ハサカ県では、シリア人権監視団、ノース・プレス(9月22日付)、イナブ・バラディー(9月22日付)などによると、シリア政府の支配下にあるハサカ市の治安厳戒地区で、シリア軍とアブドゥルカーディル・ハンムー司令官率いる国防隊の戦闘が続いた。
戦闘は、ハンムー司令官の自宅がある集合住宅や、抵抗を続ける国防隊のメンバーらの拠点の一帯で激しく行われた。
シリア軍は戦闘の末、ハンムー司令官を自宅で殺害した他、抵抗を続けていた国防隊メンバーを殲滅し、治安厳戒地区を完全に制圧した。
シリア軍は、投降を拒否していたハンムー司令官の自宅に手りゅう弾を投げ込み、彼を殺害した。
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戦闘では、北・東シリア自治局の支配下にあるウムラーン地区で女性1人と女児1人が治安厳戒地区から発射された迫撃砲弾の残骸で負傷した。
また、ハシュマーン地区でも女児1人が、サーリヒーヤ地区でも女児1人が巻き添えとなって負傷した。
AFP, September 22, 2023、ANHA, September 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 22, 2023、‘Inab Baladi, September 22, 2023、North Press, September 22, 2023、Reuters, September 22, 2023、SANA, September 22, 2023、SOHR, September 22, 2023などをもとに作成。
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