ラタキア県の対策室は2月6日のトルコ・シリア大地震にかかる最新の被害状況報告(6月25日付)を発表した。
それによると、被災者は19万3488世帯89万45人、検査を終えた建物10万7638棟のうち、安全が確認されたのは5万9371棟、修復が必要なのは2万7483棟、補強が必要なのは1万9013棟、取り壊しが必要なのは1771棟、倒壊した建物が105棟、取り壊しが完了したのが15棟。
検査を終えた学校850校のうち、学校およびその周辺の安全が確認されたのは223校、学校の安全は確認されたものの、周辺が安全でないと判断されたのが14校、警備な修復を要すると判断されたのが378校、補強が必要とされるのが149校、安全が確認されず、さらなる検査が必要な学校が86校、復旧作業が完了した学校が71校。
損害を植えた政府の建物は161棟。
被災者収容施設は10ヶ所、収容世帯数は667世帯、家屋が倒壊し賃貸住宅に非難している世帯数は710世帯。
UAE赤新月社の協力のもとに提供された仮設住宅は900ユニットで、うち50%強の設置が完了。
このほか、被災者を収容するための集合住宅複数棟の建設が進められている。
被災者に配給された救援物資は、ミルクが2万1688パック、子供用おむつが5659袋、食品パックが34万5392個、食料品が201万3549個、医療が5万8144個、洋服が7万7527着。
ラタキア県に物資を搬入した貨物船は8隻、貨物機は138機、陸路で物資を搬入したのは45組織。
SANA(6月26日付)が伝えた。
AFP, June 27, 2023、ANHA, June 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2023、Reuters, June 27, 2023、SANA, June 27, 2023、SOHR, June 27, 2023などをもとに作成。
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