ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるタリーフ村で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、潜入した国防隊のメンバー1人を狙撃し、殺害した。
シリア民主軍はまた、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のマヤーディーン市郊外にある地元武装集団の陣地複数ヵ所を砲撃した。
一方、親政権民兵組織のバーキル旅団を率いるナウワーフ・ラーギブ・バシール氏は、シリア政府の支配下にあるハトラ村にイラン・イスラーム革命防衛隊の司令官の1人であるファーディー・アフィース氏指揮下の増援部隊を派遣した。
また、地元武装集団がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるシャンナーン村とダルナジュ村にあるシリア民主軍の陣地2ヵ所を機関銃などで襲撃した。
AFP, May 3, 2024、ANHA, May 3, 2024、‘Inab Baladi, May 3, 2024、Reuters, May 3, 2024、SANA, May 3, 2024、SOHR, May 3, 2024、May 4, 2024などをもとに作成。
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