ヴォーテル米軍中央司令官「トルコとシリア民主軍の衝突を回避するための措置を試みる」(2017年3月9日)

米軍中央司令部(CENTCOM)司令官のジョセフ・ヴォーテル大将は、米上院での公聴会で、トルコ軍と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の衝突を回避に関するジョン・マケイン議員(共和党)の質問に対して、「我々はそれ(衝突)を回避するための措置を試みる」と答えた。

ARA News(3月9日付)が伝えた。

AFP, March 10, 2017、AP, March 10, 2017、ARA News, March 10, 2017、Champress, March 10, 2017、al-Hayat, March 11, 2017、Iraqi News, March 10, 2017、Kull-na Shuraka’, March 10, 2017、al-Mada Press, March 10, 2017、Naharnet, March 10, 2017、NNA, March 10, 2017、Reuters, March 10, 2017、SANA, March 10, 2017、UPI, March 10, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がラッカ市東部の戦略的要衝に位置する2カ村をダーイシュから奪取し、制圧(2017年3月9日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(3月9日付)、RA News(3月9日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ラッカ市東部の2カ村(タッル・マンハル村、クーバール村をダーイシュから奪取、制圧した。

Kull-na Shuraka’, March 9, 2017

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はバーブ市南東部に位置する戦略的要衝ジャッラーフ航空基地をダーイシュから奪還し制圧(2017年3月9日)

スプートニク・ニュース(3月9日付)は、シリア軍前線司令官からの情報として、シリア軍がアレッポ市とラッカ市を結ぶ街道に面するバーブ市南東部の戦略的要衝のジャッラーフ航空基地をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧したと伝えた。

Kull-na Shuraka’, March 9, 2017
ARA News, March 9, 2017

ARA News(3月9日付)によると、シリア軍はこのほかにも、ハフサ町一帯の10カ村を制圧した。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、Sputnik News, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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トルコのカルン大統領報道官「ラッカ市解放作戦へのトルコの参加の是非は依然協議中」(2017年3月9日)

トルコのイブラヒム・カルン大統領府報道官は、米国・ロシア・トルコの三カ国参謀長会談での協議を示唆するかたちで、ラッカ市攻略戦へのトルコ軍の参加の是非について言及、「我々の計画は極めて明白だが、交渉のプロセスは続いている…。ラッカ市に対する攻撃を誰と、そしてどのように実施するかについては、まだ最終的な決定には至っていない。クルド人武装勢力は、我々が(米国と)交わした約束に従って、シリアのマンビジュ市一帯からユーフラテス川東岸に退去せねばならない」と述べた。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍報道官「米国はラッカ市解放作戦へのトルコ軍の参加を認めない」(2017年3月9日)

『ハヤート』(3月10日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のタラール・サッルー報道官は、ラッカ市孤立化(そして解放)に向けたダーイシュ(イスラーム国)との戦いに関して、米国高官から「ラッカ市奪還作戦においてトルコが役割を果たすことはあり得ない…。トルコがシリア領をこれ以上占領することは許されない」と述べた。

サッルー報道官によると、シリア民主軍は2月のジョン・マケイン米上院議員との会合で米国側の意向を知らされたという。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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米海兵隊第11遠征部隊400人がシリア領内某所の前線に展開:ラッカ市解放作戦へのトルコの役割については依然として協議中(2017年3月9日)

有志連合報道官のジョン・ドリアン米空軍大佐は、ダーイシュ(イスラーム国)が首都と位置づけるラッカ市攻略に向け、米軍海兵隊所属の第11遠征部隊約400人を数日前にシリア国内某所にある前線拠点に派兵、「任務実施の用意ができている」と発表した。

同部隊はM777 155mm榴弾砲(ホイッツァー)を装備し、増援部隊は最終的には500人にまで増員されるという。

al-Hayat, March 10, 2017

ドリアン報道官は、米軍主導の有志連合の後援を受けラッカ市孤立化に向け、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が続行する「ユーフラテスの怒り」作戦に関して「非常に順調に進んでいる…孤立後に市内突入が決定される可能性もある」としたうえで、「米海兵隊の派兵については、前線に投入されるのではなく、シリア国内の地元勢力(シリア民主軍を意図)とともに行動すると付言、「総勢400人からなる増援部隊の派兵は一時的なものとなるだろう」との見方を示した。

一方、ラッカ市攻略におけるトルコ軍の役割については「軍司令部レベル、そして外交レベルで依然として協議中だが…、我々は常にラッカ市解放におけるトルコの役割に開放的な姿勢を示している。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍がハワール・キリス作戦司令室とシリア民主軍の兵力引き離しのためマンビジュ市西部郊外に展開した「シリア国境警備隊」を砲撃し、多数が死傷(2017年3月9日)

SANA(3月9日付)は、シリア軍消息筋の話として、トルコ軍がアレッポ市西部のマンビジュ市郊外にあるシリア軍および予備部隊の拠点複数カ所に砲撃を加えたと伝えた。

トルコ軍の砲撃を受けたのは、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とロシアの合意を受けて、シリア民主軍支配地域と、トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室支配地域の間に展開したばかりの「シリア国境警備隊」の拠点。

スカイ・ニュース(3月9日付)によると、トルコ軍による砲撃はジュッブ・ハムラ村、ブーヒージュ村、ブーガーズ村、クール・フユーク村一帯におよび、シリア国境警備隊隊員多数が死亡した。

一方、クッルナー・シュラカー(3月9日付)によると、トルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がマンビジュ市西部郊外で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

戦闘はハムラー村、ブーヒージュ村、ブーガーズ村、クール・フユーク村一帯で激しく行われ、ハワール・キリス作戦司令室はシリア民主軍戦闘員8人を殺害、またバトゥーシーヤ村ではシリア軍兵士2人を捕捉した。

ARA News, March 9, 2017
Kull-na Shuraka’, March 9, 2017

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、Sky News Arabic, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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米・ロシア両軍がシリア領内でダーイシュ支配地域を「無差別爆撃」、女性と子供を含む20人以上を殺害(2017年3月9日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米軍主導の有志連合と思われる戦闘機が8日深夜から9日未明にかけて、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のマタッブ村を空爆し、子供6人を含む民間人14人が死亡した。

マタッブ村はラッカ市北東部の戦略的要衝に位置し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が同地に向けて進軍を続けている。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)支配下のマヤーディーン市を空爆し、女性1人、子供3人を含む7人が死亡した(クッルナー・シュラカー(3月9日付)によると、死者は30人)。

ロシア軍の空爆は避難民が身を寄せている学校や住宅街に対して行われたという。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダルアー市マンシヤ地区のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団への攻撃を強化(2017年3月9日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(3月9日付)によると、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員が、ダルアー市マンシヤ地区のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対して激しい攻撃を加えた。

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ダマスカス郊外県では、SANA(3月9日付)によると、シリア軍がハラスター市で反体制武装集団が掘削した全長300メートル強の地下トンネルを発見した。

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イドリブ県では、SANA(3月9日付)によると、シリア軍がカフルナブル市、スフーフン村、ハーン・シャイフーン市、ブワイダ村でシャーム解放機構の拠点、武器庫などを空爆・砲撃した。

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ハマー県では、SANA(3月9日付)によると、シリア軍がブワイダ村、アトシャーン村、ラターミナ町、カフルズィーター市一帯で反体制武装集団の拠点を攻撃した。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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シリア国民連合がトルコのイスタンブールで会合を開き政治移行の実現をめざすと改めて表明(2017年3月9日)

シリア革命反体制勢力国民連立政治委員会がトルコのイスタンブールで開かれ、アブドゥルアハド・アスティーフー副代表、ナスル・ハリーリー氏(最高交渉委員会代表団団長)、シリアの友連絡グループ各国代表が参加、シリア情勢への対応について協議した。

会談後、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ジュネーブ合意(2012年6月)に準じた政治移行の実現を引き続きめざすとの姿勢を改めて表明した。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3月8日、ラッカ市近郊、ダイル・ザウル市近郊などに対して14回の爆撃を実施(2017年3月9日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月8日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は14回で、ラッカ市近郊(9回)、ダイル・ザウル市近郊(5回)に対して攻撃が行われた。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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ダルアー県でダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ビン・ワリード軍の司令官が自爆攻撃を受け死亡(2017年3月8日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(3月9日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍の司令官が、ジュライン村で、手榴弾を持った男性の自爆攻撃によって殺害された。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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イドリブ県で対立するシャーム解放機構とシャーム自由人イスラーム運動が和解(2017年3月8日)

シャーム解放機構の幹部の一人でアブドゥッサラーム・アブドゥッラッザーク大尉(ヌールッディーン・ザンキー運動)はツイッター(3月7日付)で、シャーム自由人イスラーム運動との和解合意が成立したと綴った。

アブドゥッラッザーク大尉によると、和解合意は、武力衝突の停止、双方の停戦、双方が新たに設置した検問所の撤去などを骨子とするという。

Kull-na Shuraka’, March 8, 2017

また、イドリブ県で活動する活動家がARA News(3月8日付)に明らかにしたところによると、和解合意は、このほか捕虜交換、シャーム解放機構のマストゥーマ基地からの撤退などが盛り込まれているという。

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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イラク人民兵組織ヌジャバー運動はイスラエル首相のロシア訪問に合わせて、イランで「ゴラン解放軍団」の結成を発表(2017年3月8日)

イラク人からなる民兵組織ヌジャバー運動は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相のロシア訪問に合わせるかたちで、「ゴラン解放軍団」の結成を発表した。

RT(3月8日付)によると、ヌジャバー運動のハーシム・ムーサウィー報道官はイランのタスニーム通信本社(テヘラン)で記者会見を開き、「シリアでの一連の勝利を受け、我々はゴラン解放軍団を結成した。この軍団は充分訓練され、綿密な計画を有し、特殊部隊から構成され、近代的な戦略兵器を装備している。シリア政府の要請があれば、我々はゴラン高原解放に向けて、我々の同盟者を加勢する用意がある」と述べた。

ムーサウィー報道官はそのうえで「我々は、この地域のアラブ・イスラーム諸国がイスラエルを前にして小国家に分断されることを許さない」と強調するとともに、「我々はテロリストの最後の1人が退去するまで、シリアから撤退しない。我々はシリアですべての宗派のために戦っている。我々にはシリアの人口動態を変更する意図はない」と付言した。

Tasnim News, March 8, 2017

 

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、RT, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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トルコ災害緊急事態管理局は、バーブ市(アレッポ県)北部郊外でシリア人難民・避難民を収容するための都市建設を計画(2017年3月8日)

ドゥラル・シャーミーヤ(3月8日付)は、トルコの複数の消息筋の話として、トルコ災害緊急事態管理局(AFAD)がアレッポ県バーブ市北部郊外に、シリア人難民・避難民を収容する都市を建設することを計画していると伝えた。

バーブ市は、トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室によってダーイシュ(イスラーム国)から奪取、制圧されたばかりで、トルコ政府は同地を南端とするアレッポ県北部国境地帯を「安全(保障)地帯」に設置し、飛行禁止空域を設定、トルコ領内のシリア人難民を同地に押し出そうと企図してきた。

同消息筋によると、新都市は6ヶ月かけてバーブ市北部のナダーフ地区に2DKの住居1万1,375棟を建設する予定だという。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月8日付)によると、トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室によってダーイシュ(イスラーム国)から奪取されたバーブ市で、地元評議会が発足した。

バーブ市地元評議会は27人からなり、議長にはジャマール・アフマド・ウスマーン氏、副議長にはアブドゥルハミード・ザーヒル氏が就任した。

Kull-na Shuraka’, March 8, 2017

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はバーブ市南東部でダーイシュ掃討作戦を続け、19カ村を新たに制圧(2017年3月8日)

アレッポ県では、SANA(3月8日付)によると、シリア軍がバーブ市南東部・ダイル・ハーフィル市東部方面でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を続け、19カ村を制圧し、治安と安定を回復するとともに、アレッポ市に水道を供給する揚水施設2カ所を制圧した。

シリア軍が予備部隊とともに制圧したのは、スフナ村、小アールーダ村、アールーダト・ビーラ村、フルバト・サラーミー村、大ラスム・ハルマル村、小ラスム・ハルマル村、大ハッブーバ村、小ハッブーバ村、ラスム・アッブード村、ジャフタルク村、ハームド村、トゥートゥーン丘およびその一帯、ジュッブ・ヒンディー村、ラスム・アクラア村、フッリーヤ村、バービーリー村、ヒルバト・アクラ村、ヒルバト・サリーブ村、マドゥーラ村、アスワド丘、ハーン・ハムル村。

syria.liveuamap.com
SANA, March 8, 2017

一方、ARA News(3月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会が声明を出し、マンビジュ市西部のブーガーズ村を砲撃しようとしたハワール・キリス作戦司令室の戦車を攻撃、破壊したと発表した。

ARA News, March 8, 2017

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月8日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市クスール地区、ジャウラ地区を砲撃し、25人が負傷した。

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ハマー県では、SANA(3月8日付)によると、シリア軍がブワイダ村、クライブ・サウル村、ルワイビダ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はイスラーム軍などからなる反体制武装集団とダマスカス郊外県で交戦(2017年3月8日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機がイスラーム軍の拠点都市ドゥーマー市、ナシャービーヤ町、ハズラマー村、ダーヒヤト・アサド町を空爆し、女性1人を含む2人が死亡、11人が負傷した。

またシリア軍はハラスター市、サクバー市を砲撃した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、イスラーム軍などからなる反体制武装集団が、ティシュリーン地区、ティシュリーン軍事病院一帯、バルザ区、カーブーン区一帯で、シリア軍、親政権武装勢力と交戦し、砲弾がジャウバル区、アダウィー地区農園地帯などにも着弾した。

一方、SANA(3月8日付)によると、反体制武装集団がマサーキン・バルザ地区を砲撃し、女性1人が死亡した。

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ハマー県では、SANA(3月8日付)によると、シリア軍がラターミナ町、マサースィナ村、タイバト・イマーム市でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

これに対して、反体制武装集団は、ミスヤーフ市郊外のターウーナ村を砲撃し、1人が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(3月8日付)によると、シリア軍がラスタン市でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(3月8日付)によると、ダルアー市とウンム・マヤーズィン町を結ぶ街道で、反体制武装集団の戦闘員が乗った車が爆弾の爆発に巻き込まれ、戦闘員7人が死亡した。

一方、SANA(3月8日付)によると、シリア軍がダルアー市内(ヤルムーク学校南部、郵便局北東部、ミスリー交差点一帯など)でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、建物群複数カ所を奪還した。

シリア軍はまた、インヒル市一帯、イズラア市東部で反体制武装集団と交戦した。

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3月7日、ダイル・ザウル市近郊などに対して20回の爆撃を実施(2017年3月8日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月7日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して32回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は20回で、ブーカマール市近郊(2回)、ラッカ市近郊(4回)、ダイル・ザウル市近郊(13回)、マンビジュ市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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トルコ政府はシリア難民に対する最大規模の支援活動を行ってきた米NGOメルシー・コープスの登録を抹消(2017年3月7日)

トルコ政府当局は、2012年以来、トルコ国内でシリア人に対する最大規模の支援活動を行ってきた米国のNGOメルシー・コープスの登録を突如抹消した。

メルシー・コープスはホームページ(https://www.mercycorps.org/)を通じて声明を出し、「トルコ政府や地元の協力者との5年にわたる協力の末、こうした事態になったことに心を痛めている」と発表した。

AFP(3月8日付)が伝えた。

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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米国、ロシア、トルコの参謀長が初の三者会談、YPG、トルコ軍、シリア軍の衝突回避に向け折衝か(2017年3月7日)

米国、ロシア、トルコ各国の軍参長がトルコ南部のアンタキア市で会談した。

会談を行ったのはジョセフ・ダンフォード米統合参謀本部議長、ロシアのヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長、そしてトルコのフルシ・アカル参謀総長の3人で、三国の参謀総長が一同に会したのは初めて。

AP, March 7, 2017

会談は、①トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室によるアレッポ県バーブ市のダーイシュ(イスラーム国)からの奪取、②シリア軍によるターディフ市一帯のダーイシュからの奪取と南進、③西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍支配下のマンビジュ市西部郊外一帯へのシリア軍の到達、④シリア民主軍支配地域・ハワール・キリス作戦司令室支配地域間の緩衝地帯へのシリア軍の展開、を受け、ハワール・キリス作戦司令室とシリア軍、そしてハワール・キリス作戦司令室とシリア民主軍の戦闘が散発化しているなかで行われた。

会談では、こうした事態に対処し、ハワール・キリス作戦司令室とシリア軍、そしてハワール・キリス作戦司令室とシリア民主軍の衝突を回避するための協議がなされたと思われる。

southfront.org

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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トルコのユルドゥルム首相「米国、ロシアとの調整なしにマンビジュ市制圧作戦は実施しない」(2017年3月7日)

トルコのビンアリ・ユルドゥルム首相は、「ユーフラテスの盾」作戦の一環として制圧をめざしてきたアレッポ県マンビジュ市の攻略に関して「ロシア、米国との調整なしにマンビジュ市制圧作戦は実施しないだろう」と述べた。

ユルドゥルム首相「現段階では定かではないが、米国はおそらく、この作戦(ラッカ市解放作戦)をトルコではなく、YPG(西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊主導)とともに実施するのだろう…。米国はYPGに武器を供与している…。もしこの作戦がこうした方法で実施されるのなら、トルコと米国の関係に悪影響が生じるだろう。なぜなら、YPGはテロ組織だからだ」と述べつつも、マンビジュ市攻略については、シリア民主軍を主導するYPGを支援する米国に配慮する姿勢を示した。

『ハヤート』(3月8日付)、ARA News(3月7日付)などが伝えた。

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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シャーム自由人イスラーム運動がシャーム解放機構にイドリブ県内の拠点マストゥーマ町を明け渡したことを受け、同地が抗議デモ(2017年3月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マストゥーマ村でシャーム解放機構の退去を求めるデモが発生し、デモ参加者はシャーム自由人イスラーム運動の旗を掲げて抗議した。

マストゥーマ村は、シャーム解放機構の主要拠点の一つだが、5日、シャーム解放機構が進攻し、戦闘の末に、マストゥーマ基地、タフタナーズ航空基地を制圧していた。

これを受け、シリア解放委員会とシャーム自由人イスラーム運動は停戦に合意し、シャーム自由人イスラーム運動はマストゥーマ村からの撤退に同意、同地にはシャーム解放機構の戦闘員が進駐した。

停戦合意では、シャーム自由人イスラーム運動は軽火器を携帯してマストゥーマ村から撤退、重火器についてはシャーム解放機構に引き渡す旨定められているという。

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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ダルアー県ではダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が反体制武装集団と交戦(2017年3月7日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(3月7日付)によると、反体制武装集団がヤルムーク川流域でダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍と交戦した。

Kull-na Shuraka’, March 7, 2017

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室はバーブ市東部郊外、アアザーズ市南部郊外でYPG主体のシリア民主軍を攻撃(2017年3月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がアリーマ町(バーブ市東部)西部のブーガーズ村に展開する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に対して砲撃を加えた。

ARA News(3月7日付)によると、ハワール・キリス作戦司令室はまた、アアザーズ市南部郊外の西クルディスタン移行期民政局支配下地域に進軍を試みた。

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県東部のジャズル油田をダーイシュから奪還(2017年3月7日)

ヒムス県では、SANA(3月7日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、県東部のジャズル油田、アーミリーヤ山地および周辺の丘陵地帯でダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、同地一帯を制圧した。

なお、同地およびジャハール油田、マフル油田に対して、5日にロシア軍特殊部隊とシリア軍第5軍団が降下作戦を敢行していた。

クッルナー・シュラカー(3月8日付)などによると、ジャハール油田、シャーイル油田は依然としてダーイシュの掌握下にあるという。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月7日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市郊外のサルダ山、第17高地、サヌーフ丘、墓地地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点、車輌を攻撃した。

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ハマー県では、SANA(3月7日付)によると、シリア軍がサラミーヤ市東部のバルグーティーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を集中的に攻撃し、戦闘員多数を殲滅、ヒムス県タドムル市方面に通じる兵站路を遮断した。

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はハフサ町など15町・村をダーイシュから奪還、アレッポ・ラッカ街道沿いの要衝ジャッラーフ航空基地に迫る(2017年3月7日)

アレッポ県では、SANA(3月7日付)によると、シリア軍がバーブ市南東部で南進を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあった15町・村を新たに制圧、治安と安定を回復した。

シリア軍が新たに奪還したのは、ハフサ町、ハフィーヤト・ハムル村、リーハーニーヤ村、ハルナト・シハーブ村、マアルバー村、ザヒーラ村、大カバブ村、小カバブ村、ウンム・ラスーム村、カッバーリーヤ村、ラスム・ブーハル村、タッバーラ村、バルーワ村、アズィーズィーヤ村、カバーン・シャイフ・アブヤド村。

muslim.org
southfront.org

 

シリア人権監視団によると、シリア軍はまた、ヒズブッラーのエリート部隊、ロシア軍機甲大隊とともに、アレッポ市への水道供給が50日以上にわたって停止していたハフサ町郊外のバービリー揚水場を制圧、そしてアレッポ市とラッカ市を結ぶ街道沿いに位置する戦略的要衝のジャッラーフ航空基地を見下ろすことができる地域一帯に到達した。

ジャッラーフ航空基地は2013年2月に反体制武装集団によって制圧されたのち、2014年にダーイシュが戦闘の末に手中に収めた。

ダーイシュは同基地で捕獲した戦闘機を使用するためパイロット養成に向けた教練を試みたとされるが、シリア軍は同基地で捕獲された戦闘機3機のうちの2機を破壊、また残る1機も利用不能となったという。

syria.liveuamap.com

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス県東部および東グータ地方などで反体制武装集団との戦闘を続ける(2017年3月7日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がアルバイン市一帯を空爆し、マルジュ・スルターン村一帯を地対地ミサイルと思われる砲弾で砲撃した。

シリア軍はまたハズラマー村一帯で、反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月7日付)によると、ワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプが、ダマスカス県カーブーン区、ダマスカス郊外県東グータ地方を拠点とする反体制武装集団の砲撃を受け、6人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区農園地帯で、シリア軍と反体制武装集団が戦闘を続け、シリア軍が同地を地対地ミサイルや迫撃砲で攻撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団がダルアー市マンシヤ地区一帯で再び戦闘を激化させ、シリア軍が同地を「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(3月7日付)によると、シリア軍がダルアー市ダルアー・バラド地区、難民キャンプ地区、カラク地区、アッバースィーヤ地区、ビラール・ハバシー・モスク北部一帯でシャーム解放機構の拠点を攻撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市東部のナイラブ航空基地に向けて反体制武装集団が砲撃を加えた。

これに対して、シリア軍はアレッポ市南部のカフルカール村、バナーン・フッス村、ラスム・アミーシュ村の反体制武装集団拠点を砲撃した。

またアレッポ市西部郊外のザフラー協会地区一帯ではシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハウラ地方、タルビーサ市周辺、ガジャル村、シャアバーニーヤ村を空爆した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカッリー町一帯に弾道ミサイルと思われる砲弾で攻撃を加えた。

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ハマー県では、クッルナー・シュラカー(3月7日付)によると、ロシア軍はカフルズィーター市を空爆、同地の病院が再び利用不能となった。

Kull-na Shuraka’, March 7, 2017

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3月6日、ダイル・ザウル市近郊などに対して21回の爆撃を実施(2017年3月7日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月6日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して32回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は21回で、ブーカマール市近郊(2回)、シャッダーデディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(16回)に対して攻撃が行われた。

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省は2日、ダーイシュとの戦闘でロシア軍兵士1が死亡したと発表(2017年3月6日)

ロシア国防省は声明を出し、ヒムス県タドムル市近郊での戦闘で、ダーイシュ(イスラーム国)が2日、ロシアの軍事顧問団が進駐していた拠点を攻撃、顧問団の護衛にあたっていたロシア軍兵士1人が死亡したと発表した。

クッルナー・シュラカー(3月8日付)が伝えた。

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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シリア軍がシリア民主軍とハワール・キリス作戦司令室支配地域間の緩衝地帯に展開するも、活動家らは展開した部隊がシリア軍の軍服を纏ったYPGだと指摘(2017年3月6日)

RT(3月5日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とロシアの合意に基づき、アレッポ県ユーフラテス川以西に位置するシリア民主軍の拠点都市マンビジュ市一帯とトルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室の支配地域の緩衝地帯の6カ村にシリア軍所属の「シリア国境警備隊」が展開したと伝え、その映像を公開した。

映像ではシリア国境警備隊の司令官ハーズィム・ザーザー氏が緩衝地帯に部隊が展開したとする声明文を読み上げている。

これに関して、クッルナー・シュラカー(3月6日付)は、活動家らの話として、ザーザー氏がシリア軍の士官ではなく、人民防衛隊のアフマド・アルシュ氏だと伝えた。

アルシュ氏はシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の傘下にあるマンビジュ革命家大隊の司令官だという。

また、複数の活動家によると、ザーザー氏(アルシュ氏)の右隣りの男性もシリア軍兵士ではなく、シリア軍の軍服を纏った人民防衛隊隊員だという。

RT, March 6, 2017

AFP, March 6, 2017、AP, March 6, 2017、ARA News, March 6, 2017、Champress, March 6, 2017、al-Hayat, March 7, 2017、Iraqi News, March 6, 2017、Kull-na Shuraka’, March 6, 2017、al-Mada Press, March 6, 2017、Naharnet, March 6, 2017、NNA, March 6, 2017、Reuters, March 6, 2017、RT, March 6, 2017、SANA, March 6, 2017、UPI, March 6, 2017などをもとに作成。

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