ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を7回攻撃する一方、戦闘員1人が死亡したと発表(2024年3月25日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、3月25日の戦果について以下の通り発表した。


東部地区

午前3時15分、タイハート丘に集結するイスラエル軍部隊にロケット弾攻撃、砲撃を行い、直接の損害を与える。

午後3時10分、バイヤード・バリーダー陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後4時00分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後10時45分、レバノン南部の村々や民家に対するイスラエル軍の攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するメトゥラ町内の建物1棟を攻撃。

西部地区

午後3時00分、リマン大隊本部を砲撃し、直接の損害を与える。

午後4時30分、マルキヤ入植地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後5時45分、リーシャー池陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

**

レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員1人が戦死したと発表した。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前11時14分、マナラ入植地に隣接するイスラエル軍陣地に夜間、レバノンから約15発の砲撃を確認、砲弾は空地に着弾し、負傷者はなかった。同じく夜間、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機がマイス・ジャバル村地域にあるヒズブッラーの軍事複合施設1ヵ所を攻撃。

午後6時00分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、マイス・ジャバル村地域で活動するヒズブッラーのテロリスト2人を攻撃。

午後11時54分、航空機が先ほど、アブー・シャーシュ村地域の陣地内にヒズブッラーのテロリスト複数人がいるのを確認、ジェット戦闘機複数機がこの陣地を攻撃。ジェット戦闘機複数機はまた、マイス・ジャバル村地域のヒズブッラーの軍事施設1ヵ所を攻撃。終日レバノンからの砲撃を確認し、イスラエル軍砲兵部隊が砲弾発射地を攻撃。

AFP, March 25, 2024、ANHA, March 25, 2024、‘Inab Baladi, March 25, 2024、Qanat al-Manar, March 25, 2024、Reuters, March 25, 2024、SANA, March 25, 2024、SOHR, March 25, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米軍が違法に基地を設置しているハサカ県ハッラーブ・ジール村の農業用空港に輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送(2024年3月25日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, March 25, 2024、ANHA, March 25, 2024、‘Inab Baladi, March 25, 2024、Reuters, March 25, 2024、SANA, March 25, 2024、SOHR, March 25, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュがヒムス県ダビーヤート・ガス田近くのシリア軍陣地複数ヵ所を襲撃したのを受け、ロシア軍がスフナ市一帯の砂漠地帯の複数ヵ所を爆撃(2024年3月25日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダビーヤート・ガス田近くのシリア軍陣地複数ヵ所を襲撃、シリア軍第18師団および国防隊と交戦した。

これを受け、ロシア軍戦闘機複数機がスフナ市一帯の砂漠地帯の複数ヵ所を爆撃した。

AFP, March 25, 2024、ANHA, March 25, 2024、‘Inab Baladi, March 25, 2024、Reuters, March 25, 2024、SANA, March 25, 2024、SOHR, March 25, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍第5軍団第8旅団が住民の要請を受け、ダルアー県ウンム・ワラド村でダーイシュに忠誠を表明していたヤルムーク軍の元司令官が率いる地元武装集団を包囲(2024年3月25日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第5軍団第8旅団の増援部隊がウンム・ワラド村に派遣され、「アブー・アリー・ラッハーム」の名で知られるムハンマド・リファーイー氏が率いる地元武装集団を包囲した。

リファーイー氏は、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を表明していたヤルムーク軍の元司令官で、2018年半ばに政府との和解を拒否し、シリア北西部に退去していたが、2020年にダルアー県に戻り、軍事情報局傘下の地元武装集団のメンバーとして活動するようになった。

このグループはダルアー県農村地帯での殺人や誘拐に関与しているとされ、増援部隊は住民の要請を受けて派遣された。

AFP, March 25, 2024、ANHA, March 25, 2024、‘Inab Baladi, March 25, 2024、Reuters, March 25, 2024、SANA, March 25, 2024、SOHR, March 25, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ県では「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方でシリア軍兵士を狙撃し殺害する一方、シリア軍は自爆型ドローンで攻撃、2人を殺傷(2024年3月25日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方のカルサア村でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シリア軍はザーウィヤ山地方のバイニーン村近郊を自爆型無人航空機(ドローン)1機で攻撃、これにより若い男性1人が死亡、1人が負傷した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がアイン・イーサー村近郊にあるシリア軍の57mm砲の砲台をミサイルで攻撃した。

AFP, March 25, 2024、ANHA, March 25, 2024、‘Inab Baladi, March 25, 2024、Reuters, March 25, 2024、SANA, March 25, 2024、SOHR, March 25, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のイドリブ市、ビンニシュ市、トゥウーム村、タフタナーズ市、カフルルーマー村で25日夜から26日未明にかけて、ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者釈放を求める抗議デモ(2024年3月25日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)」、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市、ビンニシュ市、トゥウーム村、タフタナーズ市、カフルルーマー村で25日夜から26日未明にかけて、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者釈放を求める抗議デモが行われ、住民数十人が参加した。





AFP, March 25, 2024、ANHA, March 25, 2024、‘Inab Baladi, March 25, 2024、Reuters, March 25, 2024、SANA, March 25, 2024、SOHR, March 25, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年3月25日)

スワイダー県では、スワイダー24(3月25日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, March 25, 2024、ANHA, March 25, 2024、‘Inab Baladi, March 25, 2024、Reuters, March 25, 2024、SANA, March 25, 2024、SOHR, March 25, 2024、Suwayda 24, March 25, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がアレッポ県北部バイルーニーヤ村の農地で作業中の農夫たちを砲撃、1人が死亡(2024年3月25日)

アレッポ県では、ANHA(3月25日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイルーニーヤ村の農地で作業中の農夫たちを砲撃、これにより1人が死亡した。

トルコ軍はまた、バイナ村、スーガーニカ村の森林地帯を砲撃した。

AFP, March 25, 2024、ANHA, March 25, 2024、‘Inab Baladi, March 25, 2024、Reuters, March 25, 2024、SANA, March 25, 2024、SOHR, March 25, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.