米軍が違法に基地を設置しているハサカ県ハッラーブ・ジール村の農業用空港がロケット弾4発の攻撃を受け、複数回の爆発と火災が発生(2024年3月24日)

ハサカ県では、RIAノーヴォスチ通信(3月24日付)によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港がロケット弾4発の攻撃を受け、複数回の爆発と火災が発生した。

マヤーディーン・チャンネル(3月24日付)は、複数筋の話として、攻撃がロケット弾と無人航空機(ドローン)によるものだと伝えた。

シリア人権監視団によると、爆発は、米軍の貨物機1機の着陸と前後して発生した。

RIAノーヴォスチ通信は爆発発生後、ヘリコプター1機が離陸したと伝えた。

AFP, March 24, 2024、ANHA, March 24, 2024、‘Inab Baladi, March 24, 2024、RIA Novosti, March 24, 2024、Qanat al-Mayadin, March 24, 2024、Reuters, March 24, 2024、SANA, March 24, 2024、SOHR, March 24, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイスラエルの首都テルアビブにある国防省本舎をドローンで攻撃したと発表(2024年3月24日)

イラク・イスラーム抵抗は午前3時6分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、イスラエルの首都テルアビブにある国防省本舎を無人航空機(ドローン)で攻撃したと発表した。


AFP, March 24, 2024、ANHA, March 24, 2024、‘Inab Baladi, March 24, 2024、Reuters, March 24, 2024、SANA, March 24, 2024、SOHR, March 24, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍がダマスカス郊外県カラムーン地方のジュダイダト・シャイバーニー村一帯にある軍事拠点複数ヵ所を爆撃(2024年3月24日)

ダマスカス郊外県では、ダマス・ポスト(3月24日付)などによると、イスラエル軍がカラムーン地方のジュダイダト・シャイバーニー村一帯にある軍事拠点複数ヵ所を爆撃した。

AFP, March 24, 2024、ANHA, March 24, 2024、Damas Post, March 24, 2024、‘Inab Baladi, March 24, 2024、Reuters, March 24, 2024、SANA, March 24, 2024、SOHR, March 24, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はイエメンのフーシー派が紅海で中国所有・運航の船舶を初めて攻撃したと発表(2024年3月24日)

米中央軍(CENTCOM)は午前5時29分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、現地時間23日午前2時50分から午前4時30分にかけて、フーシー派が紅海を航行中のパナマ船籍の中国所有・運航の石油タンカーM/V黄埔に対艦弾道ミサイル(ASBM)5発を発射、5発目のミサイルにより火災が発生、火は30分ほどで消し止められたと発表した。

フーシー派が中国所有・運航の船舶を攻撃するのはこれが初めて。

また、午前6時50分から9時50分にかけて、USSカーニー(DDG64)を含む米軍は、紅海南部上空でフーシー派の無人航空機(UAV)6機と交戦、うち5機は紅海に、1機はイエメン領内のフーシー派支配地域に墜落したと付言した。


AFP, March 24, 2024、ANHA, March 24, 2024、‘Inab Baladi, March 24, 2024、Reuters, March 24, 2024、SANA, March 24, 2024、SOHR, March 24, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍のバアルベック市爆撃への報復として、ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗運動が占領下のシリア領ゴラン高原を砲撃(2024年3月24日)

ナハールネット(3月24日付)などによると、イスラエル軍がベカーア県バアルベック市を爆撃、4人が負傷した。

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レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、3月24日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後1時10分、バアルベック市に対する爆撃への報復として、占領下のシリア領ゴラン高原にあるギヴァト・ヨアヴ入植地にあるミサイル砲撃基地、ゴラニ旅団がガザ地区から帰還し訓練を行っていたケラ兵舎(防空ミサイル司令部)をカチューシャ砲60発以上で攻撃。

午後4時00分、マルジュ陣地内のイスラエル軍部隊を攻撃し、兵士を殺傷。

午後5時20分、レバノン南部の村々や民家に対するイスラエル軍部隊の攻撃への報復として、イスラエル軍部隊が布陣するメトゥラ町の建物1棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時30分、占領下カフル・シューバー丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

午後10時20分、レバノン南部の村々や民家に対するイスラエル軍部隊の攻撃への報復として、イスラエル軍部隊が布陣するメトゥラ町の建物1棟を再び攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午前11時10分、ジャル・アラーム陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後12時50分、ラーヒブ陣地のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

午後9時00分、ビーラーニート兵舎一帯に集結するイスラエル軍部隊をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員2人が戦死したと発表した。


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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前2時45分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機複数機がバアルベック市地域にあるヒズブッラーの武器製造施設1ヵ所を攻撃。レバノンから先ほど、イスラエル北部への約50発の砲撃を確認、多数を撃破、残りは空地に着弾。砲台複数ヵ所を爆撃。

午後7時05分、シュトゥラ入植地、レシェス・ラミム地域に向けて対戦車ミサイル3発が発射されたのを確認、イスラエル軍がミサイル発射地などを攻撃、脅威を排除。イスラエル軍兵がウダイサ村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラを特定、ジェット戦闘機複数機がこのインフラとアイター・シャアブ村にある軍事複合施設1ヵ所を攻撃。

午後10時18分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機がブライダー村にあるヒズブッラーの軍事複合施設1ヵ所、マイス・ジャバル村にある監視ポスト1ヵ所を攻撃。

AFP, March 24, 2024、ANHA, March 24, 2024、‘Inab Baladi, March 24, 2024、Naharnet, March 24, 2024、Qanat al-Manar, March 24, 2024、Reuters, March 24, 2024、SANA, March 24, 2024、SOHR, March 24, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のイドリブ市、ジスル・シュグール市、トゥウーム村でジャウラーニー指導者の打倒や逮捕者釈放を訴える抗議デモ(2024年3月24日)

イドリブ県では、シリア人権監視団やテレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市、ジスル・シュグール市、トゥウーム村で24日夜から25日未明にかけて、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒や逮捕者釈放を訴える抗議デモが発生した。




AFP, March 24, 2024、ANHA, March 24, 2024、‘Inab Baladi, March 24, 2024、Reuters, March 24, 2024、SANA, March 24, 2024、SOHR, March 24, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方を50発以上の砲弾で攻撃(2024年3月24日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、バーラ村、カフル・ウワイド村を50発以上の砲弾で攻撃した。

AFP, March 24, 2024、ANHA, March 24, 2024、‘Inab Baladi, March 24, 2024、Reuters, March 24, 2024、SANA, March 24, 2024、SOHR, March 24, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年3月24日)

スワイダー県では、スワイダー24(3月24日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市で正体不明の武装集団が地元武装集団のメンバー2人を銃で撃ち、殺害した。

AFP, March 24, 2024、ANHA, March 24, 2024、‘Inab Baladi, March 24, 2024、Reuters, March 24, 2024、SANA, March 24, 2024、SOHR, March 24, 2024、Suwayda 24, March 24, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍がダイル・ザウル県バーグーズ村に潜入しようとした国防隊メンバーを迎撃、2人を殺害(2024年3月24日)

ダイル・ザウル県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がテレグラム(https://t.me/sdf_press)を通じて明らかにしたところによると、同軍に所属するハジーン軍事評議会がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるバーグーズ村に潜入しようとした国防隊メンバーを迎撃、2人を殺害した。

ANHA(3月24日付)が伝えた。

シリア人権監視団によると、2人は「イランの民兵」メンバーのシリア人2人で、バーグーズ村に近いアルクーブ村で殺害された。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局とシリア政府の支配下にあるラッカ市内の刑務所で収監中の麻薬密売業者らが暴動を起こし、内務治安部隊(アサーイシュ)が鎮圧、その際密売業者ら3人が死亡、アサーイシュの隊員を含む20人あまりが負傷した。

AFP, March 24, 2024、ANHA, March 24, 2024、‘Inab Baladi, March 24, 2024、Reuters, March 24, 2024、SANA, March 24, 2024、SOHR, March 24, 2024などをもとに作成。

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ANHAはトルコがシリア国民軍に加入させたダーイシュの元メンバーについての詳細な情報を公開(2024年3月24日)

ANHA(3月24日付)は、トルコがダーイシュ(イスラーム国)の元メンバーをシリア国民軍に参加させているとしたうえで、複数の独自筋から得た信頼できる情報として、統合された元メンバーについての詳細な情報を明らかにした。

記事によると、シリア国民軍に参加している主な元ダーイシュ・メンバーは以下の通り:

ムサンナー・ハリール・ハサン(1990年、ダイル・ザウル県マヤーディーン市生まれ):ダーイシュ・メンバーとして、ヒムス県タドムル市、ラッカ県、イラクでの戦闘に参加。現在はラッカ県タッル・アブヤド市に居住し、バースィム・アブー・ワファーの名でシリア国民軍シャーム戦線に参加。

サミーフ・フアード・ヤーズジー(アブー・ウマル)(1990年、ラッカ県タッル・アブヤド市生まれ):ダーイシュ・メンバーとしてシリアとイラクの各地で戦闘に参加。現在はラッカ県タッル・アブヤド市に居住し、シリア国民軍で諜報活動に従事。

ラアド・ハサン・ワファーイー(1996年、ダイル・ザウル県マヤーディーン市生まれ):2015~17年にダーイシュに所属、その後、アレッポ県バーブ市に移動。バースィム・アブー・ムハンマドの名として知られ、シリア国民軍シャーム軍団メンバーとして「オリーブの枝」作戦に参加。

アドハム・ファーティフ・スッカルジー(2000年、ダイル・ザウル県生まれ):2015~17年にダーイシュに所属。アブー・バクルの名で知られ、アレッポ県ジャラーブルス市に居住。

ターリク・アブー・アズィーズ(1991年、ダイル・ザウル県マヤーディーン市生まれ):2015~17年にダーイシュに所属。その後、ラッカ県タッル・アブヤド市に移動。アブー・アリーの名でシリア国民軍に参加。

マージド・ムスタファー・ハーリド(アブー・ドゥジャーナ・アンサーリー)(1990年、ダイル・ザウル県マヤーディーン市生まれ):2015年にダーイシュに加入、現在はラッカ県タッル・アブヤド市に居住、シリア国民軍メンバー。

ムハンマド・アナス・ウバイド(2001年、ダイル・ザウル県ダルナジュ村生まれ):2014~17年にダーイシュに所属。その後、ラッカ県タッル・アブヤド市に移動。現在はアブー・ムアーウィヤの名でシリア国民軍シャーム戦線に参加。

ムハンマド・ムフイーッディーン(ダイル・ザウル県ブーカール村生まれ):ダーイシュのメンバーとしてイラクとシリアの各地で戦闘に参加。現在はラッカ県タッル・アブヤド市に居住、アルナダスの名でシリア国民軍シャーム戦線に参加。

AFP, March 24, 2024、ANHA, March 24, 2024、‘Inab Baladi, March 24, 2024、Reuters, March 24, 2024、SANA, March 24, 2024、SOHR, March 24, 2024などをもとに作成。

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