月別アーカイブ: 2012年10月

反体制武装勢力がマアッラト・ヌウマーン市付近で進軍する軍・治安部隊の車列を迎撃、エルドアン首相が「拒否権の悪しき行使がシリアでの問題解決を妨げている」としてロシアおよび中国を批判(2012年10月13日)

国内の暴力 イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市の南約12キロに位置するヒーシュ村で反体制武装勢力が、ハマー方面から進軍する軍・治安部隊の車列を未明に迎撃した。 この迎撃に際して、反体制武装 … Read More

イドリブ県内のワーディー・ダイフ基地周辺で軍・治安部隊が反体制武装勢力が激しく交戦、またシリア軍がヒムス県の対レバノン国境地帯に地対空ミサイルを配備(2012年10月12日)

反体制勢力の動き 『ハヤート』(10月12日付)は、イスラーム情報監視団(ロンドン)からの情報として、エジプトのスエズ県の「人民抵抗」の指導者として知られるジハード主義者の一人ハーフィズ・サラーマがトルコ経由で10日晩に … Read More

反体制武装勢力がダマスカス・アレッポ街道を約5キロにわたって制圧するなか、ヒズブッラーのナスルッラー書記長が「シリア国内で戦闘員を派遣している」との一部情報を否定(2012年10月11日)

国内の暴力 イドリブ県では、『ハヤート』(10月12日付)など各紙が、複数の活動家・目撃者の話として、反体制武装勢力がマアッラト・ヌウマーン市に近いダマスカス・アレッポ街道を約5キロにわたって制圧した、と報じた。 また反 … Read More

軍・治安部隊と反体制武装勢力がイドリブ県内の各市をめぐって激しい攻防戦を展開する一方、トルコ・ハタイ県の国境付近にシリア領から発射された迫撃砲数発が着弾(2012年10月10日)

シリア政府の動き シリア外務在外居住者省のジハード・マクディスィー報道官は記者会見で、潘基文国連事務総長に対して書簡を送り、そのなかで武装集団に資金・武器支援、教練を行っている国の活動停止を遵守させるための使節団を派遣す … Read More

ヌスラ戦線が前日発生したハラスター市の空軍情報部へのテロの犯行を主張、クルド国民評議会がイラクで軍事教練されたクルド人避難民を活動に導入することを拒否することで合意(2012年10月9日)

国内の動き アサド大統領は2012年政令第358号を発し、サッターム・ジャドアーン・ダンダフを駐イラク大使に任命、同日中に認証式を行った。 ** 進歩国民戦線加盟政党による「政治対話と国民和解は治安と安定回復への我々の道 … Read More

シリア国民評議会事務局長がアサド大統領退任後にシャルア副大統領が「政治的役割を果たすことに反対しない」と発言、サウジアラビアとカタールがシリアの反体制武装勢力への重火器の供与を停止したと報じられる(2012年10月8日)

シリア政府の動き 『ハヤート』(10月8日付)はインターネット版速報で、リヤード・ハッダード駐露シリア大使が、ヒムス県で反体制武装勢力がフサーム・アサド(大統領の甥)を拘束したとの報道を否定した、と報じた。 ** 『クッ … Read More

軍・治安部隊がダマスカス郊外県クドスィーヤー市およびハーマ町の「浄化」を完了、カタールのブン・ジャースィム首相がバッラー大隊による人質殺害予告を自重するよう呼びかけ(2012年10月7日)

国内の暴力 ダマスカス郊外県では、SANA(10月7日付)によると、軍・治安部隊がクドスィーヤー市、ハーマ町で反体制武装勢力の「浄化」を完了した。 一方、シリア人権監視団によると、軍によって射殺された男の遺体10体が発見 … Read More

アサド大統領が第4次中東戦争戦勝記念日に合わせて無名戦士廟を訪問するなか、自由シリア軍(バッラー大隊)がイラン人巡礼者48人を人質にシリア軍のグータ地方からの撤退を求める(2012年10月6日)

シリア政府の動き アサド大統領は、第4次中東戦争戦勝記念日に合わせて、カシオン山中腹にある無名戦士廟を訪れ、献花した。 ファフド・ジャースィム・フライジュ国防大臣ら、軍幹部が同行した。 ** ファフド・ジャースィム・フラ … Read More

ダマスカス郊外県で反体制武装勢力がシリア空軍のヘリコプターを撃墜、シリア国民評議会事務局長は記者会見で近く評議会の構成を改編すると発表(2012年10月5日)

国内の暴力 ダマスカス郊外県では、各紙によると、反体制武装勢力が、グータ地方で空爆を行っていたシリア空軍のヘリコプターを撃墜、サクバー市に墜落した。 シリア革命総合委員会によると、ヘリコプターに乗っていた兵士(4人)が墜 … Read More

ダマスカス郊外県クドスィーヤー市で発生した「爆弾テロ」により共和国護衛隊メンバー21人が殺害される、国連安保理はシリア軍によるトルコ領内への砲撃を「もっとも強い調子」で非難(2012年10月4日)

シリア政府の動き シリアの外務在外居住者省は、国連安保理議長と事務総長に書簡を送付、そのなかでアレッポ市での同時爆破テロの被害およびアル=カーイダの一派であるシャームの民のヌスラ戦線の犯行だったことを報告、国際社会に対し … Read More

アレッポ市内でヌスラ戦線による連続爆弾テロが発生し多数が死亡、トルコではシリア領内からの越境砲撃により死傷者が発生しシリア側が謝罪(2012年10月3日)

アレッポ市での連続爆破テロ アレッポ県では、SANA(10月3日付)によると、アレッポ市内で反体制武装勢力による3件の爆弾テロが発生し、34人が死亡、122人が負傷した(内務省発表)。 内務省によると、最初のテロは、サア … Read More

トルコのマルディン県当局が声明のなかで治安部隊が「分離主義テロリスト」2名を殺害したと発表、ヒムス県内でヒズブッラーの司令官が反体制武装勢力との戦闘中に死亡(2012年10月2日)

シリア政府の動き シリアの人民議会を代弁する国営紙『サウラ』(10月2日付)は社説で、エジプトのムハンマド・ムルスィー政権に関して、「知性が欠けており、アラブの国家安全保障を破壊しようとしている」と批判した。 ** SA … Read More

ムアッリム外相が国連総会で演説し、シリア国内外のすべての当事者に対して「祖国の屋根の下での建設的対話」に加わるよう呼びかけ(2012年10月1日)

シリア政府の動き ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣が国連総会で演説した。演説における主な発言は以下の通り。 「我が国は1年半にわたり体系的なテロに直面し、それは国民、人的・知的スタッフ、国家機関、そして歴史的史跡に … Read More