ヒムス県東部で車輌が地雷に触れて爆発、レバノンのヒズブッラーのメンバー3人死亡(2023年3月27日)

ヒムス県では、シリア人権監視団にようと、県東部のクーム村とスフナ市を結ぶ街道で軍の任務についていた車輌が地雷に触れて爆発、レバノンのヒズブッラーのメンバー3人が死亡した。

AFP, March 29, 2023、ANHA, March 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2023、Reuters, March 29, 2023、SANA, March 29, 2023、SOHR, March 29, 2023などをもとに作成。

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カービーNSC戦略広報調整官「シリアには1,000人弱の部隊がおり、ダーイシュのネットワークを追跡している。この任務を続けるつもりだ」(2023年3月27日)

ジョン・カービー米国家安全保障会議(NSC)戦略広報調整官はCBS(東部時間3月26日付)のインタビューに応じ、シリアでのダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」において変更はなく、同国における部隊駐留を継続すると改めての述べた。

カービー調整官は、米軍が違法に駐留するハサカ県の米軍基地への無人航空機(ドローン)による攻撃の犠牲者の遺族に弔意を示したうえで「ダーイシュに対する任務は変わらない。シリアには1,000人弱の部隊がおり、そのネットワークを追跡している。部隊規模は大きく減少してはいるが、依然として重要だ。だから、この任務を続けるつもりだ」と述べた。

AFP, March 28, 2023、ANHA, March 28, 2023、CBS, March 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2023、Reuters, March 28, 2023、SANA, March 28, 2023、SOHR, March 28, 2023などをもとに作成。

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ガーリブーン旅団は米軍が占領するハサカ県のルマイラーン航空基地を攻撃する際に撮影したとされる映像を公開(2023年3月27日)

イスラーム抵抗組織のガーリブーン旅団はテレグラムのアカウント(https://t.me/alghalibun/)を通じて、同旅団所属の無人航空機(ドローン)がラマダーン月の第1木曜日(23日)に米軍が占領するハサカ県のルマイラーン航空基地を攻撃する際に撮影したとされる映像を公開した。

映像には、ドローンが発射するシーンが撮影されている。

https://www.facebook.com/watch/?v=982835342881333

 

AFP, March 27, 2023、ANHA, March 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2023、Reuters, March 27, 2023、SANA, March 27, 2023、SOHR, March 27, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県アブー・ハシャブ村にあるダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)前で、住民数十人が農業用と暖房用の燃料の配給を求めて抗議デモ(2023年3月27日)

ダイル・ザウル県では、イナブ・バラディー(3月27日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるアブー・ハシャブ村にある同評議会前で、住民数十人が農業用と暖房用の燃料の配給を求めて抗議デモを行った。

AFP, March 27, 2023、ANHA, March 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2023、‘Inab Baladi, March 27, 2023、Reuters, March 27, 2023、SANA, March 27, 2023、SOHR, March 27, 2023などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し殺害、シリア軍もアレッポ県西部を砲撃しシャーム解放機構の戦闘員2人を殺害(2023年3月27日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村一帯、カフルタアール村一帯を砲撃し、同機構の戦闘員2人が死亡した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、バーラ村、マアーッラト・ナアサーン村を砲撃した。

AFP, March 27, 2023、ANHA, March 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2023、Reuters, March 27, 2023、SANA, March 27, 2023、SOHR, March 27, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国連からの支援物資を積んだ貨物車輌127輌以上が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入る(2023年3月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国連からの支援物資を積んだ貨物車輌127輌以上が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。

これにより、トルコ・シリア大地震発生以降にトルコからバーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った車輌の数は717輌、バーブ・サラーマ国境通行所、ラーイー村北の通行所、ハマーム村西の通行所(いずれもアレッポ県)を経由してトルコ占領地に入った車輌は308輌、合計で1025輌となった。

AFP, March 27, 2023、ANHA, March 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2023、Reuters, March 27, 2023、SANA, March 27, 2023、SOHR, March 27, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2023年3月27日)

アレッポ県では、ANHA(3月27日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のイルシャーディーヤ村を砲撃した。

AFP, March 27, 2023、ANHA, March 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2023、Reuters, March 27, 2023、SANA, March 27, 2023、SOHR, March 27, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市の住民からシャフバー地区(タッル・リフアト市一帯地域)の被災者に宛てた支援物資を積んだ貨物車輌2輌が、シリア政府側からの通行許可を得ることができず、ターイハト・トゥワイマート村の通行所で足止めに(2023年3月27日)

アレッポ県では、ANHA(3月27日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市の住民からシャフバー地区(タッル・リフアト市一帯地域)の被災者に宛てた支援物資を積んで、自治局とシリア政府の支配地を隔てるターイハト・トゥワイマート村の通行所に26日に到着した貨物車輌2輌が、シリア政府側からの通行許可を得ることができず、足止めに遭った。

AFP, March 27, 2023、ANHA, March 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2023、Reuters, March 27, 2023、SANA, March 27, 2023、SOHR, March 27, 2023などをもとに作成。

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シリア中央銀行は1米ドル=7,200シリア・ポンドに引き下げる一方、1ユーロ=7,750.80シリア・ポンドに引き上げると発表(2023年3月27日)

シリア中央銀行は、27日付の送金為替速報で、1米ドル=7,200シリア・ポンドに引き下げる一方、1ユーロ=7,750.80に引き上げると発表した。

SANA(3月27日付)が伝えた。

AFP, March 27, 2023、ANHA, March 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2023、Reuters, March 27, 2023、SANA, March 27, 2023、SOHR, March 27, 2023などをもとに作成。

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アスマー大統領夫人はダシュティESCWA事務局長と会談(2023年3月27日)

アスマー・アフラス大統領夫人は、シリアを訪れている国連西アジア経済社会委員会(ESCWA)のローラ・ダシュティ事務局長と会談した。

ダシュティ事務局長は、ESCWAの専門家とともに、中小企業や零細企業のための環境整備に向けたシリアの各機関との協力について意見を交わすためにシリアを訪問中で、アスマー夫人は、中小企業をシリアに対する戦争の悪影響やトルコ・シリア大地震の被害に対処するための実効的な選択肢、経済社会開発の方途の一つと位置づけているシリアのヴィジョンについて説明をした。

アスマー夫人はまた、こうしたシリアのヴィジョンが、中小企業を国民経済政策の基礎・基軸として継続的且つ統合的に配置し直そうとする国の戦略的な決定を反映したものだとしたうえで、中小企業は気候変動、干ばつ、地下水の枯渇、さらにはトルコ・シリア大地震といったさまざまな要因の影響を受けるがゆえに、その活動に適した環境を法制面で保障することでその活動にインセンティブが与えられると述べた。

これに対して、ダシュティ事務局長は、ESCWAに加盟しているアラブ諸国間の開発強化、経済活動へのインセンティブの付与、協力強化などの実績を紹介し、シリアの公的機関や関係するNGOとの協力を発展させていたいとする意向を表明した。

会談には、ムハンマド・サーミル・ハリール経済対外通商大臣、ファーディー・サルティー・ハリール国家計画国際協力委員会委員長が同席した。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid0rSKtTKYfG6vL5uNwGStEhFPdj5bejiL6FgqjF3tEtVx5BTAT25aihx9jAC6FXVzQl

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ダシュティ事務局長はまた、ハリール経済対外通商大臣、ハリール国家計画国際協力委員会委員長と会談したほか、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣とも個別に会談した。

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SANA(3月27日付)が伝えた。

AFP, March 27, 2023、ANHA, March 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2023、Reuters, March 27, 2023、SANA, March 27, 2023、SOHR, March 27, 2023などをもとに作成。

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