国民防衛部隊はシャルア移行期政権によるバルーンを使用した密輸を阻止したと発表

国民防衛部隊はフェイスブックをを通じて声明を発表し、同部隊が、カプタゴンを括りつけて、ダルアー県東部からヨルダン国境に隣接する南東部の村々に向かっていた飛行していたバルーンを用いた密輸を阻止したと発表、アフマド・シャルア移行期政権が同地の密輸ネットワークと連携して、国外への麻薬密輸を継続するための手法を巧妙化させていると非難した。

撃墜されたバルーンは、ヘリウムガス充填バルーンに技術的改良が加えられたもので、バルーンが指定された目標地点に到達した際に結び付けられたロープを焼き切る仕組みで、投下の精度を確保するためにGPS装置も搭載されていたという。

積み荷はスワイダー南部のマシュクーク村の農地に投下されたが、国民防衛部隊が即応し、カプタゴン3,000錠を押収した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市北西のタッル・ハディード村から工場地区にいたる前線で国民防衛部隊と移行期政権の部隊およびこれと連携する武装勢力との間で激しい交戦が発生した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市中心部のカラーマ広場で、学生らが「我々の子どもたちの未来は託された責任」をスローガンにデモを行い、移行期政権が2025年度の中等教育修了証書の承認を拒否し続けていることに抗議した。

これに関して、スワイダー24は、国民防衛部隊第164旅団に属し、「アブー・ハッタール」の通称で知られるムダル・ムカッリド氏が率いるグループが、学生らを強制排除、また彼らにヒクマト・ヒジュリー師の写真やドゥルーズ派の旗を掲げさせたと伝えた。

一方、シリア人権監視団によると、シャフバー町のローマ劇場では、「彼らが戻るまで」と銘打った連帯集会が行われ、昨年7月の移行期政権の侵攻での強制失踪者の安否を明らかにし、ただちに釈放するよう訴えた。

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スワイダー24によると、移行期政権内務省の内務治安局の部隊がマトゥーナ村の検問所で、ダマスカス郊外県ジャルマーナ市からスワイダー方面へ向けて家庭用家具輸送用の車両で移動しようとしていた男性を拘束、軍服、弾薬ベスト、シリア社会民族党の軍事部門である颶風の鷹の徽章など前政権に関連する徽章を押収した。

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