イラク・イスラーム抵抗がダイル・ザウル県のウマル油田にある米軍基地をドローンで攻撃、シリア民主軍の特殊部隊隊員6人が死亡(2024年2月5日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にあり、米軍(有志連合)が違法に駐留するダイル・ザウル県のウマル油田に設置されているシリア民主軍の士官学校に、シリア政府支配下のユーフラテス川東岸から自爆型の無人航空機(ドローン)1機による攻撃があり、シリア民主軍の兵士6人が死亡したと発表した。

ANHA(2月5日付)が伝えた。

。と発表した。

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これに関して、シリア人権監視団は、「イランの民兵」(イランが支援する民兵)が4日深夜から5日未明にかけてウマル油田の米軍基地をドローンで攻撃したとしたうえで、米軍とともに基地内に駐留していたシリア民主軍の特殊部隊の兵士7人が死亡、18人が重軽症を負ったと発表した。

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また、イラク・イスラーム抵抗は4日声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、ハサカ県のウマル油田を無人航空機(ドローン)で攻撃したと発表した。

AFP, February 5, 2024、ANHA, February 5, 2024、‘Inab Baladi, February 5, 2024、Reuters, February 5, 2024、SANA, February 5, 2024、SOHR, February 5, 2024などをもとに作成。

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