戦し、部族側の戦闘員4人が死亡した。

国境地帯での一連の騒動に対処するかたちで、
レバノン軍は公式ホームページを通じて声明を出し、シリア領内からの発砲に対して応戦することを認めるジョゼフ・アウン大統領の指示を発出した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ミスヤーフ市近郊のマシュラファ村に至る街道で、正体不明の武装グループが拉致した女性1人を含む3人が遺体で発見された。

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ダイル・ザウル県では、SANAによると、内務省総合治安局が武器弾薬を所持、売買していた2人を逮捕した。

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イドリブ県では、SANAによると、内務省総合治安局がイドリブ市で前政権の「残党」の1人サーイル・ムハンマド・ガドバーン容疑者を逮捕した。

『ワタン』によると、国境治安局がアティマ村一帯の国境地帯で密輸用の地下トンネルを封鎖・破壊するための掃討作戦を実施した。

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ダマスカス県では、『ワタン』によると、内務省総合治安局が治安と安定を強化するために展開した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市で、正体不明の武装グループが若い男性1人を拉致した。

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シャルア暫定大統領はアッターフ外務担当国務大臣を代表とするアルジェリアの使節団と会談(2025年2月8日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領はアスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とともにアフマド・アッターフ外務担当国務大臣を代表とするアルジェリアの使節団と会談した。

この会談に関して、アルジェリア外務省は、アッターフ大臣がアブドゥルマジード・タブーン大統領の親書を手渡したと発表した。

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SANAによると、財務省は、ノルウェーの使節団と会談し、復興支援の優先条項について議論した。

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シャルア暫定大統領は化学兵器機関(OPCW)のゴンザレス事務局長を代表とする使節団と会談(2025年2月8日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とともに、シリアを訪れた化学兵器機関(OPCW)のフェルナンド・ゴンザレス事務局長を代表とする使節団と会談した。

SANAによると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はまた使節団と個別に会談した。

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国連難民高等弁務官事務所(UNHCR):アサド政権が崩壊した2024年12月8日以降、推計で270,000人が帰国(2025年2月7日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はシリア情勢にかかる地域速報#13を発表し、アサド政権が崩壊した2024年12月8日以降、推計で270,000人が帰国したと報告した。

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