イラク・イスラーム抵抗はハサカ県シャッダーディー市の米軍基地を攻撃、ハサカ市では何者かの砲撃で住民1人死亡(2023年12月26日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、イラク・イスラーム抵抗が、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシャッダーディー市の米軍基地をロケット弾で攻撃し、複数回の爆発音が確認された。

これに関して、ANHA(12月6日付)は、何者かが発射した砲弾1発がシャッダーディー市の民家近くに着弾し、住民1人が死亡したと伝えた。

また、イラク・イスラーム抵抗は午後8時47分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、ハサカ県のシャッダーディー市にある米軍基地を多数のロケット弾で砲撃し、損害を与えたと発表した。

一方、シリア人権監視団によると、この砲撃の数時間後、兵站物資を積んだ米軍の貨物機1機が、ハッラーブ・ジール村に米軍が違法に設置している基地に着陸した。

AFP, December 26, 2023、ANHA, December 26, 2023、‘Inab Baladi, December 26, 2023、Reuters, December 26, 2023、SANA, December 26, 2023、SOHR, December 26, 2023などをもとに作成。

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