国連OCHAは、トルコの占領下にあるアレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所とラーイー村の通行所に関して、シリア政府が11月13日まで越境(クロス・ボーダー)人道支援のために利用することを許可したと発表(2024年8月12日)

国連人道問題調整事務所(OCHA)は、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域とトルコを隔てるアレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所とラーイー村の通行所に関して、シリア政府が11月13日まで国連機関が越境(クロス・ボーダー)での人道支援のために利用することを改めて許可したと発表、歓迎の意を示した。

UN Newsが発表した。

AFP, August 13, 2024、ANHA, August 13, 2024、‘Inab Baladi, August 13, 2024、Reuters, August 13, 2024、SANA, August 13, 2024、SOHR, August 13, 2024、UN News, August 13, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を6回攻撃したと発表(2024年8月12日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、8月12日の戦果について以下の通り発表した。

(時刻明示せず)マアルーブ村などに対する攻撃への報復として、ジャアトゥーン村にある第146師団司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午前8時40分、メトゥラ町のスパイ設備を攻撃を攻撃し、これを破壊。

午後3時20分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のサンマーカ陣地を砲撃。

午後7時15分、カフルシューバー村丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後7時15分、ハニタ(キブツ)一帯に展開するイスラエル軍部隊を砲撃し、直接の損害を与える。

午後7時37分、マルキヤ入植地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後6時58分、ラミム村、メトゥラ町、ドブ山地域に終日レバノンからの多数の飛翔体が飛来するのが確認される。イスラエル空軍は本日早く、ワルディーヤ村地域にあるヒズブッラーの砲弾発射装置1基を攻撃。また本日朝、シーヒーン村、ジッビーン村地域にあるヒズブッラーの軍事施設複数ヵ所を攻撃。ハムール渓谷一帯、ラーミヤ村、アイター・シャアブ村地域を砲撃し、脅威を排除。

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Qanat al-Manar, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

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「新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム」発足から1年:アスマー・アフラス大統領夫人がインスタを更新(2024年8月12日)

「新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム」が2023年8月12日に立ち上げられてから1年が経ったのに合わせて、同プログラム委員会が首都ダマスカスにあるダマスカス大学の講堂で、「すべての子供が聞こえる音を届けよう」と銘打った記念行事が催された。

記念行事では、蝸牛の移植手術をした子供2人が初めて音を耳にした時のビデオ映像な啓発ビデオが上映されるとともに、ハサン・ガッバーシュ保健大臣が演説を行った。

演説のなかで、ガッバーシュ保健大臣は、「新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム」の立ち上げを主導したアスマー・アフラス大統領夫人に対して、人道的活動、質の高い成果や奉仕、そして障害を克服することをもっとも崇高なかたちで示してくれたとして謝意を示すとともに、同プログラムの支援と成功に寄与したすべての人に称賛した。

記念行事には、シリア障害者機構アーマール(AMAL)のクラウディヤー・トゥーマー代表、新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム委員会のマナール・ハマド委員長、保健省プライマリヘルスケア(PHC)局のラッザーン・タラービーシー局長、ダマスカス大学医学部のサーミル・ムフスィン学部長(新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム委員会メンバー)、フサーム・ハディード氏(同委員会メンバー)、ティシュリーン軍事病院新生児科ワファー・ダルウィーシュが科長(同委員会メンバー)らが出席、演説を行った。
































SANA(8月12日付)が伝えた。

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アスマー・アフラス大統領夫人のインスタグラムのアカウント(https://www.instagram.com/asmaalassad/)は、「新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム」が2023年8月12日に立ち上げられてから1年が経ったのに合わせて以下のようなメッセージを発表した。

新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラムが発足してから1年、何年にもわたって、愛国的な経験は、課題にに直面しながらも、前進し、成果を上げてきました。祖国の子供たちの健康は、社会、各世代、そして未来の健康の現れです。

 

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AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

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ダルアー県タファス市で正体不明の武装集団がダーイシュのスリーパーセルのメンバーと見られる若い男性1人を銃で撃ち、殺害(2024年8月12日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、8月12日の戦果について以下の通り発表した。

(時刻明示せず)マアルーブ村などに対する攻撃への報復として、ジャアトゥーン村にある第146師団司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午前8時40分、メトゥラ町のスパイ設備を攻撃を攻撃し、これを破壊。

午後3時20分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のサンマーカ陣地を砲撃。

午後7時15分、カフルシューバー村丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後7時15分、ハニタ(キブツ)一帯に展開するイスラエル軍部隊を砲撃し、直接の損害を与える。

午後7時37分、マルキヤ入植地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後6時58分、ラミム村、メトゥラ町、ドブ山地域に終日レバノンからの多数の飛翔体が飛来するのが確認される。イスラエル空軍は本日早く、ワルディーヤ村地域にあるヒズブッラーの砲弾発射装置1基を攻撃。また本日朝、シーヒーン村、ジッビーン村地域にあるヒズブッラーの軍事施設複数ヵ所を攻撃。ハムール渓谷一帯、ラーミヤ村、アイター・シャアブ村地域を砲撃し、脅威を排除。

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Qanat al-Manar, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

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イドリブ県ザーウィヤ山地方一帯でシャーム解放機構がシリア軍の陣地複数ヵ所を攻撃し、シリア軍兵士1人を殺害(2024年8月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ザーウィヤ山地方一帯で、シャーム解放機構がシリア軍の陣地複数ヵ所を攻撃し、シリア軍兵士1人を殺害した。

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県スワイダーン・ジャズィーラ村で若い男性1人を銃で撃ち殺害(2024年8月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるスワイダーン・ジャズィーラ村で若い男性1人の自宅を強襲、この男性を銃で撃ち殺害した。

殺害された男性のきょうだいは11日に人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が同村を強襲した際、別の男性1人とともに殺害されていた。

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍使節団がハサカ市を訪れ、ハサカ県知事やシリア軍の司令官らと会談、ハサカ市とカーミシュリー市に対するシリア民主軍・アサーイシュの封鎖解除に向けた事態収拾の方途に向けて協議(2024年8月12日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー国際空港に駐留するロシア軍士官らからなる使節団が、軍用車輛2輌に分乗し、ハサカ市を訪れ、ハサカ県知事やシリア軍の司令官らと会談、ハサカ市とカーミシュリー市に対する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の封鎖解除に向けた事態収拾の方途に向けて意見を交わした。

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍がシリア政府支配下のダイル・ザウル県ユーフラテス川西岸の3ヵ所に対して大規模作戦を実施、多数を殺傷(2024年8月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が11日深夜から12日未明にかけてシリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のブーライル村に潜入し、同地にある「親イランの地元武装集団」の陣地を攻撃、戦闘の末に7人を殺害した。

シリア民主軍はまた、ブーカマール市近郊のキシュマ村、ドゥワイル村にも潜入し、地元武装集団2人を殺害、複数人を負傷させるとともに、6人を捕捉した。

シリア民主軍はさらに、バクラス村をロケット弾で攻撃、これにより子供3人が負傷した。

シリア軍はこのほかにも、クーリーヤ市を砲撃、アブー・ハマーム市で地元武装集団メンバーと見られる男性の自宅を強襲し、逮捕した。

一連の攻撃に関して、シリア民主軍の広報センターは声明を出し、ダイル・ザウル軍事評議会が、シリア軍と国防隊による砲撃で民間人などが死亡したことへの報復として、ユーフラテス川西岸の3ヶ所(キシュマ村、ブーライル村、トゥーブ村)に対して大規模作戦を実施し、20人を殺害、複数人を負傷させ、武器などを捕獲したと発表した。

一方、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のアブー・ハマーム市、カシュキーヤ村、スブハ村、スワイダーン・ジャズィーラ村が11日深夜から12日未明にかけて、地元武装集団の砲撃を受け、アブー・ハマーム市では、女性1人と女児1人が死亡、同市やそれ以外の村で民間人10人あまりが負傷、民家が損害を受け、カシュキーヤ村では農地で火災が発生した。

攻撃の拡大を受けて、シリア軍はブーライル村、ムーハサン市、トゥーブ村に増援部隊を派遣した。

また、戦闘激化を受けて、シリア政府の支配下にあるブー・ウマル村、ブーライル村、ドゥワイル村、キシュマ村、スバイハーン村の住民が非難を開始した。

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シリア人権監視団によると、8月7日に戦闘が始まって以降の死者は以下の通り。

民間人18人(うち子供8人)
シリア民主軍兵士2人
親イランの地元武装集団メンバー17人
「イランの民兵」メンバー8人

また民間人48人、戦闘員7人が負傷しているという。

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のアビーン・サムアーン村、カフルタハーリーム町、サルキーン市、イドリブ市で午後、住民らがジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年8月12日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアビーン・サムアーン村、カフルタハーリーム町、サルキーン市、イドリブ市で午後、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモを行った。




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シャーム解放機構の総合治安機関がダイル・ハッサーン村で犯罪グループと交戦し、メンバー3人を殺害、4人を負傷させ、3人を逮捕した。

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県マンビジュ市近郊のムフスィンリー村などを地対地ミサイル、自爆型無人航空機などで攻撃(2024年8月12日)

アレッポ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の広報センターの発表によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のムフスィンリー村を地対地ミサイル3発と自爆型無人航空機1機で攻撃、またフーシャリーヤ村を砲撃した。

ANHA(8月12日付)が伝えた。

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

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