月別アーカイブ: 2013年7月

ラッカ県でイラク・シャーム・イスラーム国が地元評議会のメンバー22人全員を逮捕、2ヶ月前にアフガニスタン・ターリバーンの使節団が「ジハード支援」を目的としてシリアを訪問していたことが明らかに(2013年7月13日)

反体制勢力の動き 『ハヤート』(7月14日付)などによると、対トルコ国境に面するラッカ県タッル・アブヤド市で、イラク・シャーム・イスラーム国の戦闘員が、地元評議会のメンバー22人全員を逮捕した。 同報道によると、評議会メ … Read More

最近になって自由シリア軍とイラク・シャーム・イスラーム国の間で対立が激化していると報告される一方、ヒムス県では軍が世界文化遺産カルアト・ヒスンを空爆、破壊する映像が確認される(2013年7月12日)

シリア政府の動き DPI(7月11日付)は、シリアの複数の消息筋の話として、シリア国内で軍を支援しているとされるレバノンのヒズブッラー戦闘員やイラクの戦闘員約40,000人に国籍を付与する措置を始めたと報じた。 戦闘員ら … Read More

自由シリア軍参謀委員会のイドリース参謀長が最近供与が活発化した高性能兵器によって戦車90輌を破壊したことを明らかに、イラク・クルディスタン地域ではクルド民族主義政党6党がPUK政治局と会合を開き「合同移行機関」の発足について協議(2013年7月11日)

シリア政府の動き バッシャール・アサド大統領はバアス党機関紙『バアス』(7月11日付)の単独インタビュー(http://www.albaath.news.sy/user/?id=1760&a=147399)に応じ … Read More

バアス党シリア地域指導部が第2回会合を開き新地域指導部各メンバーの担当部局(14ポスト)を新たに確定させるなか、ロシア外相がジュネーブ2会議への参加に消極的なジャルバー新議長を非難(2013年7月10日)

シリア政府の動き 反体制活動家のアブドゥルハリーム・ハッダーム前副大統領はアラビーヤ(7月10日付)に、8日に選出されたバアス党の新シリア地域指導部に関して、「兄弟で合意のうえ、マーヒル・アサドの影響力のもとに選出された … Read More

ラタキア県内でロシア製の地対艦ミサイルが格納されていた兵舎にミサイルが着弾するも自由シリア軍参謀委員会は犯行を否定、アフリーン地方の複数村では人民防衛隊が自由シリア軍と交戦(2013年7月9日)

シリア政府の動き アサド大統領は、ラマダーン月に合わせて2013年政令第45号を発し、関税法違反者(罰金刑)に対する恩赦を実施すると発表した。 SANA(7月9日付)が報じた。 反体制勢力の動き 自由シリア軍参謀委員会( … Read More

バアス党中央委員会がダマスカスで拡大会合を開き新シリア地域指導部を選出、アサド大統領は書記長に留任(2013年7月8日)

シリア政府の動き シリアのバアス党(アラブ社会主義バアス党シリア地域)の中央委員会はダマスカスで拡大会合を開いた。 会合には地域指導部、中央委員会メンバーなど300人が出席した。マナーフ・トゥラース、ナウワーフ・ファーリ … Read More

シリア革命反体制勢力国民連立総合委員会が政治委員会のメンバー計19人を選出するなか、同委員会のジャルバー新議長は反体制勢力の劣勢を理由にアサド政権との対話を拒否、ジュネーブ2に参加しない意思を示す(2013年7月7日)

反体制勢力の動き シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・アースィー・ジャルバー新議長は、自由シリア軍参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長と会談した。 『ハヤート』(7月8日付)などによると、会談は「シリア国内」で行わ … Read More

シリア革命反体制勢力国民連立の新議長はサウジアラビアが後援するジャルバー氏に、イドリブ県ではイドリブ自由青年連合が「アル=カーイダとつながりがある」反体制武装集団と交戦(2013年7月6日)

シリア政府の動き アサド大統領は、アルジェリアの政治、メディア、研究関係者からなる青年使節団(アブドゥルマジード・ハーミディー団長)とダマスカスで会談した。 SANA(7月6日付)が報じた。 反体制勢力の動き イスタンブ … Read More

自由シリア軍参謀委員会副司令官が「ヒムス陥落は時間の問題」としつつ自軍の窮地を訴える、民主統一党のアサーイシュが西クルディスタン人民議会とシリア・クルド国民評議会の地元評議会の交渉を受け6月27日のデモで逮捕していた人々を釈放(2013年7月5日)

反体制勢力の動き シリア人権監視団によると、反体制勢力が制圧する各地区で「大隊よ、注意し、目覚めよ」金曜日と銘打ってデモが行われ、反体制武装集団の統合、アサド政権打倒が呼びかけられた。 ** ザマーン・ワスル(7月5日付 … Read More

シリア革命反体制勢力国民連立がイスタンブールで2日間の予定で総合委員会会合を開催、アラブ部族連合を名のる組織が「ハサカ県での民主統一党による国防隊兵士2人の暗殺」を非難(2013年7月4日)

シリア政府の動き 『サウラ』(7月4日付)は、創刊50周年を記念して、アサド大統領への単独インタビューを行い、その全文を掲載した(http://thawra.alwehda.gov.sy/_View_news2.asp? … Read More

アサド大統領がインタビューのなかでエジプト情勢を「いわゆる政治的イスラームの崩壊」と評する、ロシアはヒムス市で包囲されている市民への人道支援を受け入れるようシリア政府に求める決議案の審議を延期するよう求める(2013年7月3日)

シリア政府の動き アサド大統領は『サウラ』紙のインタビューに応じた。 SANA(7月3日付)によると、アサド大統領はエジプト情勢に関して「いわゆる政治的イスラームの崩壊」と位置づけ、「政治、ないしは特定集団のために宗教を … Read More

第四機甲師団司令官のマーヒル・アサド准将が反体制派掃討作戦で大きな成果を上げていることが明らかに、米国務長官「(ジュネーブ2会議の開催は)EUなどにとって8月は非常に困難」(2013年7月2日)

シリア政府の動き ダマスポスト(7月2日付)は、複数の消息筋の話として、マーヒル・アサド准将がアレッポ県での「嵐作戦」やヒムス県解放作戦を指揮し、大きな成果を上げていると報じた。 同消息筋は「マーヒル・アサド准将は、一歩 … Read More

民主的変革国民調整委員会が「全ての当事者への武器供与の停止を求める国連安保理決議の採択」を呼びかけるなか、軍・治安部隊がヒムス市内の複数区に対する攻勢を強化し米国務省はこれを非難(2013年7月1日)

反体制勢力の動き 民主的変革国民調整委員会は声明を出し「すべてのアラブ人・外国人戦闘員の出国、両当事者への武器供与の停止を求める国連安保理決議の採択」を呼びかけた。 声明は、ハサン・アブドゥルアズィーム代表とカレル・シュ … Read More