シリア軍の自爆型無人航空機がイドリブ県のトルコ軍拠点近くなど各所を攻撃(2024年8月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の自爆型無人航空機3機がシャーム解放機構の支配下にあるナイラブ村およびその一帯を、1機がカフルラーター村にあるトルコ軍の拠点一帯を、1機がマアッルザーフ町一帯を攻撃した。

シリア軍はまた、ナイラブ村、サーン村、マジュダリヤー村一帯を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はマジュダリヤー村一帯でシリア軍の無人航空機2機を重機関銃で撃墜した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、ジャッラーダ村を砲撃し、シリア軍兵士1人を殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・タアール村を砲撃した。

AFP, August 8, 2024、ANHA, August 8, 2024、‘Inab Baladi, August 8, 2024、Reuters, August 8, 2024、SANA, August 8, 2024、SOHR, August 8, 2024などをもとに作成。

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