「イランの民兵」がハサカ県とダイル・ザウル県の米軍基地を攻撃(2023年12月16日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるルーバール(ルーバールヤー)村に設置されている米軍基地が、「イランの民兵」が保有するとみられる無人航空機(ドローン)1機を迎撃した。

これに関して、イラク・イスラーム抵抗は午後8時16分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、ハサカ県のマーリキーヤ市(ルーバール(ルーバールヤー)村)にある米軍基地を無人航空機(ドローン)1機で攻撃し、直接の損害を与えたと発表した。

イラク・イスラーム抵抗はまた、 17日午前0時24分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、ダイル・ザウル県のウマル油田とCONOCOガス田にある米軍基地を複数の無人航空機(ドローン)で攻撃し、直接の損害を与えたと発表した。

一方、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機2機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

また、この数時間後にも、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

また、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているシャッダーディー市一帯で、米軍基地やシリア民主軍の基地、さらには住民が居住する都市部を攻撃するために設置されていたロケット弾の砲台を発見したと発表した。

ANHA(12月16日付)が伝えた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田の米軍基地を砲撃、激しい爆発が複数回確認された。

AFP, December 16, 2023、ANHA, December 16, 2023、‘Inab Baladi, December 16, 2023、Reuters, December 16, 2023、SANA, December 16, 2023、SOHR, December 16, 2023などをもとに作成。

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