トルコのチャヴシュオール外務大臣:「来週モスクワでトルコ、ロシア、イラン、シリアの外相会談に向けた技術会合が開催される」(2023年3月8日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は首都アンカラでのイランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣との会談後の記者会見で、トルコ、ロシア、イラン、シリアの外務大臣会談の準備が進められており、ロシアが来週首都モスクワで技術会合を開催することを提案、トルコ政府が外務次官を送る予定であると述べた。

アナトリア通信(3月8日付)などが伝えた。

AFP, March 8, 2023、Anadolu Ajansı, March 8, 2023、ANHA, March 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2023、Reuters, March 8, 2023、SANA, March 8, 2023、SOHR, March 8, 2023などをもとに作成。

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フォード前在米シリア大使はシリア駐留米軍撤退への支持を表明(2023年3月8日)

ロバード・フォード前在米シリア大使は、米議会に書簡を送り、そのなかでシリア駐留米軍を180日以内に撤退させることを定めた法案の成立をめざすマット・ゲーツ下院議員(共和党)への支持を表明した。

書簡のなかで、フォード前大使は「8年以上にわたるシリアでの軍事作戦を経ても、ダーイシュ(イスラーム国)を永続的に敗北させることが何なのかの定義がない…」としたうえで、米軍の任務が実際に実現可能なのか否かを真剣に議論する義務があると表明している。

インターセプト(3月8日付)が伝えた。

AFP, March 8, 2023、ANHA, March 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2023、The Intercept, March 8, 2023、Reuters, March 8, 2023、SANA, March 8, 2023、SOHR, March 8, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】北・東シリア自治局の支配下にあるラッカ県からの人道支援物資が北・東シリア自治局の支配地とトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域を隔てるアウン・ダーダート村の通行所に到着(2023年3月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるラッカ県からの人道支援物資を積んだ貨物車輌10輌からなる車列が、北・東シリア自治局の支配地とトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域を隔てるアウン・ダーダート村の通行所に到着した。

物資は「こちらシリア」キャンペーンを通じて集められた。

同地からの人道支援は今回が3回目。

AFP, March 8, 2023、ANHA, March 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2023、Reuters, March 8, 2023、SANA, March 8, 2023、SOHR, March 8, 2023などをもとに作成。

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シリア自由軍(旧革命特殊任務軍)が、13歳の子供1人を含むルクバーン・キャンプの国内避難民3人を釈放(2023年3月8日)

シリア人権監視団によると、米軍(有志連合)が占領するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内で活動するシリア自由軍(旧革命特殊任務軍)が、2月末に拘束していた5人のうち、13歳の子供1人を含むルクバーン・キャンプの国内避難民(IDPs)3人を釈放した。

5人は「活動家」で、拘束中の2人のうちの1人は、ロシア、シリア政府、「イランの民兵」がキャンプを封鎖していると批判する映像を公開していた。

AFP, March 8, 2023、ANHA, March 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2023、Reuters, March 8, 2023、SANA, March 8, 2023、SOHR, March 8, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が米軍(有志連合)が占領するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に接近し、ダーイシュのスリーパーセルが潜伏する砂漠地帯に対して重点的に爆撃を実施(2023年3月8日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが潜伏する砂漠地帯に対して重点的に爆撃を実施した。

ロシア軍戦闘機は、米軍(有志連合)が占領するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に接近し、爆撃を行った。

AFP, March 8, 2023、ANHA, March 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2023、Reuters, March 8, 2023、SANA, March 8, 2023、SOHR, March 8, 2023などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるイドリブ県、ハマー県、アレッポ県を砲撃(2023年3月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフルルーマー村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアムキーヤ町一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がアターリブ市一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下nあるハサカ市のナーミス地区でイラク人の若い男性が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, March 8, 2023、ANHA, March 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2023、Reuters, March 8, 2023、SANA, March 8, 2023、SOHR, March 8, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国連からの支援物資を積んだ貨物車輌27輌がバーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入る(2023年3月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国連からの支援物資を積んだ貨物車輌27輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。

これにより、トルコ・シリア大地震発生以降にトルコからバーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った車輌の数は521輌、バーブ・サラーマ国境通行所、ラーイー村北の通行所、ハマーム村西の通行所(いずれもアレッポ県)を経由してトルコ占領地に入った車輌は308輌、合計で829輌となった。

AFP, March 8, 2023、ANHA, March 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2023、Reuters, March 8, 2023、SANA, March 8, 2023、SOHR, March 8, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】UAE、ロシアからの支援物資の輸送、配給が続く(2023年3月8日)

アラブ首長国連邦(UAE)からの支援物資25トンを積んだ貨物輸送機がダマスカス国際空港に到着した。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/pfbid0N3kk2pR6F791oGA6Jsbew8kYmvcpzQ3VmznBUrJ15aW86kWSbg3Cn3hJTZNoR2Lyl

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ロシア当事者和解調整センターがラタキア県のハッファ市で人道支援物資や救援物資を配給した。

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SANA(3月8日付)が伝えた。

AFP, March 8, 2023、ANHA, March 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2023、Reuters, March 8, 2023、SANA, March 8, 2023、SOHR, March 8, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル市ハムーディーヤ地区での爆発で多数死傷:SANAはダーイシュのERWの爆発と報じ、シリア人権監視団は「イランの民兵」の倉庫の爆発と発表(2023年3月8日)

ダイル・ザウル県では、SANA(3月8日付)によると、ダイル・ザウル市ハムーディーヤ地区でダーイシュ(イスラーム国)が放棄した爆発性戦争残存物(ERW)が爆発し、住民3人が死亡、7人が負傷した。

これに関して、シリア人権監視団は、爆発が「イランの民兵」の倉庫で発生し、シリア人3人、外国人3人、身元不明1人の7人が死亡し、15人が負傷したと発表した。

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ハマー県では、SANA(3月8日付)によると、サラミーヤ市近郊のスィーブ・ダム一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)が羊を放牧していた住民らに向けて機関銃で発砲、3人を殺害、羊1000頭以上を強奪した。

AFP, March 8, 2023、ANHA, March 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2023、Reuters, March 8, 2023、SANA, March 8, 2023、SOHR, March 8, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ヒムス県、タルトゥース県で児童・生徒のメンタル・ケア続く(2023年3月8日)

ヒムス県では、保健省の計画に沿って、県の学校保健局が世界保健機関(WHO)の協力のもと、児童・生徒や教職員の心と体をケアするキャンペーンを続けた。

キャンペーンは2月末に開始され、現在、165の小学校・中学校で児童・生徒約3,800人、教職員4,751人を対象に行われている。

また、県の保健局は、移動クリニックを県内の避難所6ヵ所に派遣し、被災県から避難してきた被災者に医療サービスを提供した。

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タルトゥース県では、殉教者ナビール・ハマーディー学校で、県の教育局がバアス前衛機構タルトゥース支部の協力のもと、児童・生徒のメンタルケアを行うためのイニシアチブ「私たちは一緒に元気になる」を開始した。

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SANA(3月8日付)が伝えた。

AFP, March 8, 2023、ANHA, March 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2023、Reuters, March 8, 2023、SANA, March 8, 2023、SOHR, March 8, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】グランディUNHCR弁務官がジャブラ市を訪れ、被災状況を視察(2023年3月8日)

フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)弁務官がラタキア県ジャブラ市の殉教者サーリフ・マフムード学校などを訪れ、被災状況を視察した。

視察にはアーミル・ヒラール県知事らも同行した。

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ダーリム・タッバーア教育大臣が、国連世界食糧計画(FAO)シリア事務所のマイク・ロビンソン所長と会談し、教育分野での協力関係の強化の方途について意見を交わした。

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SANA(3月8日付)が伝えた。

AFP, March 8, 2023、ANHA, March 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2023、Reuters, March 8, 2023、SANA, March 8, 2023、SOHR, March 8, 2023などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣はロシア科学アカデミー東洋学研究所のナウムキン所長と会談(2023年3月8日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣はロシア科学アカデミー東洋学研究所のヴィタリー・ナウムキン所長を代表とする使節団と会談し、欧米諸国の経済制裁が、「テロとの戦い」やトルコ・シリア大地震の被害への対応に深刻な影響を与えていることなどについて意見を交わした。

SANA(3月8日付)が伝えた。

AFP, March 8, 2023、ANHA, March 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2023、Reuters, March 8, 2023、SANA, March 8, 2023、SOHR, March 8, 2023などをもとに作成。

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シリア中央銀行は1米ドル=7,150シリア・ポンド、1ユーロ=7,531.10シリア・ポンドに引き下げると発表(2023年3月8日)

シリア中央銀行は、8日付の送金為替速報で、1米ドル=7,150シリア・ポンド、1ユーロ=7,531.10シリア・ポンドに引き下げると発表した。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/pfbid0mVy2s3e55wLi3SsYnPF5KsGERMxpDRUGTj6fD86rvYwsWogRNWfJsvVRsMgBNuBJl

SANA(3月8日付)が伝えた。

AFP, March 8, 2023、ANHA, March 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2023、Reuters, March 8, 2023、SANA, March 8, 2023、SOHR, March 8, 2023などをもとに作成。

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