イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年6月26日追記)

シリア軍ヘリコプターによるカーイム市空爆に関して、イラクのヌーリー・マーリキー首相はBBC(6月26日)に対して、対シリア国境のダーイシュ拠点を空爆したことを明らかにした。

マーリキー首相はこの空爆がイラク軍との連携によるものではないとしつつ、「シリアによる空爆はいつでも歓迎する」と表明した。

**

ハサカ県では、ARA News(6月27日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線が、マルカダ市とラカーウィー市を結ぶ橋に爆弾を仕掛け爆破した。

爆破はイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員を狙ったものだったがダーイシュ側に死傷者はなかった。

ARA News, June 27, 2014、BBC, June 26, 2014をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.