レバノンのヒズブッラーのナスルッラー書記長:「抵抗運動は地域のすべての情勢の進展を注視しており…あらゆる可能性が開かれている」(2024年2月13日)

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、負傷した戦闘員や捕虜となっている戦闘員のために定めた「負傷戦士の日」に合わせて、テレビ演説を行い、パレスチナのハマースによる「アクサーの大洪水作戦」とそれに伴うイスラエルのガザ地区への攻撃開始から130日を経た抵抗運動が、あらゆるレベルでこれまでにない技術と決意で敵に対峙しているとしたうえで、イスラエルがガザ攻撃によって目的を達成することに失敗していると述べた。

また、「抵抗運動は地域のすべての情勢の進展を注視しており…あらゆる可能性が開かれている…。我々は南部において戦う一方、ガザに視線を注いている」と述べ、イスラエルによるガザへの攻撃が続く限り、戦闘を継続する意志を改めて強調した。

マナール・チャンネル(2月13日付)が伝えた。

AFP, February 13, 2024、ANHA, February 13, 2024、‘Inab Baladi, February 13, 2024、Qanat al-Manar, February 13, 2024、Reuters, February 13, 2024、SANA, February 13, 2024、SOHR, February 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.