レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、7月3日の戦果について以下の通り発表した。
東部地区
午後4時10分、占領下カフルシューバー丘陵地帯のラムサー陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。
午後4時10分、タイハート三角地に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。
(時刻明示せず)スール市フーシュ地区で実行された暗殺への報復として、ナファフ兵舎の第210ゴラン師団司令部、カイラア村の防空ミサイル司令部をカチューシャ砲10発で攻撃。
(時刻明示せず)同じく報復として、キリヤット・シュモナ入植地の第769旅団司令部をファラク1ミサイル複数発で攻撃。
午後6時37分、同じく報復として、カイラア村の大隊本部をカチューシャ砲数十発で攻撃。
西部地区
午後4時00分、マルキヤ入植地のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。
(時刻明示せず)ラーヒブ陣地を砲撃し、直接の損害を与える。
午後6時43分、スール市フーシュ地区での暗殺攻撃に対する報復として、ザルイット入植地をブルカーン重ロケット弾複数発で攻撃。
午後7時00分、リーシャー池の技術設備を攻撃。
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レバノン・イスラーム抵抗はまた、アズィーズ部隊司令官のムハンマド・ニウマ・ナースィル氏がスール市フーシュ地区に対するイスラエル軍の爆撃で死亡、このほかにも戦闘員1人が死亡したと発表した。
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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。
午前6時33分、ブライダー村、ヤールーン村、ティールハルファー村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラを夜間に攻撃。アイタルーン村の軍事施設1ヵ所も攻撃。ラッブーナ村、シーヒーン村地域を砲撃し、脅威を排除。
午後6時15分、ヒズブッラーのアズィーズ部隊のムハンマド・ニウマ・ナースィル司令官を殲滅。
午後9時23分、キリヤット・シュモナ入植地に複数の飛翔体が発射され、ほぼすべてが空地に着弾、若干の火災が発生。数時間前にイスラエルに対する砲撃に使用されたロケット弾発射基を攻撃。
AFP, July 3, 2024、ANHA, July 3, 2024、‘Inab Baladi, July 3, 2024、Qanat al-Manar, July 3, 2024、Reuters, July 3, 2024、SANA, July 3, 2024、SOHR, July 3, 2024などをもとに作成。
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