ドリブ県アズマーリーン村近くの国境を越えてトルコに不法入国しようとしたシリア人2人がトルコ軍憲兵隊の射撃を受け、1人が死亡、1人が負傷(2024年3月18日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアズマーリーン村近くの国境を越えてトルコに不法入国しようとしたシリア人2人がトルコ軍憲兵隊の射撃を受け、1人が死亡、1人が負傷した。

AFP, March 20, 2024、ANHA, March 20, 2024、‘Inab Baladi, March 20, 2024、Reuters, March 20, 2024、SANA, March 20, 2024、SOHR, March 20, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県サルマダー市で、コーラン学習用に設営されていたテントに穀物庫の壁が崩れ落ち、テントのなかにいた子供13人が死傷(2024年3月18日)

イドリブ県では、ホワイト・ヘルメット(https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense)によると、シャーム解放機構の支配下にあるサルマダー市で、コーラン学習用に設営されていたテントに、大雨の重さに耐えられなくなった穀物庫の壁が崩れ落ち、テントのなかにいた子供5人が死亡、8人が負傷した。

一方、シリア人権監視団が19日に発表したところによると、子供6人が死亡、7人が負傷した。


シリア人権監視団によると、イドリブ県の農村地域には、コーランを暗記するためのセンターや専門学校が多くあり、子供たちが通っている。

これらの施設は、同地で活動する組織や団体によって運営されているものもあれば、寄付によって運営されているものもある。

AFP, March 19, 2024、ANHA, March 19, 2024、‘Inab Baladi, March 19, 2024、Reuters, March 19, 2024、SANA, March 19, 2024、SOHR, March 19, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍が占領下のゴラン高原と政府支配地の兵力引き離し地域を隔てる境界線(ラインA)に面するクナイトラ県マアラカ村で若い男性を狙撃、負傷させ、連行(2024年3月18日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が占領下のゴラン高原と政府支配地の兵力引き離し地域を隔てる境界線(ラインA)に面するマアラカ村の有刺鉄線に近づいた若い男性を狙撃、男性を負傷させた。

イスラエル軍はまた、ラインAを越えて、兵力引き離し地域に不法潜入し、この男性を拘束、イスラエル領内に連行した。

この男性はこれまでたびたびラインAを越えて、占領下のゴラン高原に潜入していたと見られ、ダマスカス郊外県サアサア町で当局の聴取を受け、10日にわたり拘留され、ラインAに近づかない旨、制約していたという。

AFP, March 20, 2024、ANHA, March 20, 2024、‘Inab Baladi, March 20, 2024、Reuters, March 20, 2024、SANA, March 20, 2024、SOHR, March 20, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍は不審な飛翔体が紅海からイスラエル領土内に侵入し、エイラート市北の空き地に落下したと発表(2024年3月18日)

イスラエル軍は午前2字59分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、「先ほど、不審な飛翔体が紅海からイスラエル領土内に侵入し、エイラート市北の空き地に落下した。 標的はIAF(イスラエル航空宇宙軍)部隊によって監視されていた。被害はなく、負傷者も報告されていない」と発表した。

AFP, March 18, 2024、ANHA, March 18, 2024、‘Inab Baladi, March 18, 2024、Reuters, March 18, 2024、SANA, March 18, 2024、SOHR, March 18, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗は占領下ゴラン高原にあるイスラエル軍航空基地をドローンで攻撃したと発表(2024年3月18日)

イラク・イスラーム抵抗は午前1時41分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、占領下ゴラン高原にある航空基地を無人航空機(ドローン)で攻撃したと発表した。



AFP, March 18, 2024、ANHA, March 18, 2024、‘Inab Baladi, March 18, 2024、Reuters, March 18, 2024、SANA, March 18, 2024、SOHR, March 18, 2024などをもとに作成。

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米軍は違法に基地を設置しているハサカ県ハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機で軍装備品や兵站物資を輸送(2024年3月18日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, March 18, 2024、ANHA, March 18, 2024、‘Inab Baladi, March 18, 2024、Reuters, March 18, 2024、SANA, March 18, 2024、SOHR, March 18, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を6回攻撃(2024年3月18日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、3月18日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後5時00分、占領下シャブアー農場のルワイサト・カルン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時02分、タイハート丘に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時05分、シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時30分、バイヤード・バリーダー陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午後7時15分、リーシャー池陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後7時15分、ハドブ・ヤーリーン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前11時00分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が夜間、ラーミヤー村地域にあるヒズブッラーの軍事施設1ヵ所と監視ポスト1ヵ所を攻撃した。さらに昨日、ナークーラ村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃した。

午後7時27分、レバノンから終日、イフタ(キブツ)、ドブ山、マナラ入植地への砲撃が多数確認され、イスラエル軍が砲弾発射地点を攻撃した。今朝、マイス・ジャバル村地域にあるヒズブッラーの軍事複合施設にテロリストが入るのを航空機が確認、その直後にイスラエル軍戦闘機複数機がこの施設を攻撃。また、ジェット戦闘機複数機はウダイサ村地域にあるヒズブッラーの軍事複合施設1ヵ所を攻撃。早朝、イスラエル軍はカフルカラー村地域の監視ポストを攻撃。

AFP, March 18, 2024、ANHA, March 18, 2024、‘Inab Baladi, March 18, 2024、Qanat al-Manar, March 18, 2024、Reuters, March 18, 2024、SANA, March 18, 2024、SOHR, March 18, 2024などをもとに作成。

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ヨルダン軍がシリアとの国境近くで所属不明のドローン2機を迎撃、1機がダルアー県のナスィーブ国境通行所近くに墜落(2024年3月18日)

ダルアー県では、イナブ・バラディー(3月18日付)によると、ヨルダン軍所属と見られる戦闘機複数機が未明にナスィーブ国境通行所(ジャービル国境通行所)一帯など県東部の複数ヵ所を爆撃した。

これに関して、マムラカTV(3月18日付)によると、ヨルダン軍報道官は、ヨルダン北部上空で飛行音が確認されたとしたうえで、この音が正体不明の飛翔体の動きを検知したレーダー装置からの警報に反応して発進したヨルダン軍機複数機のものであると発表した。

またヨルダン軍筋が、イナブ・バラディーに明らかにしたところによると、ヨルダン軍は所属不明の無人航空機(ドローン)2機を検知し、これを攻撃、うち1機がナスィーブ国境通行所近くに墜落したという。

AFP, March 18, 2024、ANHA, March 18, 2024、‘Inab Baladi, March 18, 2024、al-Mamlaka TV, March 18, 2024、Reuters, March 18, 2024、SANA, March 18, 2024、SOHR, March 18, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市のサブア・バフラート広場で「シリア革命」開始13周年に合わせて抗議デモ(2024年3月18日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市のサブア・バフラート広場で、同市およぶ周辺農村地帯の住民数百人が集まり、「シリア革命」開始13周年に合わせてデモを行い、参加者らは「革命は権利で、権利は死なず」などと書かれたプラカードを掲げ、自由、体制打倒、逮捕者釈放、革命継続を訴えた。

AFP, March 18, 2024、ANHA, March 18, 2024、‘Inab Baladi, March 18, 2024、Reuters, March 18, 2024、SANA, March 18, 2024、SOHR, March 18, 2024などをもとに作成。

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政府支配下のスワイダー市、ダルアー県各所,で「シリア革命」開始13周年に合わせて抗議デモ発生、ダマスカス郊外県では体制批判の落書きが見つかる(2024年3月18日)

スワイダー県では、スワイダー24(3月18日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が「シリア革命」開始13周年に合わせて抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団、ザマーン・ワスル(3月18日付)によると、シリア政府の支配下にあるダルアー市ダルアー・バラド地区にあるウマリー・モスクの前で住民らが「シリア革命」開始13周年に合わせてデモを行い、体制打倒、逮捕者釈放などを訴えた。

イナブ・バラディー(3月19日付)によると、このほかにも、アジャミー村、ムザイリーブ町、ヤルムーク渓谷の複数の村でデモが発生した。

抗議デモは、ダーイル町、タファス市、タッル・シハーブ町、サフム・ジャウラーン村、東カラク村、ウンム・マヤーズィン町などでも行われた。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエルの占領下にあるゴラン高原と政府支配地の兵力引き離し地域を隔てる境界線(ラインA)近くで18日夜、若者ら数十人が「シリア革命」開始13周年に合わせて抗議デモを行った。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カナーキル村の複数の民家などの壁に17日深夜から18日未明にかけて、何者かが「シリア革命」開始13周年に合わせてシリア政府を批判、反体制運動を支持する落書きを行った。

壁には「お前の魂を呪ってやる、ハーフィズ」、「革命はアサドが倒れるまで続く」、「我々はここに、革命が永続するというとの誓いを新たにする」などと書かれていたという。

AFP, March 18, 2024、ANHA, March 18, 2024、‘Inab Baladi, March 18, 2024、March 19, 2024、Reuters, March 18, 2024、SANA, March 18, 2024、SOHR, March 18, 2024、March 19, 2024、Suwayda 24, March 18, 2024、Zaman al-Wasl, March 18, 2024などをもとに作成。

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地元武装集団がダイル・ザウル県ユーフラテス川東岸に潜入を試み、シリア民主軍が迎撃、政府支配下のマヤーディーン市やバクラス村などを砲撃(2024年3月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団がシリア政府の支配下にあるマヤーディーン市から、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸に潜入を試み、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が迎撃、マヤーディーン市やバクラス村などに向けて砲撃を行った。

AFP, March 18, 2024、ANHA, March 18, 2024、‘Inab Baladi, March 18, 2024、Reuters, March 18, 2024、SANA, March 18, 2024、SOHR, March 18, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構のタルハト・ブン・ウバイドッラー旅団がアレッポ県西部、イドリブ県東部でシリア軍と激しく交戦(2024年3月18日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構のタルハト・ブン・ウバイドッラー旅団がアレッポ県のヒルバト・ジャドラーヤー村、カフル・ハラブ村、ミーズナーズ村、そしてイドリブ県のマアーッラト・ナアサーン村一帯のシリア軍陣地複数ヵ所を砲撃、シリア軍と激しく交戦した。

これに対して、シリア軍はイドリブ県のアルビーフ村一帯を砲撃した。

この戦闘で、タルハト・ブン・ウバイドッラー旅団の司令官が負傷した。

https://www.syriahr.com/wp-content/uploads/2024/03/WhatsApp-Video-2024-03-18-at-12.01.19-PM.mp4?_=2

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アサド大統領:「社会、宗教、道徳にかかる問題における誤った概念を正すための取り組みの重要である」(2024年3月18日)

アサド大統領は、仮想教育対話センターのボランティア・チームに所属し、宗教、思想、社会文にゃでの対話を推し進めている学術関係者らと懇談した。

懇談では、過激主義、アイデンティティ、社会における諸機関の役割、若い世代の保護、そしてこれらすべてにおける宗教機関の役割などについて議論が交わされた。

アサド大統領は懇談のなかで、以下の通りの述べた。

社会、宗教、道徳にかかる問題における誤った概念を正すための取り組みの重要である。なぜなら、あらゆる行動やイニシアチブを成功させるうえでの起点になるからである。成功する取り組みとは、戦略、手順、概念という三つがどの程度のレベルで相互に関連しているかによる。なぜなら、戦略だけでは理論に過ぎず、手順だけでは混乱に陥ってしまうからだ。だが、概念を定めることで、ビジョンが統合され、成功にいたる行動が作り出される。

社会を建設する上での対話の重要性は、提起される主題の質を持続・発展させ、対象となる社会階層を特定することに基づいている。

我々には正しい原則がある。だが、植民地主義的計略が歴史を通じて、アラブ地域にアイデンティティ危機を作り出し、その概念を歪めてきた。我々の社会は、宗教であれ、人種的帰属であれ、過激主義にしか向かっていかなかった。だが、アイデンティティとは、単なる宗教、あるいは人種ではなく、相互に補完し合うさまざまな側面をも含んでいる。






SANA(3月18日付)が伝えた。

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アサド大統領は、ロシアでの大統領選挙で再選を果たしたプーチン大統領に祝電を送る(2024年3月18日)

アサド大統領は、ロシアでの大統領選挙で再選を果たしたヴラジーミル・プーチン大統領に祝電を送った。

SANA(3月18日付)が伝えた。

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