スワイダー県では、スワイダー24(3月15日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、「シリア革命」開始13周年に合わせて、「デモ参加者は疲れを知れない」と銘打った抗議デモが行われ、参加者らは自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。
デモ参加者は数百人で、「生き残った我々のため…行動も建設もきない我々の若者たちのために…軍と治安の権威から国家を取り戻すために…シリアの平和と安全のために…太陽の子供たち、そしてスルターン・シャフバンダルとアズマの子孫である我々のために、自由と尊厳を求める国民の精神を回復しよう」などと書かれたプラカードなどを掲げ、「バッシャールよ、もういい、お前はいらない」、「バッシャール、我々には彼はいらない」、「国民は体制打倒を望む」、「盗人バッシャールよ、我々は尊厳のある暮らしがしたい」、「一つ、一つ、シリア国民は一つ」などといったシュプレヒコールを連呼して、抗議の意志を示した。
AFP, March 15, 2024、ANHA, March 15, 2024、‘Inab Baladi, March 15, 2024、Reuters, March 15, 2024、SANA, March 15, 2024、SOHR, March 15, 2024、Suwayda 24, March 15, 2024などをもとに作成。
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